JPH08214Y2 - ステアリング支持構造 - Google Patents

ステアリング支持構造

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JPH08214Y2
JPH08214Y2 JP11859189U JP11859189U JPH08214Y2 JP H08214 Y2 JPH08214 Y2 JP H08214Y2 JP 11859189 U JP11859189 U JP 11859189U JP 11859189 U JP11859189 U JP 11859189U JP H08214 Y2 JPH08214 Y2 JP H08214Y2
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pipe
steering
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supporting
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雅彦 柳原
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はステアリング支持構造に係り、特に支持手段
を車体の両側部間に架け渡してステアリングを支持する
ステアリング支持構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ステアリング支持構造は、第4図に示される
如くなっている。
すなわち、このステアリング支持構造70においては、
車体のフロントボデー後部において、車幅方向に沿って
パイプ状のインパネリインフオース76が配置されてい
る。このインパネリインフオース76の運転席側端部76A
は、車体の右カウルサイド78にブラケツト80を介して固
定されており、インパネリインフオース76の助手席側端
部76Bは、車体の左フロントピーラー下部(図示省略)
にブラケツト82を介して固定されている。また、インパ
ネリインフオース76には、サポート84が溶着されてお
り、このサポート84には、ステアリングコラム(図示省
略)が固定され、ステアリングコラムには、ステアリン
グシヤフト(図示省略)が回転可能に支持されている。
しかしながら、このステアリング支持構造70におい
て、ステアリングコラムの支持剛性を向上するために、
インパネリインフオース76の剛性を向上させる場合に
は、インパネリインフオース76全体のパイプ肉厚を厚く
するか、又はパイプの軸径を太くすることが必要とな
る。
しかしながらこの場合には、重量増加又はスペース的
に不利になるという不具合があった。
また第5図に示される如く、インパネリインフオース
76を運転席側のパイプ90と、助手席側のパイプ92とに分
割し、運転席側のパイプ90にサポート84を溶着さするこ
とによって、運転席側のパイプ90のみの軸径を太くし、
インパネリインフオース76の剛性を向上させることが考
えられる。
しかしながら、この場合には、運転席側のパイプ90の
みにステアリングコラムからの力が作用するため、パイ
プ90のパイプ92との溶着部94の面積を大きくする必要が
あり、コスト的に不利となる。
なお、関連する従来技術としては、実開昭63-111365
号公報がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記事実を考慮し、大幅な重量増加、スペー
スの減少及びコストアツプを招くことなく、ステアリン
グ支持剛性を向上することができるステアリング支持構
造を提供することが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、車幅方向に沿って配置され一方の端部が車
体側部に配設された骨格部材に固着された第1の支持手
段と、車幅方向に沿って配置され一方の端部が前記第1
の支持手段の他方の端部に結合され他方の端部が前記骨
格部材と対応する車体側に配設された骨格部材に固着さ
れ前記第1の支持手段よりも高剛性とされた第2の支持
手段と、前記第1の支持手段と前記第2の支持手段との
結合部を跨いで配置され前記第1の支持手段と前記第2
の支持手段との双方に固着されたステアリングコラムを
支持するためのブラケツトと、を備えたことを特徴とし
ている。
〔作用〕
上記構成の本考案では、ステアリングコラムを支持す
るためのブラケツトが、第1の支持手段と第2の支持手
段との結合部を跨いで配置され第1の支持手段と第2の
支持手段との双方に固着されているため、ステアリング
コラムから入力された力を、ブラケツトから直接、第1
の支持手段と第1の支持手段よりも高剛性とされた第2
の支持手段との双方に受け持たせることができる。従っ
て、第1の支持手段の軸径を大きくしたり、肉厚を厚く
する必要がなく、かつ第1の支持手段と第2の支持手段
との結合部の強度を増加する必要がない。このため、大
幅な重量増加、スペースの減少及びコストアツプを招く
ことなく、ステアリング支持剛性を向上することができ
る。
〔実施例〕
本考案の第1実施例を第1図及び第2図に従って説明
する。
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印LSは車両左
側方向を、矢印UPは車両上方方向を示す。
第1図に示される如く、インパネリインホースメント
10は、フロントボデー後部において車幅方向に沿って配
設されており、このインパネリインホースメント10の助
手席側(車幅方向左側)は、第1の支持手段としてのパ
イプ12で構成されている。パイプ12の助手席側端部12A
には、ブラケツト14が固着されており、パイプ12はブラ
ケツト14を介してボルト16によって助手席側の骨格部材
としてのフロントピラー下部(図示省略)に固着されて
いる。また、パイプ12の運転席側端部(車幅方向右側端
