JP2001299644A - トイレ装置 - Google Patents
トイレ装置Info
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- JP2001299644A JP2001299644A JP2000116723A JP2000116723A JP2001299644A JP 2001299644 A JP2001299644 A JP 2001299644A JP 2000116723 A JP2000116723 A JP 2000116723A JP 2000116723 A JP2000116723 A JP 2000116723A JP 2001299644 A JP2001299644 A JP 2001299644A
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- toilet
- human body
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- detection sensor
- lid
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 便蓋、便座の開閉状態に関わらず、１つのセ
ンサーで人の動作状態を判別することを可能にすると共
に、便蓋が閉状態である時の便蓋の位置よりも低い位置
に人体検知センサを配置することを可能にして、コスト
の廉価な、より一層コンパクトなトイレ装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 便器後部に固定されたケーシング内
に、便器前方に居る人体を検出するための赤外線を投受
光する人体検知センサユニットを備えたトイレ装置にお
いて、便蓋又は便座の少なくとも一方に赤外線を通過さ
せるための開口部あるいは切り欠き部を設けたことを特
徴とする。
ンサーで人の動作状態を判別することを可能にすると共
に、便蓋が閉状態である時の便蓋の位置よりも低い位置
に人体検知センサを配置することを可能にして、コスト
の廉価な、より一層コンパクトなトイレ装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 便器後部に固定されたケーシング内
に、便器前方に居る人体を検出するための赤外線を投受
光する人体検知センサユニットを備えたトイレ装置にお
いて、便蓋又は便座の少なくとも一方に赤外線を通過さ
せるための開口部あるいは切り欠き部を設けたことを特
徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器後部に固定さ
れたケーシング内に人体検知手段を備えた局部洗浄装置
に代表されるトイレ装置に関するものである。
れたケーシング内に人体検知手段を備えた局部洗浄装置
に代表されるトイレ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、実用新案第２５７８８６５号
公報、特開平８−３１９６４８号公報、特開平９−１９
２０５２号公報等に開示されるように、人体検知センサ
を用いて便器前や便座上の人体の有無を検知して、自動
で便蓋を開閉したり、便座を閉したりするものが知られ
ている。例えば、図５はその一例を示している。図５
は、局部洗浄装置本体７に便蓋８、便座３が取り付けら
れる面で、便蓋８が閉状態である時の便蓋８の位置より
も上部に、便器６の前の人の有無を検知する第１のセン
サ３１が設けられ、便蓋８、便座３が共に開状態で開放
位置となる部位に、便器の前の人の有無を検知する第２
のセンサ３２が設けられ、更に人が便座３に着座したこ
とを検知する着座センサ（図示せず）を備えた局部洗浄
装置である。この局部洗浄装置では、人体が便器６に近
づいたことを第一のセンサ３１で検知して、便蓋８を自
動で開き、大便時及び女子小便時には、使用者はそのま
ま便座３に腰かけて用を足し、用便後便器６から離れる
と着座センサが検知して、便蓋８を自動で閉することが
出来る。一方、男子小便時には、便蓋８が開いた後、リ
モコン操作部（図示せず）の操作によって便座３を開動
作させて用を足し、用便後第２のセンサ３２で人体が便
器６から離れたことを検知して、便蓋８、便座３を自動
的に閉することが出来るというものである。
公報、特開平８−３１９６４８号公報、特開平９−１９
