JPH08218865A - エンジンの排気マニホールド - Google Patents

エンジンの排気マニホールド

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JPH08218865A
JPH08218865A JP7020472A JP2047295A JPH08218865A JP H08218865 A JPH08218865 A JP H08218865A JP 7020472 A JP7020472 A JP 7020472A JP 2047295 A JP2047295 A JP 2047295A JP H08218865 A JPH08218865 A JP H08218865A
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JP
Japan
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exhaust manifold
cooling water
fresh water
partition wall
engine
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JP7020472A
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English (en)
Inventor
Koichi Sawada
浩一 沢田
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの排気マニホールドの冷却効率を向
上し、また清水クーラの配置を効率的とする。 【構成】 冷却水にて冷却する排気マニホールドMにお
いて、冷却水の通路断面積が、排気マニホールドの最高
温部で小さく、比較的中温部では大きくなるように構成
した。また、水冷排気マニホールドの上部に清水の通過
部を設けた構成において、該清水の通過部を構成する清
水クーラケースTの内部に隔壁3を設けて、排気マニホ
ールドMに近い側を上部冷却水空間13とし、隔壁3の
上部を冷却水貯留部12とすると共に、該隔壁3は反フ
ライホイール側に傾斜させ、該傾斜の最高部の隔壁3
に、清水タンクに通ずる連通孔4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンのシリンダヘッ
ドの側部に装着して、排気ガスを通過させる排気マニホ
ールドと、該排気マニホールドを冷却する清水クーラの
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンの排気マニホールドにお
いては、例えば実公昭60−36746で示すように、
冷却水の通路断面積が、どの部分でも均一となってお
り、排気マニホールド表面温度に高温部と低温部の格差
が発生し、高温部は更に高温となり、高い熱応力が発生
して破損するという不具合があったのである。
【0003】また、従来の技術においては、隔壁が設け
られていないので、清水タンク内の空気溜まりの空気
が、水流に巻き込まれ、冷却水経路内を空気が循環する
ことになり、これにより清水クーラーの冷却能力を低下
させたり、冷却水ポンプにキャビテーションを発生させ
るというトラブルとなっていた。また水平な隔壁に連通
孔が開口されている場合には、船体に装着する場合にエ
ンジンにレーキ角度を付けて斜めに配置した場合に、エ
アが排気マニホールド側に滞留してしまい、不具合が発
生していたのである。
【0004】また、排気マニホールドMとシリンダヘッ
ドの間に介装するガスケットは、1枚のガスケットに連
続していない場合には、機関の組立に際して工数が増加
して組立難く、また全てのシリンダを連続したガスケッ
トの場合に、脆弱部が無い場合には、排気マニホールド
とシリンダヘッド間の熱膨張差により、ガスケットが延
ばされて、ガスシール部が破損し、ガス漏れに至る恐れ
があったのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、排
気マニホールドの最高表面温度を下げ、熱応力による破
損を防止するものである。また中低温部の過剰冷却を阻
止し、排気ガスの熱運動エネルギーを無駄にせず、かつ
冷却損失を最低限とし、エンジン性能を向上させるもの
