JPH0722078A - 電気コネクタ組立体及びその製造方法 - Google Patents
電気コネクタ組立体及びその製造方法Info
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- JPH0722078A JPH0722078A JP6071902A JP7190294A JPH0722078A JP H0722078 A JPH0722078 A JP H0722078A JP 6071902 A JP6071902 A JP 6071902A JP 7190294 A JP7190294 A JP 7190294A JP H0722078 A JPH0722078 A JP H0722078A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/24—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
- H01R4/2416—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
- H01R4/242—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
- H01R4/2425—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates
- H01R4/2429—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base
- H01R4/2433—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base one part of the base being movable to push the cable into the slot
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
- H01R9/03—Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
- H01R9/031—Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for multiphase cables, e.g. with contact members penetrating insulation of a plurality of conductors
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多芯ケーブルの絶縁導体を絶縁ハウジング内
の圧接型端子に圧接接続して全体を一体化する高信頼性
の電気コネクタ組立体及びその製造方法を提供する。 【構成】 電気コネクタ組立体22は、圧接型端子34
を有する絶縁ハウジング24、複数の溝52が形成され
たカバーブロック部材32、このカバーブロック部材3
2に略U字状に巻回され端子34に圧接接合される複数
の絶縁導体54を有する多芯ケーブル20、これらを一
体に包囲して固定する金属製バックシェル26,28を
備えて構成される。
の圧接型端子に圧接接続して全体を一体化する高信頼性
の電気コネクタ組立体及びその製造方法を提供する。 【構成】 電気コネクタ組立体22は、圧接型端子34
を有する絶縁ハウジング24、複数の溝52が形成され
たカバーブロック部材32、このカバーブロック部材3
2に略U字状に巻回され端子34に圧接接合される複数
の絶縁導体54を有する多芯ケーブル20、これらを一
体に包囲して固定する金属製バックシェル26,28を
備えて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタ組立体及び
その製造方法に関し、さらに詳しくは、多芯導体ケーブ
ルの各絶縁導体と各圧接型端子を最小限の空間内におい
て配列し、かつ組立操作中に各導体に発生する応力を部
分的に緩和する電気コネクタ組立体及びその製造方法に
関する。
その製造方法に関し、さらに詳しくは、多芯導体ケーブ
ルの各絶縁導体と各圧接型端子を最小限の空間内におい
て配列し、かつ組立操作中に各導体に発生する応力を部
分的に緩和する電気コネクタ組立体及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、接触端子と導線の接続は圧着によ
ってなされてきた。この圧着操作は、電線を切り取る工
程、自由端の絶縁被覆を所定長さだけ剥ぎ取る工程、裸
線を接触端子に取り付ける工程、そして、裸線に接触端
子の圧着タブを折り曲げる工程によってなされる。この
ような接続方法は、数多くの工程と正確な位置づけを必
要とし、また、多芯導体ケーブルをコネクタに接続する
ときは、これらの工程が各導体に対して繰り返される。
このような欠点を解決するために、最近になって、圧接
型端子が次第に用いられるようになってきた。一般的
に、この圧接型端子はその一端に、絶縁被覆導体が圧入
される縦方向スリットを有する圧接接続部を備えてい
る。そして、スリットの端部が導線の絶縁を剥離してそ
