JPH08220941A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH08220941A
JPH08220941A JP7026938A JP2693895A JPH08220941A JP H08220941 A JPH08220941 A JP H08220941A JP 7026938 A JP7026938 A JP 7026938A JP 2693895 A JP2693895 A JP 2693895A JP H08220941 A JPH08220941 A JP H08220941A
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JP
Japan
Prior art keywords
mode
image forming
key
pressed
start key
Prior art date
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Pending
Application number
JP7026938A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Kishimoto
和久 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成不良の発生を防止し、且つ画像形成
動作を開始させる際の操作パネル上での手間を軽減させ
ること。 【構成】 画像形成開始制御手段Cが、モード選択手段
Bによって特殊モードが選択されている場合には、操作
パネルA上のスタートキーが2回押された時に画像形成
動作を開始し、標準モードが選択されている場合には、
スタートキーが1回押された時に画像形成動作を開始す
る。なお、操作パネルAに近接して人体を検知する人体
検知センサを備え、人体検知センサが連続して人体を検
知している(同一のオペレータが存在している)間は、
画像形成開始制御手段Cが特殊モードが選択された場合
でも操作パネルA上のスタートキーが1回押されたとき
に画像形成動作を開始するとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、操作パネル上のキー
操作により画像形成モードとして標準モード及び特殊モ
ードを選択し得るモード選択手段を備え、それによって
選択された画像形成モードで画像形成動作可能な複写機
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複写機は、電源が投入された時
にコピー(画像形成)モードとして標準モード(デフォ
ルトモード)を選択し、その後操作パネル上で多数枚コ
ピーモード,変倍コピーモード,両面コピーモード,合
成コピーモード等の特殊モードが入力されると、その入
力された特殊モードを選択し、スタートキーが押された
時に選択されているコピーモードに従ってコピー動作を
行なう。
【0003】近年、複写機は上述したように多機能化に
より複雑になった反面、原稿サイズ検知,用紙サイズ選
択,画像濃度調整など自動化も進んでいる。また、特殊
モードを選択した場合には、コピー動作が終了して所定
時間が経過した時点で自動的に標準モードに戻すオート
クリア機能を持っており、通常は標準モードで待機して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の複写機において、あるオペレータにより特殊
モードが選択されてコピー動作を行なった後、オートク
リア機能が作動する前に次のオペレータがモードを確認
せず、標準モードのつもりでスタートキーを押してしま
うことがあり、それによってミスコピー(画像形成不
良)となる場合が往々にしてあった。
【0005】そこで、例えば実開平2−90849号公
報に見られるように、スタートキーが2度押された時に
コピー動作を開始するようにしたものが提案されている
が、2度押しの手間がかかる。
【0006】また、特開昭64−48072号公報に見
られるように、特殊モードが設定された時にそのモード
情報を表示によりオペレータに知らせてそのモードを確
認させ、確認OKを知らせるための確認キーが押され、
さらにスタートキーが押された時にコピー動作を開始す
