JP5513035B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、循環軌跡運動する可動役物を、遊技盤の前面側に配設させて構成される遊技機に関する。
従来の遊技機では、循環軌跡運動、例えば、揺動運動する可動役物を遊技盤に配設させているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この遊技機では、可動役物が、可逆回転可能なモータの正転と逆転とを利用して、揺動運動していた。この可動役物の揺動運動させる駆動機構は、駆動源としてのモータ(ステッピングモータ)と、モータの回転駆動軸に連結される歯車機構と、揺動時の揺動限界を検知する光電センサと、を備えて構成されていた。歯車機構は、モータの回転駆動軸に設けられる主動ギヤと、主動ギヤに噛合する従動ギヤと、従動ギヤに噛合して可動役物を連結支持する扇状ギヤと、を備えて構成されていた。光電センサは、扇状ギアから延びる検知片の位置を検知して、モータの駆動を制御する制御装置(演出制御基板)に、可動役物が揺動限界に配置された際に信号を出力していた。
この遊技機では、可動役物を揺動運動させる際には、モータを正転させて、可動役物を揺動限界まで一方向に揺動させ、その後、光電センサの信号に基づいて、モータに所定回数のパルス電流を流し、モータを逆転させて、可動役物を原位置に復帰させ、そして、上記の作動を繰り返して可動役物を揺動させて、所定時、可動役物を原位置に復帰させて停止させていた。
特開2009−11598号公報
しかし、従来の遊技機では、ステッピングモータを利用して可動役物を循環軌跡運動させており、所定回数のパルス電流をモータに流せば、容易に可動役物を所定位置に配置させて停止させることができるものの、このステッピングモータは、安価な直流モータ(DCモータ)に比べれば、パルス電流を流す制御機構や、安定した位置制御を行うための光電センサ等が必要となって、簡便に、可動役物を所定位置で停止させることができない。
一方、直流モータを利用して、可動役物を循環軌跡運動させる場合には、モータへの通電を停止させても、慣性力の作用により、所定位置で可動役物を停止し難い課題がある。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、直流モータを利用して可動役物を循環軌跡運動させる簡便な構成としても、可動役物を的確に所定位置で停止させて待機させておくことができる遊技機を提供することを目的とする。
なお、本明細書では、循環軌跡運動とは、可動役物が、往復直線運動したり、回転したり、あるいは、揺動したり、さらには、ループ状に循環移動する運動を含むものである。
本発明に係る遊技機では、循環軌跡運動する可動役物を、遊技盤の前面側に配設させて構成される遊技機であって、
可動役物が、循環軌跡運動可能に、遊技盤側に設けられた保持部に保持され、
可動役物を循環軌跡運動させる駆動機構が、
駆動源としての直流モータと、
直流モータの回転駆動軸の回転力を機械的に変換して、可動役物を循環軌跡運動させる運動伝達機構と、
を備えて構成され、
運動伝達機構が、回転駆動軸の正転と逆転とに連動して回動可能に、遊技盤側に支持されるとともに、正転時に、可動役物を循環軌跡運動可能に、可動役物側に連結される回動部材を備え、
回動部材が、回動部材の回動中心軸から離れた部位に、ストッパを突設させ、
回動部材の周囲に、回動部材の正転時にストッパの通過を許容し、回動部材の逆転時にストッパに当接して回動部材の逆転を停止可能に、逆止爪が、配設され
ストッパが、回動部材に、棒状として、一本だけ、配設される構成として、
可動役物を停止させる直流モータの制御時、回動部材を少なくとも1回転分逆転させるように逆転電流を直流モータに通電し、そして、通電を停止させることを特徴とする。
本発明に係る遊技機では、可動役物の駆動機構の駆動源における直流モータの回転駆動軸を正転させていれば、運動伝達機構の回動部材も正転して、可動役物が保持部に保持された状態で循環軌跡運動する。この時、回動部材に設けられたストッパは、逆止爪と接触するものの、逆止爪が回動部材の正転時のストッパの通過を許容しているため、支障なく、逆止爪の部位を通過することとなる。
そして、可動役物の循環軌跡運動を停止させる場合、回転駆動軸を正転から逆転に回転を変えれば、回動部材も逆転し、ストッパが、逆止爪に当接して、回動部材の逆転が停止され、可動役物が、回動部材の正転時の循環軌跡運動状態から逆方向に運動して、停止される。すなわち、回動部材の回動中心軸から離れた位置のストッパが逆止爪に当接されるため、回動部材が停止され、回動部材に連結されている可動役物も、停止することなる。そして、可動役物が停止する位置は、ストッパが逆止爪に当接した回動部材の回動中心軸周りの所定の角度位置に対応するため、直流モータを逆転させることによって、可動役物は、的確に、安定して所定の停止位置で停止することとなる。
