JP4207036B2 - 光学情報読取装置 - Google Patents

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本発明は、表面にキースイッチ、裏面にベルトがそれぞれ設けられている光学情報読取装置に関するものである。
従来より、装置本体の表面にキースイッチが設けられるとともに、当該装置本体の裏面に沿ってベルトが設けられる光学情報読取装置として、例えば、下記特許文献1に開示されるものがある。
この特許文献1に開示される「光学的情報読取り装置」では、同文献中の図3に示されるように、当該装置底面(装置本体の裏面)に装置の長手方向に沿ってベルト(99)を設けている。例えば、当該装置を操作する者は、一方の手をベルト(99)に差し込んで当該装置を掌で包むようにして底面(裏面)から当該装置を把持することで、他方の手で当該装置の表面の操作パネル(19)を操作することが可能になる。これにより、当該装置を把持する手が緩んだり滑ったりしても当該装置が手から放れないようにして当該装置を落とし難くしている。
特開平6−236452号公報(段落番号0106,図3)
しかしながら、このような特許文献1の開示技術によると、当該装置底面(裏面)には、ベルト(99)のほかには当該装置底面から突出する突起物は、特に設けられていない。このため、例えば、作業台や事務机等の平坦面に当該装置を表向きに置いた場合には、このような平坦面に対し、当該装置は、その長手方向にほぼ直線状に延びるベルト(99)によって支えられることになる。このように長手方向に直線状に裏面で支えられる当該装置を、その表面の操作パネル(19)で操作した場合には、当該ベルト(99)を中心に当該装置の短手(幅)方向に揺れ動く可能性が高いことから、当該操作に際しキースイッチを押す度ごとに幅方向にグラグラと揺れキースイッチを押し難くするという問題がある。
なお、当該装置の読取り口(14)が開口するヘッド部(11)は、当該装置底面(裏面)の方向に前傾する「首曲がり形状」をなすように形成されている。そのため、このような「首曲がり形状」を持つ当該装置は、そのように曲がったヘッド部を持たない、いわゆるストレートタイプの光学情報読取装置に比べると、当該装置を平坦面に載置した場合、このヘッド部(11)の読取り口(14)の下端部分が当該平坦面に対する短手(幅)方向に延びる支えとなる分、幅方向のグラつきは少ない。
ところが、当該装置全体からすると、短手方向に比べて長手方向に長く延びる装置本体をその読取口側(一端側)で短手(幅)方向に支えたとしても、その反対側(他端側)では短手(幅)方向の支えが殆どないことになる。つまり、当該装置の読取口側(一端側)を上方、その反対側(他端側)を下方、とした場合、平坦面に対する支えは、「T字状」になり、しかも操作パネル(19)は、短手(幅)方向の支えが少ない「T字状」の下方寄りに位置する。
このため、たとえ「首曲がり形状」をなすヘッド部(11)を備えていても、当該装置を平坦面上に置いた状態では、操作パネル(19)の操作時における当該装置のグラつきを抑制し難い。したがって、例えば、当該装置を事務机に載置して操作パネル(19)からデータ入力等をしようとした場合、キースイッチを押す手とは別の手で当該装置を抑えながら、操作パネル(19)を操作する必要が生じたり、またこのような机や台が身近に存在するにもかかわらず、わざわざ当該装置を把持しながら操作パネル(19)を操作するといった、甚だ操作性の悪いものになってしまうという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、操作性を向上させ得る光学情報読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1の光学情報読取装置では、読取対象の光学情報や当該光学情報読取装置の操作に関する情報を入力可能に当該装置本体の表面に設けられるキースイッチと、前記装置本体の裏面に沿って設けられ前記装