JPH08221953A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH08221953A
JPH08221953A JP2261395A JP2261395A JPH08221953A JP H08221953 A JPH08221953 A JP H08221953A JP 2261395 A JP2261395 A JP 2261395A JP 2261395 A JP2261395 A JP 2261395A JP H08221953 A JPH08221953 A JP H08221953A
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JP
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recording
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microcomputer
unit
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JP2261395A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Miyoshi
規之 三好
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報記録再生装置の学習機能において、使用
者における繁雑な操作を要することなく、使用者におい
て覚えにくいと感じたフレーズを優先的に再生する。 【構成】 操作入力部10の操作によってシステムマイ
コン11が学習モードに設定され、MDマイコン3にお
けるMD機構部1及びMD回路部2の駆動制御によって
装置本体に装着された図示しないディスクの繰り返し再
生が行われると、その繰り返し回数がシステムマイコン
11によってカウントされと共に、そのカウント値がR
AM13の各トラックに対応する領域に記憶され、再生
終了時、システムマイコン11がRAM13に記憶され
た繰り返し回数に基づいてトラック単位の再生順序を設
定すると共に、その設定した再生順序に基づくユーザT
OC情報を作成してMDマイコン3に送出し、MDマイ
コン3におけるMD機構部1及びMD回路部2の駆動制
御によって当該ユーザTOC情報を装置本体に装着され
たディスクに記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再生データがインデッ
クス情報によって管理される記録再生可能な記録媒体を
再生する情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、再生データがインデックス情
報によって管理される記録再生可能な記録媒体を再生す
る情報記録再生装置としては録再用MD(ミニディス
ク)装置等があり、このような録再用MD装置では、記
録媒体としての光磁気ディスクの内周側に設けられたU
−TOC領域に再生データの任意単位の区切り、及び当
該区切られた再生データ単位の再生順序等のインデック
ス情報が記録されており、そのインデックス情報に基づ
いてU−TOC領域の外周側に記録された再生データの
再生が行われていた。
【0003】そして、上記のような録再用MD装置で
は、そのランダムアクセス性の高さから学習機として用
いられることがあり、例えば語学学習機として用いる場
合には、インデックス情報によって再生データをフレー
ズ単位で区切ると共に、当該フレーズ単位で再生順序を
管理し、且つ所定の操作によって次フレーズへの移行動
作が行われない限り現在再生しているフレーズを繰り返
し再生するように制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置を語学学習機等の学習機として用いた場合、フレーズ
単位で区切られた再生データを再生する際において常に
同一の再生順序でフレーズ単位で区切られた再生データ
が再生されるため、使用者において覚えにくいと感じた
フレーズがあった場合において当該覚えにくいフレーズ
を優先的に再生させるためには、使用者による編集操作
によって覚えにくいフレーズの再生順序を前段にもって
くる必要があり、使用者において繁雑な操作を要すると
いった問題点があった。
【0005】本発明は、使用者における繁雑な操作を要
することなく、使用者において覚えにくいと感じたフレ
ーズを優先的に再生することができる情報記録再生装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、再生データの任意単位の区
切り、及び当該区切られた再生データ単位の再生順序が
インデックス情報によって管理された記録媒体を再生す
