JPH08222286A - ケーブル圧接用コネクタ - Google Patents

ケーブル圧接用コネクタ

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JPH08222286A
JPH08222286A JP7023942A JP2394295A JPH08222286A JP H08222286 A JPH08222286 A JP H08222286A JP 7023942 A JP7023942 A JP 7023942A JP 2394295 A JP2394295 A JP 2394295A JP H08222286 A JPH08222286 A JP H08222286A
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
groove
press
insulator
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP7023942A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ozawa
寛 小澤
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧接部と芯線との電気的及び機械的な接続状
態を維持し、圧接部を保護すること。 【構成】 インシュレータ20はケーブル1の圧入方向
で対向する受面22に前記ケーブル1の径寸法よりも大
きな幅寸法に形成した第1の溝部23と、該第1の溝部
23の奥部に前記ケーブル1の径寸法よりも小さい径寸
法に形成した第2の溝部24と、さらに前記第2の溝部
24の奥部に前記ケーブル1を収容する第3の溝部25
とを有し、前記第1乃至第3の溝部23、24及び25
はコンタクト10の圧接部11を収容した収容部26を
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルを圧接してコ
ンタクトに接続するケーブル圧接用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のケーブル圧接用コネクタは、図6
に示すように、ケーブル51に接続する導電性のコンタ
クト61と、このコンタクト61を保持したインシュレ
ータ71とを有している。
【0003】コンタクト61は、ケーブル51を圧入し
て接続する圧接部62と、インシュレータ71に保持し
た保持部63と、インシュレータ71の底面から外に突
き出している端子部64とを有している。ケーブル51
は導電性の芯線52と、この芯線52を被覆した絶縁部
材53とを有している。圧接部62はケーブル51を圧
入方向で対向する受面72よりも上方に突き出している
一対の圧接片63を有している。これらの圧接片63の
間にはケーブル51の芯線52に接触するスリット64
が形成されている。
【0004】圧接部62には、図7にも示すように、ス
リット64の上方から圧入治具81によってインシュレ
ータ71の受面72方向にケーブル51が圧入される。
このとき、一対の圧接片63によって、ケーブル51の
被覆部材53が突き破られて、芯線52が圧接片63に
接触する。
【0005】このように圧接部62に圧入されたケーブ
ル51はケーブル51の軸方向には抜け難く、大きな外
力がないかぎりコンタクト61から抜けることはない。
【0006】さらに、圧接部62がインシュレータ71
の受面72よりも上方に突き出しているため、この圧接
部62を保護するためにカバー91を圧接部62の周り
に被せ、このカバー91をインシュレータ71に保持し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧接部
62に圧入して保持されているケーブル51は、径方向
に外力が加わると圧接片63を支点として動き易くなっ
ているため、圧接片63と芯線52との電気的及び機械
的な接続状態が不良になるという問題がある。
【0008】また、ケーブル51の端面は露出している
ために保護する必要がある。
【0009】さらに、圧接部62はインシュレータ71
の受面72上に露出しているためカバー91によって保
護する必要がある。
【0010】それ故に本発明の課題は、圧接片と芯線と
の電気的及び機械的な接続状態を維持し、圧接部を保護
することができるケーブル圧接用コネクタを提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、導電性
の芯線を被覆した絶縁部材を有しているケーブルに接続
する導電性のコンタクトと、該コンタクトを保持したイ