置本体を前記裏面から把持する者の手を前記裏面と間で挟込可能なベルトと、を備え、前記装置本体の一端側に前記裏面方向に前傾して設けられる読取口形成部に、前記読取対象から到来する入射光が入射可能な読取口を形成した光学情報読取装置であって、前記ベルトを含めた前記装置本体の裏面側の最大外形寸法で前記裏面から前記ベルトの厚さ方向の高さが、前記読取口形成部の所定部位により定まる場合、前記読取口形成部の所定部位は、前記ベルトの厚さ方向の高さ寸法を超える長さに設定され当該長さ方向に立てて前記キースイッチの裏面を囲むように前記装置本体の裏面に設ける4箇所以上の支持部のうちの前記一端側に設けられるべき前記支持部に代わって、前記支持部として機能することを技術的特徴とする。
なお、「情報コード」とは、1次元コード(EAN/UPC、インターリーブド2オブ5、コーダバー、コード39/128、スタンダード2オブ5、RSS等)に限られず、2次元コード(QRコード、PDF417、データマトリックス、マキシコード、RSSコンポジット等)等の各種のコードシンボルを含む概念である。また、「最大外形寸法」とは、突起部を含めた当該装置本体の輪郭を包含するのに必要な矩形(長方形、正方形)の最小寸法のことである(以下同じ)。
特許請求の範囲に記載の請求項の光学情報読取装置では、読取対象の光学情報や当該光学情報読取装置の操作に関する情報を入力可能に当該装置本体の表面に設けられるキースイッチと、前記装置本体の裏面に沿って設けられ前記装置本体を前記裏面から把持する者の手を前記裏面と間で挟込可能なベルトと、を備えた光学情報読取装置であって、前記ベルトを含めた前記装置本体の裏面側の最大外形寸法で前記裏面から前記ベルトの厚さ方向の高さ寸法を超える長さに設定される支持部を、当該長さ方向に立てて前記キースイッチの裏面を囲むように前記装置本体の裏面に4箇所以上に設け、前記支持部は、前記ベルトの少なくとも一端側もしくは他端側を直接的または間接的に前記裏面に固定することを技術的特徴とする。
請求項1の発明では、ベルトを含めた装置本体の裏面側の最大外形寸法で裏面からベルトの厚さ方向の高さが、読取口形成部の所定部位により定まる場合、読取口形成部の所定部位は、ベルトの厚さ方向の高さ寸法を超える長さに設定され当該長さ方向に立ててキースイッチの裏面を囲むように装置本体の裏面に設ける4箇所以上の支持部のうちの一端側に設けられるべき支持部に代わって、支持部として機能する。これにより、当該装置を、例えば、作業台や事務机等の平坦面に表向きに置いた場合には、ベルトの厚さ方向の高さ寸法を超える長さに設定される支持部が、それよりも低いベルトやその他の突起物よりも先に当該平坦面に接触して当該装置を支持する。そして、このような支持部や、支持部のうちの一端側に設けられるべき支持部に代わって読取口形成部の所定部位により囲まれた範囲内にキースイッチが位置するため、キースイッチを押すときに加えられる押圧力は、それを囲む支持部や読取口形成部の所定部位を介して当該平坦面に伝わる。このため、キースイッチの操作時でも、これらの支持部によって当該装置を確実に支えることが可能になるので、当該装置を平坦面に載置した場合でも、キースイッチによる情報の入力操作を安定した状態で行うことが可能になる。したがって、このような読取口形成部が当該装置の一端に設けられている場合には、当該一端側には支持部を設けなくても、このようなベルトを備えた当該装置の操作性を向上させることができる。
