JPH0822219A - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置

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JPH0822219A
JPH0822219A JP6153887A JP15388794A JPH0822219A JP H0822219 A JPH0822219 A JP H0822219A JP 6153887 A JP6153887 A JP 6153887A JP 15388794 A JP15388794 A JP 15388794A JP H0822219 A JPH0822219 A JP H0822219A
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JP
Japan
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image forming
photosensitive drum
phase
forming apparatus
stepping motor
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JP6153887A
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English (en)
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Satoshi Yoshino
悟志 吉野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5008Driving control for rotary photosensitive medium, e.g. speed control, stop position control
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/14Arrangements for controlling speed or speed and torque
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/34Monitoring operation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステッピングモータをマイクロステップ駆動
により制御して像形成装置の感光ドラム回転用等に用い
る。 【構成】 感光ドラム11を回転しながら、その上に形
成された静電潜像をトナーで現像し、該トナー像を用紙
に転写し、用紙上のトナー像を定着して出力する像形成
装置において、感光ドラム11をステッピングモータ3
1により回転駆動すると共に、励磁回路51によりステ
ッピングモータ31の各相コイル31aの励磁電流を所
定値まで漸増後漸減するように制御する。このように、
励磁電流を漸増後漸減するように制御すれば、ステッピ
ングモータの回転は滑らかになり、微小振動が生じず、
従って、ステッピングモータで感光ドラムを駆動しても
画像に対する影響がない。又、ステッピングモータを使
用できるため小型、低コスト化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光ドラムを回転しなが
らその上に形成された静電潜像をトナーで現像し、該ト
ナー像を用紙に転写し、用紙上のトナー像を定着して出
力する像形成装置に係わり、特に、感光ドラムをステッ
ピングモータで滑らかに回転駆動して像形成を行なう像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステッピングモータを駆動する駆動方式
には、1相励磁、1−2相励磁、2相励磁がある。例え
ば、4相コイルのステッピングモータ(A相、*A相,
B相、*B相)の2相励磁方式では、図11に示すよう
に、A相,B相励磁→B相,*A相励磁→*A相,*B
相励磁→*B相,A相励磁→・・・を順次繰り返してス
テッピングモータのロータを電気角にして900づつ回
転する。尚、図11においてSA,SB,*SA,*S
BはそれぞれA相、B相、*A相、*B相の駆動信号で
ある。図12はステッピングモータを2相励磁方式によ
