JPH0533583Y2 - - Google Patents

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JPH0533583Y2
JPH0533583Y2 JP1987089436U JP8943687U JPH0533583Y2 JP H0533583 Y2 JPH0533583 Y2 JP H0533583Y2 JP 1987089436 U JP1987089436 U JP 1987089436U JP 8943687 U JP8943687 U JP 8943687U JP H0533583 Y2 JPH0533583 Y2 JP H0533583Y2
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JP
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sensor
toilet
opening
automatic
faucet
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、省空間のみならず、省エネルギにも
配慮した自動洗浄便器に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、便所や浴室等に配置される水洗便器は、
壁面から前方に配置されており、また、外部に露
出状態に配置されている。
そのため、かかる水洗便器は、広い設置空間を
必要とし、室内等にコンパクトに設置することが
できず、便所や浴室等の専用設置空間を必要とし
ていた。また、用便に際して、使用者は、便所や
浴室まで移動しなくてはならなかつた。特に、病
院やリハビリテーシヨンセンター等において、歩
行障害を有する患者にとつては、病室から便所ま
での移動は、非常な苦痛を伴うものとなつてい
た。
そこで、従来においても、実公昭40−7151号公
報に記載されているように、壁体に形成した凹部
に便器を収納状態に配設した便所がある。
このように、便器を壁体内にコンパクトに配設
するようにしたので、便器を設置するための専用
空間を可及的に小さくでき、便所等の屋内空間の
有効利用を図ることができる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した便器ないし便所は、未だ、以
下の解決すべき課題を有していた。
即ち、上記した便所に設置した便器は、その使
用に際して、手又は足を使つて便器を壁体から外
部に取り出して使用するものであり、煩雑であつ
た。
本考案は上記問題点を解決することができる自
動洗浄便器を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、壁体に形成した凹部に収納状態に配
設した便器と、同凹部の開口部に開閉自在に取付
けた開閉扉と、便器への給水管に取付けた自動水
栓と、使用者の身体を検出して自動水栓の開閉駆
動信号を出力する第1センサと、開閉扉の開閉動
作を検出して自動水栓の開閉駆動信号を出力する
第2センサとを具備し、両センサからの開駆動信
号がともに出力された場合のみ自動水栓へ通電可
能とし、かつ、第2センサがオフ状態のとき、第
1センサ及び自動水栓への通電を遮断するように
したことを特徴とする自動洗浄便器に係るもので
ある。
(ホ) 作用 用便に際しては、開閉扉の前に立ち、その後、
開閉扉を開く。
同開閉によつて扉開閉検出部としての第2セン
サが開駆動信号を出力するとともに、第1センサ
が使用者を感知して開駆動信号を出力して自動水
栓等を作動し、便器内に洗浄水を流出し、用便中
ないし用便後に、自動的に便器の洗浄が行われる
ことになる。用便後は、開閉扉は閉じ、同開閉扉
を壁体の内壁面の一部として利用することができ
る。
(ヘ) 効果 上記構成及び作用により、本考案は、以下の効
果を奏する。
用便時以外は、開閉扉を閉扉することによつ
て便器を壁体内に完全に隠蔽することができる
ので、省空間を図ることによつて、病室等の空
間を有効に利用できる。
また、使用者の身体を検出して自動水栓の開
閉駆動信号を出力する第1センサと、開閉扉の
開閉動作を検出して自動水栓の開閉駆動信号を
出力する第2センサとからの開駆動信号がとも
に出力された場合のみ自動水栓へ通電可能と
し、かつ、第2センサがオフ状態のとき、第1
センサ及び自動水栓への通電を遮断するように
したので、誤つて開閉扉をわずかに開状態で放
置した場合であつても、人体を感知しない限り
は自動水栓は作動しない。従つて、省電力化な