請求項の発明では、ベルトを含めた装置本体の裏面側の最大外形寸法で裏面からベルトの厚さ方向の高さ寸法を超える長さに設定される支持部を、当該長さ方向に立ててキースイッチの裏面を囲むように装置本体の裏面に4箇所以上に設ける。これにより、当該装置を、例えば、作業台や事務机等の平坦面に表向きに置いた場合には、ベルトの厚さ方向の高さ寸法を超える長さに設定される支持部が、それよりも低いベルトやその他の突起物よりも先に当該平坦面に接触して当該装置を支持する。そして、このような支持部が4箇所以上に設けられ、これらにより囲まれた範囲内にキースイッチが位置するため、キースイッチを押すときに加えられる押圧力は、それを囲む4箇所以上の支持部を介して当該平坦面に伝わる。このため、キースイッチの操作時でも、これら4箇所以上の支持部によって当該装置を確実に支えることが可能になるので、当該装置を平坦面に載置した場合でも、キースイッチによる情報の入力操作を安定した状態で行うことが可能になる。したがって、このようなベルトを備えた当該装置の操作性を向上させることができる。また、支持部は、ベルトの少なくとも一端側もしくは他端側を直接的または間接的に裏面に固定する。これにより、ベルトを当該装置の裏面に固定する固定部材を減らすことができたり、別途設ける必要がなくなるので、部品点数を削減できる。したがって、当該装置の操作性を向上させるとともに、当該装置の製造コストを低減させることができる。
以下、本発明の光学情報読取装置をバーコードリーダに適用した各実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
[第1実施形態]
まず、本第1実施形態に係るバーコードリーダ10の構成を図1および図2を参照して説明する。なお、図1は、バーコードリーダ10を表面から見た平面図で、裏面に設けられる支持部とベルトの位置を表面から透視的に表している。また、図2は、バーコードリーダの外観構成を示す斜視図で、図1(A) には表面上方から見たもの、図1(B) には裏面下方から見たもの、がそれぞれ表されている。
図1および図2(A) に示すように、バーコードリーダ10の表面10aの外観形状は、主に、本体ハウジング11、液晶ディスプレイ13、キーボード20により構成されている。即ち、本体ハウジング11の一端側11aには、液晶ディスプレイ13が取り付けられており、また本体ハウジング11の他端側11bには、各種のキースイッチを所定位置に配置するキーボード20が設けられている。また、本体ハウジング11のほぼ中央側面には、照射光を照射する際に押圧されるトリガースイッチ17が設けられている。
一方、バーコードリーダ10の裏面10bは、図2(B) に示すように、主に、本体ハウジング11、読取口12a、プロテクタ18、19、ベルト30等によってその外観形状が構成されている。即ち、本体ハウジング11の一端側11aには、読取口12aを有する読取口ハウジング12が取り付けられており、また本体ハウジング11の他端側11bには、その隅に、当該バーコードリーダ10が落下等したときに受ける衝撃を緩和可能なプロテクタ18、19が取り付けられている。さらに、裏面10bには、その裏面10bに沿って帯状のベルト30が設けられている。
読取口ハウジング12は、バーコードリーダ10の裏面10bの方向に前傾するように「首曲がり形状」をなしており、バーコード等に反射した反射光(入射光)が入射可能な読取口12aを形成するものである。本実施形態では、この読取口ハウジング12は、単に読取口12aを形成するだけでなく、読取口12aを形成する周縁部のうち読取口下端部12dが、裏面10bに取り付けられるベルト30の厚さ方向に最も突出するように、構成されている。これにより、当該読取口下端部12dは、後述するように、支持部としても機能する。なお、読取口ハウジング12や前述した本体ハウジング11は、例えば、いずれもABS樹脂等の合成樹脂からなる成形部品である。
プロテクタ18、19は、例えば、エラストマーや天然ゴムからなる成形部品で、前述したように、本体ハウジング11の他端側11bの両隅を覆うように、設けられている。これらのプロテクタ18、19は、本来、落下等によって外部から受ける衝撃を吸収したり緩和する役割を有するが、本実施形態では、その高さ方向の長さを大きく設定することにより、裏面10bに取り付けられるベルト30の厚さよりも、当該厚さ方向に突出するように、構成されている。これにより、当該プロテクタ18、19の下端部18a、19aは、後述するように、それぞれ支持部としても機能する。