り駆動する励磁回路の構成図である。図中、1はステッ
ピングモータであり、1aはA相コイル、1bは*A相
コイル、1cはB相コイル、1dは*B相コイルであ
る。2はA相及び*A相の励磁回路、3はB相及び*B
相の励磁回路であり、それぞれ同一の構成を備えてい
る。4は基準電圧発生部であり、ツェナーダイオー4a
の一定端子電圧を可変抵抗4bと固定抵抗4cで分圧し
て基準電流(=一定)に応じた基準電圧VRE Fを各励磁
回路2、3に入力するようになっている。
【0003】励磁回路2において、2a,2bはA相、
*A相のコイル1a,1bに直列に接続されたスイッチ
ングトランジスタ(FET等でも良い)、2cは各スイ
ッチング素子2a,2bのオン時にコイル1a,1bに
流れる励磁電流IA,*IAを検出する検出抵抗、2d,
2eはスイッチング素子2a,2bがオンからオフに移
行した時、対応するコイル1a,1cにフライバック電
流IFA,*IFAを流すダイオードである。2fは検出電
流値(検出抵抗2cの端子電圧VD)と基準電流値(基
準電圧値VREF)を比較し、VD≧VREFになった時、パ
ルスScを発生するコンパレータ、2gはコンパレータ
2fからパルスScが出力された時、所定時間ローレベ
ルとなり、しかる後ハイレベルとなる信号Sdを出力す
るワンショット回路、2hはA相駆動信号SAが入力さ
れている時、ワンショット出力Sdを通過させるアンド
ゲート、2iは*A相駆動信号*SAが入力されている
時、ワンショット回路29の出力Sdを通過させるアン
ドゲートである。励磁回路3は励磁回路2と全く同一の
構成を備え、B相コイル1cと*B相コイル1dを励磁
制御するようになっている。
【0004】図13はA相コイル1aの励磁制御を示す
励磁回路各部の信号波形図である。ワンショット回路2
gは通常ハイレベルの信号Sdを出力しているから、駆
動信号SAがハイレベルになるとアンドゲート2hはハ
イレベルのスイッチング信号Seを出力する。これによ
り、トランジスタ2aがオンし、A相コイル1aにA相
励磁電流IAが流れ、該励磁電流値に応じた電圧VDが発
生しコンパレータ2fに入力される。コンパレータ2f
は基準電圧VREFと検出電圧VDとを比較し、VD≧VREF
になった時パルスScを発生する。これにより、ワンシ
ョット回路2gは所定時間Tmの期間ローレベルにな
る。この結果、スイッチングトランジスタ2aがオフ
し、励磁電流IAは零になる。スイッチングトランジス
タ2aがオフすると、A相コイル1aに蓄えられたエネ
ルギーがフライバック電流IFAとなってダイオード2d
を流れる。
【0005】所定時間Tmが経過すると、ワンショット
回路2gの出力信号Sdは再びハイレベルになるから、
スイッチングトランジスタ2aがオンし、再び励磁電流
Aが流れ始める。以後、A相駆動信号SAがハイレベ
ルの期間、上記動作が繰り返され、トータル的にA相コ
イル1aに励磁電流IAA(=IA+IFA)が流れ、該励
磁電流は略矩形状になる。矩形状の励磁電流IAA,*I
AA,IBB,*IBBは各相コイルに駆動信号SA,SB,
*SA,*SBがハイレベルの期間流れステッピングモ
ータが順次回転することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ステッピングモータの駆動方式では、900づつ回転が
行なわれるため、回転が段階的な動きになり、微小振動
が発生する。電子写真式プリンタや複写機等の像形成装
置の感光ドラムの回転駆動源としてステッピングモータ
を使用すると、この微小振動が画像に影響を与える。こ
のため、ステッピングモータを像形成装置の感光ドラム
の回転駆動源として使用できず、替わりにDCモータや
ブラシレスDCモータが使用されている。しかし、長寿
命、小型、低コスト、高速の要求の中でステッピングモ
ータにより感光ドラムを駆動する必要が生じている。
【0007】特に、カラープリンタでは黒色用の感光ド
ラムと、三原色用の3つの感光ドラムが必要であり、し
かも、順次トナーの色を変えて正確に重ね合わせ印刷す
ることによりカラー印刷を行なうため、高精度に感光ド
ラムを回転する必要がある。又、用紙を各感光ドラムの
転写位置に順次搬送するベルトの駆動にも同様に高精度
が要求される。以上から、カラープリンタでは感光ドラ
ムやベルト駆動に小型、低コストで、かつ、高速、高精
度駆動が可能なモータで駆動する必要があり、このため
益々ステッピングモータで感光ドラムを駆動する必要が
