JPH08222779A - 圧電素子の製造方法 - Google Patents

圧電素子の製造方法

Info

Publication number
JPH08222779A
JPH08222779A JP7025685A JP2568595A JPH08222779A JP H08222779 A JPH08222779 A JP H08222779A JP 7025685 A JP7025685 A JP 7025685A JP 2568595 A JP2568595 A JP 2568595A JP H08222779 A JPH08222779 A JP H08222779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paste
green sheet
substrate
laminated
piezoelectric element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7025685A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kawabata
勉 川畑
Hidetoshi Shimura
秀敏 志村
Koichi Sakurai
幸一 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Star Micronics Co Ltd
Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Star Micronics Co Ltd filed Critical Star Micronics Co Ltd
Priority to JP7025685A priority Critical patent/JPH08222779A/ja
Publication of JPH08222779A publication Critical patent/JPH08222779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 積層グリーンシートを接合して焼成する際
に、せん断加工に起因するだれやかえり等の欠陥を容易
に解消できる圧電素子の製造方法を提供する。 【構成】 せん断加工によって窓31が形成された基板
部30を圧電活性部21の上面および下面に密着させ等
方圧プレスを行うと、積層グリーンシートが得られる。
次に、積層グリーンシート全体を焼結可能なペーストの
中に浸漬したり、または全体に該ペーストを塗布するこ
とによって、表面全体に均一なペーストコートが形成さ
れ、特に接合部の欠陥にペーストが充填される。その
後、焼成工程を経由することによって、基板部30およ
び圧電活性部21のグリーンシートがセラミックに変化
するとともに、表面にコートされたペースト42も焼結
して固化し、くびれが埋まるように滑らかな表面が形成
される。次に、電極付け工程およびカット工程を経る
と、導通不良の無い圧電素子が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミック粉末をバイ
ンダで混練して成るグリーンシートを積層し焼結して得
られる圧電素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、積層セラミック製品の一例を示
す分解斜視図である。この積層セラミック製品は圧電素
子を切り出す前の中間製品であり、PZTシートが多数
積層され、各層間に内部電極が形成された圧電活性部1
と、同様にPZTシートが多数積層された2枚の基板部
2とが互いに密着して構成され、その後焼成することに
よって硬化したセラミック製品になる。なお、基板部2
の中央付近には、貫通した窓3が予め形成されている。
【0003】図9は、基板部2の窓3を打抜く様子を示
す工程図である。まず図9(a)において、金型の下刃
(ダイ)6の上に基板部2を乗載して、下刃6に対して
所定クリアランスを持つ上刃(パンチ)4および押え5
を下降する。次に図9(b)では押え5が基板部2を押
圧して固定し、図9(c)では上刃4が基板部2と接触
して塑性変形が始まり、図9(d)では上刃4が基板部
2に食い込んで、上刃4と接触した部分が下刃6の下穴
に押し出され、図9(e)では上刃4と接触した部分が
破断する。こうして基板部2に窓3を形成している。
【0004】図10は、基板部2の窓3の形状を示す断
面図である。窓3の切口を見ると、上面から順番に、塑
性変形の段階で生じただれ7と、食い込み段階で生じた
せん断面8と、破断の段階で生じた破断面9およびかえ
り10の各部分に分かれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】基板部2に窓を形成す
る場合、金型によるせん断加工を用いると、図10に示
すように、基板部2の下面にかえり10が発生してしま
う。かえり10が生じた基板部2をそのまま圧電活性部
1に密着させると、かえり10が圧電活性部1に食い込
んでしまう。この状態で焼成すると、図11(a)に示
すように、かえり10が接触した圧電活性部1の表面に
凹みが発生する。その後、図11(b)に示すように、
蒸着やスパッタリングを用いて、基板部2の表面および
端面ならびに圧電活性部1の表面に外部電極11を形成
すると、段差部分に外部電極11が形成されず、導通不
