JPH0127828Y2 - - Google Patents
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- JPH0127828Y2 JPH0127828Y2 JP16752480U JP16752480U JPH0127828Y2 JP H0127828 Y2 JPH0127828 Y2 JP H0127828Y2 JP 16752480 U JP16752480 U JP 16752480U JP 16752480 U JP16752480 U JP 16752480U JP H0127828 Y2 JPH0127828 Y2 JP H0127828Y2
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Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はパチンコ機の変動入賞装置に関する
ものである。
ものである。
従来のパチンコ機の変動入賞装置としては、入
賞口の左右に軸着された一対の開閉翼片が起倒動
する、いわゆるチユーリツプ式入賞具と呼ばれる
ものが広く用いられている。このチユーリツプ式
入賞具は、遊技盤表面を流下してくる打球が開閉
翼片の間に入賞すると、該入賞球がチユーリツプ
式入賞具に設けられているシーソー板上を後方に
移動しつつ、該入賞球自体の重量で、“てこ”の
原理を利用してシーソー板を反転させてこれによ
り翼片を開動し、更にこの開成された翼片間に次
の打球が入賞することによつて、該入賞球自体の
重量で前記反転しているシーソー板を再び元の状
態に復元させ、これにより開閉翼片を閉動するよ
うにしているのがほとんどである。このように、
従来のチユーリツプ式入賞具は、“てこ”の原理
を利用したシーソー動作によつて開閉翼片の開閉
動作を行うため、開閉翼片の支持が極めて不安定
となり、遊技盤表面を流下してくる打球が、開成
している翼片に当接あるいは接触する等の衝撃に
よつても翼片が妄動し、その反動でせつかく開成
している翼片を閉成せしめる等、遊技者にとつて
興趣を損なう現象が生じていた。この現象を防止
するべく開閉翼片と関連するロツク部材を取りつ
けたものもあるが、部品点数が増加し、製作上の
困難さとコスト高をまねくのみならず、機構の複
雑化による作動不良を引き起こす一因となつてい
る。
賞口の左右に軸着された一対の開閉翼片が起倒動
する、いわゆるチユーリツプ式入賞具と呼ばれる
ものが広く用いられている。このチユーリツプ式
入賞具は、遊技盤表面を流下してくる打球が開閉
翼片の間に入賞すると、該入賞球がチユーリツプ
式入賞具に設けられているシーソー板上を後方に
移動しつつ、該入賞球自体の重量で、“てこ”の
原理を利用してシーソー板を反転させてこれによ
り翼片を開動し、更にこの開成された翼片間に次
の打球が入賞することによつて、該入賞球自体の
重量で前記反転しているシーソー板を再び元の状
態に復元させ、これにより開閉翼片を閉動するよ
うにしているのがほとんどである。このように、
従来のチユーリツプ式入賞具は、“てこ”の原理
を利用したシーソー動作によつて開閉翼片の開閉
動作を行うため、開閉翼片の支持が極めて不安定
となり、遊技盤表面を流下してくる打球が、開成
している翼片に当接あるいは接触する等の衝撃に
よつても翼片が妄動し、その反動でせつかく開成
している翼片を閉成せしめる等、遊技者にとつて
興趣を損なう現象が生じていた。この現象を防止
するべく開閉翼片と関連するロツク部材を取りつ
けたものもあるが、部品点数が増加し、製作上の
困難さとコスト高をまねくのみならず、機構の複
雑化による作動不良を引き起こす一因となつてい
る。
以上のごとく、従来のチユーリツプ式入賞具は
翼片の妄動による予期せぬ閉成および翼片への玉
づまりや開動不良が絶えないものであり、さらに
翼片の開閉動作が単調でかつ緩慢のため、遊技者
にとつて今一つ興趣を向上させることができなか
つた。
翼片の妄動による予期せぬ閉成および翼片への玉
づまりや開動不良が絶えないものであり、さらに
翼片の開閉動作が単調でかつ緩慢のため、遊技者
にとつて今一つ興趣を向上させることができなか
つた。
また、遊技盤の前面よりチユーリツプ式入賞具
を取り付け、これを遊技盤の裏面に別部品として
取り付けた駆動装置によつて個別に開閉駆動する
もの、又は、同様に設けられた複数のチユーリツ
プ式入賞具を同時かつ関連的に開閉駆動するもの
もあるが、何れもチユーリツプ式入賞具自体が一
体的に駆動装置を持たないために連結関係が難し
く、パチンコ機の組立工程を複雑にするものであ
つた。
を取り付け、これを遊技盤の裏面に別部品として
取り付けた駆動装置によつて個別に開閉駆動する
もの、又は、同様に設けられた複数のチユーリツ
プ式入賞具を同時かつ関連的に開閉駆動するもの
もあるが、何れもチユーリツプ式入賞具自体が一
体的に駆動装置を持たないために連結関係が難し
く、パチンコ機の組立工程を複雑にするものであ
つた。
この考案による変動入賞装置は以上のことに鑑
みて案出したもので、外形を従来の入賞具とほぼ
同一として駆動装置を一体的に有し、遊技盤への
取付けが簡単にできるコンパクトな、しかも開閉
動作が俊敏で確実に動作する変動入賞装置を提供
することを目的とする。
みて案出したもので、外形を従来の入賞具とほぼ
同一として駆動装置を一体的に有し、遊技盤への
取付けが簡単にできるコンパクトな、しかも開閉
動作が俊敏で確実に動作する変動入賞装置を提供
することを目的とする。
この考案によれば、遊技盤に取り付ける打球の
導入口と長穴とを有する基板の表面側に、打球を
受け入れ難い第1入賞口と打球を受け入れ易い第
2入賞口とに交互に変換される変動受枠部材を回
動自在に設け、前記基板の裏面側には前記長穴を
貫通して前記変動受枠部材と作動ピンにより接続
される作動部材と、駆動装置を取り付ける突設し
た取付部とを設け、該取付部に前記作動部材を回
動駆動するための駆動装置を取り付けるととも
に、前記導入口に対応して後方に延設し導入口が
受け入れた入賞球を流下案内する誘導壁から成る