の下側の電線と接触する。この圧接型端子は、一般的に
電気的性質は良好であるが、その端子だけでは良好な機
械的接合を得ることができないという欠点がある。従っ
て、導体と接触端子間の機械的接合は別の独立した手段
に頼らなければならない。
ってなされてきた。この圧着操作は、電線を切り取る工
程、自由端の絶縁被覆を所定長さだけ剥ぎ取る工程、裸
線を接触端子に取り付ける工程、そして、裸線に接触端
子の圧着タブを折り曲げる工程によってなされる。この
ような接続方法は、数多くの工程と正確な位置づけを必
要とし、また、多芯導体ケーブルをコネクタに接続する
ときは、これらの工程が各導体に対して繰り返される。
このような欠点を解決するために、最近になって、圧接
型端子が次第に用いられるようになってきた。一般的
に、この圧接型端子はその一端に、絶縁被覆導体が圧入
される縦方向スリットを有する圧接接続部を備えてい
る。そして、スリットの端部が導線の絶縁を剥離してそ
の下側の電線と接触する。この圧接型端子は、一般的に
電気的性質は良好であるが、その端子だけでは良好な機
械的接合を得ることができないという欠点がある。従っ
て、導体と接触端子間の機械的接合は別の独立した手段
に頼らなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特に多芯導
体ケーブルを接続する圧接型端子を有するインラインプ
ラグコネクタに関する。このコネクタは、相補型の相手
コネクタと嵌合あるいは離脱されるときに、通常、ケー
ブルの長手方向に沿って移動する。当業者にとっては自
明のことであるが、例えば、ケーブルの長手方向に対し
て90°ずれているプラグコネクタと比較して、インラ
インプラグコネクタにおいては、各導線を接続するのに
必要な内部空間が制限されている。従って、本発明の主
目的は、各ケーブル導体を接続するための内部空間をさ
ほど必要としない電気コネクタを提供することにある。
体ケーブルを接続する圧接型端子を有するインラインプ
ラグコネクタに関する。このコネクタは、相補型の相手
コネクタと嵌合あるいは離脱されるときに、通常、ケー
ブルの長手方向に沿って移動する。当業者にとっては自
明のことであるが、例えば、ケーブルの長手方向に対し
て90°ずれているプラグコネクタと比較して、インラ
インプラグコネクタにおいては、各導線を接続するのに
必要な内部空間が制限されている。従って、本発明の主
目的は、各ケーブル導体を接続するための内部空間をさ
ほど必要としない電気コネクタを提供することにある。
【0004】また、このインラインプラグコネクタにお
いては、組立操作中、主応力緩和がなされる前にケーブ
ルが引っ張られると、各圧接型端子に悪影響を及ぼす。
従って、本発明の他の目的は、組立操作中に発生する応
力を部分的に緩和する電気コネクタを提供することにあ
る。一般的に、コネクタは接触端子を保持するための絶
縁ハウジングを備えているが、その絶縁ハウジングを包
囲する金属シールドをも備えている。前述したように、
インラインプラグコネクタ中の空間は制限されているの
で、金属シールド内に、その金属シールドとケーブル導
体の露出された電線端部を分離するための絶縁部を設け
るだけの十分な余裕がない。従って、本発明のさらに他
の目的は、各ケーブル導体の露出された電線端部が金属
シールドと接触しないコネクタを提供することにある。
いては、組立操作中、主応力緩和がなされる前にケーブ
ルが引っ張られると、各圧接型端子に悪影響を及ぼす。
従って、本発明の他の目的は、組立操作中に発生する応
力を部分的に緩和する電気コネクタを提供することにあ
る。一般的に、コネクタは接触端子を保持するための絶
縁ハウジングを備えているが、その絶縁ハウジングを包
囲する金属シールドをも備えている。前述したように、
インラインプラグコネクタ中の空間は制限されているの
で、金属シールド内に、その金属シールドとケーブル導
体の露出された電線端部を分離するための絶縁部を設け
るだけの十分な余裕がない。従って、本発明のさらに他
の目的は、各ケーブル導体の露出された電線端部が金属
シールドと接触しないコネクタを提供することにある。
【0005】
【発明を解決するための手段】前記及び他の目的は、本
発明の原理に従って提供される、所定数の絶縁被覆導体
を有するケーブルを接続する電気コネクタ組立体及びそ
の製造方法によって達成することができる。上記目的を
達成するための本発明の電気コネクタ組立体は、絶縁被
覆された電線が圧接接続される圧接接続部を有する複数
の端子と、この複数の端子が配列された絶縁ハウジング
と、電線を略U字状に巻回する溝を有し、圧接接続部が
配置された側から絶縁ハウジングと嵌合することにより
電線の略U字状に巻回された部分を圧接接続部に圧接接
続するカバーブロック部材と、電線を圧接接続部に圧接
接続した状態でカバーブロック部材及び絶縁ハウジング
を取り囲んでカバーブロック部材及び絶縁ハウジングを
一体的に固定する金属製バックシェルとを備えたことを
特徴とするものである。
発明の原理に従って提供される、所定数の絶縁被覆導体
を有するケーブルを接続する電気コネクタ組立体及びそ
の製造方法によって達成することができる。上記目的を
達成するための本発明の電気コネクタ組立体は、絶縁被