また、本実施形態では、プロテクタ18、19は、棒状のベルト通し32の両端を固定可能に構成することで、ベルト30を間接的に本体ハウジング11に取り付け可能にしている。即ち、ベルト通し32の一端側をプロテクタ18の図略の孔に、またベルト通し32の他端側をプロテクタ19の図略の孔に、それぞれ差し込んで、プロテクタ18、19で当該ベルト通し32の両端を挟み込んだ状態で、これらプロテクタ18、19を本体ハウジング11に固定する。これにより、ベルト通し32は、その両端をプロテクタ18、19を介して本体ハウジング11に取り付けられるので、このようなベルト通し32に通されたベルト30は、間接的に本体ハウジング11に取り付け可能となる。
キーボード20は、バーコード等の情報コードに関する情報や当該バーコードリーダ10の操作に関する情報を入力可能にする各種のキースイッチを所定位置に配置するもので、例えば、電源スイッチ21、数字・記号キー22、エンターキー23、方向キー24、トリガーキー25、ファンクションキー26等々を整列配置可能に保持している。これらのキースイッチは、いずれも本体ハウジング11内に収容される図略のプリント配線板に電気的に接続されており、後述するマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)等にオンオフ情報を出力し得るように構成されている。なお、キーボード20全体の配置は、後述するように、支持部として機能する、読取口ハウジング12の読取口下端部12d、プロテクタ18の下端部18aおよびプロテクタ19の下端部19aによって囲まれる範囲内に位置するように設定されている。
ベルト30は、例えば、合成繊維からなる帯状の部材で、その幅は、当該バーコードリーダ10を裏面10bから把持する操作者の手を裏面10bとの間で挟込可能な程度に設定されている。このベルト30の一端側には止め金具31が固定されており、止め金具31を介して本体ハウジング11に形成されたベルト取付部14に固定されている。これに対し、当該ベルト30の他端側には、一端側と着脱自在の布製のテープが取り付けられている。これにより、当該ベルト30の他端側を、プロテクタ18、19に固定されたベルト通し32に通して当該ベルト30の一端側に折り返すことで、布製のテープを介して当該一端側に係着することが可能となる。なお、この布製のテープによる一端側と他端側との係着は、その係着位置を変更することができるように構成されているため、この位置を変更することによって、当該ベルト30と裏面10bとの間に形成される隙間、つまり操作者の手が入る間隔を調整することができる。
なお、このバーコードリーダ10は、図示されてはいないが、本体ハウジング11内に、照射光を発光可能な光源と、バーコード等の情報コードにこの照射光が照射し反射した反射光を読取口12aを介して受光可能な受光素子と、この反射光を集光して受光素子の受光面に情報コードの像を結像可能な結像光学系と、受光素子から出力される画像信号をデコード可能なマイコンと、等々の回路部品や光学部品を実装したプリント配線板を収容しており、例えば、読み取ったバーコードによるコード情報を液晶ディスプレイ13に表示したり、図略の赤外線や無線による通信インタフェースを介して外部に出力し得るように構成されている。
次に、読取口ハウジング12の読取口下端部12d、プロテクタ18、19の下端部18a、19aにより囲まれる範囲等について、図3を参照して説明する。なお、図3(A) には、バーコードリーダ10を幅方向側面から見た裏面側の最大外形寸法が、また図3(B) には当該範囲が、それぞれ図示されている。
図3(A) に示すように、バーコードリーダ10を幅方向側面から見た最大外形寸法は、当該バーコードリーダ10を平坦面Gに載置した状態における当該平坦面Gの水平方向の長さLと、当該平坦面Gから垂直方向の高さHと、により表される。また、この垂直方向の高さHのうち、当該平坦面Gからバーコードリーダ10の裏面10bまでの高さの最大値が、バーコードリーダ10の裏面10b側の最大外形寸法となる。