取込室を配設し、前記駆動装置の作動により作動
部材を回動させ作動ピンにより変動受枠部材を直
接回動させることにより、打球を受け入れ難い第
1入賞口から打球を受け入れ易い第2入賞口に変
換するようにしたことを特徴とするパチンコ機の
変動入賞装置が提供される。
導入口と長穴とを有する基板の表面側に、打球を
受け入れ難い第1入賞口と打球を受け入れ易い第
2入賞口とに交互に変換される変動受枠部材を回
動自在に設け、前記基板の裏面側には前記長穴を
貫通して前記変動受枠部材と作動ピンにより接続
される作動部材と、駆動装置を取り付ける突設し
た取付部とを設け、該取付部に前記作動部材を回
動駆動するための駆動装置を取り付けるととも
に、前記導入口に対応して後方に延設し導入口が
受け入れた入賞球を流下案内する誘導壁から成る
取込室を配設し、前記駆動装置の作動により作動
部材を回動させ作動ピンにより変動受枠部材を直
接回動させることにより、打球を受け入れ難い第
1入賞口から打球を受け入れ易い第2入賞口に変
換するようにしたことを特徴とするパチンコ機の
変動入賞装置が提供される。
以下、図面に示した実施例に基づいてこの考案
を説明する。第1図から第7図はこの考案による
変動入賞装置Aの一実施例を示すものである。
を説明する。第1図から第7図はこの考案による
変動入賞装置Aの一実施例を示すものである。
1は正方形状をした基板で、該基板1の中央上
方には比較的大きく開口する導入口11が穿設さ
れ、中央部には前後にボスが突設され、後記する
変動受枠部材としての回転体2の回転軸27を軸
支する軸受12となつている。また基板1には後
記する作動ピン33が遊動できるように長穴13
が穿設されている。
方には比較的大きく開口する導入口11が穿設さ
れ、中央部には前後にボスが突設され、後記する
変動受枠部材としての回転体2の回転軸27を軸
支する軸受12となつている。また基板1には後
記する作動ピン33が遊動できるように長穴13
が穿設されている。
2は前面板21およびこれと一体成型されたリ
ブ22,23,24から構成される変動受枠部材
である回転体で、後記するように導入口11と関
連して入賞口を構成するものであればよく、この
実施例のごとく長方体の箱形構造に限られるもの
ではない。回転体2は前記基板1の前面に一定の
間隔をもつて配設され、該基板1に対面する側に
おいて長手方向にボス25,26が併設され、と
くにボス25は回転体2の中央部に位置してい
る。ボス25には回転軸27が軸止され、この回
転軸27は前記基板1の軸受12に軸支されてい
るので、回転体2は該回転軸27を中心にして基
板1に対して回動自在となつている。
ブ22,23,24から構成される変動受枠部材
である回転体で、後記するように導入口11と関
連して入賞口を構成するものであればよく、この
実施例のごとく長方体の箱形構造に限られるもの
ではない。回転体2は前記基板1の前面に一定の
間隔をもつて配設され、該基板1に対面する側に
おいて長手方向にボス25,26が併設され、と
くにボス25は回転体2の中央部に位置してい
る。ボス25には回転軸27が軸止され、この回
転軸27は前記基板1の軸受12に軸支されてい
るので、回転体2は該回転軸27を中心にして基
板1に対して回動自在となつている。
3は基板1の背面において該基板1をはさんだ
状態で前記回転体2と対峙するごとく配設された
作動盤(作動部材)であり、この実施例では円盤
状に構成され、この作動盤3の片面(回転体2と
対峙している面)には回転体2のボス25,26
に対応する位置にボス31,32が併設され、回
転体2の場合と同様にボス31は作動盤3の中心
に位置している。作動盤3のボス32には作動ピ
ン33が挿着され、ボス31は前記回転軸27が
軸支される軸受となつている。そのため、作動ピ
ン33と回転軸27とは平行しており、また作動
ピン33は前記基板1に一端が固定された復帰バ
ネ34によつて常時復帰バネ34の付勢方向に力
が加えられている。35は作動盤3の他面(即ち
ボス31,32が併設されている面と反対側の
面)に突設されたピンで、前記ボス32に対して
90度近く角度がずれた位置に配置されている。
状態で前記回転体2と対峙するごとく配設された
作動盤(作動部材)であり、この実施例では円盤
状に構成され、この作動盤3の片面(回転体2と
対峙している面)には回転体2のボス25,26
に対応する位置にボス31,32が併設され、回
転体2の場合と同様にボス31は作動盤3の中心
に位置している。作動盤3のボス32には作動ピ
ン33が挿着され、ボス31は前記回転軸27が
軸支される軸受となつている。そのため、作動ピ
ン33と回転軸27とは平行しており、また作動
ピン33は前記基板1に一端が固定された復帰バ
ネ34によつて常時復帰バネ34の付勢方向に力
が加えられている。35は作動盤3の他面(即ち
ボス31,32が併設されている面と反対側の
面)に突設されたピンで、前記ボス32に対して
90度近く角度がずれた位置に配置されている。
基板1、回転体2、作動盤3の組み付けは、例
えば回転体2のボス25に軸止された回転軸27
を基板1の軸受12を介して作動盤3のボス31
に軸支し、作動盤3のボス32に挿着されている
作動ピン33を基板1に穿設された長穴13を介
して回転体2のボス26に挿着し、回転体2のボ
ス25および作動盤3のボス31が基板1の軸受
12を挟着するようにして、作動盤3のボス31
より突出している回転軸27の一端に止め輪等を
取り付けることによつて行う。
えば回転体2のボス25に軸止された回転軸27
を基板1の軸受12を介して作動盤3のボス31
に軸支し、作動盤3のボス32に挿着されている
作動ピン33を基板1に穿設された長穴13を介
して回転体2のボス26に挿着し、回転体2のボ
ス25および作動盤3のボス31が基板1の軸受
12を挟着するようにして、作動盤3のボス31
より突出している回転軸27の一端に止め輪等を
取り付けることによつて行う。
4は作動盤3の後方に配設された作動レバー
で、該作動レバー4の一端には軸受41が突設さ
