JP2626888B2 - 弾球遊技機の入賞玉受入装置 - Google Patents

弾球遊技機の入賞玉受入装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機に代表され
る弾球遊技機の入賞玉受入装置に関する。
[従来の技術] この種の弾球遊技機の入賞玉受入装置で、従来から一
般的に知られているものに、たとえば、実開昭60−5817
1号公報に記載のものがあり、複数の入賞玉受入開口を
備えた横長の取付基板に複数の入賞玉受入枠を配設し、
取付基板を遊技盤に取付けることにより、複数の入賞玉
受入枠を一括して遊技盤に取付け得るように構成し、取
付作業の簡略化を図っていた。
そして、遊技盤上の中央箇所や左右側方箇所を落下し
てくる打玉に対し、極力入賞のチャンスを広く与えてや
るために、複数の入賞玉受入枠を横方向に広い範囲にわ
たって散在させていたのである。
[発明が解決しようとする課題] しかし、入賞玉受入枠が横方向に広い範囲にわたって
散在しているため、それぞれの入賞玉受入枠の間には、
打玉が通過し得るだけの間隔が生じるのであり、その入
賞玉受入枠の間を通過した打玉は、通過途中で何ら障害
物に衝突することなく大きな落下速度となる。そして、
この入賞玉受入装置は、障害釘の配列の構成上遊技盤下
方に設けられているために、その下方に位置するガイド
レールや障害釘あるいは入賞装置などに打玉が大きな落
下速度で衝突することとになり、ガイドレールや障害釘
あるいは入賞装置などが短期間のうちに破損してしまう
欠点を有していた。特に、ガイドレールや障害釘あるい
は入賞装置は、それぞれ遊技制御に関係した機能を有す
るものでわり、多少の破損でも機能が損なわれ、遊技制
御に悪影響が生じることとなり、このことが、弾球遊技
機の寿命を短くしている大きな原因となっていた。
また、前記入賞玉受入開口は遊技者の注目を引く部分
であるにも拘らず、前記入賞玉受入枠間を通過する通過
玉を有効に利用した面白味のある遊技を提供するには至
っていない。
本発明は、前記実情に鑑み、入賞玉受入装置の入賞玉
受入枠間を通過する通過玉の落下速度を遅くし、ガイド
レールや障害釘あるいは入賞装置などに加わる衝撃力を
弱めることが可能であるとともに面白味を提供可能な入
賞玉受入装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る弾球遊技機の入賞玉受入装置は、 入賞玉受入開口を中央および左右の3箇所に備えた取
付基板と、 該取付基板の前面に前記入賞玉受入開口のそれぞれに
対応して設けられ、打玉を受入れて前記入賞玉受入開口
のそれぞれに導くための3個の入賞玉受入枠と、中央と
左および中央と右の前記入賞玉受入枠間にそれぞれ打玉
の通過可能な通過領域を設け、 前記入賞玉受入開口に入賞することなく前記通過領域
を通過する通過玉が衝突する障害部材を前記通過領域に
設けたことを特徴とする。
[作用] 入賞玉受入枠間の通過領域には、前記入賞玉受入開口
に入賞することなく前記通過領域を通過する通過玉が衝
突する障害部材が設けられているために、その障害部材
の影響を受けた通過玉は落下速度が低減されることとな
り、下方に設けられているガイドレールや障害釘あるい
は入賞装置などへの衝突時の衝撃力を弱めることができ
る。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技機1を
示す全体正面図である。
パチンコ遊技機1の前面には遊技盤7により遊技領域
9が形成されているとともに、その遊技領域9内に遊技
者がパチンコ玉を打込むための操作ハンドル25が下方に
配設されている。遊技盤7には、可変入賞球装置15が中
央に配設されているとともに、その下方に入賞玉受入装
置11が設けられている。打玉がこの入賞玉受入装置に入
賞すれば、入賞玉検出スイッチ69(第4図参照)により
検出され、その検出出力に基づいて前記可変入賞球装置
15が所定回数(たとえば1回または2回)開閉制御され
るように構成されている。なお、図中13は通常の入賞口
である。打玉が通常の入賞口13に入賞した場合あるいは
可変入賞球装置15内に入賞した場合には、景品玉が景品
球放出口21から放出され、打球供給皿19上に一時貯留さ
れるように構成されている。そして、この打球供給皿19
内に貯留されているパチンコ玉が満杯となった場合は、
下方に設けられている余剰玉放出口29から余剰玉が放出
されて余剰玉受皿27内に貯留されるように構成されてい