このため、本実施形態では、前述したように、読取口ハウジング12の読取口下端部12dが最も裏面10b側に突出しているので、この読取口下端部12dの突出量αがバーコードリーダ10の裏面10b側の最大外形寸法となる。これに対し、プロテクタ18、19は、前述したように、ベルト30の厚さγ方向の高さβを超える長さに設定されているので、読取口下端部12dよりは突出量δが小さいものの、ベルト30よりは裏面10b側に突出しているので、プロテクタ18、19は、読取口下端部12dとともに当該バーコードリーダ10を支持することが可能となる。つまり、読取口ハウジング12の読取口下端部12dおよびプロテクタ18、19の下端部18a、19aは、それぞれ支持部として機能し得る。
一方、このように支持部として機能し得る読取口ハウジング12の読取口下端部12dおよびプロテクタ18、19の下端部18a、19aは、キーボード20を囲んでいる。即ち、読取口下端部12dの一端側(図3(B) において紙面上側)と下端部19aとを結ぶ仮想線h、下端部19aと下端部18aとを結ぶ仮想線i、下端部18aと読取口下端部12dの他端側(図3(B) において紙面下側)とを結ぶ仮想線j、および読取口下端部12dによって囲まれる範囲内(図3(B) に示す右上がり斜線部分)に、電源スイッチ21、数字・記号キー22、エンターキー23、方向キー24、トリガーキー25、ファンクションキー26等の各キースイッチを備えたキーボード20が位置している。なお、図3(B) に示す各キースイッチ21,22,23,24,25,26は、それぞれキースイッチの裏面を示している。
これにより、バーコードリーダ10の裏面10bにベルト30が取り付けられていても、これらのキースイッチを押すときに加えられる押圧力は、ベルト30の存在に関係なく、キーボード20(キースイッチ)を囲む読取口ハウジング12、プロテクタ18、19(支持部)を介して当該平坦面Gに伝わる。このため、キースイッチの操作時でも、これら支持部によって当該バーコードリーダ10を確実に支えることが可能になるので、当該バーコードリーダ10を平坦面Gに載置した場合でも、キースイッチによる情報の入力操作を安定した状態で行うことが可能になる。
以上説明したように、本第1実施形態に係るバーコードリーダ10では、ベルト30を含めた裏面10b側の最大外形寸法で裏面10bからベルト30の厚さγ方向の高さ寸法βを超える長さγに設定されるプロテクタ18、19とこれらプロテクタ18、19に代わって支持部として機能する読取口ハウジング12を、当該長さ方向に立ててキースイッチ21,22,23,24,25,26の裏面を囲むようにバーコードリーダ10の裏面10bに設ける。これにより、バーコードリーダ10を、平坦面Gに表向きに置いた場合には、ベルト30の厚さ方向の高さ寸法βを超える長さγに設定される読取口下端部12d、プロテクタ18、19が、平坦面に接触してバーコードリーダ10を支持する。したがって、ベルト30を裏面10bに設けても、このベルト30に邪魔されてグラつくようなことはなく、読取口ハウジング12、プロテクタ18、19によりバーコードリーダ10を確実に支えるので、キースイッチ21等の操作性を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図3〜図5を参照して説明する。前述した第1実施形態のバーコードリーダ10が読取口ハウジング12を有するものであったのに対し、本第2実施形態に係るバーコードリーダ10’は、「首曲がり形状」をなす読取口ハウジング12を備えない、いわゆるストレートタイプのバーコードリーダである点が異なる。このため、第1実施形態のバーコードリーダ10と実質的に同一の構成部分には、図4および図5において同一符号を付し、それらの説明を省略する。
