JP5092632B2 - 携帯情報端末 - Google Patents

携帯情報端末 Download PDF

Info

Publication number
JP5092632B2
JP5092632B2 JP2007231184A JP2007231184A JP5092632B2 JP 5092632 B2 JP5092632 B2 JP 5092632B2 JP 2007231184 A JP2007231184 A JP 2007231184A JP 2007231184 A JP2007231184 A JP 2007231184A JP 5092632 B2 JP5092632 B2 JP 5092632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
wall
inner frame
display panel
portable information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007231184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009063802A (ja
Inventor
公一 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2007231184A priority Critical patent/JP5092632B2/ja
Publication of JP2009063802A publication Critical patent/JP2009063802A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5092632B2 publication Critical patent/JP5092632B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、携帯情報端末に関するものである。
携帯機器の分野では液晶表示器等の表示パネルを備えた構成のものが広く提供されている。この種の携帯機器は、落下等によって衝撃が加わる可能性が高いため、特に損傷し易い表示パネルについては衝撃に対して何らかの対策を講ずることが求められる。表示パネルを衝撃から効果的に保護しようとする技術としては例えば特許文献1のようなものがある。
特開2002−278467公報
特許文献1では液晶パネルと液晶パネルを取り囲む枠との間に弾性を備えた充填材を介在させ、この充填材によって液晶パネルに加わる衝撃を吸収している。しかしながら、このような構成の場合、装置内に充填材の配置スペースを確保する必要があるため、液晶パネルを配置する上で制約が生じたり、或いは装置の大型化を招きやすいといった問題がある。また、充填材を配置する特許文献1の構成や、固定ねじを多用する一般的な従来構成の場合、装置全体のコスト増も懸念される。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、表示パネルを備えた携帯情報端末において、表示パネルを衝撃から効果的に保護しうる構成を簡易かつコンパクトに実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、ケースの内部に少なくとも表示パネル及び回路基板が収容されてなる携帯情報端末であって、前記表示パネルを保持すると共に、前記ケースの内部に収容される内部フレームを備え、前記ケースは、前記内部フレームを覆う一方側において前記表示パネルを視認させるための表示窓が形成され、前記表示窓とは反対側を覆う他方側において前記内部フレームを前記回路基板を介して間接的に支持する弾性変形可能な緩衝リブが、当該ケースの短手方向両側の外周壁にそれぞれ複数連結された構成で形成されており、前記回路基板は、前記内部フレームと前記緩衝リブとの間に介在しており、前記緩衝リブは、前記内部フレームの周縁部を支持する形態で配置され、かつ、前記表示パネルの前記パネル面方向と交差する方向の壁面を備えた板状の第一壁部と、前記パネル面方向及び前記第一壁部の壁面方向と交差する方向の壁面を備え、前記第一壁部と一体的に構成される第二壁部と、を備え、前記第一壁部及び前記第二壁部の端部によって前記内部フレームを支持する構成をなし、前記第一壁部は、一端部が前記ケースの外周壁と連結し、前記外周壁との連結側とは反対側の端部が前記第二壁部と連結されており、前記第一壁部及び前記第二壁部において内部フレームを支持する側とは反対側の端部が前記ケースの底壁に連結されており