したがって、本発明に係る遊技機では、直流モータを利用して可動役物を循環軌跡運動させる簡便な構成としても、可動役物を、的確に、所定位置(逆止爪によって逆転を停止された回動部材の回動中心軸周りの所定の角度位置に対応した位置)で、停止させて待機させておくことができる。
そして、ストッパは、回動部材に、棒状として、一本だけ、配設させていることから、逆転時に回動部材が停止する角度位置が、回動部材の一回転中での一箇所となって、循環軌跡運動する可動役物を、その循環軌跡中の一箇所で、停止させることができる。換言すれば、その停止位置を、循環軌跡運動する可動役物の始動時の原位置としておけば、停止させて待機させる可動役物を、常に、原位置から始動させることが可能となる。
また、逆止爪は、
回動部材の回動時におけるストッパの回転軌跡内に、先端部を配設させるとともに、元部側を、回動部材の回動中心軸に沿った回動軸として回動可能に、軸支させて、
先端部の周囲における回動部材の逆転時のストッパの逆転方向側の位置に、先端部の回転を規制する規制部を配設させ、かつ、先端部を規制部に当接させる側に付勢する付勢手段を設けて、配設することが望ましい。
このような構成では、回動部材の正転時、ストッパが逆止爪の先端部と接触しても、付勢手段の付勢力に抗して、逆止爪は、元部側の回動軸を回動中心として回動して、ストッパを通過させる。その後、回動部材が逆転すれば、ストッパが逆止爪の先端部に当接して、逆止爪は、ストッパの押圧と付勢手段の付勢力とを利用しつつ、元部側の回動軸を回動中心として逆方向に回動して、先端部を規制部に当接させて、ストッパを停止させることから、回動部材の逆転を停止させることとなる。また、逆止爪は、付勢手段を利用して、安定して、かつ、的確に、ストッパの通過と停止とを行うことができる。
そして、例えば、可動役物の循環軌跡運動は、往復直線運動や回転運動が例示できる。可動役物を往復直線運動させる場合には、例えば、次のように構成すればよい。
すなわち、運動伝達機構は、回転駆動軸の正転と逆転とに連動して回転する回転体を設けるとともに、回転体の回転中心軸から偏心する位置の一方の端面側に、係合ピンを突設させる。そして、可動役物は、回転中心軸と直交する方向に沿って、往復直線移動可能に、保持部に保持されるとともに、係合ピンと摺動可能に係合ピンを挿入させて可動役物の往復直線移動方向と略直交する方向に沿って延びる長孔状とする摺動孔を、設けて構成する。この場合、回転体が正転すれば、係合ピンが、摺動孔内周面に対して摺動して、長孔状の摺動孔の部位をその短手方向に略沿って往復移動させることから、可動役物が、保持部に保持されて、長孔状の摺動孔の部位をその短手方向に略沿って往復直線移動することとなる。
また、可動役物を回転運動させる場合には、運動伝達機構は、回転駆動軸の正転と逆転とに連動して回転する回転軸を設けて、可動役物は、その回転軸を保持部と兼用として、回転軸と直列的に連結させればよい。この場合、回転体が正転すれば、その回転軸に直列的に連結された可動役物が、正転できることとなる。
勿論、本発明に係る遊技機では、可動役物の循環軌跡運動は、運動伝達機構を歯車機構、リンク機構、カム機構等を適宜利用して、往復直線運動や回転運動の他に、揺動運動、ループ状に循環移動する運動等に、設定することができる。
また、可動役物を往復直線移動させる場合、ストッパは、回動部材に、棒状として、一本だけ、配設される構成として、可動役物の停止位置を一箇所に設定し、そして、保持部には、可動役物における遊技盤の前面側に露出する役物本体部の外形形状と一致させて、停止時の役物本体部の裏面側の位置に配置される支持台部、を設けて構成してもよい。
このような構成では、停止時の可動役物の役物本体部が、支持台部とともに、遊技盤の前面側で立体的に大きく突出し、そして、可動役物の往復直線移動時、役物本体部が、支持台部からずれるように、支持台部の厚さ分、空中に浮いた状態で、往復移動することとなって、ダイナミックな運動を遊技者にアピールでき、遊技者の目を楽しませることができる。
