JPH10335089A - バックライト照明装置の調光用バーストパルス発生回路 - Google Patents

バックライト照明装置の調光用バーストパルス発生回路

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JPH10335089A
JPH10335089A JP16059197A JP16059197A JPH10335089A JP H10335089 A JPH10335089 A JP H10335089A JP 16059197 A JP16059197 A JP 16059197A JP 16059197 A JP16059197 A JP 16059197A JP H10335089 A JPH10335089 A JP H10335089A
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voltage
constant current
current
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Hiroaki Ando
弘明 安藤
Eiji Nakagawa
英二 中川
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】バックライトのバースト調光用発振器の周波数
を安定のばらつきを抑えて垂直同期信号との干渉を防止
できる調光用バーストパルス発生回路。 【解決手段】バックライト照明装置の調光用バーストパ
ルス発生回路において、定電流回路が第1のトランジス
タを入力トランジスタとし、第2、第3のトランジスタ
を出力トランジスタとするカレントミラー回路と、第1
のトランジスタをドライブするドライブトランジスタ
と、第3のトランジスタの出力電流を受けるダイオード
と基準電源との直列回路とを備えていて、基準電源と反
対側のダイオードの端子電圧がドライブトランジスタの
制御端子に接続され、ドライブトランジスタのドライブ
電流を設定する端子に外付け抵抗を接続することで、こ
の外付け抵抗の抵抗値と基準電源の電圧値とにより決定
される定電流出力を前記の電流値として第2のトランジ
スタから出力するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バックライト照
明装置の調光用バーストパルス発生回路に関し、詳しく
は、バックライトを駆動する昇圧回路におけるバースト
調光用発振器の周波数を安定のばらつきを抑えて垂直同
期信号との干渉を防止することができるような調光用バ
ーストパルス発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶の裏側に配置されるバックラ
イトとしては、通常、冷陰極管が使用されている。冷陰
極管の点灯電圧は、200V〜300V程度と高く、こ
れは、5V〜6V程度の電圧を昇圧することで得てい
る。そのためにこれの点灯回路は、インバータ回路が用
いられるが、最近では小型化の要請から電磁方式のイン
バータではなく、圧電トランスを用いたインバータ回路
が用いられるようになってきている。また、この種の駆
動回路においては、バックライトを調光するためにPW
M制御のバースト調光用発振器が内蔵されている。
【0003】図2は、この種の駆動パルス発生回路を有
する液晶バックライト照明用の冷陰極管照明装置であ
る。30は、冷陰極管照明装置であって、1は、その駆
動パルス発生回路、5は圧電トランス駆動回路、6は圧
電トランス、7は冷陰極管であって、いわゆる冷陰極蛍
光灯である。そして、8は、調光用バースト発振回路
(以下バースト発振回路)である。駆動パルス発生回路
1は、60kHz〜150kHz程度の可変周波数のパ
ルス発振回路(VFO)2と、フリップフロップ(F
F)3,フリップフロップ3の出力をそれぞれ受けるバ
ッファアンプ4a,4bとからなり、フリップフロップ
(FF)3のQ出力およびこれの反転側出力(以下Qバ
ー出力)がそれぞれバッファアンプ4a,4bを介して
圧電トランス駆動回路5に加えられる。また、パルス発
振回路2は、定常点灯状態において、その周波数が自動
制御される発振回路であって、基準電圧発生回路4bと
の誤差に応じて誤差信号を発生する誤差増幅器4cから
制御信号を受けて、所定の発振周波数になるように制御
される。なお、誤差増幅器4cの検出側の入力は、冷陰