れ、この軸受41に基板1から突出する軸ピン1
4が軸支されることによつて、作動レバー4は軸
ピン14を中心にして基板1に対して回動自在に
取り付けられている(作動レバー4は基板1に対
して軸ピン14の位置で回動自在に構成されれば
よいので、軸ピン14を作動レバー4に固定し、
これが基板1に回動自在に軸支されるようにして
もよい)。作動レバー4の他端には長手方向に細
長いU字状の切欠42が設けられ、該切欠42に
前記作動盤3のピン35が係合して作動レバー4
の運動に作動盤3が追従するようになつている。
また、作動レバー4の中央には一対の係合ピン4
3,43が突設され、ここにソレノイド5の作動
片51先端に設けられた円盤52が係合してい
る。ソレノイド5は基板1に突設された一対の取
付部としての支持柱15,15にステイ53,5
3でもつて固定され、後記する制御装置80によ
つて付勢されるとその駆動力により作動片51が
復帰バネ54を圧縮しながら第2図矢印aのごと
く下方に移動するようになつている。そのため、
ソレノイド5が付勢されると、作動レバー4はそ
の係合部(係合ピン43,43およびこれに係合
する円盤52)を介して軸ピン14を中心にして
第4図において反時計方向に回転し(第4図では
図を簡単にするためソレノイド5を取外してあ
る)、作動レバー4の回転に応じその端部の係合
部(作動レバー4の切欠42および作動盤3のピ
ン35で構成)により作動盤3が復帰バネ34の
張力に抗して回転軸27を中心に反時計方向に回
転する。回転体2および作動盤3は回転軸27、
作動ピン33を介して前記したごとく基板1を挟
着するようにして連結されているため、作動盤3
が回転軸27を中心にして反時計方面に回転する
と、作動ピン33の駆動力によつて回転体2も回
転軸27を中心にして反時計方向に回転する。こ
のとき作動ピン33は回転軸27と平行して配置
されているため、作動ピン33は回転軸27を曲
率中心にした円弧軌跡を描くことになるので、前
記基板1に穿設された長穴13は、作動ピン33
の運動を妨げることがないように作動ピン33の
運動範囲にわたつて円弧状に穿設されている。ま
た、作動レバー4の回転中心と作動盤3および回
転体2の回転中心は前記のごとく異なつているた
め、作動レバー4がソレノイド5の駆動力により
30度近く回転すれば、作動盤3および回転体2は
90度回転することになる。かくして回転体2が回
転し終つた状態を第5図に示す。ソレノイド5が
消勢されると、その復帰バネ54および作動ピン
33に設けられた復帰バネ34によつて作動盤
3、回転体2および作動レバー4は前記と逆に回
転し、第5図の状態から第1図の状態に復帰す
る。
で、該作動レバー4の一端には軸受41が突設さ
れ、この軸受41に基板1から突出する軸ピン1
4が軸支されることによつて、作動レバー4は軸
ピン14を中心にして基板1に対して回動自在に
取り付けられている(作動レバー4は基板1に対
して軸ピン14の位置で回動自在に構成されれば
よいので、軸ピン14を作動レバー4に固定し、
これが基板1に回動自在に軸支されるようにして
もよい)。作動レバー4の他端には長手方向に細
長いU字状の切欠42が設けられ、該切欠42に
前記作動盤3のピン35が係合して作動レバー4
の運動に作動盤3が追従するようになつている。
また、作動レバー4の中央には一対の係合ピン4
3,43が突設され、ここにソレノイド5の作動
片51先端に設けられた円盤52が係合してい
る。ソレノイド5は基板1に突設された一対の取
付部としての支持柱15,15にステイ53,5
3でもつて固定され、後記する制御装置80によ
つて付勢されるとその駆動力により作動片51が
復帰バネ54を圧縮しながら第2図矢印aのごと
く下方に移動するようになつている。そのため、
ソレノイド5が付勢されると、作動レバー4はそ
の係合部(係合ピン43,43およびこれに係合
する円盤52)を介して軸ピン14を中心にして
第4図において反時計方向に回転し(第4図では
図を簡単にするためソレノイド5を取外してあ
る)、作動レバー4の回転に応じその端部の係合
部(作動レバー4の切欠42および作動盤3のピ
ン35で構成)により作動盤3が復帰バネ34の
張力に抗して回転軸27を中心に反時計方向に回
転する。回転体2および作動盤3は回転軸27、
作動ピン33を介して前記したごとく基板1を挟
着するようにして連結されているため、作動盤3
が回転軸27を中心にして反時計方面に回転する
と、作動ピン33の駆動力によつて回転体2も回
転軸27を中心にして反時計方向に回転する。こ
のとき作動ピン33は回転軸27と平行して配置
されているため、作動ピン33は回転軸27を曲
率中心にした円弧軌跡を描くことになるので、前
記基板1に穿設された長穴13は、作動ピン33
の運動を妨げることがないように作動ピン33の
運動範囲にわたつて円弧状に穿設されている。ま
た、作動レバー4の回転中心と作動盤3および回
転体2の回転中心は前記のごとく異なつているた
め、作動レバー4がソレノイド5の駆動力により
30度近く回転すれば、作動盤3および回転体2は
90度回転することになる。かくして回転体2が回
転し終つた状態を第5図に示す。ソレノイド5が
消勢されると、その復帰バネ54および作動ピン
33に設けられた復帰バネ34によつて作動盤
3、回転体2および作動レバー4は前記と逆に回
転し、第5図の状態から第1図の状態に復帰す
る。
次に回転体2と基板1の導入口11とで構成さ
れる入賞口について説明する。
れる入賞口について説明する。
回転体2は前記したごとく矩形の前面板21お
よび矩形の長辺に延設された一対のリブ22,2
3と該一対のリブ22,23に直交してこれに両
端が当接しているリブ24から構成されており、
またリブ22,23の間隔l1は導入口11の開口
長さLより短かく、リブ22の長さl2は導入口1
1の開口長さLより長くなつている。回転体2の
長手方向が垂直方向に一致した状態(第1図から
第3図参照)では、打球の案内面を構成するリブ
24は導入口11の下辺とほぼ一致し、回転体2
が90度回転して長手方向が水平方向に一致した状