部)12Bには、第2の支持手段としてのパイプ18が溶着
されている。
第2図に示される如く、パイプ18の軸径Aはパイプ12
の軸径Bより大きく、かつパイプ18の肉厚Cはパイプ12
の肉厚Dより厚くされており、パイプ18はパイプ12より
高剛性とされている。
パイプ18の助手席側端部18Aはパイプ12の運転席側端
部12Bに、運転席側(第2図の右側)から嵌合されてお
り、パイプ18の助手席側端部18Aの先端が、パイプ12の
外周面に溶着され、結合部としての溶着部19が形成され
ている。
パイプ18の運転席側端部18Bは、ブラケツト22の中央
部に助手席側へ向けて形成されたリング状の凸部22Aの
内周面に溶着されている。またブラケツト22の基部22B
は矩形状の板材とされており、基部22Bの四隅は、フロ
ントボデーの車幅方向運転席側側部に配置された骨格部
材としてのカウルサイド28にそれぞれボルト24及びナツ
ト26とによって固着されている。
パイプ18の長さはパイプ12の長さより短くされてお
り、ステアリングコラム20は、パイプ18とパイプ12との
双方に固着されたブラケツトとしてのステアリングサポ
ート30にボルト32によって固定されている。
第1図に示される如く、ステアリングサポート30の中
央部には、パイプ12及びパイプ18に沿って、パイプ12及
びパイプ18の軸線方向から見た断面形状がU字状の凹部
31が形成されており、この凹部31にはパイプ12及びパイ
プ18が挿入されている。
また第2図に示される如く、ステアリングサポート30
の凹部31のステアリングコラム20の軸線方向から見た断
面形状は、開口部をパイプ12及びパイプ18側へ向けた、
ハツト状とされており、助手席側端部はフランジ30Aと
され、運転手席側端部はフランジ30Bとされている。フ
ランジ30Aはパイプ12の運転席側端部12Bの外周面に溶着
されており、フランジ30Bはパイプ18の助手席側端部18A
の外周面に溶着されている。
またステアリングサポート30の基部30Cの中央部に
は、ステアリングコラム20の軸線方向に沿って、開口部
をステアリングコラム20側へ向けたU字状の溝34が形成
されており、ステアリングコラム20の軸受部とされてい
る。ステアリングサポート30の基部30Cの溝34を挟んだ
両側には、ボルト32が配置されており、これらのボル32
によってステアリングコラム20を支持している。
次に本実施例の作用について説明する。
本実施例においては、ステアリングコラム20を支持す
るためのステアリングサポート30のフランジ30Aは、パ
イプ12の外周面に溶着されており、フランジ30Bはパイ
プ18の外周面に溶着されている。このため、第2図に示
される如く、ステアリングコラム20から入力された力F
は、ステアリングサポート30から直接パイプ12とパイプ
18とに分散される。この場合パイプ18はパイプ12より高
剛性とされているため、パイプ18に分散される力F1は、
パイプ12に分散される力F2より大きくなる(F=F1+F
2、F1>F2)。
従って、パイプ12の軸径を大きくする必要がなく、ス
ペース的に有利となる。またパイプ12の肉厚を厚くする
必要がなく、大幅な重量増加を招くことがない。かつ、
パイプ12とパイプ18との溶着面積を大きくし溶着部の強
度を上げる必要がなく、コスト的に不利になることがな
い。このため大幅な重量増加、スペースの減少及びコス
トアツプを招くことなく、ステアリング支持剛性を向上
することができる。
本考案の第2実施例を第3図に従って説明する。
なお、同一部材に付いては同一符号を付して説明を省
略する。
第3図に示される如く、第1実施例のパイプ18に対応
するパイプ36は、助手席側端部36Aを除いて、運転席側
へ向けて軸径が徐々に大径とされたテーパー管とされて
いる。
従って、パイプ36は肉厚を厚くすることなしに、第1
実施例のパイプ18と略同等の剛性とすることができ、重
量的にさらに有利となる。
〔考案の効果〕
本考案は上記構成したので、大幅な重量増加、スペー
スの減少及びコストアツプを招くことなく、ステアリン
グ支持剛性を向上することができるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例のステアリング支持構造を
示す車両斜め後方から見た斜視図、第2図は第1図II-I
I線断面図、第3図は本考案の第2実施例のステアリン
グ支持構造を示す車両斜め後方から見た斜視図、第4図
は従来のステアリング支持構造を示す車両斜め後方から
見た斜視図、第5図は他の従来のステアリング支持構造
を示す車両斜め後方から見た斜視図である。 10……インパネリインホースメント、12……パイプ(第
1の支持手段)、12B……運転席側端部、18、36……パ
イプ(第2の支持手段)、18A……助手席側端部、19…
…溶着部(結合部)、20……ステアリングコラム、28…
…カウルサイド(骨格部材)、30……ステアリングサポ
ート(ブラケツト)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車幅方向に沿って配置され一方の端部が車
    体側部に配設された骨格部材に固着された第1の支持手
    段と、車幅方向に沿って配置され一方の端部が前記第1
    の支持手段の他方の端部に結合され他方の端部が前記骨
    格部材と対応する車体側に配設された骨格部材に固着さ
    れ前記第1の支持手段よりも高剛性とされた第2の支持
    手段と、前記第1の支持手段と前記第2の支持手段との
    結合部を跨いで配置され前記第1の支持手段と前記第2
    の支持手段との双方に固着されたステアリングコラムを
    支持するためのブラケツトと、を備えたことを特徴とす
    るステアリング支持構造。
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