第1実施形態のパチンコ遊技機における遊技盤の概略正面図である。 第1実施形態の可動役物装置の拡大正面図であり、可動役物が初期位置(原位置)に配置されている状態を示す。 第1実施形態の可動役物装置の正面側から見た概略分解斜視図である。 第1実施形態の可動役物装置の背面側から見た概略分解斜視図である。 図2のV−V部位の概略断面図である。 第1実施形態の可動役物の循環軌跡運動を示す図である。 第1実施形態の可動役物の循環軌跡運動におけるストッパと係止爪との運動状態を説明する図であって、可動役物の背面側から見た図である。 第1実施形態の可動役物の停止時を説明する図であって、可動役物の背面側から見た図である。 第1実施形態の可動役物装置における回動部材の変形例を示す図である。 第1実施形態の可動役物装置の他の変形例を示す図である。 第2実施形態の可動役物装置の概略分解斜視図である。 第2実施形態の可動役物装置の概略拡大正面図である。 第2実施形態の可動役物の循環軌跡運動を示す正面側から見た図である。 第2実施形態の可動役物の循環軌跡運動を示す背面側から見た図である。 第2実施形態の可動役物の停止時を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、第1実施形態の遊技機1は、パチンコ遊技機であり、図1に示すように、遊技盤2における外側レール3と内側レール4とで囲まれた遊技領域5を備え、遊技領域5には、その中央に、飾り枠体13に囲まれて、液晶等で所定の図柄を表示する図柄表示装置14が配設されている。
遊技領域5の飾り枠体13の周囲には、図示しない釘、風車6、普通入賞口7、賞球の無い入賞口8、始動入賞口9、電動チューリップ10、大入賞口11、アウト口12等の公知の部材が配設されて、ハンドル16を操作し、遊技球を外側レール3と内側レール4との間から遊技領域5に打ち出せば、遊技球は、普通入賞口7、賞球の無い入賞口8、始動入賞口9、電動チューリップ10、大入賞口11、アウト口12のいずれかに入球する。そして、遊技球が、普通入賞口7や開放時の大入賞口11に入賞すれば、所定数の遊技球を獲得でき、入賞口8に入賞すれば、抽選により電動チューリップ10を所定時間若しくは所定回数開放させることとなる。また、遊技球が、始動入賞口9や開放時の電動チューリップ10に入賞すれば、抽選により、大当たり、中当たり、小当たり等の当たりや外れが決定され、当たりとなれば、大入賞口11を、その当たりに応じて開放時間、開放回数、入賞個数等を制限して、開放することとなる。これらの作動や遊技フローは、公知のものであり、遊技盤2の背面側に配置された図示しないメイン制御基板が、入賞時のセンシングに基づき、各種の作動信号を出力し、そして、メイン制御基板からの当たりや外れ等の抽選結果に基づいて、図示しないサブ制御基板が、所定数の遊技球を払い出したり、所定のランプやスピーカ等を作動させつつ、所定の演出を図柄表示装置14に表示し、また、適宜、可動役物装置20を作動させることととなる。
第1実施形態の可動役物装置20は、図1に示すように、遊技盤2の前面側における飾り枠体13に囲まれたエリアの図柄表示装置14の左上部位に、可動役物54を配設させて構成されている。第1実施形態の場合、可動役物54は、図1,2に示す実線の配置位置を原位置P0として、可動役物54の循環軌跡運動を、往動時、遊技盤2と平行に上下方向に沿わせて、原位置P0から斜め左下方向に可動役物54を平行移動させ、ついで、復動時、その下端位置P1から斜め右上方向の始動前の原位置P0に復帰させるように平行移動させるような上下方向に沿って往復直線移動させる運動、としている。なお、可動役物54の原位置P0は、後述する係合ピン49が、可動役物54の後述するカム板部60を押し上げて上死点P2に配置された際の可動役物54の配置位置(上端位置)であり、可動役物54の下端位置P1は、係合ピン49がカム板部60を押し下げて下死点P3に配置された際の可動役物54の配置位置としている(図6参照)。
そして、この可動役物装置20は、遊技の趣向性を向上させるために、既述のサブ制御基板の制御によって作動されるものであり、例えば、大当たり発生期待度やリーチ発展期待度を増加させる際に、作動される。リーチ発展期待度は、リーチへ発展する割合が高くなる期待度であり、大当たり発生期待度は、大当たりが発生する割合が高くなる期待度であって、共に、可動役物装置20が、図柄表示装置14の演出とともに、作動されれば、遊技者に大当たりやリーチ等の期待を強く与えることとなって、遊技の趣向性を向上させることができる。
なお、第1実施形態の可動役物54は、飾り枠体13に装飾されている漫画のタイトル等のロゴを役物本体部55として、遊技盤2の前面側に大きく露出させている。
この第1実施形態の可動役物装置20は、図2〜8に示すように、可動役物54と、可動役物54を保持する保持部21と、可動役物54を循環軌跡運動(上下往復直線運動)させる駆動機構36と、を備えて構成されている。駆動機構36は、駆動源としての直流モータ37と、直流モータ37の回転駆動軸38の回転力を機械的に変換して、可動役物54を循環軌跡運動させる運動伝達機構40と、を備えて構成されている。