るようにしたものも提案されているが、スタートキー以
外のキーを押さなければならない分手間がかかる。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、画像形成不良の発生を防止し、且つ画像形成動
作を開始させる際の操作パネル上での手間を軽減させる
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、図1の機能ブロック図に示すように、操
作パネルA上のキー操作により画像形成モードとして標
準モード及び特殊モードを選択し得るモード選択手段B
を備え、それによって選択された画像形成モードで画像
形成動作可能な画像形成装置において、以下の各手段を
設けたものである。
【0009】すなわち、モード選択手段Bによって標準
モードが選択されている場合には、操作パネルA上のス
タートキーが1回押された時に画像形成動作を開始し、
モード選択手段Bによって特殊モードが選択されている
場合には、上記スタートキーが2回押された時に画像形
成動作を開始する画像形成開始制御手段Cを設けたもの
である。
【0010】さらに、操作パネルAに近接して人体を検
知する人体検知センサを備えると共に、人体検知センサ
が連続して人体を検知している間は、特殊モードが選択
された場合でも操作パネルA上のスタートキーが1回押
されたときに画像形成動作を開始する手段を、画像形成
開始制御手段Cに備えるとよい。
【0011】また、モード選択手段Bによって特殊モー
ドが選択されている場合には、操作パネルA上のスター
トキーが1回押された後、所定時間内に再びスタートキ
ーが押されるか又は他のキーが押されるかしなかった場
合に、画像形成動作を開始しない訳と画像形成動作を開
始させる方法のガイダンス情報を表示するガイダンス表
示手段を設けるとよい。
【0012】あるいは、図2の機能ブロック図に示すよ
うに、タッチパネルスイッチ機能を持つ液晶パネルDを
備え、モード選択手段Bによって特殊モードが選択され
た場合には、液晶パネルD内のタッチパネルスイッチの
1つをスタートキーとして使用可能にする画像形成開始
制御手段Eを設けるようにしてもよい。
【0013】
【作用】この発明の画像形成装置によれば、図1の画像
形成開始制御手段Cが、モード選択手段Bによって特殊
モードが選択されている場合には、操作パネルA上のス
タートキーが2回押された時に画像形成動作を開始する
が、標準モードが選択されている場合には、スタートキ
ーが1回押された時に画像形成動作を開始するので、画
像形成不良の発生を防止でき、しかも画像形成動作を開
始させる際の操作パネル上での手間が軽減する。
【0014】さらに、操作パネルAに近接して人体を検
知する人体検知センサを備え、人体検知センサが連続し
て人体を検知している(同一のオペレータが存在してい
る)間は、画像形成開始制御手段Cが特殊モードが選択
された場合でも操作パネルA上のスタートキーが1回押
されたときに画像形成動作を開始するようにすれば、画
像形成動作を開始させる際の操作パネル上での手間がよ
り軽減する。
【0015】また、モード選択手段Bによって特殊モー
ドが選択されている場合には、操作パネルA上のスター
トキーが1回押された後、所定時間内に再びスタートキ
ーが押されるか又は他のキーが押されるかしなかった場
合に、画像形成動作を開始しない訳と画像形成動作を開
始させる方法のガイダンス情報を表示するようにすれ
ば、タイムリーに適切な内容をオペレータに知らせるこ
とができるため、画像形成動作を開始させる方法が分か
らないために無駄な時間を過ごしてしまうようなことを
回避できる。
【0016】あるいは、図2に示したようにタッチパネ
ルスイッチ機能を持つ液晶パネルDを備え、モード選択
手段Bによって特殊モードが選択された場合には、液晶
パネルD内のタッチパネルスイッチの1つをスタートキ
ーとして使用可能に(表示)し、そのキーが押された時
に画像形成動作を開始するようにすれば、オペレータは
それを見てモードを確認できるため画像形成不良の発生
を確実に防止でき、しかも画像形成動作を開始させる際
の操作パネル上での手間が軽減する。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図3はこの発明の第1実施例である複
