JP4978458B2 - 光学的情報読取装置 - Google Patents
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Description
また、光学的情報読取装置以外の分野(携帯電話機の分野)では、特許文献1のような技術も提供されている。
一方、特許文献1では、筐体の一部に亀裂破損部を設け、筐体が落下した時に、衝撃に応じて亀裂破損部を積極的に破損させる構造とすることで、筐体に与える衝撃を緩和させている。この構成によれば、ある程度大きな衝撃が加えられたとしても、その衝撃エネルギーが亀裂破損部の破損によって吸収されるため、内部装置を効果的に保護できることとなる。しかしながら、特許文献1の構成の場合、一旦亀裂破損部が破損すると、その破損部位近傍の強度が大きく低下すると共に、見栄えも悪くなるため、部品交換等、何らかの修理を行わない限り、当該装置の使用継続は困難である。
また、衝撃吸収部が、外装ケースの端部領域に複数隣接配置されているため、複数の衝撃吸収部が段階的に破損しやすくなる。即ち、効果的な衝撃吸収を複数回繰り返して行うことができ、長期使用に有利な構成となる。
さらに、外装ケースよりも軟質であり、かつ弾性変形可能な軟質弾性部材が設けられ、この軟質弾性部材によって複数の衝撃吸収部が被覆されているため、衝撃吸収部だけでなく軟質弾性部材によっても衝撃吸収がなされることとなる。これにより、衝撃吸収部を破損させない程度の軽微な衝撃をも吸収でき、他方、衝撃吸収部を破損させるような大きな衝撃に対しては、二重の衝撃吸収がなされることとなる。また、衝撃吸収部が軟質弾性部材によって被覆されているため、衝撃吸収部の一部が破損しても、外観が損なわれず、さらに衝撃吸収部の破片等が飛散しにくいという効果も得られる。
また、衝撃吸収部が、外装ケースの端部領域に複数隣接配置されているため、複数の衝撃吸収部が段階的に破損しやすくなる。即ち、効果的な衝撃吸収を複数回繰り返して行うことができ、長期使用に有利な構成となる。
以下、本発明の光学的情報読取装置を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る光学的情報読取装置を例示する平面図である。図2は、図1の光学的情報読取装置の角部付近を拡大し、概略的に示す拡大図である。図3は、図2のA−A断面を示す断面図である。図4は、衝撃吸収部の破損の様子を説明する説明図である。なお、図4は、図3のB−B断面に係る構造についての説明図である。
まず、図2、図3に示す破損前状態から、落下等により角部11付近にある程度大きな衝撃が加わると、例えば図4(A)のように衝撃吸収部20の一部が破損する。この破損位置は衝撃が加わる位置や程度によって異なるが、例えば、角部11の先端において、第2部分12bを破損させ、他の部分を破損させない程度の衝撃が加わった場合、図4(A)のように、第2衝撃吸収部22の一部(第2部分12b)が破損して衝撃が吸収される。なお、この衝撃時には軟質弾性部材30が第2衝撃吸収部22側に凹み、第2部分12bを押圧することとなるが、その後、軟質弾性部材30は弾性復帰力によって元の形状に戻ることとなる。
また、衝撃吸収部20が、外装ケース10の端部領域に複数隣接配置されているため、複数の衝撃吸収部20が段階的に破損しやすくなる。即ち、効果的な衝撃吸収を複数回繰り返して行うことができ、長期使用に有利な構成となる。
さらに、外装ケース10よりも軟質であり、かつ弾性変形可能な軟質弾性部材30が設けられ、この軟質弾性部材30によって複数の衝撃吸収部20が被覆されているため、衝撃吸収部20だけでなく軟質弾性部材30によっても衝撃吸収がなされることとなる。これにより、衝撃吸収部20を破損させない程度の軽微な衝撃をも吸収でき、他方、衝撃吸収部20を破損させるような大きな衝撃に対しては、二重の衝撃吸収がなされることとなる。また、衝撃吸収部20が軟質弾性部材30によって被覆されているため、衝撃吸収部20の一部が破損しても、外観が損なわれず、さらに衝撃吸収部20の破片等が飛散しにくいという効果も得られる。
次に第2実施形態について説明する。図5は、第2実施形態に係る光学的情報読取装置の角部11付近を拡大し概略的に示す断面図である。図6は、図5の光学的情報読取装置における衝撃吸収部20の破損の様子を説明する説明図である。
なお、本実施形態の構成は、衝撃吸収部20の内部に衝撃吸収体50を収容した点が第1実施形態と異なり、それ以外の構成は第1実施形態と同一である。つまり、衝撃吸収体50を除いた構成は第1実施形態の光学的情報読取装置1と同一である。よって、異なる部分について重点的に説明し、同一部分については詳細な説明を省略することとする。
次に第3実施形態について説明する。
本実施形態に係る光学的情報読取装置は、外装ケースの外壁部の構成のみ(詳しくは角部111の構成のみ)が第1実施形態と異なり、その他の構成は第1実施形態と同一である。よって異なる部分について重点的に説明し、同様の部分については詳細な説明は省略することとする。なお、図7は、第3実施形態に係る光学的情報読取装置の角部付近を拡大し概略的に示す断面図であり、図3におけるB−B位置の構造について示すものである。