強くなっている。以上から本発明の目的は、滑らかに回
転して微小振動が小さいステッピングモータで感光ドラ
ム、用紙搬送ベルト、中間転写媒体を駆動する像形成装
置及びカラー用像形成装置を提供することである。本発
明の別の目的は、長寿命、小型、低コストで、かつ、高
速、高精度駆動が可能なステッピングモータを感光ドラ
ム、ベルト、中間媒体等の駆動に使用した像形成装置及
びカラー用像形成装置を提供することである。本発明の
他の目的は、励磁電流波形を正弦波状あるいは三角波状
にしてステッピングモータを滑めらかに回転する像形成
装置及びカラー印刷用像形成装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。11は像形成装置における感光ドラム、31
は感光ドラム11を回転するステッピングモータ、51
はステッピングモータの各相コイルの励磁電流を所定値
まで漸増した後漸減する励磁回路、61は各相毎に所定
値まで漸増後漸減する基準電流波形を発生する基準電流
発生部である。励磁回路51において、51aはA相コ
イル31に対応して設けられたスイッチングトランジス
タ、51cはスイッチング素子51aのオン時にコイル
に流れる励磁電流を検出する検出部(検出抵抗)、51
eはスイッチングトランジスタ51aがオンからオフへ
移行した時、A相コイルにフライバック電流を流すダイ
オード、51gはチョッピング手段であり、各相毎に検
出電流値と基準電流値を比較するコンパレータ51hと
検出電流値が基準電流値になった時対応するスイッチン
グ素子51aを所定時間オフし、しかる後オンするワン
ショット回路51iを備えている。
【0009】
【作用】感光ドラム11を回転しながらその上に形成さ
れた静電潜像をトナーで現像し、該トナー像を用紙に転
写し、用紙上のトナー像を定着して出力する像形成装置
であり、感光ドラム11をステッピングモータ31によ
り回転駆動すると共に、励磁回路51によりステッピン
グモータ31の各相コイル31aの励磁電流を所定値ま
で漸増後漸減するように制御する。このように、励磁電
流を漸増後漸減するように制御すれば、ステッピングモ
ータの回転は滑らかになり、微小振動が生じず、従っ
て、ステッピングモータで感光ドラムを駆動しても画像
に対する影響がない。又、ステッピングモータを使用で
きるため小型、低コスト、長寿命化が可能となる。特
に、黒色用の感光ドラムと、三原色用の3つの感光ドラ
ムと、用紙を各感光ドラムの転写位置に順次搬送するベ
ルト等を備えたカラープリンタにおいて、前記各感光ド
ラム及びベルトの駆動にステッピングモータを用いれ
ば、小型、低コストの効果を益々高めることができる。
【0010】又、励磁回路51を、各相のコイル31a
に対応して設けられたスイッチング素子51aと、各ス
イッチング素子のオン時にコイルに流れる励磁電流を検
出する検出部51cと、各相毎に検出電流値が基準電流
値になった時、対応するスイッチング素子を所定時間オ
フするチョッピング手段51gと、前記オフ期間、対応
するコイルにフライバック電流を流すダイオード51e
で構成する。そして、基準電流波形を正弦波形状あるい
は三角波形状にすれば、各相コイル31aに流れる励磁
電流も正弦波形状あるいは三角波形状に従って漸増、漸
減し滑らかに微小振動なくステッピングモータを回転す
ることができる。
【0011】
【実施例】
(a) カラープリンタの全体構成 図2はカラープリンタの全体構成図であり、10aは黒
色印刷用の第1像形成部、10b〜10dは三原色
(赤、青、緑)用の第2〜第4像形成部である。各像形
成部は同一の構成になっており、11は感光ドラム、1
2は前帯電器、13は光学ユニット、14は現像ユニッ
ト、15は転写帯電器である。16は用紙を各像形成部
10b〜10dの感光ドラム11の転写位置に順次搬送
する用紙搬送ベルト、17は熱圧着ローラあるいはフラ
ッシュランプによりトナー像を定着する定着装置、18
は紙送りローラ、19は所定サイズにカットされた用紙
CPを多数枚収容するホッパ、20はホッパから用紙を
1枚づつピックして繰り出すピックアップローラ、21
はスタッカである。
【0012】各像形成部10a〜10dの感光ドラム1
1及びベルト16は図示しないがマイクロステップ駆動
のステッピングモータにより回転されるようになってい
る。用紙CPはピックアップローラ20によりホッパ1
9から繰り出され、用紙搬送ベルト16により第1の像