写機の外観例を示す斜視図である。この複写機におい
て、1は原稿の画像を用紙にコピーするコピー動作を行
なう複写機本体である。
【0018】この複写機本体1には、後述する操作パネ
ル2が設けられ、複写機本体1の給紙側にはそれぞれサ
イズの異なる用紙を収納するフロントローディング方式
の給紙カセット3a〜3dが着脱可能に装着されてい
る。また、複写機本体1のコンタクトガラス上には原稿
を自動給送する自動原稿給送装置(以下「ADF」と略
称する)4が、排紙側には複写機本体1から順次送られ
てくる各コピー紙を仕分けして排紙するソータ5がそれ
ぞれ装着されている。
【0019】図4は、操作パネル2の構成例を示すレイ
アウト図である。この操作パネル2は、スタートキー1
1,テンキー12,クリア/ストップキー13,割込キ
ー14,モードクリア/予熱キー15,及び液晶パネル
(LCD表示器)16から構成されている。
【0020】スタートキー11は、コピー動作をスター
トさせるためのキーである。このキーには待機状態表示
部11aがあり、コピー動作が可能な時には緑色にな
り、可能でない時は赤色になる。テンキー12は、コピ
ー枚数(置数)やコピー倍率等の数値をセットするため
のキーである。
【0021】クリア/ストップキー13は、コピー枚数
をクリアしたり、コピー動作をストップさせたりするた
めのキーである。割込キー14は、コピー動作中に割り
込んで別の原稿をコピーする時に使用するキーである。
【0022】モードクリア/予熱キー15は、コピーモ
ードとして選択されている特殊モードをクリアして標準
モードに戻したり、予熱を設定して操作パネル2上の予
熱表示以外の全ての表示を消去する節電モードを設定/
解除したりするためのキーである。
【0023】液晶パネル16にはタッチパネルが組み込
まれており、各種のタッチパネルスイッチ又は表示部を
任意に設定することができる。また、タッチ入力が可能
なタッチパネルスイッチは白地に黒文字で表示され、タ
ッチされたものが白黒反転により黒地に白文字表示(図
では斜線を施して示す)になる。この液晶パネル16
は、電源投入直後等の標準モード選択時に図4に示す標
準モード選択画面を表示する。
【0024】この画面には、メッセージ表示部21,セ
ット枚数表示部22,自動濃度スイッチ・表示部23,
自動用紙選択スイッチ・表示部24,手動用紙選択スイ
ッチ・表示部25,等倍スイッチ・表示部26,変倍ス
イッチ・表示部27,両面コピースイッチ・表示部28
があり、標準モード選択時にはセット枚数表示部22に
「1」が表示され、自動濃度スイッチ・表示部23,自
動用紙選択スイッチ・表示部24,等倍スイッチ・表示
部26が黒地に白文字表示になる。
【0025】メッセージ表示部21は、複写機の状態等
を含む各種メッセージを表示する。セット枚数表示部2
2は、テンキー12によってセットされたコピー枚数
(部数)を表示する。自動濃度スイッチ・表示部23
は、画像濃度を自動的に調整する自動濃度調整モードを
選択する場合に使用するものであり、タッチされて自動
濃度調整モードが選択された時に黒地に白文字表示に切
り替わる。
【0026】自動用紙選択スイッチ・表示部24は、用
紙サイズを自動的に選択する自動用紙選択モードを選択
する場合に使用するものであり、タッチされて自動用紙
選択モードが選択された時に黒地に白文字表示に切り替
わる。手動用紙選択スイッチ・表示部25は、用紙サイ
ズを手動で選択する場合に使用するものであり、そのい
ずれかがタッチされて所望の用紙サイズが選択された時
に黒地に白文字表示に切り替わる。
【0027】等倍スイッチ・表示部26は、等倍コピー
を行なうための等倍モードを選択する場合に使用するも
のであり、タッチされて等倍モードが選択された時に黒
地に白文字表示に切り替わる。変倍スイッチ・表示部2
7は、変倍コピーを行なうための変倍モードを選択する
場合に使用するものであり、タッチされて変倍モードが
選択された時に黒地に白文字表示に切り替わる。
【0028】両面コピースイッチ・表示部28は、両面
コピーを行なうための両面コピーモードを選択する場合
に使用するものであり、タッチされて両面コピーモード
が選択された時に黒地に白文字表示に切り替わる。
【0029】図5は、この複写機のシステム構成例を示
すブロック図である。複写機本体1の本体制御部31
