JPH0735893Y2 - 小便器ユニット - Google Patents

小便器ユニット

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Publication number
JPH0735893Y2
JPH0735893Y2 JP8362589U JP8362589U JPH0735893Y2 JP H0735893 Y2 JPH0735893 Y2 JP H0735893Y2 JP 8362589 U JP8362589 U JP 8362589U JP 8362589 U JP8362589 U JP 8362589U JP H0735893 Y2 JPH0735893 Y2 JP H0735893Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
urinal
concealing
doors
unit
opening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8362589U
Other languages
English (en)
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JPH0325671U (ja
Inventor
正己 飯田
博之 稲垣
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、小便器ユニットに関するものである。
(従来の技術) 小便器は、例えば実開昭58−78347号公報に示すよう
に、露出した状態で壁パネルに取付けられている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述のような従来の小便器にあっては、小便
器が常時露出しているため、防臭性および美観性の点で
不具合があり、その改善が望まれていた。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため、この考案は、小便器をキャビ
ネットに収納し、このキャビネットの前面に前記小便器
を隠蔽する横開きの小便器隠蔽扉を設けるとともに、こ
の小便器隠蔽扉に開閉駆動機構を設けたことを特徴とす
る。
(作用) このような小便器ユニットでは、小便器は小便器隠蔽扉
が開成すると露出し、小便器隠蔽扉が閉成すると小便器
隠蔽扉で隠蔽される。
(実施例) 以下、この考案の好適実施例を添付図面に基づいて説明
する。
第1図は、この考案の実施例に係る小便器ユニットの全
体斜視図、第2図は、同小便器ユニットの小便器隠蔽扉
を開いた状態を示す全体斜視図、第3図は、同小便器ユ
ニットの縦断面図、第4図は、同小便器ユニットの横断
面図、第5図は、同小便器ユニットの電気的構成を示す
ブロック図、第6図は、小便器ユニットの動作を示すフ
ローチャートである。
第1図および第2図に示すように、小便器ユニット1
は、箱型キャビネット2を有しており、この箱型キャビ
ネット2は、前面パネル3,3、上面パネル4、背面パネ
ル5、側面パネル6および小便器隠蔽扉8,8等から構成
されている。
第3図および第4図に示すように、前面パネル3,3の後
方には、レール支持パネル7,7が立設されており、この
レール支持パネル7,7の前面部には、小便器隠蔽扉8,8を
スライド自在に支持するレール9,9…が水平方向に設け
られている。
また、レール支持パネル7,7には、小便器10を支持する
小便器支持パネル11,11が連設されている。
一方、小便器隠蔽扉8は、第3図に示すように、水平部
8aと鉛直部8bとを有する断面L型の形状を成し、鉛直部
8bの裏面部に水平方向に設けた係合部材12,12がレール
9,9に係合している。
そして、小便器隠蔽扉8,8は、後述する開閉駆動機構に
よって開閉駆動し、第1図に示すように、閉成時には小
便器10を隠蔽し、また、第2図乃至第4図に示すよう
に、開成時には水平部8a,8aが上面パネル4の下方に収
納され、鉛直部8b,8bが前面パネル3,3とレール支持パネ
ル7,7間に収納されて小便器10を露出させ、小便器10を
使用可能にする。
小便器隠蔽扉8,8を開閉する開閉駆動機構13は、上面パ
ネル4の後端部と背面パネル5との間に設けられてお
り、モータ14と、このモータ14で駆動されるチェーン15
等から構成されている。
小便器隠蔽扉8,8は、その水平部8a,8aの後端部に設けら
れたブラケット16,16を介してチェーン15に支持されて
いる。
また、第2図乃至第4図に示すように、小便器10の下方
には、脱臭ファン17を備えた脱臭口10aが設けられてお
り、前記脱臭ファン17には、排気ダクト18が接続されて
おり、また、小便器10には、電磁弁19を備えた洗浄水供
給管20が接続されている。
さらに、一方のレール支持パネル7と背面パネル5との
間には、掃除用具収納部21を画成する仕切壁22が立設さ