ンシュレータとを含み、前記コンタクトは、前記ケーブ
ルを圧入して前記絶縁部材を突き破り前記芯線に接続す
る圧接部を有しているケーブル圧接用コネクタにおい
て、前記インシュレータは前記ケーブルの圧入方向で対
向する受面に前記ケーブルの径寸法よりも大きな幅寸法
に形成した第1の溝部と、該第1の溝部の奥部に前記ケ
ーブルの径寸法よりも小さい径寸法に形成した第2の溝
部と、さらに前記第2の溝部の奥部に前記ケーブルを収
容する第3の溝部とを有し、前記第1乃至第3の溝部は
前記圧接部を収容した収容部を有していることを特徴と
するケーブル圧接用コネクタが得られる。
【0012】また、本発明によれば、前記第1乃至第3
の溝部は前記インシュレータの一側端面から前記インシ
ュレータの前記一側端面に対向している他側端面にのび
ていることを特徴とするケーブル圧接用コネクタが得ら
れる。
【0013】また、本発明によれば、前記第1の溝部の
一対の壁面は前記受面の方向に幅広に傾斜しており、前
記第2の溝の一対の壁面は互いに平行であり、前記第3
の溝部は前記ケーブルの径寸法よりも少し大きな径寸法
であることを特徴とするケーブル圧接用コネクタが得ら
れる。
【0014】
【作用】ケーブルは第1の溝部にガイドされながら、圧
入治具によって圧入方向に圧入され、第2の溝部に押し
込まれる。第2の溝部ではケーブルが直線状に矯正され
た後に、第3の溝部に収容される。このような状態で
は、ケーブルの軸方向には圧接部によって抜け止めがな
され、ケーブルの径方向には第2及び第3の溝部によっ
て移動を規制される。
【0015】
【実施例】図1乃至図5は、本発明のケーブル圧接用コ
ネクタの一実施例を示している。図1乃至図5を参照し
て、ケーブル圧接用コネクタは、図6及び図7に示した
ケーブル51と同様な構成であるケーブル1に接続する
導電性のコンタクト10と、このコンタクト10を保持
したインシュレータ20とを有している。
【0016】コンタクト10は、可撓性のあるケーブル
1を圧入して接続する圧接部11と、インシュレータ2
0に保持した保持部12と、インシュレータ20の底面
から外に突き出している端子部13とを有している。ケ
ーブル1は導電性の芯線2と、この芯線2を被覆した絶
縁部材3とを有している。圧接部11はケーブル1を圧
入方向で対向する受面22よりも上方に突き出している
一対の圧接片14を有している。これらの圧接片14の
間にはケーブル1の芯線2に接触するスリット16が形
成されている。
【0017】インシュレータ20は、図3に詳細を示す
ように、ケーブル1の圧入方向で対向する受面22にケ
ーブル1の径寸法よりも大きな幅寸法に形成した第1の
溝部23と、第1の溝部23の奥部にケーブル1の径寸
法よりも小さい径寸法に形成した第2の溝部24と、さ
らに第2の溝部24の奥部にケーブル1を収容する第3
の溝部25とを有している。
【0018】第1乃至第3の溝部23、24及び25は
圧接部11を収容した収容部26を有している。収容部
26には、圧接部11がインシュレータ20の受面22
から突出することなく収容されている。
【0019】第1乃至第3の溝部23、24及び25は
インシュレータ20の一側端面27からインシュレータ
20の一側端面27とに対向している他側端面28の近
傍にまでのびている。
【0020】第1の溝部23の一対の壁面23aは受面
22の方向に幅広に傾斜しており、第2の溝部24の一
対の壁面24aは互いに平行であり、第3の溝部25は
ケーブル1の径寸法よりも少し大きな径寸法に形成され
ている。
【0021】以下に、ケーブル1をケーブル圧接用コネ
クタに接続する作業について説明する。コンタクト10
には、図6及び図7に示した圧入治具81と同様な圧入
治具を用いてケーブル1が一対の圧接片14のスリット
16に圧入される。即ち、ケーブル1はインシュレータ
20の受面22上に配置され、さらにこのケーブル1を
第1の溝部23上にケーブル1を配置する。この状態か
らケーブル1を圧入治具によって第2の溝部24に押し
当てる。このとき、ケーブル1の一部は圧接部11のス
リット16に位置させる。
【0022】さらにケーブル1を圧入治具によって第2
の溝部24の方向(圧入方向)に圧入していくと、ケー
ブル1が第2の溝部24で変形しながら押し込まれる。
このとき、ケーブル1の一部は一対の圧接片14によっ
て被覆部材3が破られ、芯線2がスリット16の奥部に
まで入り込み、芯線2と一対の圧接片14とが電気的及
び機械的に接続される。ケーブル1は、第3の溝部25
にまで入り込むと、変形した状態が元に戻り第3の溝部
25に収容される。