る情報記録再生装置において、上記インデックス情報に
よって区切られた任意単位の再生データの再生回数を計
数する計数手段と、該計数手段によって計数された再生
回数に基づいて上記再生順序を設定する設定手段と、該
設定手段によって設定された再生順序をインデックス情
報として上記記録媒体に記録する記録手段とを設けたも
のである。
【0007】請求項2記載の発明は、上記設定手段は、
上記計数手段によって計数された再生回数が多い再生デ
ータから順に再生されるよう再生順序を設定するもので
ある。
【0008】請求項3記載の発明は、上記記録媒体に記
録された再生データを、上記インデックス情報によって
区切られた任意単位内で繰り返し再生する繰り返し再生
手段と、該繰り返し再生手段による繰り返し再生を次の
再生データに移行させる移行操作手段とを設け、上記計
数手段は、上記繰り返し再生手段による繰り返し回数を
計数するものである。
【0009】請求項4記載の発明は、上記記録媒体に記
録されたインデックス情報を記憶する記憶手段と、該記
憶手段によるインデックス情報の書き込み/読み出しを
行わせる記憶操作手段とを設け、上記記録手段は、上記
記憶操作手段によってインデックス情報の読み出しが行
われたとき、上記記憶手段から読み出されたインデック
ス情報を上記記録媒体に記録するものである。
【0010】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、インデ
ックス情報によって任意単位で区切られた再生データが
再生されたとき、計数手段が任意単位で区切られた再生
データ毎にその再生回数を計数した後、設定手段がその
計数結果に基づいて任意単位で区切られた再生データ単
位の再生順序を設定し、その設定した再生順序を記録手
段によってインデックス情報として記録媒体に記録させ
ることにより、前回再生された再生データの再生回数に
基づく再生順序によって再生データを再生することがで
きる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、設定手段が
計数手段によって計数された再生回数が多い再生データ
の再生順序を前段に設定することにより、前回のデータ
再生において再生回数が多い再生データから順に再生す
ることができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、インデック
ス情報によって任意単位で区切られた再生データが繰り
返し再生手段によって繰り返し再生されたとき、移行操
作手段の操作によって次の再生データへの移行動作が行
われるまでに要した繰り返し回数を計数手段が全ての再
生データについて計数した後、設定手段がその計数結果
に基づいて任意単位で区切られた再生データ単位の再生
順序を設定し、その設定した再生順序を記録手段によっ
てインデックス情報として記録媒体に記録させることに
より、前回繰り返し再生された再生データの繰り返し回
数に基づく再生順序によって再生データを再生すること
ができる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、設定手段に
よって再生データの再生順序が設定され、その設定され
た再生順序がインデックス情報として記録媒体に記録さ
れる前において、記憶操作手段による書き込み操作によ
って記録媒体に記録されたインデックス情報を記憶手段
に記憶させると共に、記憶手段に記憶されたインデック
ス情報を記憶操作手段による読み出し操作によって読み
出し、その読み出したインデックス情報を記録手段によ
って記録媒体に記録させることにより、使用者による操
作によって再生データの再生順序を初期化して元に戻す
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例である情報記録再
生装置の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図2は
同情報記録再生装置の外観を示す斜視図、図3は同情報
記録再生装置のメモリ内容を示す説明図、図4は同情報
記録再生装置における再生順序設定動作時のデータ内容
を示す説明図、図5は再生順序変更前のインデックス情
報の一例を示す説明図、図6は再生順序変更後のインデ
ックス情報の一例を示す説明図、図7は同情報記録再生
装置における再生順序設定動作を示すフローチャート、
図8は同情報記録再生装置における初期値登録のメモリ
内容を示す説明図、図9は同情報記録再生装置における
初期値登録動作を示すフローチャート、図10は同情報
記録再生装置における初期値復活動作を示すフローチャ
ートである。
【0016】図1及び図2において、1は図示しない光
磁気ディスクの回転駆動、及び図示しない光磁気ディス
