JP2009178218A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正行為を目的とする衝撃を受けることが多い外装部材と遊技盤との間に衝撃を緩衝する部材を設けることで遊技盤への衝撃の伝播を抑制する。
【解決手段】前枠2の下部に揺動開閉可能に支持される皿ユニット72が設けられる。不正行為を目的として、遊技領域内の遊技球に対して振動を加えるために衝撃を加えられる頻度の高いのは皿ユニット72であるため、皿ユニット72の外装部材開口部730の周端部731に弾性材732を設ける。
【選択図】図2

Description

この発明は遊技機に係り、詳しくは外装部材に外部から加えられた衝撃を緩和できる遊技機に関するものである。
従来の弾球遊技機では、遊技球を発射する発射装置によって投入された遊技球を遊技領域内に流下させ、遊技球が所定の入賞口へ入賞した場合には、賞球が得られる構成となっている。そして、近年の弾球遊技機の中には、入賞口に遊技球が入賞することを契機に、遊技領域の中央に設けられている役物の入賞口が開き、役物内に落入した遊技球がVゾーンに入賞することで、遊技者に有利な遊技状態が開始されるように構成された遊技機が提案されている。
上記遊技機では、遊技球が役物内に落入した際、遊技機に対して衝撃を加え、遊技球がVゾーンに入るように不正な操作を加える遊技者が存在する。このような不正行為を防止するために、遊技機に振動センサが設けられ、衝撃を感知した場合には、報知し、或いは遊技を中断させる等の対応措置が採られている。
特開2007−289431
上記のような背景があるなか、遊技者によるボタン操作に応じた演出を行う遊技機が知られており、演出の盛り上がりに興じてボタンを強打することで、振動センサが振動を検出いてしまう場合や、隣接する遊技機の扉の開閉によって生じる振動を検出してしまうなど、不正を行う意図が無いにもかかわらず、不正防止機能が作動するといった不都合が生じていた。また、そのような振動の検出を排除するために、振動センサの検出範囲を狭くすると、不正行為で生じる振動の検出に漏れが生じることとなり、不正行為の完全な防止を図ることが困難となる。
一方、衝撃が加えられる頻度が高い下皿部分には、発射装置が配置されているが、衝撃によって発射装置の発射軌道と、遊技盤側の発射レールとの位置関係に狂いが生じ、発射された遊技球のファール頻度が高くなるなどのトラブルが起こりやすくなるといった問題があった。
この発明は、不正行為を目的とする衝撃を受けることが多い外装部材と遊技盤との間に衝撃を緩衝する部材を設けることで遊技盤への衝撃の伝播を抑制することのできる遊技機を提供することを目的とするものである。
以上のような問題を解決する本発明は、以下のような構成を有する。
(1) 遊技盤に形成された遊技領域内において、発射装置によって投入された遊技球が流下する遊技機であって、
遊技盤を保持し、発射装置の打球杆が支持されている枠部材と、
前記枠部材の正面側に装着された外装部材とを備え、
前記外装部材に加えられた衝撃の遊技盤への伝達を抑制する衝撃緩和材を備えることを特徴とする遊技機。
(2) 前記外装部材は、遊技領域の下側に配置され、遊技者側に膨出した下部外装部材であり、
前記衝撃緩和材は、前記下部外装部材と前記枠部材側に支持された本体との間に配置されている上記(1)に記載の遊技機。
(3) 前記下部外装部材を前記枠部材に軸支する回動支持部を有し、
前記回動支持部は、前記枠部材側に固定された支持部材と、
下部外装部材側に固定された回動軸とを備え、
前記支持部材は、先端部が基端部より鉛直上方に位置し、先端部から基端部へ向けて傾斜する傾斜面と、先端部から基端部へ渡って形成され前記回動軸が挿入される長孔とを有し、前記長孔は、基端部において前記回動軸の断面径より大きな幅を備えている上記(2)に記載の遊技機。
(4) 前記下部外装部材は、下端部と上端部とに前記本体からの遊技者側への離脱を規制する係合部を有し、一方の係合部には遊技者側への移動を可能とする係合解除部が設けられており、各係合部は奥行き方向へ移動可能に形成されている上記(2)に記載の遊技機。
(5) 前記下部外装部材と前記枠部材との間には、前記下部外装部材を奥行き方向に移動可能に保持する保持部材が設けられており、前記衝撃緩和材は、前記下部外装部材の奥行き方向に加えられる衝撃を緩和する上記(1)に記載の遊技機。
(6) 前記遊技盤を保持する遊技盤保持部材と、
前記遊技盤保持部材を奥行き方向に移動可能に保持する案内部材を備え、
前記遊技盤保持部材は、さらに前記打球杆を支持する発射基板を保持しており、
前記衝撃緩和材は、前記遊技盤保持部材の奥行き方向に加えられる衝撃を緩和する上記(1)に記載の遊技機。
(7) 前記枠部材と前記遊技盤との間に前記衝撃緩和材が設けられている上記(1)に記載の遊技機。
請求項1記載の発明によれば、外装部材に加えられた衝撃は、衝撃緩和材によって緩和されるので、遊技盤に伝わる振動が制限され、不正行為の実効が抑制される。また、発射装置の打球杆と遊技盤との位置関係の狂いが抑制されるので、発射球を適正な軌道に維持することができる。
