JP2013235532A - 端末用アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 特定波長の光を発光不能な情報処理端末においても潜在化されたコードの読み取りを可能とする端末用アダプタを得る。
【解決手段】スマートフォンPに設置され被読取面Sに対する読取部3を有するアダプタ本体11と、読取部3に設けられて対向した被読取面SのドットコードCに赤外光IRを照射する光源13a,13bと、読取部3に設けられて被読取面Sからの反射光IR’を受光しスマートフォンPの撮像部22へと導光する近接レンズ12とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像部を備えた情報処理端末に装着することで、潜在化されたコードの読み取りを可能にする端末用アダプタに関する。
従来より、光センサを用いて絵本やゲームカードに印刷されたバーコードを読み取り、特定の音声を発音させる音声情報再生装置が用いられている。この音声情報再生装置は、読み込んだバーコードに対応した音声情報をメモリから読み出すことで多種の音声情報を再生できるようにしている。
しかし、このようなバーコードを用いた技術では、バーコードを紙面上の文字、図形、記号等に重ねて印刷することができないため、紙面上にバーコード印刷用の専用領域を確保しなければならない。そのため、これらの文字、図形、記号等に対して音声再生を行いたい場合には、文字等の近傍にバーコードを印刷する必要があり、こうした紙面は読者にとって煩わしいものとなっている。
そこで、読者の目を煩わせることなく、より大容量の情報を含めることのできる技術として、ドットコードを用いた技術が採用されている(特許文献1参照)。ドットコードは、紙等の印刷面(被読取面)にカーボンを含有した黒インクにより、微細で目に見えない点(潜在化されたドット)の集合を印刷したものである。このドットコードに特定波長の光として赤外光を照射し、反射光をC−MOSセンサで撮像すると、ドットの部分は黒く、他の印刷部分は白く写る。この画像から黒いドットの各座標データを解析することで、ドットコードに含まれる情報を得ることができる。
こうしたドットコードを読み取るための装置として、赤外光発光部とC−MOSセンサとを内蔵したペン型の読取機が用いられている(特許文献2参照)。このペン型の読取機をパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に接続し、読取機で読み取ったドットコードを情報処理装置で解析することで、ドットコードに含まれる情報を得ることができる。
ところで、近年、携帯電話やタブレット型端末等の情報処理端末は高性能化し、撮像部を備えるとともに、パーソナルコンピュータと同等の処理能力を備えたものが多数商品化され、これらの情報処理端末を用いたバーコードやQRコード(登録商標)等の読み取りが可能となっている。
しかし、そのような情報処理端末でも、特定波長の光の発光を通じて潜在化されたコードの読み取りまでは行うことができなかった。
特開平10−261059号公報 特開2009−119655号公報
解決しようとする問題点は、特定波長の光を発光不能な情報処理端末において潜在化されたコードの読み取りができない点である。
本発明に係る端末用アダプタは、撮像部を有する情報処理端末に装着され特定波長の光によって被読取面に潜在するコードの読み取りを可能とする端末用アダプタであって、前記情報処理端末に設置され前記被読取面に対する読取部を有するアダプタ本体と、前記読取部に設けられて対向した前記被読取面のコードに特定波長の光を照射する光源と、前記読取部に設けられて前記被読取面からの反射光を受光し前記情報処理端末の前記撮像部へと導光する光学系と、を備えることを最も主要な特徴とする。
本発明の情報読取用アダプタは、上記構成であり、撮像部を有する情報処理端末に装着するだけで、これらの特定波長の光を発光不能な情報処理端末においてもコードの読み取りを可能とすることができる。