図8は、外壁部212の構成(具体的には角部211の構成)のみが第1実施形態と異なり、それ以外の部分は第1実施形態と同一である。即ち、図8の例は、第1実施形態の外装ケース10(図1〜図4参照)に、切欠部200a〜200e(切欠部は強度低減部の一例に相当)を形成した構成となっている。なお、図8は、軟質弾性部材30の内部の構成について前方側(操作部5が面する側)から見た構成を示している。軟質弾性部材30については一点鎖線にて概念的に示している。
なお、切欠部200aは、第1部分212aの前側において当該第1部分212aの厚さ方向に延びる形態で溝状に形成されている。また、切欠部200cは、第2部分212bの前側において当該第2部分212bの厚さ方向に延びる形態で溝状に形成されている。さらに、切欠部200eは、第3部分212cの前側において当該第3部分212cの厚さ方向に延びる形態で溝状に形成されている。
次に第4実施形態について説明する。図10は、本発明の第4実施形態に係る光学的情報読取装置を例示する平面図である。図11は、図10の光学的情報読取装置の角部付近を拡大し、概略的に示す拡大図である。図12は、図11のC−C断面を示す断面図である。図13は、図12のD−D断面に係る構造についての断面図である。
外壁部412は、例えばABS樹脂等の樹脂材料からなるものであり、操作部5(図1)による操作側に配される前壁部413と、その前壁部413とは反対側の後壁部415と、側部を取り囲む一対の側壁部414、414と、長手方向一端側(図10では下方側)に配される底壁部416と、を備え、これらが箱状に構成されて光学的情報読取装置410の外郭を構成している。なお、前壁部413、後壁部415、側壁部414、414、底壁部416は、撓み変形可能に構成されており、これらはいずれも、軽微な衝撃が加えられたときに弾性的に撓み変形し、その後元の形状に復帰する構成をなしている。
また、この外壁部412には、第1実施形態と同様に複数の開口部4が形成されており、これら開口部4を介して液晶表示器3や各種操作部5を外部に露出させる構成をなしている。
また、衝撃吸収部420が、外装ケース410の端部領域に複数隣接配置されているため、複数の衝撃吸収部420が段階的に破損しやすくなる。即ち、効果的な衝撃吸収を複数回繰り返して行うことができ、長期使用に有利な構成となる。
また、上記別例1では、衝撃吸収部420の一部を、外壁部412よりも破損容易な形状とし、端部領域に衝撃が加えられた場合に、いずれかの衝撃吸収部420を選択的に破損させやすい構成としているため、衝撃吸収部420のみを選択的に破損させて衝撃吸収を図り、衝撃吸収部420以外の他部分を破損させにくくして当該他部分の劣化等を効果的に防止することができる。
なお、図14の構成はあくまで一例であり、強度低減部を他の構成としてもよい。例えば、図8と同様の切欠部を一体壁部431〜433や隔壁425〜428に形成してもよく、図9と同様の孔部を一体壁部431〜433や隔壁425〜428に形成してもよい。
次に第5実施形態について説明する。図16は、本発明の第5実施形態に係る光学的情報読取装置の要部について、図13を変形して示す断面図である。また、図17は、図16のE−E断面に係る構造を概略的に示す断面図である。なお、本実施形態の構成は外壁部を図13の構成と異ならせた点、連結壁部を設けた点、が第4実施形態と異なり、それ以外の構成は第4実施形態と同様である。特に第1衝撃吸収部421、第2衝撃吸収部422、第3衝撃吸収部433の構成は第4実施形態と同一であり、以下の説明では異なる点について重点的に説明し、同様の構成については詳細な説明は省略することとする。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
10,410…外装ケース
11、111、211、311,411…角部
12、112、212、312,412…外壁部
20、120、220、320,420…衝撃吸収部
25〜28、125〜128、225〜228、325〜328,425〜428…隔壁
30…軟質弾性部材
50…衝撃吸収体
100a〜100g…切欠部(強度低減部)
200a〜200e…切欠部(強度低減部)
300a〜300h…孔部(強度低減部)
431、432、433…一体壁部
440a〜440g…切欠部(強度低減部)
470…連結壁部
Claims (17)
- 外装ケースを備えた光学的情報読取装置であって、
前記外装ケースは、
外郭を構成する外壁部を備えると共に、
前記外壁部の所定部分と、前記外壁部内に配される隔壁とによって囲まれてなる衝撃吸収部が、当該外装ケースの端部領域に複数隣接配置されており、
前記衝撃吸収部は、前記所定部分及び前記隔壁の少なくともいずれか1つを衝撃に応じて破損させることで前記衝撃を吸収する構成をなし、
前記外装ケースよりも軟質であり、かつ弾性変形可能な軟質弾性部材によって複数の前記衝撃吸収部が被覆されていることを特徴とする光学的情報読取装置。 - 前記衝撃吸収部は、前記外壁部の前記所定部分と、前記隔壁とによって三角形状に囲まれてなり、