請求項2記載の発明によれば、不正を目的とした衝撃が加えられる頻度の高い下部外装部材に衝撃緩和材が設けられているので、遊技機全体へ伝わる振動を有効に抑制することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、支持部材のスリットに挿入された回動軸は、先端部で回動可能に下部外装部材を支持し、本体に対して外側に開いた状態に回動させることができる。また、回動軸を支持部材の基端部へ移動させることにより、下部外装部材を本体に対して閉じた状態に維持される。この際、基端部の長孔は拡幅されているので、回動軸は支持部材に対して接触せず、回動軸と長孔との接続によって振動が伝わることが抑制される。
請求項4記載の発明によれば、係合部は奥行き方向への移動可能に構成されているので、下部外装部材に対して本体方向へ衝撃が加えられた場合、下部外装部材が本体側へ変位可能となり、係合部を介して振動が本体側へ伝わらず、衝撃緩和材を介してのみ緩和された振動が本体側へ伝わることとなる。
請求項5記載の発明によれば、下部外装部材に衝撃が加えられた場合、保持部材によって案内され、下部外装部材が遊技機の奥行き方向に移動する。衝撃によって発生する振動の方向が規定されるため、特定方向に変形量を蓄えられる衝撃緩和材を利用することができ、より大きな衝撃を緩和することができる。
請求項6記載の発明によれば、外装部材に衝撃が加えられた場合に、その衝撃が伝わる枠部材と遊技盤保持部材との間に衝撃緩和材が設けられているので、直接的に衝撃が遊技盤に伝達されることが抑制される。また、打球杆と遊技盤とが遊技盤保持部材によって一体として保持されているので、衝撃による、打球杆と遊技盤との相対位置の狂いが抑制され、発射球の軌道を適正なものに維持することが一層容易となる。
請求項7記載の発明によれば、遊技盤と枠部材との間に衝撃緩和材が設けられているので、衝撃が加えられる位置にかかわらず、遊技盤に伝播することを抑制することができる。
図1は、本実施形態における遊技機を示す図である。以下、本明細書において、遊技機の遊技者が配置される側を正面、前面又は前側として表現し、遊技者の配置位置に対して反対側を背面、後面又は後側とし、図1に示されているような正面視において、左右方向をY軸方向、前後方向をX軸方向、鉛直方向をZ軸方向と定義し、右方向をY軸方向の正方向、前側から後側へ向かう方向をX軸方向の正方向、鉛直下方へ向かう方向をZ軸の正方向と定義する。
図1において弾球遊技機100は、外郭方形枠サイズに形成されて縦長の固定保持枠を構成する外枠10の開口前面に、外枠10に合わせて方形枠サイズに形成された開閉搭載用の前枠2を備えている。
枠部材としての前枠2は、外枠10の正面左側上下に取り付けられたヒンジ金具3A、3Bにより外枠10に対して開閉可能に取り付けられ、さらに、外枠10の正面右側に設けられた施錠装置12によって閉鎖状態に保持されるようになっている。
前枠2内には、遊技盤3が配置されており、遊技盤3は、所定板厚の積層合板の裏側にセルを貼り付けてルーター(役物取り付け孔)加工した化粧板を基板とし、その前面側には図示しないが、環状に取り付けられたガイドレールに囲まれて形成された略円形状の遊技領域6が設けられている。
遊技領域6には、略中央部に表示装置として液晶表示装置で構成された表示部6aが設けられている。この表示部6aは、各種表示装置を兼ねており、図柄変動表示装置6jや普通図柄変動表示装置264dとしての機能を備える。表示部6aの周りには装飾部材6Bや、始動入賞口6c、および特別入賞口6d、その他入賞口6kなどがそれぞれ配置されている。遊技領域下部にはアウト球を回収するアウト口6eも設けられており、始動入賞口6cや特別入賞口6dに入賞せずに落下したアウト球を遊技盤3の背面側から機外に排出できるようになっている。
また、前枠2の前面上部側には、遊技盤3を視認できるように透明なガラス盤を備えたガラス枠71が水平方向に開閉可能かつ着脱可能に設けられ、通常は、施錠装置12により閉鎖状態に保持されて遊技盤3の前面を覆っている。このガラス枠71は外装部材として機能する。
前枠2の前面下部側でガラス枠71の下方には、皿ユニット72が、前枠2に開閉支持されている背面板に取り付けられて設けてある。皿ユニット72は、図示しないロック機構により通常、遊技盤3に沿った状態で保持されている。皿ユニット72は、球受け皿を構成している球貯留部72aと、球貯留部72aの正面左側下部に設けられた灰皿72bと、球貯留部72aの正面右側下部に設けられた発射ハンドルHと、ボタン72dと、球貯留部72aの下側に配置された下皿72eとを有している。
また、図2に示すように、皿ユニット72の背後には、前枠2の後側に遊技補助盤が形成されており、ここに発射ハンドルHの回動操作(回動角度位置)に応じて遊技球を打ち出す遊技球発射装置の発射機構部が設けられている。また、皿ユニット72の背後には、賞球の払出し等を行うための球排出装置25d(図15参照)から払い出された遊技球のうち、球貯留部72aに排出し切れない遊技球を一時貯留する貯留ケース、遊技球発射装置によって打ち出された遊技球のうち、遊技領域6に到達できずに戻ってきたファール球を、貯留ケースを介して球貯留部72aに回収処理するファール球回収通路などが設けられている。