保持部21は、可動役物54を往復直線運動可能にガイドするように保持する保持座部25を設けた略長方形板状の保持ベース部22と、可動役物54における遊技盤2の前面側で大きく露出する役物本体部55の外形形状と一致させて、原位置P0での停止時における役物本体部55の裏面側の位置に配置される支持台部28と、を備えて構成されている。支持台部28の厚さ寸法TBは、役物本体部55の厚さ寸法TGの約10倍程度に厚く構成されて、保持ベース部22から遊技盤2の前方側に突出するように配設されている(図5参照)。
保持ベース部22は、上下の縁に、それぞれ、遊技盤2の前面側にねじ止めされる取付片部23,24を配設させるとともに、上下の取付片部23,24の間に保持座部25を配設させている。保持座部25の前面側(正面側)から見た右縁側には、右上から左下に延びる長穴状の保持孔26が、前後方向に貫通するように配設されている。そして、保持孔26の裏面側周縁には、筒状にガイド壁部27が突設されている(図4参照)。
なお、可動役物54は、保持座部25の保持孔26の内周面26aに後述する連結材61,62を摺動させるとともに、後述するスライダ部59の押え片59aを、ガイド壁部27の左右の外側面27a,27bに摺動させて、原位置P0と下端位置P1との間の上下往復移動を案内されることとなる。
また、保持ベース部22には、裏面側に、保持ベース部22より上下方向の寸法を若干狭めた略板状の組付板部30が、取り付けられており、組付板部30には、保持ベース部22から離れる裏面側(後面側)に、直流モータ37を取り付ける略円盤状のモータホルダ32と、後述する回動部材43を保持する略円盤状のギヤホルダ34と、が取り付けられている。
そして、運動伝達機構40は、回転駆動軸38に固着される駆動歯車41と、駆動歯車41に噛合する回動部材43としての従動歯車42と、を有した歯車機構GMから、構成されている。駆動歯車41は、モータホルダ32に取付固定された直流モータ37の回転駆動軸38が、その軸方向を可動役物54の上下往復直線運動と直交する前後方向に沿わせて、モータホルダ32を固定させた組付板部30に軸支されるとともに、その先端(前端)付近の組付板部30の裏面側近傍に、駆動歯車41を固着させている。なお、モータホルダ32は、裏面側(後面側)に、前方側に回転駆動軸38を突出させて、直流モータ37を固着させて、組付板部30の裏面側に、図示しないねじを利用して、取付固定されている。
回動部材(従動歯車42)43は、組付板部30と保持部21とを利用して遊技盤2側に取り付けられるギヤホルダ34に対し、回動可能に支持されて配設され、そして、回動部材43の回動中心軸45を、回転駆動軸38の軸方向と平行として、すなわち、その軸方向を可動役物54の上下往復直線運動と直交する前後方向に沿わせて、配設されている。この回動部材43は、正転時、正面側から見て回動中心軸45を中心として、正面側から見て反時計方向に、回転するように、駆動歯車41に噛合されて、組付板部30とギヤホルダ34との間のスペースに収納されて、配設されている。
この回動部材43には、背面側における回動中心軸45から離れる偏心した外周縁近傍の位置に、後方に突出する棒状(円柱状)としたストッパ47が、一本、突設されている。また、第1実施形態の場合、回動部材43は、可動役物54を上下往復直線運動させるように可動役物54側に連結される回転体48としての役目も果たしており、回転体48(回動部材43)の端面側、実施形態の場合、正面側(前面側)には、回動中心軸45近傍の回動中心軸45から離れるように偏心した位置に、可動役物54を上下往復直線運動させるように可動役物54側に連結される棒状の係合ピン49が突設されている。
そして、回動部材43(回転体48)の周囲におけるギヤホルダ34には、逆止爪52が、配設されている。この逆止爪52は、回動部材43の正転時にはストッパ47の通過を許容し、回動部材43の逆転時にはストッパ47に当接して回動部材43の逆転を停止するものである。第1実施形態の場合、この逆止爪52は、回動部材43の回動中心軸45に沿ってギヤホルダ34に設けられた回動軸51に対して、回動可能に軸支されて配設されるとともに、先端部52aが、回動部材43の回動時におけるストッパ47の回転軌跡内に、配設され、元部52b側が、ストッパ47の回転軌跡外に、配設されている。
また、ギヤホルダ34には、逆止爪52の先端部52aの周囲における回動部材43の逆転時のストッパ47の逆転方向側の位置に、先端部52aの回転を規制するように、先端部52aに当接する規制面35aを備えた規制部35が、突設されている(図3,8参照)。
さらに、逆止爪52には、先端部52aを規制部35の規制面35aに当接させる側に付勢するように、付勢手段としてのねじりコイルばね等からなるばね53が、ギヤホルダ34側から延びて接続されている。