２０５２号公報等に開示されるように、人体検知センサ
を用いて便器前や便座上の人体の有無を検知して、自動
で便蓋を開閉したり、便座を閉したりするものが知られ
ている。例えば、図５はその一例を示している。図５
は、局部洗浄装置本体７に便蓋８、便座３が取り付けら
れる面で、便蓋８が閉状態である時の便蓋８の位置より
も上部に、便器６の前の人の有無を検知する第１のセン
サ３１が設けられ、便蓋８、便座３が共に開状態で開放
位置となる部位に、便器の前の人の有無を検知する第２
のセンサ３２が設けられ、更に人が便座３に着座したこ
とを検知する着座センサ（図示せず）を備えた局部洗浄
装置である。この局部洗浄装置では、人体が便器６に近
づいたことを第一のセンサ３１で検知して、便蓋８を自
動で開き、大便時及び女子小便時には、使用者はそのま
ま便座３に腰かけて用を足し、用便後便器６から離れる
と着座センサが検知して、便蓋８を自動で閉することが
出来る。一方、男子小便時には、便蓋８が開いた後、リ
モコン操作部（図示せず）の操作によって便座３を開動
作させて用を足し、用便後第２のセンサ３２で人体が便
器６から離れたことを検知して、便蓋８、便座３を自動
的に閉することが出来るというものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来技術では、人体の着座を検知する着座センサのみ
ならず、便蓋、便座の開閉状態に対応するために、人体
検知センサを更に２つ配置する必要があり、装置のコス
トが高くなるだけでなく、装置が大きくなってしまうと
いう問題があった。本発明は、このような課題を解決す
べくなされたもので、便蓋、便座の開閉状態に関わら
ず、１つのセンサーで人の動作状態を判別することを可
能にすると共に、便蓋が閉状態である時の便蓋の位置よ
りも低い位置に人体検知センサを配置することを可能に
して、コストの廉価な、より一層コンパクトなトイレ装
置を提供することを目的とする。
な従来技術では、人体の着座を検知する着座センサのみ
ならず、便蓋、便座の開閉状態に対応するために、人体
検知センサを更に２つ配置する必要があり、装置のコス
トが高くなるだけでなく、装置が大きくなってしまうと
いう問題があった。本発明は、このような課題を解決す
べくなされたもので、便蓋、便座の開閉状態に関わら
ず、１つのセンサーで人の動作状態を判別することを可
能にすると共に、便蓋が閉状態である時の便蓋の位置よ
りも低い位置に人体検知センサを配置することを可能に
して、コストの廉価な、より一層コンパクトなトイレ装
置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記課
題を解決するためになされた請求項第１項記載の発明
は、便器後部に固定されたケーシング内に、便器前方に
居る人体を検出するための赤外線を投受光する人体検知
センサユニットを備えたトイレ装置において、便蓋又は
便座の少なくとも一方に赤外線を通過させるための開口
部あるいは切り欠き部を設けたことを特徴とする。
題を解決するためになされた請求項第１項記載の発明
は、便器後部に固定されたケーシング内に、便器前方に
居る人体を検出するための赤外線を投受光する人体検知
センサユニットを備えたトイレ装置において、便蓋又は
便座の少なくとも一方に赤外線を通過させるための開口
部あるいは切り欠き部を設けたことを特徴とする。
【０００５】本発明においては、便蓋が閉状態である時
の便蓋の位置よりも高い位置に人体検知センサが配置さ
れた場合だけでなく、低い位置に人体検知センサが配置
された場合においても、便蓋又は便座の少なくとも一方
の開口部あるいは切り欠き部を通じて人体検知のための
赤外線を投受光することにより、便蓋が開状態で便座に
人が着座している時、便蓋、便座が開状態で便器の前に
人が立っている時、便蓋、便座が閉状態で便器の前に人
が立っている時を、すべて前記人体検知センサで検知す
ることが可能となるのである。
の便蓋の位置よりも高い位置に人体検知センサが配置さ
れた場合だけでなく、低い位置に人体検知センサが配置
された場合においても、便蓋又は便座の少なくとも一方
の開口部あるいは切り欠き部を通じて人体検知のための
赤外線を投受光することにより、便蓋が開状態で便座に
人が着座している時、便蓋、便座が開状態で便器の前に
人が立っている時、便蓋、便座が閉状態で便器の前に人
が立っている時を、すべて前記人体検知センサで検知す
ることが可能となるのである。
