JPH04145981A - 塗膜補修方法 - Google Patents

塗膜補修方法

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JPH04145981A
JPH04145981A JP26918190A JP26918190A JPH04145981A JP H04145981 A JPH04145981 A JP H04145981A JP 26918190 A JP26918190 A JP 26918190A JP 26918190 A JP26918190 A JP 26918190A JP H04145981 A JPH04145981 A JP H04145981A
Authority
JP
Japan
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paint
colored
coating
coating material
repair
Prior art date
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Pending
Application number
JP26918190A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusaku Ide
勇作 井出
Masuhiko Maejima
前嶋 満州彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP26918190A priority Critical patent/JPH04145981A/ja
Publication of JPH04145981A publication Critical patent/JPH04145981A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗膜補修方法に関し、更に詳しくは、塗膜面に
発生したピンホール、窪み、傷等の微小な塗膜欠陥を補
修するのに有効な塗膜補修方法に関するちのてをる。
(従来の技術) 塗装性」二げをされた塗膜面には、ピンホール、窪み等
が生しることかあり、また他の物との接触により該塗膜
面に小さな傷等を生しることもある。
これら微小な塗膜欠陥か存在した場合、仕」−かり塗膜
の美観か損なわれ、更には該欠陥からの塗膜劣化か進行
し易くなるという問題かある。
従来、上記微小な塗膜欠陥か発生した塗膜面の補修JJ
法として、該欠陥及びその周辺の塗膜を研削し、次いて
該研削部に着色塗装に使用した着色塗料を吹ト月す塗装
して乾燥硬化させ、その後研磨して中r11化ずろとい
うlJl去か広く採用されている。
しかしなから、この塗膜補修方法は、着色塗装面(未補
1じ塗装面)と補修塗装面を研磨して平滑化した場合、
同一・塗料を用いているにも関わらず境界部に色相や着
色力を異にする筋(リング)か生したり、境界部を挟ん
だ而の色相や着色力を異にする現象(補修色差)か生じ
る欠点かあり、美装性か著しく損なわれている。
]1記欠点を解決する方法として、(1)通常の吹付は
塗装に用いる塗料粘度よりさらに希釈した塗料を用い、
補修すべく研削した着色塗装面の周辺部をはかしなから
吹付は塗装する方法。(ii)補修に用いる塗料を着色
塗料面と同し色に仕上がるよう予め調色してから用いる
方法、等が行われている。しかし、上記方法ではいずれ
も、均一な塗膜補修を行うためには熟練を要し、仕上か
り状態、作業性、経済性等に満足のいく状態ではない。
また、特開平2−91161号にはシート状の塗材を補
修する部分に転写して固着する方法か示されているか、
着色塗装面と塗材とか同一塗料から作られておらず、し
かも塗材を転写するため塗材の断面方向ての顔料の分布
か着色塗装面の分布と逆になるため補修色差か大きい欠
点かある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、 (1)着色塗装面の補修すべき塗装部表面を研削する工
程 (2)研削された面にクリヤー塗料を塗布する工程 (3)クリヤー塗料を塗布した面に上記着色塗装に使用
した塗料を塗布する工程 (4)上記クリヤー塗料と着色塗料とを焼付けする工程 (5)未補修塗装面と補修塗装面との境界部を研磨して
平滑化する工程 を順次行う塗膜補修方法に関する。
本発明の着色塗装面を研削する工程は、微小な塗膜欠陥
部分を、ディスクを備えるグラインダまたは紙やすり等
を用いて塗膜欠陥部周辺の塗膜を研削するものてあり、
乾式で行っても良いが、水をかけながら行う湿式の方か
好ましい。研削の後、常法に従い、乾燥、脱脂を行う。
着色塗料に用いる塗料としては、油性、水性のいずれて
もよく、樹脂はアクリル、アルキド、エポキシ、塩化ゴ
ム、塩化ビニル、シリコン、フン素、ウレタン、ポリエ
ステル、メラミン、ユリア等かあり、単独または混合し
て使用される。
また、着色塗料に用いる塗料はソリッド用塗料、メタリ
ンク用塗料のいずれてもよい。ノリノド用塗料としては
二酸化チタンによる白塗料と混合して淡色塗料としても
、単独で用いる濃色塗料としてもよい。メタリック用塗
料としてはアルミニウム塗料と混合してアルミメタリッ
ク塗料としても、パール塗料と混合してパールメタリッ
ク塗料としてもよい。またこれらの他に、他の顔料また
は塗料と混合して混色塗料としてもよい。
他の顔料または塗料との混合比率および混合方法につい
ては特に制限かなく、任意に行うことか出来る。
顔料は有機系、無機系のいずれてもよい。
クリヤー塗料は上記着色塗装に用いる塗料と同じ塗料系
て顔料未添加のものか好ましい。
クリヤー塗料の塗膜膜厚は1〜15μmか好ましく、よ
り好ましくは2〜IOμmである。1μmより薄いと研
削面を完全に被覆できず塗膜補修効果か弱まる。15μ
mより厚いと補修研磨後、クリヤ塗膜の膜厚に応じた境