なお、回動部材(回転体48)43におけるストッパ47と係合ピン49との相互の配置位置は、実施形態の場合、係合ピン49が、回転体48の逆転時における最も上方位置の上死点位置P2に配置された際、ストッパ47が、逆止爪52の先端部52aを押して、先端部52aを規制部35の規制面35aに当接させる位置に、配置されるように、設定されている(図6,7参照)。
可動役物54は、役物本体部55の左縁側の後方側に落ち込むように配設された縁部(左縁部)55a(図3,5参照)を保持し、回動部材43の正転時に、係合ピン49に係合して、役物本体部55を上下往復直線運動させる連結部56を配設させている。連結部56は、保持部21の保持ベース部22の正面側に露出して、役物本体部55の左縁部55aを連結保持する外側プレート57と、保持ベース部22の裏面側に配置される内側プレート58と、を備えて構成されている。外側プレート57と内側プレート58とは、保持ベース部22の保持座部25における保持孔26を貫通する連結材61,62により、相互に連結されている。各連結材61,62は、保持孔26内に配設されて保持孔26の内周面26aに摺動可能な円筒状のカラー61a,62aと、各カラー61a,62aを貫通して前後両端を外側プレート57と内側プレート58とに連結されるように固定されるねじ等の締結材61c,62cと、から構成されている。
また、内側プレート58は、連結材61,62相互を連結させた部位の略長方形板状のスライダ部59と、スライダ部59の左縁側から左方に突出する略三角板状のカム板部60と、を備えて構成されている。スライダ部59は、左右両縁に、前方側に突出する略長方形板状の押え片59a,59aを配設させている。これらの押え片59a,59aは、保持部21の保持座部25における筒状のガイド壁部27の左右の外側面27a,27bに摺動して、役物本体部55の上下往復直線移動を案内することとなる。カム板部60には、可動役物54の上下往復直線移動方向と略直交する左右方向に沿って長穴状に延びる摺動孔60aが、前後方向に貫通して配設され、摺動孔60aには、回転体48(回動部材43)の係合ピン49が挿入されている。そして、この連結部56では、図6に示すように、回転体48(回動部材43)が正転すれば、係合ピン49が、摺動孔60aの内周面を左右に往復するように摺動しつつ、回動中心軸45回りで正面側から見て反時計方向に回転する。そして、係合ピン49の最も上方位置の上死点位置P2と最も下方位置の下死点位置P3との間を移動する際、摺動孔60aの内周面における上側面60bを押し上げたり下側面60cを押し下げる。そして、内側プレート58のカム板部60とともに、スライダ部59や連結材61,62が、ガイド壁部27の外側面27a,27bや保持孔26の内周面に案内されつつ、上下往復直線移動し、さらに、連結部56を介して連結されている役物本体部55が、上死点位置P2に対応する原位置(上端位置)P0と、下死点位置P3に対応する下端位置P1との間を、上下往復直線運動することとなる。
そして、第1実施形態の可動役物装置20では、図示しないサブ制御基板の制御により、駆動機構36の駆動源としての直流モータ37が、回転駆動軸38を正転させるように駆動されれば、歯車機構GMからなる運動伝達機構40の駆動歯車41が、回転駆動軸38と同心として正転し、駆動歯車41に噛合する従動歯車(回動部材43)42が正転する。そのため、回動部材(回転体48)43の係合ピン49が、回動中心軸45回りで正転方向(正面視で反時計方向)に回転し、既述したように、摺動孔60aの内周面を左右に往復するように摺動しつつ、摺動孔60aの内周面における上側面60bを押し上げたり下側面60cを押し下げる。そのため、内側プレート58のカム板部60とともに、スライダ部59や連結材61,62が、ガイド壁部27の外側面27a,27bや保持孔26の内周面に案内されつつ、上下往復直線移動し、さらに、連結部56を介して連結されている役物本体部55が、上死点位置P2に対応する原位置(上端位置)P0と、下死点位置P3に対応する下端位置P1との間を、上下往復直線運動することとなる。
なお、この回動部材43の正転時、回動部材43に設けられたストッパ47は、逆止爪52の先端部52aと接触するものの、逆止爪52をばね53の付勢力に抗して規制部35の規制面35aから離れるように押して回転させ、先端部52aから離脱できて、逆止爪52が回動部材43の正転時のストッパ47の通過を許容している。そのため、回動部材43の正転時、ストッパ47は、支障なく、逆止爪52の部位を通過することとなる(図7参照)。
その後、リーチ演出等の終了時、図示しないサブ制御基板の制御により、駆動機構36の駆動源としての直流モータ37が、回転駆動軸38を逆転させるように、駆動される。