形成部10aの転写部(転写帯電器)15に到り、ここ
で感光ドラム11上の黒色トナー像が転写されて黒の印
刷が行なわれる。ついで、用紙CPは搬送ベルト16に
より第2〜第4像形成部10b〜10dの転写部15に
順次到る。そして、所望の色に応じて各感光ドラム11
上の赤、青、緑のトナー像が適宜用紙CPの同一個所に
転写され、所望のカラー印刷が行なわれる。最終的に、
用紙CPは定着装置17に搬送され、ここで未定着トナ
ー像が定着される。光学ユニット13による光学像の照
射開始、終了のタイミングや転写帯電器15によるコロ
ナ放電の開始、終了のタイミングは、図示しない用紙セ
ンサーにより用紙を検出した時刻を基準にして制御さ
れ、正しく用紙上に印刷されるようになっている。
【0013】(b) 像形成部 図3はカラープリンタにおける各像形成部10a〜10
dの構成図である。11は光導電体(感光体)を表面に
有する感光ドラムで、A矢印方向に一定速度で回転する
もの、12は感光ドラム表面を一様に帯電する前帯電
器、13は感光ドラム上に光学像を照射して静電潜像を
形成する露光用の光学ユニット、14は静電潜像に対応
したトナー像を形成する現像ユニットで、トナー供給部
14a、現像部14bを備えている。15はトナー像を
用紙CPに転写する転写帯電器、25は光を照射して感
光ドラム上の帯電荷を除去する光除電器、26は感光ド
ラム上に残留するトナーを除去・清掃するクリーナで、
ブラシ26a,ブレード26bを備えている。
【0014】用紙CPは右方のホッパー19(図2)か
ら1枚づつ繰り出され、矢印B方向に搬送され、各像形
成部の転写帯電器15、定着部17を介して左方のスタ
ッカー21に排出される。前帯電器12により一様に例
えばプラス帯電された感光ドラム11表面に光学像を照
射すると光があたった部分の電荷が抜け、静電潜像が形
成される。ついで、現像ユニット部14において、所定
の現像電圧でバイアスされたマグネットロール(現像ロ
ール)MGRを回転してプラス帯電したトナーを感光ド
ラム表面に擦り付けると該トナ−は静電潜像上に移動し
てトナー像が形成される。しかる後、転写帯電器15で
トナー像の帯電電位と逆極性(マイナス)の電位でコロ
ナ放電を用紙CPの裏面から行えばトナー像は用紙CP
に転写される。転写帯電器15でトナー像を転写された
用紙CPは以後各像形成部の転写部15を介して定着装
置17(図2)に到り、ここで未定着トナーを定着さ
れ、スタッカー21に排出される。又、トナー像が用紙
に転写された後、感光ドラム11は更に回転し、光除電
器25で除電され、クリーナ26で残留トナーを除去さ
れ、次の静電潜像の形成に備えられる。
【0015】(c) 光学ユニット 図4は露光用光学ユニット13の構成図であり、11は
感光ドラム、31は感光ドラムを回転させるマイクロス
テップ駆動のステッピングモータである。光学ユニット
13において、13aはレーザダイオード、13bはコ
リメートレンズ、13cはレーザ光を感光ドラム1の長
手方向(C矢印方向)に走査させるポリゴンミラー、1
3dはF−θレンズ(結像レンズ)、13eはポリゴン
ミラーを一定速度で回転するスピンドルモータである。
ドットイメージの印刷情報によりレーザダイオード13
aをオン・オフ制御してレーザ光をオン・オフ変調す
る。印刷情報によりオン・オフ変調されたレ−ザ光はコ
リメートレンズ13bを介してポリゴンミラー13cに
到る。ポリゴンミラー13cはスピンドルモータ13e
により一定速度で回転しているから、入射レーザ光をF
−θレンズ13dを介して感光ドラム1の長手方向(C
矢印方向)に繰返し移動させる。従って、感光ドラム1
1をステッピングモータ31によりA矢印方向に回転さ
せ、かつ、印刷情報でオン・オフ変調されたレーザ光を
感光ドラム11の長手方向に走査させれば、ドットイメ
ージの光学像が照射されたことになり、感光ドラム表面
にドットイメージの静電潜像が形成される。
【0016】(d) ステッピングモータのマイクロステッ
プ駆動 前述のように、各像形成部10a〜10dの感光ドラム
11及びベルト16はマイクロステップ駆動のステッピ
ングモータにより回転されるようになっている。マイク
ロステップ駆動によりステッピングモータは滑らかに微
小振動なく回転することができる。図5は本発明にかか
わるマイクロステップ駆動による励磁回路の構成図であ
り、31はステッピングモータ、51はステッピングモ
