JPH05168571A - 人体検知センサー付便蓋 - Google Patents

人体検知センサー付便蓋

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JPH05168571A
JPH05168571A JP36117491A JP36117491A JPH05168571A JP H05168571 A JPH05168571 A JP H05168571A JP 36117491 A JP36117491 A JP 36117491A JP 36117491 A JP36117491 A JP 36117491A JP H05168571 A JPH05168571 A JP H05168571A
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JP
Japan
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human body
toilet
toilet lid
detection
body detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP36117491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Iguchi
昌広 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Publication of JPH05168571A publication Critical patent/JPH05168571A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洋風便器に装備する人体検知センサーの新た
な態様を提供し、便器周辺を簡素化する共に、外観性の
向上を図る。 【構成】 便蓋の裏面側に、光電センサーからなる非接
触式センサーの感知部を設けて、使用者の存在を検出す
る。 【効果】 使用者の検出領域を狭い範囲に限定して且つ
確実に検出できるから、誤作動を招くおそれがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洋風便器に装備される
温水洗浄装置,温風乾燥機,脱臭ファン,自動洗浄装置
等の電気機器を、使用者の有無に応じて作動させ又は作
動可能状態にし、使用者の居ないときにはこれら電気機
器が誤って作動を起こさないようにするための人体検知
センサーを便蓋に設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】洋風便器に、自動洗浄装置や、温水洗浄
装置,温風乾燥機,脱臭ファン等の電気機器を装備する
場合、これらの電気機器の作動を使用者の有無に応じ
て、適切に制御する手段及び使用者不在時には誤作動を
防止する手段を備えることが望ましい。このような電気
機器の制御手段及び誤作動防止手段として、従来、人体
検知センサーにより、使用者の有無を検知する機構が採
用されている。
【0003】人体検知センサーとして主に使用されてい
るものを大別すると、感圧式のものと非接触式のものと
があり、前者の感圧式のものには、圧力センサー,リミ
ットスイッチなどを用いた機構が知られている。しか
し、これら感圧式センサーは、通常、便座のヒンジ部や
裏足に組み込むため、その構造が複雑になるという欠点
がある。また、使用者が便座に着座したときの荷重増加
を検知し易いように、便座を便器からやや浮かせた不安
定な状態に取り付けるため、便器使用時の快適性が損な
われる。その上、使用者を検知するのに最適な荷重値の
設定が難しいという問題がある。そこで、上述の感圧式
のものに代え、超音波センサー,赤外線センサー,光電
センサーなどを用いた非接触式の人体検知センサーを使
用することが試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】非接触式のセンサーを
用いる場合、その検知領域が、検知対象である使用者を
確実に検出でき且つ誤作動が起きにくい範囲となる位置
へ当該センサーを配置することが必要である。そこで従
来は、図4に示す如く、電気機器等を収納するため便器
10の後部上面に設けられると共に便座20及び便蓋4
0も装着される便座ボックス30に、側方への張出部3
1を設け、この張出部31にセンサー32を取り付けて
いる。そして、当該センサー32で便座20上に使用者
が存在するか否かを検出している。しかし、この場合、
便器10の側面より突出する張出部31のため、便器1
0周辺の空間が手狭になり、清掃性が悪くなると共に、
使用者に対し圧迫感を与え、その上、外観性も損なわれ
るという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記事情に鑑
み創案された人体検知センサー付便蓋であって、その特
徴とするところは、該便蓋の裏面側に、使用者の存在を
検知する非接触式センサーの感知部が設けられているこ
とである。
【0006】また、上記構成に加えて、非接触式センサ
ーの感知部を、便蓋の裏面側に設けてもよい。さらに必
要に応じ、検知センサーの検知信号に基づいて、便蓋を
自動的に開き上げる回動機構及び/又は便蓋を自動的に
閉止させる回動機構を備えることも可能である。
【0007】
【作用】本発明は、人体検知センサーの検知部を便蓋の
裏面側に設けたので、便器の使用に際し便蓋を開き上げ
た状態で人体検知を行う。便蓋は、便座ボックスと比べ
て、使用者の着座位置により近くに設けられているか
ら、検知領域の設定を、人体検知が確実で且つ狭い範囲
に限定することが出来るので、誤作動を生じさせること
がない。また、人体検知センサーの検知部の設置箇所を
便蓋としたことにより、便器後部に設けられる電気機器
の収納ボックスに張出部を形成する必要がなくなるか
ら、便器周囲の構造が簡素になり、使用者に対する圧迫
感を与えるおそれがなく、清掃性も向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の詳細を実施例に基づいて説明
する。図1は、洋風便器10に、本発明に係る人体検知
センサー付便蓋1を取り付けた状態を示すものである。
なお、同図において、20は便座、30は便座ボックス
である。本実施例における人体検知センサー2の構造
は、図2に示す如く、便蓋1の先端部に組み込まれ、検
知部2a,2bが、当該便蓋1の裏面1a側と前端面1
b側の2個所に設けられている。そして該検知部2a,
2bの表面は、アクリル板等の透明保護材3で被覆され
ている。なお、本実施例では、人体検知センサー2とし
て、光電センサーを使用した。
【0009】便蓋裏面1a側の検知部2aは、便蓋1を
開いた状態において使用者が便座20に着座しているか
否かを検出するためのものであって、その検知方向は、
図1に示すように、便座20の後部上方から便器10の
前方下部へ向かう方向である。使用者が着座していると
きには、使用者からの反射光が当該検知部2aに入力さ
れ、人体検知センサーは、当該検知部2aへの入力に基
づいて人体検知信号を出力し、自動洗浄装置を有する場
合にはこれを起動準備状態とし、また温水洗浄装置等の