なお、第1実施形態では、直流モータ37が回転駆動軸38を逆転するように作動を制御される際、回動部材43を少なくとも1回転させる時間分、回転駆動軸38を逆転させるように、図示しないサブ制御基板が、直流モータ37に対して、正転時と異なる逆転電流を通電させて、その後、通電を停止させている。
そして、回転駆動軸38が逆転駆動されれば、駆動歯車41を介して、回動部材も43逆転し、ストッパ47が、ばね53によって先端部52aを規制部35の規制面35aに当接させている逆止爪52に対して、規制面35a側に押圧するように、当接する(図8参照)。そのため、ストッパ47は、規制面35aに当接させている逆止爪52により、位置規制されて、回動部材43の逆転が停止される。すなわち、可動役物54が、回動部材43の正転時の上下往復直線運動状態から逆方向に運動して、停止される。換言すれば、回動部材43の回動中心軸45から離れた位置のストッパ47が逆止爪52に当接されるため、回動部材43が停止され、回動部材43に連結されている可動役物も、停止することなる。そして、可動役物54が停止する位置は、ストッパ47が規制面35aに位置規制された逆止爪52に当接した回動部材43の回動中心軸45周りの所定の角度位置に、第1実施形態の場合、係合ピン49が摺動孔60aの上側面60bを最も押し上げた位置に、対応するため、直流モータ37を逆転させることによって、可動役物54は、的確に、安定して所定の停止位置(第1実施形態の場合、原位置)P0で停止することとなる。
したがって、第1実施形態に係るパチンコ遊技機1では、直流モータ37を利用して可動役物54を循環軌跡運動(上下往復直線運動)させる簡便な構成としても、可動役物54を、的確に、所定位置(逆止爪52によって逆転を停止された回動部材43の回動中心軸45周りの所定の角度位置に対応した原位置)P0で、停止させて待機させておくことができる。
そして、第1実施形態では、逆止爪52が、回動部材43の回動時におけるストッパ47の回転軌跡内に、先端部52aを配設させるとともに、元部52b側を、回動部材43の回動中心軸45に沿った回動軸51として回動可能に、組付板部30や保持部21を介して遊技盤2側に固定されるギヤホルダ34に対して、軸支されている。さらに、逆止爪52は、先端部52aの周囲における回動部材43の逆転時のストッパ47の逆転方向側の位置に、先端部52aの回転を規制する規制部35を配設させ、かつ、先端部52aを規制部35の規制面35aに当接させる側に付勢する付勢手段としてのばね53を設けて、配設されている。
そのため、第1実施形態のパチンコ遊技機1では、回動部材43の正転時、ストッパ47が逆止爪52の先端部52aと接触しても、ばね53の付勢力に抗して、逆止爪52は、元部52b側の回動軸51を回動中心として回動して、ストッパ47を通過させる(図7参照)。その後、回動部材43が逆転すれば、図8に示すように、ストッパ47が逆止爪52の先端部52aに当接して、逆止爪52は、ストッパ47の押圧とばね53の付勢力とを利用しつつ、元部52b側の回動軸51を回動中心として逆方向に回動して、先端部52aを規制部35の規制面35aに当接させて、ストッパ47を停止させることから、回動部材43の逆転を停止させることとなる。そして、逆止爪52は、ばね53を利用して、安定して、かつ、的確に、ストッパ47の通過と停止とを行うことができる。
そして、第1実施形態では、ストッパ47が、回動部材43に、棒状として、一本だけ、配設させている。そのため、逆転時に回動部材43が停止する角度位置が、回動部材43の一回転中での一箇所となって、循環軌跡運動する可動役物54を、その循環軌跡中の一箇所で、停止させることができる。換言すれば、第1実施形態のように、その停止位置を、循環軌跡運動する可動役物54の始動時の原位置P0としておけば、停止させて待機させる可動役物54を、常に、原位置P0から始動させることが可能となる。
勿論、上記の点を考慮しなければ、例えば、図9に示すように、ストッパ47,47Aを、回動部材43Aの回動中心軸45周りに、放射状に複数、例えば2つ、設けてもよく、その場合には、可動役物54の循環軌跡中の対称的な二箇所の安定した位置に、可動役物54を停止させることも可能となる。ちなみに、図9に示す場合には、回動部材43Aが、ストッパ47の他に、ストッパ47Aを備える点を、第1実施形態と異ならせているだけであり、他の構成は、第1実施形態と同様である。そして、ストッパ47は、第1実施形態の回動部材43に設けたストッパ47と同じ位置であり、ストッパ47Aは、回動中心軸45回りのストッパ47と点対称の位置に配置されている。そのため、回動部材43Aが逆転する際、ストッパ47が規制面35aに位置規制された逆止爪52に当接すれば、可動役物54は原位置P0に停止され、ストッパ47Aが規制面35aに位置規制された逆止爪52に当接すれば、可動役物54は下端位置P1で停止されることとなる。
