JPH01155813A - 便蓋，便座の開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明は、洋式トイレの便蓋９便蓋の開閉装置に関する
ものである。

Ｅ背景技術］ 従来、洋式トイレの便蓋は、洗浄水の飛散、便器内への
異物落下の防止、美観の確保、あるいは臭気の防止等の
ために用いられていた。この便蓋や便座は使用者がトイ
レ内に入って用を足すときに、便座や便蓋を持って開閉
するようにしていた。

また、用便後には開いた状態の便座や便蓋を閉じる必要
があるが、この便座や便蓋には大小便などが飛散して付
着している虞れもなり、手でこの便座や便蓋に触れるの
は不快なものである。さらに、トイレに入ったときに便
座や便蓋が開いたままになっていると不快なものでもあ
る。また、最近では便座に暖房し−タを備えたものがあ
り、この場合には便蓋が開いたままであると暖房効率が
下がるという問題もある。

そこで、最近では自動的に便座や便蓋を開閉する装置が
提供されている。このｉ！ｃ置は便座や便蓋を赤外線を
利用してリモートコントロールするもので、手動でも便
座や弁蓋の開閉ができるようになっている。ところが、
この装置では便座や便蓋の開閉はトイレ内でしか行えず
、急ぐ場合などには便座などが開閉する時間が待てず、
自動でありながらも従来と同様に手で便座や便蓋を開閉
してしまうという問題があった。また、用便後に便座や
便蓋を閉じるためにはトイレ内のスイッチを操作しなけ
ればならず、せっかく便座や便蓋に触れずに衛生的であ
っても、トイレ内の汚れが付着したスイッチを操作する
ため、決して衛生的であるとは言えず、しかも用便後に
便座や便蓋を閉じる操作を行う必要があり、操作が煩わ
しいという問題があった。

［発明の目的１ 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、衛生的にかつ快適な便蓋９便座の開
閉装置を提供することにある。

［発明の開示］ （ＮＩＩ成） 本発明は、便蓋及び便座を開閉する駆動装置と、トイレ
外の入口近傍に設置され便蓋あるいは便蓋及び便座を開
く操作をする操作器と、トイレ内の人体の存在を検知す
る人体検知センサと、この人体検知センサでトイレから
人が出たことが検知されたとき上記駆動装置を駆動して
便座及び便蓋を閉じる制御回路とを備えたものであり、
トイレ外の操作器にて便蓋や便座の開閉を制御するとと
もに、用便後には自動的に便蓋や便座が閉じることによ
り、使用者は一切便蓋や便座に手を触れる必要がないよ
うにしたものである。

（実施例） 第１図乃至第４図に本発明の一実施例を示す。

本実施例では、第４図に示すようにトイレＣの入口３近
傍の壁面に便蓋１あるいは便蓋１及び便座２を開閉する
操作器４を設置してあり、第２図に示すように便器Ａの
側部に配設された駆動装置５に上り便蓋１あるいは便座
３を開閉するようにしである。上記操作器４は、第３図
に示すように、便蓋１のみを開くためのスイッチＳＷ１
と、便蓋１及び便座２を共に開くスイッチＳＷ２とを備
えている。この操作器４のスイッチｓｗ、、ｓｗ２の繰
作状態は赤外線にて駆動装置５に送信される。

駆動装置５は、第１図に示すように、操作器４から送信
され信号を受信する受信回路６と、このときの受信信号
が便蓋１を開く信号か、あるいは便蓋１及び便座２を共
に開く信号であるかを判別する判別回路７と、この判別
回路７出力に応じて便蓋１あるいは便座２を開くように
駆動する便蓋駆動回路８及び便座駆動回路９とを備えて
いる。ところで、この駆動装置５では、上述の操作器４
による便蓋１及び便座２の駆動の他に、トイレＣ内の人
体Ｂの存在を検出して、トイレＣ内に人体Ｂが存在しな
いときには自動的に便蓋１及び便座２を閉じるようにし
である。これは駆動装置５の備える人体検知センサ１０
を用いて行う。この人体検知センサ１０は赤外線を投光
器１２から発射し、人体Ｂによる反射波を受光器１３で
受光し、受光器１３出力から人体検知器１４で人体を検
知するようにしである。従って、この駆動装置５には上
記操作器４からの送信信号と上記人体検知センサ１０出
力に応じて便ｉｌｌあるいは便座２の開閉を制御するよ
うに便蓋駆動回路８及び便座駆動回路９の動作制御を行
う制御回路１１を備えている。

