JPH07275452A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JPH07275452A
JPH07275452A JP9363294A JP9363294A JPH07275452A JP H07275452 A JPH07275452 A JP H07275452A JP 9363294 A JP9363294 A JP 9363294A JP 9363294 A JP9363294 A JP 9363294A JP H07275452 A JPH07275452 A JP H07275452A
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JP
Japan
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winning
prize winning
opening
ball
prize
Prior art date
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Pending
Application number
JP9363294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kumeo Naito
粂夫 内藤
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Naito Shokai KK
Original Assignee
Naito Shokai KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 V入賞口への入賞球の入賞確率の規制を確実
にクリアできるようなパチンコ機の入賞装置を提供す
る。 【構成】 取付板10に形成した球入口11の前面に前
後方向へ開閉自在な開閉扉13を設け、取付板10の裏
面には箱枠12を設けてその内部にV入賞口21と一般
入賞口22,22とを設けてなる入賞装置1において、
前記V入賞口21の上部に、箱枠内に入賞した入賞球を
V入賞口21に入賞可能とする第1位置と入賞を阻止す
る第2位置とに変換することができるゲート部材33を
設け、V入賞口21に1つの入賞球が入賞するとゲート
部材33を第1位置から第2位置に変換させるようにし
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取付板に形成した球入
口の前面に前後方向へ開閉自在な開閉扉を設け、取付板
の裏面には箱枠を設けてその内部にV入賞口と一般入賞
口とを設けてなるパチンコ機の入賞装置に関し、特にV
入賞口への入賞球の入賞確率を規制するようにしたパチ
ンコ機の入賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機の入賞装置としては、
遊技盤の表面に取付ける取付板のほぼ中央に球入口を開
設し、該球入口の前面に前後方向へ開閉自在な開閉扉を
設け、取付板の裏面には箱枠を設けてその内部にV入賞
口と一般入賞口とを設けてなる構成を有するものが知ら
れていた。この入賞装置は、電気的駆動源の駆動により
遊技者にとつて有利となる第1の状態の一例として開閉
扉を開き、不利となる第2の状態の一例として開閉扉を
閉じて球入口へのパチンコ球の受け入れを不可能とする
ものである。
【0003】一方、最近のパチンコ機は、遊技盤上に始
動入賞口と可変表示器と上述のような入賞装置を配設
し、始動入賞口にパチンコ球が入賞すると可変表示器の
図柄や数字を変動させると共に、その停止時の表示が特
定の組合せになっているとき「大当り」として入賞装置
の開閉扉を所定時間又は所定個数(例えば10個)のパ
チンコ球が入賞するまで開成し、さらにその入賞球がV
入賞口に入賞することを条件として開閉扉の開成動作を
所定サイクル継続させるようにして遊技者に多大な利益
を付与するようにしたいわゆるセブン機と称されるもの
が人気を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のセ
ブン機或いはこれとほぼ同種の権利物タイプのパチンコ
機に使用される入賞装置にあっては、賭博性を少なくす
るという目的で開閉扉の開成動作を継続させるV入賞口
への入賞球の入賞確率が1/3以下となるように規制さ
れており、このためその条件を満たすべく種々の工夫や
改良がなされている。しかし、いずれも構造が複雑であ
ったり大幅な設計変更を必要としてどうしても価格が高
くなる等満足するものが得られていないというのが現状
である。
【0005】本発明は、上述のような事情にかんがみて
なされたものであり、その目的とするところは、従来の
入賞装置に大幅な設計変更を加えることなく簡単な構造
でV入賞口への入賞球の入賞確率の規制を確実にクリア
することができ、しかも作動確実性の高いパチンコ機の
入賞装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、取付板に形成した球入口の前面に前後方
向へ開閉自在な開閉扉を設け、取付板の裏面には箱枠を
設けてその内部にV入賞口と一般入賞口とを設けてなる
入賞装置において、前記V入賞口の上部に、箱枠内に入
賞した入賞球をV入賞口に入賞可能とする第1位置と入
賞を阻止する第2位置とに変換することができるゲート
部材を設け、V入賞口に1つの入賞球が入賞するとゲー
ト部材を第1位置から第2位置に変換させるようにした
ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】開閉扉が開成されると、ゲート部材は箱枠内に
入賞した入賞球がV入賞口に入賞可能な第1位置に保持
される。この状態で箱枠内に受け入れられた入賞球のう
ちその1つがゲート部材を通ってV入賞口に入賞すると
該ゲート部材を第1位置から第2位置に変換して入賞球
がV入賞口に入賞するのを阻止する。これによって、開
閉扉の開成時におけるV入賞口への入賞球の入賞確率を