極管7の管電流を抵抗Rを介して電圧に変換した電圧信
号が加えられる。
【0004】バースト発振回路8は、三角波発生回路9
と、PWM駆動パルス回路10、ゲート回路11、PW
Mスライス電圧発生回路12、外付け調光用抵抗回路1
3、そして定電流源14とから構成され、PWM駆動パ
ルス回路10のバーストパルス出力をゲート回路11を
介してFETの駆動トランジスタTrのゲートに加え
て、これをスイッチングする。駆動トランジスタTr
は、圧電トランス駆動回路5に設けられたトランジスタ
であって、電源ラインVccからフライバックスイッチン
グ回路5aへ電力を供給するスイッチ回路になってい
る。そこで、この駆動トランジスタTrがバースト駆動
され、その駆動パルスの発生期間がPWM制御されるこ
とで、発生する昇圧電圧が制御され、もって冷陰極管7
(バックライト)が調光される。なお、点線枠の駆動パ
ルス発生回路1とバースト発振回路8とは、IC化され
た回路である。ここで、PWM駆動パルス回路10は、
コンパレータ10aとコンパレータ10bとからなり、
コンパレータ10aは、可変周波数のパルス発振回路2
の出力を外付けコンデンサ2aを介して三角波として基
準電圧入力(−側入力)に受ける。そして、PWMスラ
イス電圧発生回路12の電圧を信号入力側(+側入力)
に受けてこれらを比較することでPWM制御された60
kHz〜150kHz程度の駆動パルスを発生する。P
WMスライス電圧発生回路12は、圧電トランス6の一
次側の駆動電流を抵抗回路6aを介して電圧値に変換
し、この帰還電圧として受けてこれと基準電圧VREFと
を比較することで自動レベル制御された電圧を発生す
る。
【0005】コンパレータ10bは、定電流源14から
調光用抵抗回路13に流された電流によって発生する電
圧をPWM制御のスライス電圧として基準電圧入力(−
側入力)に受け、三角波発生回路9の出力を信号入力側
(+側入力)に受けてこれらを比較することでPWM制
御された150Hzのウインドウパルスを発生する。ゲ
ート回路11は、1入力が負論理入力を持つ2入力AN
Dゲート11aとインバータ11bとからなり、コンパ
レータ10aの出力をANDゲート11aの一方の入力
に、コンパレータ10bの出力をANDゲート11aの
負論理側入力にそれぞれ受けて、コンパレータ10bの
LOWレベル期間をウインドウ期間として図3に示すよ
うなPWM制御されたバーストパルスを発生してインバ
ータ11bを介して駆動トランジスタTrのゲートに加
えてこれを駆動する。このときのコンパレータ10bの
LOWレベル期間(ウインドウ幅)は、調光用抵抗回路
13により制御され、その周波数は三角波発生回路9と
同じである。ここで、三角波発生回路9は、図4に示す
ように、定電流源を上流と下流とに有していて、コンデ
ンサCを充放電する回路である。すなわち、三角波発生
回路9は、充放電回路15とコンパレータ(COMP)
16,17と、フリップフロップ(FF)18とからな
る。充放電回路15は、充放電用のコンデンサCを有し
ていて、このコンデンサCを充放電することでその発振
周波数が決定される。そのために、充放電回路15には
充放電用の定電圧回路15a,15bが設けられてい
る。定電流で充放電が行われることで、直線傾斜を持つ
三角波を発生することができる。
【0006】コンパレータ16は、基準側入力電圧とし
て基準電圧VH1の電源16aを有している。その信号
入力側は、充放電回路15の出力(三角波の電圧信号)
を入力信号として受ける。コンパレータ17も、基準側
入力電圧として充放電回路15の出力を入力信号として
受ける。その信号入力側は、基準電圧VL1の電源16
bからの基準電圧VL1を受ける。ここでは、VL1<V
H1の関係にある。なお、充放電回路15は、同時に三
角波発生回路13の出力端子(コンデンサCの端子15
cに同じ)に出力を発生する。コンパレータ16は、入
力される三角波の電圧が電圧VH1を越えた時点で検出
パルスを発生して、この出力をフリッププロップ18の
セット側(S)に入力する。これによりフリッププロッ
プ18が“1”にセットされて、これにQ出力が発生す
る。また、コンパレータ17は、入力される三角波の電
圧が電圧VL1より低下した時点で検出パルスを発生し
て、この出力をフリッププロップ18のリセット側
(R)に入力する。これによりフリッププロップ18が