【0023】この状態のケーブル1は先端が第3の溝部
25に収められ、インシュレータ20の一側端面27か
ら外にのびた状態となっている。
【0024】このように、ケーブル1は第1の溝部23
にガイドされながら、第2の溝部24で直線状に矯正さ
れて、第3の溝部25に収容されるものであるため、ケ
ーブル1の軸方向には圧接部11によって抜け止めがな
され、ケーブル1の径方向には第2及び第3の溝部24
及び25によって移動を規制される。
【0025】
【発明の効果】以上、実施例により説明したように、本
発明のケーブル圧接用コネクタによれば、ケーブルが第
1の溝部にガイドされながら、第2の溝部で直線状に矯
正されて、第3の溝部に収容されるものであるため、ケ
ーブルの軸方向には圧接部によって抜け止めがなされ、
ケーブルの径方向には第2及び第3の溝部によって移動
を規制することができる。
【0026】また、圧接部がインシュレータの第1乃至
第3の溝部に収容されており、インシュレータの受面よ
りも低い位置にあるため圧接部が保護できるため、カバ
ーを必要としないため部品を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧接用コネクタの一実施例をケーブル
とともに示す斜視図である。
【図2】図1に示した圧接用コネクタのコンタクトとケ
ーブルとを示す斜視図である。
【図3】図1に示した圧接用コネクタの一部を拡大した
斜視図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】図3の圧接用コネクタの側面図である。
【図6】従来の圧接用コネクタの断面図である。
【図7】図6の圧接用コネクタのカバーを除いた状態の
断面図である。
【符号の説明】
1、51 ケーブル 2、52 芯線 3、53 絶縁部材 10、61 コンタクト 14、63 圧接片 16、64 スリット 20、71 インシュレータ 22、72 受面 23 第1の溝部 23a 壁面(第1の溝部の壁面) 24 第2の溝部 24a 壁面(第2の溝部の壁面) 25 第3の溝部 26 収容部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の芯線を被覆した絶縁部材を有し
    ているケーブルに接続する導電性のコンタクトと、該コ
    ンタクトを保持したインシュレータとを含み、前記コン
    タクトは、前記ケーブルを圧入して前記絶縁部材を突き
    破り前記芯線に接続する圧接部を有しているケーブル圧
    接用コネクタにおいて、前記インシュレータは前記ケー
    ブルの圧入方向で対向する受面に前記ケーブルの径寸法
    よりも大きな幅寸法に形成した第1の溝部と、該第1の
    溝部の奥部に前記ケーブルの径寸法よりも小さい径寸法
    に形成した第2の溝部と、さらに前記第2の溝部の奥部
    に前記ケーブルを収容する第3の溝部とを有し、前記第
    1乃至第3の溝部は前記圧接部を収容した収容部を有し
    ていることを特徴とするケーブル圧接用コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧接用コネクタにおい
    て、前記第1乃至第3の溝部は前記インシュレータの一
    側端面から前記インシュレータの前記一側端面に対向し
    ている他側端面にのびていることを特徴とするケーブル
    圧接用コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の圧接用コネクタにおい
    て、前記第1の溝部の一対の壁面は前記受面の方向に幅
    広に傾斜しており、前記第2の溝の一対の壁面は互いに
    平行であり、前記第3の溝部は前記ケーブルの径寸法よ
    りも少し大きな径寸法であることを特徴とするケーブル
    圧接用コネクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006212063A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Takao:Kk 遊技機の基板収納ケース
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CN110977280A (zh) * 2019-11-19 2020-04-10 歌尔股份有限公司 工装夹具和定位线缆穿孔的方法

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Effective date: 19991020