さらに、回動部材に設けるストッパの数は、3つ以上としてもよい。さらにまた、可動役物を直流モータの逆転時に可動役物を迅速に停止させることを考慮すれば、ストッパを多数設けてよい。例えば、図10に示すように、回動部材43Bの歯自体を、ストッパ47Bとして、回動部材43Bの逆転時、規制面35aに位置規制されている逆止爪52Bに対して、正転時に通過した直後付近の逆止爪52B近傍のストッパ47Bを、当接させて、可動役物54を停止させてもよい。ちなみに、逆止爪52B自体の停止は、図例の場合、逆止爪52Bが回動部材43Bのストッパ47Bとしての歯の元部に当たって、逆止爪52Bの規制部35側への回転自体が規制され、回動部材43の回転を停止させることとなる。勿論、図10に示す場合においても、第1実施形態のように、規制面35aを利用して、逆止爪52Bの回転を停止させてもよい。
なお、第1実施形態のパチンコ遊技機1の場合、可動役物54を往復直線移動させる構成とし、かつ、ストッパ47を、回動部材43に対し、棒状として、一本だけ、配設させる構成として、可動役物54の停止位置を一箇所(原位置)P0に設定し、さらに、保持部21に、可動役物54における遊技盤2の前面側に露出する役物本体部55の外形形状と一致させて、原位置P0での停止時の役物本体部55の裏面側の位置に配置される支持台部28、を設けて構成している。
そのため、回動部材43が逆転して原位置P0で可動役物54の役物本体部55が停止すれば、役物本体部55は、支持台部28とともに、遊技盤2の前面側で立体的に大きく突出し、そして、可動役物54の往復直線移動時、役物本体部55が、支持台部28からずれるように、支持台部28の厚さ寸法TB分、空中に浮いた状態で、往復移動することとなって、ダイナミックな運動を遊技者にアピールでき、遊技者の目を楽しませることができる。
また、第1実施形態では、可動役物54の循環軌跡運動として、上下方向に沿う往復直線運動を例示したが、左右方向、前後方向、あるいは、上下、左右、前後の複合的な斜め方向、に沿う往復直線運動でもよく、さらに、回転運動でもよい。
例えば、図11〜15に示す第2実施形態のパチンコ遊技機1Cの可動役物装置20Cのように、可動役物54Cを回転運動させるように構成してもよい。この可動役物54Cは、古銭の形状をしたものであり、運動伝達機構40Cは、従動歯車42としての回動部材43(回転体48)の回動中心軸45を、回転軸46として、その回転軸46に対して、可動役物54Cを同心的に連結させている。そして、第2実施形態の運動伝達機構40Cは、第1実施形態と同様に、回転駆動軸38を有した直流モータ37、回転駆動軸38に取り付けられた駆動歯車41、回動部材43(回転体48)に設けられたストッパ47、及び、ばね53により規制部35の規制面35aに当接するように付勢された逆止爪52、を備えて構成され(図14,15参照)、係合ピン49を備えていない。この第2実施形態では、回転駆動軸38の正転と逆転とに連動して回転軸46が回転することとなり、可動役物54Cを保持する保持部21Cが、回転軸46と兼用となり、可動役物54Cが、その回転軸46と直列的に連結されて保持されることとなる。
なお、第2実施形態では、回転体48が逆転した際、ストッパ47が規制面35aに規制された逆止爪52に当接して、回転体48が回転(逆転)を停止される。この時、可動役物54Cは、前面側に設けられた文字が上下に反転したり左右に傾いたりせずに、正面視から読める位置を原位置P0として、配設されている。
この第2実施形態では、駆動機構36の駆動源としての直流モータ37が、回転駆動軸38を正転させて、回転体48が正転すれば、その回転軸46に直列的に連結された可動役物54Cも、正転できることとなる(図13のA,B、図14のA,B参照)。そして、回転駆動軸38が逆転されれば、ストッパ47が規制面35aに規制された逆止爪52に当接して、回転体48が回転(逆転)を停止され、可動役物54Cが、原位置P0の文字の配置状態で停止することとなる(図13のC,図15参照)。
なお、第1,2実施形態において、回動部材43が逆転して、逆止爪52が規制面35aに当接し、役物本体部55が原位置P0に復帰された状態を確認できるように、規制面35a付近に、係合ピン49をセンシング可能な光電スイッチ等のセンサを、配設して、図示しないサブ制御基板が、そのセンサからの信号に基づいて、役物本体部55の原位置P0への復帰を確認し、その後、直流モータ37への逆転方向への通電を停止させるように、構成してもよい。