“0”にリセットされてQ出力が停止する。そして、ス
イッチSWがONにされると、定電流源15bによりコ
ンデンサCの放電が開始される。
【0007】充放電回路15は、電源ラインVccとグラ
ンドGNDとの間に挿入された電流値I1の定電流源1
5aと、スイッチSW、電流値I2の定電流源15bと
の直列回路で構成されている。定電流源15aとスイッ
チSWとの接続点は、コンデンサCの充放電端子(端子
15c)に接続されている。スイッチSWは、フリップ
プロップ18のQ出力が発生したときにONにされ、フ
リッププロップ18のQ出力が停止したときにOFFに
される。そこで、スイッチSWがOFFしているときに
はコンデンサCに対して充電が行われる。スイッチSW
がONしているときにはコンデンサCに対して放電が行
われる。なお、定電流源15bの電流値I2は、通常、
定電流源15aの電流値I1のほぼ2倍程度に設定され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなPWM制御
の調光用バーストパルス発生回路を有するバックライト
照明装置にあっては、三角波発生回路9の出力のスライ
スレベルを選択することでバーストパルス発生期間を調
整し、もって陰極線管の発光輝度調整をする。この場合
の周波数は、150Hz程度であって、画像表示のため
の59Hz〜60Hzの垂直同期信号の周波数の2倍の
高調波である120Hzに近い値に設定されている。こ
の周波数をより高くすると、調光の範囲が狭くなり、こ
の周波数を低くすると、垂直同期信号と干渉し、あるい
は、垂直同期信号に対するノイズとなり、画像が乱れる
問題を生じる。
【0009】このようなことから、三角波発生回路9が
発生する周波数は、製品ごとにばらつかずに、150H
zの前後に維持されることが必要である。そこで、三角
波発生回路の充電側の定電流源15aは、図5に示すよ
うな定電流回路15aが用いられる。すなわち、内部に
基準電圧Vrを発生する基準電圧源Vrを有するバイア
ス回路19と、カレントミラー20、カレントミラー2
0をドライブするドライブトランジスタQとから構成さ
れている。バイアス回路19は、制御回路(図示せず)
からの起動信号を端子21に受けて動作するものであっ
て、電流値I3の電流を流出する電流源19aと、電流
源19aの出力とグランドGNDとの間に接続された、
ダイオードDと基準電圧源Vrとの直列回路とからな
り、これらによりトランジスタQのベースを一定電圧で
バイアスする。このことにより、外付け抵抗Rsを接続
する外付け端子15dが内部の基準電圧VRと等しい電
圧が発生するように設定される。そして、カレントミラ
ー20の出力端子15cには、Vr/Rsの電流値(た
だし、Rsは、抵抗Rsの抵抗値)が出力される。そこ
で、外付け抵抗Rsによりこの定電流源の電流値I0を
外部から設定することができる。
【0010】ここで、外付け抵抗Rsを外付けする理由
は、機種ごとに三角波発生回路における上流側の電流値
を変更するからである。通常、この種のバックライト駆
動回路にあっては、原価低減のために、回路が共通に使
用できるようになっている。しかし、外付け抵抗Rsに
より定電流源の電流値を設定すると、製品ごとの抵抗の
ばらつきが定電流値I0のばらつきに影響を与える上
に、外付け端子15cの電圧値にばらつきが生じ易い。
その理由は、抵抗値のばらつきに加えてトランジスタQ
のベース−エミッタの電圧が、流される電流値I0によ
り変化し、これがダイオードDの電圧降下分と対応しな
くなるからである。それに応じて定電流源の電流値がば
らつきが大きくなり、バーストパルス発生の繰り返し周
期を決める先の三角波発生回路の周波数が変動し、垂直
同期信号と干渉を起こし易くなる。したがって、この発
明の目的は、このような従来技術の問題点を解決し、バ
ックライトを駆動する昇圧回路におけるバースト調光用
発振器の周波数を安定のばらつきを抑えて垂直同期信号
との干渉を防止することができるバックライト照明装置
の調光用バーストパルス発生回路を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明のバックライト照明装置の調光用バー
ストパルス発生回路の特徴は、電流値が外付け抵抗で設
定されるコンデンサ充電用の定電流回路が設けられた三
角波発生回路を有し、前記の電流値に応じて発生する三