前枠2の裏側には、裏セット盤が着脱可能に取り付けられている。裏セット盤には、遊技球を貯留する球貯留タンクや、遊技盤3における入賞状態に基づいて遊技球を払い戻す球排出装置、この球排出装置から払い戻された遊技球を貯留ケースに導く払出通路などの賞球機構が設けられている。また、裏セット盤の裏面側に、電源基板や発射制御基板、主制御基板、払出制御基板、ランプ・音声制御基板などの各種回路基板が取り付けられ、これら回路基板と電気・電子部品とは、ワイヤーハーネスで接続されて、遊技可能に構成される。
弾球遊技機100は、ガラス枠71、皿ユニット72などが閉鎖施錠された状態で遊技に供され、球貯留部72aに遊技球を貯留させて発射ハンドルHを回動操作することにより遊技が開始される。すなわち、発射ハンドルHが回動操作されると、球貯留部72aに貯留された遊技球が1球ずつ発射機構部に送り出され、発射機構部の打球杆により遊技領域6に打ち出され、パチンコゲームが展開される。
このように遊技球発射装置は、遊技者が遊技領域6内の所定位置に遊技球が打ち出せるように、遊技者自身が発射強度を調整可能に構成されていると共に、上述した発射ハンドルHがその調整装置になっている。
上記のように、前枠2及び前枠2内に保持された遊技盤3、表示部6a、各種入賞口、裏セット盤の裏面側に設けられた制御基板等により遊技機本体300が構成される。
図2に基づき皿ユニット72の構成について説明する。皿ユニット72は、筐体としての下部外装部材としての外装部材73を備え、外装部材73の端部には、ヒンジ機構74が配置されている。外装部材73は、正面側に膨出し、背面側に開口を有し、内側に電子回路等の装備を収納可能な筐体である。外装部材73の正面側には、既述の発射ハンドルHが軸支され、さらに操作ボタン72dを有するボタンユニットなどが組み込まれている。外装部材73の背面側の開口部730に対向する本体側には、スピーカ751、打球杆752等が配置されている。外装部材73内には、発射ハンドルHの回動量を検出する角度センサや、操作ボタン72dの信号出力部などが収容され、これらからワイヤーハーネスが引き伸ばされ、本体側の制御部に接続される。また、外装部材73の開口部730内には、球貯留部72aに貯留された遊技球を打球杆の打球位置へ供給する供給口などか配置されている。
外装部材73の左端部には、回転支持部としてのヒンジ機構74が設けられ、このヒンジ機構74により、外装部材73が前枠2側に揺動自在に支持されている。また、Y軸方向において、ヒンジ機構74に対して反対側の端部(開放端)には、係脱機構76が配置されている。
ヒンジ機構74は、外装部材73側に設けられた軸支持部材741と、前枠2の内側に固定された支持部材742とを備えている。図3は、支持部材742の全体斜視図である。支持部材742は、先端部742aが基端部742bより鉛直上方に位置し、それぞれ平面状に形成された先端部742aから基端部742bへ向けて傾斜する傾斜面742cを備えている。先端部742aから基端部742bへ渡ってスリット742dが形成されており、このスリット742dに後述する軸支持部材741の回動軸741aが挿入される。基端部742bに形成されたスリット742dの一部を構成する基端スリット部742eは、特に幅広く形成され、ほぼ円形に形成されており、回動軸741aと基端部742bとの間に隙間が形成されるように構成されている。この隙間は、後述する衝撃緩和材732の奥行き方向の最大変形量よりも大きくなるように構成されており、外装部材73に加わった衝撃が、直接前枠2に伝わらないように構成されている。
支持部材742の上面に密着できるように、軸支持部材741の下側面が形成されている。つまり、支持部材742の上面と軸支持部材741の下側面とは対称形状に屈曲形成されている。軸支持部材741の基端部741aは、先端部741bより鉛直上方に位置し、基端部741aと先端部741bとの間には傾斜面741cが形成されている。また先端部741bには、下方へ向けて回動軸741dが立設されている。
図4は、ヒンジ機構74を示す側面図である。皿ユニット72が閉じられた状態では、軸支持部材741と支持部材742とは、下側面と上面がそれぞれ重なった状態となっている。この状態では、回動軸741aは、基端スリット部742e内に位置している。また、傾斜面741cと傾斜面742cも互いに面接触しており、皿ユニット72の自重によって傾斜面同士が面方向に滑り、支持部材742から皿ユニット72に対して、前枠2側へ押し付ける力が作用する。
係脱機構76は、前枠2側に設けられた係合爪761、761と、皿ユニット72の背面側に設けられた係合孔762、761と、解除レバー763とを備えている。係合爪761、761は、正面側に突出した係合位置が待機位置であり、解除レバー763を押し下げることにより、下方へ移動しつつ遊技機の背面側へ後退して解除位置に移動する。また、係合爪761、761は、待機位置へ向けて付勢され、皿ユニット72を閉めた際に、係合孔762、762に押されて後退し、閉じられた際に係合位置に復帰する。解除レバー763を操作することなく、皿ユニット72を閉じ位置にて固定することができる。
係合爪761、761は、皿ユニット72が開放方向へ揺動することを規制するものであり、後述するように、奥行き方向(X軸方向)に衝撃が加わって、皿ユニット72の位置が奥行き方向に変位した場合には、その変位に応じて奥行き方向に移動し、衝撃を直接前枠2へ伝達しないよう構成されている。