1/3以下に規制することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る入賞装置の一実施例を図
面を参照して説明する。図1は本発明に係る入賞装置の
斜視図、図2はその分解斜視図である。図において、入
賞装置1は、遊技盤の表面に取付ける取付板10を有す
る。取付板10の中央部分には横長の球入口11が形成
される。また取付板10の裏面には球入口11を囲うよ
うに箱枠12が一体に形成されている。
【0009】取付板10の球入口11の前面には開閉扉
13が開閉自在に設けられる。この開閉扉13の下部両
側には軸ピン14,14が突設されている。また、球入
口11の下部両側には凹部15,15が形成されてい
る。そして、開閉扉13の軸ピン14,14を凹部1
5,15に位置させると共に、箱枠12の左右両側に装
着される押え部材16,16により外れないように保持
され、これによって開閉扉13が前面側へ回動自在に支
持される(図7参照)。また、開閉扉13の下端両側に
は取付板10の裏面に当接する開角度規制片17a,1
7bが形成されている。さらに、一方の開角度規制片1
7aの外側面には係合突起18が形成される。
【0010】前記箱枠12は後面が開口した中空状に形
成され、その後面に裏板19が複数のねじによつて取付
けられる。開閉扉13の下部に位置した箱枠12の内部
は図3に示すように枠片20,20および左右側片20
a,20aにより3つの入賞領域に分けられており、中
央の入賞領域はV入賞口21とされ左右両側の入賞領域
は一般入賞口22,2とされている。また、V入賞口2
1および一般入賞口22,22の下方にはそれぞれ入賞
球を検出する入賞球検出器21a,22a,22aが配
設される。
【0011】23は前記各入賞球検出器21a,22
a,22aを装着するための皿状の受板、24a,24
b,24bは該受板23にあけられた入賞球が通過可能
な3つの円形孔で、入賞球球検出器21aの球通路21
1aと中央の円形孔24aとが一致され、入賞球球検出
器22a,22aの球通路221a,221aと両側の
円形孔24b,24bとがそれぞれ一致されている。
【0012】前記裏板19の後面には、開閉扉13を開
閉するためのソレノイド25が取付けられる。ソレノイ
ド25のプランジャ26にはレバー部材27が装着され
る。レバー部材27の垂直部28には上下に間隔を離し
て上係合片29および下係合片30が形成されている。
レバー部材27の垂直部28は、図6に示すように裏板
19にあけられたガイド長孔31から箱枠12の内部に
臨まれており、開閉扉13の係合突起18と上係合片2
9および下係合片30とが係合可能な位置配置となって
いる。
【0013】前記ソレノイド25は、これが消磁した状
態のとき、図6実線のようにプランジャ26が復帰用ば
ね32の付勢によって下方に押下げられており、レバー
部材27の上係合片29が開閉扉13の係合突起18に
係合して該開閉扉13を時計廻り方向に回動付勢してい
る。このため、開閉扉13は閉成状態に維持される。一
方、ソレノイド25が励磁されると図6鎖線のようにプ
ランジャ26を復帰ばね32の付勢に抗して吸引し、レ
バー部材27を上方へ引上げて下係合片30により係合
突起18を上動させる。これによつて、開閉扉13が反
時計方向に回動されて開成する。すなわち、ソレノイド
25の励磁により遊技者にとって有利となる第1の状態
の一例として開閉扉13を開き、不利となる第2の状態
の一例として開閉扉13を閉じて球入口11へのパチン
コ球の受け入れを不可能にするものである。
【0014】しかして、本発明に係る入賞装置1は、前
記裏板19の前面であり、かつV入賞口21の上部にゲ
ート部材33を設けている。このゲート部材33は、円
板状に形成した回転板34の前面外周縁に3本のゲート
片35a,35b,35cが等間隔で突設されており、
本実施例では、そのゲート片35a,35b間を入賞球
が通過可能な通路部36として構成されている。また、
回転板34の裏面には係合ピン37が設けられると共
に、中心に金属製の支軸38が固着されている。そし
て、図5に示すように支軸38を裏板19の裏面に形成
した筒部39に挿通して回転自在に支持すると共に、係
合ピン37を裏板19にあけられた円弧孔40に通して
後方に突出位置させている。
【0015】一方、前記裏板19の裏面には図4に示す
ようにゲート部材33を回転させるためのソレノイド4
1が取付けられている。ソレノイド41のプランジャ4
2にはレバー片43が連結されている。レバー片43
は、係合孔44を有し、該係合孔44にゲート部材33
の係合ピン37が挿入される。また、レバー片43は中
央にガイド長孔45を有し、該ガイド長孔45に筒部3
9を臨ませている。このガイド長孔45はレバー片43
の横方向への摺動を円滑に行わせるように機能する。
【0016】前記ソレノイド41は、これが消磁した状
態のとき図8(a)に示すようにプランジャ42に巻装
した復帰ばね46により該プランジャ42が右側方へ突
出付勢されており、これによつてゲート部材33のゲー
ト片35aがV入賞口21の真上に位置して該V入賞口
21への入賞球の入賞を阻止する第2位置に停止保持さ
れている。
【0017】一方、ソレノイド41が励磁されると図8
(b)に示すようにプランジャ42が復帰ばね46の付
勢に抗して吸引され、これによつてレバー片43の係合
孔44に係合する係合ピン37を介してゲート部材33
が時計廻り方向に回転されることになる。これによつ
て、ゲート片35aの通路部36がV入賞口21の真上
に位置して入賞球を該V入賞口21に入賞可能とする第
1位置に変換することになる。なお、図中47,47は
取付板10の前面両側に設けられた透光性のレンズ部
材、48は該レンズ部材47,47の内部に収容される
ランプである。
【0018】図9は以上説明した本実施例に係る入賞装
置1が適用されるパチンコ機の遊技盤の構成例を示す正
面図である。遊技盤49の表面にはガイドレール50で
囲まれる遊技部が形成され、その遊技部のほぼ中央に可
変表示器51を設けている。また、可変表示器51の下
方には始動入賞口としての通過チャッカー52と本実施