覆された電線が圧接接続される圧接接続部を有する複数
の端子と、この複数の端子が配列された絶縁ハウジング
と、電線を略U字状に巻回する溝を有し、圧接接続部が
配置された側から絶縁ハウジングと嵌合することにより
電線の略U字状に巻回された部分を圧接接続部に圧接接
続するカバーブロック部材と、電線を圧接接続部に圧接
接続した状態でカバーブロック部材及び絶縁ハウジング
を取り囲んでカバーブロック部材及び絶縁ハウジングを
一体的に固定する金属製バックシェルとを備えたことを
特徴とするものである。
【0006】また、上記目的を達成するための本発明の
電気コネクタ組立体の製造方法は、絶縁被覆された電線
が圧接接続される複数の圧接型端子を絶縁ハウジングに
配列する工程と、複数の電線を有する多芯ケーブルの一
端から電線を所定長露出させて露出部を形成する工程
と、露出部がはまり込む溝を有するカバーブロック部材
の溝に、露出部を略U字状に巻回する工程と、圧接接続
部と電線の略U字状に巻回された部分とを向き合わせて
カバーブロック部材と絶縁ハウジングとを嵌合すること
により電線の略U字状に巻回された部分を圧接接続部に
圧接接続する工程と、絶縁ハウジング、カバーブロック
部材、及び露出部を略筒状の金属製バックシェルで包囲
して固定する工程とを含むこと特徴とするものである。
電気コネクタ組立体の製造方法は、絶縁被覆された電線
が圧接接続される複数の圧接型端子を絶縁ハウジングに
配列する工程と、複数の電線を有する多芯ケーブルの一
端から電線を所定長露出させて露出部を形成する工程
と、露出部がはまり込む溝を有するカバーブロック部材
の溝に、露出部を略U字状に巻回する工程と、圧接接続
部と電線の略U字状に巻回された部分とを向き合わせて
カバーブロック部材と絶縁ハウジングとを嵌合すること
により電線の略U字状に巻回された部分を圧接接続部に
圧接接続する工程と、絶縁ハウジング、カバーブロック
部材、及び露出部を略筒状の金属製バックシェルで包囲
して固定する工程とを含むこと特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の電気コネクタ組立体は、各導体を保持
する所定数の平行溝を有する長方形断面の絶縁端子ブロ
ックカバー部材を備えている。各溝はカバーブロック部
材の3つの側面に沿って三次元的に延出し、1つの中間
部と2つの互いに平行でかつ中間部と略直角な端部を有
している。従って、溝に保持される導体は、2つの略直
角な曲げ部を有する。また、この電気コネクタ組立体
は、相手コネクタの接触部と接触する接触部、及び各導
体と接続する圧接接続部を有する所定数の端子を備えて
いる。さらに、この電気コネクタ組立体は、端子を保持
するための絶縁ハウジングを備え、前記の圧接接続部は
その絶縁ハウジングの第1端部から外側に突出し、前記
の接触部は第1端部の反対側の第2端部に接触可能な状
態にある。カバーブロック部材とハウジングは、互いに
相補関係にある組合せ形成部(例えば、突出部と凹部)
を有し、この相補形成部の結合によって、カバーブロッ
ク部材とハウジングは、ハウジングの第1端部がケーブ
ル導体の曲げ部の間の部分に隣接するような特定の方向
に保持される。そして、各圧接接続部が各導体と接続さ
れるようにカバーブロック部材とハウジングを保持する
締付け手段を設ける。こうして、各導体は、電気コネク
タ組立体内で、カバーブロック部材に巻回され、露出さ
れた電線端は導体の入口方向を向き、従って、実質的に
締付け手段と平行である。また、露出された電線端を覆
う絶縁部によって、締付け手段(具体的には、金属シー
ルド)と電線端との接触を防ぐことができる。端子の圧
接接続部は、ケーブルの入口方向と直交する範囲におい
て、導体と接続される。そして、カバーブロック部材に
沿った導体の各曲げ部によって、組立中に発生する応力
が部分的に緩和される。
する所定数の平行溝を有する長方形断面の絶縁端子ブロ
ックカバー部材を備えている。各溝はカバーブロック部
材の3つの側面に沿って三次元的に延出し、1つの中間
部と2つの互いに平行でかつ中間部と略直角な端部を有
している。従って、溝に保持される導体は、2つの略直
角な曲げ部を有する。また、この電気コネクタ組立体
は、相手コネクタの接触部と接触する接触部、及び各導
体と接続する圧接接続部を有する所定数の端子を備えて
いる。さらに、この電気コネクタ組立体は、端子を保持
するための絶縁ハウジングを備え、前記の圧接接続部は
その絶縁ハウジングの第1端部から外側に突出し、前記
の接触部は第1端部の反対側の第2端部に接触可能な状
態にある。カバーブロック部材とハウジングは、互いに
相補関係にある組合せ形成部(例えば、突出部と凹部)
を有し、この相補形成部の結合によって、カバーブロッ
ク部材とハウジングは、ハウジングの第1端部がケーブ
ル導体の曲げ部の間の部分に隣接するような特定の方向
に保持される。そして、各圧接接続部が各導体と接続さ
れるようにカバーブロック部材とハウジングを保持する
締付け手段を設ける。こうして、各導体は、電気コネク
タ組立体内で、カバーブロック部材に巻回され、露出さ
れた電線端は導体の入口方向を向き、従って、実質的に
締付け手段と平行である。また、露出された電線端を覆
