JP2011167366A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】演出ボタン装置からの叩打による振動が遊技盤に伝播することを抑制し得るパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機本体の一部を成し、かつ演出ボタン装置13を保持する演出ボタン保持部53を、遊技機本体のその他の部分と別体として形成し、該演出ボタン保持部53を遊技島に強固に固定される外枠2に取付けた。これにより、演出ボタン装置13を保持する演出ボタン保持部53が、遊技機本体のその他の部分と実質的に分離され、演出ボタン装置13の操作ボタン14を強く叩くことにより発生する振動が遊技機本体の遊技盤に伝播することを抑制できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機本体の前部に演出ボタン装置を備えたパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機には、その遊技盤の前面側に、所謂特別図柄を変動表示する図柄表示装置が配設されている。この図柄表示装置は、液晶表示器からなるものが一般的であり、前記特別図柄の変動表示の他にも、興趣性を向上するために様々な演出画像が表示される。近年、この演出画像による演出に遊技者を参加させるように構成したパチンコ遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これは、遊技機本体の前部に遊技者が押圧操作可能な操作ボタンを備えた演出ボタン装置を配設し、この操作ボタンを遊技者が押圧操作することを契機として、演出画像を変化させるようにしたものであり、遊技の進行状況に応じて図柄表示装置に所定の演出画像が表示されると、これに同期して演出ボタン装置内の光源が点灯されることにより、その光が操作ボタンに背面側から照射されて操作ボタンが光輝し、これによって遊技者に押圧操作を促すようになっている。
特開2007−307163号公報
ところで、パチンコ遊技機にあっては、遊技中に遊技機本体を強く叩くと遊技機本体内の遊技盤にその振動が伝播して遊技球の流下方向が変わってしまうことがある。ところが、演出ボタン装置を備えたパチンコ遊技機では、遊技者が操作ボタンを押圧操作することが認められているため、故意に操作ボタンを強く叩くことによって、遊技球の流下方向を変えるという不正行為が行われ易い問題点があった。
本発明は、かかる従来の問題点を解消するためになされたものであり、演出ボタン装置からの叩打による振動が遊技盤に伝播することを抑制し得るパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。
本発明は、遊技島に強固に固定される矩形状の外枠と、該外枠に一側縁がヒンジを介して回動可能に枢結されて外枠の開口部を前面から覆うようにして開閉可能に取付けられる遊技機本体とを備え、該遊技機本体の前部に遊技の進行状況に応じて発光して遊技者に押圧操作を促す演出ボタン装置が設けられたパチンコ遊技機において、遊技機本体の一部を成し、かつ演出ボタン装置を保持する演出ボタン保持部が、遊技機本体のその他の部分と別体として形成され、該演出ボタン保持部が外枠に取付けられていることを特徴とするパチンコ遊技機である。
前記パチンコ遊技機にあって、外枠に対して演出ボタン保持部が振動吸収部材を介して取付けられている構成が提案される。
また、演出ボタン保持部が、遊技機本体を構成する本体パネルに設けられる下受皿の一部を成すものである構成が提案される。
また、本体パネルの、ヒンジ側に位置する端部に、下受皿の一部を成す演出ボタン保持部が設けられ、該演出ボタン保持部の側面が外枠の縦杆の内側面に取付けられている構成が提案される。
さらに、遊技機本体のその他の部分に対向する演出ボタン保持部の側面が、ヒンジを中心とする円弧状の湾曲面として形成されている構成が提案される。
本発明によれば、遊技島に強固に固定される外枠に、遊技機本体のその他の部分と別体として形成した演出ボタン保持部を取付けたので、演出ボタン保持部は、遊技機本体のその他の部分と実質的に分離した状態となる。そのため、遊技者が演出ボタン装置の操作ボタンを強く叩くことにより発生する振動が遊技機本体の遊技盤に伝播することを抑制でき、故意に操作ボタンを強く叩くことによって、遊技球の流下方向を変えるという不正行為を防止することができる。