端末用アダプタが情報処理端末に取り付けられた状態を示す斜視図である(実施例1)。 端末用アダプタを示す斜視図である(実施例1)。 端末用アダプタおよび情報処理端末の概略構成図である(実施例1)。 端末用アダプタの制御を示すフローチャートである(実施例1)。 端末用アダプタが情報処理端末に取り付けられた状態を示す斜視図である(実施例2)。 端末用アダプタを示す斜視図である(実施例2)。 端末用アダプタを示す斜視図である(実施例3)。 端末用アダプタを示す斜視図である(実施例4)。 端末用アダプタを示す斜視図である(実施例5)。 端末用アダプタを示す斜視図である(実施例6)。 端末用アダプタおよび情報処理端末の概略構成図である(実施例7)。
特定波長の光が発光不能な情報処理端末においても潜在化されたコードの読み取りと解析を可能にするという目的を、情報処理端末に取り付けられるアダプタ本体の読取部に、被読取面のコードに特定波長の光を照射する光源及び前記被読取面からの反射光を受光する光学系とを備えることで実現させた。
図1は、実施例1に係る端末用アダプタが情報処理端末に取り付けられた状態を示す斜視図である。図2は、実施例1に係る端末用アダプタを示す斜視図である。図3は、実施例1に係る端末用アダプタおよび情報処理端末の概略構成図である。なお、以下の説明においては、情報処理端末として多機能携帯電話(スマートフォン)Pを例に挙げて説明する。
図1に示すように、本実施例に係る端末用アダプタ1は、スマートフォンPの撮像部22(図3参照)に重ねるようにして用いられるものである。なお、スマートフォンPの撮像部22は、スマートフォンPの外周側上面に位置し、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等を用いて構成されている。
端末用アダプタ1は、アダプタ本体11と、光学系である近接レンズ12および光源13a、13bを有する読取部3と、制御部14と、電源としての電池15と、プラグ19と、を備えている。
アダプタ本体11は樹脂製の筐体であり、一端側の上腕部11a及びこの上腕部11aを支持する他端側の支持部11cとを有する。上腕部11aは、板状に形成されてスマートフォンPの外周側上面に載置されている。支持部11cは、上腕部11aに一体に設けられると共に上腕部11aからスマートフォンPの側面に沿って下方側に突出している。この支持部11cは、突当部として機能し、その先端面がスマートフォンPの側面に突き当てられることでスマートフォンPの長手方向における位置決めがなされる。これにより、上腕部11aの先端側が、スマートフォンPの撮像部22上に位置決められる。
上腕部11aの先端側には、円柱状の読取部3が設けられている。読取部3には、透過板121、近接レンズ12および光源13a、13bが設けられている。
透過板121は、特定波長の光である赤外光の透光性を有する板材であり、例えば透明な樹脂製の円板部材からなる。本実施例では、透過板121が読取部3の上面全体を覆っている。ただし、透過板121を省略し、それによって読取部3の上面に凹部を有する構造としても良い。端末用アダプタ1の使用時には、この透過板121が紙等の印刷面からなる被読取面Sに当接することで、被読取面Sの読取が行われる。なお、被読取面Sは、紙等の平面的なものの他、フィギュア等の立体的なものとすることができる。この透過板121の下側には、近接レンズ12および光源13a、13bが設けられている。
近接レンズ12は、例えば接近した対象物を歪みや曲がりなく撮像するためのマクロレンズ等からなる。近接レンズ12は、読取部3の中心部に位置して、読取部3の上面を構成する透過板121の裏面から上腕部11aの下面にわたって設けられている。近接レンズ12は、透過板121が被読取面Sに当接した状態において、当該被読取面Sにピントが合うように構成されている。なお、本実施例においては透過板121と被読取面Sとが当接した状態においてピントが合うように構成されているが、本発明においてはこれに限らず、透過板121と被読取面Sとが当接せず、所定の距離にあるときにピントが合うよう構成されてもよい。