は、CPU,ROM,RAM,タイマ,及びI/O等か
らなるマイクロコンピュータを備えており、操作パネル
2,ADF4,及びソータ5からの各情報やセンサ・ス
イッチ類32からの各信号を入力して、以下の制御を行
なう。
【0030】すなわち、図示しない露光ランプ,帯電チ
ャージャ,現像ユニット,転写チャージャ,及び定着ユ
ニット等のコピープロセス機器33と、図示しないモー
タ・ソレノイド及び定着ヒータ等のシーケンス機器34
とを制御したり、ADF4及びソータ5への各情報を送
出する。なお、この本体制御部31が、図1に示したモ
ード選択手段B及び画像形成開始制御手段Cとしての機
能も果たす。
【0031】図6は、図5に示した本体制御部31によ
るこの発明に係わる制御の一例を示すフローチャートで
ある。電源がONになると、本体制御部31はステップ
1で標準モードを選択して図4に示したように操作パネ
ル2の液晶パネル16にその標準モード選択画面を表示
し、ステップ2で特殊モードに関するキー(変倍スイッ
チ・表示部27,両面コピースイッチ・表示部28等)
が押下(タッチ)されたか否かを判断する。
【0032】そして、特殊モードに関するキーが押下さ
れなければ、ステップ11で現在標準モードが選択され
ているかどうかを判断し、標準モードでなく特殊モード
が選択されていればステップ5へ移り、標準モードが選
択されていればステップ14でスタートキー11が押下
されたか否かを判断して、押下されなかった場合にはス
テップ2へ戻り、押下された場合にはステップ10で選
択されているモード(標準モード)でコピー動作を開始
し、それが終了した時にステップ2へ戻る。
【0033】また、特殊モードに関するキーが押下され
た場合には、ステップ3で対応する特殊モードを選択し
て液晶パネル16にその特殊モード選択画面を表示す
る。例えば、変倍スイッチ・表示部27及び両面コピー
スイッチ・表示部28が押下されると、特殊モードであ
る両面コピーモード及び変倍モードを選択し、図7に示
すようにその各スイッチ・表示部27,28を黒地に白
文字表示に切り替え、等倍スイッチ・表示部26を白地
に黒文字表示に戻す。
【0034】次いで、ステップ4で内部のタイマをクリ
アしてスタートさせ、ステップ5でタイマによる経過時
間tが予め定めた設定時間ta(例えば1分)に達した
か否かを判断し、まだ設定時間taに達していない場合
にはステップ6でモードクリア/予熱キー(モードクリ
アキー)15が押下されたか否かを判断して、押下され
なかった場合にはステップ7でスタートキー11が押下
されたか否かを判断する。
【0035】そして、スタートキー11が押下されなか
った場合にはステップ2へ戻り、押下された場合にはス
テップ8でスタートキー11が再び押下されたか否かの
判断へ移り、押下された時点でステップ9へ進んでタイ
マをクリアした後、ステップ10で選択されているモー
ド(特殊モード)でコピー動作を開始し、それが終了し
た時にステップ2へ戻る。
【0036】一方、タイマによる経過時間tが予め定め
た設定時間taに達した場合、あるいはモードクリア/
予熱キー15が押下された場合には、ステップ12へ進
んでタイマをクリアした後、ステップ13で標準モード
を選択して液晶パネル16にその標準モード選択画面を
表示した後、ステップ14でスタートキー11が押下さ
れたか否かを判断し、押下された場合にステップ10で
選択されているモード(標準モード)でコピー動作を開
始する。
【0037】このように、この実施例の複写機において
は、特殊モードが選択されている場合には、操作パネル
2上のスタートキー11が2回押された時にコピー動作
を開始するが、標準モードが選択されている場合には、
スタートキー11が1回押された時にコピー動作を開始
するので、ミスコピーが発生する可能性が少なくなり、
しかもコピー動作を開始させる際の操作パネル2上での
手間が軽減する。
【0038】図8はこの発明の第2実施例である複写機
の外観例を示す斜視図であり、図3と同じ部分には同一
符号を付してそれらの説明を省略する。この複写機にお
いて、41は操作パネル2に近接して人体を検知する人
体検知センサであり、人体から放射される微弱な赤外線
を検知する焦電型赤外線センサ,その微弱な赤外線を熱
に変換してサーミスタの抵抗を変化させて検知する高感