良の欠陥が発生してしまう。
【0006】本発明の目的は、積層グリーンシートを接
合して焼成する際に、せん断加工で生ずるだれやかえり
等が原因となって電極導通不良などの欠陥が発生するの
を容易にかつ確実に解消できる圧電素子の製造方法を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、積層した第1
および第2のグリーンシートを用意する工程と、第1の
グリーンシートにせん断加工を行う工程と、第1のグリ
ーンシートと第2のグリーンシートとを接合する工程
と、接合したグリーンシート基板を焼結可能なペースト
で浸漬または塗布する工程と、ペーストがコートされた
グリーンシート基板を焼成する工程と、焼成によって得
られた積層セラミックの表面に電極を形成する工程とを
含むことを特徴とする圧電素子の製造方法である。 また本発明は、焼結可能なペーストの粘度が、500〜
3500cps(センチポアズ)の範囲内であることを
特徴とする。 また本発明は、焼結可能なペーストは、第1および第2
グリーンシートと同一材料から成るペーストであること
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に従えば、せん断加工された第1のグリ
ーンシートを第2のグリーンシートに接合してグリーン
シート基板を形成し、このグリーンシート基板を焼結可
能なペーストの中に浸漬したり、または基板全体に該ペ
ーストを塗布したりすることによって、厚さの均一なペ
ーストが基板表面に薄くコートされる。これによって基
板の表面形状が滑らかになり、特にせん断加工によって
発生しただれ、かえり等の欠陥にペーストが充填され、
接合部に生じたくびれが解消される。また、発生したく
びれを1つずつ補修する場合と比べて、浸漬または塗布
の方が迅速に補修できるため、作業効率が格段に向上す
る。その後、ペーストがコートされたグリーンシート基
板を焼成することによって、接合部に欠陥の無い積層セ
ラミックが得られる。その後、接合部を含む表面に電極
を形成すると、接合部での導通が確実に得られ、所望形
状にカットすると圧電素子が得られる。
【0009】なお、本明細書で使用する「せん断加工」
とは、a)板材を直線または曲線に沿って切断する狭義
の「せん断」、b)板材を上刃および下刃で打抜いて、
所定形状の製品に切り取る「打抜き」、c)板材を上刃
および下刃で打抜いて、所定形状の穴を形成する「穴あ
け」を含む広義の概念である。
【0010】また、焼結可能なペーストの粘度が、50
0〜3500cps(センチポアズ)の範囲内であるこ
とが好ましい。ペーストの粘度が500cpsより小さ
いと、ペーストの厚さが薄くなり過ぎるため、ペースト
が破断面の段差を覆いきれずに、焼成後の表面が粗くな
って電極付けの際に不良率が増加する。逆に、ペースト
の粘度が3500cpsより大きいと、ペースト自身で
固まる傾向となるため、基板の窓の部分でだれが発生し
て表面形状が凹凸になったり、接合部での充填が不均一
になる。そこで、グリーンシート基板に対してなじみが
良く、適度な表面張力となるように、500〜3500
cpsの粘度が選ばれる。
【0011】また、焼結可能なペーストは、第1および
第2グリーンシートと同一材料から成るペーストである
ことによって、焼成後の密着強度が向上する。
【0012】
【実施例】図1は、本発明を適用して得られる圧電素子
を示す斜視図である。圧電素子20は、電圧印加によっ
て伸縮する圧電活性部21と、圧電活性部21を両側か
ら保持する基板部30と、圧電活性部21の内部電極2
3、24と電気的に接続された外部電極32、33など
で構成される。
【0013】圧電活性部21は、PZTシートが多数積
層されて構成され、各層間に内部電極23、24が交互
に形成される。基板部30は、同様にPZTシートが多
数積層されて構成される。こうした圧電活性部21およ
び基板部30は互いに密着した後、焼成によって硬化し
一体化する。その後、蒸着やスパッタリングを用いて、
圧電活性部21および基板部30の表面および端面に外
部電極32、33を形成している。圧電活性部21の先
側端面(図1の左方)には内部電極24が露出してお
り、外部電極32と接続している。また、圧電活性部2
1の後側端面(図1の右方)には内部電極23が露出し
ており、外部電極33と接続される。
【0014】次に圧電素子20の動作について説明す
る。外部電極32、33に電圧を印加すると、内部電極
23と内部電極24との間に電界が発生し、圧電活性部
21のPZT層は厚さ方向に分極し、圧電効果によって
応力が発生する。応力は圧電活性部21に厚さ方向の縦
ひずみを発生させ、さらにポアソン比に応じた横ひずみ
を圧電素子20の長手方向に発生する。そこで、圧電素
子20の後側を固定すると、先端が印加電圧に応じて直
線変位することになる。こうして電気信号を機械的変位
に変換する圧電素子20が得られる。
【0015】図2は、圧電素子20の製造方法を示す工
程図である。まず工程S1において、PZT粉末、バイ
ンダ、可塑剤、分散剤、界面活性剤、消泡剤、純水等を
所定比率で混合してスラリー状のグリーンシート原料を
調合する。次に工程S2では、スラリー状の原料を移動
するPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムの
上に載せて、ブレードを用いて厚さ26〜27μm程度