近接レンズ12の近傍には、2つの光源13a、13bが設けられている。光源13a、13bは、特定波長の光として赤外光IRを発する光源であって、例えばLEDによって構成されている。本実施例の光源13a,13bは、近接レンズ12を中心にして対称に配置されている。光源13a,13bの先端は、透過板121の裏面に位置している。
光源13a,13bへの電源供給は、アダプタ本体11内部に格納されている給電部としての電池15により行われる。電池15は、アダプタ本体11の支持部11c内に収容されている。従って、支持部11cは、電池15の収容部を利用して構成することができる。
図3に示すように、光源13a,13bから照射された赤外光IRは、潜在化されたコードである微細なドットコードCを有する被読取面S上で反射する。ドットコードCは、カーボンを含有した黒インクにより印刷されており、赤外光IRを吸収するようになっている。反射された赤外光IR’(以下、「反射光IR’」と称する)は、透過板121、近接レンズ12を経て、上腕部11aの下面側に位置するスマートフォンPの撮像部22に至り、結像される。結像画像(撮像画像)では、ドットコードCに対応する部分が黒いドット状に表示される。
この撮像画像のドットの座標データ解析に基づき、スマートフォンPの制御部24がドットコードを解読するとともに、解読の結果得られた情報に基づき、画像や音声の出力、Webサイトへのアクセス等を行う。なお、スマートフォンPの制御部24は、CPU、ROM、RAMを有して構成され、スマートフォンPの電源25から電源供給を受けて動作する。
なお、図3においてはIRの反射を説明する便宜上透過板121と被読取面Sとの間に所定の間隔が設けられているが、本実施例では透過板121と被読取面Sとが当接した状態においてピントが合うように構成されている。
ただし、図3のように透過板121と被読取面Sとの間に所定の間隔が設けられていてもよく、近接レンズ12のピントに応じて適宜設定される。
光源13a,13bのON/OFF制御は、アダプタ本体11内に設けられた制御部14により行われる。制御部14は、電池15からの電源供給を受けて動作し、光源13a,13bの電源制御(照射制御)を行う簡易な照射制御機構であり、ICチップ等により構成されている。制御部14は、プラグ19を介してスマートフォンPの制御部24と接続され、情報の授受が行われる。
プラグ19は、スマートフォンPに設けられた外部機器との通信用の接続端子に接続されるプラグである。例えば、プラグ19は、スマートフォンPのフォーンジャックに接続されるフォーンプラグとすることができる。端末用アダプタ1は、プラグ19を介してスマートフォンPに接続され、制御部14は、スマートフォンPの制御部24からの制御信号を受信し、当該信号に基づき光源13a、13bのON/OFF制御を行う。
次に、上述した端末用アダプタ1の制御部14とスマートフォンPの制御部24とによる光源13a、13bのON/OFF制御並びにドットコードCの撮像の詳細(読取処理の詳細)について図4を用いて説明する。図4は、実施例1に係る端末用アダプタを備えたスマートフォンPの読取処理を示すフローチャートである。
図4の読取処理は、スマートフォンPに端末用アダプタ1を上記のように設置すると共に、スマートフォンPの制御部24でドットコードCの読み取り及びそれに応じた処理を行う読取処理プログラムを実行することでスタートする。なお、読取処理プログラムは、予め制御部24のROMやRAMに記憶され、CPUにおいて実行される。
こうしてスタートした読取処理は、制御信号の送信及び端末用アダプタ1を用いたドットコードCの撮像を行うが、これを被読取面Sの読取部3への対向に応じて制御する。本実施例においては、かかる制御を撮像部22を通じて認識される明暗がトリガーとなっている。
すなわち、スマートフォンPの制御部24は、まず撮像部22から入力される画像データの明るさ(光量)を測定する(ステップS1)。
次に、制御部24は、ステップS1において測定された明るさが所定のしきい値以下か否かを判定する(ステップS2)。
明るさがしきい値以下である場合(ステップS2:Yes)、制御部24は、プラグ19を通じて端末用アダプタ1の制御部14に対し、制御信号としての点灯要求を送信すると共に(ステップS3)、スマートフォンPの撮像部22に対する撮像要求を行う(ステップS4)。