である。これにより、アルミ合金製の水冷排気マニホー
ルドを軽量で、低コストのメリットを保持したままで、
高出力エンジンに適用することが可能となったのであ
る。
【0006】本発明においては、冷却水の経路内のエア
を除去し、従来技術の不具合を解消し、エンジンを船体
に据えつける場合においても、不具合が発生しないよう
に構成したのである。また本発明の如く構成することに
より、隔壁の反フライホイール側を上げて傾斜したこと
により、排気マニホールドの壁温度の均一化も実現する
ことが出来る。従来は、フライホイール側の壁温が高
く、反フライホイール側は低めであるが、本発明の傾斜
により、フライホイール側の通水路断面積が小さくな
り、流速が上がり冷却効果が上昇するのである。
【0007】本発明においては、シリンダヘッドの全て
を連続したガスケットにおいて、間に脆弱部や吸収部を
設けたことにより、エンジンの組立工数を増すことな
く、シリンダヘッドと排気マニホールドの熱膨張差によ
りガスケットが延ばされても、ガスシール分が破損しな
い構造としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。請求項1においては、冷却水にて冷却
する排気マニホールドMにおいて、冷却水の通路断面積
は、排気マニホールドの最高温部で小さく、比較的中温
部では大きくなるように構成し、中低温部の冷却水通路
は、排気マニホールドの上部に充分な大きさの通過断面
積を有する構成としたものである。
【0009】請求項2においては、水冷排気マニホール
ドの上部に清水の通過部を設けた構成において、該清水
の通過部を構成する清水クーラケースTの内部に隔壁3
を設けて、排気マニホールドMに近い側を上部冷却水空
間13とし、隔壁3の上部を冷却水貯留部12とすると
共に、該隔壁3は反フライホイール側に傾斜させ、該傾
斜の最高部の隔壁3に、清水タンクに通ずる連通孔4を
設けたものである。
【0010】請求項3においては、複数のシリンダによ
り構成されているエンジンの、シリンダヘッドと排気マ
ニホールドを接続する部分に使用されるガスケットの構
造において、シリンダ数の分だけの排気通路をシールす
る部分を全て連結し一体化したガスケットとし、該ガス
ケットの連結部に脆弱部又は吸収部を設けたものであ
る。
【0011】
【作用】次に作用を説明する。請求項1によれば、排気
マニホールドMの最高表面温度を下げ、熱応力による破
損を防止することが出来るのである。また、中低温部の
過冷却を防ぎ、排気ガスの熱・運動エネルギーを無駄に
せず、かつ冷却損失を最低限とし、エンジン性能を向上
させることが出来る。以上により、アルミ合金の水冷排
気マニホールドを、軽量に構成することが出来、低コス
トのメリットを維持したまま、高出力エンジンにも適用
可能となった。
【0012】請求項2によれば、冷却水の流路内のエア
を除去することが出来るので、滞留した空気が水流に巻
き込まれて、冷却水経路内にエアが循環することによ
り、クーラーの冷却性能を低下させたり、冷却水ポンプ
にキャビテーションを発生させるというトラブルを回避
することが出来る。また、エンジンを船舶駆動用に使用
する場合に、傾斜角であるレーキ角が付いた場合にも、
空気が排気マニホールド側に滞留するという不具合を解
消することが出来る。
【0013】請求項3によれば、各シリンダー毎にガス
ケットを挟持させるという組立工数の多さを解消するこ
とができ、該ガスケットGに脆弱部や吸収部を設けたの
で、排気マニホールドMの熱膨張差により、ガスケット
Gが延ばされても、ガスシール部が破損しないような構
造とすることが出来た。
【0014】
【実施例】次に実施例を説明する。図1はシリンダヘッ
ドHと清水クーラ1と清水クーラケースTの部分を示す
俯瞰図、図2は内部に排気マニホールドMを配置した清
水クーラケースTの平面図、図3は同じく内部に排気マ
ニホールドMを配置した清水クーラケースTの側面断面
図、図4は隔壁3に設けた連通孔の位置の相違する清水
クーラケースTの側面断面図、図5はタンク内に構成し
た排気マニホールドMの部分の平面断面図、図6は清水
クーラケースTの正面断面図、図7は清水クーラケース
Tの左側面図、図8は清水クーラケースTの右側面図、
図9は清水クーラケースTの要部の断面図、図10は本
発明のガスケットGの平面図、図11も同じくガスケッ
