JPH08215392A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH08215392A
JPH08215392A JP4366595A JP4366595A JPH08215392A JP H08215392 A JPH08215392 A JP H08215392A JP 4366595 A JP4366595 A JP 4366595A JP 4366595 A JP4366595 A JP 4366595A JP H08215392 A JPH08215392 A JP H08215392A
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JP
Japan
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frame
glass frame
glass
front frame
side wall
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JP4366595A
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Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス枠のデザインの自由度を拡大して装飾
効果を高めることができ、しかもガラス枠と前面枠との
隙間からピアノ線等の侵入を確実に阻止することができ
る製造容易な遊技機を提供する。 【構成】 開口窓部4を有する前面枠3の一側にガラス
枠2を開閉可能に取り付け、前面枠に遊技盤8を装着し
たパチンコ機1において、ガラス枠の前面部15を前面
枠の全幅を被覆可能な幅員に設定し、前面部の自由端側
および上端側の各側縁から後方に向けて被覆側壁18を
延設し、ガラス枠の閉状態で上記被覆側壁によって前面
枠の側端縁を覆い隠すようにして被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前面枠の開口窓部にガ
ラス枠を開閉可能に取り付けたパチンコ機などの遊技機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機は、木製前面枠の開口
窓部の開口縁の一側に鉄板製ガラス枠を開閉可能に取り
付けて、前面枠側に装着した遊技盤の遊技領域をガラス
枠のガラス面に裏側から臨ませる。したがって、ガラス
枠の閉状態ではガラス枠が前面枠の開口窓部の開口内周
縁の内側に嵌まり込んで収納される。そして、このガラ
ス枠の閉状態では前面枠の開口窓部とガラス枠との間に
は隙間が存在する。そこで、この隙間からピアノ線等の
侵入されることを阻止するために、ガラス枠を構成して
いる鉄板の周囲を複雑に屈曲させることが必要であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の遊技機の様にガラス枠に複雑な屈曲部を形成し
てピアノ線等の侵入を阻止する構造を採ると、製造が面
倒である。
【0004】また、前面枠の開口窓部の開口内周縁の内
側にガラス枠が嵌合するように構成すると、ガラス枠を
閉じた際に、前面枠の開口窓部の外側の表面部分が必ず
外部に現れてしまってガラス枠との一体感が失われてし
まう。
【0005】さらに、ガラス枠を前面枠の開口窓部の内
部に嵌合する構造を採ると、前面枠の表面部分とガラス
枠との間が物理的に縁が切れているので、前面枠の表面
部分とガラス枠とを一体的に装飾することが困難であっ
た。また、ガラス枠を構成している鉄板製の縁材も細く
しなければならないので、ガラス枠自体のデザインの自
由度が狭く、斬新なデザインを採用することが困難であ
った。
【0006】そこで、本発明は、上記した従来の遊技機
の問題点に鑑み提案されたもので、ガラス枠のデザイン
の自由度を拡大して装飾効果を高めることができ、しか
もガラス枠と前面枠との隙間からピアノ線等の侵入を確
実に阻止することができる製造容易な遊技機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、開口窓部を有する前面枠の一側にガラス枠を開閉可
能に取り付け、前面枠に遊技盤を装着して該遊技盤の表
面に形成した遊技領域を上記ガラス枠のガラス面に裏側
から臨ませた遊技機において、上記ガラス枠の前面部を
前面枠の全幅を被覆可能な幅員に設定し、該前面部の側
縁から後方に向けて被覆側壁を延設し、ガラス枠の閉状
態で上記被覆側壁によって前面枠の側端縁を被覆するこ
とを特徴とする遊技機である。
【0008】請求項2に記載のものは、請求項1の構成