度サーミスタによる熱型赤外線センサ,超音波投射によ
る超音波センサ,あるいは赤外線投射による反射型赤外
線センサ等を使用する。
【0039】なお、この複写機のハード構成は、人体検
知センサ41を設けていることを除いて、前述した第1
実施例の複写機と同様なので、再び図4及び図5を参照
するものとする。
【0040】図9は、第2実施例の複写機における本体
制御部31によるこの発明に係わる制御の一例を示すフ
ローチャートである。電源がONになると、本体制御部
31はステップ21で標準モードを選択して操作パネル
2の液晶パネル16にその標準モード選択画面を表示
し、ステップ22で内部のタイマをスタートさせる。
【0041】次いで、ステップ23で人体検知センサ4
1によって人体が検知されているか否かを判断して、検
知されていなければステップ34でタイマによる経過時
間tが予め定めた設定時間tb(例えば3分)に達した
か否かを判断し、まだ設定時間tbに達していない場合
にはステップ23に戻り、設定時間tbに達した時にス
テップ35でタイマをクリアし、ステップ36で節電モ
ードを設定して、ステップ23へ戻る。
【0042】その後、人体検知センサ41によって人体
が検知されると、ステップ24で節電モードが設定され
ているかどうかを判断し、設定されていなければそのま
ま、設定されていればステップ25で節電モードを解除
した後、ステップ26で特殊モードに関するキーが押下
されたか否かを判断し、押下された場合にはステップ3
7で対応する特殊モードを選択して液晶パネル16にそ
の特殊モード選択画面を表示する。
【0043】次に、ステップ38でタイマをクリアして
スタートさせ、ステップ41でスタートキー11が押下
されたか否かを判断し、押下されなかった場合にはステ
ップ26へ戻り、押下された場合にはステップ32でタ
イマをクリアし、ステップ33で選択されているモード
(特殊モード)でコピー動作を始め、それが終了すると
ステップ22へ戻る。
【0044】一方、特殊モードに関するキーが押下され
なかった場合には、ステップ27で現在標準モードが選
択されているかどうかを判断し、標準モードが選択され
ていればステップ41に移行し、スタートキー11が押
下された時にステップ32でタイマをクリアし、ステッ
プ33で選択されているモード(標準モード)でコピー
動作を開始し、それが終了するとステップ22へ戻る。
【0045】また、標準モードでなく特殊モードが選択
されていればステップ28へ移り、タイマによる経過時
間tが予め定めた設定時間ta(例えば1分)に達した
か否かを判断し、まだ設定時間taに達していない場合
にはステップ29でモードクリア/予熱キー15が押下
されたか否かを判断して、押下されなかった場合にはス
テップ30でスタートキー11が押下されたか否かを判
断する。
【0046】そして、スタートキー11が押下されなか
った場合にはステップ26へ戻り、押下された場合には
ステップ31でスタートキー11が再び押下されたか否
かの判断へ移り、押下された時点でステップ32へ進ん
でタイマをクリアした後、ステップ33で選択されてい
るモード(特殊モード)でコピー動作を開始し、それが
終了するとステップ22へ戻る。
【0047】また、タイマによる経過時間tが予め定め
た設定時間taに達した場合、あるいはモードクリア/
予熱キー15が押下された場合には、ステップ39へ進
んでタイマをクリアした後、ステップ40で標準モード
を選択して液晶パネル16にその標準モード選択画面を
表示した後ステップ41へ進み、スタートキー11が押
下された時にステップ32でタイマをクリアし、ステッ
プ33で選択されているモード(標準モード)でコピー
動作を開始する。
【0048】このように、この実施例の複写機において
は、操作パネル2に近接して人体を検知する人体検知セ
ンサ41を設け、人体検知センサ41が連続して人体を
検知している(同一のオペレータが存在している)間
は、特殊モードが選択された場合でも操作パネル2上の
スタートキー11が1回押されたときにコピー動作を開
始するので、前述した第1実施例と同様にミスコピーが
発生する可能性が少なくなり、しかもコピー動作を開始
させる際の操作パネル上での手間がさらに軽減する。
【0049】次に、この発明の第3実施例の複写機につ