つまり、撮像部22から入力される画像が一定以上に暗い場合は、読取対象となる被読取面Sが撮像部22上に位置していると判断し、端末用アダプタ1に対して読取動作を行わせることになる。
端末用アダプタ1側では、その制御部14がスマートフォンPの制御部24からの点灯要求を受信し(ステップS21)、電池15から光源13a,13bへの通電を開始する(ステップS22)。こうして光源13a,13bは、赤外光の照射を開始する。
このとき、スマートフォンP側では、ステップS4において行われた撮像要求に応じて、撮像部22が光源13a、13bの赤外光照射に同期した撮像を行う。撮像された画像からは、ドットコードの解読が行われて、上記のようにスマートフォンPでの画像や音声の出力、Webサイトへのアクセス等を行う。
一方、ステップS2において明るさがしきい値を越える場合(ステップS2:No)は、被読取面Sが撮像部22上に位置していないと判断してステップS1に戻り、引き続き明るさの計測が行われる。
ステップS3において点灯要求を送信したスマートフォンPの制御部24は、光源13a,13bの消灯のために、再度、撮像部22から入力される画像データの明るさを測定する(ステップS5)。
次に、制御部24は、ステップS4において測定された明るさが所定のしきい値以下か否かを判定する(ステップS6)。
明るさがしきい値以下である場合(ステップS6:Yes)、制御部24は被読取面Sが撮像後も撮像部22上に位置していると判断してステップS5に戻る。
一方、ステップS6において明るさがしきい値を越える場合(ステップS6:No)、制御部24は、被読取面Sが撮像部22上から取り除かれたものと判断し、プラグ19を通じて端末用アダプタ1の制御部14に消灯要求(制御信号)を送信する(ステップS7)。
端末用アダプタ1側の制御部14においては、スマートフォンPの制御部24からの消灯要求を受信し(ステップS23)、電池15から光源13a、13bへの通電を終了させる(ステップS24)。こうして光源13a、13bは、赤外光の照射を終了する。
このように、端末用アダプタ1を備えたスマートフォンPは、端末用アダプタ1の光源13a、13bを点灯させながら、これと同期させてドットコードCの撮像を容易且つ確実に行わせることができる。
本実施例の光源13a、13bは、スマートフォンPの制御部24により点灯、消灯の制御を受ける。そのため、不使用時に光源13a、13bを消灯することができ、電池15の消費を抑えることができる。
また、スマートフォンPの制御部24により光源13a、13bの点灯制御を行うため、端末用アダプタ1に複雑な制御機構を設ける必要がなく、端末用アダプタ1の製造コストを低く抑えることができるとともに、軽量小型化を図ることができる。
[実施例1の効果]
本実施例の端末用アダプタ1は、スマートフォンPに設置され被読取面Sに対する読取部3を有するアダプタ本体11と、読取部3に設けられて対向した被読取面SのドットコードCに赤外光IRを照射する光源13a,13bと、読取部3に設けられて被読取面Sからの反射光IR’を受光しスマートフォンPの撮像部22へと導光する近接レンズ12とを備えている。
従って、本実施例の端末用アダプタ1では、撮像部22を有するスマートフォンPに装着するだけで、赤外光IRを発光不能なスマートフォンPの撮像部22により、被読取面Sに潜在するドットコードCの読み取りを可能とすることができる。
端末用アダプタ1では、アダプタ本体11が、スマートフォンPの側面に突き当てられて読取部3を撮像部22に位置決める支持部11cを備えている。
従って、本実施例の端末用アダプタ1では、確実な赤外光IRの照射及び受光を通じて、被読取面SのドットコードCの読み取りを確実に行わせることができる。
また、端末用アダプタ1は、被読取面Sの対向に応じて光源13a,13bのON/OFF制御を行う制御部14を備えているので、電池15の消耗を抑制することができる。