皿ユニット72を開放する際には、解除レバー763を押し下げて、係合爪761、761を開放し、皿ユニット72を上方へ持ち上げながら、手前に引く。これにより、ヒンジ機構74の軸支持部材741の先端部741bが、支持部材742の基端部742bの位置から先端部742aの位置に移動し、回動軸741dは、スリット742dの先端部に移動する。支持部材742の先端部742aは、前枠2よりも正面側に突出しているので、先端部742aを中心として、皿ユニット72は揺動可能となり、図2に示されているように、手前側に揺動させ、開くことができる。
支持部材742の先端部742a内に形成されたスリット742d幅は、回動軸741dの横断面径とほぼ同じ長さに形成されているので、軸のブレなく、皿ユニット72の揺動を滑らかに支持する。
外装部材73の開口部730の周端部731には、衝撃緩和材として弾性732が、全周に渡って取り付けられている。衝撃緩和材は、外力が加わった場合には、変形することにより、外力の全部または一部を吸収する材料であって、変形が復元するものでも、復元しないものでもよい。繰り返し使用可能である点で、復元可能な材料、例えば弾性材料であることが好ましい。
衝撃緩和材は、全周に渡って設けられていなくてもよく、間隔を開けて、等間隔で設けられていてもよく、あるいは、衝撃が加えられる頻度の高い位置又は、衝撃が他の位置よりも強く加わる位置(例えば、下縁部など)に、間隔を狭く配置するなど、衝撃緩和材の量を特に多く設定することが好ましい。
他の実施形態について、図5〜図8に基づいて説明する。図5は、皿ユニット72Aおよびガラス枠71Aが開放された状態を示す遊技機100の全体斜視図である。皿ユニット72Aは、球貯留部72aAと、球貯留部72aAの正面右側下部に設けられた発射ハンドルHAと、ボタン72dAと、球貯留部72aAの下側に配置された下皿72eAとを有している。図6は、皿ユニット72Aの背面図である。皿ユニット72Aの筐体として機能する外装部材73Aは、背面側に開口部730Aを備え、開口部730Aの周端部731Aには、衝撃緩和材としての弾性材732Aが、全周に渡って取り付けられている。
周端部731Aの下側端辺には、所定の間隔で係合凸部74Aが、周端部731Aよりも外側に突出して形成されている。図7に示されているように、係合凸部74Aは、前枠2の前側段部23に背面側から当接し、皿ユニット72Aの下端を前枠2に係合するものである。係合状態において、係合凸部74Aの背面方向(X軸正方向)側には空間230が形成されているので、弾性材732Aが衝撃によって変形した場合には、背面方向に移動可能であり、係合凸部74Aを介して衝撃が前枠2に直接的に伝わらないように構成されている。
一方、周端部731Aの上側端辺には、係脱機構76Aが設けられている。図8は、係脱機構76Aの構成を示す模式図である。係脱機構76Aは、本体側に設けられた出没係合部材761Aと、皿ユニット72A側に設けられた可動係合部材762Aとを備えている。出没係合部材761Aは、可動係合部材762Aの移動方向の内、一方が開放されたフック部761aAと、フック部761aAの両端に設けられた出没部761bA、761bAと、本体とフック部761aAとの間に介挿された付勢部材(圧縮スプリング)761cA、761cAとを備えている。出没部761bA、761bAは、先端が前枠2側に固定された支持部761dAに挿通し、先端に設けられた爪761eAで、支持部761dAの外側に抜け出ない構成となっている。
このような構成において、出没係合部材761Aは、X軸方向に出没自在に構成され、突出方向(X軸負方向)へ付勢されて状態となっている。
可動係合部材762Aは、スライド部762bAと、スライド部762bAの本体側に設けられたフック部762aAとを有している。フック部762aAは、フック部761aAに対して反対側が開放されており、図8(C)に示されているように、皿ユニット72Aが本体側に取り付けられた状態で、フック部762aAとフック部761aAは、互いに係合する構成となっている。
スライド部762bAは、外装部材73Aの上縁部に設けられた収容部762cA内に収容され、左右方向(Y軸方向)にスライド自在に保持されている。スライド部762bAは、収容部762cAに取り付けられたスライド操作部材762dAと一体に構成されており、スライド操作部材762dAを左右方向に操作することにより、スライド部762bAをスライドさせ、フック部762aAとフック部761aAとの係脱操作を行なう。
収容部762cA内において、スライド部762bAには、付勢部材として圧縮スプリング762cAが設けられ、フック部762aAを待機位置(図8(A)参照)方向へ付勢している。
皿ユニット72Aの開口部730Aを本体側に密着させた状態で、フック部762aAとフック部761aAとの位置関係は、図8(A)に示されているように、相互に係合しない位置関係にある。この状態で、スライド操作部材762dAをY軸負方向へ移動させることにより、スライド部762bAが移動し、同時に出没係合部材761Aが本体側(X軸正方向)へ押し込まれる(図8(B)参照)。