また、外枠に対して演出ボタン保持部が振動吸収部材を介して取付けられている構成にあっては、遊技者が演出ボタン装置の操作ボタンを強く叩くことにより発生する振動を、振動吸収部材によって緩和することができ、遊技機本体の遊技盤に伝播する振動をより一層抑制することができる。
また、演出ボタン保持部が、遊技機本体を構成する本体パネルに設けられる下受皿の一部を成すものである構成にあっては、遊技機本体前部の見かけ上の形状を何らに変更することなく、演出ボタン保持部を設けることができる。
また、本体パネルの、ヒンジ側に位置する端部に、下受皿の一部を成す演出ボタン保持部が設けられ、該演出ボタン保持部の側面が外枠の縦杆の内側面に取付けられている構成にあっては、演出ボタン保持部を容易かつ確実に外枠に取付けることができる。
さらに、遊技機本体のその他の部分に対向する演出ボタン保持部の側面が、ヒンジを中心とする円弧状の湾曲面として形成されている構成にあっては、遊技機本体のその他の部分の開閉時に、演出ボタン保持部との衝当が回避され、遊技機本体のその他の部分をヒンジを中心として円滑に回動させることができる。
第一実施例にかかるパチンコ遊技機1の斜視図である。 同上のパチンコ遊技機1の正面図である。 遊技盤15の正面図である。 演出ボタン保持部53が取付けられた外枠2の正面図である。 外枠2に対する演出ボタン保持部53の取付け状態を示す要部の横断面図である。 (A)は演出ボタン保持部53が取付けられた外枠2の横断面図、(B)は演出ボタン保持部53の側面に形成された湾曲面57の作用説明図である。 演出ボタン装置13の分解斜視図である。 (A)は演出ボタン装置13の縦断面図、(B)は操作ボタン14が後退した状態を示す演出ボタン装置13の作用説明図である。 (A)は演出ボタン装置13の側断面図、(B)は演出ボタン装置13の横断面図である。 第二実施例にかかる演出ボタン保持部53の取付け状態を示す要部の横断面図である。
以下に、本発明にかかるパチンコ遊技機の第一実施例を、図1〜図9に基づいて説明する。
パチンコ遊技機1は、図1に示すように、遊技島(図示省略)に固定される縦長矩形状の外枠2と、該外枠2の開口部を前面から覆うように取付けられた遊技機本体3とからなる。ここで、パチンコ遊技機1は、遊技店関係者以外の者が遊技島から容易に取り外すことができないように、外枠2を遊技島に強固に固定することにより設置される。
遊技機本体3は、遊技盤15(図3参照)が取付けられる本体パネル9と、該本体パネル9の前面側に配設された前面扉4とを備えており、本体パネル9は外枠2の左側縁に上下のヒンジ5a,5b(図2参照)を介して片開き可能に枢結されている。また、前面扉4は本体パネル9の左側縁に上下のヒンジ5a,5c(図2参照)を介して片開き可能に枢結されている。前面扉4は、その中央上部寄り位置に形成された略円形の開口部を遮蔽する透明板6を備えており、該透明板6を介して遊技盤15(図3参照)の遊技領域17が透視可能となっている。
前面扉4の前面下部には、図示しない発射装置に供給される遊技球を貯留する上受皿7が設けられている。該上受皿7内の左端奥部には、賞球や貸球が払い出される球払出口8が開口されている。また、上受皿7の右側内部には、遊技球を整列する整列部(図示省略)が形成され、該整列部の右端に遊技球を発射装置へ供給するための球供給口(図示省略)が開口されている。
上受皿7の下部に位置する本体パネル9の前面下部中央には下受皿10が設けられている。下受皿10の内部には球放出口11が開口されており、上受皿7が満杯の場合にオーバーフローした遊技球が遊技機本体3内の球流路(図示省略)を流下して球放出口11から下受皿10内に放出される。また、下受皿10の右側には発射ハンドル12が突設されており、下受皿10の左側には演出ボタン装置13を保持する演出ボタン保持部53が配設されている。この演出ボタン保持部53は本発明の要部にかかるものであり、詳しくは後述する。
前記遊技盤15には、図3に示すように、その前面側に略円形の誘導レール16で囲繞された遊技領域17が設けられており、該遊技領域17の略中央にセンターケース18が配設されている。このセンターケース18には、液晶表示器からなる図柄表示装置19が組み付けられており、該図柄表示装置19の表示画面20には、三つの特別図柄A,B,Cと二つの普通図柄E1 ,E2 が変動表示されるとともに、様々な演出画像(図示省略)が表示される。そして、演出ボタン装置13の操作ボタン14(図1参照)を遊技者が押圧操作することを契機として、該演出画像が変化するようになっている。