本実施例の制御部14は、近接レンズ12からスマートフォンPの撮像部22へと至る光量の変化に基づいて光源13a,13bのON/OFF制御をする制御回路であるので、被読取面Sの対向に応じた光源13a,13bのON/OFF制御を確実に行うことができる。
本実施例では、給電部がアダプタ本体11の支持部11c内に設けられた電池15であるので、電池15の収容部を利用して突当部としての支持部11cを構成することができ、構造の簡素化を図ることができる。
図5は、実施例2に係る端末用アダプタが情報処理端末に取り付けられた状態を示す斜視図である。図6は、実施例2に係る端末用アダプタを示す斜視図である。
本実施例に係る端末用アダプタ1は、アダプタ本体11の形状が異なる他は、実施例1に係る端末用アダプタ1と同様の構成を備え、同様の制御が行われる。そのため、実施例1に係る端末用アダプタ1と同様の構成については同一の符号を付すと共に、ここでは主にアダプタ本体11の形状について説明する。
図5および図6に示すように、アダプタ本体11は、側面形状がU字状の可撓性を有する樹脂製の筐体であり、相互に間隔を空けて対向配置された上腕部11a及び下腕部11bと、両者間を接続する接続部11cとを有する。本実施例の上腕部11a及び下腕部11bは、相互に平行になっている。このアダプタ本体11は、上腕部11aおよび下腕部12bが、スマートフォンPに対する弾性変形可能な取付具としてのクリップとして機能する。
具体的には、上腕部11aおよび下腕部11bがスマートフォンPの筐体を表裏(上下)から弾性的に挟み込むことで、端末用アダプタ1をスマートフォンPに取り付けることができる。なお、上腕部11aおよび下腕部12bは弾性変形することができるため、スマートフォンPからの端末用アダプタ1の取り外しも容易に行うことができる。また、アダプタ本体11は、接続部12cが当接部としてスマートフォンPの側面に突き当てられることで、上腕部11aの先端側を撮像部22に対して位置決めるようになっている。
端末用アダプタ1の近接レンズ12とスマートフォンPの撮像部22との位置ずれを簡易な構成により防止することができ、当該位置ずれに起因するドットコードの読取エラーを効果的に防止することができる。また、位置ずれ防止のための機構が簡易なものであるため、端末用アダプタ1の製造コストを低く抑えることができる。
その他、上記実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
図7は、実施例2に係る端末用アダプタを示す斜視図である。
図7に示す本実施例に係る端末用アダプタ1は、光源13a、13bのON/OFF制御機構として制御部14の替わりにメカニカルスイッチ16を備えたものである。その他は、実施例2に係る端末用アダプタ1と同様の構成を備えている。そのため、実施例2に係る端末用アダプタ1と同様の構成については同一の符号を付すと共に、ここでは主にメカニカルスイッチ16について説明する。
メカニカルスイッチ16は、端末用アダプタ1の上腕部11aの上面であって、読取部3に隣接した位置に設けられている。メカニカルスイッチ16は、円柱状の基部16b及びこの基部16bよりも細い円柱状の先端部16aを有して構成されている。基部16bは、上腕部11aの上面から突出して、その上面が読取部3の上面よりも低く位置している。先端部16aは、基部16bの上面から読取部3の上面よりも高い位置まで進退可能に突出している。
基部16bの内部には、先端部16aを上方(図5における上方向)に向けて付勢する付勢部材(不図示)が設けられている。そのため、外力が加わらない状態においては、先端部16aは基部16bから読取部3の上面よりも高い位置まで突出した状態を保つ。この状態では、メカニカルスイッチ16がOFF状態となる。逆に、メカニカルスイッチ16は、先端部16aが外力によって基部16bに没入するとONとなる。この構成により、メカニカルスイッチ16は、先端部16aが読取部3上に対向した被読取面で押圧されてONとなるようになっている。