また、第1,2実施形態では、遊技機として、パチンコ遊技機1,1Cを例示したが、本発明の遊技機は、パチンコ遊技機に限定されるものでなく、その他のアレンジボール遊技機、ジャン球遊技機等に適用可能である。
さらに、本発明に係る遊技機では、可動役物の循環軌跡運動は、運動伝達機構を歯車機構、リンク機構、カム機構等を適宜利用して、往復直線運動や回転運動の他に、揺動運動、ループ状に循環移動する運動等に、設定してもよい。
1,1C…パチンコ遊技機、
2…遊技盤、
20,20C…可動役物装置、
21,21C…保持部
36…駆動機構、
37…直流モータ、
38…回転駆動軸、
40,40C…運動伝達機構、
43,43A…回動部材、
45…回動中心軸、
46…回転軸、
47,47A,47B…ストッパ、
48…回転体、
49…係合ピン、
51…回動軸、
52,52B…逆止爪、
52a…先端部、
52b…元部、
53…(付勢手段)ばね、
54,54C…可動役物、
55…役物本体部。

Claims (5)

  1. 循環軌跡運動する可動役物を、遊技盤の前面側に配設させて構成される遊技機であって、
    前記可動役物が、循環軌跡運動可能に、前記遊技盤側に設けられた保持部に保持され、
    前記可動役物を循環軌跡運動させる駆動機構が、
    駆動源としての直流モータと、
    該直流モータの回転駆動軸の回転力を機械的に変換して、前記可動役物を循環軌跡運動させる運動伝達機構と、
    を備えて構成され、
    前記運動伝達機構が、前記回転駆動軸の正転と逆転とに連動して回動可能に、前記遊技盤側に支持されるとともに、正転時に、前記可動役物を循環軌跡運動可能に、前記可動役物側に連結される回動部材を備え、
    該回動部材が、該回動部材の回動中心軸から離れた部位に、ストッパを突設させ、
    前記回動部材の周囲に、前記回動部材の正転時に前記ストッパの通過を許容し、前記回動部材の逆転時に前記ストッパに当接して前記回動部材の逆転を停止可能に、逆止爪が、配設され
    前記ストッパが、前記回動部材に、棒状として、一本だけ、配設される構成として、
    前記可動役物を停止させる前記直流モータの制御時、前記回動部材を少なくとも1回転分逆転させるように逆転電流を直流モータに通電し、そして、通電を停止させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記逆止爪が、
    前記回動部材の回動時における前記ストッパの回転軌跡内に、先端部を配設させるとともに、元部側を、前記回動部材の回動中心軸に沿った回動軸として回動可能に、軸支させて、
    前記先端部の周囲における前記回動部材の逆転時の前記ストッパの逆転方向側の位置に、前記先端部の回転を規制する規制部を配設させ、かつ、前記先端部を前記規制部に当接させる側に付勢する付勢手段を設けて、配設されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記運動伝達機構が、前記回転駆動軸の正転と逆転とに連動して回転する回転体を備えるとともに、該回転体の回転中心軸から偏心する位置の一方の端面側に、係合ピンを突設させ、
    前記可動役物が、
    前記回転中心軸と直交する方向に沿って、往復直線移動可能に、前記保持部に保持されるとともに、
    前記係合ピンと摺動可能に前記係合ピンを挿入させて前記可動役物の往復直線移動方向と略直交する方向に沿って延びる長孔状とする摺動孔を、備えて構成され、
    前記可動役物の循環軌跡運動が、前記回転体の正転に伴う前記摺動孔内周面に対する前記係合ピンの摺動により、前記回転中心軸と直交する方向に沿って、前記可動役物を往復直線移動させる運動、としていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記保持部が、前記可動役物における前記遊技盤の前面側に露出する役物本体部の外形形状と一致させて、停止時の前記役物本体部の裏面側の位置に配置される支持台部、を備えて構成されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記運動伝達機構が、前記回転駆動軸の正転と逆転とに連動して回転する回転軸を備え、
    前記可動役物が、前記回転軸を前記保持部と兼用として、前記回転軸と直列的に連結されて、
    前記可動役物の循環軌跡運動が、前記回転軸の正転に伴って、前記可動役物を回転させる運動、としていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の遊技機。
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