態(第5図参照)では、打球の案内面を構成する
リブ22は導入口11の下辺とほぼ一致するよう
になつている。
よび矩形の長辺に延設された一対のリブ22,2
3と該一対のリブ22,23に直交してこれに両
端が当接しているリブ24から構成されており、
またリブ22,23の間隔l1は導入口11の開口
長さLより短かく、リブ22の長さl2は導入口1
1の開口長さLより長くなつている。回転体2の
長手方向が垂直方向に一致した状態(第1図から
第3図参照)では、打球の案内面を構成するリブ
24は導入口11の下辺とほぼ一致し、回転体2
が90度回転して長手方向が水平方向に一致した状
態(第5図参照)では、打球の案内面を構成する
リブ22は導入口11の下辺とほぼ一致するよう
になつている。
そのため回転体2が垂直方面に延在していると
きは、リブ24、リブ22,23の一部および前
面板21の一部によつて導入口11に対しての入
賞ポケツト、いわゆる入賞口が構成される。この
入賞口はリブ22,23によつて導入口11の開
口が制限されるため、比較的打球を受入れ難い第
1の入賞口である。尚、21aは前面板21に設
けられた三角状の切欠で、該切欠21aにより打
球の入賞を確認でき都合がよい。回転体2が水平
方向に延在しているときは、リブ22、前面板2
1の一部および導入口11によつて入賞口が構成
されるが、この入賞口は導入口11の開口を何ら
制限することがないばかりか、第5図に示すよう
にリブ22の両端が斜め上方に傾斜しているの
で、リブ22上に流下した打球が全て導入口11
に導かれることになり比較的打球を受け易い第2
の入賞口となる。
きは、リブ24、リブ22,23の一部および前
面板21の一部によつて導入口11に対しての入
賞ポケツト、いわゆる入賞口が構成される。この
入賞口はリブ22,23によつて導入口11の開
口が制限されるため、比較的打球を受入れ難い第
1の入賞口である。尚、21aは前面板21に設
けられた三角状の切欠で、該切欠21aにより打
球の入賞を確認でき都合がよい。回転体2が水平
方向に延在しているときは、リブ22、前面板2
1の一部および導入口11によつて入賞口が構成
されるが、この入賞口は導入口11の開口を何ら
制限することがないばかりか、第5図に示すよう
にリブ22の両端が斜め上方に傾斜しているの
で、リブ22上に流下した打球が全て導入口11
に導かれることになり比較的打球を受け易い第2
の入賞口となる。
以上のごとく構成された入賞口が受け入れた入
賞球を案内する導入口11に対応して、基板1背
面に左右の誘導壁16,16および裏板17から
なる取込室18が設置され、該取込室18が前記
回転軸27等に干渉しないように折曲して延長す
ることにより案内樋19が構成されている。取込
室18を設けることにより、入賞球が同時に2個
以上入つてきても球づまりすることはない。6は
基板1に固定されたマイクロスイツチからなる検
出器で、その作動片61は前記案内樋19内に突
出しており、入賞球が案内樋19内を通過すると
き該入賞球が作動片61に当接することにより発
生する入賞球検出信号を、第8図に示す制御装置
80に出力するものである。尚、検出器6はマイ
クロスイツチに限定されるものではなく、例え
ば、磁気式または発振式近接スイツチあるいはフ
オトセンサーのような光学式検出器でもよい。
賞球を案内する導入口11に対応して、基板1背
面に左右の誘導壁16,16および裏板17から
なる取込室18が設置され、該取込室18が前記
回転軸27等に干渉しないように折曲して延長す
ることにより案内樋19が構成されている。取込
室18を設けることにより、入賞球が同時に2個
以上入つてきても球づまりすることはない。6は
基板1に固定されたマイクロスイツチからなる検
出器で、その作動片61は前記案内樋19内に突
出しており、入賞球が案内樋19内を通過すると
き該入賞球が作動片61に当接することにより発
生する入賞球検出信号を、第8図に示す制御装置
80に出力するものである。尚、検出器6はマイ
クロスイツチに限定されるものではなく、例え
ば、磁気式または発振式近接スイツチあるいはフ
オトセンサーのような光学式検出器でもよい。
次に、この考案による変動入賞装置Aに適する
制御装置80の一実施例を第8図に示し、その動
作を説明する。第8図に示す制御装置80は、入
賞球検出器6からの検出信号に基づきソレノイド
5の付勢・消勢を順次繰返す形式のものである。
この制御装置80が外部の電源(+5Vおよび+
24V)に接続されると、コンデンサと抵抗とで構
成される微分回路82からの微分信号がORゲー
ト85の一方の入力に加えられ、そして該ORゲ
ート85から導出されるリセツト信号によりフリ
ツプフロツプ(以下FFと呼ぶ)86がリセツト
される。FF86がリセツト信号でリセツトされ
ることにより、そのQ出力はローレベル信号を、
また出力はハイレベル信号を導出する。この場
合、FF86のQ出力に結合されているドライバ
87はオンされないのでソレノイド5は付勢され
ない。即ち、回転体2は第1図ないし第3図に示
す比較的打球を受入れ難い第1の入賞口を保つて
いる。
制御装置80の一実施例を第8図に示し、その動
作を説明する。第8図に示す制御装置80は、入
賞球検出器6からの検出信号に基づきソレノイド
5の付勢・消勢を順次繰返す形式のものである。
この制御装置80が外部の電源(+5Vおよび+
24V)に接続されると、コンデンサと抵抗とで構
成される微分回路82からの微分信号がORゲー
ト85の一方の入力に加えられ、そして該ORゲ
ート85から導出されるリセツト信号によりフリ
ツプフロツプ(以下FFと呼ぶ)86がリセツト
される。FF86がリセツト信号でリセツトされ
ることにより、そのQ出力はローレベル信号を、
また出力はハイレベル信号を導出する。この場
合、FF86のQ出力に結合されているドライバ
87はオンされないのでソレノイド5は付勢され
ない。即ち、回転体2は第1図ないし第3図に示
す比較的打球を受入れ難い第1の入賞口を保つて
いる。
次にこの第1の入賞口に打球が入賞すると、入