ータの各相コイルの励磁電流を所定値まで漸増した後漸
減する励磁回路、61は各相毎に所定値まで漸増後漸減
する基準電流波形を発生する基準電流発生部である。基
準電流発生部61は、図6(a)に示すように正弦波状の
基準電流波形又は図6(b)に示すように三角波状の基準
電流波形を発生する。A相の基準電流波形Vrefaを反転
したものが*A相の基準電流波形*Vrefaとなる。B相
の基準電流波形VrefbはA相の基準電流波形Vrefaから
900位相が遅れて発生し、*B相の基準電流波形*Vr
efbはB相の基準電流波形Vrefbを反転したものとな
る。従って、A相の基準電流波形Vrefaから順に900
の位相差を持って、B相の基準電流波形Vrefb→*A相
の基準電流波形*Vrefa→*B相の基準電流波形*Vre
fb→A相の基準電流波形Vrefa→・・・が発生するよう
になっている。
【0017】図5に戻って、ステッピングモータ31に
おいて、31a〜31dはそれぞれA相、*A相、B
相、*B相コイルである。励磁回路51において、51
AはA相コイル31a及び*A相コイル31bを励磁す
る励磁回路、51BはB相コイル31c及び*B相コイ
ル31dを励磁する励磁回路である。励磁回路51A,
51Bは同一の構成を備え、図5では励磁回路51Aの
みを示している。励磁回路51Aにおいて、51aはA
相コイルに対応して設けられたスイッチングトランジス
タ、51bはB相コイルに対応して設けられたスイッチ
ングトランジスタ、51cはスイッチングトランジスタ
51aのオン時にA相コイル31aに流れる励磁電流を
検出する検出部(検出抵抗)、51dはスイッチングト
ランジスタ51bのオン時に*A相コイル31bに流れ
る励磁電流を検出する検出部(検出抵抗)である。51
eはスイッチングトランジスタ51aがオンからオフへ
移行した時、A相コイル31aにフライバック電流を流
すダイオード、51fはスイッチングトランジスタ51
bがオンからオフへ移行した時、*A相コイル31bに
フライバック電流を流すダイオードである。
【0018】51gはA相用のチョッピング手段であ
り、A相電流(検出抵抗51cの端子電圧Vda)と基準
電流波形Vrefa(図6参照)の値を比較するコンパレー
タ51hと、A相電流値が基準電流値になった時に対応
するスイッチングトランジスタ51aを所定時間オフ
し、しかる後、オンするワンショット回路51iを備え
ている。51g′は*A相用のチョッピング手段であ
り、*A相電流(検出抵抗51dの端子電圧*Vda)
と基準電流波形*Vrefa(図6参照)の値を比較するコ
ンパレータ51h′と、*A相電流値が基準電流値にな
った時に対応するスイッチングトランジスタ51bを所
定時間オフし、しかる後、オンするワンショット回路5
1i′を備えている。基準電流発生部61は、図7に示
すように周知の正弦波発生器62aと、マイナスカット
のダイオード62b〜62e、反転回路62f〜62g
を備え、出力端子Ta〜Tbより各相の基準電流波形V
refa,*Vrefa,Vrefb,*Vrefbを発生する。
【0019】以下、図5の動作を説明する。Vda=Vre
faの場合、ワンショット回路51iの出力Sdは”0”
となっており、A相コイル31aには励磁電流IAは流
れていない。かかる状態において、A相基準電流波形V
refaが漸増を開始し、Vrefa>Vdaとなるとワンショッ
ト回路51iの出力Sdは”1”となり、スイッチング
トランジスタ51aがオンしてA相コイル31aに励磁
電流IAが流れ始める。これにより、A相励磁電流IA
増加してゆき該励磁電流値に応じた電圧Vdaが発生しコ
ンパレータ51hに入力される。コンパレータ51hは
基準電流波形Vrefaと検出電圧Vdaを比較し、Vda≧V
refaになった時パルスScを発生する。これにより、ワ
ンショット回路51iは所定時間Tmの期間ローレベル
になる。この結果、スイッチングトランジスタ51aが
オフし、励磁電流IAは零になる。スイッチングトラン
ジスタ51aがオフすると、A相コイル31aに蓄えら
れたエネルギーがフライバック電流IFAとなってダイオ
ード51eを流れる。
【0020】所定時間Tmが経過すると、ワンショット
回路51iの出力信号Sdは再びハイレベルになるか
ら、スイッチングトランジスタ51aがオンし、再び励
磁電流IAが流れ始める。以後、基準電流波形Vrefaが
0ボルト以上の期間、上記動作が繰り返され、A相コイ