、前記ケースの外部から前記表示パネルを前記緩衝リブ側へ押し出す衝撃が加えられた際に、前記緩衝リブが弾性変形することで前記内部フレームが退避し、前記表示パネルへの前記衝撃が吸収されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の携帯情報端末において、前記緩衝リブと前記内部フレームとの間に、前記内部フレームから前記緩衝リブに伝わる力を吸収する吸収材が設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の携帯情報端末において、前記表示窓は、開口部と、この開口部を閉塞する透明板と、を有してなり、前記表示パネルの表示側の面が、前記表示窓の前記開口部の縁部に支持されていることを特徴とする。
請求項1の発明では、ケースの外部から表示パネルを緩衝リブ側へ押し出す衝撃が加えられた際に、緩衝リブが弾性変形することで内部フレームが退避し、表示パネルへの衝撃が吸収される。従って、表示パネルを衝撃から効果的に保護することができる。また、表示パネルを衝撃から効果的に保護しうる構成を、緩衝リブを主要素として簡易かつコンパクトに実現できる。
また、表示パネルへの衝撃を吸収しうる構成を、内部フレームの中心部を避けてコンパクトに実現できる。
更に、通常時には内部フレームを安定的に支持でき、衝撃の際には内部フレームを好適に退避させることができる。
また、緩衝リブに適度な強度をもたせることができる。
請求項2の発明では、緩衝リブと内部フレームとの間に、内部フレームから緩衝リブに伝わる力を吸収する吸収材が設けられているため、表示パネルを緩衝リブ側へ押し出す衝撃が加えられた際に、内部フレームが緩衝リブ側へより沈み込み易くなり、表示パネルへの衝撃をより効果的に吸収できるようになる。
請求項3の発明によれば、表示パネルへの衝撃を吸収しうる構成を、内部フレームの中心部を避けてコンパクトに実現できる。
請求項4の発明によれば、通常時には内部フレームを安定的に支持でき、衝撃の際には内部フレームを好適に退避させることができる。
請求項5の発明によれば、緩衝リブに適度な強度をもたせることができる。
請求項3の発明では、表示パネルの表示側の面が、表示窓の開口部の縁部に支持されるため、通常時において表示パネルを安定的に支持できると共に、表示パネルをよりケースに近づけた配置とすることができ、表示パネルの視認性、デザイン性を向上することができる。一方、このような構成とすると、衝撃時の表示パネルの破損等が懸念されるが、表示パネルを衝撃から効果的に保護しうる構成が用いられているため、そのような問題も生じにくくなる。
[第1実施形態]
以下、本発明の携帯情報端末を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯情報端末の要部を概略的に例示する分解斜視図である。図2は、図1の携帯情報端末の電気的構成を例示するブロック図である。図3は、図1の携帯情報端末の第一ケース部を裏側から見た斜視図であり、図4は、図1の携帯情報端末の第二ケース部を概略的に示す平面図である。図5は、図1の携帯情報端末に用いる内部フレームを示す平面図であり、図6は、図5の内部フレームの側面図である。図7は、液晶表示器が組み付けられた内部フレームと緩衝リブ等との関係を示す側面図である。なお、図7において、緩衝リブ等については、図8のA−A位置で切断した断面図を示している。図8は、第二ケース部内に内部フレームが配された状態を示す平面図である。図9は、緩衝リブによって内部フレームを支持する様子を説明する斜視図である。図10は、図4の緩衝リブ付近を拡大して示す拡大図である。図11は、連結部とケースとの接続構造を示す断面図である。
まず、携帯情報端末100の全体構成について説明する。
図1等に例示する携帯情報端末100は、バーコードリーダとして構成されており、ケース102の内部に、回路基板106や液晶表示器146などが収容されてなるものである。ケース102は、全体的に略長手状に構成されており、図1の例では長手方向一端側において開口する形態で読取口105が設けられている。
図2に示すように、回路部20は、公知のレーザ方式にてバーコードBをスキャンする読取モジュール30や、メモリ35、制御回路40、トリガースイッチ50等からなるマイクロコンピュータ系などによって構成されており、これらが上述の回路基板106に実装、或いはケース102に装着される構成をなしている。