スライド部762bAが左端に達すると、出没係合部材761Aが元の位置に復帰し、さらにスライド操作部材762dAから手を離すことで、圧縮スプリング762eAが復元方向に復帰して、フック部762aAがフック部761aAに係合する(図8(C)参照)。フック部762aAとフック部761aAの係合によって、皿ユニット72Aは本体側に固定される。
この状態で、皿ユニット72Aに衝撃が加えられると、弾性材732Aが変形して衝撃が緩和される。この際、フック部762aAは、弾性材732Aが変形した量と同じ距離、本体側(X軸正方向)へ移動するが、出没係合部材761Aがフック部762aAとともに移動することができる構成となっている(図8(C)想像線で示されている部分)ので、係脱機構76Aを介して衝撃が皿ユニット72Aから本体側へ伝わることが抑制される。
図9は他の実施形態を示す皿ユニット72Bの全体斜視図である。皿ユニット72Bは、球貯留部72aBと、球貯留部72aBの正面右側下部に設けられた発射ハンドルHBと、ボタン72dBと、球貯留部72aBの下側に配置された下皿72eBとを有している。皿ユニット72Bの筐体としても機能する外装部材73Bは、その開口部を覆う保持部材74Bに取り付けられている。外装部材73Bは、保持部材74Bに対して図2に示されているような左右方向に揺動開放可能な状態に取り付けられ、或いは図5に示されているように、下端辺を中心に前後方向に開放可能な状態に取り付けられている。
そして、保持部材74Bは、前枠2の内側に固定された案内部材75aB、75bB、75cB、75dBによって、前後方向に移動可能な状態で支持されている。各案内部材75aB〜75dBは、直角に交差した2つの案内面で構成されたガイド部752aB〜752dBが形成され、ガイド部752aB〜752dBの背面側端部には、スプリング受753aB〜753dBがそれぞれ設けられている。
保持部材74Bは、4つの角部が、案内部材75aB〜75dB内にそれぞれ収容され、ガイド部752aB〜752dBによって、皿ユニット72Bは保持部材74Bとともに奥行き方向(X軸方向)へ移動可能に構成されている。
保持部材74Bの各4つの角部と、案内部材75aB〜75dBの各スプリング受753aB〜753dBとの間には、圧縮スプリング751aB〜751dBが介挿されている。案内部材75aB〜75dBによって、皿ユニット72Bが奥行き方向(X軸れ方向)に、衝撃を受けたときの移動量をより長く採ることが可能となり、衝撃を滑らかに緩和する効果のより高い緩衝材を設けることが可能となる。
図10及び図11に基づいて他の実施形態の遊技機について説明する。遊技盤3の上端辺31、下端辺32、左端辺33、右端辺34には、それぞれ衝撃緩和材81a、81b、81c、81dが装着される。各衝撃緩和材は、それぞれ遊技盤3の端部を収容する溝811a、811b、811c、811dを備えており、その溝811a、811b、811c、811dに、遊技盤3の上端辺31、下端辺32、左端辺33、右端辺34がそれぞれ収容される。さらに、遊技盤3に装着された衝撃緩和材81a、81b、81c、81dには、外側からカバー821a、822a、821b、822b、821c、822c、821d、822dが覆い被せられている。カバー821a、822aには、挿通部823が設けられており、該挿通部823を挿通する取付具としてのネジ824によって一体化され、内側に衝撃緩和材81aを収容する保持具83aとして機能する。
これらの保持具83a〜83dは、各遊技盤3の下端辺32、左端辺33、右端辺34にそれぞれ設けられる。
図11に示されているように、衝撃緩和材81a〜81dと保持具83a〜83dが取り付けられた遊技盤3は、前枠2内に固定される。前枠2内には、各保持具83a〜83dを挿通したネジ824の先端が螺入する接続固定部84が設けられている。接続固定部84は、各挿通部823に対応する位置にそれぞれ配置され、ネジ824の先端を接続固定部84の中心に形成された孔に挿通し、締着することにより、遊技盤3が前枠2内に固定される。
このような構成によって、遊技盤3は、衝撃緩和材81a〜81dを介して前枠2内に固定される。この構成によれば、遊技機100の如何なる場所に衝撃が加えられた場合にも、衝撃緩和材81a〜81dが遊技盤3の周端辺に設けられているので、遊技盤3に伝達される衝撃が緩和されることとなる。
図12及び図13に基づいて他の実施形態の遊技機について説明する。この実施形態の遊技機は、遊技盤3Aと、発射基板3Bと、枠状に形成された遊技盤保持部材35と、遊技盤案内部材36a〜36dとを備えている。遊技盤3Aには、画像表示装置が取り付けられる窓37aや、入賞口に入賞した遊技球が通過する孔37b、アウト球の通過孔37c等が形成されている。発射基板3Bにし、発射装置を構成する打球杆38が設けられ、発射基板3Bの背面側には打球杆38を駆動させるロータリーソレノイドが設けられている。
遊技盤保持部材35は、遊技盤3Aと、発射基板3Bとを内側に収容している。
遊技盤保持部材35は、枠状に形成され内側に溝351を備えており、その溝351内に遊技盤3Aと発射基板3Bの端部が収容される。遊技盤3Aと発射基板3Bは、溝351内で摺動自在に保持されている。遊技盤保持部材35によって遊技盤3Aと発射基板3Bが一体して保持されることにより、遊技盤3Aの正面側に形成される遊技領域と、打球杆38から打ち込まれる遊技球の軌道との位置関係を適正な位置に確保することができる。これにより、衝撃等による前記位置関係の狂いの発生を抑制することができる。