に均一に延ばしてグリーンシートを成型し、その後グリ
ーンシートとPETフィルムとを剥離してそれぞれロー
ル状に巻き取る。
【0016】ここから圧電活性部21の工程S3〜S7
と、基板部30の工程S8〜S12とに分かれる。工程
S3において、ロール状に巻き取られたグリーンシート
を解きつつ、たとえば100mm×90mmの寸法に裁
断し、工程S4で裁断シートに透過光を照射して、ピン
ホールや異物等の欠陥の有無を検査して、不良シートを
除去する。工程S5では、図1の内部電極23、24の
形状に対応した2種類の印刷パターンを用いて、裁断シ
ート上に電極ペーストをスクリーン印刷し、工程S6で
室温で2分間放置してインク表面を滑らかにするレベリ
ングを行い、温度60℃で4分間放置して乾燥させる。
こうして得られた2種類の電極パターンが印刷されたシ
ートを交互に合計19枚積層し、さらに印刷無しのシー
トを2枚ずつ両側に積層して、圧電活性部21の焼成前
の積層グリーンシートを得る。
【0017】一方、工程S8〜S9では、工程S3〜S
4と同様に、ロール状のグリーンシートを解きつつ所定
寸法に裁断した後、欠陥検査を行う。工程S10では、
裁断シートを14枚積層した後、塩化ビニル樹脂製の袋
に収納して真空引きを約100秒間行って密閉し、さら
に別の袋に収納して真空引きを約30秒間行って密閉
し、耐水性向上のため2重袋構造の真空パックを施す。
工程S11では、WIL(温水静水圧ラミネート)装置
を用いて、真空パック状態の積層グリーンシートを水等
の液体で充たされた高圧容器内に投入し、温度60℃、
静水圧500kg/cm2 、圧力保持時間5分間の条件
で等方圧プレスを施す。この等方圧プレスはパスカルの
原理を利用したもので、両側から挟む方式の機械的プレ
スと比べて、表面形状に凹凸があっても印加圧力の大き
さおよび方向が均一になるため、積層グリーンシートの
密着性を格段に向上させることができる。次に工程S1
2で真空パックを開封し、積層グリーンシートを金型に
セットし、打抜きによるせん断加工を行って、基板部3
0に窓を形成する。
【0018】次に工程S13において、工程S7で得ら
れた圧電活性部21用の積層グリーンシートの両面に工
程S12で得られた基板部30用の積層グリーンシート
を配置し、治具を用いて相互に位置決めし、水系グルー
を塗布して、温度40℃、圧力40kg/cm2 、プレ
ス時間5秒間の条件でプレスし、積層グリーンシート同
士を仮圧着する。
【0019】図3は工程S13で得られる積層グリーン
シートの分解断面図であり、図4はその平面図である。
内部電極23が印刷されたPZTシート22と内部電極
24が印刷されたPZTシート22とを交互に積層して
圧電活性部21を構成し、さらに圧電活性部21の上面
および下面には窓31が形成された基板部30を密着さ
せる。基板部30には8×6個の窓31が形成され、図
1に示す圧電素子20の先端同士および後端同士が連設
するように配置される。窓31の領域では内部電極2
3、24同士が重なるように印刷しており、焼成後は内
部電極23、24で挟またれ部分が圧電動作を行う。な
お、全体の厚さを均一化するため、窓31以外の幅広部
分でも内部電極23、24同士を重ねているが、この部
分は内部電界が印加されず圧電動作を行わない。
【0020】図2に戻って、工程S14では、工程S1
0と同様な2重袋構造の真空パックを施し、工程S15
でWIL装置に投入し、温度65℃の温浴に20分間放
置し、さらに温度60℃のWIL装置容器内に2分間放
置した後、温度60℃、静水圧1000kg/cm2
圧力保持時間20分間の条件で等方圧プレスを施す。
【0021】次に工程S16において、圧電活性部21
と基板部30との接合部に発生したくびれを補修するた
め、積層グリーンシート全体を焼結可能なペーストの中
に浸漬したり、または全体に該ペーストを塗布する。そ
の後、工程S17で表面にコートされたペーストを乾燥
させる。
【0022】次に工程S18で、積層グリーンシートを
MgOから成るセッター基板で挟んだ後、温度500℃
で1.5時間加熱して、グリーンシート内のバインダを
気化させる仮焼を行って、工程S19で温度1155℃
で3時間加熱して焼成する本焼を行うと、厚さ1mm程
度の積層セラミックが得られる。
【0023】次に工程S20において、積層セラミック
をシリコンウエハにワックスで固定し、ダイシングソー
を用いて所定形状に切断する。
【0024】図5(a)は、工程S20で切断された積
層セラミックの平面図である。図4に示す窓31の配列
において、窓31以外の幅狭部分および幅広部分の中心
を切断すると、図5(a)に示す8個の窓31を有する
形状が得られ、幅狭部分が圧電素子20の先端に対応
し、幅広部分が圧電素子20の後端に対応する。
【0025】図2に戻って、工程S21では、切断され
た積層セラミックの表面を研磨した後、内部電極23、
24が露出するように端面を研磨する。工程S22で積
層セラミックをクロロセン溶媒で超音波洗浄および蒸気
洗浄を行ってワックスを除去し、さらに工程S23で界
面活性剤、純水、イソプロピルアルコールなどを用いて
超音波洗浄を行ってから充分に乾燥させる。
【0026】次に工程S24で積層セラミックをマスキ
ング治具に収納した後、蒸着やスパッタリング等を用い
て、Cr(厚さ0.2μm)、Ni(厚さ0.4μ
m)、Au(厚さ0.2μm)の順で成膜し、図5
(b)に示すような外部電極32、33を形成する。工