う絶縁部によって、締付け手段(具体的には、金属シー
ルド)と電線端との接触を防ぐことができる。端子の圧
接接続部は、ケーブルの入口方向と直交する範囲におい
て、導体と接続される。そして、カバーブロック部材に
沿った導体の各曲げ部によって、組立中に発生する応力
が部分的に緩和される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基いて説
明する。なお、図面中の同一の参照文字は同一の部分を
示す。図1は、本発明によって構成される電気コネクタ
組立体22と、この電気コネクタ組立体22に接続され
る多芯導体ケーブル20を示す。電気コネクタ組立体2
2は直列型であり、半割金属バックシェル26,28に
よって覆われる部分露出絶縁ハウジング24を備えてい
る。なお、半割金属性バックシェル26,28は部分的
に絶縁ブーツ30によって覆われている。絶縁ハウジン
グ24の露出端部は、相補関係にある相手コネクタと嵌
合されるようになっている。この絶縁ハウジング24の
露出端部における各内部端子は、後述するように、上記
相手コネクタの各相補端子と接触接続される。
明する。なお、図面中の同一の参照文字は同一の部分を
示す。図1は、本発明によって構成される電気コネクタ
組立体22と、この電気コネクタ組立体22に接続され
る多芯導体ケーブル20を示す。電気コネクタ組立体2
2は直列型であり、半割金属バックシェル26,28に
よって覆われる部分露出絶縁ハウジング24を備えてい
る。なお、半割金属性バックシェル26,28は部分的
に絶縁ブーツ30によって覆われている。絶縁ハウジン
グ24の露出端部は、相補関係にある相手コネクタと嵌
合されるようになっている。この絶縁ハウジング24の
露出端部における各内部端子は、後述するように、上記
相手コネクタの各相補端子と接触接続される。
【0009】図2は、電気コネクタ組立体22の一部分
解斜視図であり、具体的には、ハウジング24から分離
されているバックシェル26,28と、絶縁カバーブロ
ック部材32を示している。絶縁カバーブロック部材3
2は、後述するように、各ケーブル導体を適切な方向に
保持して組立中に発生する応力を部分的に緩和し、また
ハウジング24の内部に保持される各圧接型端子34に
対して各導体を位置付けするために用いられる。図示し
たように、各端子34はハウジング24の第1端部(図
面では右側端部)から外側に突出する各圧接接続部を有
する。また、カバーブロック部材32は一対の突出部3
6を備え、ハウジング24は突出部36と相補関係にあ
る一対の凹部38を備えている。この一対の突出部36
と凹部38によって、カバーブロック部材32とハウジ
ング24を特定の方向に配列することができる。突出部
36と凹部38は図示された形態に限らず、他の適切な
相補関係にある組合せ形態を採用することも可能であ
る。
解斜視図であり、具体的には、ハウジング24から分離
されているバックシェル26,28と、絶縁カバーブロ
ック部材32を示している。絶縁カバーブロック部材3
2は、後述するように、各ケーブル導体を適切な方向に
保持して組立中に発生する応力を部分的に緩和し、また
ハウジング24の内部に保持される各圧接型端子34に
対して各導体を位置付けするために用いられる。図示し
たように、各端子34はハウジング24の第1端部(図
面では右側端部)から外側に突出する各圧接接続部を有
する。また、カバーブロック部材32は一対の突出部3
6を備え、ハウジング24は突出部36と相補関係にあ
る一対の凹部38を備えている。この一対の突出部36
と凹部38によって、カバーブロック部材32とハウジ
ング24を特定の方向に配列することができる。突出部
36と凹部38は図示された形態に限らず、他の適切な
相補関係にある組合せ形態を採用することも可能であ
る。
【0010】図3は、コネクタ組立体22に用いられる
端子34を示す。各端子34は本体部40を備えてい
る。本体部40は、好ましくは、縦方向中心軸42を有
する平面によって構成される。接触部44は、相手コネ
クタの相補端子と結合される端子34の一部であり、本
体部40の第1端部(図面では右側端部)から延出して
いる。端子34はまた、好ましくは平面的で本体部40
と平行な補助部46を備えている。この補助部46に
は、端子34の圧接接続部が形成されているが、この圧
接接続部は、V字形の開放端とそのV字形の開放端の内
側に延出する縦方向スリット48に分岐している。この
V字形端によって、絶縁被覆導体の貫入が容易になる。
導体がスリット48に押し込まれると、その導体の絶縁
部が剥離し、中心電線のみがスリット48内に進入す
る。このスリット48の幅は、電線の直径よりもわずか
に小さいので、良好な電気的接触をスリット48との間
で得ることができる。端子34はまた、本体部40と補
助部46を繋ぐ接続部50を備えている。詳細は後述す
るが、図7に示すように、接続部50は、本体部40と
補助部46の面が略平行を保ちながら互いにずれて、か
つ平面から見たときにスリット48が縦方向軸42から
ケーブル導体間の間隙の半分だけずれるように、本体部
40と補助部46を接続している。
端子34を示す。各端子34は本体部40を備えてい
る。本体部40は、好ましくは、縦方向中心軸42を有