図13に示されているように、溝351内には、遊技盤3の端面との間に衝撃緩和材としての弾性材352が介挿されている。この弾性材352によって、遊技盤3の平面に含まれるベクトル方向に加えられる衝撃に対して作用し、遊技盤保持部材35から遊技盤3に伝わる衝撃が緩和される。また、遊技盤3と発射基板3Bとの間にも弾性材352aが介挿されており、衝撃や振動によって遊技盤3と発射基板3Bとの間で干渉が生じることが抑制されている。
図12において想像線で示されているように、遊技盤保持部材35の4つの角部には、遊技盤案内部材36a、36b、36c、36dが配置されている。この遊技盤案内部材36a〜36dは、前枠2内に固定されており、遊技盤3は、遊技盤保持部材35と遊技盤案内部材36a〜36dを介して前枠2に支持されている。各遊技盤案内部材36a〜36dはそれぞれ同様の構成を有しているので、遊技盤案内部材36dについて説明し、他の遊技盤案内部材36a〜36cの説明は省略する。遊技盤案内部材36dは、直角に交差した2つの案内面で構成されたガイド部361dと、ガイド部361dの背面側端部に設けられたスプリング受362dとを備えている。ガイド部361dの2つの案内面は、遊技盤保持部材35の底面と側面の交差する頂点を挟んで、底面と側面に摺接し、奥行き方向(X軸方向)に遊技盤保持部材35を移動可能に支持している。スプリング受362dと遊技盤保持部材35との間には、衝撃緩和材としての圧縮スプリング363dが介挿されている。
他の遊技盤案内部材36a〜36cについても、同様に、ガイド部361a〜361cと、スプリング受362a〜362cと、圧縮スプリング363a〜363cとが設けられている。
なお、遊技盤案内部材36a〜36dは、2つの案内面で構成される構造の他、遊技盤保持部材35と前枠2の一方に設けられたガイドロッドと、他方に設けられ、ガイドロッドが挿通する孔と、によって構成される構造であってもよい。
このような構成によって、遊技盤3に対して、奥行き方向の衝撃を緩和する作用が付与される。特に、4つの角に設けられた遊技盤案内部材36a〜36dは、奥行き方向(X軸方向)に、衝撃を受けたときの移動量をより長く採ることが可能となり、スプリングのような変形量を多く採ることとができる衝撃緩和材を利用でき、衝撃を滑らかに緩和する効果をより高くすることが可能となる。また、図13に示されているように、衝撃緩和材として弾性材352を設けることにより、XYZ軸方向の衝撃を全て緩和させることができる。
上記構成の他、遊技盤案内部材36a〜36dの正面側にもスプリング受を設け、正面側と背面側の各スプリング受と、遊技盤保持部材35との間に、それぞれスプリングを設けた構成としてもよい。これにより、奥行き方向のみならず、正面側への衝撃や振動も緩和できる。また、遊技盤3の正面側のスペースは、大きく採れないので、正面側に設けられる衝撃緩和材は、スプリングに代えて、樹脂等で構成された弾性材であってもよい。
上記構成では、遊技盤3を構成する盤上に打球杆38が設けられているので、打球杆38と、遊技盤3に設けられた発射レールとの位置関係が、衝撃によって狂う恐れが少なく、発射球の軌道を適正なものに維持することが容易となる。
次に図14に基づいて参考例について説明する。図14は、ボタン72dを有するボタンユニット720dを示す斜視図である。ボタンユニット720dは、ボタン72dの下側に、センサを備え、ボタン72dを押し下げることにより、センサによってボタン72dの押し下げ操作を検出する構成となっている。このボタンユニット720dは、皿ユニット72の外装部材73に形成された収容凹部78内に収容される。この収容凹部78の底部とボタンユニット720dの間には、衝撃緩和材としての弾性材77が介挿される。このような構成とすることによって、ボタンを強打することによって本体側に伝わる振動を抑制することができる。なお、本発明で用いられる樹脂性弾性材は、合成ゴムやゲル状樹脂、ウレタンフォーム、クロロプレーン、その他の弾性を有する合成樹脂が挙げられる。
次に、本遊技機における遊技制御を行う遊技制御手段について説明する。図15において、遊技制御手段200は、遊技の進行や演出等を含む弾球遊技機100全体を統括制御する手段である。遊技制御手段200は、演算等を行うCPUと、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。遊技制御手段200は、遊技盤3の背面側に設けられた制御基板上に設けられている。ここで、遊技制御手段200は、1つの制御基板上に限らず、既述のように複数の制御基板上にわたって設けられていても良い。遊技制御手段200は、本実施形態では、以下の各手段を備える。
(入賞球検出手段)
入賞球検出手段21は、入賞口6k、始動入賞口6c及び特別入賞口6dに遊技球が入賞したときに、その入賞を検出するものである。これらの入賞口6k、始動入賞口6c及び特別入賞口6dには、それぞれ、入賞口センサ5s、始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsが設けられ、それぞれ入賞球検出手段21に電気的に接続されている。
(抽選手段)