に加えて、上記被覆側壁がガラス枠の自由端側の側縁お
よび上端側縁に延設されていることを特徴とする遊技機
である。
【0009】請求項3に記載のものは、請求項1または
請求項2の構成に加えて、上記被覆側壁によって被覆さ
れる前面枠の側端縁に、前面枠を支持する機枠の外周面
よりも落ち込んだ段差部を形成し、該段差部内に被覆側
壁を収納したことを特徴とする遊技機である。
【0010】請求項4に記載のものは、請求項1から3
のいずれかの構成に加えて、ガラス枠の閉状態で前後に
対向する前面枠とガラス枠の少なくとも一方に、ガラス
枠の閉状態で相手方に当接する状態で弾性材製パッドを
設けたことを特徴とする遊技機である。
【0011】
【作用】請求項1に記載の遊技機では、ガラス枠を閉じ
ると、ガラス枠の前面部が前面枠の前面を全幅に亘って
覆うので、遊技盤の遊技領域がガラス面に裏側から臨む
と共に、前面部の側縁から後方に延設した被覆側壁が前
面枠の側端縁を被覆する。したがって、前面枠とガラス
枠との間の隙間は被覆側壁に覆い隠されてしまう。この
ため、前面枠とガラス枠との間の隙間からピアノ線等を
差し込もうとしても、上記被覆側壁がピアノ線等の侵入
を阻止する。また、ガラス枠の前面部が前面枠の全幅に
亘っているので、この広い前面部に装飾を施すことが可
能となり、ガラス枠のデザインの自由度を高めることが
可能になる。
【0012】また、被覆側壁は前面部の側縁から後方に
屈曲された状態で形成されているので、この被覆側壁が
前面部の補強材として機能し、ガラス枠全体の剛性を高
める。
【0013】請求項2に記載の遊技機では、被覆側壁
が、ガラス枠の自由端側の側縁および上端側縁に延設さ
れているので、隙間が生じ易い自由端側、或は上端から
ピアノ線等を差し込もうとしても、被覆側壁がピアノ線
等の侵入を確実に阻止する。
【0014】請求項3に記載の遊技機では、前面枠の側
端縁に形成された段差部内に被覆側壁が収納されるの
で、ガラス枠を閉じても被覆側壁が機枠の外周面から突
出することはない。したがって、ガラス枠を開閉動作し
ても、被覆側壁が隣りの遊技機など周囲のものと干渉し
ない。
【0015】請求項4に記載の遊技機では、ガラス枠の
閉状態で前後に対向する前面枠とガラス枠の少なくとも
一方に、ガラス枠の閉状態で相手方に当接する状態で弾
性材製パッドを設けたので、このパッドがガラス枠から
の衝撃を吸収する。したがって、ガラス枠に衝撃が加え
られても、この衝撃はパッドで緩衝され、前面枠および
前面枠に装着されている部材に直接伝達されることがな
い。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は代表的な遊技機であるパチンコ機1のガ
ラス枠2を開放した状態における斜視図、図2は図1に
示すパチンコ機1の前面枠3の開口窓部4の拡大斜視図
である。
【0017】パチンコ機1は、前後が開放した機枠(外
枠)5の一側に額縁状の前面枠3(内枠)を上下の蝶番
6によって開閉可能な状態で取り付け、前面枠3の一側
(上記蝶番側)にガラス枠2と開閉パネル7を上下に取
り付けて各々ヒンジ機構或は蝶番によって開放可能と
し、前面枠3の裏側には遊技盤8を装着し、該遊技盤8
の表面に形成した遊技領域9を上記ガラス枠2のガラス
面に裏側から臨ませてある。そして、開閉パネル7の表
面側には上皿10を設け、該上皿10の下方に位置する
前面枠3の下部に下皿11を設け、該下皿11の右側に
打球発射操作部としての発射ハンドル12を設け、ま
た、上記前面枠3の下部に形成した裏機構の一部である
起立面に打球発射装置(図示せず)を取り付けてある。
【0018】機枠5は、前面枠3を支持するものであ
り、上下の横材と左右の縦材とを組み合せて前後が開放
した矩形の枠体である。なお、この機枠5は、合成樹脂
によって一体成型してもよいし、或は従来と同様に木材
によって構成してもよい。
【0019】ガラス枠2は、図面に示す実施例では合成
樹脂により成形した枠材であり、前面枠3の開口窓部4
のみならず前面枠3の前面全幅を覆う前面部15に略馬
蹄形の透視窓16を開設し、該透視窓16の開口縁に後
方に少し突出する状態で形成したガラス支持部17に二
枚のガラス板を裏側から装着して透視窓16を塞ぎ、透
視窓16を開設した前面部15の側縁の内、自由端側の
側縁と上端側の側縁からは前面部15からほぼ90度後
方に折り返した様にして被覆側壁18を後方に延設し、
他の側縁(軸着側と下側の側縁)からは後方に向けて被
覆側壁18よりも突出長さが短い周壁19を延設してあ
る。そして、このガラス枠2は、一側(左側)に配設し
たヒンジ機構によって前面枠3の一側に止着され、これ
によって前面枠3に対して開閉できるようにしてある。