具体的には、スマートフォンPに端末用アダプタ1が取り付けられ、被読取面上のドットコードの読取が行われるときには、近接レンズ12の上面が被読取面に密着される。その際、メカニカルスイッチ16の先端部16aが被読取面に当接することで、先端部16aは基部16b内の付勢部材の付勢力に抗して基部16bに押し込まれる。こうして先端部16aが押し込まれると、メカニカルスイッチ16がONとなり、電池15から光源13a、13bへの通電が開始される。
上述した実施例3に係る端末用アダプタ1によっても、不使用時に光源13a、13bを消灯することができ、電池15の消費を抑えることができる。また、制御部を設けることなく、単純な構成であるメカニカルスイッチ16のみにより光源13a、13bの点灯制御を行うため、端末用アダプタ1の製造コストを低く抑えることができるとともに、軽量小型化を図ることができる。
その他、上記実施例2と同様の作用効果を奏することができる。なお、本実施例のメカニカルスイッチ16は、実施例1の構造にも適用可能である。
図8は、実施例4に係る端末用アダプタを示す斜視図である。
図8に示す本実施例に係る端末用アダプタ1は、光源13a、13bのON/OFF制御機構として内部に制御部14を備えると共に、CdSセンサ17を備えている他は、実施例2に係る端末用アダプタ1と同様の構成を備えている。そのため、実施例2に係る端末用アダプタ1と同様の構成については同一の符号を付すと共に、ここでは主にCdSセンサ17について説明する。
CdSセンサ17は、硫化カドミウム(CdS)を使った光センサであり、読取部3の上面に設けられている。CdSセンサ17は化合物半導体で、光を当てることで半導体内に光量に比例した自由電子が発生し、電流の流れに変化が生じ、抵抗値が下がる。この抵抗値の変化を制御部14により検出し、光源13a、13bのON/OFF制御を行う。
具体的には、被読取面上のドットコードの読取が行われる場合、被読取面に透過板121が接触する。このとき、CdSセンサ17に当たる外部からの光量が減少するため、半導体の抵抗値が上昇する。制御部14がこの抵抗値の上昇を検出すると、制御部14は電池15から光源13a、13bへの通電を開始し、光源13a、13bからの赤外光の照射が開始される。
上述した実施例4に係る端末用アダプタ1によると、不使用時に光源13a、13bを消灯することができ、電池15の消費を抑えることができる。また、スマートフォンPの制御部24と通信する必要が無く、制御部24との同期を取る必要もないため、端末用アダプタ1の制御部14の構成を単純化することができ、端末用アダプタ1の製造コストを低く抑えることができる。
その他、上記実施例2と同様の作用効果を奏することができる。なお、本実施例のCdSセンサ17は、実施例1の構造にも適用可能である。
図9は、実施例5に係る端末用アダプタを示す斜視図である。
図9に示す本実施例に係る端末用アダプタ1は、下腕部11bの形状が異なる他は、実施例2に係る端末用アダプタ1と同様の構成を備えている。そのため、実施例2に係る端末用アダプタ1と同様の構成については同一の符号を付すと共に、ここでは主に下腕部11bについて説明する。
本実施例に係る端末用アダプタ1では、下腕部11bは、U字状をなす上腕部11aおよび11bの伸長方向に対して垂直かつ上腕部11aの上面と平行な方向(第1方向)において上腕部11aよりも長く伸長している。また、下腕部11bの第1方向の両端部には、上腕部11aの方向に垂直に突出して設けられた位置決め壁111b、112bが設けられている。
位置決め壁111b、112b間の距離は、端末用アダプタ1がスマートフォンPの幅方向の長さと略同一となっている。そのため、スマートフォンPへの端末用アダプタ1の装着時に、スマートフォンPの幅方向の側面に位置決め壁111b、112bが当接することで、第1方向において端末用アダプタ1をスマートフォンPに位置決めすることができる。また、接続部11cの先端面がスマートフォンPの側面に当接することでスマートフォンPの長手方向(第2方向)における位置決めがされる。
そして、本実施例に係る端末用アダプタ1は、このように第1方向および第2方向において位置決めされた状態において、近接レンズ12がスマートフォンPの撮像部22(図3参照)に重なる位置となるように構成されている。