トGの他の実施例を示す平面図、図12はガスケットG
の他の実施例を示す平面図、図13は従来の余裕部を具
備した一体形ガスケットGの構成を示す図面、図14は
従来の余裕部を具備しないガスケットGの平面図、図1
5は従来の全てのシリンダのガスケットが分離した構造
の平面図である。
【0015】図1において説明する。エンジンのシリン
ダヘッドHの側面に清水クーラケースTの内部に構成し
た、排気マニホールドMの部分を付設する。該シリンダ
ヘッドHの内部で燃焼した後の排気ガスが、該排気マニ
ホールドMの排気流入口2a・2b・2c・2dから流
入し、排気マニホールドMの内部で合流され、排気マフ
ラーの方向へ吐出される。該排気マニホールドMの排気
流入口2a・2b・2c・2dと併置して、シリンダヘ
ッドHの内部の冷却水ジャケットからの冷却水を清水ク
ーラケースTの内部に供給する為の、冷却流入口6a・
6b・6cが開口されている。該清水クーラケースTを
シリンダヘッドHに装着すると、該排気マニホールドM
の排気流入口2a・2b・2c・2dと冷却流入口6a
・6b・6cの部分が、シリンダヘッドHの開口と密着
して連通されるのである。
【0016】また、清水クーラケースTには、エンジン
の他の部分を冷却した冷却水が冷却水入口11から流入
し、清水クーラケースTの内部で清水クーラ1により冷
却された後に、冷却水出口9から吐出される。前記冷却
流入口6a・6b・6cから清水クーラケースTの内部
に流入し、清水クーラ1により冷却された冷却水も、清
水クーラ1に触れて冷却されて、冷却水出口9から吐出
される。
【0017】該清水クーラ1は内部に多数の管を配置し
た多管式冷却装置に構成されており、清水クーラケース
Tの下部の挿入孔に、側方から挿入された後に、左側面
蓋8と右側面蓋7により閉鎖している。該右側面蓋7の
部分に清水流入口7aと清水吐出口(図示せず)が開口
されており、多数の管の半分が往復の往路となってお
り、左側面蓋8の部分でUターンした後に、他の半分の
復路を通過して、再度右側面蓋7の清水吐出口から外部
に出て行く。
【0018】該清水クーラ1の内部の多数管の中を清水
が往復することにより、清水クーラ1は冷却されてお
り、該清水クーラ1にエンジン冷却水が接触することに
より、冷却水が冷却されるのである。そして、エンジン
の他の部分で冷却された冷却水が、冷却水入口11から
上部冷却水空間13に入り、排気マニホールドMの部分
の外周の水路を通過して、清水クーラ配置空間14に下
降してくる。
【0019】このような構成の上部冷却水空間13の上
に、隔壁3を設けている。該隔壁3は、反フライホイー
ルの側が高く、逆にフライホイールの側が低く構成され
ている。そして上部冷却水空間13の上に隔壁3を隔て
て、冷却水貯留部12の部分が構成されている。従来
は、該上部冷却水空間13と冷却水貯留部12の部分を
別室とする構成は無かったのである。
【0020】従来の如く、隔壁3により上部冷却水空間
13と冷却水貯留部12が分離されていない場合には、
冷却水に含まれた気泡が清水クーラケースTの上部に溜
まるのであるが、該溜まった気泡が冷却水の流れに再度
巻き込まれて、エンジン内の冷却水経路内を循環し、冷
却水の冷却能力を低下させたり、冷却水ポンプにキャビ
テーションを発生させるのである。本発明においては、
該隔壁3を設けて、該隔壁3は、反フライホイール側を
高く、フライホイール側を低くして、反フライホイール
側の最も高い位置に、連通孔4を開口しているので、こ
の隔壁3に沿って上昇した気泡が、連通孔4から冷却水
貯留部12の内部に流入し、冷却水貯留部12の上部に
おいて空気空間を発生するのである。
【0021】このように、隔壁3により隔てた冷却水貯
留部12の上部に気泡の空間が出来るので、この気泡が
再度、冷却水の流れに巻きこまれることが無くなったの
である。また連通孔4を反フライホイール側の最も高い
位置に配置することにより、図3の如く、フライホイー
ル側の隔壁3が最も低い位置に連通孔5を配置した場合
よりも、気泡を確実に集めることが出来るのである。
【0022】また、隔壁3は反フライホイール側を高
く、フライホイール側を低くしているので、排気マニホ
ールドMの温度の低い部分である冷却水入口11の側は
通過断面積を大きくして、冷却水の速度を遅くし、排気
流入口2aの部分に近くて、フライホイール側である高