バーコードリーダの分野においてレーザ方式の読取モジュールの構成は公知であるので詳細な説明は省略するが、例えば、レーザダイオードと、このレーザダイオードからのレーザ光を反射するミラーと、受光素子とを備えた構成とし、ミラーの角度をモータ等のアクチュエータを用いて制御することでレーザ光の走査を行い、そのレーザ光がバーコードBにて反射した反射光を受光素子にて受光することで、バーコードBの画像信号を生成する構成とすることができる。
マイコン系は、増幅回路31、A/D変換回路33、メモリ35、アドレス発生回路36、同期信号発生回路38、制御回路40、トリガースイッチ50、ブザー44、液晶表示器146、通信インタフェース48等から構成されている。
読取モジュール30から出力される画像信号(アナログ信号)は、増幅回路31に入力されることで所定ゲインで増幅された後、A/D変換回路33に入力されると、アナログ信号からディジタル信号に変換される。そして、ディジタル化された画像信号、つまり画像データ(画像情報)は、メモリ35に入力されると、所定のコード像画像情報格納領域に蓄積される。なお、同期信号発生回路38は、読取モジュール30およびアドレス発生回路36に対する同期信号を発生可能に構成されており、またアドレス発生回路36は、この同期信号発生回路38から供給される同期信号に基づいて、メモリ35に格納される画像データの格納アドレスを発生可能に構成されている。
制御回路40は、携帯情報端末100全体を制御可能なマイコンで、CPU、システムバス、入出力インタフェース等からなるもので、メモリ35とともに情報処理装置を構成し得るもので情報処理機能を有する。この制御回路40は、内蔵された入出力インタフェースを介して種々の入出力装置(周辺装置)と接続可能に構成されており、本実施形態の場合、トリガースイッチ50、ブザー44、液晶表示器146、通信インタフェース48等を接続されている。これにより、例えば、トリガースイッチ50の監視や管理、ビープ音やアラーム音を発生可能なブザー44の鳴動のオンオフ、液晶表示器146の表示制御、さらには読み取ったバーコードBのコード内容を外部機器へ送信するといった通信インタフェース48の通信制御等を可能にしている。
次に、携帯情報端末100の内部構造について説明する。
図1に示すように、携帯情報端末100は、ケース102を備えると共に、このケース102の内部に、回路基板106や液晶表示器146(液晶表示器146は、表示パネルの一例に相当する)を保持するための内部フレーム110が設けられている。
ケース102は、樹脂材料からなる第一ケース部103と、同じく樹脂材料からなる第二ケース部104とによって構成されている。図1、図3に示すように、一方側の第一ケース部103には表示パネル146を視認させるための表示窓107が形成されており、この表示窓107を介して外部から表示パネル146を視認できるようになっている。表示窓107は、矩形状に開口する開口部107aとこの開口部107を閉塞する透明板107bとによって構成されており、表示パネル146と対向して透明板107bが配されるようになっている。開口部107aの縁部には開口領域を取り囲む形態で、ゴム等の柔軟材料からなる緩衝材107cが配置されており、図1等に示す液晶表示器146の周縁部が、この緩衝材107cを介して第一ケース部103に支持されるようになっている。
図3のように、第一ケース部103には、第二ケース部104と連結するための複数の凸部184、186、188が形成されており、他方の第二ケース部104には、図4のように、各凸部184、186、188にそれぞれ対応する略筒状の締結部材挿入部185、187、189が形成されている。これらがねじ等からなる締結部材183、182、181(図11参照)によって互いに結合することで、第一ケース部103と第二ケース部104とが結合し、ケース102を構成するようになっている。なお、詳細な連結構造については後述する。
図5、図6のように、内部フレーム110は、回路基板106を保持するフレーム本体111と、フレーム本体111から延出する複数の連結部112を備えており、図7、図11のように、第一ケース部103及び第二ケース部104に挟まれる形態でこれらに内部フレーム110が組み付けられるようになっている。なお、図7では、ケース102、内部フレーム110、液晶表示器146、回路基板106、以外の部品は省略して示している。
図5、図6に示すように、フレーム本体111は、液晶表示器146を保持する高剛性構造部113と、高剛性構造部113より剛性の低い低剛性構造部114とを備えている。なお、図5では、内部フレーム110に配置される液晶表示器146を一点鎖線にて概念的に示している。