上述した実施例5に係る端末用アダプタ1によると、端末用アダプタ1の近接レンズ12とスマートフォンPの撮像部22との位置ずれを簡易な構成により防止することができ、当該位置ずれに起因するドットコードの読取エラーを効果的に防止することができる。また、位置ずれ防止のための機構が簡易なものであるため、端末用アダプタ1の製造コストを低く抑えることができる。
なお、位置決め壁111b、112b間の距離を調節可能な構成としてもよい。このような構成にすることで、スマートフォンPの幅に関わらず、端末用アダプタ1をスマートフォンPに対して位置決めすることができる。
その他、上記実施例2と同様の作用効果を奏することができる。
図10は、実施例6に係る端末用アダプタを示す斜視図である。
図10に示す本実施例に係る端末用アダプタ1は、実施例1の上腕部11aの下面(図8における下方側の面)に、粘着性を有する粘着層18が設けられたものである。その他は、実施例1に係る端末用アダプタ1と同様の構成を備えている。そのため、実施例1に係る端末用アダプタ1と同様の構成については同一の符号を付すと共に、ここでは主に粘着層18について説明する。
本実施例に係る端末用アダプタ1では、上腕部11aの下面に粘着層18が設けられている。そして、この粘着層18が、端末用アダプタ1をスマートフォンPに取り付ける取付具として機能する。なお、粘着層18としては、シリコンシート等、粘着性を有し、粘着対象に着脱可能な素材であれば好適に用いることができる。また、接続部11cの先端面がスマートフォンPの側面に当接することでスマートフォンPの長手方向における位置決めがされる。
この構成により、端末用アダプタ1をスマートフォンPに装着した状態において、端末用アダプタ1が粘着層18を介してスマートフォンPに着脱可能に貼り付けられ、両者の位置ずれを効果的に防止することができる。
上述した本実施例に係る端末用アダプタ1によると、上腕部11aおよび粘着層18という簡易な位置決め機構により、端末用アダプタ1のスマートフォンPに対する位置ずれを効果的に防止することができ、当該位置ずれに起因するドットコードの読取エラーを効果的に防止することができる。
また、位置ずれ防止のための機構が簡易なものであるため、端末用アダプタ1の製造コストを低く抑えることができる。
さらに、位置決め機構が簡易な構成であるため、端末用アダプタ1の製造コストを低く抑えることができるとともに、端末用アダプタ1を軽量小型化することができる。
その他、上記実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
図11は、実施例7に係る端末用アダプタおよび情報処理端末の概略構成図である。
図11に示す本実施例に係る端末用アダプタ1は、実施例1の電池15を省略して、スマートフォンP側から端末用アダプタ1側への給電を可能としたものである。その他は、実施例1に係る端末用アダプタ1と同様の構成を備えている。そのため、実施例1に係る端末用アダプタ1と同様の構成については同一の符号を付すと共に、ここでは主に給電に関する構造について説明する。
本実施例では、アダプタ本体11のプラグ19(図1及び図2参照)を、給電部として利用している。具体的には、プラグ19をマイクロUSB等によって構成し、スマートフォンPの電源25から端末用アダプタ1へ給電を行うようになっている。
かかる構成により、端末用アダプタ1から電池15を省略して、端末用アダプタ1を軽量小型化することができる。その他、上記実施例1と同様の作用効果を奏することができる。なお、本実施例の構成は、実施例2の構造にも適用可能である。
[その他]
本発明は上記各実施例において記載した構成に限られることなく、その目的を達成しうる範囲で、種々の変形をすることができる。
上記各実施例においては、端末用アダプタ1とスマートフォンPとの間の情報の授受をプラグ19を介して行っていたが、例えば無線通信により行うようにしてもよい。このような構成にすることで、端末用アダプタ1からプラグ19を無くすことができ、端末用アダプタ1を更に軽量、小型化することができる。