温の部分は、隔壁3が低くなることにより、通過断面積
を小にして、冷却水速度を速く構成しているのである。
これにより、排気マニホールドMの高温部分は、冷却水
流速を大にし、排気マニホールドMの低温部分は冷却水
流速を小にすることが出来るのである。
【0023】また、図5に示す如く、排気マニホールド
Mの部分を平面的に見た場合に、排気流入口2a・2b
・2c・2dからの排気ガスが排気マニホールドMの内
部に徐々に合流するのであるから、排気流入口2aの部
分の対向する壁部分が、最も高温となるのである。該排
気マニホールドMの中で最も高温となる部分の下方に清
水クーラ1の冷却水入口1aを開口しているのである。
また該冷却水入口1aを設けた部分が排気マニホールド
Mが最も温度が高いので、該部分において冷却水が最も
高速で、上部冷却水空間13から清水クーラ配置空間1
4に流れるように、冷却流入口6aが通ずる排気マニホ
ールドMの冷却水ジャケット20を、タンクの冷却水ジ
ャケット21・22よりも小さく構成している。
【0024】該冷却水ジャケット20の部分が小さいこ
とにより、該部分を通過する冷却水の速度は早くなり、
冷却効率を向上し、排気マニホールドMの最も高温の部
分の冷却を行うことが出来るのである。即ち、該冷却水
ジャケット20と21・22の構成により、冷却水にて
冷却する排気マニホールドMにおいて、冷却水の通路断
面積は、排気マニホールドの最高温部で小さく、比較的
中温部では大きくなるように構成し、中低温部の冷却水
通路は、排気マニホールドの上部に充分な大きさの通過
断面積を有した構成としたものである。
【0025】また図9に示す如く、清水クーラ1の冷却
水入口1aは、排気流入口2aとの逆の側の清水クーラ
ケースTの下方に設けて、排気マニホールドMが最も高
温となる部分の下方に配置しているのである。故に、最
も高温となった冷却水が、清水クーラ1の冷却管に接触
することが出来るので、冷却効率を向上することが出来
るのである。
【0026】次に図10から図15に示す実施例におい
て説明する。図10においては、ガスケットGを全ての
気筒において連結した場合に、各気筒毎のガスケットG
の伸縮により、ガスケットGの連結部が破損する場合
に、これを吸収する脆弱部又は吸収部を設けた構成を図
示している。
【0027】図10においては、この脆弱部としてミシ
ン目30としている。図11においては、脆弱部として
切込み31を構成している。該切込み31及びミシン目
30は連続的に、かつ機械的に構成することが出来るの
で、コスト的に大きくは成らないのである。図12にお
いては、余裕部分として迂回部32を構成している。図
12においては、水平レベルの範囲内において、迂回部
32を構成しているが、図13においては上下に立体的
な迂回部33を構成している。
【0028】従来は、図15に示す如く、各シリンダー
毎にそれぞれのガスケットGを設けていたのである。ま
たガスケットGを連続的に構成したとしても、図14の
如く、直線的に連結していたので、シリンダー毎の引張
により、破れてしまい、該部分から高圧排気ガスが漏れ
出すという不具合があったのである。本発明はこのよう
な不具合を解消することが出来る。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く、冷却水
にて冷却する排気マニホールドMにおいて、冷却水の通
路断面積は、排気マニホールドの最高温部で小さく、比
較的中温部では大きくなるように構成し、中低温部の冷
却水通路は、排気マニホールドの上部に充分な大きさの
通過断面積を有しているので、排気マニホールドMの最
高表面温度を下げ、熱応力による破損を防止することが
出来るのである。また、中低温部の過冷却を防ぎ、排気
ガスの熱・運動エネルギーを無駄にせず、かつ冷却損失
を最低限とし、エンジン性能を向上させることが出来
る。以上により、アルミ合金の水冷排気マニホールド
を、軽量に構成することが出来、低コストのメリットを
維持したまま、高出力エンジンにも適用可能となったの
である。
【0030】請求項2の如く、水冷排気マニホールドの
上部に清水の通過部を設けた構成において、該清水の通
過部を構成する清水クーラケースTの内部に隔壁3を設
けて、排気マニホールドMに近い側を上部冷却水空間1
3とし、隔壁3の上部を冷却水貯留部12とすると共