する平面によって構成される。接触部44は、相手コネ
クタの相補端子と結合される端子34の一部であり、本
体部40の第1端部(図面では右側端部)から延出して
いる。端子34はまた、好ましくは平面的で本体部40
と平行な補助部46を備えている。この補助部46に
は、端子34の圧接接続部が形成されているが、この圧
接接続部は、V字形の開放端とそのV字形の開放端の内
側に延出する縦方向スリット48に分岐している。この
V字形端によって、絶縁被覆導体の貫入が容易になる。
導体がスリット48に押し込まれると、その導体の絶縁
部が剥離し、中心電線のみがスリット48内に進入す
る。このスリット48の幅は、電線の直径よりもわずか
に小さいので、良好な電気的接触をスリット48との間
で得ることができる。端子34はまた、本体部40と補
助部46を繋ぐ接続部50を備えている。詳細は後述す
るが、図7に示すように、接続部50は、本体部40と
補助部46の面が略平行を保ちながら互いにずれて、か
つ平面から見たときにスリット48が縦方向軸42から
ケーブル導体間の間隙の半分だけずれるように、本体部
40と補助部46を接続している。
【0011】図4及び図5は、長方形の断面を有して、
ケーブル20の導体54と同じ数だけの複数の溝52を
有する端子カバーブロック部材32を示す。溝52は互
いに平行に配置され、各導体54を保持する。各溝52
はカバーブロック部材32の3つの側面に沿って三次元
的に延在し、1つの中間部と2つの互いに略平行でかつ
中間部に略直角な端部を有する。図5に示すように、各
溝52に保持される各導体54は2つの略直角な曲げ部
を有し、かつ各導体54の自由端はその導体54の本体
部に対して逆向きになっている。さらにカバーブロック
部材32は、詳細は後述するが、各導体54と接続した
各端子の圧接接続部が貫入される各溝52と交差する一
対の凹部56を備えている。
ケーブル20の導体54と同じ数だけの複数の溝52を
有する端子カバーブロック部材32を示す。溝52は互
いに平行に配置され、各導体54を保持する。各溝52
はカバーブロック部材32の3つの側面に沿って三次元
的に延在し、1つの中間部と2つの互いに略平行でかつ
中間部に略直角な端部を有する。図5に示すように、各
溝52に保持される各導体54は2つの略直角な曲げ部
を有し、かつ各導体54の自由端はその導体54の本体
部に対して逆向きになっている。さらにカバーブロック
部材32は、詳細は後述するが、各導体54と接続した
各端子の圧接接続部が貫入される各溝52と交差する一
対の凹部56を備えている。
【0012】図面では、ケーブル20は6本の絶縁導体
54を有し、従って、カバーブロック部材32には6つ
の溝があり、またハウジング24には6つの端子34が
ある。図6に示すように、各端子34は、補助部46の
圧接接続部がハウジング24の第1端部58から外側に
延出するように、ハウジング24に取り付けられる。ま
た、各端子34は、各接触部44が最初に差し込まれる
ようにして、第1端部58からハウジング24の内部に
取り付けられる。各接触部44の遠位部60は棚部62
に支持され、この棚部62の端部壁との当接によって、
端子34のさらに内側に向かう移動が抑えられる。端子
34はハウジング24の内部で2列(図6に示すように
上下の2列)に配置され、上列の各端子34は下列の各
端子34と逆になっている。従って、平面視で(図7を
参照)、上列の各端子34の圧接接続部は縦方向中心軸
42に関して第1方向(図面では下側)にずれ、一方下
列の各端子34の圧接接続部は反対方向にずれている。
上下列の各一対の端子34の縦方向中心軸42は平面視
で重なり、かつ各端子34の圧接接続部の縦方向中心軸
42に対する偏りが各溝52間の間隔の半分なので、図
7に示すように、カバーブロック部材32がハウジング
に対して適切に配置されたとき、各圧接接続部は各溝5
2と整合する。
54を有し、従って、カバーブロック部材32には6つ
の溝があり、またハウジング24には6つの端子34が
ある。図6に示すように、各端子34は、補助部46の
圧接接続部がハウジング24の第1端部58から外側に
延出するように、ハウジング24に取り付けられる。ま
た、各端子34は、各接触部44が最初に差し込まれる
ようにして、第1端部58からハウジング24の内部に
取り付けられる。各接触部44の遠位部60は棚部62
に支持され、この棚部62の端部壁との当接によって、
端子34のさらに内側に向かう移動が抑えられる。端子
34はハウジング24の内部で2列(図6に示すように
上下の2列)に配置され、上列の各端子34は下列の各
端子34と逆になっている。従って、平面視で(図7を
参照)、上列の各端子34の圧接接続部は縦方向中心軸
42に関して第1方向(図面では下側)にずれ、一方下
列の各端子34の圧接接続部は反対方向にずれている。
上下列の各一対の端子34の縦方向中心軸42は平面視
で重なり、かつ各端子34の圧接接続部の縦方向中心軸
42に対する偏りが各溝52間の間隔の半分なので、図
7に示すように、カバーブロック部材32がハウジング
に対して適切に配置されたとき、各圧接接続部は各溝5
2と整合する。
【0013】ハウジング24に各端子34を取り付ける