また、上述した各実施例においては、情報処理端末の例としてスマートフォンPを例に説明をしたが、他の種類の携帯電話、タブレット型携帯端末、携帯型ゲーム機、テレビ、パーソナルコンピュータなど、撮像装置を備える情報処理端末に対しても好適に用いることができる。
また、上述した各実施例においては、ドットコードに特定波長の光として赤外光を照射していたが、例えば紫外光等の他の特定波長の光を照射しても良い。この場合は、ドットコードを特定波長の光を吸収または反射する素材で印刷することで、上記実施例と同様の機能を得ることができる。紫外光を用いる場合は、蛍光染料によって潜在化されたドットコードやバーコード等の読取を行わせることができる。また、可視光を用いる場合は、微細なカラーコードによって潜在化されたコードを形成することも可能である。
1 端末用アダプタ
3 読取部
11 アダプタ本体
11a 上腕部
11b 下腕部
12 近接レンズ(光学系)
13a、13b 光源
14 制御部(照射制御部)
15 電池(給電部)
19 プラグ
P スマートフォン(情報処理端末)

Claims (11)

  1. 撮像部を有する情報処理端末に装着されて被読取面に潜在するコードを特定波長の光によって読み取りを可能とする端末用アダプタであって、
    前記情報処理端末に設置され前記被読取面に対する読取部を有するアダプタ本体と、
    前記読取部に設けられて対向した前記被読取面のコードに前記特定波長の光を照射する光源と、
    前記読取部に設けられて前記被読取面からの反射光を受光し前記情報処理端末の前記撮像部へと導光する光学系と、
    を備えることを特徴とする端末用アダプタ。
  2. 請求項1に記載の端末用アダプタであって、
    前記アダプタ本体は、前記情報処理端末の側面に突き当てられて前記読取部を前記撮像部に位置決める突当部を備えた、
    ことを特徴とする端末用アダプタ。
  3. 請求項1又は2記載の端末用アダプタであって、
    前記光学系は近接レンズである、
    ことを特徴とする端末用アダプタ。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の端末用アダプタであって、
    前記被読取面の対向に応じて前記光源のON/OFF制御を行う照射制御部を更に備える、
    ことを特徴とする端末用アダプタ。
  5. 請求項4記載の端末用アダプタであって、
    前記照射制御部は、前記対向する被読取面の押圧によりONとなるメカニカルスイッチである、
    ことを特徴とする端末用アダプタ。
  6. 請求項4記載の端末用アダプタであって、
    前記照射制御部は、前記光学系から前記情報処理端末の前記撮像部へと至る光量の変化に基づいて前記光源のON/OFF制御をする制御回路である、
    ことを特徴とする端末用アダプタ。
  7. 請求項4記載の端末用アダプタであって、
    前記照射制御部は、前記読取部の表面に設けられたCdSセンサ、及び、前記CdSセンサから送信される明暗の変化を示す信号に基づいて前記光源のON/OFF制御をする制御回路である、
    ことを特徴とする端末用アダプタ。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の端末用アダプタであって、
    前記光源に電源を供給する給電部を備える、
    ことを特徴とする端末用アダプタ。
  9. 請求項8記載の端末用アダプタであって、
    前記給電部は前記アダプタ本体内に設けられた電池である、
    ことを特徴とする端末用アダプタ。
  10. 請求項8記載の端末用アダプタであって、
    前記給電部は前記アダプタ本体に設けられ前記情報処理端末に接続される電源端子である、
    ことを特徴とする端末用アダプタ。
  11. 請求項1〜10の何れか一項に記載の端末用アダプタであって、
    前記端末用アダプタは前記アダプタ本体を前記情報処理端末に取り付ける取付具を備える、
    ことを特徴とする端末用アダプタ。

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