センターケース18の中央下部には、4個の発光ダイオードからなる特別図柄始動記憶数表示装置21が配設されている。この特別図柄始動記憶数表示装置21は、後述する特別図柄始動スイッチからの遊技球検知信号が、所定数を上限としてパチンコ遊技機1が具備する主制御基板(図示省略)の記憶装置RAMの一部領域に記憶された場合に、その特別図柄始動記憶数を発光ダイオードの点灯数によって表示する。また、センターケース18の左下部には、4個の発光ダイオードからなる普通図柄始動記憶数表示装置22が配設されており、後述する普通図柄始動スイッチからの遊技球検知信号が、所定数を上限として主制御基板の記憶装置RAMの一部領域に記憶された場合に、その普通図柄始動記憶数を発光ダイオードの点灯数によって表示する。尚、特別図柄始動記憶数と普通図柄始動記憶数は、夫々4個が上限数として設定されている。
一方、センターケース18の左右側方には、普通図柄始動ゲート(普通図柄始動領域)23,23が配設されており、遊技球の通過により、各普通図柄始動ゲート23が具備する普通図柄始動スイッチ(図示省略)から遊技球検知信号が発生すると、前記表示画面20の普通図柄E1 ,E2 が変動し、所定時間経過後に停止して種々の組み合わせの図柄態様が表示される。
センターケース18の下方には、内部を特別図柄始動領域25とするとともに、可動翼片26,26により入賞口を兼ねた入り口の開口度を変化させるようにした普通電動役物24が配設されている。そして前記普通図柄E1 ,E2 の表示結果が所定の当り図柄態様の場合には、可動翼片26,26が所定時間(例えば約 0.2秒間)拡開されて、特別図柄始動領域25に遊技球が入り易い状態となる。この特別図柄始動領域25は、前記図柄表示装置19の特別図柄A,B,Cを変動させる契機となる入賞口となっており、その内部に配設された特別図柄始動スイッチ(図示省略)による遊技球の入賞検知に伴って、前記図柄表示装置19の表示画面20に特別図柄A,B,Cを変動表示する図柄生成行程が実行されることとなる。また、特別図柄A,B,Cの変動中にあっては、特別図柄始動スイッチからの遊技球検知信号数が特別図柄始動記憶数として主制御基板の記憶装置RAMの一部領域に記憶され、当該変動が終了すると、その特別図柄始動記憶数に基づいて特別図柄A,B,Cの変動が再び開始される。
前記普通電動役物24の下方には、可変入賞装置27が配設されている。該可変入賞装置27は、横長矩形状の大入賞口28と、該大入賞口28を開閉する横長矩形状の開閉板29とを備えており、該開閉板29が駆動機構によって、前方に傾倒して大入賞口28を開放する開放位置と、この開放位置から後方に起立して大入賞口28を閉鎖する閉鎖位置とに開閉制御されるようになっている。尚、開閉板29の駆動機構は、公知のものが適用され得る。
そして、前記図柄表示装置19の表示画面20に変動表示される特別図柄A,B,Cが、所定の組み合わせの当り図柄態様で確定表示された場合に大当たりとしての特別遊技作動が実行される。この特別遊技作動は、開閉板29が前方に傾倒して開き、その開放状態で開閉板29の上面の案内作用を介して、大入賞口28内へ遊技球を案内するとともに、所定開放時間(例えば30秒間)の満了、またはその所定開放時間中における所定個数(例えば9個)の遊技球の入賞により開閉板29が起立して大入賞口28が閉鎖される開閉ラウンドを、所定制限回数(例えば14回)繰り返すものであって、この特別遊技作動の実行によって多量の遊技球が入賞し、遊技者に所定の利益が供与される。
その他、遊技領域17には、複数の一般入賞口30が配設されており、その内部に設けられた一般入賞スイッチ(図示省略)による遊技球の入賞検知に伴って所定数の賞球が払い出される。尚、遊技領域17には多数の遊技釘(図示省略)が所定形態で配設されており、該遊技釘によって遊技球の流下方向に変化を生じさせるようになっている。
次に、本発明の要部にかかる演出ボタン保持部53について説明する。