賞球は検出器6により検出されて、その検出信号
に基づきソレノイド5は次のように付勢制御され
る。検出器6からの信号はインバータ81によつ
てハイレベル信号に反転されてANDゲート83
およびANDゲート84の一方入力に加えられる。
該ANDゲート83の他方入力にはFF86の出
力が接続されており、そして該出力は前記のと
おりハイレベル信号であるので、該ANDゲート
83は出力を導出し、FF86のクロツク入力端
子Tにクロツクパルスとして入力される。AND
ゲート84は、その他方入力に接続されている
FF86のQ出力がローレベル信号であるので出
力を導出しない。このANDゲート83から導出
されるクロツクパルス入力に基づき、FF86の
Q出力および出力は共に反転する。即ち、Q出
力は信号入力端子Dに加えられているハイレベル
信号に基づきハイレベル信号を導出するようにな
り、その結果ドライバ87をオン状態にする。ソ
レノイド5はドライバ87がオンされることによ
り付勢され、回転体2は前述したとおりの機械的
動作を経て第5図に示す打球を受入れ易い第2の
入賞口を出現する。
賞球は検出器6により検出されて、その検出信号
に基づきソレノイド5は次のように付勢制御され
る。検出器6からの信号はインバータ81によつ
てハイレベル信号に反転されてANDゲート83
およびANDゲート84の一方入力に加えられる。
該ANDゲート83の他方入力にはFF86の出
力が接続されており、そして該出力は前記のと
おりハイレベル信号であるので、該ANDゲート
83は出力を導出し、FF86のクロツク入力端
子Tにクロツクパルスとして入力される。AND
ゲート84は、その他方入力に接続されている
FF86のQ出力がローレベル信号であるので出
力を導出しない。このANDゲート83から導出
されるクロツクパルス入力に基づき、FF86の
Q出力および出力は共に反転する。即ち、Q出
力は信号入力端子Dに加えられているハイレベル
信号に基づきハイレベル信号を導出するようにな
り、その結果ドライバ87をオン状態にする。ソ
レノイド5はドライバ87がオンされることによ
り付勢され、回転体2は前述したとおりの機械的
動作を経て第5図に示す打球を受入れ易い第2の
入賞口を出現する。
次にこの状態で打球がさらに入賞すると、FF
86のハイレベル信号であるQ出力が一方の入力
に加えられているANDゲート84がインバータ
81からの信号に基づき出力を導出し、この出力
はORゲート85を介してFF86のリセツト入力
端子Rにリセツト信号として加えられるので、
FF86は最初の状態即ちそのQ出力がローレベ
ル信号でかつ出力がハイレベル信号の状態に復
帰する。これに応じてドライバ87はオフ状態と
なり、ソレノイド5は消勢され、回転体2は第1
図ないし第3図に示す打球を受入れ難い第1の入
賞口状態に復帰する。このように、第8図に例示
する制御装置80は、入賞球がある毎にソレノイ
ド5を付勢・消勢し、変動受枠部材である回転体
2を打球を受入れ難い第1の入賞口と受入れ易い
第2の入賞口とに繰返し変換制御するのである。
86のハイレベル信号であるQ出力が一方の入力
に加えられているANDゲート84がインバータ
81からの信号に基づき出力を導出し、この出力
はORゲート85を介してFF86のリセツト入力
端子Rにリセツト信号として加えられるので、
FF86は最初の状態即ちそのQ出力がローレベ
ル信号でかつ出力がハイレベル信号の状態に復
帰する。これに応じてドライバ87はオフ状態と
なり、ソレノイド5は消勢され、回転体2は第1
図ないし第3図に示す打球を受入れ難い第1の入
賞口状態に復帰する。このように、第8図に例示
する制御装置80は、入賞球がある毎にソレノイ
ド5を付勢・消勢し、変動受枠部材である回転体
2を打球を受入れ難い第1の入賞口と受入れ易い
第2の入賞口とに繰返し変換制御するのである。
尚、制御装置80として、入賞球がある毎にソ
レノイド5を付勢・消勢し、打球を受入れ難い第
1の入賞口と打球を受入れ易い第2の入賞口とに
変動させるものについて説明したが、もちろん制
御態様はこれに限定される訳ではなく、他の態様
でソレノイド5を付勢・消勢するものであつても
構わない。例えば、打球を受入れ難い第1の入賞
口に打球が入賞したとき、打球を受入れ易い第2
の入賞口を出現させるべくソレノイド5を付勢
し、一定時間の間(例えば10秒間)その状態を継
続維持させるような制御装置であつてもよい。ま
た、打球を受入れ難い第1の入賞口に入賞するこ
とによつて変動出現した入賞し易い第2の入賞口
を、該第2の入賞口に予め定められた一定個数
(例えば5個)の入賞があるまで継続維持するよ
うな制御装置であつてもよい。
レノイド5を付勢・消勢し、打球を受入れ難い第
1の入賞口と打球を受入れ易い第2の入賞口とに
変動させるものについて説明したが、もちろん制
御態様はこれに限定される訳ではなく、他の態様
でソレノイド5を付勢・消勢するものであつても
構わない。例えば、打球を受入れ難い第1の入賞
口に打球が入賞したとき、打球を受入れ易い第2
の入賞口を出現させるべくソレノイド5を付勢
し、一定時間の間(例えば10秒間)その状態を継
続維持させるような制御装置であつてもよい。ま
た、打球を受入れ難い第1の入賞口に入賞するこ
とによつて変動出現した入賞し易い第2の入賞口
を、該第2の入賞口に予め定められた一定個数
(例えば5個)の入賞があるまで継続維持するよ
うな制御装置であつてもよい。
このように構成された変動入賞装置Aは、例え
ば第9図に示すようにパチンコ機90の遊技部9
1に適当な数量だけ配設する。第9図において9
2は障害釘で、93は遊技部91を囲むガイドレ
ールで、そして94はアウト穴である。
ば第9図に示すようにパチンコ機90の遊技部9
1に適当な数量だけ配設する。第9図において9
2は障害釘で、93は遊技部91を囲むガイドレ
ールで、そして94はアウト穴である。
今、遊技者が弾発した打球が第1図に示す状態
を保つている変動入賞装置Aの入賞口に入賞した
とすると、該入賞球は取込室18から案内樋19
内を流下して検出器6を作動させ、その検出信号