電気機器についてはこれを作動可能状態にする。使用者
が便座20から離れて検知部2aからの人体検知信号の
出力がなくなったときには、自動洗浄装置を起動させ、
また温水洗浄装置等に対しては、電気回路を遮断して、
スイッチ操作をしても作動しないようにする。なお、人
体検知センサー2の検知部2aを便蓋1の先端部に設け
たことにより、検知領域を便座20の上面を含む狭い範
囲Sに限定できるので、誤りのない確実な人体検出が可
能である。
【0010】さらに、上述の便蓋裏面1aに検知部2a
を設けたことにより、便器10の前方下部の使用者を検
出することもできるから、男子小用時における使用者の
有無を検出することも可能である。これは例えば、図3
に示す如く、便蓋裏面1aのうち、便座20を開き上げ
たときに隠れる部分と隠れない部分にそれぞれ検知部2
a,2cを設け、便座20によって隠されない部分の検
知部2cだけが便器10の前方に使用者の存在を検出し
たときは、男子小用であると判断し、温水洗浄装置等の
作動が禁止されるようにすると共に、自動洗浄装置のみ
稼働し得るようにすればよい。
【0011】一方、便蓋1の前端面1b側に設けられる
検知部2b(図2参照)は、便蓋1の閉止状態におい
て、便器10に人が接近するのを検出するためのもので
あり、その検出領域は、便器10の前方側の所定距離内
に設定される。例えば、便蓋1に、これを自動開閉する
回動機構を設け、便蓋前端面1b側の検知部2bからの
人体検知信号に基づいて、便蓋1が自動開動するように
する。また、便蓋1の自動回動機構を有する場合、前記
便蓋裏面1a側の検知部2aで使用者が不在となったこ
とを検出したときに、便蓋1を自動閉止させるようにす
ることも可能である。
【0012】なお、便蓋1の前端面1b側に設ける上記
検知部2bは、便器10の設置状況に応じて位置変更す
ることもできる。例えば、トイレの出入口に対して、便
器10が側面を向いて設置されている場合には、上記前
端面側の検知部2bを、トイレ出入口に面する側端面側
に設けるように変更してもよい。
【0013】その他、本発明の実施例は前述に限定され
るものではない。例えば、図示は省略したが、人体検知
センサーを、検知部とセンサー本体とから成るものと
し、検知部だけを便蓋に設け、適所に設けたセンサー本
体と便蓋に設けた検知部とを光ファイバーで接続する構
成も可能である。また、人体検知センサーの種類は、光
電センサー以外に、赤外線センサー、焦電センサー、超
音波センサー等、種々の非接触式のうち設置状況に応じ
て最適のものを選定すればよい。なお、自動回動機構を
設けない場合は、便蓋にショックアブソーバー等の閉止
時の衝撃を吸収する機構を設けておくことが望ましい。
このように、本発明は、実施の態様に応じた種々の応
用、適宜の変更を妨げるものではない。
【0014】
【発明の効果】本発明は、人体検知センサーの検知部
を、便蓋裏面に設けたことにより、従来の如く、便座ボ
ックスに側方への張出部を設ける必要がなくなるので、
便器周囲が簡素化して外観が改善されると共に、清掃が
容易になるため衛生的であり、使用者に圧迫感を与える
こともない。また、使用者の検知領域を検出の確実な狭
い範囲に限定できるから、誤作動のない人体検知を行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る人体検知センサー付便蓋を備えた
洋風便器の斜視図であって、便蓋を開き上げた状態を示
すものである。
【図2】本発明に係る人体検知センサー付便蓋の要部を
拡大して示す縦断面図である。
【図3】本発明の別態様の人体検知センサー付便蓋を備
えた洋風便器の斜視図である。
【図4】従来の非接触式人体検知センサーを備えた洋風
便器を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…人体検知センサー付便蓋 1a…便蓋裏面 1b…
便蓋前端面 2…人体検知センサー 2a,2b,2c
…検知部 10…洋風便器 20…便座 30…便座ボ
ックス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋風便器に備えられる便蓋において、該
    便蓋の裏面側に、使用者の存在を検知する非接触式セン
    サーの感知部が設けられていることを特徴とする人体検
    知センサー付便蓋。
  2. 【請求項2】 前記便蓋の閉止状態における前端部又は
    側端部にも、使用者の存在を検知する非接触式センサー
    の感知部が設けられている請求項1に記載の人体検知セ
    ンサー付便蓋。
  3. 【請求項3】 人体検知センサーの検知信号に基づい
    て、便蓋を自動的に開き上げる回動機構が備えられた請
    求項2に記載の人体検知センサー付便蓋。
  4. 【請求項4】 人体検知センサーの検知信号に基づい
    て、便蓋を自動的に閉止させる回動機構が備えられた請
    求項1乃至3のいずれか1項に記載の人体検知センサー
    付便蓋。
JP36117491A 1991-12-20 1991-12-20 人体検知センサー付便蓋 Pending JPH05168571A (ja)

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JP36117491A JPH05168571A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 人体検知センサー付便蓋

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JP36117491A Pending JPH05168571A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 人体検知センサー付便蓋

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JP (1) JPH05168571A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6003160A (en) * 1999-04-19 1999-12-21 Seidle; James Automatic self-illuminating toilet lid
JP2004267348A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Inax Corp 便蓋装置
WO2004097123A1 (en) * 2003-04-25 2004-11-11 Kelim Entech Co., Ltd. Water closet having automatic water saving system
JP2015159954A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 アイシン精機株式会社 人体検出機能付便座装置
JP2015204875A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 アイシン精機株式会社 便座装置

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