程S25で図5(b)の積層セラミックを8個に分割し
て、図5(c)に示すように、窓31が1つの積層セラ
ミックにカットして、さらに幅80μm程度にカットす
ると、図1に示す圧電素子20が多数得られる。
【0027】図6は、工程S16、S17の一例を示す
工程図である。工程S15において、せん断加工によっ
て窓31が形成された基板部30を圧電活性部21の上
面および下面に密着させ、WIL装置による等方圧プレ
スを行うと、グリーンシートの積層物が得られる。この
とき、基板部30と圧電活性部21の接合部において、
せん断加工のかえりに起因するくびれが発生する。そこ
で、図6(a)に示すように、等方圧プレスで得られた
積層グリーンシート40をワイヤで吊り下げて、焼結可
能なペースト42の中に徐々に降下させて、図6(b)
に示すように、完全に浸漬させる。その後、図6(c)
に示すように、積層グリーンシート40を徐々に引き上
げながら、エアードライヤ等を用いて表面に残留した余
分なペーストを吹き飛ばして、図6(d)に示すよう
に、オーブン等の加熱乾燥炉43に投入して温度60℃
程度に加熱して乾燥させる。こうして図7に示すよう
に、厚さの均一なペースト42を積層グリーンシート4
0表面に薄くコートすることができ、特にせん断加工に
よって発生しただれ、かえり等の欠陥にペースト42が
充填され、接合部に生じたくびれが解消される。
【0028】ここで、ペースト42として、PZTペー
ストやガラスペーストなど焼結可能なものが選ばれる
が、圧電活性部21および基板部30と同一材料から成
るペースト、たとえばPZTペーストであることが好ま
しく、これによって焼成後の密着強度を向上させること
ができる。
【0029】また、積層グリーンシート40の表面形状
を滑らかに形成するためには、ペースト42の粘度は、
500〜3500cps(センチポアズ)の範囲内であ
ることが好ましい。
【0030】また、ここでは積層グリーンシート40を
ペースト42中に浸漬する例を示したが、ふで、はけ、
ブラシ等を用いて全体塗布してもよく、またペースト4
2をスプレー状に全面に吹き付け塗布してもよく、余分
なペーストを高圧エアで吹き飛ばすことによって、均一
なペーストコートを得ることができる。
【0031】その後、工程S18の仮焼、工程S19の
本焼を経由することによって、基板部30および圧電活
性部21の積層グリーンシートがセラミックに変化する
とともに、表面全体に塗布したペースト42も焼結して
固化し、くびれが埋まるように滑らかな表面が形成され
る。次に、工程S24において、図5(b)に示すよう
な外部電極32、33を形成すると、ペースト42が焼
結した部分の表面に電極が形成され、窓31の段差部で
の導通不良を防止できる。
【0032】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、厚
さの均一なペーストを表面全体に薄くコートできるた
め、グリーンシート基板の表面形状が滑らかになり、特
にせん断加工によって発生した欠陥にペーストが充填さ
れて、接合部に生じたくびれを解消できる。したがっ
て、基板焼成後は接合部に欠陥の無い積層セラミックが
得られ、積層セラミック表面に電極を形成した場合、接
合部での導通不良を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して得られる圧電素子を示す斜視
図である。
【図2】圧電素子20の製造方法を示す工程図である。
【図3】工程S13で得られる積層グリーンシートの分
解断面図である。
【図4】工程S13で得られる積層グリーンシートの平
面図である。
【図5】図5(a)は工程S20で切断された積層セラ
ミックの平面図であり、図5(b)は工程S24で外部
電極32、33を形成した状態の平面図であり、図5
(c)は工程S25でカットした状態の平面図である。
【図6】工程S16、S17の一例を示す工程図であ
る。
【図7】工程S17で得られる積層グリーンシートの部
分断面図である。
【図8】積層セラミック製品の一例を示す分解斜視図で
ある。
【図9】図8の基板部2の窓3を打抜く様子を示す工程
図である。
【図10】基板部2の窓3の形状を示す断面図である。
【図11】図11(a)は基板部2と圧電活性部1との
密着部分を示す拡大図であり、図11(b)は外部電極
11の欠陥を示す拡大図である。
【符号の説明】
20 圧電素子 21 圧電活性部 22 PZTシート 23、24 内部電極 30 基板部 31 窓 32、33 外部電極 42 ペースト 43 加熱乾燥炉

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層した第1および第2のグリーンシー
    トを用意する工程と、 第1のグリーンシートにせん断加工を行う工程と、 第1のグリーンシートと第2のグリーンシートとを接合
    する工程と、 接合したグリーンシート基板を焼結可能なペーストで浸
    漬または塗布する工程と、 ペーストがコートされたグリーンシート基板を焼成する
    工程と、 焼成によって得られた積層セラミックの表面に電極を形
    成する工程とを含むことを特徴とする圧電素子の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 焼結可能なペーストの粘度が、500〜
    3500cps(センチポアズ)の範囲内であることを