いし省エネルギ化を図ることができる。
また、開閉扉の閉扉時には、第1センサが作
動しないので、誤つて自動水栓が作動する等の
事故を確実に防止することができる。
(ト) 実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案
を詳説する。なお、本実施例は、自動洗浄便器が
小便器の場合である。
第1図において、Aは、内部にベツドBを有す
る病室であり、同病室Aは、第1図及び第2図に
示す如く、その壁体10の一部に凹部を設け、同
凹部は矩形断面の便器設置空間Cとして機能する
ことになる。
そして、同便器設置空間C内には、トラツプを
内蔵する床置式のストール型小便器を形成する便
器Dが配設されている。
そして、かかる便器Dは、便器本体11と、そ
の上部に連設した自動水栓12とからなり、自動
水栓12は、その作動によつて、洗浄化を便器本
体11内に流出し、便器洗浄を行う。
また、13は、上記便器設置空間Cの開口部、
即ち、壁体10の内壁面10aであつて便器Dの
前方に開閉自在に配設した矩形の開閉扉であり、
同開閉扉13は、その基端側縁13aをヒンジ1
4によつて回動自在に壁体10に枢支されてい
る。なお、15は開閉扉13の表面に取付けた摘
みである。
かかる構成によつて、自動洗浄便器は、便所等
のような専用設置場所または空間を不要とするこ
とができる。
また、第2図に示すように、自動水栓12は、
その前面に、第1センサ20を設けている。
かかる第1センサ20としては、例えば、投光
器と、同投光器から投射した赤外線が使用者の身
体に当たつて拡散反射する反射光を受光する受光
器とからなる拡散反射型赤外線式光電センサを用
いることができる。
しかし、非接触式センサであれば、光センサ、
超音波センサ等、他の種類のセンサを用いること
もできる。
かかる構成によつて、使用者が便器Dの前に立
つと、第1センサ20は、そのことを検出して、
検出信号を制御部C(第3図参照)に送り、以下
に説明する第2センサ30と協働して、自動水栓
12の駆動部45(第3図参照)を作動し、その
開閉弁を自動的に開けて洗浄水を便器本体11内
に流出し、便器洗浄が行われることになる。
即ち、第2図において、30は開閉扉13が閉
扉位置にある際に、同開閉扉13の先端縁と対向
する状態で、壁体10内に配設した扉開閉検出部
としての第2センサであり、同第2センサ30
は、開閉扉13の開閉動作に連動して検出出力を
発生し、自動水栓12を作動することができる。
なお、かかる第2センサ30として、本実施例
では、第1センサ20と同様に、拡散反射式赤外
線センサを用いている(第3図参照)。
そして、かかる第2センサ30の作動について
説明すると、第2センサ30の投光器から開閉扉
13の先端縁面に投射された赤外線は、開閉扉1
3の開扉時にはそのまま直進し、第2センサ30
は検出出力を発生しない。一方、開閉扉30が閉
扉すると、上記赤外線は同開閉扉13の先端縁面
に衝突して第2センサ30の受光器にいり、検出
信号を出力し、同検出信号により、自動水栓12
又は第1センサ20を作動不能状態とすることが
できる。
その結果、開閉扉12の閉扉時には、第1セン
サ20が作動しないので、誤つて自動水栓12が
作動する等の事故を確実に防止することができ
る。
なお、上記実施例において、第2センサ30と
して拡散反射型赤外線式光電センサを用いたが、
光センサ、超音波センサ、リードスイツチ等の非
接触型センサや、リミツトスイツチ、圧電素子等
の接触型センサを用いることもできる。
第3図に、本考案に係る自動洗浄便器に用いる
制御部Eの回路図を示す。
図中、40は第1センサ20の検出信号(電
圧)を増幅する増幅器、41は同増幅器40によ
つて増幅された検出信号を、設定部42によつて
予め設定した基準電圧と比較し、検出信号が基準
電圧より大きい場合にのみ作動する比較器、43
は比較器41からの出力を増幅する増幅器、44
は増幅された出力によつて、作動し、後述する交
流電源50と導通する第1リレー、45は給水管
46の中途に設けた自動水栓12の開閉弁47を
開閉する駆動部である。
さらに、第3図において、51は交流電源50
と導通する第2リレーであり、同リレー51は、
直流電源回路52を介して第1センサ20、増幅
器40等と連絡している。また、53は第2セン
サ30の検出出力を増幅し、増幅した検出信号を
第2リレー51に送る増幅器、54は交流電源5
0と第2センサ30及び増幅器53間に介設した
直流電源回路である。
かかる構成によつて、第2センサ30の検出信
号は、第2リレー51を作動することによつて、
