JP2017107504A - 情報読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数種類のモデルに対し、使用用途に合わせた種類のスキャンモジュールの取り付けを容易に行うことができる情報読取装置を提供する。【解決手段】本体と、記録された情報を光学的に読み取る情報読取部と、前記情報読取部を前記本体に対して取り付けるためのホルダと、前記ホルダの一方面側に前記情報読取部を固定するための第一固定部と、前記ホルダの他方面側に設けられ、前記情報読取部とは異なる情報読取部を固定するための第二固定部とを備え、前記ホルダは、前記一方面側に情報読取部を固定して前記本体に対して取り付けられる状態から、前記本体の長手方向に反転させた状態において前記他方面側に情報読取部を固定して前記本体に対して取り付け可能なようにされたことを特徴とする。【選択図】図7a
Description
本発明は、バーコードや二次元コードなどのシンボルを読み取ってデータの登録、照合が可能なハンディスキャナ、ハンディターミナル、業務用PDA等の光学式情報読取装置に関する。
今日、商品管理等の分野においてバーコード、二次元コード等様々なコードあるいは「シンボル」が利用されている。トレーサビリティ(traceability)が普及した今日においては、工場や物流拠点等に、バーコードリーダ又はコードリーダと称される光学情報読取装置を設置して、製品や産品にシンボル等を印刷又は刻印し(コード印字)、このコード印字の情報を光学情報読取装置で読み取るシステムが多くの業界で採用されている。このようなシンボルを読み取り、データの登録や照合を行うため、ハンディターミナルが利用されている。ハンディターミナルは、液晶ディスプレイ部(LCD)等の表示部分やキーを配置している。また、モバイル利用が可能なように充電可能な二次電池を内蔵している。
このようなハンディターミナルはスキャンモジュールと呼ばれる光学式読取部を内蔵している。読取実行キーを押下すると、光学式読取部からの走査が実行される。例えば特許文献1に開示されたハンディターミナルにおいて、ユーザーは、電池が内蔵された把持部分を握って、LCDを見ながら把持部分表面に設けられた複数のキーを操作し、さらに読取実行キーを押下することで、スキャンが実行される。
このようなハンディターミナルは、バーコードリーダモデルと二次元コードリーダモデルなどの複数種類のモデルが存在する製品があるが、モデルによってバーコードリーダモジュールやコードリーダモジュールを固定する部材が異なるため、その部材を別途用意する必要があった。
本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたものである。本発明の主な目的は複数種類のモデルに対し、使用用途に合わせた種類のスキャンモジュールの取り付けを容易に行うことができる情報読取装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための手段として、本体と、
記録された情報を光学的に読み取る情報読取部と、
前記情報読取部を前記本体に対して取り付けるためのホルダと、
前記ホルダの一方面側に前記情報読取部を固定するための第一固定部と、
前記ホルダの他方面側に設けられ、前記情報読取部とは異なる情報読取部を固定するための第二固定部と
を備え、
前記ホルダは、前記一方面側に情報読取部を固定して前記本体に対して取り付けられる状態から、前記本体の長手方向に反転させた状態において前記他方面側に情報読取部を固定して前記本体に対して取り付け可能なようにされたことを特徴とする情報読取装置。
記録された情報を光学的に読み取る情報読取部と、
前記情報読取部を前記本体に対して取り付けるためのホルダと、
前記ホルダの一方面側に前記情報読取部を固定するための第一固定部と、
前記ホルダの他方面側に設けられ、前記情報読取部とは異なる情報読取部を固定するための第二固定部と
を備え、
前記ホルダは、前記一方面側に情報読取部を固定して前記本体に対して取り付けられる状態から、前記本体の長手方向に反転させた状態において前記他方面側に情報読取部を固定して前記本体に対して取り付け可能なようにされたことを特徴とする情報読取装置。
本発明によれば、複数種類の情報読取部を本体に取り付け可能なホルダを有するため、使用用途に合わせた種類の情報読取部の取り付けを容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図中、同じ符号は各図を通して共通である。但し、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための光学式情報読取装置を例示するものであって、本発明は光学式情報読取装置を以下のものに特定しない。また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を実施の形態の部材に特定するものでは決してない。また、本発明の一実施形態では、光学式情報読取装置の一例として、一次元バーコードリーダ付グリップ型ハンディターミナルを挙げる。