高剛性構造部113は、液晶表示器146の裏側(表示側とは反対側)を保持する板状の液晶支持部161と、液晶支持部161を取り囲む側壁部162、163、164、165とを備えており、液晶支持部161を底部、側壁部162、163、164、165を周壁とする形態で、枠状に構成されている。図6のように、板状の液晶支持部161は、各側壁部162〜165の高さ方向(本実施形態では、回路基板106の厚さ方向を高さ方向とする)中間位置に連結しており、若干の撓み変形が可能な構成となっている。
側壁部162、163は、互いに向かい合って配され、それぞれが液晶表示器146の短手方向端部と対向配置される。側壁部164、165は、それぞれ側壁部162、163とほぼ直交するように配され、液晶表示器146の長手方向端部と対向配置される。高剛性構造部113は、液晶支持部161と、ある程度の高さで構成される各側壁部162、163、164、165とがほぼ直交するように配され、さらに、各側壁部162、163がそれぞれ各側壁部164、165とほぼ直交して配される枠状に構成されているため、低剛性構造部114と比較すると矢印F11(図6)の向きの撓みが生じにくく、高剛性構造部113全体として若干の変形(若干の撓み変形或いは若干の捩り変形)のみが許容される構成となっている。また、この高剛性構造部113は、後述する連結部112(詳しくは高剛性連結部115、117)の弾性変形、或いは後述する緩衝リブ108,109の弾性変形によってケース102に対して相対変位可能とされている。
低剛性構造部114は、板状の平板部171を備えており、さらに、平板部171の板面から突出するリブ172が所々に設けられている。なお、リブ172の高さは、側壁部162、163、164、165の高さよりも小さく構成されている。また、平板部171は、その板面が回路基板106(図1、図7参照)の板面と略平行に配され、リブ172を介して回路基板106を保持する構成をなしている。本実施形態では、平板部171の裏側に回路基板106が固定されており、平板部171の表側にも回路基板180が固定されている(図9参照)。低剛性構造部114は、全体的にある程度の撓み(図6の矢印F2の向きの撓み)や捩り変形が許容されており、さらに後述する連結部112(詳しくは低剛性連結部116)の弾性変形によりケース102に対して相対変位可能とされている。
図7〜図9に示すように、上記のように構成される内部フレーム110は、ケース102に形成された緩衝リブ108,109によって支持されている。この緩衝リブ108,109は、表示窓107とは反対側の第二ケース部(他方側)104において内部フレーム110の周縁部を支持する形態で配置されている。具体的には、図7、図9のように緩衝リブ108,109と内部フレーム110との間に上述の回路基板106が介在しており、緩衝リブ108,109は、この回路基板106を介して間接的に内部フレーム110を支持している。
緩衝リブ108,109は、いずれも弾性変形可能な構成をなしており、ケース102の外部から液晶表示器146を緩衝リブ108、109側に押し出す衝撃が加えられた際に、緩衝リブ108,109の少なくともいずれかが弾性変形することで内部フレーム110が緩衝リブ108,109側へ退避し、液晶表示器146への衝撃が吸収されるようになっている。例えば、図7のF13ように、ケース102の外部から液晶表示器146の長手方向中間位置を内部フレーム110側へ押し下げる衝撃が加えられた場合(例えば、透明板107bを液晶表示器146側へ押し出す衝撃が加えられた場合等)、内部フレーム110が回路基板106を介して緩衝リブ108、109を押圧し、この押圧に応じて緩衝リブ108,109が弾性変形(捻り変形や撓み変形)することとなる。これにより、内部フレーム110が若干緩衝リブ108,109側(即ち矢印F14の方向)に退避することとなり、液晶表示器146を押し出す衝撃は効果的に分散される。
本実施形態の緩衝リブ108は、図10に示すように、複数の板状部(第一壁部108a、第二壁部108b)を有している。第一壁部108aは、液晶表示器146のパネル面146a(図9参照)の面方向(パネル面方向)と交差する方向(より詳しくは直交方向)の壁面108cを備えて板状に構成されている。また、第二壁部108bは、パネル面方向及び第一壁部108aの壁面108cの面方向(壁面方向)と交差する方向(より詳しくは直交方向)の壁面108dを備え、第一壁部108aと一体的に構成されている。第一壁部108aは、一端部が第二ケース部104の外周壁104aと連結しており、その連結側とは反対側の端部が第二壁部108bと連結している。また、第一壁部108aにおける支持側(内部フレーム110を支持する側)とは反対側の端部は第二ケース部104の底壁104bと連結しており、第二壁部108bの支持側(内部フレーム110を支持する側)とは反対側の端部も底壁104bと連結している。緩衝リブ108は、これら第一壁部108a及び第二壁部108bのそれぞれの端部によって内部フレーム110を支持している。