なお、上記人体検知センサ１０はトイレＣ内に人が居な
くなったときに便蓋１などを閉じる働きと共に、トイレ
Ｃ内に人が居る場合に操作器４を操作されたときに便蓋
１などを駆動しないようにする働きもあり、制御回路１
１が上述の動作制御を行う。

本実施例では、トイレＣを使用する前にトイレＣの入口
４の近傍に設けである操作器４のいずれかのスイッチＳ
Ｗ、、ＳＷ２を操作してトイレＣ内に入る。このように
トイレＣ内に入る前に便ｌ１１や便座２を開く操作をす
れば、トイレＣ内に入ったときには既に便蓋１あるいは
便座２が開いており、トイレＣ内に入ってから便ｆｉ１
や便座２が開く場合のように便！！１などが開くまでに
待ち時間があるということがなく、直ぐに用便が可能で
ある。しかも、人がトイレＣ内に入ると人体検知センサ
１０により人がトイレＣ内に居ることが確認されるため
、外から操作器４により便蓋１などを開閉する操作をし
てもこの送信信号は受は付けず、用便中に便蓋１や便座
２が動くということがない。

そして、用を済ませた使用者がトイレＣから出ると、ト
イレＣ内に人体Ｂが存在しないことを人体検知センサ１
０で検知して、自動的に便蓋１及び便座２を閉じる。こ
のため使用者は便蓋１などを閉める操作なせずに済み、
使い勝手が良い。しかも、便座２に暖房用ヒータを備え
るトイレＣなどでは便蓋１が開き放しになることによる
暖房効率の低下も防止することができ、使用者によって
も閉め忘れを心配する必要がなく便利なものとなる。

ところで、本実施例の装置では、使用者がトイレＣを出
てから便蓋１などを閉める閉動作中に操作器４のいずれ
かのスイッチｓｗ、、ｓｗ２が操作されたときに、その
閉動作は途中で中止して閉動作を行うようにしである。

また、使用者がうつかりして操作器４を繰作せずにトイ
レＣ内に入ることも考えられるので、便蓋１などは手動
でも開くことができるようにしである。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、便蓋及び便座を開閉する駆動装
置と、トイレ外の入口近傍に設置され便蓋あるいは便蓋
及び便座を開く繰作をする操作器と、トイレ内の人体の
存在を検知する人体検知センサと、この人体検知センサ
でトイレ内の人が検知されていないとき上記駆動装置を
駆動して便座及び便蓋な閉じる制御回路とを備えている
ので、トイレ外の操作器にて便蓋や便座の開閉を制御す
ることができ、また用便後には自動的に便蓋や便座が閉
じることができ、このため使用者は一切便蓋や便座に手
を触れる必要がなく衛生的である。

しかも、人体検知センサにて人体がトイレ内で検知され
ない場合には、自動的に便蓋などを閉じるので、便をや
便座の閉め忘れが防止でき、トイレ内の美観が保てると
ともに、臭気及び便器内への異物の落下を防止でき、ま
た例えば便座に暖房ヒータを備えるトイレでは暖房効率
が低下するということがない。さらに、操作器によって
トイレの外で便ｉなどの開操作を行うので、トイレ内で
開操作を行う場合のように便蓋が開くまで待つというこ
とがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
、第２図は同上の駆動装置を備えるトイレの斜視図、第
３図は同上操作器の正面図、第４図は同上の操作器の設
置場所の説明図である。 Ｃはトイレ、１は便蓋、２は便座、４は操作器、５は駆
動装置、８は便蓋駆動回路、９は便座駆動回路、１０は
人体検知センサ、１１は制御回路である。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）便蓋及び便座を開閉する駆動装置と、トイレ外の
   入口近傍に設置され便蓋あるいは便蓋及び便座を開く操
   作をする操作器と、トイレ内の人体の存在を検知する人
   体検知センサと、この人体検知センサでトイレから人が
   出たことが検知されたとき上記駆動装置を駆動して便座
   及び便蓋を閉じる制御回路とを備えて成ることを特徴と
   する便蓋、便座の開閉装置。