が制御装置80に出力され、前述した制御装置8
0の働きによつてソレノイド5が付勢される。こ
れにより前記したとおり、作動レバー4、作動盤
3そして作動ピン33を介して回転体2は第1図
において時計方向に90度回転し、第5図に示す打
球が入賞し易い第2の入賞口が出現する。
を保つている変動入賞装置Aの入賞口に入賞した
とすると、該入賞球は取込室18から案内樋19
内を流下して検出器6を作動させ、その検出信号
が制御装置80に出力され、前述した制御装置8
0の働きによつてソレノイド5が付勢される。こ
れにより前記したとおり、作動レバー4、作動盤
3そして作動ピン33を介して回転体2は第1図
において時計方向に90度回転し、第5図に示す打
球が入賞し易い第2の入賞口が出現する。
次に、この入賞し易い入賞口に打球が入賞する
と、検出器6から送出されてくる入賞球検出信号
に基づき第8図に示す制御装置80はソレノイド
5の付勢を停止するので、回転体2は復帰バネ3
4,54の復帰力により前記と逆に回転し、第1
図ないし第3図に示す打球が入賞し難い元の状態
に復帰する。
と、検出器6から送出されてくる入賞球検出信号
に基づき第8図に示す制御装置80はソレノイド
5の付勢を停止するので、回転体2は復帰バネ3
4,54の復帰力により前記と逆に回転し、第1
図ないし第3図に示す打球が入賞し難い元の状態
に復帰する。
第10図から第12図に示すものは、従来のチ
ユーリツプ式入賞具にその外観がよく似たこの考
案による他の実施例であり、以下これを説明す
る。
ユーリツプ式入賞具にその外観がよく似たこの考
案による他の実施例であり、以下これを説明す
る。
1は導入口11を有する基板で、該導入口11
の上方左右に一対の軸受12,12が前後に突設
され、また該軸受12,12を曲率中心にして円
弧状に一対の長穴13,13が穿設されている。
基板1の前面には上方が開口しているポケツト1
00が導入口11の下辺と一致しかつ導入口11
を包囲するように固着され、このポケツト100
の左右両側において前記軸受12,12に支承さ
れる軸101,101の各一端が軸止され、該軸
101,101に一対の変動受枠部材である開閉
翼片102,102が平行起立および逆ハ字形傾
動自在に軸着されている。103,103は基板
1背面に配設された作動部材としての歯車機構
で、図では作動杆104下方において左右両側に
刻設されたラツク105,105およびこれに歯
合するべく円周の一部にピニオンギヤ106,1
06を刻設した一対の作動片107,107から
構成されている。ピニオンギヤ106,106の
回動中心には前記軸101,101の他端が各々
支承されるようになつており、またピニオンギヤ
106,106から立上る作動片107,107
には一対の作動ピン108,108が軸止され、
該作動ピン108,108は前記軸101,10
1と平行するごとく一対の長穴13,13から突
出し、前記一対の開閉翼片102,102に軸止
される。作動杆104は基板1背面に併設される
一対のガイド片109,109に案内されて垂直
方向に移動可能になつており、該作動杆104の
一端には先端に係合溝110を形成した作動レバ
ー111が後方に突出するように軸着されてい
る。112は押え板で、基板1のボス113,1
13にビス等で固定され、前記歯車機構103,
103のぶらつきを防止している。また押え板1
12には、前記作動レバー111が遊動する縦長
状の切欠114を形成した案内枠115が立設さ
れている。5はソレノイドで、基板1に突設され
た一対の取付部としての支持柱15,15にステ
イ53,53を用いて固定され、その作動片51
に設けられた円盤52が前記作動レバー111の
係合溝110に係合するようになつている。
の上方左右に一対の軸受12,12が前後に突設
され、また該軸受12,12を曲率中心にして円
弧状に一対の長穴13,13が穿設されている。
基板1の前面には上方が開口しているポケツト1
00が導入口11の下辺と一致しかつ導入口11
を包囲するように固着され、このポケツト100
の左右両側において前記軸受12,12に支承さ
れる軸101,101の各一端が軸止され、該軸
101,101に一対の変動受枠部材である開閉
翼片102,102が平行起立および逆ハ字形傾
動自在に軸着されている。103,103は基板
1背面に配設された作動部材としての歯車機構
で、図では作動杆104下方において左右両側に
刻設されたラツク105,105およびこれに歯
合するべく円周の一部にピニオンギヤ106,1
06を刻設した一対の作動片107,107から
構成されている。ピニオンギヤ106,106の
回動中心には前記軸101,101の他端が各々
支承されるようになつており、またピニオンギヤ
106,106から立上る作動片107,107
には一対の作動ピン108,108が軸止され、
該作動ピン108,108は前記軸101,10
1と平行するごとく一対の長穴13,13から突
出し、前記一対の開閉翼片102,102に軸止
される。作動杆104は基板1背面に併設される
一対のガイド片109,109に案内されて垂直
方向に移動可能になつており、該作動杆104の
一端には先端に係合溝110を形成した作動レバ
ー111が後方に突出するように軸着されてい
る。112は押え板で、基板1のボス113,1
13にビス等で固定され、前記歯車機構103,
103のぶらつきを防止している。また押え板1
12には、前記作動レバー111が遊動する縦長
状の切欠114を形成した案内枠115が立設さ
れている。5はソレノイドで、基板1に突設され
た一対の取付部としての支持柱15,15にステ
イ53,53を用いて固定され、その作動片51
に設けられた円盤52が前記作動レバー111の
係合溝110に係合するようになつている。
今、ソレノイド5が付勢されると、その駆動力
によつて作動片51が復帰バネ54を圧縮しなが
ら上方に移動し、円盤52が係合溝110と係合
していることにより作動レバー111を介して作
動杆104をガイド片109,109に沿つて上
方に移動させる。これによりラツク105,10