る。なお、図中23はスピーカであり、大当り状態のとき
に効果音を発生させたり、不正行為発生時の警報音を発
したりするものである。図中5はガラス扉であり、遊技
盤7前面を覆うためのものであり、パチンコ遊技機1の
前枠3に対し開閉自在に取付けられているものである。
また、図中17は前面板であり、この前面板17に前記景品
球放出口21と打球供給皿19およびスピーカ23が設けられ
ている。
第2図は、パチンコ遊技機1の内部構造を示す背面図
である。
遊技盤7の裏面側には、入賞玉を所定の経路へ導くた
めの入賞球集合カバー体33が設けられているとともに、
入賞玉受入装置11の一部が遊技盤7の裏面側に露出した
状態で設けられている。なお、図中31は打球駆動部であ
り、前記操作ハンドル25の操作に基づいてパチンコ玉を
1つずつ遊技領域9内に打込むためのものである。
次に、前記入賞玉受入装置11の全体構成を第3図に基
づいて説明する。
入賞玉受入装置11は、遊技盤へ取付けるための横長の
取付基板35が設けられているともに、その取付基板35に
は、入賞玉を遊技盤裏面側に受入れるための入賞玉受入
開口37が複数(図面では3個)形成されている。この入
賞玉受入開口37に対向する位置に、入賞玉受入枠39が設
けられており、上方から落下してきたパチンコ玉を受入
れ前記入賞玉受入開口37に誘導し得るように構成されて
いる。この入賞玉受入枠39により受入れられたパチンコ
玉は、入賞玉検出スイッチ69により検出され、その検出
出力に基づいて前記可変入賞球装置15を開閉制御するよ
うに構成されている。入賞玉受入枠39の前面位置には、
前面飾り部材75が取付けられており、その前面飾り部材
75と前記取付基板35との間でかつそれぞれの入賞玉受入
枠39の間に障害部材の一例である作動部材85が配設され
ている。この作動部材85は揺動自在に取付けられてお
り、上方から落下してきてそれぞれの入賞玉受入枠39の
間を通過せんとするパチンコ玉が衝突することにより、
作動部材85が揺動するとともに、パチンコ玉の落下速度
を低下させ、入賞玉受入装置11の下方に設けられている
障害釘やガイドレールあるいは入賞球装置への落下衝突
時の衝撃を弱める役割を有する。また、前記前面飾り部
材75には、その作動部材85対向位置に開口部79が形成さ
れており、パチンコ玉の衝突に伴う作動部材85の揺動が
遊技者に視認できるように構成されており、意匠的効果
をもたらすように構成されている。また、前記取付基板
35の外周縁は、外側に行くほど薄くなるテーパ形状に加
工されており(第11図参照)、上方から落下してきたパ
チンコ玉がその外周縁に衝突した場合に、パチンコ玉が
前方に弾き飛ばされるのを防止し、前方に設けられてい
るガラス板6(第11図参照)がパチンコ玉の衝突により
割れることがないように構成している。また、パチンコ
玉がその外周縁に衝突することにより変形しないように
も配慮されている。なお、入賞玉受入装置11の下方に位
置する障害釘やガイドレールあるいは入賞球装置等のパ
チンコ玉の落下衝撃による破損を防止する観点からすれ
ば、前記取付基板35の外周縁をテーパ状にしたことが却
ってパチンコ玉を下方に向かって落下させることになる
ためにマイナス要因として働くのであるが、パチンコ玉
の落下速度を減少させるための作動部材85が設けられて
いるために、ガイドレールや障害釘あるいは入賞球装置
等の破損を十分防止し得るのである。また、左右両端に
設けられている入賞玉受入枠39は、周囲壁65がそれぞれ
左右外側方に膨出して形成されているために、上方から
落下してきたパチンコ玉がこの周囲壁65に衝突すること
により、前記作動部材85と同様に、パチンコ玉の落下速
度を減少させてガイドレールや障害釘あるいは入賞球装
置等の破損を防止し得るのである。
次に、入賞玉受入装置11の詳細な構造を第4図に基づ
いて説明する。
取付基板35には、入賞玉受入開口37が複数箇所(図面
上は3カ所)に形成されているとともに、レンズ挿入開
口95およびランプ挿通孔91がそれぞれ形成されている。
また、中央の入賞玉受入開口37に対向する位置には、入
賞玉受入枠39が一体形成されている。また、左右の入賞
玉受入開口37には、入賞玉受入枠39を係合保持するため
の係合部93がそれぞれ形成されているとともに、入賞玉
受入枠39側には、その係合部93と係合する取付片83が形
成されており、取付片83を前記係合部93に係合させた状
態でねじ止め固定することにより、入賞玉受入枠39を容