【0020】上記したガラス枠2は、前面枠3の全幅を
覆う十分な面積を有する前面部15を備えているので、
透視窓16の開口縁の外側の前面部15に装飾部を設け
るなどして自由に装飾を施すことができるし、上部にラ
ンプ表示器20を設けることもできる。なお、ガラス枠
2の側縁に折り返し状に形成した被覆側壁18や周壁1
9は、後述する防犯機能のみならず、補強材としても機
能するので、ガラス枠2を合成樹脂によって成型しても
十分な強度を確保することができる。特に、被覆側壁1
8は延出寸法が長い(本実施例では前面枠3の板厚とほ
ぼ同じ)ので、強力な補強材として機能する。さらに、
透視窓16の開口縁に形成したガラス支持部17も補強
材として機能し、ガラス枠2の強度を高めている。な
お、ガラス枠2は、本実施例では合成樹脂によって成型
したが、金属板によって成形してもよい。
【0021】開閉パネル7は、図面に示す実施例では合
成樹脂により表面部分を装飾した横長な板状部材であ
り、前面には遊技者が投入した球や賞球など遊技に供す
る球を貯留するための上皿10を設け、裏面には上皿1
0から整列流下した球を1個宛打球発射レールに供給す
る球供給装置(図示せず)を設けてある。そして、この
開閉パネル7の自由端側の側縁には、ガラス枠2と同様
に、前面からほぼ90度後方に折り返した様にして被覆
側壁21を延設し、また、上端縁には、ガラス枠2の下
端縁の周壁19の内側(上方)に入り込む位置に、即ち
開閉パネル7の前面の上端から、ガラス枠2の周壁19
が入り込む間隔を空けた位置に、侵入阻止壁22を前方
に突出するようにして設けてある。
【0022】なお、この開閉パネル7は、ガラス枠2と
同じ側の一側に配設したヒンジ機構によって前面枠3の
一側に止着して、前面枠3の開口窓部4の下半を開閉で
きるようにしてあり、自由端側は、ガラス枠2と同様
に、ロック機構によって閉止状態を維持できる。そし
て、前面枠3の鍵穴23に差し込んだキーの回動方向に
よってガラス枠2のロックが解除され、ガラス枠2を開
放してからパネル用のロック解除操作部を手動で操作す
るとロックが解除される。
【0023】上記した開閉パネル7とガラス枠2を支持
し、また、機枠5の一側(左側)に開放可能な状態で止
着されて機枠5の前面開放部分を閉塞する前面枠3は、
大きな開口窓部4を開設した板状の枠体であり、本実施
例では合成樹脂によって一体成型されている。そして、
前面枠3の上側端縁と自由端側(右側)の側端縁に、前
面枠3の閉状態で上記機枠5の外周面よりも落ち込ん
だ、即ち機枠5の横材および縦材の外面よりも内方に位
置する段差部25を前面枠3の端面の全幅に亘って形成
する。
【0024】この段差部25は、ガラス枠2の被覆側壁
18を収納する空部として機能する部分であり、被覆側
壁18を収納した際に、被覆側壁18の外周面が機枠5
の外周面よりも外方に突出しないようにするものであ
る。したがって、段差寸法は被覆側壁18の厚みよりも
僅かに大きく設定する。また、本実施例では、開閉パネ
ル7の被覆側壁21も収納するので、自由端側に形成す
る段差部25は、上端から開閉パネル7で被覆される下
部まで延在する。
【0025】また、前面枠3の開口窓部4の外側に位置
する表面部分の自由端側と上側に細長いパッド26を取
り付ける。このパッド26は、ゴム等の弾性材からな
り、断面は図3に示すように、中空な略M字状である。
したがって、ガラス枠2を閉じると、ガラス枠2の前面
部15の裏面がパッド26の先端に当接し、万一遊技者
等がガラス枠2を叩いたとしても、この時の衝撃はパッ
ド26に吸収されて、前面枠3に取り付けられている遊
技盤8や球排出装置等の裏機構に大きな衝撃が伝わらな
い。したがって、叩かれたことにより発生する故障等を
低減することができる。
【0026】また、ガラス枠2を閉じてガラス枠2の裏
面をパッド26に当接すると、パッド26の弾性により
ガラス枠2と前面枠3との間の隙間をなくすことができ
る。しかも、ガラス枠2の裏面に形成した中央の突条2
7がパッド26の前面中央の溝28内に入り込み、中央
突条27の両側に形成した突条29,29の間にパッド
26の先端部分が入り込む。したがって、ガラス枠2と
前面枠3との間からピアノ線等を不正に侵入させようと
しても、隙間をなくすパッド26の存在により、また、
双方から噛み合う様に組み合った突条27,29,29
や溝28等の存在により上記ピアノ線等の侵入を確実に
阻止することができる。
【0027】本実施例における遊技盤8は、図4および
図5に示すように、合成樹脂により成型したものであ
り、表面にほぼ円形の遊技領域9を形成するために、ガ
イドレールなどを兼ねた外側区画部31をほぼ円形に隆
