JPH08218468A - 人体検知センサー付き洋風大便器 - Google Patents
人体検知センサー付き洋風大便器Info
- Publication number
- JPH08218468A JPH08218468A JP5963495A JP5963495A JPH08218468A JP H08218468 A JPH08218468 A JP H08218468A JP 5963495 A JP5963495 A JP 5963495A JP 5963495 A JP5963495 A JP 5963495A JP H08218468 A JPH08218468 A JP H08218468A
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- Japan
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- Pending
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Abstract
便蓋の自動開動等所要の作動を行い得る洋風大便器を提
供する。 【構成】 便器本体1aの前面部に人体検知センサー1
0を配設する。望ましくは、人体検知センサー10の高
さ位置を、便器本体1aにおける便鉢よりも下方の床面
近くに設定する。人体検知センサー10によって使用者
の接近を検知すると人体検知信号が出力され、これに基
づき、便蓋の自動開動・脱臭装置の始動・予備洗浄等を
実行する。
Description
使用者を検知すると所定の動作が自動的に行われるよう
になされたものに関し、便器の前方に位置している使用
者を検知可能としたものである。
一般に、使用者が正規の着座位置にあるときにのみ作動
し、それ以外の位置に居るときには誤ってスイッチを操
作しても温水噴出等の作動を起こさないような配慮がな
されている。このような誤作動を防止するため装置とし
ては、従来、便座に加わる荷重を検出する着座センサー
や、赤外線等の光学的手段によって着座位置にある使用
者の人体を検出する人体検知センサーが知られている。
られている洋風大便器にあっては、使用時に便蓋を開き
上げることが必要である。そして、便座の開動作を使用
者の人体検知によって自動的に行うようにすることを考
えた場合、前記従来の人体検知手段は、次のような欠点
を有している。まず前者の着座センサーは、使用者が着
座したときに加わる便座荷重を検出するものであるか
ら、これを便蓋の自動開動に利用することは不可能であ
る。
着座領域に在る人体を検知するものであるから、検知領
域は原則的に便座の上方空間だけである。従って、従来
の人体検知センサーもまた、着座前に使用者の人体を検
知するものではないから、便蓋の自動開動を行わせるの
は困難である。
サーも、温水洗浄装置の誤作動の防止を目的とするた
め、温水洗浄装置を備えない便器にあっては、人体検知
センサーが設置されることはなかった。
おいて、使用者の人体を着座前に検知することにより便
蓋の自動開動等所要の作動を行い得る手段を提供するも
のであり、その特徴とするところは、便器本体の前面部
に、人体検知センサーを配設した点にある。なお、本明
細書中で便器本体の前後とは、着座状態における使用者
の前後方向を指すものとする。
本体における便鉢よりも下方に設定することが望まし
い。
に配設した人体検知センサーにより、使用者が便器に接
近したことを検知するものである。従って、この検知信
号に基づき、使用者が着座する前に、便蓋を自動開動さ
せたり、脱臭装置を始動させたり、予備洗浄を行わせた
りすることが可能となる。
ものではないが、便鉢よりも下方に設定した場合は、検
知領域が床面近くとなるので、子供の検知が確実に行え
る。また、使用者から見えにくい位置であるため、セン
サーを大型化して検知可能領域を拡大しても、見栄えに
余り影響を与えない
1に本発明を適用した実施例を示す。同図(A)は、便
器本体1aにおける前面部の上方部、具体的にはリム通
水路よりもやや下方に相当する位置へ人体検知センサー
10を配設した例である。他方、同図(B)は、人体検
知センサー10を、便器本体1aの前面部下方、具体的
には台座部1bにおける床面近くに配設した例である。
本体1aの前面部であれば特に制限はなく、便器の前面
側に使用者が存在していることを検知可能であるのなら
ば、図(A)のように上方部であっても図(B)のよう
に下方部であっても差し支えない。但し、図(B)の如
く、便器本体1aの台座部1bにおける床面近くに設置
した場合は、使用者の目につきにくい位置なので、人体
検知センサー10を検知領域の広い大型のものとして
も、見栄えに余り影響を与えることがないという利点が
得られる。
の溜水の凍結防止あるいはトラップ部1c外面における
結露防止のため、当該部分にヒーター20を装着するこ
とがある。このような便器1にあっては、台座部1bに
ヒーター20用の配線21を通す開口1dが形成され
る。そこで、便器本体1aの下方部に人体検知センサー
10を配設する場合、上記開口1dをセンサー用配線1
1の挿通孔として兼用することが考えられる。
る人体検知センサー10には、赤外線センサー・焦電セ
ンサー・光センサー・超音波センサー等、適宜の種類を
採用可能である。但し、透過型の赤外線センサーや光セ
ンサーを用いる場合は、例えば便器本体に投光器を取り
付け、これと対面する壁に受光器を設置しなくてはなら
ないため、壁への配線工事が別途必要となり、施工性が
やや劣る。これに対して焦電センサーや反射型の赤外線
センサー等は、上述の対面位置にある壁等への配線工事
が不要であるから、施工性に優れる。
面部に配設した人体検知センサーにより、使用者の接近
を検知して人体検知信号を出力し、これに基づき、便蓋
2の自動開動・脱臭装置の始動・予備洗浄の開始等を実
行する。これらの諸作動は、便器に温水洗浄装置が備え
られているか否かを問うものではない。温水洗浄装置を
備えている場合は、着座位置の使用者を検出する前述の
着座センサーや人体検知センサーを併用する。
って、用便後、使用者が離れたことを検出し、便蓋2の
自動閉止・脱臭装置の停止・室内照明の消灯等が行われ
るように設定してもよい。
宜変更することを妨げない。
体検知センサーを設けたことにより、使用者が接近する
だけで便蓋の自動開動・脱臭装置の始動・予備洗浄の開
始等を行わせることが可能である。依って、従来より衛
生性・快適性を向上させることができるので、使用感に
優れたトイレを提供することができる。
あって、図(A)は人体検知センサーを上方に配設した
状態の斜視図、図(B)は人体検知センサーを下方に配
設した状態の斜視図である。
断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 便器本体の前面部に、人体検知センサー
が配設されていることを特徴とする人体検知センサー付
き洋風大便器。 - 【請求項2】 前記人体検知センサーの高さ位置が、便
鉢よりも下方に設定されている請求項1に記載の人体検
知センサー付き洋風便器。 - 【請求項3】 前記人体検知センサーから出力される人
体検知信号に基づいて、便蓋の自動開動,脱臭装置の始
動,予備洗浄のうちの少なくとも一つが実行されるよう
に設定されている請求項1又は2に記載の人体検知セン
サー付き洋風大便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5963495A JPH08218468A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 人体検知センサー付き洋風大便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5963495A JPH08218468A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 人体検知センサー付き洋風大便器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08218468A true JPH08218468A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=13118866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5963495A Pending JPH08218468A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 人体検知センサー付き洋風大便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08218468A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-02-09 JP JP5963495A patent/JPH08218468A/ja active Pending
Cited By (10)
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