と、ケーブル20の各導体54は扇形に広がり、カバー
ブロック部材32の各溝52の中間部に位置する。各導
体54が溝52に位置すると、カバーブロック部材32
はハウジング24に向かって移動し、突出部36が凹部
38に整合する。図8に示すように、各導体54は各端
子34の圧接接続部のV字形開口部に貫入し、同時に、
各導体54は各溝52の上側直角コーナに沿って曲げら
れ、そして、工具(図8では、図示せず)によって各溝
52の上端部に保持される。
と、ケーブル20の各導体54は扇形に広がり、カバー
ブロック部材32の各溝52の中間部に位置する。各導
体54が溝52に位置すると、カバーブロック部材32
はハウジング24に向かって移動し、突出部36が凹部
38に整合する。図8に示すように、各導体54は各端
子34の圧接接続部のV字形開口部に貫入し、同時に、
各導体54は各溝52の上側直角コーナに沿って曲げら
れ、そして、工具(図8では、図示せず)によって各溝
52の上端部に保持される。
【0014】図9は、各端子34の圧接接続部が、各導
体54の絶縁部を剥離し、各導体54の中心電線と接続
し、そしてカバーブロック部材32の各凹部56に貫入
する組立操作の工程を示す。図示したように、2つの凹
部56は、2列の圧接接続部のそれぞれと整列してい
る。この工程において、バックシェル26,28がハウ
ジング24に被せられ、同時に各導体54が溝52の下
側直角コーナに沿って曲げられて各溝52の他の端部に
置かれる。導体54のこの第2の曲げによって、組立操
作中に発生する応力が部分的に緩和され、もしケーブル
20が間違って引っ張られても、各導体54は各端子3
4との接続に何らの悪影響も与えずに保持される。
体54の絶縁部を剥離し、各導体54の中心電線と接続
し、そしてカバーブロック部材32の各凹部56に貫入
する組立操作の工程を示す。図示したように、2つの凹
部56は、2列の圧接接続部のそれぞれと整列してい
る。この工程において、バックシェル26,28がハウ
ジング24に被せられ、同時に各導体54が溝52の下
側直角コーナに沿って曲げられて各溝52の他の端部に
置かれる。導体54のこの第2の曲げによって、組立操
作中に発生する応力が部分的に緩和され、もしケーブル
20が間違って引っ張られても、各導体54は各端子3
4との接続に何らの悪影響も与えずに保持される。
【0015】図10に示すように、組立完了後におい
て、ブーツ30が取り付けられる前に、バックシェル2
6,28は、コネクタ組立体に対して主応力緩和を与え
るような範囲64において、ケーブル20に対して圧着
される。図10において、ケーブル20の各導体54は
2つの直角曲げ部によってカバーブロック部材32の周
囲に巻回される。このとき、各絶縁被覆導体54の露出
した電線端は導体の入口方向を向き、かつ、露出した電
線端の周囲は絶縁されているので、金属製バックシェル
26との接触を防ぐことができる。
て、ブーツ30が取り付けられる前に、バックシェル2
6,28は、コネクタ組立体に対して主応力緩和を与え
るような範囲64において、ケーブル20に対して圧着
される。図10において、ケーブル20の各導体54は
2つの直角曲げ部によってカバーブロック部材32の周
囲に巻回される。このとき、各絶縁被覆導体54の露出
した電線端は導体の入口方向を向き、かつ、露出した電
線端の周囲は絶縁されているので、金属製バックシェル
26との接触を防ぐことができる。
【0016】図11及び図12は、上記の電気コネクタ
組立体を組み立てるのに用いる組立ステーションの概略
上面図及び概略側面図である。このステーションはテー
ブル66を備え、このテーブル66の凹部68に、上向
きにバネで付勢されている下側クランプ部材70が保持
されている。このクランプ部材70の上面は、好ましく
はケーブル20の導体54が扇形に広げられて配置され
る複数の平行溝(図示せず)を備えている。また、テー
ブル66は第2凹部72を有し、この第2凹部72にハ
ウジング24を保持し、そのハウジング24の支持面か
ら上方に端子34の圧接接続部が延出している。テーブ
ル66は、さらに第2凹部72の上方に第3凹部74を
備えている。この第3凹部74は、後述するように、切
断工具をその内部に保持するために設けられる。従っ
て、凹部72と凹部74との間の距離は、カバーブロッ
ク部材32の溝52の端部の長さに等しい。凹部72と
凹部74との間のテーブル66の上面は、溝52と同じ
様に離間された平行溝を有し、扇形に広げられた導体5
4が位置される。
組立体を組み立てるのに用いる組立ステーションの概略
上面図及び概略側面図である。このステーションはテー
ブル66を備え、このテーブル66の凹部68に、上向
きにバネで付勢されている下側クランプ部材70が保持
されている。このクランプ部材70の上面は、好ましく
はケーブル20の導体54が扇形に広げられて配置され
る複数の平行溝(図示せず)を備えている。また、テー
ブル66は第2凹部72を有し、この第2凹部72にハ
ウジング24を保持し、そのハウジング24の支持面か
ら上方に端子34の圧接接続部が延出している。テーブ
ル66は、さらに第2凹部72の上方に第3凹部74を
備えている。この第3凹部74は、後述するように、切