クのデータ読み取り/書き込みを行うピックアップと磁
気ヘッドの駆動を行うMD機構部、2はピックアップに
よって読み取られた再生データ及びピックアップによっ
て書き込む記録データの信号処理を行うMD回路部、3
はMD回路部2によって信号処理された読み取りデータ
に基づいてトラッキング制御及びフォーカス制御を行う
と共に読み取りデータに含まれるインデックス情報を取
り出すMDマイコン、4はMDマイコン3によって取り
出されたインデックス情報を記憶するRAMであり、こ
のMD機構部1、MD回路部2、MDマイコン3、及び
RAM4によって図示しない光磁気ディスク(記録媒
体)の再生及び記録を行うMDユニットが構成されてい
る。
【0017】5はMDユニットを構成するMD回路部2
によって信号処理された再生信号の音量調整を行う電子
ボリューム、6は電子ボリューム5によって音量調整さ
れた再生信号を増幅するアンプ、7はアンプ6によって
増幅された再生信号を外部に放音するスピーカ、8はア
ンプ6によって増幅された再生信号を外部に放音する図
示しないヘッドホンが接続されるヘッドホン端子、9は
図示しない光磁気ディスクに記録する信号を入力するた
めのAUX端子である。
【0018】10はモード切替キー、NEXTキー、及
びテンキー等が設けられた操作入力部、11は操作入力
部10の操作入力に基づいて上記MDユニットを構成す
るMDマイコン3及びその他各部の制御を行うと共に、
MDマイコン3からの制御信号に基づいてトラック単位
(フレーズ単位)の再生回数をカウントするシステムマ
イコン、12はシステムマイコン11からの制御信号に
基づいて現在のモード、及び図示しない光磁気ディスク
から読み出された再生データ等を表示する表示部、13
はシステムマイコン11によってカウントされた再生回
数をトラック単位で記憶するRAMであり、システムマ
イコン11はRAM13に記憶されたフレーズ単位の再
生回数に基づいてトラック単位の再生順序を設定するも
のである。
【0019】そして、上記のように構成された情報記録
再生装置において、操作入力部10の操作入力によって
学習モードに設定する場合の動作について説明する。
【0020】光磁気ディスクとして語学学習用のディス
ク、又は使用者による編集操作によって作成されたディ
スクを装置本体に装着すると、MD機構部1が装着され
たディスクを回転駆動すると共に、ピックアップを駆動
して装着されたディスクのリードイン情報及び図5に示
すようなユーザTOC情報(インデックス情報)を読み
取り、その読み取った情報をMD回路部2によって信号
処理してマイコン3に送出し、RAM4に記憶させる。
【0021】この状態において、操作入力部10の入力
によって学習モードに設定し、操作入力部10のテンキ
ー等によって再生したいトラックを指定する(ステップ
F1)と、システムマイコン11がその指定トラックN
o.をスタートトラックのNo.としてトラックNO.
カウンタにセットする(ステップF2)と共に、当該ト
ラックNo.の再生データの再生要求を示す制御信号を
MDマイコン3に送出し(ステップF3)、MDマイコ
ン3がRAM4に記憶されたユーザTOC情報に基づい
てMD機構部1を制御し、指定トラックのアドレス部の
再生データを再生する。
【0022】尚、操作入力部10のテンキー等によって
トラック指定がない場合、トラックNo.1がスタート
トラックのNo.としてトラックNo.カウンタにセッ
トされる。
【0023】そして、このMD回路部2によって再生さ
れた再生信号は電子ボリューム5によって音量調整が施
された後、アンプ6によって増幅され、スピーカ7又は
ヘッドホン端子8に接続された図示しないヘッドホンに
よって外部に放音される。
【0024】そして、このMD回路部2によって再生さ
れた再生データとしてトラックENDコードが読み取ら
れる(ステップF4)と、MDマイコン3がトラックE
NDコードが読み取られたことをシステムマイコン11
に送出し、システムマイコン11において再生回数を計
数するカウンタをカウントアップさせる(ステップF
5)と共に、MD制御部3においてRAM4に記憶され
たユーザTOC情報に基づいてMD機構部1を制御して
再度現在再生しているトラックNo.の再生データを再
生させる(ステップF3)。
【0025】一方、上記MD回路部2による再生信号の
再生中において、操作入力部10のNEXTキーが操作
される(ステップF6)と、システムカウンタ11にお
けるトラックNo.カウンタの値をカウントアップする
(ステップF7)と共に、カウンタによって計数された
繰り返し回数を、RAM13の当該計数を行ったトラッ
クに対応する領域に記憶し(ステップF7)、当該カウ
ンタの値をクリアする。
【0026】そして、システムマイコン11よりMDマ
