JPH0821746B2 - 半導体レ−ザ駆動回路 - Google Patents

半導体レ−ザ駆動回路

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JPH0821746B2
JPH0821746B2 JP61291948A JP29194886A JPH0821746B2 JP H0821746 B2 JPH0821746 B2 JP H0821746B2 JP 61291948 A JP61291948 A JP 61291948A JP 29194886 A JP29194886 A JP 29194886A JP H0821746 B2 JPH0821746 B2 JP H0821746B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、レーザプリンタ、レーザフアツクス等の機
器に用いられる半導体レーザ駆動回路に関する。
従来技術 従来、この種の半導体レーザ駆動回路としては、半導
体レーザの光出力を光検出回路によつて検出し、この検
出値をコンパレータによつて基準値と比較し、比較出力
に応じてアツプダウンカウンタをアツプカウント又はダ
ウンカウントさせてそのカウント値に応じた電流を半導
体レーザに流すようにしている。
しかし、このように半導体レーザの光出力を検出しレ
ーザ駆動電流を調整し、その駆動電流を一定に保つよう
にしても、半導体レーザはその熱結合により光出力が変
動するので、半導体レーザの発光時(立上り時)の光出
力がレーザ駆動電流値によつて定まる光出力より大きく
なつてある時定数で設定値に落ち着くこととなる。この
結果、半導体レーザの光出力が変動することとなり、レ
ーザプリンタ等であれば画像の濃度ムラの原因等とな
る。
しかして、本出願人によれば、半導体レーザの出力変
動を抑えるため、半導体レーザに所定の時定数の補正電
流を流すようにしたものが提案されている。具体的に
は、変調信号を積分して補正信号を生成し、この補正信
号をも加算してレーザ駆動電流を補正するものである。
しかし、このように積分回路を用いて補正する方式に
よる場合、時定数の長い補正となるため、数μ秒以下の
短時間の補正には不向きのものである。
また、特開昭59−61193号公報によれば、微分回路及
びトランジスタよりなる補償回路を用いて半導体レーザ
に流す駆動電流を調整するようにしたものが記載されて
いる。即ち、この補償回路は、半導体レーザに対して補
償電流を流すためのトランジスタと、このトランジスタ
のベース入力信号に生ずる信号電流源駆動信号の反転電
圧を微分する微分回路とを備えて構成されている。これ
によれば、半導体レーザの立上り時の光出力の変動が抑
制される。
ところが、半導体レーザによつてはその立上り時の光
出力特性は必ずしも1つの微分波形に対応するような単
純な変動を示さず、立上り瞬時には比較的大きくて徐々
に小さくなつていくような複雑な変動特性を示すことも
ある。このようなケースでは、特開昭59−61193号公報
に示されたような構成では高精度に補正しきれない。つ
まり、半導体レーザの立上り時の光出力の変動の抑制が
不十分となつてしまう場合がある。
目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、時定
数の短いものにあつても半導体レーザの熱結合による立
上り時の複雑な光出力変動を高精度に抑制することがで
きる半導体レーザ駆動回路を得ることを目的とする。
構成 本発明は、上記目的を達成するため、半導体レーザ
と、この半導体レーザに直列接続した定電流源と、前記
半導体レーザに並列接続されて変調信号によつてオン・
オフするスイツチング素子と、前記変調信号を微分して
微分信号を生成する時定数の異なる複数個の微分回路
と、前記定電流源の定電流から前記各微分信号に比例し
た補正電流を引込む複数個の電流引込み回路とを具備
し、前記複数個の電流引込み回路の補正電流の和によつ
て半導体レーザ駆動電流を補正することを特徴とするも
のである。
以下、本発明の第一の実施例を第1図ないし第10図に
基づいて説明する。まず、本実施例の特徴的な構成の説
明に先立ち、前提となる基本構成を第1図により説明す
る。ビデオ信号等の変調信号に応じて半導体レーザ(L
D)1をオン・オフするLD駆動回路2が位相補正回路3