界が生したり、色抜けにより補修色差か劣化する。
塗装法は、特に制限はないか、なるべく小さい面積で塗
膜補修を行うためスプレー塗装が好ましい。
クリヤー塗料を塗布した面に着色塗料を塗布する工程に
おける塗布時間間隔は10〜300秒が好ましいが、塗
料の樹脂タイプや溶剤の種類による乾燥速度によって異
なる。また、未補修塗装面の膜厚に、補修塗装面の総膜
厚か同しになるのが好ましいため、補修塗装面における
補修用着色塗料は5〜40μmか好ましい。
焼付は、ウェット−オン−ウェットで塗布したクリヤー
塗料と着色塗料とを一体的な硬化塗膜とするために加熱
乾燥を行う工程である。着色塗料を塗布後の静置時間は
10〜40分か好ましく、焼付は100〜200°Cて
5〜60分か好ましいが、塗料の樹脂タイプや溶剤の種
類、乾燥機の種類によって異なる。
未補修塗装面と補修塗装面との境界部を研磨して平滑化
する工程では、粗目から細目のコンパウンドを順次用い
て研磨と平滑化を行い、修塗装面と補修塗装面の一体感
を出す工程である。また、研磨、平滑化後に、必要に応
してパフ仕上げや、クリヤー塗装を加えてもよい。
(発明の作用) 本発明による塗膜補修方法は、従来行われている塗膜補
修方法に比−\、クリヤー塗料の塗布工程を加え2コー
ト1ヘーク型の塗装方法を行っている点か異なっている
クリヤー塗料は、補修塗装面を研削した際に生ずる顔料
の吸着活性の高い塗膜面の凹凸を被覆し、着色塗料層の
顔料の吸着を防ぐ作用かあり、また、クリヤー層と補修
のため塗布した着色塗料層の間では、両層の樹脂の親和
性か高いため、顔料はクリヤー層の影響を受けずに乾燥
、硬化か可能となる。これらの原因で、補修のため塗布
した着色塗料層の断面方向の顔料の分布は、未補修塗装
面における分布と同様になり、クリヤー塗料を加えた2
コートlベーク型の塗装方法てはリングや補修色差の発
生か抑制されている。
なお、2コート1ヘーク型の塗装方法は一般に広く用い
られている方法であるか、着色塗料を塗布後にクリヤー
塗料を塗布しており、本発明のクリヤー塗料を塗布後に
着色塗料を塗布する方法とは逆になっている。
(実施例) 以下、実施例により本発明を説明する。例中、部とは重
量部を、06とは重量06をそれぞれ表す。
実施例1〜9および比較例1〜9 表1に示す配合の塗料を用いて、試験用塗板に着色塗装
を行った後、着色塗装の半分を粒度800番の紙やすり
で研削した。この研削部分を乾燥、脱脂後着色塗料と同
し塗料で調整したクリヤー塗料を乾燥後約5μmになる
よう塗布した後、60秒後に着色塗料を塗布し、20分
静置し130°Cて20分焼付を行った。粗目のコンパ
ウンドを用い未補[自覚装面と補修塗装面との境界部を
研磨し、さらに細目のコンパウンドを用いて平滑化を行
い、最後にハフ仕トげをした。
なお、比較例として、研削部分にクリヤー塗料は塗布せ
ずに、直接着色塗料を塗布したこと以外よ−に記実施例
と同一の操作を行った。
表1に本発明に関わる塗膜補修の性能を評価するための
配合例を示す。
評価方法としては、未捕1@塗装面と補修塗装面との境
界部を研磨し平滑化を行った面の境界部に生じるリンク
と、境界部を挟んた面の補修色差を目視、およびカラー
マソンによる測色値で判定した。
表2に本発明に関わる塗膜補修の性能を評価した結果を
示す。
(発明の効果) 本発明のクリヤー塗料を塗布後に着色塗料を塗布する2
コート1ヘーク型塗装による塗膜補修方法は、クリヤー
塗料を塗布していない比較例に比へ、顔料、塗料の配合
、他の塗料との混合方法に関わらずリング、補修色差か
はとんとない状態になっている。
このように、本発明の塗膜補修方法は優れた補修効果を
示す補修方法の提供するものである。
表 塗料配合例 (注)白色塗料は顔料にルチル型二酸化チタンを用い、
顔料濃度を30Xとした。
メタリック塗料は顔料にアルミニウムを用い、顔料濃度
を7xとした。
また、クリヤーは表1の配合から顔料を除いた配合とし
た。
表2 塗膜補修試験結果 表2(つづき) 塗膜補修試験結果 目視評価  ○ △ 良好 普通(やや劣る) 不良

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)着色塗装面の補修すべき塗装部表面を研削する工
  2. (2)研削された面にクリヤー塗料を塗布する工程
  3. (3)クリヤー塗料を塗布した面に上記着色塗装に使用
    した塗料を塗布する工程
  4. (4)上記クリヤー塗料と着色塗料とを焼付けする工程
  5. (5)未補修塗装面と補修塗装面との境界部を研磨して
    平滑化する工程 を順次行う塗膜補修方法
JP26918190A 1990-10-05 1990-10-05 塗膜補修方法 Pending JPH04145981A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0714959A2 (en) 1994-12-01 1996-06-05 Nippon Paint Co., Ltd. Paints for repairing lustrous agent-containing films and repairing process

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5250333A (en) * 1975-10-21 1977-04-22 Kansai Paint Co Ltd Method for repairing metallic coating
JPS5343735A (en) * 1976-10-04 1978-04-20 Nissan Shatai Co Method of partial repainting top coat layer of painting

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