断工具をその内部に保持するために設けられる。従っ
て、凹部72と凹部74との間の距離は、カバーブロッ
ク部材32の溝52の端部の長さに等しい。凹部72と
凹部74との間のテーブル66の上面は、溝52と同じ
様に離間された平行溝を有し、扇形に広げられた導体5
4が位置される。
【0017】この組立操作は以下のようにして行われ
る。まず、各端子34をハウジング24に取り付け、そ
のハウジング24を凹部72の内の内部支持面に置く。
次いで、ケーブル20のシースを除去して一定長さの各
導体54を露出させ、各導体54を扇形に広げて下側ク
ランプ部材70の上面の溝内とテーブル66の上面に置
く。そして、上側クランプ部材76,78を、図11及
び図12に示すように、下側クランプ部材70の上方と
テーブル66の上面にそれぞれ配置して、各導体を保持
する。それから、カバーブロック部材32を、溝52が
各導体54と整列するように導体54の上に配置し、こ
のカバーブロック部材32とハウジング24を適切に配
列させる。続いて、切断工具(図示せず)を凹部74の
内部に移動させ、各導体を切断し、溝52の各端部の長
さと実質的に等しい長さの自由端にする。その後、カバ
ーブロック部材32をハウジング24の内部に押し込
め、各端子54の圧接接続部と各導体を接続する。同時
に、凹部72の側面における壁80によって、各導体5
4をカバーブロック部材32(図12に示す)の下側直
角コーナに沿って曲げる。カバーブロック部材32をハ
ウジングと嵌合させた後、締付け具76を取り除き、ハ
ウジング24を、カバーブロック部材32と嵌合した状
態で凹部72から外し、さらに、導体54をカバーブロ
ック部材32の下側左のコーナに沿って曲げる。そし
て、バックシェル26,28を取り付け、組立体を保持
するように圧着し、最後にブーツ30を取り付ける。以
上の組立操作において、第1の曲げ操作は、導体54の
露出した電線端と金属製バックシェルとの接触を防ぐ。
また、第2の曲げ操作によって、部分的な応力緩和を与
えことができ、バックシェル26,28の圧着によって
得られる主応力緩和の前にケーブル20を引っ張って
も、導体54と各端子34の圧接接続部との接続箇所に
応力が付加されるのを防ぐことができる。
る。まず、各端子34をハウジング24に取り付け、そ
のハウジング24を凹部72の内の内部支持面に置く。
次いで、ケーブル20のシースを除去して一定長さの各
導体54を露出させ、各導体54を扇形に広げて下側ク
ランプ部材70の上面の溝内とテーブル66の上面に置
く。そして、上側クランプ部材76,78を、図11及
び図12に示すように、下側クランプ部材70の上方と
テーブル66の上面にそれぞれ配置して、各導体を保持
する。それから、カバーブロック部材32を、溝52が
各導体54と整列するように導体54の上に配置し、こ
のカバーブロック部材32とハウジング24を適切に配
列させる。続いて、切断工具(図示せず)を凹部74の
内部に移動させ、各導体を切断し、溝52の各端部の長
さと実質的に等しい長さの自由端にする。その後、カバ
ーブロック部材32をハウジング24の内部に押し込
め、各端子54の圧接接続部と各導体を接続する。同時
に、凹部72の側面における壁80によって、各導体5
4をカバーブロック部材32(図12に示す)の下側直
角コーナに沿って曲げる。カバーブロック部材32をハ
ウジングと嵌合させた後、締付け具76を取り除き、ハ
ウジング24を、カバーブロック部材32と嵌合した状
態で凹部72から外し、さらに、導体54をカバーブロ
ック部材32の下側左のコーナに沿って曲げる。そし
て、バックシェル26,28を取り付け、組立体を保持
するように圧着し、最後にブーツ30を取り付ける。以
上の組立操作において、第1の曲げ操作は、導体54の
露出した電線端と金属製バックシェルとの接触を防ぐ。
また、第2の曲げ操作によって、部分的な応力緩和を与
えことができ、バックシェル26,28の圧着によって
得られる主応力緩和の前にケーブル20を引っ張って
も、導体54と各端子34の圧接接続部との接続箇所に
応力が付加されるのを防ぐことができる。
【0018】本発明は、多芯導体ケーブルの絶縁導体と
圧接型端子を最小の空間内で配列する電気コネクタを開
示している。しかし、この実施例は単なる例示に過ぎ
ず、当業者が種々の変形例を考案しうることは自明のこ
とであり、本発明は添付の請求の範囲によってのみ限定
される。
圧接型端子を最小の空間内で配列する電気コネクタを開
示している。しかし、この実施例は単なる例示に過ぎ
ず、当業者が種々の変形例を考案しうることは自明のこ
とであり、本発明は添付の請求の範囲によってのみ限定
される。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、各ケーブル導体を接続
するための内部空間をさほど必要とせず、組立操作中に
発生する応力を部分的に緩和し、さらに各ケーブル導体
の露出された電線端が金属シールドと接触(ショート)
しない電気コネクタ組立体を提供できる。
するための内部空間をさほど必要とせず、組立操作中に
発生する応力を部分的に緩和し、さらに各ケーブル導体
の露出された電線端が金属シールドと接触(ショート)