を介して設けられている。ここに、LD駆動回路2は例え
ば第8図等に示すようにアンプ16とともにスイツチング
素子としてのトランジスタQ0を含んで構成される。又、
半導体レーザ1は電源+Vに対して定電流電源4を介し
て接続されている。そして、前記位相補正回路3を介し
て前記変調信号が入力される微分回路5とこの微分回路
5による微分信号に基づき動作する電流引込み回路6と
の直列回路が設けられている。この直列回路は半導体レ
ーザ1とは並列状態で接続されている。そして、この電
流引込み回路6は前記半導体レーザ1のオン時(立上り
時)にこの半導体レーザ1に供給される定電流源4から
の電流を所定の時定数の補正電流として引込み半導体レ
ーザ1の出力変動を補正するためのものである。
ここに、前記微分回路5及び電流引込み回路6の各種
回路構成を第3図に示す。まず、最も一般的には第3図
(a)に示すように微分回路5は変調信号としてのビデ
オ信号(▲▼)を入力とするコンデンサC1
抵抗R1とにより構成し、電流引込み回路6はエミツタ抵
抗R2を有するNPN型トランジスタQ1により構成すること
ができる。又、ビデオ信号(▲▼)を入力す
る場合には、同時(b)に示すように微分回路5側には
抵抗R1に直列に抵抗R3を設けるとともに、電流引込み回
路6はコレクタ抵抗R4を有するPNP型トランジスタQ2
して構成することができる。更には、同図(c)に示す
ように微分回路5側を前記コンデンサC1と演算増幅器7
及び抵抗R6〜R7により構成するようにしてもよい。この
場合、電流引込み回路6については同図(a)のものと
同一でよいが、ビデオ信号(▲▼)を入力と
する場合には同図(b)の場合と同様にPNP型として構
成すればよい。又、同図(c)の場合においては、何れ
の電流引込み回路6を構成する場合であつても、トラン
ジスタQ1又はQ2の接地側を−Vに変更してもよい。
又、前記位相補正回路3は半導体レーザ1の発光に対
して補正を加えるタイミングを調整するためのものであ
り、タイミング調整を必要とする場合のみ設けられる。
この位相補正回路3の具体的な回路構成例を第4図に示
す。同図(a)は最も単純なものであり、変調信号をLD
駆動回路2には直接入力させるが、微分回路5に対して
はデレイライン回路8を介して入力させるようにしたも
のである。同図(b)はオープンコレクタ形のスイツチ
回路9と抵抗R8とコンデンサC2と積分回路10(又はTTL1
1)とにより構成したものである。同図(c)は積分回
路10に代えてコンパレータ12を含む回路構成により位相
補正回路3を構成したものである。更に、同図(d)は
スイツチ回路9と複数個のTTL13,14,15により構成した
ものである。
このような前提を示す基本構成において、今、補正な
しの場合の動作を考えると、第2図(a)に示すように
LD駆動電流によつて発光する半導体レーザ1の光出力
(LD光出力)中の立上り部分aが定常値より大きくなる
ような変動を生ずる。しかるに、本実施例では微分回路
5及び電流引込み回路6を設けているので、まず、変調
信号は微分回路5によつて第2図中に示すような微分信
号とされる。この微分信号を受けて動作する電流引込み
回路6は微分信号に比例した補正電流を定電流から引込
むことになる。この際、LD駆動回路2は例えばトランジ
スタQ0によつて構成されるものであり、各微分波形中の
−方向成分はカツトオフであるため、半導体レーザ駆動
電流(LD駆動電流)としては、微分信号中の+成分の
み、即ち第2図(b)中に示すように立上り時にのみ補
正電流分が引込まれるような波形となる。この結果、半
導体レーザ1の光出力(LD光出力)は立上り時から一定
状態となるように制御されることとなる。これにより、
半導体レーザ1の光出力は熱結合による変動、即ち第2
図(a)中に示すaのような変動が抑制されるものとな
る。
ここで、微分回路5と電流引込み回路6とを第3図
(a)のように構成した場合を例にとり、第5図のタイ
ミングチヤートを参照してより詳細に説明する。まず、
変調信号は微分回路5においてコンデンサC1と抵抗R1
により定まる時定数の微分波形の微分信号となる。そし
て、この微分信号によつて電流引込み回路6中のトラン
ジスタQ1にベース電位を供給する。このようにベース電
位が供給されると、トランジスタQ1にはベース電位に比
例した補正電流Iがコレクタ・エミツタ間に流れる。こ