角波の周波数が決定され、この三角波に応じてバースト
パルス発生の繰り返し周波数が設定されるバックライト
照明装置の調光用バーストパルス発生回路において、定
電流回路が第1のトランジスタを入力トランジスタと
し、第2、第3のトランジスタを出力トランジスタとす
るカレントミラー回路と、第1のトランジスタをドライ
ブするドライブトランジスタと、第3のトランジスタの
出力電流を受けるダイオードと基準電源との直列回路と
を備えていて、基準電源と反対側のダイオードの端子電
圧がドライブトランジスタの制御端子に接続され、ドラ
イブトランジスタのドライブ電流を設定する端子に外付
け抵抗を接続することで、この外付け抵抗の抵抗値と基
準電源の電圧値とにより決定される定電流出力を前記の
電流値として第2のトランジスタから出力するものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】このように、2つの出力側トラン
ジスタを有するカレントミラーにより、ドライブトラン
ジスタの駆動電流と同じ電流を出力するようにし、一方
の出力をドライブトランジスタのバイアス設定の、ダイ
オードを有する直列回路に流すことで、ダイオードに流
れる電流とドライブトランジスタに流れる電流とを実質
的に等しくする。これにより、ドライブトランジスタと
ダイオードとの電圧降下を外付けされる抵抗値にかかわ
らず等しくして、これらの間の電圧降下の相違を相殺さ
せる。そこで、ドライブトランジスタのドライブ電流を
設定するために接続される外付け抵抗は、内部に設けた
基準電源の電圧値と同じ電圧を接続端子を介して受ける
ことができる。その結果、出力電流値は、外付け抵抗の
抵抗値に依存して決定できるので、実質的な定電流源の
定電流値のばらつきは、外付け抵抗のばらつきによるこ
とになる。したがって、この外付け抵抗のばらつきを抑
えることで、バーストパルス発生周波数のばらつきを垂
直同期信号に干渉しない範囲まで抑え込むことができ
る。
【0013】
【実施例】図1は、この発明のバックライト照明装置の
調光用バーストパルス発生回路を適用した一実施例の三
角波発生回路の充電側の定電流回路のブロック図であ
る。なお、図5と同一の構成要素は、同一の符号で示
し、その説明を割愛する。図1において、22は、図4
の三角波発生回路9の充電側の定電流源15aにおける
定電流回路であって、カレントミラー23とバイアス回
路24、そして起動回路22aとからなる。また、定電
流の出力端子22aと外付け抵抗端子20bとを有して
いる。カレントミラー23は、PNP形のトランジスタ
Q1を入力側トランジスタとし、PNP形のトランジス
タQ2,Q3を出力トランジスタとする。入力側トランジ
スタQ1は、ダイオード接続されている。
【0014】トランジスタQ2のコレクタは、出力端子
22aに接続され、トランジスタQ1のコレクタは、N
PN形のドライブトランジスタQのコレクタに接続さ
れ、ドライブトランジスタQのエミッタが外付け端子2
2bに接続されている。また、バイアス回路24は、カ
レントミラー23のトランジスタQ3を上流の電流源と
してこれのコレクタに順方向で接続されたダイオードD
1と基準電圧源Vrとからなる直列回路である。ダイオ
ードD1は、図3のダイオードDに対応しているダイオ
ードである。起動回路25は、図5のバイアス回路19
に対応するものであるが、これにさらにトランジスタQ
4が設けられている。トランジスタQ4のベースは、電流
源19aの出力に接続され、そのとコレクタとエミッタ
は、それぞれトランジスタQのコレクタとエミッタに接
続されていて、図5におけるトランジスタQとバイアス
回路19からなる回路と同じ構成になっている。これに
より従来と同様に制御回路(図示せず)からの起動信号
に応じてこの定電流源22を動作させることができる。
【0015】さらに、このような回路にあっては、ダイ
オードD1に流れる電流値とトランジスタQに流れる電
流値とは、実質的に等しくなる。したがって、外付け抵
抗端子22bにどのような抵抗値の外付け抵抗が接続さ
れた場合であっても、トランジスタQのベースエミッタ
間の電圧降下とダイオードDの順方向電圧降下とが対応
する。これにより、外付け端子22bの電圧を基準電圧
Vrに設定することができる。そこで、この定電流源の
電流値を外部抵抗により精度よくすることで、製品ごと
のばらつきを抑えて定電流値を設定することが可能にな