【０００６】請求項第２項記載の発明は、前記開口部あ
るいは切り欠き部を、赤外線を透過する部材で塞いだこ
とを特徴とする。
るいは切り欠き部を、赤外線を透過する部材で塞いだこ
とを特徴とする。
【０００７】本発明においては、開口部あるいは切り欠
き部を赤外線を透過する部材で塞いだことにより、便蓋
が閉状態の時に、便器内部への埃やごみ、虫などの侵入
を防ぐと共に、見栄えの良い便蓋又は便座を提供するこ
とが可能となるのである。
き部を赤外線を透過する部材で塞いだことにより、便蓋
が閉状態の時に、便器内部への埃やごみ、虫などの侵入
を防ぐと共に、見栄えの良い便蓋又は便座を提供するこ
とが可能となるのである。
【０００８】請求項第３項記載の発明は、便器後部に固
定されたケーシング内に、便器前方に居る人体を検出す
るための赤外線を投受光する人体検知センサユニットを
備えたトイレ装置において、便蓋又は便座の少なくとも
一方を赤外線を透過する部材で構成したことを特徴とす
る。
定されたケーシング内に、便器前方に居る人体を検出す
るための赤外線を投受光する人体検知センサユニットを
備えたトイレ装置において、便蓋又は便座の少なくとも
一方を赤外線を透過する部材で構成したことを特徴とす
る。
【０００９】本発明においては、便蓋又は便座の少なく
とも一方を赤外線を透過する部材で構成したので、開口
部あるいは切り欠き部を設ける必要がなく、見栄えの良
い便蓋又は便座を提供することが可能となるのである。
とも一方を赤外線を透過する部材で構成したので、開口
部あるいは切り欠き部を設ける必要がなく、見栄えの良
い便蓋又は便座を提供することが可能となるのである。
【００１０】請求項第４項記載の発明は、前記人体検知
センサユニットが、便蓋が閉状態である時の前記便蓋の
位置よりも下部に設けられたことを特徴とする。
センサユニットが、便蓋が閉状態である時の前記便蓋の
位置よりも下部に設けられたことを特徴とする。
【００１１】本発明においては、前記人体検知センサユ
ニットを低い位置に設けることが出来るようになるた
め、装置本体を低背でよりコンパクトなものとすること
が可能となるのである。
ニットを低い位置に設けることが出来るようになるた
め、装置本体を低背でよりコンパクトなものとすること
が可能となるのである。
【００１２】請求項第５項記載の発明は、前記人体検知
センサユニットが、２以上の人体位置を検出する機能を
備えたことを特徴とする。
センサユニットが、２以上の人体位置を検出する機能を
備えたことを特徴とする。
【００１３】本発明においては、前記人体検知センサユ
ニットで人が便座に着座しているのか、便器の前に立っ
ているのかなど、人の位置を区別することができるよう
になり、人の動作状態に応じて局部洗浄装置等の様々な
制御が可能となるのである。
ニットで人が便座に着座しているのか、便器の前に立っ
ているのかなど、人の位置を区別することができるよう
になり、人の動作状態に応じて局部洗浄装置等の様々な
制御が可能となるのである。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面により詳細に説明する。
付図面により詳細に説明する。
【００１４】図１は本発明の一実施形態として、トイレ
装置としての局部洗浄装置を便器上に設置し、便蓋、便
座が共に開状態を示す図である。局部洗浄装置本体（ケ
ーシング）７は便器６の後方上面に固定されており、便
蓋８、便座3の後端が回動自在に取り付けられている。
また、局部洗浄装置本体７には人体検知センサユニット
１が組み込まれ、便蓋８及び便座３には人体検知センサ
ユニット１から投受光される赤外線が通過できるよう
に、開口部2が設けられている。
装置としての局部洗浄装置を便器上に設置し、便蓋、便
座が共に開状態を示す図である。局部洗浄装置本体（ケ
ーシング）７は便器６の後方上面に固定されており、便
蓋８、便座3の後端が回動自在に取り付けられている。
また、局部洗浄装置本体７には人体検知センサユニット
１が組み込まれ、便蓋８及び便座３には人体検知センサ
ユニット１から投受光される赤外線が通過できるよう
に、開口部2が設けられている。
【００１５】図2は図1の閉状態の便蓋４、便座３を示す
平面図である。ここで、人体検知センサユニット１は閉
状態の便蓋４の位置よりも上部にある。人体検知センサ
ユニット1から投受光される赤外線は、赤外線の放射範
囲１１内で放射される。この場合、赤外線の放射範囲