イコン3にトラックNo.カウンタのトラックNo.の
再生データの再生要求を示す制御信号を送出し、MDマ
イコン3においてそのトラックNo.がRAM4に記憶
されているユーザTOC情報に基づく最終トラックN
o.以内であるか判断され(ステップF8)、最終トラ
ックNo.以内であると判断されると、MDマイコン3
がRAM4に記憶されたユーザTOC情報に基づいてM
D機構部1を制御し、指定トラックのアドレス部の再生
データを再生して(ステップF3)上記動作を繰り返
し、又最終トラックNo.以内でないと判断されると、
MDユニットにおけるデータ再生動作を停止する(ステ
ップF13)。
【0027】尚、上記MD回路部2による再生信号の再
生中において、操作入力部10のポーズキーが操作され
る(ステップF10)と、再度ポーズキーが操作される
まで再生を一時停止して待機し(ステップF11)、又
操作入力部10の停止キーが操作される(ステップF1
2)と、MDユニットにおけるデータ再生動作を停止す
る(ステップF13)。
【0028】そして、MDユニットにおけるデータ再生
動作が停止すると、システムマイコン11においてRA
M13に記憶された図3に示すようなデータ列を読み出
し、このデータ列に基づいて図4に示すように繰り返し
回数の多いトラックNo.から順に新しいトラックN
o.を設定し、この設定した新トラックNo.をプログ
ラム並び替え情報としてMDマイコン3に送出する(ス
テップF14)と共に、装置本体に装着された図示しな
いディスクのユーザTOC情報の書き換えを指示する
(ステップF15)。
【0029】そして、MDマイコン3ではシステムマイ
コン11からの並び替え情報に基づいて新しいトラック
No.に対応するアドレスデータをRAM4に記憶され
たユーザTOC情報を用いて順次付与し、図6に示すよ
うに全てのトラックNo.についてアドレスデータが付
与されたとき、このデータをRAM4に記憶されるユー
ザTOC情報として書き換えた後、システムマイコン1
1から送出されたユーザTOC情報の書き換え指示に基
づいてMD機構部1及びMD回路部2を駆動制御し、装
置本体に装着された図示しないディスクのユーザTOC
情報をRAM4に記憶されたユーザTOC情報に書き換
える。
【0030】従って、上記動作制御によれば、学習モー
ドの設定によって繰り返し再生が行われたとき、その繰
り返し回数に基づいてトラック単位の再生順序が設定さ
れると共に、その設定された再生順序に基づくユーザT
OC情報が作成され、装置本体に装着されたディスクに
記録されることにより、次回の再生において、前回の再
生で繰り返し回数が多かったトラックの再生データから
順に再生することができる。
【0031】次に、トラック単位の再生順序を含むユー
ザTOC情報の初期値登録動作について説明する。
【0032】光磁気ディスクとして語学学習用のディス
ク、又は使用者による編集操作によって作成されたディ
スクを装置本体に装着する一方、MDマイコン3による
MD機構部1及びMD再生部2の駆動制御によって装着
されたディスクのリードイン情報及び図5に示すような
ユーザTOC情報が読み取られてRAM4に記憶された
状態において、操作入力部10の初期値登録キーが操作
入力される(ステップF21)と、システムマイコン1
1がMDマイコン3を制御してRAM4に記憶されたユ
ーザTOC情報を転送させ、この転送されたユーザTO
C情報をRAM13に記憶させる(ステップF22)。
【0033】そして、システムマイコン11においてR
AM13に記憶されたユーザTOC情報にディスクネー
ムが含まれているか判断し(ステップF23)、ディス
クネームが含まれていないとき、表示部12を制御して
ディスクネームの入力要求を行う(ステップF24)。
【0034】そのディスクネームの入力要求に応じて使
用者が操作入力部10の操作してディスクネームを入力
すると、システムマイコン11が操作入力部10によっ
て操作入力されたディスクネームと同一のディスクネー
ムがRAM13の初期値登録領域に記憶されているか判
断し(ステップF25)、同一のディスクネームが記憶
されていないと判断されたとき、図8に示すように、デ
ィスクネームと再生順データとを対応させて初期値登録
領域に追加記憶させる(ステップF26)と共に、操作
入力部10によって操作入力されたディスクネームをM
Dマイコン3に送出し、MDマイコン3においてMD機
構部1とMD回路部2を駆動制御することによって当該
ディスクネームをユーザTOC情報に付加する。
【0035】他方、システムマイコン11において使用
者による操作入力部10の操作によって入力されたディ
スクネームと同一のディスクネームがRAM13の初期
値登録領域に記憶されていると判断された場合、表示部