に、該隔壁3は反フライホイール側に傾斜させ、該傾斜
の最高部の隔壁3に、清水タンクに通ずる連通孔4を設
けたので、冷却水の流路内のエアを除去することが出来
るので、滞留した空気が水流に巻き込まれて、冷却水経
路内にエアが循環することにより、クーラーの冷却性能
を低下させたり、冷却水ポンプにキャビテーションを発
生させるというトラブルを回避することが出来るのであ
る。またエンジンを船舶駆動用に使用する場合に、傾斜
角であるレーキ角が付いた場合にも、空気が排気マニホ
ールド側に滞留するという不具合を解消することが出来
るのである。
【0031】請求項3の如く、複数のシリンダにより構
成されているエンジンの、シリンダヘッドと排気マニホ
ールドを接続する部分に使用されるガスケットの構造に
おいて、シリンダ数の分だけの排気通路をシールする部
分を全て連結し一体化したガスケットとし、該ガスケッ
トの連結部に脆弱部又は吸収部を設けたので、各シリン
ダー毎にガスケットを挟持させるという組立工数の多さ
を解消することができ、該ガスケットGに脆弱部や吸収
部を設けたので、排気マニホールドMの熱膨張差によ
り、ガスケットGが延ばされても、ガスシール部が破損
しないような構造とすることが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダヘッドHと清水クーラ1と清水クーラ
ケースTの部分を示す俯瞰図。
【図2】内部に排気マニホールドMを配置した清水クー
ラケースTの平面図。
【図3】同じく内部に排気マニホールドMを配置した清
水クーラケースTの側面断面図
【図4】隔壁3に設けた連通孔の位置の相違する清水ク
ーラケースTの側面断面図。
【図5】タンク内に構成した排気マニホールドMの部分
の平面断面図。
【図6】清水クーラケースTの正面断面図。
【図7】清水クーラケースTの左側面図。
【図8】清水クーラケースTの右側面図。
【図9】清水クーラケースTの要部の断面図。
【図10】本発明のガスケットGの平面図。
【図11】同じくガスケットGの他の実施例を示す平面
図。
【図12】ガスケットGの他の実施例を示す平面図。
【図13】従来の余裕部を具備した一体形ガスケットG
の構成を示す図面。
【図14】従来の余裕部を具備しないガスケットGの平
面図。
【図15】従来の全てのシリンダのガスケットが分離し
た構造の平面図。
【符号の説明】
T 清水クーラケース 1 清水クーラ 2 排気流入口 3 隔壁 4 連通孔 9 冷却水出口 11 冷却水入口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水にて冷却する排気マニホールドM
    において、冷却水の通路断面積が、排気マニホールドの
    最高温部で小さく、比較的中温部では大きくなるように
    構成し、中低温部の冷却水通路は、排気マニホールドの
    上部に充分な大きさの通過断面積を有していることを特
    徴とするエンジンの排気マニホールド。
  2. 【請求項2】 水冷排気マニホールドの上部に清水の通
    過部を設けた構成において、該清水の通過部を構成する
    清水クーラケースTの内部に隔壁3を設けて、排気マニ
    ホールドMに近い側を上部冷却水空間13とし、隔壁3
    の上部を冷却水貯留部12とすると共に、該隔壁3は反
    フライホイール側に傾斜させ、該傾斜の最高部の隔壁3
    に、清水タンクに通ずる連通孔4を設けたことを特徴と
    するエンジンの排気マニホールド。
  3. 【請求項3】 複数のシリンダにより構成されているエ
    ンジンの、シリンダヘッドと排気マニホールドを接続す
    る部分に使用されるガスケットの構造において、シリン
    ダ数の分だけの排気通路をシールする部分を全て連結し
    一体化したガスケットとし、該ガスケットの連結部に脆
    弱部又は吸収部を設けたことを特徴とするエンジンの排
    気マニホールド。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109555589A (zh) * 2019-02-15 2019-04-02 广西玉柴机器股份有限公司 排气管结构

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