は、便蓋４、便座３に遮られることはない。また、便蓋
４を開状態にした場合（便蓋８）は、赤外線の放射範囲
１１を遮ることのないように、開口部２ｂが設けられて
いる。更に、便座３を開状態にした場合（図示せず）も
赤外線の放射範囲１１を遮ることのないように、開口部
２ａが設けられている。
平面図である。ここで、人体検知センサユニット１は閉
状態の便蓋４の位置よりも上部にある。人体検知センサ
ユニット1から投受光される赤外線は、赤外線の放射範
囲１１内で放射される。この場合、赤外線の放射範囲
は、便蓋４、便座３に遮られることはない。また、便蓋
４を開状態にした場合（便蓋８）は、赤外線の放射範囲
１１を遮ることのないように、開口部２ｂが設けられて
いる。更に、便座３を開状態にした場合（図示せず）も
赤外線の放射範囲１１を遮ることのないように、開口部
２ａが設けられている。
【００１６】実施例として、図１、２に基づいて人体検
知センサユニットが便蓋が閉状態の位置よりも上部にあ
る場合について説明する。トイレ使用者がトイレに入室
して便器６に近づき、図２で示す赤外線の放射範囲１１
の延長上で予め設定された距離に到達する。その時、便
蓋４、便座３は閉状態であるため、人体検知センサユニ
ット１は使用者を検知する。使用者を検知した人体検知
センサユニット１は制御回路（図示せず）に信号を送
り、便蓋駆動装置（図示せず）を動作させて、便蓋４を
自動的に開状態（便蓋８）にする。
知センサユニットが便蓋が閉状態の位置よりも上部にあ
る場合について説明する。トイレ使用者がトイレに入室
して便器６に近づき、図２で示す赤外線の放射範囲１１
の延長上で予め設定された距離に到達する。その時、便
蓋４、便座３は閉状態であるため、人体検知センサユニ
ット１は使用者を検知する。使用者を検知した人体検知
センサユニット１は制御回路（図示せず）に信号を送
り、便蓋駆動装置（図示せず）を動作させて、便蓋４を
自動的に開状態（便蓋８）にする。
【００１７】ここで大便及び女子小便を行う場合は、使
用者はそのまま便座３に着座し、排便する。人体検知セ
ンサユニット１は、便蓋８の開口部２ｂを利用して、使
用者に赤外線を投受光して使用者が着座したことを検知
して、局部洗浄装置本体７に組み込まれている脱臭装置
（図示せず）等を自動的に動作させる。排便終了後、使
用者が立ち上がって、便器６から予め決められた距離ま
で離れたことが確認できると、局部洗浄装置本体７に組
み込まれている便器洗浄装置（図示せず）を働かせて、
便器６内の汚物を自動的に排除するとともに、便蓋駆動
装置（図示せず）を動作させて、便蓋８を自動的に閉状
態（便蓋４）にする。
用者はそのまま便座３に着座し、排便する。人体検知セ
ンサユニット１は、便蓋８の開口部２ｂを利用して、使
用者に赤外線を投受光して使用者が着座したことを検知
して、局部洗浄装置本体７に組み込まれている脱臭装置
（図示せず）等を自動的に動作させる。排便終了後、使
用者が立ち上がって、便器６から予め決められた距離ま
で離れたことが確認できると、局部洗浄装置本体７に組
み込まれている便器洗浄装置（図示せず）を働かせて、
便器６内の汚物を自動的に排除するとともに、便蓋駆動
装置（図示せず）を動作させて、便蓋８を自動的に閉状
態（便蓋４）にする。
【００１８】男子小便を行う場合は、使用者がリモコン
操作部（図示せず）を操作することにより、自動的に便
座３は開状態（図示せず）になる。排尿中は、便蓋８の
開口部２ｂと便座３の開口部２ａを利用して、使用者に
赤外線を投受光して使用者が便器６の前に立っているこ
とを検知して、局部洗浄装置本体７に組み込まれている
脱臭装置（図示せず）等を自動的に動作させる。排尿終
了後、使用者が便器６から予め決められた距離まで離れ
たことが確認できると、局部洗浄装置本体７に組み込ま
れている便器洗浄装置（図示せず）を働かせて、便器６
内の汚物を自動的に排除するとともに、便蓋・便座駆動
装置（図示せず）を動作させて、便蓋８、便座３を自動
的に閉状態（便蓋４）にする。
操作部（図示せず）を操作することにより、自動的に便
座３は開状態（図示せず）になる。排尿中は、便蓋８の
開口部２ｂと便座３の開口部２ａを利用して、使用者に
赤外線を投受光して使用者が便器６の前に立っているこ
とを検知して、局部洗浄装置本体７に組み込まれている
脱臭装置（図示せず）等を自動的に動作させる。排尿終
了後、使用者が便器６から予め決められた距離まで離れ