5と歯合するピニオンギヤ106,106が軸1
01,101を中心に回転し、かくして作動ピン
108,108の駆動力によつて開閉翼片10
2,102が軸101,101を回転中心として
平行起立状態から逆ハ字形状態に傾動することに
なる。
によつて作動片51が復帰バネ54を圧縮しなが
ら上方に移動し、円盤52が係合溝110と係合
していることにより作動レバー111を介して作
動杆104をガイド片109,109に沿つて上
方に移動させる。これによりラツク105,10
5と歯合するピニオンギヤ106,106が軸1
01,101を中心に回転し、かくして作動ピン
108,108の駆動力によつて開閉翼片10
2,102が軸101,101を回転中心として
平行起立状態から逆ハ字形状態に傾動することに
なる。
ソレノイド5が消勢すると、復帰バネ54の復
帰力により作動片51は前記と逆に下方に移動す
るので、前記歯車機構103,103は逆転し、
その結果開閉翼片102,102は元の平行起立
状態に復帰する。
帰力により作動片51は前記と逆に下方に移動す
るので、前記歯車機構103,103は逆転し、
その結果開閉翼片102,102は元の平行起立
状態に復帰する。
尚、導入口11の裏側には、前述した実施例と
同様に案内壁および裏板で構成される取込室が設
けられる。ソレノイド5はこれに干渉しないよう
に例えば第12図に示すように斜めに設置され
る。そのため作動片51は斜めに移動するが、係
合溝110と円盤52はその係合部においてスラ
イドするようになつているので、作動レバー11
1および作動杆104は垂直方向に移動し、不都
合は生じない。また、この実施例では開閉翼辺1
02,102を開閉動作させる作動部材として歯
車機構103,103を用いたが、これに限ら
ず、例えばソレノイド5により上下に移動するカ
ム板を用い、該カム板によつて作動ピン108,
108が軸101,101を曲率中心として回動
するようにしてもよい。
同様に案内壁および裏板で構成される取込室が設
けられる。ソレノイド5はこれに干渉しないよう
に例えば第12図に示すように斜めに設置され
る。そのため作動片51は斜めに移動するが、係
合溝110と円盤52はその係合部においてスラ
イドするようになつているので、作動レバー11
1および作動杆104は垂直方向に移動し、不都
合は生じない。また、この実施例では開閉翼辺1
02,102を開閉動作させる作動部材として歯
車機構103,103を用いたが、これに限ら
ず、例えばソレノイド5により上下に移動するカ
ム板を用い、該カム板によつて作動ピン108,
108が軸101,101を曲率中心として回動
するようにしてもよい。
この実施例の場合にも、ソレノイド5の付勢・
消勢は、図示してないが導入口11の裏側付近に
設けられる検出器6からの検出信号や他の特定入
賞口の入賞検出信号及びゲーム装置の大当り制御
信号に基づき制御するとよい。
消勢は、図示してないが導入口11の裏側付近に
設けられる検出器6からの検出信号や他の特定入
賞口の入賞検出信号及びゲーム装置の大当り制御
信号に基づき制御するとよい。
上記何れの実施例の場合にも駆動源としてソレ
ノイドを用いたが、この考案はもちろんこれに限
定されるものではなく、例えばモーターあるいは
ロータリーソレノイド等の電気的駆動手段であつ
ても構わない。特に、これらの回転駆動手段を用
いた場合には、ソレノイドの場合と異なり、直線
運動を回転運動に変換する機構を省略することが
でき、基板1の裏側機構を単純化できる利点があ
る。
ノイドを用いたが、この考案はもちろんこれに限
定されるものではなく、例えばモーターあるいは
ロータリーソレノイド等の電気的駆動手段であつ
ても構わない。特に、これらの回転駆動手段を用
いた場合には、ソレノイドの場合と異なり、直線
運動を回転運動に変換する機構を省略することが
でき、基板1の裏側機構を単純化できる利点があ
る。
以上詳述したように、この考案による変動入賞
装置は、入賞球の自重で“てこ”の原理を利用し
た機械式駆動手段によつて入賞口を変動させる従
来の方式のものとは異なり、外形はほぼ同一とし
てその動作が不安定となる要素は全くなく、従来
よく生じていた打球が当たることによる開閉翼片
の予期せぬ閉成および玉づまりあるいは開動不良
といつた類の欠点は全て解決できるものであり、
さらに、電気的駆動源により入賞口を変動させる
ため、開成状態を時間や入賞球数などで制御して
遊技内容の多様化が図れるばかりか、動作が確実
で、故障が少なく、かつ入賞口の変換が迅速化で
きる利点がある。
装置は、入賞球の自重で“てこ”の原理を利用し
た機械式駆動手段によつて入賞口を変動させる従
来の方式のものとは異なり、外形はほぼ同一とし
てその動作が不安定となる要素は全くなく、従来
よく生じていた打球が当たることによる開閉翼片
の予期せぬ閉成および玉づまりあるいは開動不良
といつた類の欠点は全て解決できるものであり、
さらに、電気的駆動源により入賞口を変動させる
ため、開成状態を時間や入賞球数などで制御して
遊技内容の多様化が図れるばかりか、動作が確実
で、故障が少なく、かつ入賞口の変換が迅速化で
きる利点がある。
また、入賞装置の変動受枠部材とその駆動装置
が基板上に一体的かつコンパクトに取り付けてあ
るため、従来組立の際煩わしかつた表・裏の連結
関係が無く、遊技盤に設けた取付孔に前面より入
れるだけの簡単な作業でパチンコ機に組付けるこ
とができ、作業の簡略化が図れる。
が基板上に一体的かつコンパクトに取り付けてあ
るため、従来組立の際煩わしかつた表・裏の連結
関係が無く、遊技盤に設けた取付孔に前面より入
れるだけの簡単な作業でパチンコ機に組付けるこ
とができ、作業の簡略化が図れる。
また、この考案による変動入賞装置は、制御装
置80として入賞球がある毎に変動受枠部材を駆
動して、打球を受入れ難い入賞口と打球を受入れ
易い入賞口とに変動される形式のものを適用した
場合には、その動作が従来のチユーリツプ式入賞
具に比し何ら変わらないことから、従来のチユー
リツプ式入賞具に置き換えることができるもので
ある。