れており、この掃除用具収納部21には、蝶番23,23を介
して背面パネル5に取付けられた扉24が設けられてい
る。
掃除用具収納部21内の背面パネル5には、小便器10の清
掃時等に小便器隠蔽扉8,8を開閉する開閉スイッチ25a
と、電磁弁19を開成して小便器10に洗浄水を一定時間供
給する洗浄水供給スイッチ25bとを備えたスイッチ部25
が設けられている。
また、第1図に示すように、一方の前面パネル3の上部
には、人体で反射した光を感知することにより小便器10
の使用者の有無を検知して小便器隠蔽扉8,8を開閉する
ための反射型の第1光電センサ26が取付けられており、
さらに、一方の小便器支持パネル11の上部には、人体で
反射した光を感知することにより小便器10の使用者の有
無を検知して脱臭ファン17を制御するとともに、電磁弁
19を開閉するための反射型の第2光電センサ27が取付け
られている。
次に、第5図のブロック図に基づいて小便器ユニット1
の電気的構成について説明する。
小便器ユニット1に設けられた小便器隠蔽扉8,8の開
閉、脱臭ファン17の作動、停止および電磁弁19の開閉
は、中央処理装置(以下、CPUと称す)31によって制御
される。
CPU31には、第1光電センサ26および第2光電センサ27
が入力インターフェース32を介して接続されるととも
に、モータ駆動回路33、電磁弁駆動回路34および脱臭フ
ァン駆動回路35が出力インターフェース36を介して接続
される。
また、モータ駆動回路33にはモータ14が接続され、電磁
弁駆動回路34には電磁弁19が接続され、脱臭ファン駆動
回路35には脱臭ファン17が接続されている。
一方、CPU31は、小便器隠蔽扉8,8の開閉、脱臭ファン17
の作動、停止および電磁弁19の開閉に必要なプログラム
を記憶するメモリ37と、脱臭ファン17の停止時を決定す
る第1タイマ38と、小便器隠蔽扉8,8の閉動作時を決定
する第2タイマ39とを備えている。
ここで、第1タイマ38には、第2光電センサ27がOFF状
態になってから脱臭ファン17が停止するまでの時間ta
して、例えば30秒が予め設定されており、また、第2タ
イマ39には、第2光電センサ27がOFF状態になってから
小便器隠蔽扉8,8が閉動作するまでの時間tbとして、例
えば5秒が予め設定されている。
次に、第6図のフローチャートに基づいて小便器ユニッ
ト1の動作について説明する。
まず、第1光電センサ26により小便器隠蔽扉8,8の正面
に人(小便器使用者)が立っているか否かが検知され、
人が立っている場合には、第1光電センサ26がこの人を
検知してON状態となり(ST51)、CPU31は、モータ駆動
回路33に正転指令信号を出力し、これによってモータ14
が正転して小便器隠蔽扉8,8が開成する(ST52)。
小便器隠蔽扉8,8が開成すると、さらに、第2光電セン
サ27により小便器10の正面に人(小便器使用者)が立っ
ているか否かが検知され、人が立っている場合には第2
光電センサ27がこの人を検知してON状態となり(ST5
3)、CPU31は、電磁弁駆動回路34に開成指令信号を出力
し、これによって電磁弁19が開成して(ST54)、小便器
10に洗浄水が供給され、また、CPU31は、脱臭ファン駆
動回路35に作動指令信号を出力し、これによって脱臭フ
ァン17が作動して(ST55)、臭気の排気が行なわれる。
一方、小便器隠蔽扉8,8が開成する途中で、小便器隠蔽
扉8,8の正面に立っていた人が立ち去ると、第2光電セ
ンサ27は、OFF状態を維持し、CPU31は、モータ駆動回路
33に逆転指令信号を出力し、これによってモータ14が逆
転して小便器隠蔽扉8,8が閉成する(ST63)。
次に、小便器10の使用が終了し、小便器10の正前から人
が立ち去ると、第2光電センサ27がOFF状態となり(ST5
6)、CPU31は、電磁弁駆動回路34に閉成指令信号を出力
し、これによって電磁弁19が閉成して(ST57)、小便器
10への洗浄水の供給が停止し、また、第2光電センサ27
がOFF状態となると(ST56)、第1タイマ38が作動し(S
T58)、時間ta(=30秒)が経過すると(ST59)、CPU31
は、脱臭ファン駆動回路35に停止指令信号を出力し、こ
れによって脱臭ファン17が停止する(ST60)。
さらに、第2光電センサ27がOFF状態になると(ST5
6)、第2タイマ39が作動し(ST61)、時間tb(=5
秒)が経過すると(ST62)、CPU31は、モータ駆動回路3
3に逆転指令信号を出力し、これによってモータ14が逆
転して小便器隠蔽扉8,8が閉成する(ST63)。
以上説明したように、この実施例に係る小便器ユニット
1によれば、小便器10を使用する時には、小便器隠蔽扉
8,8が開成して小便器10が露出し、小便器10を使用しな
い時には、小便器10は、箱型キャビネット2に収納さ
れ、小便器隠蔽扉8,8で隠蔽されるため、防臭性および