例の入賞装置1を設けている。なお、通過チャッカー5
2にはパチンコ球検出器53が設けられている。また、
前記可変表示器51は、3桁のデジタル表示部を有する
周知のものである。
【0019】次に、本実施例の入賞装置1の作用につい
て図9を参照しつつ説明する。遊技盤49の遊技部に打
込まれたパチンコ球が通過チャッカー52を通過してパ
チンコ球検出器53で検出されると、その検出信号によ
って可変表示器51のデジタルが変動し、一定時間が経
過するとその変動を停止する。そして、その停止時の表
示があらかじめ設定された表示(例えば「1,1,
1」,「7,7,7」等のぞろ目)に揃うと特別遊技状
態(大当り)となり、入賞装置1のソレノイド25を励
磁して開閉扉13を一定時間(例えば30秒)又は所定
個数(例えば10個)の入賞球が入賞するまで開成し、
さらに入賞球がV入賞口21に入賞することを条件に開
閉扉13の開成動作が所定サイクル(例えば16回)継
続されることになつて遊技者に多大な利益を付与する。
【0020】しかして、本発明に係る入賞装置1は、
「大当り」が発生して開閉扉13が開成されるとソレノ
イド41が励磁され、これによってゲート部材33が時
計廻り方向に回転して図8(a)に示す第2位置から図
8(b)に示す第1位置に変換する。この状態で箱枠1
2内に受け入れられた入賞球の1つがゲート部材33の
通路部36を通過してV入賞口21に入賞すると、該入
賞球Bが入賞球検出器2内で検出され、その検出信号に
よりソレノイド41が消磁されることになる。このた
め、ゲート部材33が反時計廻り方向に回転して図8
(b)の第1位置から図8(a)の第2位置に変換し、
これによって、V入賞口21の入賞球の入賞を阻止す
る。
【0021】上記のようなゲーム構成において、本発明
に係る入賞装置1は、開閉扉13が開成しているとき、
箱枠11内に受け入れられて入賞する入賞球のうちその
1つがV入賞口21に入賞すると直ちにゲート部材33
を回転させてV入賞口21への入賞球の入賞を阻止する
ように構成したものであるから、V入賞口21への入賞
球の入賞確率の規制を確実にクリアすることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るパチンコ機
の入賞装置は、開閉扉が開成しているとき、V入賞口に
入賞する入賞球の個数は常に1つに限られるため、開閉
扉の開成時におけるV入賞口への入賞確率の規制を確実
にクリアすることができる。
【0023】しかも、従来の入賞装置を大幅に設計変更
することなく、簡単な構造で入賞確率の規制をクリアす
ることができる等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入賞装置の斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1の入賞装置を一部断面にして示す正面図で
ある。
【図4】図1の入賞装置の裏面図である。
【図5】図1の入賞装置の中央縦断側面図である。
【図6】開閉扉の開閉機構部分を示す断面図である。
【図7】開閉扉の軸支部分を示す断面図である。
【図8】(a)(b)はゲート部材の作用説明図であ
る。
【図9】図1の入賞装置が適用されるパチンコ機の遊技
盤の構成例である。
【符号の説明】
1 入賞装置 10 取付板 11 球入口 12 箱枠 13 開閉扉 21 V入賞口 22,22 一般入賞口 33 ゲート部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付板に形成した球入口の前面に前後方
    向へ開閉自在な開閉扉を設け、取付板の裏面には箱枠を
    設けてその内部にV入賞口と一般入賞口とを設けてなる
    入賞装置において、 前記V入賞口の上部に、箱枠内に入賞した入賞球をV入
    賞口に入賞可能とする第1位置と入賞を阻止する第2位
    置とに変換することができるゲート部材を設け、V入賞
    口に1つの入賞球が入賞するとゲート部材を第1位置か
    ら第2位置に変換させるようにしたことを特徴とするパ
    チンコ機の入賞装置。
JP9363294A 1994-04-06 1994-04-06 パチンコ機の入賞装置 Pending JPH07275452A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9363294A JPH07275452A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 パチンコ機の入賞装置

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JP9363294A JPH07275452A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 パチンコ機の入賞装置

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JPH07275452A true JPH07275452A (ja) 1995-10-24

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JP9363294A Pending JPH07275452A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 パチンコ機の入賞装置

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JP (1) JPH07275452A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005131269A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Newgin Corp 遊技機

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