置80として入賞球がある毎に変動受枠部材を駆
動して、打球を受入れ難い入賞口と打球を受入れ
易い入賞口とに変動される形式のものを適用した
場合には、その動作が従来のチユーリツプ式入賞
具に比し何ら変わらないことから、従来のチユー
リツプ式入賞具に置き換えることができるもので
ある。
第1図から第7図はこの考案によるパチンコ機
の変動入賞装置の一実施例を示すもので、第1図
はその概略正面説明図、第2図はその概略側面説
明図、第3図はその概略上面説明図、第4図はそ
の概略裏面説明図(ただしソレノイドは取外して
ある)、第5図は変動受枠部材が変動後の正面説
明図、第6図は第5図中X−X線の断面図、第7
図は分解断面図、第8図は制御装置の一実施例を
示す回路図、第9図はこの考案による変動入賞装
置を適用したパチンコ機の部分正面説明図、第1
0図から第12図はこの考案によるパチンコ機の
変動入賞装置の他の実施例を示すもので、第10
図はその分解斜視図、第11図は開閉翼片の変動
状態を示す正面説明図、そして第12図は概略裏
面説明図である。 1……基板、2……回転体(変動受枠部材)、
3……作動盤、4……作動レバー、5……ソレノ
イド、6……検出器、11……導入口、13,1
3……長穴、15,15……支持柱、18……取
込室、19……案内樋、21……前面板、22,
23,24……リブ、25,26……ボス、27
……回転軸、31,32……ボス、33……作動
ピン、34……復帰バネ、35……ピン、41…
…軸受、43,43……係合ピン、52……円
盤、53,53……ステイ、54……復帰バネ、
80……制御装置、81……インバータ、82…
…微分回路、83,84……ANDゲート、85
……ORゲート、86……フリツプフロツプ、8
7……ドライバ、90……パチンコ機、91……
遊技部、92……障害釘、93……ガイドレー
ル、94……アウト穴、102,102……開閉
翼片(変動受枠部材)、103,103……歯車
機構、104……作動杆、111……作動レバ
ー、112……押え板。
の変動入賞装置の一実施例を示すもので、第1図
はその概略正面説明図、第2図はその概略側面説
明図、第3図はその概略上面説明図、第4図はそ
の概略裏面説明図(ただしソレノイドは取外して
ある)、第5図は変動受枠部材が変動後の正面説
明図、第6図は第5図中X−X線の断面図、第7
図は分解断面図、第8図は制御装置の一実施例を
示す回路図、第9図はこの考案による変動入賞装
置を適用したパチンコ機の部分正面説明図、第1
0図から第12図はこの考案によるパチンコ機の
変動入賞装置の他の実施例を示すもので、第10
図はその分解斜視図、第11図は開閉翼片の変動
状態を示す正面説明図、そして第12図は概略裏
面説明図である。 1……基板、2……回転体(変動受枠部材)、
3……作動盤、4……作動レバー、5……ソレノ
イド、6……検出器、11……導入口、13,1
3……長穴、15,15……支持柱、18……取
込室、19……案内樋、21……前面板、22,
23,24……リブ、25,26……ボス、27
……回転軸、31,32……ボス、33……作動
ピン、34……復帰バネ、35……ピン、41…
…軸受、43,43……係合ピン、52……円
盤、53,53……ステイ、54……復帰バネ、
80……制御装置、81……インバータ、82…
…微分回路、83,84……ANDゲート、85
……ORゲート、86……フリツプフロツプ、8
7……ドライバ、90……パチンコ機、91……
遊技部、92……障害釘、93……ガイドレー
ル、94……アウト穴、102,102……開閉
翼片(変動受枠部材)、103,103……歯車
機構、104……作動杆、111……作動レバ
ー、112……押え板。
Claims (1)
- 遊技盤に取り付ける打球の導入口と長穴とを有
する基板の表面側に、打球を受け入れ難い第1入
賞口と打球を受け入れ易い第2入賞口とに交互に
変換される変動受枠部材を回動自在に設け、前記
基板の裏面側には前記長穴を貫通して前記変動受
枠部材と作動ピンにより接続される作動部材と、
駆動装置を取り付ける突設した取付部とを設け、
該取付部に前記作動部材を回動駆動するための駆
動装置を取り付けるとともに、前記導入口に対応
して後方に延設し導入口が受け入れた入賞球を流
下案内する誘導壁から成る取込室を配設し、前記
駆動装置の作動により作動部材を回動させ作動ピ
ンにより変動受枠部材を直接回動させることによ
り、打球を受け入れ難い第1入賞口から打球を受
け入れ易い第2入賞口に変換するようにしたこと
を特徴とするパチンコ機の変動入賞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16752480U JPH0127828Y2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16752480U JPH0127828Y2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5790188U JPS5790188U (ja) | 1982-06-03 |
JPH0127828Y2 true JPH0127828Y2 (ja) | 1989-08-23 |
Family
ID=29526154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16752480U Expired JPH0127828Y2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0127828Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-25 JP JP16752480U patent/JPH0127828Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5790188U (ja) | 1982-06-03 |
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