易に取付基板35に組み付けることができる。入賞玉受入
枠39のそれぞれには、入賞玉誘導空間41が形成されてお
り、上方から落下してきて入賞玉誘導空間41に受入れら
れたパチンコ玉が入賞玉受入開口37側に誘導されるよう
に構成している。また、左右の入賞玉受入枠39には、空
間形成部材63によりそれぞれ発光源挿入空間の一例であ
るランプ挿入空間61が形成されており、前記ランプ挿通
孔91から挿入された発光源の一例であるランプ43がラン
プ挿入空間61内に位置するように構成されている。な
お、発光源は、発光源ダイオード等のものでもよく、ま
た、ランプ43の一部のみがランプ挿入空間61内に位置す
るように構成してもよい。ランプ挿通孔91に挿入された
ランプ43は、そのランプ取付基板49およびカバー部材51
がランプ止着部45に取付けられることにより、取付基板
35側に取付固定可能に構成されている。このランプ止着
部45は、取付基板35の左右両端付近に2つずつ設けられ
ており、その1対のランプ止着部45の一方には、係合凸
部47が突設され、この係合凸部47をランプ取付基板49に
穿設されている孔に挿入させて位置合わせした状態でも
う一方のランプ止着部45によりねじ止め固定できるよう
に構成されている。なお図中119は入賞玉誘導部材であ
り、入賞玉受入開口37に受入れられたパチンコ玉を遊技
盤裏面側に誘導するためのものである。
前記入賞玉受入枠39には、それぞれ、保持部材73が形
成されており、入賞玉検出スイッチ69のそれぞれに形成
されている係合溝200に係合することにより、入賞玉検
出スイッチ69を保持可能に構成している。この入賞玉検
出スイッチ69が入賞玉受入枠39側に係合保持された状態
では、その入賞通過部71が入賞玉誘導空間41内に位置す
るように構成されており、入賞玉受入枠39内に入賞した
パチンコ玉が入賞通過部71を通過することにより入賞玉
の検出が行なわれる。この入賞玉検出スイッチ69による
検出出力は、入賞玉検出スイッチ69に接続可能なコネク
タ117を介してマイクロコンピュータなどの制御装置に
伝達可能に構成されている。この入賞玉検出スイッチ69
の後方側には、1対の検出スイッチ端子115が突設され
ており、コネクタ117にこの検出スイッチ端子115を差し
込むことにより電気的な接続が可能となる。なお、前記
ランプ43は、ランプ取付基板49に突設されているランプ
端子202に差し込み固定させることにより、通電可能な
状態となる。またこのランプ取付基板49にはビス挿通孔
59aが設けられており、カバー部材51に形成されている
係合突部挿通筒53の係合突部嵌合孔55にランプ取付基板
49側の係合突部(図示せず)を嵌合させた状態で、ビス
挿通筒57のビス挿通孔59bと前記ビス挿通孔59aとを合致
させてビス止めすることにより、ランプ取付基板49とカ
バー部材51とを一体的に固定させる。
前記それぞれのレンズ挿入開口95の上方位置には、照
明部材取付部113が後方に突設されており、ランプカバ
ー105に形成されている取付部107にランプ取付基板111
を取付けた状態でその取付部107を前記照明部材取付部1
13にビス止め固定することにより、照明部材97が取付基
板35に組み付け可能に構成されている。このランプカバ
ー105は、前方に向かうほど末広がりのテーパ状の形状
をなし、全面または少なくとも内面が光の反射が可能な
ような反射可能部材、たとえばクロムめっき等で構成さ
れている。そしてこのランプカバー105に一体的に固定
されるランプ取付基板111には、ランプ109が設けられて
おり、ランプ取付基板111をランプカバー105に取付固定
した状態で前記ランプ109の一部あるいは全部がランプ
カバー105内に位置するように構成されている。またこ
のランプカバー105の前面には、所定の彫刻、例えばダ
イヤカットやローレットカットが施されたレンズ101が
取付けられるとともに、そのレンズ101の前面に意匠的
効果をもたらすためのシール99が貼着されている。ま
た、このシール99およびレンズ101には、ビス挿通孔103
が穿設されている。
一方、前記入賞玉受入枠39には、それぞれ係合孔81a,
81bが穿設されており、前面飾り部材75の係合突起77が
係合孔81a,81bに挿入されることにより、前面飾り部材7
5の取付用の位置合わせ作業が容易に行ない得る。そし
て、この前面飾り部材75には、支軸87がそれぞれ後方に
突設されており、この支軸87に作動部材85の支軸挿通孔