本実施形態の緩衝リブ109も、図10に示すように、複数の板状部(第一壁部109a、第二壁部109b)を有している。第一壁部109aは、液晶表示器146のパネル面146a(図9参照)の面方向(パネル面方向)と交差する方向(より詳しくは直交方向)の壁面109cを備えて板状に構成されている。また、第二壁部109bは、パネル面方向及び第一壁部109aの壁面109cの面方向(壁面方向)と交差する方向(より詳しくは直交方向)の壁面109dを備え、第一壁部109aと一体的に構成されている。第一壁部109aは、一端部が第二ケース部104の外周壁104aと連結しており、その連結側とは反対側の端部が第二壁部109bと連結している。また、第一壁部109aにおける支持側(内部フレーム110を支持する側)とは反対側の端部は第二ケース部104の底壁104bと連結しており、第二壁部109bの支持側(内部フレーム110を支持する側)とは反対側の端部も底壁104bと連結している。緩衝リブ109は、これら第一壁部109a及び第二壁部109bのそれぞれの端部によって内部フレーム110を支持している。
また、内部フレーム110に設けられた各連結部112は、弾性変形可能に構成されており、その一部がケース102に固定されることでケース102とフレーム本体111とを連結する役割を果たしている。図5、図6に示すように、複数の連結部112は、高剛性構造部113から延出する高剛性連結部115、117と、低剛性構造部114から延出する低剛性連結部116とからなり、高剛性構造部113よりも低剛性連結部116のほうが剛性の低い構造となっている。なお、本実施形態では、図5に示すように、高剛性構造部113は、平面視した形状が略矩形状とされており、高剛性連結部115、117は、高剛性構造部113の四隅近傍にそれぞれ設けられている。即ち、高剛性構造部113内には平面視矩形状の液晶表示器146が配される構成となっており、この液晶表示器146の四隅付近に高剛性連結部115、117が位置する構成となっている。
低剛性連結部116は、ケース102に固定される第一固定部116aと、第一固定部116aと低剛性構造部114とを連結する板状の第一変形許容部116bとを有しており、第一変形許容部116bがフレーム本体111に対して撓み変形及び捩り変形可能とされている。第一変形許容部116bは板状に構成され、その板面が回路基板106の板面に対して(即ち平板部171の板面に対して)ほぼ直交する配置となっている。また、図5、図11(a)に示すように、第一固定部116aは、円筒状に構成されており、その内部には、第一ケース部103に形成された円筒状の凸部184が挿入された構成となっている。
図11(a)に示すように、第一固定部116aに挿入された凸部184は、第一固定部116aを貫通し、第二ケース部104に設けられた締結部材挿入部185と当接し、締結部材183によって互いに固定されている。凸部184と締結部材挿入部185とが互いに固定されることで、第一固定部116aが第一ケース部103と第二ケース部104とに挟持される構成となっている。なお、図11(a)の例では、回路基板106は第一固定部116aと第二ケース部104の締結部材挿入部185とによって挟持され、板厚方向への相対移動を拘束されている。また、回路基板106には、凸部184を挿入する孔部106aが形成されており、この孔部106aは、凸部184よりも大きなサイズとされ、孔部106a内を凸部184が相対移動しうる構成となっている。なお、ここでは、第一固定部116aと締結部材挿入部185によって回路基板106を挟み込む構成としたが、挟まない構成としてもよい。
また、図11(a)のように、いずれの低剛性連結部116においても、この低剛性連結部116と凸部184との間に、ケース102から内部フレーム110へ伝わろうとする衝撃を吸収する弾性リング191が配置されている。弾性リング191は、例えばゴム、エラストマー等の高分子材料などによって構成されるものであり、凸部184(軸部)の外周面を取り囲む筒状に構成され、凸部184(軸部)の外周面と孔部116cの内周面との間に配置されている。この構成により、凸部184が当該凸部184の軸方向と直交する面方向(即ち、回路基板106の板面に沿った方向)に相対移動した場合に効果的に衝撃を吸収できることとなる。