演出ボタン保持部53は、遊技機本体3のその他の部分と別体に形成されており、遊技機本体3を構成する本体パネル9に設けられる下受皿10(図1参照)の一部を成している。このように、演出ボタン保持部53を下受皿10の一部とすることによって、遊技機本体3の前部の見かけ上の形状を何らに変更することなく、演出ボタン保持部53を設けることができるようにしている。また、演出ボタン保持部53は、ヒンジ5a,5b(図2参照)を介して外枠2に枢結された本体パネル9の、そのヒンジ5a,5b側の端部に設けられており、該演出ボタン保持部53の側面が、図4に示すように、外枠2の左側の縦杆2aの内側面に取付けられている。即ち、該演出ボタン保持部53は、図5に示すように、ヒンジ5a,5b側の側壁55が複数のビス56によって縦杆2aの内側面に固定されている。また、遊技機本体3のその他の部分に対向する演出ボタン保持部53の側面は、図6(A)に示すように、ヒンジ5aの枢支軸61を中心とする円弧状の湾曲面57として形成されており、これによって遊技機本体3のその他の部分の開閉時に、図6(B)に示すように、演出ボタン保持部53に衝当することなく、遊技機本体3のその他の部分をヒンジ5aの枢支軸61を中心として円滑に回動させることができるようになっている。
上述したように下受皿10の一部を成す演出ボタン保持部53には、下受皿10の左側に位置させて、操作ボタン14を備えた演出ボタン装置13が配設されている。このように操作ボタン14を遊技機本体3の前面側に露出させて設けることによって、遊技者によるボタン操作が可能となっている。
演出ボタン装置13は、図7〜図9に示すように、断面略三角筒形を呈する外郭筒部34と、該外郭筒部34の下部に固定されてその下部開口を塞ぐ底板部35とからなる内空状のケース筐体33を備えており、該ケース筐体33が演出ボタン保持部53に形成された取付孔37(図8参照)に上方から装入された状態で取付孔37の下壁部38にビス39で固定されている。ケース筐体33の内部には、後述する操作ボタン14の表示板部49の裏面に光を照射する発光ダイオードからなる光源40が複数配設されている。該光源40は、前記底板部35から上方に突設されたプリント回路板41の先端部に実装されている。また、該プリント回路板41には、操作ボタン14の押圧操作を検知するフォトセンサーからなる押圧検知センサー42が実装されており、該押圧検知センサー42及び前記光源40と、その他の抵抗等の所要電子部品(図示省略)とがプリント配線により電気的に接続されて所定の基板モジュールが構成されている。このプリント回路板41には、コネクタ43を介して複数の導電線からなるリード線群44が接続されており、該リード線群44によって光源40及び押圧検知センサー42への作動電流の供給や押圧検知センサー42が送出する押圧検知信号が導出される。また、前記光源40は、図示しないマイクロコンピュータからなる遊技制御手段によって発光制御され、上述した図柄表示装置19の表示画面20に所定の演出画像が表示されると、これに同期して発光し、操作ボタン14の表示板部49を光輝させて、遊技者に操作ボタン14の押圧操作を促すようになっている。
前記底板部35にはバネ受け座45が上方に向けて設けられており、該バネ受け座45には圧縮により弾発力を生じるコイルスプリングからなる圧縮バネ46の一端が座定されている。また、ケース筐体33の内部には、外郭筒部34内を上下方向に摺動可能な摺動部材47が配設されている。該摺動部材47は、3個の円筒部36aと、これらを連結する連結杆部36bとによって略三角枠状に形成されており、その上部に設けられた天板部36cの下面に前記圧縮バネ46の他端が当接されている。これにより、摺動部材47は圧縮バネ46の弾発力によって上方向に付勢されている。
ケース筐体33の上部には、外郭筒部34内を上下方向に進退可能な操作ボタン14が配設されている。該操作ボタン14は、上部に略三角形状を呈する透光性材質からなる表示板部49を備えており、該表示板部49にはボタン操作を促す図柄が表示されている。そして、前記光源40の発光によって表示板部49がバックライティングされて光輝すると図柄が明瞭に視認され得るようになっている。表示板部49の周縁には三角筒状の側壁板部50が下方に延成されており、該側壁板部50には、周方向で対向する位置に外方に突出する一対の係合爪51,51(図9(A)参照)を下端に備えた弾性舌片部54,54が設けられている。該弾性舌片部54,54の係合爪51,51は、外郭筒部34に形成された作動口52,52内を上下方向に移動可能であり、かつ該作動口52,52の上部口縁に係合可能となっている。操作ボタン14は、側壁板部50の下端部が前記摺動部材47の周縁上面に当接する状態で外郭筒部34内に収納されており、前記圧縮バネ46の弾発力によって上方向に付勢される摺動部材47を介して常時背面側から上方向に付勢されている。そして、このように背面側からの付勢によって側壁板部50の係合爪51,51が外郭筒部34の作動口52,52の上部口縁に係合されることによって、操作ボタン14がケース筐体33の上部開口端から若干突出する進出位置に保持されるようになっている。
