JPH0431104Y2 - - Google Patents

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JPH0431104Y2
JPH0431104Y2 JP17968985U JP17968985U JPH0431104Y2 JP H0431104 Y2 JPH0431104 Y2 JP H0431104Y2 JP 17968985 U JP17968985 U JP 17968985U JP 17968985 U JP17968985 U JP 17968985U JP H0431104 Y2 JPH0431104 Y2 JP H0431104Y2
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solenoid
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rocking
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 イ−1 産業上の利用分野 この考案はパチンコ機の入賞装置に関する。
イ−2 従来技術 周知のようにパチンコ機は、遊技球が遊技盤面
の遊技部を流下し、入賞口に入つてセーフとなつ
たりアウト口に入つてアウトとなる。この遊技を
繰り返すだけでは変化に乏しいので、遊技球が入
つたときに遊技球の受け入れ状態を変換する入賞
装置を設けてある。
例えば、特公昭60−27543号公報のパチンコ機
では、特定入賞口と、遊技球の受入れ状態が変化
する変換入賞装置を有し、特定入賞口には遊技球
が入つたとき信号を発生する検出器を臨ませると
ともに各変換入賞装置には各々電磁的作動機構を
臨ませている。変換入賞装置は遊技球が入つたと
き及び電磁的作動機構が作動したとき遊技球を受
入れ難い第1状態から受入れ易い第2状態に変換
し、第2状態で遊技球が入ると第1状態に変換す
る。
イ−3 本考案が解決しようとする問題点 前記従来の技術では、各変換装置毎に一つの電
磁的作動機構を臨ませ、各変換装置は一つの入賞
口を備えていた。そのため、受入れ状態を変換す
る入賞口の数に応じて、その数と同じ数の電磁的
作動機構を必要とし、かつ、これらの電磁的作動
機構を駆動する電機回路も複雑となり、コスト高
となる問題点があつた。又、入賞口毎に電磁的作
動機構を必要とするため、変換装置を備えた入賞
口を隣接して配置しようとしても、電磁的作動機
構が相互にぶつからない程度に間隔をあける必要
があり、スペース的に隣接して配置することがで
きないという問題点があつた。
ロ 考案の構成 ロ−1 問題点を解決するための手段 この考案は、上記問題点を解決するために、複
数の通路13を隣接して有するフレーム9と、こ
のフレームの前面に固定され、前記通路13と
夫々連通し得るアウト口5を複数有する前飾り板
1と、通路13とアウト口5との境界部に設けた
軸7の周りに揺動可能であつて前記通路13とア
ウト口5の何れか一方の位置で傾斜状態をとり得
る複数の揺動板6と、前記フレームの後面に固定
されたソレノイド板16と、このソレノイド板1
6に装着したソレノイド23と、このソレノイド
のプランジヤー26と連動しかつ前記複数の揺動
板6に夫々係合する係合部20を有する駆動部材
19とを設けると共に、揺動板6は復帰用の爪6
aを有することを特徴とする。
ロ−2 作用 ソレノイドが励磁されると、プランジヤー26
が急速に動き、プランジヤー26と連動して駆動
部材19も移動する。そして駆動部材の各係合部
20が夫々係合する揺動板6を揺動させる。揺動
板は最初の間だけ係合部に接したまゝで駆動さ
れ、係合部と離れたあとは惰性で揺動して、アウ
ト口5の位置に移る。こうして、複数の揺動板が
通路13の位置からアウト口5の位置に移るた
め、各アウト口5に侵入する遊技球は、揺動板6
に導かれて、対応する通路13に入り、入賞球と
なる。入賞球が入つて、爪6aに球が当るとその
揺動板だけが揺動し、通路13の位置に復帰し、
遊技球が通路13に入れない状態に戻る。
ロ−3 実施例 第1図は、この考案の入賞装置の実施例で、各
構成要素を分解して展開図示したもので、斜め上
方からみた状態を示している。図において、1は
前飾り板で透明な樹脂成型品で形成され、前面板
2,仕切り板3,3、側板4,4を一体成型し
て、上下方向のアウト口5を左右に隣接して三つ
形成している。4aは側板4の後方に突出する突
起部で、後述するようにフレーム9の凹部に嵌合
してフレーム9に前飾り板1を固定するときの位
置決めと、軸7を固定する働きをする。
6は揺動板で、樹脂成型品であつて、金属製の
軸7に回動可能に支承されている。実施例では三
つの揺動板6が軸7に隣接して遊合されている。
6aは揺動板6に一体的に形成された爪、6bは
やはり一体成型された係合部である。
8は揺動板6に設けた穴に嵌めた金属の重りで
ある。9はフレームで、前板10、仕切り板1
1,11、側板12,12を樹脂で一体成型して
あり、左右に隣接する三つの通路13を有する。
14は前板10に設けた窓、15は前記軸7を受
けるための凹部で、フレーム9に四個所設けてあ
る。16はソレノイド板で、前記フレーム9の後
方に配置されて、前記通路13の後壁を形成する
壁部17とソレノイド取付部18が樹脂で一体成
型されている。17aは組立時にフレーム9との
位置決めを行なうピンで、壁部17に前方に向つ
て突出しており、フレーム9の仕切り板11の後
端に明けた(図示されていない)小孔と係合す
る。17bは壁部17に設けた長孔で、後述する
駆動部材の係合部がこの長孔を前後に貫通する。
17cは後述するカバーを取付けるための4本の
柱である。19は樹脂製の駆動部材で、前方に突
出する三本の係合部20を有し、又、基部21
は、後記プランジヤーが連結する溝部22を備え
ている。この駆動部材19は基部21の前面21
aが前記ソレノイド板16の壁部17に摺動して
上下に動く。23はソレノイドで、ヨーク24,
25,プランジヤー26,プランジヤー26の上
下両端にかしめて固着した円板27,28,プラ
ンジヤー26を下方に付勢するスプリング29等
で構成されている。組立時は、円板28が前記駆