図1に示す光学式情報読取装置1の外形を構成する筐体100は液晶表示部2や操作部3が配置される側の上ケース101とその背面側の下ケース102に2分割される。図1に示すように、光学式情報読取装置1の正面側には上方に液晶表示部2が設けられ、下方に操作部3が備えられている。この筐体100は、液晶表示部2を設けた表示部4と、操作部3を設けユーザーが握る部分であるグリップ部5とから成る。
この液晶表示部2は、読取対象のシンボルを後述のスキャナ部14で撮影した画像や、シンボルを復号化した情報、その他の設定情報といった各種の情報を表示するための部分であり、その液晶表示部2に表示された表示内容を参照しながら、正面に配置された操作部3を片手、または両手にて操作する。この液晶表示部2の上面には、タッチパネルが配置される。また、液晶表示部2の上方には、内蔵されたLEDライトが発光した際に外観から視認可能なようにするLEDライトの導光部材6が設けられている。
操作部3には、各種の操作を行うテンキー10や電源ボタン7、各種ファンクションボタン群8、スキャンボタン9等が割り当てられる。電源ボタン7は、他のキーよりも上ケース101からの突出量が低くなっており、また、上ケース101の電源ボタン7の回りにはドーム状の凸が形成されていることによって電源ボタン7の誤押しを防止している。上ケース101内部側には、各種キーのついたキーラバー18とキー基板19が配置される。
図2は本発明の一実施形態における光学式情報読取装置1の背面図であり、液晶表示部2の裏面となる位置にはスキャナ部14が設けられており、その表面には、透光性のスキャナ窓15を有し、その内部に設けられたスキャナユニット16から照射されるレーザー光が透過可能になっている。スキャナ部14のグリップ部5側にはスキャナ部14に隣接してスピーカー部17を設けている。
また、下方のグリップ部5には、光学式情報読取装置1に駆動する電力を供給するためのバッテリ11を有し、バッテリ11を覆うように配置されるバッテリカバー12を備えている。図3に示すようにバッテリ11は、光学式情報読取装置1に着脱自在に装着している。また、バッテリ11を収納するバッテリ収納部31を備える。このバッテリ収納部31は下ケース102の窪み状の開口部であり、バッテリカバー12によって閉塞される。このため、バッテリカバー12は着脱自在である。また、このバッテリカバー12を閉塞した状態で保持するためのバッテリロックノブ13が下ケース102に備えられている。
バッテリカバー12を外し、バッテリ11を取り外すと、図3のようにバッテリ収納部31の一部が開口されており、そこからキー基板19に配置されたカードコネクタ20が見え、ユーザーの指にてアクセス可能となる。
図3は本発明の一実施形態における光学式情報読取装置1の斜視図であり、筐体100左右にスキャンキー21を備えている。スキャンキー21は筐体100のグリップ部5よりも筐体100長手方向で上方に位置し、液晶表示部2の横に配置される。
筐体100長手方向にスキャナ部14の頂部14aの下方に位置する足部32を設ける。これは、筐体100が落下した際に頂部14aが地面に当たることを防ぎ、衝撃を緩和させるために設けられている。頂部14aで着地すると、衝撃をスキャナ部14近傍の筐体100の先端で受けることによるダメージが大きく、スキャナ窓枠22が変形しスキャナ窓15が外れるもしくは破壊される虞がある。光学式情報読取装置1はスキャナ機能がメインの機能として構成されていることから、スキャナ窓15へのダメージが製品の質を大きく損なう、もしくは製品として機能しなくなることを意味し、スキャナ部14の内部に設けられるスキャナユニット16の保護は極めて重要となる。
図4は本発明の一実施形態における光学式情報読取装置1の断面図である。
筐体100の上方には液晶表示部2やスキャナユニット16を制御するための制御装置50などが搭載された制御基板51が配置されており、その制御基板51にバッテリ11から給電するためのフレキシブルプリント電源基板52が制御基板51の下方に配置されている。
電源基板52は、その下方にコネクタ53の端子54を備え、端子54がバッテリ11と接触して給電される。
また、筐体100を水平面に横にして置いた時に、スキャナ部14の足部32と下ケース102の下端部によって支持されることにより筐体100は上ケース101がやや傾斜するようになっている。上ケース101が傾斜して置かれることから、液晶表示部2が筐体100の下端側にいるユーザーの顔の方を向くようになり、載置時における視認性が良くなる利点がある。また、スキャナ部14を凸形状として、上述したようにスキャナ部14の足部32と下ケース102の下端部によって支持される際に載置面との間に隙間が生じるようにすることによって、ユーザーの指が隙間に入ることで載置された筐体100を持ち上げる際に持ち易くなる。