る。その結果、この定電流値で充電して三角波を発生す
る三角波発生回路の周波数の製品ごとのばらつきを抑え
ることができる。
【0016】以上説明してきたが、実施例では、バイポ
ーラトランジスタの例を挙げているが、トランジスタ
は、FETトランジスタであってもよい。また、負電源
を用いてもよいことはもちろんであり、その場合には、
PNP形のトランジスタは、NPN形となり、NPN形
のトランジスタは、PNP形となる。また、実施例で
は、液晶バックライト照明装置の定電流源の例を挙げて
いるが、この発明は、液晶バックライト照明装置に限ら
ず、他の照明装置のバックライトの輝度調整をするよう
な定電流源にも適用できるものである。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明にあ
っては、ドライブトランジスタとダイオードとの電圧降
下を外付けされる抵抗値にかかわらず等しくして、これ
らの間の電圧降下の相違を相殺するようにしているの
で、ドライブトランジスタのドライブ電流を設定するた
めに接続される外付け抵抗は、内部に設けた基準電源の
電圧値と同じ電圧を接続端子を介して受けることができ
る。その結果、出力電流値は、外付け抵抗の抵抗値に依
存して決定できるので、実質的な定電流源の定電流値の
ばらつきは、外付け抵抗のばらつきによることになる。
したがって、この外付け抵抗のばらつきを抑えること
で、バーストパルス発生周波数のばらつきを垂直同期信
号に干渉しない範囲まで抑え込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のバックライト照明装置の調
光用バーストパルス発生回路を適用した一実施例の三角
波発生回路の充電側の定電流回路のブロック図である。
【図2】図2は、従来の調光用バーストパルス発生回路
を有する液晶バックライト照明装置のブロック図であ
る。
【図3】図3は、従来の液晶バックライト照明用の調光
用バーストパルス発生回路のバーストパルスの説明図で
ある。
【図4】図3は、調光用バーストパルス発生回路の三角
波発生回路のブロック図である。
【図5】図5は、図4の三角波発生回路の充電側の定電
流回路の具体的な回路図である。
【符号の説明】
1…駆動パルス発生回路、2…パルス発振回路、3…フ
リップフロップ(FF)、4a,4b……バッファアン
プ、5…圧電トランス駆動回路、6…圧電トランス、7
…冷陰極管、8…調光用バースト発振回路、9…三角波
発生回路、10…PWM駆動パルス回路、11…ゲート
回路、12…PWMスライス電圧発生回路、13…外付
け調光用抵抗回路、14…定電流源、15…充放電回
路、15a,15,22…定電圧回路、16,17…コ
ンパレータ(COMP)、18…フリップフロップ(F
F)、19,24…バイアス回路、20,23…カレン
トミラー、20a,22a…定電流の出力端子、20
b,22b…外付け抵抗端子、25…起動回路、30…
冷陰極管照明装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電流値が外付け抵抗で設定されるコンデン
    サ充電用の定電流回路が設けられた三角波発生回路を有
    し、前記電流値に応じて発生する三角波の周波数が決定
    され、この三角波に応じてバーストパルス発生の繰り返
    し周波数が設定されるバックライト照明装置の調光用バ
    ーストパルス発生回路において、 前記定電流回路は、第1のトランジスタを入力トランジ
    スタとし、第2、第3のトランジスタを出力トランジス
    タとするカレントミラー回路と、前記第1のトランジス
    タをドライブするドライブトランジスタと、前記第3の
    トランジスタの出力電流を受けるダイオードと基準電源
    との直列回路とを備え、前記基準電源と反対側の前記ダ
    イオードの端子電圧が前記ドライブトランジスタの制御
    端子に接続され、前記ドライブトランジスタのドライブ
    電流を設定する端子に前記外付け抵抗を接続すること
    で、この外付け抵抗の抵抗値と前記基準電源の電圧値と
    により決定される定電流出力を前記電流値として第2の
    トランジスタから出力するバックライト照明装置の調光
    用バーストパルス発生回路。
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