12を制御して再度ディスクネームの入力要求を行って
(ステップF24)上記動作を繰り返す。
【0036】尚、システムマイコン11において使用者
による操作入力部10の操作によって入力されたディス
クネームと同一のディスクネームがRAM13の初期値
登録領域に記憶されていると判断されたとき、表示部1
2を制御して同一ディスクネームが記憶されていること
を表すメッセージ表示し、上書き登録を行うか否か選択
するようにしても良い。
【0037】従って、上記のような動作制御によれば、
ディスクネームをキーワードとして装置本体に装着され
たディスクの初期ユーザTOC情報を記憶することがで
きる。
【0038】そして、上記のようにして登録された初期
値情報に基づいてディスクのユーザTOC情報を復活さ
せる初期値復活動作は、操作入力部10の初期値復活キ
ーが操作入力される(ステップF31)ことによって開
始され、システムマイコン11がMDマイコン3を制御
してRAM4に記憶されたユーザTOC情報を転送させ
る(ステップF32)。
【0039】そして、システムマイコン11において、
この転送されたユーザTOC情報に含まれているディス
クネームと同一のディスクネームがRAM13の初期値
登録領域に記憶されているが判断され(ステップF3
3)、同一のディスクネームが記憶されていると判断さ
れた場合、図8に示すような、初期値登録領域に記憶さ
れた再生順データを読み出し、MDマイコン3に送出す
る(ステップF34)と共に、装置本体に装着された図
示しないディスクのユーザTOC情報の書き換えを指示
する(ステップF35)。
【0040】そして、MDマイコン3ではシステムマイ
コン11から再生順データをユーザTOC情報としてR
AM4に記憶させた後、システムマイコン11から送出
されたユーザTOC情報の書き換え指示に基づいてMD
機構部1及びMD回路部2を駆動制御し、装置本体に装
着された図示しないディスクのユーザTOC情報をRA
M4に記憶されたユーザTOC情報に書き換える。
【0041】他方、システムマイコン11においてRA
M13に記憶されたユーザTOC情報に含まれているデ
ィスクネームと同一のディスクネームがRAM13の初
期値登録領域に記憶されていないと判断された場合(ス
テップF33)、表示部12を制御して装置本体に装着
されたディスクのユーザTOC情報が初期値登録されて
いないことを表すメッセージを表示する(ステップF3
6)。
【0042】尚、システムマイコン11においてRAM
13に記憶されたユーザTOC情報にディスクネームが
含まれていないとき、表示部12を制御してディスクネ
ームの入力要求を行うようにしても良い。
【0043】従って、上記のような動作制御によれば、
装置本体に装着されたディスクのディスクネームをキー
ワードとして初期値登録モードによって登録した初期ユ
ーザTOC情報を読み出し、装置本体に装着されたディ
スクのユーザTOC情報として記録することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至請求項3記
載の発明によれば、学習モードの設定によって繰り返し
再生が行われたとき、その繰り返し回数に基づいてトラ
ック単位の再生順序が設定されると共に、その設定され
た再生順序に基づくインデックス情報が作成され、記録
媒体に記録されることにより、次回の再生において、前
回の再生で繰り返し回数が多かったトラックの再生デー
タから順に再生することができるため、繁雑な操作を要
することなく、使用者において覚えにくいフレーズ等を
優先的に再生することができ、又ラジオ等で放送される
学習番組等を録音して学習用記録媒体として用いた場合
等では、学習に関係ないコマーシャル部分や、あいさつ
部分を繰り返し聞くことがなく、再生順序が自動的に後
段に設定されるため、使用者による繁雑な編集操作を要
することなく、学習に最適な再生順序となった記録媒体
を作成することができる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、装置本体に
装着された記録媒体の初期インデックス情報を記憶する
ことができると共に、初期値登録した初期インデックス
情報を読み出し、装置本体に装着された記録媒体のイン
デックス情報として記録することができるため、学習モ
ードによる繰り返し再生によってトラック単位の再生順
序が変更された場合においても、使用者における極めて
簡単な操作によって学習モードによる繰り返し再生が行
われる前の再生順序に戻すことができ、それに伴って、
例えば記録媒体とテキストとが対になった教育用ソフト
等を学習モードにおいて再生した場合においても、テキ
ストの項目と記録媒体のトラックとを極めて簡単な操作
によって一致させることができ、又同一の記録媒体にお