たことが確認できると、局部洗浄装置本体７に組み込ま
れている便器洗浄装置（図示せず）を働かせて、便器６
内の汚物を自動的に排除するとともに、便蓋・便座駆動
装置（図示せず）を動作させて、便蓋８、便座３を自動
的に閉状態（便蓋４）にする。
【００１９】図３は本発明の局部洗浄装置を便器上に設
置し、便蓋、便座が共に閉状態を示す図である。局部洗
浄装置本体７は便器６の後方上面に固定されており、便
蓋４、便座3の後端が回動自在に取り付けられている。
また、局部洗浄装置本体７には人体検知センサユニット
１が組み込まれ、人体検知センサユニット１から投受光
される赤外線が通過できるように、便蓋４には開口部２
ｂ、便座３には開口部２ａが設けられている。
置し、便蓋、便座が共に閉状態を示す図である。局部洗
浄装置本体７は便器６の後方上面に固定されており、便
蓋４、便座3の後端が回動自在に取り付けられている。
また、局部洗浄装置本体７には人体検知センサユニット
１が組み込まれ、人体検知センサユニット１から投受光
される赤外線が通過できるように、便蓋４には開口部２
ｂ、便座３には開口部２ａが設けられている。
【００２０】図４は図３のＢ−Ｂ’断面を示す平面図で
ある。ここで、人体検知センサユニット１は閉状態の便
蓋４の位置よりも下部にある。人体検知センサユニット
1から投受光される赤外線は、赤外線の放射範囲１１内
で放射される。この場合、赤外線の放射範囲は、便蓋
４、便座３に遮られることになるため、便蓋４に開口部
２ｂが設けられ、便座３に開口部２ａが設けられてい
る。便蓋４、便座３が開状態（図示せず）になった場合
は、赤外線の放射範囲は、便蓋４、便座３に遮られるこ
とはない。
ある。ここで、人体検知センサユニット１は閉状態の便
蓋４の位置よりも下部にある。人体検知センサユニット
1から投受光される赤外線は、赤外線の放射範囲１１内
で放射される。この場合、赤外線の放射範囲は、便蓋
４、便座３に遮られることになるため、便蓋４に開口部
２ｂが設けられ、便座３に開口部２ａが設けられてい
る。便蓋４、便座３が開状態（図示せず）になった場合
は、赤外線の放射範囲は、便蓋４、便座３に遮られるこ
とはない。
【００２１】実施例として、図３、４に基づいて人体検
知センサユニットが便蓋が閉状態の位置よりも下部にあ
る場合について説明する。トイレ使用者がトイレに入室
して便器６に近づき、図４で示す赤外線の放射範囲１１
の延長上で予め設定された距離に使用者が到達する。そ
の時、便蓋４、便座３は閉状態であるため、人体検知セ
ンサユニット１は便蓋４の開口部２ｂと便座３の開口部
２ａを利用して、使用者に赤外線を投受光して使用者を
検知する。使用者を検知した人体検知センサユニット１
は制御回路（図示せず）に信号を送り、便蓋駆動装置
（図示せず）を動作させて、便蓋４を開状態（図示せ
ず）にする。
知センサユニットが便蓋が閉状態の位置よりも下部にあ
る場合について説明する。トイレ使用者がトイレに入室
して便器６に近づき、図４で示す赤外線の放射範囲１１
の延長上で予め設定された距離に使用者が到達する。そ
の時、便蓋４、便座３は閉状態であるため、人体検知セ
ンサユニット１は便蓋４の開口部２ｂと便座３の開口部
２ａを利用して、使用者に赤外線を投受光して使用者を
検知する。使用者を検知した人体検知センサユニット１
は制御回路（図示せず）に信号を送り、便蓋駆動装置
（図示せず）を動作させて、便蓋４を開状態（図示せ
ず）にする。
【００２２】ここで大便及び女子小便を行う場合は、使
用者はそのまま便座３に着座し、排便する。人体検知セ
ンサユニット１は、便座３の開口部２ａを利用して、使
用者に赤外線を投受光して使用者が着座したことを検知
して、局部洗浄装置本体７に組み込まれている脱臭装置
（図示せず）等を自動的に動作させる。排便終了後、使
用者が立ち上がって、便器６から予め決められた距離ま
で離れたことが確認できると、局部洗浄装置本体７に組
み込まれている便器洗浄装置（図示せず）を働かせて、
便器６内の汚物を自動的に排除するとともに、便蓋駆動
装置（図示せず）を動作させて、便蓋４を閉状態にす
る。
用者はそのまま便座３に着座し、排便する。人体検知セ
ンサユニット１は、便座３の開口部２ａを利用して、使
用者に赤外線を投受光して使用者が着座したことを検知
して、局部洗浄装置本体７に組み込まれている脱臭装置
（図示せず）等を自動的に動作させる。排便終了後、使
用者が立ち上がって、便器６から予め決められた距離ま