の時、微分波形中の+成分のみがトランジスタQ1を動作
させるものであり、微分波形中の−成分はトランジスタ
Q1のカツトオフ方向のものであるので、+成分にのみ対
応して補正電流Iが流れる。ここに、このトランジスタ
Q1は半導体レーザ1に並列であつて定電流源4には直列
であるので、定電流源4から半導体レーザ1に流れるLD
駆動電流をIopとすると、LD駆動電流Iopは定電流からト
ランジスタQ1に流れ込む補正電流I分を引いた状態とな
る。即ち、第5図中に示すLD駆動電流Iopの波形中の矩
形状立上り部分に対して補正電流I分の引込みによる補
正がかけられ、駆動電流Iopの立上りが鈍らされる。こ
の結果、何の補正もなければ第2図(a)中の半導体レ
ーザの光出力(LD光出力)のa部分のように立上り部分
に変動を生ずるが、この立上り部部分のvLD駆動電流Iop
が微分波形状に減じているので、LD光出力は第5図に示
すように立上り時から一定の状態となるものである。
つづいて、本実施例の特徴的な構成を第6図により説
明する。前述した説明では、微分回路5と電流引込み回
路6とを単一として説明したが実際には、第6図に示す
ように、微分回路5と電流引込み回路6との直列回路が
n個並列に設けられて構成されている。各々添字1〜n
により区別して示すものとする。ここに、これらの微分
回路51〜5nは各々のCR時定数が異なるものである。
そして、個数nは半導体レーザ1の特性によつて変動
するものであり、n≧1なる整数値である(つまり、第
1図等で前述した前提となる基本構成は、n=1の場合
に相当する)。これは半導体レーザ1によつては、その
光出力特性の変動が第7図に示すようにア,イ,ウ等で
示すような何種類かのカーブの合成である場合には、1
つの微分回路5及び電流引込み回路6だけでは出力変動
を均一状態に補正し得ないので、その補正すべき種類の
カーブ特性等の数n分の微分回路5と電流引込み回路6
とを設けるものである。
ここで、例えばn=3の場合を例にとり、その具体的
回路及び動作波形を第8図及び第9図に示す。第8図に
おいては、各微分回路51〜53及び電流引込み回路61〜63
は第3図(a)による回路構成されている。例えば、微
分回路51はコンデンサC11と抵抗R11とにより構成され、
電流引込み回路61はトランジスタQ11を主として構成さ
れている。同様に、微分回路52はコンデンサC21と抵抗R
21とにより構成され、電流引込み回路62はトランジスタ
Q21を主として構成され、微分回路53はコンデンサC31
抵抗R31とにより構成され、電流引込み回路63はトラン
ジスQ31を主として構成されている。そして、各々の微
分回路51〜53のCR微分時定数は異なるように設定されて
いる。又、この第8図の回路においては、微分信号の基
になる信号として半導体レーザ1のオン・オフ時に半導
体レーザ1と定電流源4との交点Aに発生する半導体レ
ーザ1の順方向の電圧を利用しているので、位相補正回
路3は不要とされている。
このような構成において、A点の電圧は変調信号とし
てのビデオ信号(VIDEO)に応じて短形パルス状に変化
する。このようにA点に発生する半導体レーザ1変調時
の順方向電圧は各々微分回路51〜53に入力され、各々の
コンデンサ・抵抗接続点であるB1〜B3点には、各々第9
図中に示すように微分波形信号が生成される。これらの
B1〜B3点における微分波形は、各々のCR時定数によるた
め異なる波形となる。そして、これらの微分波形信号中
の+方向成分によつて各トランジスタQ1〜Q3は各々の微
分波形に比例した分の補正電流I1〜I3を定電流I0から引
込むことになる。この場合も、微分波形信号中の−成分
は何ら作用を及ぼさない。このような補正電流I1〜I3
第10図に示すように半導体レーザの光出力を何ら補正し
ない場合の立上り部分の変動をこれらの補正電流I1〜I3
の合成によつて補正し得るように、対応する微分回路51
〜53の時定数が定めれているものである。この結果、半
導体レーザ1に流れるLD駆動電流Iopは定電流源4の定
電流I0から3種類の補正電流I1〜I3を合成した状態で引
込み補正されることになる。このように補正された駆動
電流Iopによつて半導体レーザ1を駆動させるため、そ
のLD光出力は立上り時の変動がその半導体レーザ1の特
性に合致して抑制されたものとなる。