バッテリカバー12を固定するためのロックノブ13が下ケース102背面の長手方向中央よりやや上方に位置する。ロックノブ13の頂部より筐体100長手方向下方の表面へのカーブとバッテリカバーの凸部12aから表面に向かうカーブを一連の曲線で描く形状にすることにより、筐体100を握った時にユーザーの人指し指またはその他の指を引掛けることが可能になる。これにより、スキャナ部14で読み取りを行う際に、筐体100を上方向に向けて上方に位置するバーコードも、また地面等の下方にあるバーコードをも負担なく、且つ安定して持つことが可能となる。
図5は、本発明の一実施形態における光学式情報読取装置1の内部構造を示す図である。
液晶表示部2は、その背面に配置されるクッション部材85を介して表示フレーム70に収容される。その背面側には制御基板51が配置され、制御基板51上に配置された支持部材73によって液晶表示部2が支持されている。支持部材73は液晶表示部2の背面に形成される金属面に当接しており、導電性部材(例えば金属)で形成された支持部材73を介して、液晶表示部2と制御基板51との導通を取っている。支持部材73は複数設けられることが好ましく、本実施形態においては、3箇所に配置されている。また、液晶表示部2の表示ムラを抑えるべく、液晶表示部2の中心を避けて配置している。尚、クッション部材85の支持部材73に対応する位置には開口を設けてある。
図6は、本発明の一実施形態における光学式情報読取装置1の要部拡大図である。図6に示すように、制御基板51が表示フレーム70と下フレーム74とに挟持される。表示フレーム70の位置決めのピン70aに制御基板51の穴が位置決めされており、ピン70aが下フレーム74に形成されたボスに挿入されることによりフレームユニット76が形成される。これによって、固定ビス等による固定手段を必要とすることなく表示フレーム70と下フレーム74に対する制御基板51の位置の固定が可能となる。
また、制御基板51は表示フレーム70と下フレーム74其々との間に表示フレーム用クッション材72と下フレーム用クッション材75を有し、落下等の衝撃から保護される。また、表示フレーム70と下フレーム74は制御基板51を挟持した状態で、ねじ止めされる。このフレームユニット76は上ケース101と下ケース102との間で挟持され、ビス等の固定手段は必要としない。
従来は、上ケース101および下ケース102と、制御基板51が固定されるフレームがビス等で共締めされていたが、外力により内部部品まで衝撃が伝わりやすいことと、上下ケースの変形により内部のフレームも共に変形し挟持された制御基板51がダメージを受けるという問題があった。本実施形態におけるフレームユニット76においては、この問題を回避する構造となっている。
図7は、本発明の一実施形態における光学式情報読取装置1の要部拡大図である。下フレーム74にはスキャナユニット16がビス固定されている。スキャナユニット16と下ケース102との間にはスキャナ用弾性部材77が配置される。上記のようにフレームユニット76には大きな衝撃は加わることはなく、下フレーム74に固定されたスキャナユニット16も衝撃から守られる。且つ、弾性部材77を配置することで、より衝撃が緩和される。
スキャナユニット16はスキャンモジュール201を搭載するモジュールホルダ203のモジュール固定部204で下フレーム74に固定される。モジュールホルダ203にスキャンモジュール201がビス固定され、スキャンモジュール201から伸びる伝達部材202を介して読み取った信号が制御基板51に伝達される。
図8は本発明の一実施形態に係る光学式情報読取装置1のスキャナユニット16の拡大図である。スキャンモジュール201は、バーコードを走査するための読取光源としてレーザダイオードやガルバノミラーを備えている。また、二次元コードの読み取りには、CCDイメージ素子等の撮像素子と照明手段を備えたカメラモジュール211が利用される。本発明に係る光学式情報読取装置1は、スキャンモジュール201とカメラモジュール211のいずれかを選択することで、バーコードリーダとしても、二次元コードリーダとしても利用できる。このため、スキャンモジュール201とカメラモジュール211の両方が下フレーム74に固定できるようにモジュールホルダ203を共通化している。
図8aはスキャンモジュール201が搭載される場合のスキャナユニット16を示し、図8bはカメラモジュール211が搭載される場合のスキャナユニット16を示している。
スキャンモジュール201は図7aに示すように、まずモジュールホルダ203に固定され、モジュールホルダ203が下フレーム74に固定されることで装置に固定される。スキャンモジュール201と制御基板51とは伝達部材202の一例としてのFFCにて接続される。カメラモジュール211も同様にして図7bに示すように固定される。但し、モジュールホルダ203は図7aの状態から180度回転させて裏側を使用している。