89が外嵌されることにより、作動部材85が揺動自在に支
軸87に枢支される。この状態で、前記レンズ101および
シール99に穿設されているビス挿通孔103から挿通され
たビスを支軸87に形状されているビス挿通孔(図示せ
ず)にねじ込み、前面飾り部材75を取付基板35側に組み
付け固定する。なお、前面飾り部材75における支軸87の
下方部分には、開口部79が形成されており、パチンコ玉
の衝突に伴う作動部材85の揺動がその開口部79を通して
遊技者に視認可能に構成されている。
次に、前記入賞玉受入枠39の縦断面形状およびパチン
コ玉の落下の状態を、第5図に基づいて説明する。
取付基板35に取付けられている周囲壁65により、入賞
玉誘導空間41とランプ挿入空間61とを有する入賞玉受入
枠39が形成されている。入賞玉誘導空間41には、入賞玉
を検出するための入賞玉検出スイッチ69が配設されてお
り、また、ランプ挿入空間61には、取付基板35に形成さ
れているランプ挿通孔91から挿入されたランプ43の一部
が配設されている。このランプ挿入空間61の下方には、
熱抜き開口67が形成されており、ランプ43の発熱を熱抜
き開口67から外部に放出し、ランプ43が加熱状態になる
のを防止し得るように構成されている。このように、熱
抜き開口67を入賞玉受入枠39の下方部分に形成したため
に、ランプの光が直接遊技者の目に届くことがなく、美
観が損なわれることがない。また、上方から細かいごみ
が入賞玉受入枠39内に入り込むことがないために、照明
効果が低下したりランプの寿命が短くなるという不都合
が生じない。
また、上方から落下して来たパチンコ玉P1は、作動部
材85に衝突し、作動部材85を揺動させると共にその落下
速度が減少された状態でガイドレール8上に落下し、ガ
イドレール8のパチンコ玉P1の衝突による破損を極力防
止し得る。なお、ガイドレール8上に落下したパチンコ
玉P1はアウト口10に落入する。また、入賞玉受入装置11
の下方には、障害釘や入賞装置等を配設してもよい。な
お、第5図中に付されている部品番号のうち、第4図の
ものと同一のものは同一の部品名を示す。
第6図は、遊技盤7に取付けられた入賞玉受入装置11
における、作動部材85部分の縦断面図である。
入賞玉受入装置11は取付基板35によって遊技盤7に取
付けられ、その取付基板前方位置には前面飾り板75が取
付けられている。この前面飾り板75と取付基板35との間
に支軸87が架設されており、この支軸87に作動部材85が
揺動自在に枢支されている。また、この作動部材85の下
方部分には、凹部Sが形成されており、この凹部Sに重
りなどを組込むことにより、作動部材85の質量を増大さ
せ、パチンコ玉の衝突時におけるパチンコ玉の落下速度
の低減をより一層顕著なものにしてもよい。また、取付
基板35の後方側には、ランプカバー105が取付けられて
おり、ランプ109が設けられているランプ取付基板111を
このランプカバー105に組付けることにより、ランプ109
の一部が前記ランプカバー105内に位置するように構成
されている。また、このランプ109の前面にはレンズ101
が設けられている。なお、図中6はガラス板である。
次に、前記作動部材の他の構成を、第7図ないし第9
図に基づいて説明する。
第7図は、入賞玉受入装置を一部分解した斜視図を示
す。
取付基板35には、その左右両端と中央位置に入賞玉受
入枠39が設けられている。これら入賞玉受入枠39前面位
置には、それぞれ係合孔81a,81bが穿設されており、前
面飾り部材75に設けられている係合突起77が係合可能に
構成されている。また、前記前面飾り部材には、支軸87
が設けられており、前面飾り部材75を取付ける前にまず
障害部材の一例である作動部材125を、その支軸挿通孔8
9を支軸87に外嵌させることにより支軸87に枢支させ
る。継いで、前記係合突起77を前記係合孔81a,81bに係
合させて位置合わせをした状態で前面飾り部材75を取付
基板35側にビス止め固定する。また、作動部材125の外
周には複数の羽根129が突設されている。また、前面飾
り部材75には、その支軸87の斜め上方位置に、障害部材
127が設けられている。なお、図中63は空間形成部材で
ある。
第8図は、入賞玉受入装置11の一部断面を含む全体正
面図である。
上方から落下してきたパチンコ玉P2は、作動部材125
に衝突し、その落下速度が低減された状態でガイドレー
ル8上に落下する。ゆえに、パチンコ玉P2がガイドレー