つづいて、本発明の第二の実施例を第11図により説明
する。前記実施例では微分信号の基となる信号をビデオ
信号に基づく半導体レーザ1の順方向電圧としたが、本
実施例では半導体レーザ1のオン・オフを制御するトラ
ンジスタQ0に対する制御信号、即ちビデオ信号を直接用
いているものである。又、例えばn=3の回路構成とさ
れた本実施例における各微分回路51〜53及び電流引込み
回路61〜63は例えば第3図(b)に準ずる回路構成とさ
れている。又、本実施例によれば、微分回路51〜53の応
答が極めて速いため、位相補正なしの回路構成では半導
体レーザ1のオン・オフ制御タイミングが電流補正の開
始に対して遅れてしまう。このような遅れ量が大きくな
ると、適正なる半導体レーザ1の光出力変動の補正がで
きない。そこで、本実施例では電流補正の開始と半導体
レーザ1の点灯との適正タイミングをとるため、位相補
正回路3が用いられる。
又、nが2以上の整数の場合にあつては、第12図に示
すように微分回路と電流引込み回路との各直列回路毎に
各々のタイミングを異ならせるように位相制御回路3に
接続してもよい。
効果 本発明は、上述したように変調信号を微分して微分信
号を生成する時定数の異なる複数個の微分回路と各微分
信号に比例した補正電流を定電流源による定電流から引
込む複数個の電流引込み回路とを設け、複数個の電流引
込み回路の補正電流の和によつて半導体レーザ駆動電流
を補正するようにしたので、半導体レーザに対する駆動
電流の立上りを電流引込み回路が補正電流分だけ引込む
ことにより補正することとなり、半導体レーザの熱結合
による立上り時の光出力の変動を抑えることができ、特
に、時定数の異なる複数個の微分回路を用いて変調信号
を微分して電流引込み回路による電流引込み量を制御す
るので、半導体レーザの立上り時の光出力特性が、その
立上り瞬時には比較的大きくて徐々に小さくなつてい
く、というような複雑な変動特性を示す場合であつても
均一状態となるように高精度に補正することができ、か
つ、このような補正動作が微分回路の微分波形信号に基
づき行なわれるので、積分回路によるものに比べ、数μ
秒のように時定数の短い補正であつても充分に対応する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明の第一の実施例を示すもの
で、第1図は前提となる基本構成を示すブロツク図、第
2図は従来例と対比して示す動作波形図、第3図は微分
回路及び電流引込み回路の各種構成を示す回路図、第4
図は位相補正回路の各種構成を示す回路図、第5図はよ
り具体的な動作を示す波形図、第6図は特徴的な構成を
含めて示すブロツク図、第7図は光出力特性図、第8図
はその具体例を示す回路図、第9図はその動作波形図、
第10図は光出力の補正について示す説明図、第11図は本
発明の第二の実施例を示す回路図、第12図は変形例を示
すブロツク図である。 1……半導体レーザ、4……定電流源、51〜5n……微分
回路、61〜6n……電流引込み回路、Q0……トランジスタ
(スイツチング素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 和之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭59−61193(JP,A) 実開 昭61−127659(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザと、この半導体レーザに直列
    接続した定電流源と、前記半導体レーザに並列接続され
    て変調信号によつてオン・オフするスイツチング素子
    と、前記変調信号を微分して微分信号を生成する時定数
    の異なる複数個の微分回路と、前記定電流源の定電流か
    ら前記各微分信号に比例した補正電流を引込む複数個の
    電流引込み回路とを具備し、前記複数個の電流引込み回
    路の補正電流の和によつて半導体レーザ駆動電流を補正
    することを特徴とする半導体レーザ駆動回路。
JP61291948A 1986-12-08 1986-12-08 半導体レ−ザ駆動回路 Expired - Lifetime JPH0821746B2 (ja)

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