抽選手段22は、入賞球検出手段21により、始動入賞口6cへの遊技球の入賞が検出されたことを条件として、可変表示手段である図柄変動表示装置6jに表示する停止図柄に関する抽選を行うものであり、本実施形態では、▲1▼当選/非当選の有無、▲2▼図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示後の停止図柄、及び▲3▼図柄の変動表示中の変動パターンの抽選を行う。抽選手段22は、これらの▲1▼〜▲3▼の抽選を行うべく、当たり抽選手段22aと、停止図柄抽選手段22bと、変動パターン抽選手段22cとを備える。
(当たり抽選手段)
当たり抽選手段22aは、本実施形態では、当たり判定用乱数発生手段と、当たり判定用乱数取得手段と、当たり判定手段とを備える。
当たり判定用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期(例えば、16ビット乱数による0〜65535の周期)を有する当たり判定用乱数を発生させる。当たり判定用乱数取得手段は、当たり判定用乱数発生手段によって発生した当たり判定用乱数のうち1の当たり判定用乱数を、所定の時、本実施形態では始動入賞口センサ6csから送信された検出信号を入賞球検出手段21が受信した時に取得する。
当たり判定手段は、当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数に基づいて、当選であるか非当選であるかを判定する。当選又は非当選の判定結果に基づいて、後述する演出制御手段27にコマンドを送る。
(停止図柄抽選手段)
停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段の判定結果に基づいていて、図柄変動表示装置6jに停止表示すべき停止図柄を抽選するものである。
(変動パターン抽選手段)
変動パターン抽選手段22cは、図柄変動表示装置6jに表示すべき図柄の変動パターンを抽選するものである。
当たり抽選手段22aの当たり判定手段での判定手段での判定結果に基づいて、複数種類の図柄の変動パターンを記憶したデータテーブルを参照して、いずれか1つの変動パターンを選択する。
(図柄表示制御手段)
図柄表示制御手段23は、始動入賞口6cへの遊技球の入賞により、入賞球検出手段21が検出信号を受信したことを条件として、図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
(特別遊技制御手段)
特別遊技制御手段24は、当たり抽選手段22aの当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数が当選であり、当選図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄(例えば「777」)となった場合に、特別遊技に移行させ、その終了条件を満たすまで特別遊技を実行するものである。ここで「特別遊技」とは、通常遊技以上に遊技球が入賞しやすい状態が作り出され、具体的には、特別入賞口駆動装置6ddが作動されて、特別入賞口6dが開放され、遊技球を受け入れ易い状態になることで、それまで以上に賞球の獲得が期待できる遊技である。
(球排出制御手段)
球排出制御手段25は、賞球の払出し等を行うための球排出装置25dの駆動を制御するものである。上述したように、入賞口センサ5s、始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsからの検出信号を入賞球検出手段21が受信したときに、その入賞に対応する数の賞球を払い出すように、球排出装置25dを制御する。球排出装置25dは、駆動されると、球を弾球遊技機1の球貯留部72aに払い出す。
(普通図柄制御手段)
普通図柄制御手段26は、上述した普通図柄変動表示装置264dの変動表示及び停止表示を制御するためのものであり、以下の各手段を備える。
(入球検出手段)
入球検出手段262は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したときに、それを検出するものである。
普通図柄始動口6iを遊技球が通過すると、普通図柄始動口センサ6isから、そのときの検出信号が入球検出手段262に送信される。この検出信号を受信したときに、入球検出手段262は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを検出する。
(普通図柄抽選手段)
普通図柄抽選手段263は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを条件として、普通図柄変動表示装置264dに停止表示すべき図柄を抽選によって決定するものである。
普通図柄抽選手段263は、上述した当たり抽選手段22aと同様に、当たり判定用乱数発生手段と当たり判定用乱数値取得手段と、当たり判定手段とを備える。
(普通図柄変動制御手段)
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動口6iを遊技球が通過したときに、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、普通図柄変動表示装置264dの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動表示装置264dの図柄を所定時間変化させ後、最終的には普通図柄抽選手段263によって決定された図柄を普通図柄変動表示装置264dに停止表示させる。