また、前記摺動部材47には、前記押圧検知センサー42を構成するフォトセンサーに上下方向で一致する位置に遮光片部48が設けられており、操作ボタン14の押圧操作に伴って摺動部材47が後退すると、図8(B)に示すように、遮光片部48がフォトセンサーの発光部と受光部間に設けられたスリット42a内に進入し、該発光部と受光部間の光の通過を遮断することにより、押圧検知センサー42から押圧検知信号が送出されるようになっている。そして、この押圧検知信号に基づいて図示しない遊技制御手段が表示画面20の演出画像を変化させるようになっている。
かかる構成にあって、遊技の進行状況に応じて演出ボタン装置13内の光源40が点灯すると、操作ボタン14の表示板部49が光輝して遊技者に押圧操作を促すのであるが、この時、遊技者が操作ボタン14を強く叩いたり、或いは表示板部49の非光輝時において操作ボタン14を故意に強く叩いて、遊技球の流下方向を変えようとしても、演出ボタン装置13を保持する演出ボタン保持部53は、遊技機本体3のその他の部分と別体として形成されており、該演出ボタン保持部53が遊技島に強固に固定された外枠2に取付けられているため、遊技者が演出ボタン装置13の操作ボタン14を強く叩くことにより発生する振動が遊技機本体3の遊技盤15に伝播することを抑制できる。これにより、故意に操作ボタン14を強く叩くことによって、遊技球の流下方向を変えようとする不正行為を防止することができる。
図10は、第二実施例を示し、この第二実施例は、演出ボタン保持部53を外枠2に振動吸収部材58を介して取付けたものである。ここで、振動吸収部材58はブロック状のゴムからなる弾性体が用いられており、その対向する両側面に複数の螺子孔部材59が埋設されている。そして、一側面の螺子孔部材59に螺合されたビス60によって振動吸収部材58の一側面が演出ボタン保持部53の側壁55に固定されており、他側面の螺子孔部材59に螺合されたビス56によって振動吸収部材58の他側面が縦杆2aの内側面に固定されている。
かかる構成にあっては、遊技者が演出ボタン装置13の操作ボタン14を強く叩くことにより発生する振動を、振動吸収部材58によって緩和することができ、遊技機本体3の遊技盤15に伝播する振動をより一層抑制することができる。
尚、この第二実施例では、ブロック状のゴムからなる弾性体を振動吸収部材58とした構成について説明したが、振動吸収部材58としては、バネを用いることも可能である。
1 パチンコ遊技機
2 外枠
2a 縦杆
3 遊技機本体
5a,5b,5c ヒンジ
9 本体パネル
10 下受皿
13 演出ボタン装置
53 演出ボタン保持部
57 湾曲面
58 振動吸収部材

Claims (5)

  1. 遊技島に強固に固定される矩形状の外枠と、該外枠に一側縁がヒンジを介して回動可能に枢結されて外枠の開口部を前面から覆うようにして開閉可能に取付けられる遊技機本体とを備え、該遊技機本体の前部に遊技の進行状況に応じて発光して遊技者に押圧操作を促す演出ボタン装置が設けられたパチンコ遊技機において、
    遊技機本体の一部を成し、かつ演出ボタン装置を保持する演出ボタン保持部が、遊技機本体のその他の部分と別体として形成され、該演出ボタン保持部が外枠に取付けられていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 外枠に対して演出ボタン保持部が振動吸収部材を介して取付けられていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 演出ボタン保持部が、遊技機本体を構成する本体パネルに設けられる下受皿の一部を成すものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 本体パネルの、ヒンジ側に位置する端部に、下受皿の一部を成す演出ボタン保持部が設けられ、該演出ボタン保持部の側面が外枠の縦杆の内側面に取付けられていることを特徴とする請求項3記載のパチンコ遊技機。
  5. 遊技機本体のその他の部分に対向する演出ボタン保持部の側面が、ヒンジを中心とする円弧状の湾曲面として形成されていることを特徴とする請求項4記載のパチンコ遊技機。
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