動部材19の溝部22に嵌合し連結される。又、
ヨーク23の側面には、雌ねじ30が設けてあ
る。31はカバーで、樹脂成型品である。
上記の各構成要素(部品)は次のように組立て
られる。三つの揺動板6を支承した軸7を、フレ
ーム9の凹部に嵌め、前方より前飾り板1の突起
4aを左右両端の二つの凹部に嵌合されて軸7の
左右両端が外れないようにし、四本のタツピンね
じ32で前飾り板1をフレーム9に固定する。揺
動板6はそれぞれ、窓14を通して、通路13と
アウト口5との二つの位置をとるように揺動でき
ることになる。次にソレノイド板16をフレーム
9の後面に当て、4本のタツピンねじ33で固定
する。次に、円板28でプランジヤー26を駆動
部材19に連結したソレノイド23をソレノイド
板16の2枚のソレノイド取付部18の間にはさ
み、4本の小ねじ34をヨーク23の雌ねじ30
に螺着してソレノイドをソレノイド板に固定す
る。このとき、駆動部材19の係合部20はソレ
ノイド板16の長孔17bを後方から前方に貫通
した状態になつている。最後にカバー31を4本
のタツピンねじ35でソレノイド板16の柱17
cに固定して組立を完了する。
揺動板6は第2図に示すように、二つの状態を
とり得る。第1の状態は図に二点鎖線で示すよう
に、通路13に位置している状態で係合部6aが
駆動部材19の係合部20に載つて、揺動板6が
時計の針の1時30分の方向を示している。
なお、この第1の状態における揺動板の各部記
号にはそれぞれダツシユを付して示す。
ソレノイド23が励磁されると、プランジヤー
26が上方に吸引され、駆動部材19が連動して
高速で上方に移動する。そのため、係合部20が
揺動板6′の係合部6b′を上方にけり上げ、揺動
板を反時計方向に回動させる。揺動板は三枚とも
慣性で揺動し、実線で示す第2の状態、すなわ
ち、アウト口5に位置する。この状態では、揺動
板6の可動端は図示のように前飾り板1の前板2
の上端に載つて傾斜状態となり、遊技球を実線の
矢印のように通路13へ導く。遊技球が揺動板6
に導かれて通路13へ入ると、爪6aに遊技球が
当り、その揺動板だけを時計方向に回動させ第1
の状態に復帰させる。この状態では、対応する通
路13は揺動板で閉じられた状態となり、対応す
るアウト口5に侵入する遊技球は破線の矢印のよ
うに、通路13へ入ることなく、アウト口5を通
つて下方へ落下し、アウトとなる。
ハ 考案の効果 一つのソレノイドで複数の揺動板を第1の状態
から第2の状態に移動させ、入賞球が入ると、入
賞球が入つた通路の揺動板だけが復帰するように
したため、簡単な構造で複数の通路の状態変換が
でき、かつ複数の通路を接近して配置できるた
め、低いコストで、遊趣に富むパチンコ機を実現
できる。又、ソレノイドの数を減少できるため、
それだけ消費電力も低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例で、第1図は縦断側面
図、第2図は構成要素に分解した展開斜面図であ
る。 1……前飾り板、5……アウト口、6……揺動
板、6a……爪、7……軸、9……フレーム、1
3……通路、16……ソレノイド板、19……駆
動部材、20……係合部、23……ソレノイド、
26……プランジヤー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の通路13を隣接して有するフレーム9
    と、このフレームの前面に固定され、前記通路1
    3と夫々連通し得るアウト口5を複数有する前飾
    り板1と、通路13とアウト口5との境界部に設
    けた軸7の周りに揺動可能であつて前記通路13
    とアウト口5の何れか一方の位置で傾斜状態をと
    り得る複数の揺動板6と、前記フレームの後面に
    固定されたソレノイド板16と、このソレノイド
    板16に装着したソレノイド23と、このソレノ
    イドのプランジヤー26と連動しかつ前記複数の
    揺動板6に夫々係合する係合部20を有する駆動
    部材19とを設けると共に、揺動板6は復帰用の
    爪6aを有することを特徴とするパチンコ機の入
    賞装置。
JP17968985U 1985-11-21 1985-11-21 Expired JPH0431104Y2 (ja)

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JP17968985U JPH0431104Y2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21

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JP17968985U JPH0431104Y2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21

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JPS6287673U JPS6287673U (ja) 1987-06-04
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JP17968985U Expired JPH0431104Y2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21

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JP2626888B2 (ja) * 1987-07-01 1997-07-02 株式会社 三共 弾球遊技機の入賞玉受入装置
JP4888939B2 (ja) * 2005-06-13 2012-02-29 株式会社平和 弾球遊技機
JP5119746B2 (ja) * 2007-05-31 2013-01-16 奥村遊機株式会社 遊技機
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JPS6287673U (ja) 1987-06-04

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