図4および図5(A) に示すように、バーコードリーダ10’では、本体ハウジング11の一端側11aに読取口11a’を有するとともに、図5(B) に示すように、突起部11d、11eを有する。この突起部11d、11eは、例えば、本体ハウジング11と一体に成形されるもので、裏面10bに取り付けられるベルト30の厚さ方向にベルト30の厚さ方向高さβよりも突出する高さ、例えばγように構成されている(図3(A) に示す読取口下端部12dに相当する)。これにより、当該突起部11d、11eは、支持部として機能する。
このように、本第2実施形態に係るバーコードリーダ10’では、ベルト30を含めた裏面10b側の最大外形寸法で裏面10bからベルト30の厚さγ方向の高さ寸法βを超える長さγに設定される突起部11d、11e、プロテクタ18、19を、当該長さ方向に立ててキースイッチ21等の裏面を囲むようにバーコードリーダ10の裏面10bに4箇所に設ける。これにより、バーコードリーダ10を、平坦面Gに表向きに置いた場合には、ベルト30の厚さ方向の高さ寸法βを超える長さγに設定される突起部11d、11e、プロテクタ18、19が、平坦面に接触してバーコードリーダ10を支持する。したがって、ベルト30を裏面10bに設けても、突起部11d、11e、プロテクタ18、19によりバーコードリーダ10を確実に支えるので、キースイッチ21等の操作性を向上させることができる。
なお、本発明のその他の実施形態として、例えば、図6(A) に示すように、バーコードハンディターミナルBHT(以下「BHT」という)1の裏面の四隅に、ベルトBLTの厚さ方向にベルトBLTの厚さ方向高さで突出する支持部W1、X1、Y1、Z1を設けて、これらを結んだ仮想線h1、i1、j1、k1によってキースイッチKEYを囲むように構成する。これにより、支持部W1、X1、Y1、Z1により囲まれる範囲内(図6(A) に示す右上がり斜線部分)にキースイッチKEYが位置するので、BHT1を確実に支えることができ、キースイッチKEYの操作性を向上させることができる。なお、図6(A) 、図6(B) および図6(C) に示す符号DSPは液晶ディスプレイを示す。
また、例えば、図6(B) に示すように、BHT2の裏面の各辺のほぼ中間に、ベルトBLTの厚さ方向にベルトBLTの厚さ方向高さで突出する支持部W2、X2、Y2、Z2を設け、これらを結んだ仮想線h2、i2、j2、k2によってキースイッチKEYを囲むように構成しても良い。これにより、支持部W2、X2、Y2、Z2により囲まれる範囲内(図6(B) に示す右上がり斜線部分)にキースイッチKEYが位置するので、BHT2を確実に支えることができ、キースイッチKEYの操作性を向上させることができる。
なお、キースイッチKEY’は、この範囲内から一部が逸脱するが、当該範囲を画定する仮想線h2、i2の近傍に位置するため、当該範囲内の他のキースイッチKEYと同視できる。また、このように当該範囲から逸脱するスイッチKEY’には、例えば、電源スイッチ等のBHT2の動作中には使用される頻度が低いものを配置し、使用頻度の高い数字・記号キーやエンターキーを当該範囲内に配置することで、操作性を向上させることができる。
さらに、例えば、図6(C) に示すように、BHT3の裏面の各辺に、ベルトBLTの厚さ方向にベルトBLTの厚さ方向高さで突出する支持部U3、V3、W3、X3、Y3、Z3を設けて、これらを結んだ仮想線h3、i3、j3、k3、m3、n3によってキースイッチKEYを囲むように構成しても良い。これにより、支持部U3、V3、W3、X3、Y3、Z3により囲まれる範囲内(図6(C) に示す右上がり斜線部分)にキースイッチKEYが位置するので、BHT3を確実に支えることができ、キースイッチKEYの操作性を向上させることができる。この図6(C) に示すBHT3では、その裏面周囲の6箇所に、支持部U3、V3、W3、X3、Y3、Z3を設けたが、5箇所あるいは7箇所以上にこのような支持部を設けても上述と同様の作用・効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係るバーコードリーダを表面から見た平面図で、裏面に設けられる支持部とベルトの位置を表面から透視的に表したものである。 