高剛性連結部115は、図5に示すように、内部フレーム110の中間位置(内部フレーム110において長手方向両端からそれぞれある程度離れた位置)に設けられており、ケース102に固定される第二固定部115aと、第二固定部115aと高剛性構造部113とを連結する第二変形許容部115bとを有している。
図11(b)に示すように、第二固定部115aは、厚さ方向に貫通する孔部115cを備えると共に、その孔部115cの内周面が円筒面とされており、全体として略円筒形状をなしている。第二固定部115aの内部には、第一ケース部103に形成された円筒状の凸部186が挿入される構成となっている。第二固定部115aに挿入される凸部186は、第二ケース部104に設けられた締結部材挿入部187と当接し、締結部材182によって互いに固定されている。凸部186と締結部材挿入部187とが互いに固定されることで、第一固定部115aが第一ケース部103と第二ケース部104とに挟持された形態となっている。
図5、図6のように、第二変形許容部115bは、第二固定部115a及び側壁部165と一体的に構成されると共に、側壁部163と連続した構成をなしており、図6のように、厚さ(高さ)がこれら第二固定部115a、側壁部165、163とほぼ同一となっている。即ち、高剛性連結部115は撓み変形が生じにくく、若干の捩り変形が許容される構成となっている。
また、図11(b)のように、いずれの高剛性連結部115おいても、この高剛性連結部115と凸部186との間に、ケース102から内部フレーム110へ伝わろうとする衝撃を吸収する弾性リング192が配置されている。高剛性連結部115は、凸部186を挿入する孔部115cを備えている。弾性リング192は、弾性リング191と同様に例えばゴム、エラストマー等の高分子材料などによって構成されており、凸部186(軸部)の外周面を取り囲む筒状に構成され、凸部186(軸部)の外周面と孔部115cの内周面との間に配置されている。このように構成されているため、凸部186が孔部115c内を若干相対移動することができ、かつ凸部186が当該凸部186の軸方向と直交する面方向(即ち、回路基板106の板面に沿った方向)に相対移動した場合に効果的に衝撃を吸収できるようになっている。
高剛性連結部117は、図5、図6に示すように、内部フレーム110における一方側の端部において一方側に突出して設けられており、ケース102に固定される第二固定部117aと、第二固定部117aと高剛性構造部113とを連結する第二変形許容部117bとを有している。
第二固定部117aは、図11(c)に示すように、第一ケース部103と第二ケース部104とによって挟まれる底部117dと、この底部117dを取り囲む環状壁117eによって構成されており、より詳しくはこの底部117dが、第一ケース部103に形成された円筒状の凸部188と、第二ケース部104に設けられた締結部材挿入部189とによって挟持され、凸部188と締結部材挿入部189とが締結部材181によって互いに固定されることで、第一固定部117aが第一ケース部103及び第二ケース部104に組み付けられるようになっている。
第二変形許容部117bは、図5、図11(c)に示すように、第二固定部117aの環状壁117eと高剛性構造部113の側壁部164とを連結する構造をなしており、側壁部164と連結する基端部の幅が環状壁117eの外周の径と同程度となっている。また、図6に示すように、環状壁117eよりも第二変形許容部117bの外周壁のほうが、高さが大きく構成されている。即ち、高剛性連結部117は撓み変形が生じにくく、若干の捩り変形が許容される構成となっている。
また、図11(c)のように、いずれの高剛性連結部117においても、この高剛性連結部117と凸部188との間に、ケース102から内部フレーム110へ伝わろうとする衝撃を吸収する弾性リング193が配置されている。高剛性連結部117は、凸部188を挿入する孔部117cを備えており、凸部188(軸部)の外周面と孔部117cの内周面との間に弾性リング193が配置されている。弾性リング193は、弾性リング191等と同様に例えばゴム、エラストマー等の高分子材料などによって構成されており、凸部188(軸部)の外周面を取り囲む筒状に構成され、凸部188が当該凸部188の軸方向と直交する面方向に相対移動した場合に効果的に衝撃を吸収できるようになっている。