いて複数の再生順序を登録することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である情報記録再生装置の電
気的構成を示す概略機能ブロック図
【図2】同情報記録再生装置の外観を示す斜視図
【図3】同情報記録再生装置のメモリ内容を示す説明図
【図4】同情報記録再生装置における再生順序設定動作
時のデータ内容を示す説明図
【図5】再生順序変更前のインデックス情報の一例を示
す説明図
【図6】再生順序変更後のインデックス情報の一例を示
す説明図
【図7】同情報記録再生装置における再生順序設定動作
を示すフローチャート
【図8】同情報記録再生装置における初期値登録のメモ
リ内容を示す説明図
【図9】同情報記録再生装置における初期値登録動作を
示すフローチャート
【図10】同情報記録再生装置における初期値復活動作
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 MD機構部 2 MD回路部 3 MDマイコン 4 RAM 5 電子ボリューム 6 アンプ 7 スピーカ 8 ヘッドホン端子 9 AUX端子 10 操作入力部 11 システムマイコン 12 表示部 13 RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生データの任意単位の区切り、及び当
    該区切られた再生データ単位の再生順序がインデックス
    情報によって管理された記録媒体を再生する情報記録再
    生装置において、 上記インデックス情報によって区切られた任意単位の再
    生データの再生回数を計数する計数手段と、 該計数手段によって計数された再生回数に基づいて上記
    再生順序を設定する設定手段と、 該設定手段によって設定された再生順序をインデックス
    情報として上記記録媒体に記録する記録手段とを設けた
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記設定手段は、上記計数手段によって
    計数された再生回数が多い再生データから順に再生され
    るよう再生順序を設定することを特徴とする請求項1記
    載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記記録媒体に記録された再生データ
    を、上記インデックス情報によって区切られた任意単位
    内で繰り返し再生する繰り返し再生手段と、 該繰り返し再生手段による繰り返し再生を次の再生デー
    タに移行させる移行操作手段とを設け、 上記計数手段は、上記繰り返し再生手段による繰り返し
    回数を計数することを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体に記録されたインデックス
    情報を記憶する記憶手段と、 該記憶手段によるインデックス情報の書き込み/読み出
    しを行わせる記憶操作手段とを設け、 上記記録手段は、上記記憶操作手段によってインデック
    ス情報の読み出しが行われたとき、上記記憶手段から読
    み出されたインデックス情報を上記記録媒体に記録する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
JP2261395A 1995-02-10 1995-02-10 情報記録再生装置 Pending JPH08221953A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1107255A2 (en) * 1999-12-06 2001-06-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording medium, data recording and reproducing device, and system for collecting reproduction control information

Cited By (2)

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EP1107255A2 (en) * 1999-12-06 2001-06-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording medium, data recording and reproducing device, and system for collecting reproduction control information
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