ル31aに漸増後漸減する電流が流れる。例えば基準電
流波形Vrefaを正弦波状にすれば、図8に示すように正
弦波状の励磁電流がA相コイル31aに流れ、基準電流
波形Vrefaを三角波状にすれば三角波状の励磁電流がA
相コイル31aに流れる。
【0021】以上はA相コイルの励磁電流制御の場合で
あるが、*A相、B相、*B相も同様に制御されて正弦
波状あるいは三角波状の励磁電流が流れる。この結果、
基準電流波形の1/2周期の期間Tの間に各スイッチン
グトランジスタがn回オン・オフを行なうもとすれば、
従来900毎に回転していたものを(図9(a)参照)、本
発明では(90/n)0毎に滑らかに回転することがで
きる(図9(b)参照)。この結果、本発明にかかわるマイ
クロステップ駆動のステッピングモータで感光ドラムを
駆動しても画像に対する影響がない。又、ステッピング
モータを使用できるため小型、低コスト、長寿命化が可
能となる。特に、カラープリンタにおいては多数のモー
タが必要になるが、各モータとしてステッピングモータ
を用いることができ、小型、低コストの効果を高めるこ
とができる。以上では、カラープリンタの実施例につい
て説明したが、本発明はカラープリンタに限るものでは
なく単色印刷用プリンタにも実施できるものである。
【0022】(e) カラープリンタの別の構成 図10はカラープリンタの別の構成図であり、中間転写
体を用いる例である。図中、100は記録紙、101は
感光ドラム、102は帯電器、103はレーザ光学ユニ
ット、104は転写帯電器(第1転写部)、105は中
間転写体である転写ベルト、106はクリーナ部、10
7は転写ベルト上のカラートナー像を記録紙100に転
写する第2転写部、108は定着装置、109はクリー
ナ、110現像部である。現像部110は、3原色のイ
ェロー、マゼンダ、シアンにブラックを加えた4色の記
録を行なうために4組の現像ユニット111,112,
113,114を備えている。感光ドラム101及び転
写ベルト105は図示しないがマイクロステップ駆動の
ステッピングモータにより滑らかに回転されるようにな
っている。
【0023】記録を行なうには、まず、帯電器102に
より感光ドラム101の表面をマイナスの電圧に一様に
帯電させる。続いて、レーザ光学ユニット103によっ
て感光ドラム101表面を露光し、記録したい画像の静
電潜像を該感光ドラム101の表面に形成する。感光ド
ラム101は矢印方向に回転駆動されており、現像部1
10で静電潜像は所定のカラートナーにより現像される
(所定の色のトナーが感光ドラム101に付着され
る)。最初はイェローの色のトナーにより現像が行なわ
れる。第1転写部104では、感光ドラム101上のイ
ェローのトナー像を転写ベルト(中間転写体)105に
転写する。そして、転写後に、クリーナ部106におい
て感光ドラム101をクリーニングして残留トナーを除
去し、再び作像工程を繰り返す。次の工程では、現像用
トナーとしてマゼンダのトナーを使用する。そして、マ
ゼンダのトナー画像を転写ベルト105上に先程のイェ
ローのトナー像と位置合わせをして(重ね合わせして)
転写する。以下同様にして、シアンのトナー像、そして
ブラックのトナー像を順次転写ベルト105上で重ね合
わせる。
【0024】4色のトナー像の重ね合わせが終わると、
第2の転写部107において、カラートナー像を転写ベ
ルト105から一括して記録紙100に転写する。その
後、定着器108で記録紙100を加熱し、トナーを溶
融して記録紙100に定着させる。転写ベルト105
は、記録紙100への転写後、クリーナ9で残留トナー
を取り去って、再び記録に使用する。以上の動作を繰り
返して、フルカラー画像を記録紙100に記録する。こ
のカラープリンタにおいても、感光ドラム、転写ベルト
の駆動にマイクロステップ駆動のステッピングモータを
用いることができ、小型、低コストの効果を高めること
ができる。以上、本発明を実施例により説明したが、本
発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の
変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものでは
ない。
【0025】
【発明の効果】以上本発明によれば、マイクロステップ
駆動のステッピングモータで感光ドラムや用紙搬送ベル
トを駆動するようにしたから、小型、低コスト、高精度