図8aに示すように、スキャンモジュール201とモジュールホルダ203とはスキャンモジュール201の位置決め穴204bとモジュールホルダ203の位置決めピン204aとが係合して位置決めされる。また、スキャンモジュール201のねじ穴205bにねじ205cがモジュールホルダ203の穴205aを通って締結されることにより、スキャンモジュール201とモジュールホルダ203とが固定される。モジュールホルダ203におけるスキャンモジュール201に対向するスキャンモジュール対向面207の中央部には、貫通孔208が設けられている。搭載されるスキャンモジュール201を3辺から囲うように、ガイド壁221aと側壁部221bとが設けられており、これらはスキャンモジュール201を搭載する際のガイドとなり、スキャンモジュール201の位置決めを容易にしている。
次に、図8bに示すように、カメラモジュール211とモジュールホルダ203とはカメラモジュール211の位置決め穴214bとモジュールホルダ203の位置決めピン214aとが係合して位置決めされる。また、カメラモジュール211のねじ穴215bにねじ215cがモジュールホルダ203の穴215aを通って締結されることにより、カメラモジュール211とモジュールホルダ203とが固定される。なお、スキャンモジュール201のねじ穴205bに対応するモジュールホルダ203の穴205aが貫通して開口している。搭載されるカメラモジュール211を3辺から囲うように、ガイド壁231aと側壁部231bとが設けられており、これらはカメラモジュール211を搭載する際のガイドとなり、カメラモジュール211の位置決めを容易にしている。
ここで、図8aにおいて、カメラモジュール211のねじ穴215bに対応するモジュールホルダ203の穴215aが、穴205aと同様に貫通している。但し、モジュールホルダ203内におけるビスの挿通方向における嵌合長を稼ぐために、バーリング部215dを設けている。それに対し、スキャンモジュール201と当接するようにモジュールホルダ203には脚部206が設けられている。脚部206がスキャンモジュール201と当接することによってスキャンモジュール201の位置決めを行うことが出来る。そのため、脚部206はバーリング部215dよりもスキャンモジュール対向面207からの突出量が大きく、ねじ穴215bに対応して複数設けられるバーリング部215dのそれぞれを挟むような位置に複数設けられている。脚部206の一部はスキャンモジュール201を固定するための穴205aを兼ねている。
以上説明するように、本実施形態に係るスキャン部14は、1つの側面にスキャンモジュール201の位置決めピン204aとねじ固定用の穴205aが配置されているモジュールホルダ203に、相対するもう1つの側面にカメラモジュール211の位置決めピン214aとねじ固定用の穴215aを配置している。これによって、2つのモジュールのうち目的に応じたモジュールを選択して1つのモジュールホルダに対して取り付けることができる。
ここで、スキャンモジュール201の取り付けとカメラモジュール211の取り付けに関して、スキャンモジュール201の取り付け位置は、脚部206の突出量の分だけ、カメラモジュール211に対して高くなる。それに対し、例えば、スキャン距離の一例として20cm程度の使用が想定される環境であれば、20cm先におけるスキャンモジュール201の読取位置の中心位置がカメラモジュール211の読取領域の中心位置に一致するように、脚部206の高さを一律にせずにスキャンモジュール201が傾斜するようにしてもよい。
また、脚部206の突出量に応じて、スキャンモジュール201またはカメラモジュール211の一方の読取領域を他方の読取領域に一致させるように制御装置50によって制御してもよい。
スキャンモジュール201を固定するための穴205aとカメラモジュール211を固定するための穴215aは、全く同じ位置であるか、位置がずれる場合には穴205aと穴215aの中心間距離がそれぞれ穴の直径以上であればよい。種々位置を変更してよい。
また、一方の読取モジュールを固定するねじ穴と同じ位置に他方の読取モジュールを位置決めするピンが位置しないように構成されていればよく、必ずしも本発明の実施形態にて説明した位置通りにする必要はない。
図9aは、本発明の一実施形態に係る光学式情報読取装置1にスキャンモジュール201を搭載した場合の要部拡大図である。
モジュールホルダ203の側壁部221bの外側にはモジュール固定部204の一例としてのフランジ部209が形成されている。このフランジ部209に設けられたフランジ穴209aに挿通されるねじ209bによって、モジュールホルダ203を下フレーム74に固定している。
また、モジュールホルダ203を下フレーム74に固定するために、下フレーム74には図7aに示すボス301a、301bが設けられている。さらにボス301a、301bよりも筐体100の長手方向上方にそれぞれリブ302a、302bが設けられている。これにより例えばスキャナユニット16を下フレーム74に固定する場合、側壁部231bの外周面がリブ302aとリブ302bとの間に嵌合されてスキャナユニット16の筐体100の幅方向に対する位置が決まるようにしている。スキャンモジュール201の取り付けとして、まずフランジ部209がボス301a、301bのそれぞれに当接するようにスキャナユニット16が載置され、筐体100の厚み方向に対する位置が決められる。次に、スキャナユニット16を筐体100の長手方向上方にスライドさせて、フランジ部209をボス301a、301bよりも高さのあるリブ302a、302bに突き当てることでスキャナユニット16の筐体100の長手方向に対する位置が決められる。その状態でボス301a、301bに対してフランジ穴209aを挿通されるねじ209bで固定することによって、スキャナユニット16が取り付けられる。