(球誘導装置制御手段)
球誘導装置制御手段265は、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、球誘導装置265dの作動を制御するものである。具体的には、普通図柄抽選手段263による抽選で当選したときは、球誘導装置265dを作動させるように制御する。これと逆に、普通図柄抽選手段263による抽選で非当選であったときは、球誘導装置265dを作動させない。球誘導装置265dが作動させられることにより、始動入賞口6cの入口部分の電動チュリップの羽根6h(図1参照)が拡開され、始動入賞口6cへの入賞が容易となる状態に変化させられる。
(演出制御手段)
演出制御手段27は、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像、スピーカ41に出力される演出音声等を制御する。演出制御手段27は、当たり抽選手段22aの抽選結果に基づき、変動パターンが選択され、選択された変動パターンにより、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像が選択され、これが表示される。演出画像は、ボタン72dの操作に応じて画像内容が変更される。
弾球遊技機の全体正面図である。 弾球遊技機の皿ユニットが開放された状態を示す部分斜視図である。 支持部材の全体斜視図である。 皿ユニットのヒンジ機構を示す、弾球遊技機の部分側面図である。 皿ユニットおよびガラス枠が開放された状態を示す弾球遊技機の全体斜視図である。 皿ユニットの背面図である。 皿ユニットの下側端辺の取り付け状態を示す、皿ユニットの拡大断面側面図である。 係脱機構の構成を示す模式図である。 他の実施形態を示す皿ユニットの全体斜視図である。 他の実施形態における遊技盤の支持構造を示す斜視図である。 他の実施形態における弾球遊技機の分解斜視図である。 他の実施形態における遊技盤の支持構造を示す斜視図である。 他の実施形態における遊技盤の部分拡大断面側面図である。 ボタンユニットの取付構造を示す斜視図である。 遊技制御手段の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 弾球遊技機
10 外枠
12 施錠装置
2 前枠
3 遊技盤
3A、3B ヒンジ金具
6 遊技領域
6a 表示部
6c 始動入賞口
6d 特別入賞口
71 ガラス枠
72 皿ユニット
72a 球貯留部
72b 灰皿

Claims (7)

  1. 遊技盤に形成された遊技領域内において、打球杆によって投入された遊技球が流下する遊技機であって、
    遊技盤を保持し、打球杆を備えた発射装置が支持されている枠部材と、
    前記枠部材の正面側に装着された外装部材とを備え、
    前記外装部材に加えられた衝撃の遊技盤への伝達を抑制する衝撃緩和材を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記外装部材は、遊技領域の下側に配置され、遊技者側に膨出した下部外装部材であり、
    前記衝撃緩和材は、前記下部外装部材と前記枠部材側に支持された本体との間に配置されている請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記下部外装部材を前記枠部材に軸支する回動支持部を有し、
    前記回動支持部は、前記枠部材側に固定された支持部材と、
    下部外装部材側に固定された回動軸とを備え、
    前記支持部材は、先端部が基端部より鉛直上方に位置し、先端部から基端部へ向けて傾斜する傾斜面と、先端部から基端部へ向けて形成され前記回動軸が挿入される長孔とを有し、前記長孔は、基端部において前記回動軸の断面径より大きな幅を備えている請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記下部外装部材は、下端部と上端部とに前記本体からの遊技者側への離脱を規制する係合部を有し、一方の係合部には遊技者側への移動を可能とする係合解除部が設けられており、各係合部は奥行き方向へ移動可能に形成されている請求項2に記載の遊技機。
  5. 前記下部外装部材と前記枠部材との間には、前記下部外装部材を奥行き方向に移動可能に保持する保持部材が設けられており、前記衝撃緩和材は、前記下部外装部材の奥行き方向に加えられる衝撃を緩和する請求項1に記載の遊技機。
  6. 前記遊技盤を保持する遊技盤保持部材と、
    前記遊技盤保持部材を奥行き方向に移動可能に保持する案内部材を備え、
    前記遊技盤保持部材は、さらに前記打球杆を支持する発射基板を保持しており、
    前記衝撃緩和材は、前記遊技盤保持部材の奥行き方向に加えられる衝撃を緩和する請求項1に記載の遊技機。
  7. 前記枠部材と前記遊技盤との間に前記衝撃緩和材が設けられている請求項1に記載の遊技機。
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