本発明の第1実施形態に係るバーコードリーダの外観構成を示す斜視図で、図1(A) は表面上方から見たもの、図1(B) は裏面下方から見たものである。 図3(A) は、本第1実施形態に係るバーコードリーダを幅方向側面から見た裏面側の最大外形寸法を示す説明図で、図3(B) は、本第1実施形態に係るバーコードリーダの、一端側に位置する読取口下端部と他端側に位置する2つのプロテクタの下端部とに囲まれる範囲を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るバーコードリーダを表面から見た平面図で、裏面に設けられる支持部とベルトの位置を表面から透視的に表したものである。 本発明の第2実施形態に係るバーコードリーダの外観構成を示す斜視図で、図5(A) は表面上方から見たもの、図5(B) は裏面下方から見たものである。 本発明のその他の実施形態に係るバーコードリーダを表面から見た模式図で、裏面に設けられる支持部とベルトの位置を表面から透視的に表したものである。
符号の説明
10…バーコードリーダ(光学情報読取装置)
10a…表面(装置本体の表面)
10b…裏面(装置本体の裏面)
11…本体ハウジング
11d、11e…突起部(支持部)
12…読取口ハウジング(読取口形成部)
12a…読取口
12d…読取口下端部(所定部位)
18、19…プロテクタ(支持部)
18a、19a…下端部
21…電源スイッチ(キースイッチ)
22…数字・記号キー(キースイッチ)
23…エンターキー(キースイッチ)
24…方向キー(キースイッチ)
25…トリガーキー(キースイッチ)
26…ファンクションキー(キースイッチ)
30、BLT1、BLT2、BLT3…ベルト
BHT1、BHT2、BHT3…バーコードハンディターミナル(光学情報読取装置)
KEY、KEY’…キースイッチ
h1、h2、h3、i1、i2、i3、j1、j2、j3、k1、k3、m3、n3…仮想線
U3、V3、X1、X2、X3、Y1、Y2、Y3、Z1、Z2、Z3…支持部

Claims (2)

  1. 読取対象の光学情報や当該光学情報読取装置の操作に関する情報を入力可能に当該装置本体の表面に設けられるキースイッチと、前記装置本体の裏面に沿って設けられ前記装置本体を前記裏面から把持する者の手を前記裏面と間で挟込可能なベルトと、を備え、前記装置本体の一端側に前記裏面方向に前傾して設けられる読取口形成部に、前記読取対象から到来する入射光が入射可能な読取口を形成した光学情報読取装置であって、
    前記ベルトを含めた前記装置本体の裏面側の最大外形寸法で前記裏面から前記ベルトの厚さ方向の高さが、前記読取口形成部の所定部位により定まる場合、
    前記読取口形成部の所定部位は、
    前記ベルトの厚さ方向の高さ寸法を超える長さに設定され当該長さ方向に立てて前記キースイッチの裏面を囲むように前記装置本体の裏面に設ける4箇所以上の支持部のうちの前記一端側に設けられるべき前記支持部に代わって、前記支持部として機能することを特徴とする光学情報読取装置。
  2. 読取対象の光学情報や当該光学情報読取装置の操作に関する情報を入力可能に当該装置本体の表面に設けられるキースイッチと、前記装置本体の裏面に沿って設けられ前記装置本体を前記裏面から把持する者の手を前記裏面と間で挟込可能なベルトと、を備えた光学情報読取装置であって、
    前記ベルトを含めた前記装置本体の裏面側の最大外形寸法で前記裏面から前記ベルトの厚さ方向の高さ寸法を超える長さに設定される支持部を、当該長さ方向に立てて前記キースイッチの裏面を囲むように前記装置本体の裏面に4箇所以上に設け、
    前記支持部は、前記ベルトの少なくとも一端側もしくは他端側を直接的または間接的に前記裏面に固定することを特徴とする光学情報読取装置。
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