なお、リブ302a、302bの間隔は、スキャナユニット16の両側の側壁部231bの外面間の距離と略同一にしてあり、スキャナユニット16のガイドをするが、ボス301a、301bは、リブ302a、302b間の距離よりも広くされていることが好ましい。これによって、スキャナユニット16をボス301a、301bに載置する際には側壁部231bがボス301a、301bに当接しにくくなり、筐体100の長手方句にスライドすることでリブ302a、302b間に案内されるようにすることができ、作業性が向上する。より良くは、リブ302a、302bのボス301a、301b側に傾斜などのガイド面を有するようにしてもよい。
図9bは、図9aのA−A断面における断面図である。説明のために、側壁部221bと側壁部231bの裏側に位置するフランジ部209を点線で図示している。この図から分かるように、スキャンモジュール201を搭載する場合に下フレーム74にモジュールホルダ203を固定するためにフランジ部209に設けられたフランジ穴209aは、カメラモジュール211を搭載する場合にガイドとなる側壁部231bに対応する位置に設けられている。つまり、側壁部231bは、カメラモジュール211搭載時のガイドとなると同時に、スキャンモジュール201を搭載したモジュールホルダ203を下フレーム74に固定するためのフランジ穴209aを設けるためのフランジ部209の基部となっている。
図10aは、本発明の一実施形態に係る光学式情報読取装置1にカメラモジュール211を搭載した場合の要部拡大図であり、モジュールホルダ203の下フレーム74への固定は図9aと同様である。ここで、フランジ穴209a、219aは別の形状としてもよいが、モジュールの種類によらずモジュールホルダ203と下フレーム74とを固定する部分であるため共通の構造とし、挿通されるねじ209bも共通にすることが好ましい。
図10bは、図10aのB−B断面における断面図である。図9bの説明で記載したのと同様に、カメラモジュール211を搭載する場合に下フレーム74にモジュールホルダ203を固定するためにフランジ部209に設けられたフランジ穴219aは、スキャンモジュール201を搭載する場合にガイドとなる側壁部221bに対応する位置に設けられている。つまり、側壁部221bは、スキャンモジュール201搭載時のガイドとなると同時に、カメラモジュール211を搭載したモジュールホルダ203を下フレーム74に固定するためのフランジ穴219aを設けるためのフランジ部209の基部となっている。
以上まとめると、一方の読取モジュールを搭載する際にガイドとなる側壁部に設けられたフランジ部のフランジ穴によって、他方のモジュールを搭載する際にモジュールホルダを下フレームに対して固定するための基部を形成している。
またスキャナ部14は、図9bの断面図などに示すように、筐体100の長手方向に対して斜めに固定されている。このようにスキャナ部14を傾斜させることで、ユーザーが光学式情報読取装置1を把持して読取作業を行う際、例えば二次元シンボルを読み取る際に、カメラモジュール211で撮像した画像をリアルタイムで液晶表示部2に表示させながら、撮像位置の確認作業を行いやすくしている。同様にバーコードのスキャンにおいても、照射位置の確認が容易となる。このような傾斜角度αは、例えば30°とする。
以上、本発明の一実施形態に係る発明を説明したが、本発明はこの実施形態に記載の構造に限るものではなく、種々の変更が可能である。
1 光学式情報読取装置
2 液晶表示部
3 操作部
4 表示部
5 グリップ部
6 導光部材
7 電源ボタン
8 ファンクションボタン群
9 スキャンボタン
11 バッテリ
12 バッテリカバー
13 バッテリロックノブ
14 スキャナ部
14a 頂部
15 スキャナ窓
16 スキャナユニット
17 スピーカー部
18 キーラバー
19 キー基板
20 カードコネクタ
21 スキャンキー
22 スキャナ窓枠
31 バッテリ収納部
50 制御装置
51 制御基板
52 電源基板
53 コネクタ
70 表示フレーム
85 クッション部材
100 筐体
101 上ケース
102 下ケース
201 スキャンモジュール
202 伝達部材
203 モジュールホルダ
204 モジュール固定部
204a 位置決め穴
204b 位置決め穴
205a 穴
205b ねじ穴
206 脚部
207 スキャンモジュール対向面
208 貫通孔
209 フランジ部
209aフランジ穴
211 カメラモジュール
214a 位置決めピン
214b 位置決め穴
215a 穴
215b ねじ穴
215c ねじ
215d バーリング部
219a フランジ穴