交流電源50から第1センサ20及び自動水栓1
2の駆動部45への電源供給を完全に停止し、作
動不能状態とすることができる。従つて、省電力
化ないし省エネルギ化を図ることができる。
なお、制御部Eは上記構成のものに限られるも
のではなく、周知の構成、例えば、特開昭59−
155666号公報に記載のものを変容して用いること
もできる。
以下、第1図〜第3図を参照して、本考案にお
ける、自動洗浄便器の使用方法について説明す
る。
便器Dの使用に際しては、まず、開閉扉13を
摘み15を引つ張ることによつて開け、便器Dを
外部に病室A内へ露出し、使用可能状態とする。
この時点において、第2センサ30の投光器から
の赤外線は、開閉扉13の先端縁面に衝突せず直
進し、そのため、第2センサ30は検出出力を発
生せず、第2リレー51はON状態となつてお
り、交流電源50は直流電源回路52及び自動水
栓12の駆動部45と導通状態となり、第1セン
サ20及び自動水栓12はともに作動可能状態と
なる。
その後、使用者が便器Dの前に立つと、そのこ
とを第1センサ20が検出し、検出信号を増幅器
40、比較器41、増幅器43を介して第1リレ
ー44に送つて同リレー44をONし、駆動部4
5を作動して自動水栓12の開閉弁47を開け、
自動水栓12より洗浄水を便器本体11内に流出
し、便器洗浄を行うことができる。
用便後、使用者が用便位置から離れると、第1
センサ20はそのことを検出し、検出信号を上記
したと同じ経路で第1リレー44に送つて同リレ
ー44をOFFし、駆動部45を作動して自動水
栓12の開閉弁47を閉じ、自動水栓12より便
器本体11への洗浄水の吐出を停止することがで
きる。
その後、第3図に示すように、開閉扉13を閉
めると、開閉扉13は壁体10の内壁面10aの
一部となり、病室Aの美観を損なうことがない。
また、かかる閉扉作業において、開扉時には直
進していた第2センサ30の投光器からの投光
は、開閉扉13の閉扉によつて、同開閉扉13の
先端縁面に衝突して検出信号を出力し、同検出信
号を、増幅器53を介して第2リレー51に送
り、同リレー51をOFF状態にする。これによ
つて、交流電源50の直流電源回路52及び自動
水栓12の駆動部45との導通は遮断され、第1
センサ20及び自動水栓12はともに作動不能状
態となる。
従つて、便器D不使用時に、誤つて自動水栓1
2が作動し、洗浄水が自動水栓12より吐出する
のを確実に防止することができる。
また、水洗便器D不使用時は、第1センサ20
を作動不能とすることによつて、同センサ20の
作動に要するエネルギも不要とすることができ
る。
なお、以上の実施例において、便器Dは、床置
式のストール型小便器としたが、その他の型式の
小便器とすることもでき、また、大便器とするこ
ともできる。
さらに、本考案に係る自動洗浄便器の設置個所
は、上記した実施例における病室Aのみに何ら限
定されるものではなく、例えば、リハビリテーシ
ヨンセンターやホテル等においても利用できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動洗浄便器を具備する
病室の斜視図、第2図は自動洗浄便器の壁体への
取付状態説明図、第3図は制御部の回路図であ
る。 図中、A……病室、B……ベツド、C……便器
取付空間、D……便器、E……制御部、10……
壁体、11……便器本体、12……自動水栓、1
3……開閉扉、20……第1センサ、30……第
2センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁体11に形成した凹部に収納状態に配設した
    便器Dと、同凹部の開口部に開閉自在に取付けた
    開閉扉13と、便器Dへの給水管46に取付けた
    自動水栓12と、使用者の身体を検出して自動水
    栓12の開閉駆動信号を出力する第1センサ20
    と、開閉扉13の開閉動作を検出して自動水栓1
    2の開閉駆動信号を出力する第2センサ30とを
    具備し、両センサ20,30からの開駆動信号が
    ともに出力された場合のみ自動水栓12へ通電可
    能とし、かつ、第2センサ30がオフ状態のと
    き、第1センサ20及び自動水栓12への通電を
    遮断するようにしたことを特徴とする自動洗浄便
    器。
JP1987089436U 1987-06-09 1987-06-09 Expired - Lifetime JPH0533583Y2 (ja)

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