で離れたことが確認できると、局部洗浄装置本体７に組
み込まれている便器洗浄装置（図示せず）を働かせて、
便器６内の汚物を自動的に排除するとともに、便蓋駆動
装置（図示せず）を動作させて、便蓋４を閉状態にす
る。
【００２３】男子小便を行う場合は、使用者がリモコン
操作部（図示せず）を操作することにより、自動的に便
座３は開状態（図示せず）になる。排尿中は、使用者に
赤外線を投受光して使用者が便器６の前に立っているこ
とを検知して、局部洗浄装置本体７に組み込まれている
脱臭装置（図示せず）等を自動的に動作させる。排尿終
了後、使用者が便器６から予め決められた距離まで離れ
たことが確認できると、局部洗浄装置本体７に組み込ま
れている便器洗浄装置（図示せず）を働かせて、便器６
内の汚物を自動的に排除するとともに、便蓋・便座駆動
装置（図示せず）を動作させて、便蓋４、便座３を自動
的に閉状態にする。
操作部（図示せず）を操作することにより、自動的に便
座３は開状態（図示せず）になる。排尿中は、使用者に
赤外線を投受光して使用者が便器６の前に立っているこ
とを検知して、局部洗浄装置本体７に組み込まれている
脱臭装置（図示せず）等を自動的に動作させる。排尿終
了後、使用者が便器６から予め決められた距離まで離れ
たことが確認できると、局部洗浄装置本体７に組み込ま
れている便器洗浄装置（図示せず）を働かせて、便器６
内の汚物を自動的に排除するとともに、便蓋・便座駆動
装置（図示せず）を動作させて、便蓋４、便座３を自動
的に閉状態にする。
【００２４】上記実施例は、便蓋、便座に開口部を設け
たことについて説明してきたが、一端が開放している切
り欠き部を設けた場合についても同様である。その形状
は全く限定されるものでなく、人体検知センサの位置や
赤外線の放射範囲を考慮し、便蓋、便座のデザインによ
って任意の形状に出来ることは言うまでもない。また、
人体検知センサの取り付け位置によっては、便蓋、便座
の両方でなく、いずれか一方にだけ開口部または切り欠
き部を設けることでも実現可能である。
たことについて説明してきたが、一端が開放している切
り欠き部を設けた場合についても同様である。その形状
は全く限定されるものでなく、人体検知センサの位置や
赤外線の放射範囲を考慮し、便蓋、便座のデザインによ
って任意の形状に出来ることは言うまでもない。また、
人体検知センサの取り付け位置によっては、便蓋、便座
の両方でなく、いずれか一方にだけ開口部または切り欠
き部を設けることでも実現可能である。
【００２５】また、開口部や切り欠き部をそのままで使
用することでも良いが、その部分を赤外線を透過する部
材で塞ぐことで便器内への物の落下やごみ、埃、虫等の
侵入をを防ぐことが出来る。デザイン上も見栄えが良い
ものが得られる。更に、一般的に赤外線を透過させない
部材である、ＡＢＳやＰＰ等で構成される便蓋、便座を
赤外線を透過する部材、例えばアクリル等そのもので構
成すれば、開口部や切り欠き部が不要になるため、デザ
イン上より一層見栄えが良くなることは言うまでもな
い。
用することでも良いが、その部分を赤外線を透過する部
材で塞ぐことで便器内への物の落下やごみ、埃、虫等の
侵入をを防ぐことが出来る。デザイン上も見栄えが良い
ものが得られる。更に、一般的に赤外線を透過させない
部材である、ＡＢＳやＰＰ等で構成される便蓋、便座を
赤外線を透過する部材、例えばアクリル等そのもので構
成すれば、開口部や切り欠き部が不要になるため、デザ
イン上より一層見栄えが良くなることは言うまでもな
い。
【００２６】本発明では、人体検知センサユニットを便
蓋が閉状態である時の前記便蓋の位置よりも下部に設け
ることも可能となるので、局部洗浄装置本体の高さを、
人体検知センサに制約されることなく低く出来ることに
なり、よりコンパクトな装置が得られることになる。
蓋が閉状態である時の前記便蓋の位置よりも下部に設け
ることも可能となるので、局部洗浄装置本体の高さを、
人体検知センサに制約されることなく低く出来ることに
なり、よりコンパクトな装置が得られることになる。
【図１】 本発明の一実施例である便蓋、便座が共に開
状態の場合を示した図である。
状態の場合を示した図である。
【図２】 人体検知センサユニットが、便蓋が閉状態の
位置よりも上部にあり、便蓋、便座が共に閉状態である
場合を示す平面図である。（図１で便蓋、便座を共に閉
状態とした時のＡ−Ａ’断面図）
位置よりも上部にあり、便蓋、便座が共に閉状態である