しない電気コネクタ組立体を提供できる。
【図1】本発明による組立完了後のコネクタ組立体の斜
視図である。
視図である。
【図2】図1の組立体の一部分解斜視図である。
【図3】図1及び図2の組立体に用いられる圧接型端子
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】カバーブロック部材の、端子と接続される側か
ら見た斜視図である。
ら見た斜視図である。
【図5】図4の反対側から見たカバーブロック部材の斜
視図であり、ケーブル導体がカバーブロック部材の周囲
に巻回されている状態を示す。
視図であり、ケーブル導体がカバーブロック部材の周囲
に巻回されている状態を示す。
【図6】組立操作の初期の工程におけるハウジング、カ
バーブロック部材及び多芯導体ケーブルを示す断面図で
ある。
バーブロック部材及び多芯導体ケーブルを示す断面図で
ある。
【図7】図6のA−A線に沿った断面図である。
【図8】組立操作の次の工程における図6と同様の図で
ある。
ある。
【図9】導体に接続される端子と取り付け用の外側締付
けシールドを示す組立操作の後工程における図6及び図
8と同様の図である。
けシールドを示す組立操作の後工程における図6及び図
8と同様の図である。
【図10】シールドがすでに取り付けられ各要素の全て
を最終位置に締め付け、ケーブルに主応力緩和を与える
組立工程における、図6ないし図9と同様の図である。
を最終位置に締め付け、ケーブルに主応力緩和を与える
組立工程における、図6ないし図9と同様の図である。
【図11】本発明によるコネクタ用の組立ステーション
の概略上面図である。
の概略上面図である。
【図12】図11に示すステーションの概略側面図であ
る。
る。
20 多芯導体ケーブル 22 電気コネクタ組立体 24 絶縁ハウジング 26、28 半割金属バックシェル 30 絶縁ブーツ 32 絶縁カバーブロック 34 圧接型端子 36 突出部 38 凹部 40 本体部 42 縦方向中心軸 44 接触部 46 補助部 48 縦方向スリット 50 接続部 52 溝 54 絶縁導体 56 凹部 58 第一端部 60 遠位部 62 棚部 64 範囲 66 テーブル 68 凹部 70 クランプ部材 72 第2凹部 74 第3凹部 76、78 上側締付け部材 80 壁
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁被覆された電線が圧接接続される圧
接接続部を有する複数の端子と、 該複数の端子が配列された絶縁ハウジングと、 前記電線を略U字状に巻回する溝を有し、前記圧接接続
部が配置された側から前記絶縁ハウジングと嵌合するこ
とにより前記電線の略U字状に巻回された部分を前記圧
接接続部に圧接接続するカバーブロック部材と、 前記電線を前記圧接接続部に圧接接続した状態で前記カ
バーブロック部材及び前記絶縁ハウジングを取り囲んで
前記カバーブロック部材及び前記絶縁ハウジングを一体
的に固定する金属製バックシェルとを備えたことを特徴
とする電気コネクタ組立体。 - 【請求項2】 絶縁被覆された電線が圧接接続される複
数の圧接型端子を絶縁ハウジングに配列する工程と、 複数の前記電線を有する多芯ケーブルの一端から該電線
を所定長露出させて露出部を形成する工程と、 前記露出部がはまり込む溝を有するカバーブロック部材
の該溝に、前記露出部を略U字状に巻回する工程と、 前記圧接接続部と前記電線の略U字状に巻回された部分
とを向き合わせて前記カバーブロック部材と前記絶縁ハ
ウジングとを嵌合することにより前記電線の略U字状に
巻回された部分を前記圧接接続部に圧接接続する工程
と、 前記絶縁ハウジング、前記カバーブロック部材、及び前
記露出部を略筒状の金属製バックシェルで包囲して固定
する工程とを含むこと特徴とする電気コネクタ組立体の
製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US4683193A | 1993-04-12 | 1993-04-12 | |
US08/046831 | 1993-04-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722078A true JPH0722078A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=21945635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6071902A Withdrawn JPH0722078A (ja) | 1993-04-12 | 1994-04-11 | 電気コネクタ組立体及びその製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5425657A (ja) |
EP (1) | EP0620614A1 (ja) |
JP (1) | JPH0722078A (ja) |
CN (1) | CN1095865A (ja) |
TW (1) | TW218938B (ja) |
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