いて説明する。なお、ハード構成は第1実施例の複写機
と同様なので、再び図3〜図5を参照する。図10は第
3実施例の複写機における本体制御部31によるこの発
明に係わる制御の一例を示すフローチャートであり、図
6のフローチャートと大部分が同じであるため、異なる
部分のみを説明する。
【0050】ステップ57でスタートキー11が押下さ
れたと判断すると、ステップ58で内部のタイマをクリ
アしてスタートさせ、ステップ59でスタートキー11
が再び押下されたか否かを判断し、押下されなければス
テップ60でタイマによる経過時間tが予め定めた設定
時間tc(例えば5秒)に達したか否かを判断して、設
定時間tcに達した場合に、ステップ61へ進む。
【0051】そこで、操作パネル2の液晶パネル16の
メッセージ表示部21にコピー動作を開始しない訳とコ
ピー動作を開始させる方法のガイダンス情報を表示す
る。例えば、図11に示すように、「コピーできます。
特殊モードです(コピー動作を開始しない訳に相当す
る)。モードを確認してスタートキーを押して下さい
(コピー動作を開始させる方法に相当する)。」のガイ
ダンス情報を表示する。
【0052】その後、スタートキー11が再押下される
と、ステップ66でタイマをクリアし、ステップ67で
メッセージ表示部21にガイダンス情報が表示されてい
るかどうかを判断して、表示されていなければそのま
ま、表示されていればそれを解除した後、ステップ69
で選択されているモード(特殊モード)でコピー動作を
開始する。
【0053】一方、タイマによる経過時間tが予め定め
た設定時間taに達した場合、あるいはモードクリア/
予熱キー15が押下された場合には、ステップ63へ進
んでタイマをクリアした後、ステップ64で標準モード
を選択して液晶パネル24にその標準モード選択画面を
表示した後、ステップ65でスタートキー11が押下さ
れたか否かを判断し、押下された場合にステップ69で
選択されているモード(標準モード)でコピー動作を開
始する。
【0054】このように、この実施例の複写機において
は、第1実施例の複写機と同様の処理に加え、特殊モー
ドが選択されている場合には、操作パネル2上のスター
トキー11が1回押された後、所定時間内に再びスター
トキー11が押されなかった場合に、メッセージ表示部
21にコピー動作を開始しない訳とコピー動作を開始さ
せる方法のガイダンス情報を表示して、タイムリーに適
切な内容をオペレータに知らせるため、第1実施例の複
写機と同様の処理の効果に加え、コピー動作を開始させ
る方法が分からないために無駄な時間を過ごしてしまう
というようなことがなくなるという効果も得られる。
【0055】なお、この第3実施例の複写機では、特殊
モードが選択されている場合には、操作パネル2上のス
タートキー11が1回押された後、所定時間内に再びス
タートキー11が押されなかった場合に上記ガイダンス
情報を表示するようにしたが、その所定時間内にスター
トキー11だけでなくその他のキーも押されなかった場
合に上記ガイダンス情報を表示するようにしてもよい。
【0056】次に、この発明の第4実施例の複写機につ
いて説明する。なお、ハード構成は第1実施例の複写機
と同様なので、再び図3〜図5を参照する。図12は、
第4実施例の複写機における本体制御部31によるこの
発明に係わる制御の一例を示すフローチャートである。
なお、この場合の本体制御部31は図2のモード選択手
段B及び画像形成開始制御手段Eとしての機能も果た
す。
【0057】電源がONになると、本体制御部31はス
テップ71で標準モードを選択して操作パネル2の液晶
パネル16にその標準モード選択画面を表示し、ステッ
プ72で特殊モードに関するキーが押下されたか否かの
判断を行ない、押下されなかった場合にはステップ83
で現在標準モードが選択されているかどうかの判断を行
なう。
【0058】そして、標準モードでなく特殊モードが選
択されている場合にはステップ75へ移行するが、標準
モードが選択されている場合にはステップ87でスター
トキー11が押下されたか否かを判断して、押下されな
かった場合にはステップ72へ戻り、押下された場合に
はステップ82で選択されているモード(標準モード)
でコピー動作を開始し、それが終了するとステップ72
へ戻る。