複数の前記衝撃吸収部は、各衝撃吸収部の前記隔壁が、別の衝撃吸収部の前記隔壁に兼用される形態で、前記外装ケースの角部に隣接配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学的情報読取装置。 - 前記衝撃吸収部を構成する前記所定部分及び前記隔壁の少なくともいずれかに、局所的に断面積を減じる強度低減部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学的情報読取装置。
- 前記衝撃吸収部を構成する前記隔壁及び前記所定部分の少なくともいずれかの厚さが、前記外壁部における前記所定部分以外の部分の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光学的情報読取装置。
- 前記衝撃吸収部の一部を、前記外壁部における前記所定部分以外の他部分よりも破損容易な形状とすることで、前記端部領域に前記衝撃が加えられた場合に、いずれかの衝撃吸収部を選択的に破損させることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の光学的情報読取装置。
- 前記衝撃吸収部の内部には、弾性部材からなる衝撃吸収体が収容されており、
前記衝撃吸収体は、前記衝撃吸収部が前記衝撃に応じて潰された場合に、前記所定部分及び前記隔壁の少なくともいずれかに押圧されて弾性変形し、かつ弾性復帰力によって前記所定部分及び前記隔壁の少なくともいずれかを押し戻すことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光学的情報読取装置。 - 外装ケースを備えた光学的情報読取装置であって、
前記外装ケースは、
外郭を構成する撓み変形可能な外壁部を備えると共に、
前記外壁部に沿うように当該外壁部と一体的に構成される一体壁部と、前記外壁部内に配される隔壁と、によって囲まれてなり、且つ前記外壁部とは異なる材料によって構成される衝撃吸収部が、当該外装ケースの端部領域に複数隣接配置されており、
前記衝撃吸収部は、前記外壁部に与えられた衝撃に応じて当該外壁部が撓み変形したときに、前記一体壁部及び前記隔壁の少なくともいずれか1つを破損させることで前記衝撃を吸収することを特徴とする光学的情報読取装置。 - 前記外壁部と前記一体壁部とが一体化された部分が、前記外壁部よりも軟質であり且つ弾性変形可能な軟質弾性部材によって被覆されていることを特徴とする請求項7に記載の光学的情報読取装置。
- 前記一体壁部の厚さは、前記外壁部における当該一体壁部と一体化される部分の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の光学的情報読取装置。
- 前記外装ケースは、
撓み変形可能に構成され且つ前記外壁部の内部において前記外壁部と連結するように配される連結壁部を備え、
隣接配置される複数の前記衝撃吸収部が、前記外壁部及び前記連結壁部によって囲まれた形態でこれら前記外壁部及び前記連結壁部によって保持されていることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の光学的情報読取装置。 - 隣接配置される複数の前記衝撃吸収部において、一部の前記隔壁が前記連結壁部に沿って配され且つ当該連結壁部と一体的に構成されていることを特徴とする請求項10に記載の光学的情報読取装置。
- 前記隔壁における前記連結壁部と一体的に構成される部分の厚さが、前記連結壁部の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項11に記載の光学的情報読取装置。
- 前記衝撃吸収部は、前記外壁部よりも軟質の材料からなることを特徴とする請求項7から請求項12のいずれか一項に記載の光学的情報読取装置。
- 前記衝撃吸収部は、前記一体壁部と、前記隔壁とによって三角形状に囲まれてなり、
複数の前記衝撃吸収部は、各衝撃吸収部の前記隔壁が、別の衝撃吸収部の前記隔壁に兼用される形態で、前記外装ケースの角部に隣接配置されていることを特徴とする請求項7から請求項13のいずれか一項に記載の光学的情報読取装置。 - 前記衝撃吸収部を構成する前記一体壁部及び前記隔壁の少なくともいずれかに、局所的に断面積を減じる強度低減部が設けられていることを特徴とする請求項7から請求項14のいずれか一項に記載の光学的情報読取装置。
- 前記衝撃吸収部の一部を、前記外壁部よりも破損容易な形状とすることで、前記端部領域に前記衝撃が加えられた場合に、いずれかの衝撃吸収部を選択的に破損させることを特徴とする請求項7から請求項15のいずれか一項に記載の光学的情報読取装置。
- 前記衝撃吸収部の内部には、弾性部材からなる衝撃吸収体が収容されており、
前記衝撃吸収体は、前記衝撃吸収部が前記衝撃に応じて潰された場合に、前記一体壁部及び前記隔壁の少なくともいずれかに押圧されて弾性変形し、かつ弾性復帰力によって前記一体壁部及び前記隔壁の少なくともいずれかを押し戻すことを特徴とする請求項7から請求項16のいずれか一項に記載の光学的情報読取装置。
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