ル8に与える衝突時の衝撃力が、前記作動部材125によ
り弱められることとなり、ガイドレール8のパチンコ玉
P2の衝突による破損を極力減少させることができる。ま
た、前記作動部材125は支軸87に遊嵌されているため
に、自由に回転することができ、羽根129へのパチンコ
玉の衝突毎に回転し、前面飾り部材75に形成されている
開口部79により、作動部材125の回転が遊技者に視認可
能に構成されている。なお、図中10はアウト口であり、
ガイドレール8上に落下したパチンコ玉を回収するため
のものである。
一方、パチンコ玉P3が障害部材127に衝突した場合
は、その落下方向が換えられ、斜め下方の作動部材125
に衝突し、その落下速度が減少された状態でガイドレー
ル8上に落下する。
また、入賞玉受入装置11の下方には、ガイドレール8
の外に、障害釘や入賞球装置を配設してもよい。
なお、第8図中に付されている部品番号のうち、第5
図のものと同一のものは同一の部品名を示す。
第9図は、遊技盤7への取付状態における入賞玉受入
装置11の作動部材125取付部分の縦断面図である。
取付基板35の前方位置には前面飾り部材75が配設され
ているとともに、その前面飾り部材75と取付基板35との
間に支軸87が架設されている。その支軸87には、作動部
材125が枢支されており、その作動部材125の外周には羽
根129が複数突設されている。また、作動部材125の上方
位置には障害部材127が設けられている。前記取付基板3
5の後方側には、ランプカバー105が取付けられており、
ランプ109が取付けられているランプ取付基板111をこの
ランプカバー105に取付けることにより、ランプ109の全
部または一部がランプカバー105内に挿入されるように
構成されている。なお、図中101はレンズである。
[発明の効果] 前述した構成を有する本発明は、障害部材の影響を受
けた通過玉の落下速度が低減しているために、落下衝突
時の衝撃力が弱まり、ガイドレールや障害釘あるいは入
賞装置などの落下衝突に伴う破損を極力減少させること
ができ、弾球遊技機の寿命を長引かせることができる入
賞玉受入装置を提供でき、また、通過玉が落下途中で障
害部材に衝突することで、変化のある面白味を提供し得
るに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は、弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技機1を
示す全体正面図である。 第2図は、パチンコ遊技機の一部内部構造を示す全体背
面図である。 第3図は、入賞玉受入装置を示す斜視図である。 第4図は、入賞玉受入装置の分解図である。 第5図は、入賞玉受入装置の一部縦断面を示す全体正面
図である。 第6図は、遊技盤に取付けられた入賞玉受入装置の作動
部材取付部分の縦断面図である。 第7図は、作動部材の他の構成を示す入賞玉受入装置の
一部分解図である。 第8図は、第7図に示した入賞玉受入装置の組立状態を
示す一部縦断面部分を含んだ全体正面図である。 第9図は、第8図に示した入賞玉受入装置を遊技盤に組
付けた状態を示し、作動部材の取付部分の縦断面図であ
る。 図面中、35は取付基板、37は入賞玉受入開口、39は入賞
玉受入枠、85、125は障害部材の一例である作動部材、1
21は通過領域、127は障害部材、である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入賞玉受入開口を中央および左右の3箇所
    に備えた取付基板と、 該取付基板の前面に前記入賞玉受入開口のそれぞれに対
    応して設けられ、打玉を受入れて前記入賞玉受入開口の
    それぞれに導くための3個の入賞玉受入枠と、中央と左
    および中央と右の前記入賞玉受入枠間にそれぞれ打玉の
    通過可能な通過領域を設け、 前記入賞玉受入開口に入賞することなく前記通過領域を
    通過する通過玉が衝突する障害部材を前記通過領域に設
    けたことを特徴とする、弾球遊技機の入賞玉受入装置。
  2. 【請求項2】前記障害部材は、打玉の衝突により作動す
    る作動部材を含むもので構成されていることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技機の入賞玉受
    入装置。
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