【0059】また、特殊モードに関するキーが押下され
た場合には、ステップ73で対応する特殊モードを選択
して液晶パネル16にその特殊モード選択画面を表示
し、ステップ74で内部のタイマをクリアしてスタート
させ、ステップ75で操作パネル2の液晶パネル16内
にスタートキーがあるかないかを判断し、なければ次の
処理を行なう。
【0060】すなわち、操作パネル2の液晶パネル16
内のタッチパネルスイッチの1つをスタートキーとして
使用可能に表示する。例えば、図13に示すように、液
晶パネル16にコピー動作を開始させるためのスタート
キーを表示すると共に、「コピーできます。モードを確
認し、右上のスタートキーを押して下さい。」のガイダ
ンス情報を表示する。
【0061】次に、ステップ77でタイマによる経過時
間tが予め定めた設定時間ta(例えば1分)に達した
か否かを判断し、まだ設定時間taに達していない場合
にはステップ78でモードクリア/予熱キー15が押下
されたか否かを判断して、押下されなかった場合にはス
テップ79で液晶パネル16内のスタートキーが押下さ
れたか否かを判断する。
【0062】そして、液晶パネル16内のスタートキー
が押下されなかった場合にはステップ72へ戻り、押下
された場合にはステップ80でタイマをクリアし、ステ
ップ81で液晶パネル16内のスタートキーの表示を解
除した後、選択されているモード(特殊モード)でコピ
ー動作を開始する。
【0063】一方、タイマによる経過時間tが予め定め
た設定時間taに達した場合、あるいはモードクリア/
予熱キー15が押下された場合には、ステップ84へ進
んでタイマをクリアした後、ステップ85で液晶パネル
16内のスタートキーの表示を解除し、ステップ86で
標準モードを選択して液晶パネル16にその標準モード
選択画面を表示した後ステップ87へ進み、スタートキ
ー11が押下された時にステップ82で選択されている
モード(標準モード)でコピー動作を開始する。
【0064】このように、この実施例の複写機において
は、特殊モードが選択された場合には、液晶パネル16
内のタッチパネルスイッチの1つをスタートキーとして
使用可能に表示し、そのキーが押された時にコピー動作
を開始するので、オペレータはそれを見てモードを確認
できるためミスコピーの発生を確実に防止でき、しかも
コピー動作を開始させる際の操作パネル2上での手間が
軽減する。
【0065】なお、液晶パネル16内のタッチパネルス
イッチの1つをスタートキーとして使用可能に表示した
後、そのキーが押下されず、第1実施例〜第3実施例の
ようにスタートキー11が2回押された場合でもコピー
動作を開始できるようにすることもできる。また、第1
〜第4実施例の複写機においては、液晶パネルを操作パ
ネルに備えたが、液晶パネルと操作パネルとを別々に備
えてもよい。
【0066】以上、この発明を複写機に適用した実施例
について説明したが、この発明はこれに限らず、操作パ
ネル上のキー操作により画像形成モードとして標準モー
ドと特殊モードを選択し得るモード選択手段を備え、そ
れによって選択された画像形成モードで画像形成動作可
能なプリンタやファクシミリ装置等の各種画像形成装置
に適用し得るものである。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る複写機によれば、画像形成不良の発生を防止でき、し
かも画像形成動作を開始させる際の操作パネル上での手
間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3の発明の基本構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図2】請求項4の発明の基本構成を示す機能ブロック
図である。
【図3】この発明の第1実施例である複写機の外観例を
示す斜視図である。
【図4】同じくその操作パネルの操作部と液晶パネルの
標準モード選択画面の一例を示すレイアウト図である。
【図5】図3の複写機のシステム構成例を示すブロック
図である。
【図6】この発明の第1実施例の複写機におけるこの発
明に係わる制御の一例を示すフローチャートである。
【図7】同じくその操作パネルの操作部と液晶パネルの
特殊モード選択画面の一例を示すレイアウト図である。
【図8】この発明の第2実施例である複写機の外観例を