    特徴とする請求項1記載の圧電素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 焼結可能なペーストは、第1および第2
    グリーンシートと同一材料から成るペーストであること
    を特徴とする請求項1記載の圧電素子の製造方法。
JP7025685A 1995-02-14 1995-02-14 圧電素子の製造方法 Pending JPH08222779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7025685A JPH08222779A (ja) 1995-02-14 1995-02-14 圧電素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7025685A JPH08222779A (ja) 1995-02-14 1995-02-14 圧電素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08222779A true JPH08222779A (ja) 1996-08-30

Family

ID=12172651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7025685A Pending JPH08222779A (ja) 1995-02-14 1995-02-14 圧電素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08222779A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110911763A (zh) * 2019-10-31 2020-03-24 天津力神电池股份有限公司 基于sap/erp系统pp模块电池制造工艺路线制作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110911763A (zh) * 2019-10-31 2020-03-24 天津力神电池股份有限公司 基于sap/erp系统pp模块电池制造工艺路线制作方法
CN110911763B (zh) * 2019-10-31 2022-12-02 天津力神电池股份有限公司 基于sap/erp系统pp模块电池制造工艺路线制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6257293B1 (en) Apparatus for manufacturing multi-layered high deformation piezoelectric actuators and sensors
JP4035988B2 (ja) セラミック積層体及びその製造方法
US6245172B1 (en) Method and apparatus for manufacturing multi-layered high deformation piezoelectric actuators and sensors
WO2003036667A1 (fr) Procede de fabrication de composant electronique en ceramique multicouche
JPH08222779A (ja) 圧電素子の製造方法
JP6531489B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH02159711A (ja) セラミック円筒状積層体の製造方法
JPH09129487A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH08222777A (ja) 圧電素子およびその製造方法
JP3603655B2 (ja) 導電性ペースト及びそれを用いたセラミック電子部品の製造方法
JPH09237955A (ja) 積層部品の導体膜パターン形成方法
JP2001176751A (ja) 積層電子部品の製造方法
EP1158549A1 (en) Laminated body manufacturing method and laminated body pressurizing device
JPH08132425A (ja) 積層セラミックの製造方法
JPH07297075A (ja) 電子部品の製造方法
JP2003205511A (ja) セラミック積層体の製造方法
JP5370396B2 (ja) セラミック電子部品の製造方法
JP4275914B2 (ja) 積層型電子部品の製法
JP4659368B2 (ja) 積層型電子部品の製法
JPH08132423A (ja) グリーンシートの加工方法
JPH0536568A (ja) 積層セラミツク電子部品の製造方法
JP3238780B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH05234808A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP2002134356A (ja) セラミックシート積層体の切断方法
JPH06270123A (ja) グリーンシートの加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term