美観性の向上が図れる。
また、第1光電センサ26の検知信号に基づいて、小便器
隠蔽扉8,8を開閉するように構成したため、小便器使用
者が接触型の開閉スイッチを操作する必要がなく、衛生
的であり、小便器隠蔽扉8,8の閉め忘れも防止できる。
さらに、第2光電センサ27の検知信号に基づいて、脱臭
ファン17の作動、停止および電磁弁19の開閉を行なうよ
うに構成したため、小便器10の使用時には、脱臭ファン
17が作動し、かつ小便器10に洗浄水が供給され、これに
より一層の防臭効果が図れるとともに、脱臭ファン17の
停止忘れおよび洗浄水の止め忘れが防止でき、節電およ
び節水が図れる。
そして、箱型キャビネット2のデッドスペースを利用し
て掃除用具収納部21を設けたため、デッドスペースの有
効利用が図れるとともに、新たに掃除用具収納キャビネ
ット等を設ける必要なしに掃除用具等の整理ができ、ト
イレ空間の省スペース化、トイレ空間の有効利用が図れ
る。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案に係る小便器ユニットに
よれば、小便器使用時に小便器が露出し、小便器を使用
しない時には、小便器は小便器隠蔽扉で隠蔽されるた
め、防臭性および美観性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例に係る小便器ユニットの全
体斜視図、第2図は、同小便器ユニットの小便器隠蔽扉
を開いた状態を示す全体斜視図、第3図は、同小便器ユ
ニットの縦断面図、第4図は、同小便器ユニットの横断
面図、第5図は、同小便器ユニットの電気的構成を示す
ブロック図、第6図は、小便器ユニットの動作を示すフ
ローチャートである。 尚、図面中、1は小便器ユニット、2は箱型キャビネッ
ト、8は小便器隠蔽扉、10は小便器、13は開閉駆動機構
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】小便器をキャビネットに収納し、このキャ
    ビネットの前面に前記小便器を隠蔽する横開きの小便器
    隠蔽扉を設けるとともに、この小便器隠蔽扉に開閉駆動
    機構を設けたことを特徴とする小便器ユニット。
JP8362589U 1989-07-17 1989-07-17 小便器ユニット Expired - Lifetime JPH0735893Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8362589U JPH0735893Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 小便器ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8362589U JPH0735893Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 小便器ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0325671U JPH0325671U (ja) 1991-03-15
JPH0735893Y2 true JPH0735893Y2 (ja) 1995-08-16

Family

ID=31631445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8362589U Expired - Lifetime JPH0735893Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 小便器ユニット

Country Status (1)

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JP (1) JPH0735893Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10514121B2 (en) 2015-02-13 2019-12-24 Nitto Kohki Co., Ltd. Emergency detachable pipe coupling

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10514121B2 (en) 2015-02-13 2019-12-24 Nitto Kohki Co., Ltd. Emergency detachable pipe coupling

Also Published As

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JPH0325671U (ja) 1991-03-15

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