設するとともに、該外側区画部31によって囲まれた左
下部に内側区画部32を隆設し、該内側区画部32と外
側区画部31との間を打球が通過可能な間隔に設定し、
この部分を打球発射装置によって弾発された打球が通る
打球案内流路33とする。そして、該遊技領域9内に障
害釘(図示せず)を無数に植設するとともに、入賞具や
可変表示装置などの役物(図示せず)を配設する。
【0028】上記した構成からなるパチンコ機1におい
ては、図1に示すように、ガラス枠2を開放すると、遊
技盤8の遊技領域9に係員の手が届くので、例えば球が
障害釘に引っ掛かって止まってしまった場合にはこの球
を手で摘んで除去するなど、トラブルを解決することが
できる。
【0029】そして、ガラス枠2を閉じると、ガラス枠
2の自由端側の側縁と上側縁に形成した被覆側壁18が
前面枠3の段差部25内に収納された状態で前面枠3の
自由端側と上端の側縁を覆い隠すようにして被覆する。
したがって、ガラス枠2を閉じた状態で被覆側壁18が
機枠5よりも外側に突出することがない。このため、ガ
ラス枠2を開閉しても、被覆側壁18が隣りのパチンコ
機1や島の幕板など周囲の部材に当たる不都合は生じな
い。
【0030】また、ガラス枠2の被覆側壁18が前面枠
3の側縁を覆い隠すようにして被覆すると、ガラス枠2
と前面枠3との間の隙間からピアノ線等を不正に侵入さ
せようとしても、被覆側壁18がピアノ線等の侵入を阻
止する。また、万一被覆側壁18の内面と前面枠3の側
縁との僅かな隙間からピアノ線等を差し込んでも、ガラ
ス枠2の裏面がパッド26に当接しているので、前記し
たようにピアノ線等はパッド26によって侵入が阻止さ
れて、遊技領域9に到達することができない。したがっ
て、ピアノ線等による不正行為を確実に防止することが
できる。
【0031】さらに、ガラス枠2の下端と開閉パネル7
の上端との間からピアノ線等を不正に侵入させようとし
ても、図3に示すように、ガラス枠2の閉状態では開閉
パネル7の侵入阻止壁22がガラス枠2の周壁19の内
側に入り込んで隙間を遮断しているので、ピアノ線等の
先端は侵入阻止壁22によって行く手を遮られて進入で
きない。したがって、ガラス枠2と開閉パネル7との間
から差し込まれたピアノ線等の侵入も確実に阻止するこ
とができる。
【0032】さらにまた、ガラス枠2の軸着側端部と前
面枠3との間からピアノ線等を不正に侵入させようとし
ても、前面枠3の開口窓部4の開口縁から前方に突出す
るようにして設けた侵入阻止壁24がガラス枠2の周壁
19の内側に入り込んで隙間を遮断しているので、ピア
ノ線等の先端は侵入阻止壁24によって行く手を遮られ
る。したがって、ガラス枠2と開閉パネル7との間から
差し込まれたピアノ線等の侵入も確実に阻止することが
できる。
【0033】この様に、ガラス枠2と前面枠3との間か
らピアノ線等を侵入させようとしても、上記した被覆側
壁18や周壁19や侵入阻止壁22,24などが確実に
阻止して、不正行為を確実に防止することができる。な
お、開閉パネル7の侵入阻止壁22は、上記侵入阻止壁
24と同様に、前面枠3の開口窓部4の開口縁内側に設
けてもよい。
【0034】また、本実施例では、遊技盤8の区画部の
前方にガラス枠2の透視窓16の開口縁が位置するの
で、ガラス枠2の閉状態ではガラス枠2の前面部15乃
至前面部15に設けた装飾部、特に透視窓16の開口縁
の外側の部分が上記区画部31、ガラス端縁、およびガ
ラス端縁と開口縁との間の隙間、区画部31とガラスと
の間の隙間などを覆い隠したり目立たなくして、遊技領
域9を透視窓16内に見やすく臨ませる。即ち、ガラス
枠2に開設した透視窓16およびその周囲の装飾部が遊
技領域9を遊技者の視覚に訴え易い状態を創成する。
【0035】なお、前記したパッド26は、ガラス枠2
の閉状態で前後に対向する前面枠3とガラス枠2の少な
くとも一方に、ガラス枠2の閉状態で相手方に当接する
状態で設ければよい。例えば、前面枠3またはガラス枠
2のいずれかに設けてもよいし、或は前面枠3とガラス
枠2の両方に設けてもよい。
【0036】また、本発明は、上記したパチンコ機1に
限定されるものではなく、雀球式遊技機、アレンジボー
ル式遊技機などの遊技機でもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下に述べる作用を奏する。請求項1に記載の発明は、ガ
ラス枠を閉じると、ガラス枠の前面部の側端から延設し
た被覆側壁が前面枠の側端縁を覆い隠すことができる。
したがって、前面枠とガラス枠との間からピアノ線等が
差し込まれることを阻止することができ、不正行為を有
効に防止することができる。そして、この様に確実な防
犯機能を有するガラス枠は、構造が簡単なので、製造が