示す斜視図である。
【図9】同じくその複写機におけるこの発明に係わる制
御の一例を示すフローチャートである。
【図10】この発明の第3実施例の複写機におけるこの
発明に係わる制御の一例を示すフローチャートである。
【図11】同じくその操作パネルの操作部と液晶パネル
の特殊モード選択画面の一例を示すレイアウト図であ
る。
【図12】この発明の第4実施例の複写機におけるこの
発明に係わる制御の一例を示すフローチャートである。
【図13】同じくその操作パネルの操作部と液晶パネル
の特殊モード選択画面の一例を示すレイアウト図であ
る。
【符号の説明】
1:複写機本体 2:操作パネル 11:スタートキー 16:液晶パネル 21:メッセージ表示部 22:セット枚数表示部 23:自動濃度スイッチ・表示部 24:自動用紙選択スイッチ・表示部 25:手動用紙選択スイッチ・表示部 26:等倍スイッチ・表示部 27:変倍スイッチ・表示部 28:両面コピースイッチ・表示部 31:本体制御部 32:センサ・スイッチ類 33:コピープロセス機器 34:シーケンス機器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作パネル上のキー操作により画像形成
    モードとして標準モード及び特殊モードを選択し得るモ
    ード選択手段を備え、該手段によって選択された画像形
    成モードで画像形成動作可能な画像形成装置において、 前記モード選択手段によって標準モードが選択されてい
    る場合には、前記操作パネル上のスタートキーが1回押
    された時に画像形成動作を開始し、前記モード選択手段
    によって特殊モードが選択されている場合には、前記ス
    タートキーが2回押された時に画像形成動作を開始する
    画像形成開始制御手段を設けたことを特徴とする複写
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記操作パネルに近接して人体を検知する人体検知セン
    サを備えると共に、前記人体検知センサが連続して人体
    を検知している間は、前記特殊モードが選択された場合
    でも前記操作パネル上のスタートキーが1回押されたと
    きに画像形成動作を開始する手段を、前記画像形成開始
    制御手段が有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、前記モード選択手段によって特殊モードが選択さ
    れている場合には、前記操作パネル上のスタートキーが
    1回押された後、所定時間内に再び該スタートキーが押
    されるか又は他のキーが押されるかしなかった場合に、
    画像形成動作を開始しない訳と画像形成動作を開始させ
    る方法のガイダンス情報を表示するガイダンス表示手段
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 操作パネル上のキー操作により画像形成
    モードとして標準モード及び特殊モードを選択し得るモ
    ード選択手段を備え、該手段によって選択された画像形
    成モードで画像形成動作可能な画像形成装置において、 タッチパネルスイッチ機能を持つ液晶パネルを備え、前
    記モード選択手段によって特殊モードが選択された場合
    には、前記液晶パネル内のタッチパネルスイッチの1つ
    をスタートキーとして使用可能にする手段を設けたこと
    を特徴とする複写機。
JP7026938A 1995-02-15 1995-02-15 画像形成装置 Pending JPH08220941A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259866B1 (en) 1998-10-21 2001-07-10 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6259866B1 (en) 1998-10-21 2001-07-10 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus

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