の像形成装置を提供することができる。又、本発明によ
れば、カラープリンタにおいて多数の感光ドラム回転用
のモータが必要になるが、各モータとしてステッピング
モータを用いることができ、小型、低コストの効果を益
々高めることができる。更に本発明によれば、励磁電流
波形を正弦波状あるいは三角波状にしてステッピングモ
ータを簡単な構成で滑らかに回転することができその効
果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】カラープリンタの全体構成図である。
【図3】電子写真プリンタの像形成部の構成図である。
【図4】光学ユニットの構成図である。
【図5】励磁回路の構成図である。
【図6】各相基準電流の波形図である。
【図7】基準電流波形発生部の構成図である。
【図8】励磁電流波形図である。
【図9】ステッピングモータの回転説明図である。
【図10】中間転写体を使用した電子写真装置の構成図
である。
【図11】2相励磁方式における各相駆動信号波形図で
ある。
【図12】励磁回路の構成図である。
【図13】励磁回路各部の信号波形図である。
【符号の説明】
11・・感光ドラム 31・・ステッピングモータ 31a・・A相コイル 51・・励磁回路 61・・基準電流発生部 51a・・スイッチングトランジスタ 51c・・検出抵抗 51e・・フライバック電流を流すダイオード 51g・・チョッピング手段 51h・・コンパレータ 51i・・ワンショット回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光ドラムを回転しながらその上に形成
    された静電潜像をトナーで現像し、該トナー像を用紙に
    転写し、用紙上のトナー像を定着して出力する像形成装
    置において、 前記感光ドラムを回転するステッピングモータと、 該ステッピングモータの各相コイルの励磁電流を、所定
    値まで漸増し、しかる後漸減する励磁回路を備えたこと
    を特徴とする像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像形成装置は、カラー印刷用に黒色
    用の感光ドラムと三原色用の3つの感光ドラムと、用紙
    を各感光ドラムの転写位置に順次搬送するベルトと、各
    感光ドラム及びベルトを駆動するためのステッピングモ
    ータを備えたことを特徴とする請求項1記載の像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記励磁回路は、正弦波状あるいは三角
    波状に励磁電流を漸増、漸減する請求項1又は請求項2
    記載の像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記励磁回路は、 各相のコイルに対応して設けられたスイッチング素子
    と、 各スイッチング素子のオン時にコイルに流れる励磁電流
    を検出する検出部と、 各相毎に基準電流波形に従って所定値まで漸増後漸減す
    る基準電流を発生する基準電流発生部と、 各相毎に検出電流値が基準電流値になった時、対応する
    スイッチング素子を所定時間オフするチョッピング手段
    と、 前記オフ期間、対応するコイルにフライバック電流を流
    すダイオードを備えた請求項1又は2記載の像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記基準電流波形は正弦波形状あるいは
    三角波形状である請求項4記載の像形成装置。
  6. 【請求項6】 感光ドラムを回転しながらその上に形成
    された静電潜像をトナーで現像し、該トナー像を中間転
    写体に転写し、中間転写体に転写されたトナー像を更に
    用紙に転写し、用紙上のトナー像を定着して出力する像
    形成装置において、 前記中間転写体を回転するステッピングモータと、 該ステッピングモータの各相コイルの励磁電流を、所定
    値まで漸増し、しかる後漸減する励磁回路を備えたこと
    を特徴とする像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記中間転写体は、単票用紙を搬送する
    無端状搬送体である請求項6記載の像形成装置
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