217 カメラモジュール対向面
221a ガイド壁
221b 側壁部
231a ガイド壁
231b 側壁部
2 液晶表示部
3 操作部
4 表示部
5 グリップ部
6 導光部材
7 電源ボタン
8 ファンクションボタン群
9 スキャンボタン
11 バッテリ
12 バッテリカバー
13 バッテリロックノブ
14 スキャナ部
14a 頂部
15 スキャナ窓
16 スキャナユニット
17 スピーカー部
18 キーラバー
19 キー基板
20 カードコネクタ
21 スキャンキー
22 スキャナ窓枠
31 バッテリ収納部
50 制御装置
51 制御基板
52 電源基板
53 コネクタ
70 表示フレーム
85 クッション部材
100 筐体
101 上ケース
102 下ケース
201 スキャンモジュール
202 伝達部材
203 モジュールホルダ
204 モジュール固定部
204a 位置決め穴
204b 位置決め穴
205a 穴
205b ねじ穴
206 脚部
207 スキャンモジュール対向面
208 貫通孔
209 フランジ部
209aフランジ穴
211 カメラモジュール
214a 位置決めピン
214b 位置決め穴
215a 穴
215b ねじ穴
215c ねじ
215d バーリング部
219a フランジ穴
217 カメラモジュール対向面
221a ガイド壁
221b 側壁部
231a ガイド壁
231b 側壁部
Claims (3)
- 本体と、
読取対象に記録された情報を光学的に読み取る情報読取部と、
前記情報読取部を前記本体に対して取り付けるホルダと、
前記ホルダの一方面側に第一の情報読取部を固定するための第一固定部と、
前記ホルダの他方面側に設けられ、前記第一の情報読取部とは外形が異なる第二の情報読取部を固定するための第二固定部と
を備え、
前記ホルダは、前記一方面側に前記第一の情報読取部を固定し、前記他方面側を前記本体に対向させて前記本体に対して取り付けられる一方、前記他方面側に前記第二の情報読取部を固定し、前記一方面側を前記本体に対向させて前記本体に対して取り付け可能であることを特徴とする情報読取装置。 - 前記ホルダは、前記第一又は第二の情報読取部が取り付けられる部分を挟むように配置されたフランジ部を有し、
前記フランジ部には、前記ホルダを前記本体に対して取り付けるための固定部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の情報読取装置。 - 前記ホルダは、前記一方面に前記第一の情報読取部を位置決めするためのピン及びねじ穴形状を備えており、前記他方面に前記第二の情報読取部を位置決めするためのピン及びねじ穴形状を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の情報読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015242620A JP2017107504A (ja) | 2015-12-11 | 2015-12-11 | 情報読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015242620A JP2017107504A (ja) | 2015-12-11 | 2015-12-11 | 情報読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017107504A true JP2017107504A (ja) | 2017-06-15 |
Family
ID=59059959
Family Applications (1)
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JP2015242620A Pending JP2017107504A (ja) | 2015-12-11 | 2015-12-11 | 情報読取装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2017107504A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019192187A (ja) * | 2018-06-20 | 2019-10-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 携帯端末 |
-
2015
- 2015-12-11 JP JP2015242620A patent/JP2017107504A/ja active Pending
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JP2019192187A (ja) * | 2018-06-20 | 2019-10-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 携帯端末 |
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