場合を示す平面図である。（図１で便蓋、便座を共に閉
状態とした時のＡ−Ａ’断面図）
【図３】 本発明の一実施例である便蓋、便座が共に閉
状態の場合を示した図である。
状態の場合を示した図である。
【図４】 人体検知センサユニットが、便蓋が閉状態の
位置よりも下部にあり、便蓋、便座が共に閉状態である
場合を示す平面図である。（図３のＢ−Ｂ’断面図）
位置よりも下部にあり、便蓋、便座が共に閉状態である
場合を示す平面図である。（図３のＢ−Ｂ’断面図）
【図５】 本発明の背景説明のための図である。
１…人体検知センサユニット、２…開口部、２ａ…便座
の開口部、２ｂ…便蓋の開口部、３…便座、４…（閉状
態の）便蓋、５…洗浄ノズル、６…便器、７…局部洗浄
装置本体、８…（開状態の）便蓋、１１…赤外線の放射
範囲、３１…第一の人体検知センサ、３２…第２の人体
検知センサ
の開口部、２ｂ…便蓋の開口部、３…便座、４…（閉状
態の）便蓋、５…洗浄ノズル、６…便器、７…局部洗浄
装置本体、８…（開状態の）便蓋、１１…赤外線の放射
範囲、３１…第一の人体検知センサ、３２…第２の人体
検知センサ
Claims (5)
- 【請求項１】 便器後部に固定されたケーシング内に、
便器前方に居る人体を検出するための赤外線を投受光す
る人体検知センサユニットを備えたトイレ装置におい
て、便蓋又は便座の少なくとも一方に赤外線を通過させ
るための開口部あるいは切り欠き部を設けたことを特徴
とするトイレ装置。 - 【請求項２】 前記開口部あるいは切り欠き部を、赤外
線を透過する部材で塞いだことを特徴とする請求項１記
載のトイレ装置。 - 【請求項３】 便器後部に固定されたケーシング内に、
便器前方に居る人体を検出するための赤外線を投受光す
る人体検知センサユニットを備えたトイレ装置におい
て、便蓋又は便座の少なくとも一方を赤外線を透過する
部材で構成したことを特徴とするトイレ装置。 - 【請求項４】 前記人体検知センサユニットが、便蓋が
閉状態である時の前記便蓋の位置よりも下部に設けられ
たことを特徴とする請求項１〜３記載のトイレ装置。 - 【請求項５】 前記人体検知センサユニットが、２以上
の人体位置を検出する機能を備えたことを特徴とする請
求項１〜４記載のトイレ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000116723A JP2001299644A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | トイレ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000116723A JP2001299644A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | トイレ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001299644A true JP2001299644A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18628149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000116723A Pending JP2001299644A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | トイレ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001299644A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003070076A1 (fr) * | 2002-02-19 | 2003-08-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif de toilettes |
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-
2000
- 2000-04-18 JP JP2000116723A patent/JP2001299644A/ja active Pending
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