容易であり、合成樹脂によって一体成型することもでき
る。
【0038】また、ガラス枠は、前面枠の全幅を被覆可
能な幅員の前面部を有するので、この前面部に装飾部を
設けるなどしてガラス枠自体に広範囲に亘って装飾を施
すことができる。したがって、従来の遊技機とは異なる
デザインを採用することができ、また、デザインの自由
度が高められるので、装飾性を著しく高めることができ
る。
【0039】さらに、被覆側壁は前面部の側縁から後方
に屈曲した状態で延設するので、この被覆側壁が前面部
の補強材として機能する。したがって、ガラス枠全体の
剛性を高めることができ、合成樹脂によって成形しても
十分な強度を確保することができる。
【0040】請求項2に記載の発明は、ガラス枠の自由
端側の側縁および上端側縁に被覆側壁を延設したので、
隙間が生じ易い自由端側、或は上端からピアノ線等を差
し込もうとしても、被覆側壁がピアノ線等の侵入を確実
に阻止することができる。
【0041】請求項3に記載の発明は、前面枠の側端縁
に形成された段差部内に被覆側壁を収納するので、ガラ
ス枠を閉じても被覆側壁が機枠の外周面から突出するこ
とはない。したがって、ガラス枠を開閉動作しても、被
覆側壁が隣りの遊技機など周囲のものと干渉しない。
【0042】請求項4に記載の発明は、ガラス枠の閉状
態で前後に対向する前面枠とガラス枠の少なくとも一方
に、ガラス枠の閉状態で相手方に当接する状態で弾性材
製パッドを設けたので、このパッドがガラス枠からの衝
撃を吸収する。したがって、万一遊技者等が不当にガラ
ス枠を叩いたとしても、ガラス枠に加えられた衝撃はパ
ッドで緩衝することができる。このため、前面枠および
前面枠に装着されている部材がガラス枠に加えられた衝
撃によって故障することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス枠を開放した状態におけるパチンコ機の
斜視図である。
【図2】前面枠の開口窓部の拡大斜視図である。
【図3】前面枠とガラス枠の断面図である。
【図4】(A)は遊技盤の断面図、(B)は遊技盤の正
面図である。
【図5】ガラス枠と遊技盤の断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 ガラス枠 3 前面枠 4 開口窓部 5 機枠 6 蝶番 7 開閉パネル 8 遊技盤 9 遊技領域 10 上皿 11 下皿 12 発射ハンドル 15 ガラス枠の前面部 16 透視窓 17 ガラス支持部 18 被覆側壁 19 周壁 20 ランプ表示器 21 被覆側壁 22 開口窓部の開口下端縁の侵入阻止壁 24 開口窓部の軸着側開口縁の侵入阻止壁 25 段差部 26 パッド 27 突条 28 溝 29 突条 31 外側区画部 32 内側区画部 33 球案内流路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口窓部を有する前面枠の一側にガラス
    枠を開閉可能に取り付け、前面枠に遊技盤を装着して該
    遊技盤の表面に形成した遊技領域を上記ガラス枠のガラ
    ス面に裏側から臨ませた遊技機において、 上記ガラス枠の前面部を前面枠の全幅を被覆可能な幅員
    に設定し、該前面部の側縁から後方に向けて被覆側壁を
    延設し、ガラス枠の閉状態で上記被覆側壁によって前面
    枠の側端縁を被覆することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 上記被覆側壁は、ガラス枠の自由端側の
    側縁および上端側縁に延設されていることを特徴とする
    請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 上記被覆側壁によって被覆される前面枠
    の側端縁に、前面枠を支持する機枠の外周面よりも落ち
    込んだ段差部を形成し、該段差部内に被覆側壁を収納し
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊
    技機。
  4. 【請求項4】 ガラス枠の閉状態で前後に対向する前面
    枠とガラス枠の少なくとも一方に、ガラス枠の閉状態で
    相手方に当接する状態で弾性材製パッドを設けたことを
    特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊
    技機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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