本実施形態の構成では、ケース102の外部から液晶表示器146(表示パネル)を緩衝リブ108,109側に押し出す衝撃が加えられた場合に、緩衝リブ108,109が弾性変形することで内部フレーム110が退避し、液晶表示器146への衝撃が緩和される。即ち、液晶表示器146を衝撃から逃げる方向に若干退避させることができるため、退避不能な構成と比較して液晶表示器146に加わる荷重を軽減でき、液晶表示器146を衝撃から効果的に保護することができる。また、液晶表示器146を衝撃から効果的に保護しうる構成を、緩衝リブ108,109を主要素として簡易かつコンパクトに実現できる。
また、緩衝リブ108,109が、内部フレーム110の周縁部を支持する形態で配置されているため、液晶表示器146(表示パネル)へ加わる衝撃を効果的に吸収しうる構成を、内部フレーム110の中心部を避けてコンパクトに実現できる。
また、緩衝リブ108,109が板状部を有してなり、板状部の板面方向と液晶表示器146のパネル面方向とを交差させた状態で、緩衝リブ108,109の端部により内部フレーム110が支持されている。従って、通常時には内部フレーム110を安定的に支持でき、衝撃の際には内部フレーム110を好適に退避させることができる。
また、緩衝リブ108,109はそれぞれ、液晶表示器146のパネル面方向と交差する方向の壁面を備えた板状の第一壁部と、パネル面方向及び第一壁部の壁面方向と交差する方向の壁面を備え、第一壁部と一体的に構成される第二壁部と、を備えており、第一壁部及び第二壁部の端部によって内部フレームを支持している。このようにすると、緩衝リブに適度な強度をもたせることができる。
また、液晶表示器146の表示側の面が、表示窓107の開口部107aの縁部に支持されるようになっているため、通常時において液晶表示器146を安定的に支持できると共に、液晶表示器146をよりケース102に近づけた配置とすることができ、液晶表示器146の視認性、デザイン性を向上することができる。一方、このような構成とすると、衝撃時の液晶表示器146の破損等が懸念されるが、上述のように液晶表示器146を衝撃から効果的に保護しうる構成が用いられているため、そのような問題も生じにくくなる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。図12は、第2実施形態の携帯情報端末に用いる第二ケース部を概略的に示す平面図である。図13は、第2実施形態の携帯情報端末における、液晶表示器が組み付けられた内部フレームと緩衝リブ等との関係を示す側面図である。なお、第2実施形態は、緩衝リブ108,109と内部フレーム110との間に、吸収材190,191が設けられている点が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同一である。よって異なる部分について重点的に説明することとし、同一の部分については詳細な説明は省略する。なお、図12、図13では、吸収材190,191を黒色部分にて示している。
本実施形態では、図12、図13に示すように、緩衝リブ108と内部フレーム110との間に、内部フレーム110から緩衝リブ108に伝わる力を吸収する吸収材190が設けられており、緩衝リブ109と内部フレーム110との間にも、内部フレーム110から緩衝リブ109に伝わる力を吸収する吸収材191が設けられている。この吸収材190,191は、ゴム、エラストマー等の弾性材料等によって構成されており、いずれも若干の弾性変形が可能とされている。吸収材190,191は、いずれも緩衝リブ108,109における内部フレーム110側の端部に接着剤等によって貼り付けられており、内部フレーム110を表示側とは反対側から間接的に支持(回路基板106を介して間接的に支持)している。これら吸収材190,191は、液晶表示器146に対して図7の矢印F13のような衝撃が加わった際に、内部フレーム110による押圧力を受けて潰れるように弾性変形するため、内部フレーム110の退避が許容され、さらに緩衝リブ108,109の弾性変形によっても内部フレーム110の退避が許容されるため、相乗的な衝撃吸収効果が得られることとなる。
以上のように、本実施形態の構成では、緩衝リブ108,109と内部フレーム110との間に、内部フレーム110から緩衝リブ108,109に伝わる力を吸収する吸収材190,191が設けられているため、液晶表示器146を緩衝リブ108,109側へ押し出す衝撃が加えられた際に、内部フレーム110が緩衝リブ108,109側へより沈み込み易くなり、液晶表示器146への衝撃をより効果的に吸収できるようになる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、携帯情報端末の一例としてバーコードリーダを例示したが、二次元コードリーダ等の他の光学的情報読取装置であってもよく、これ以外の携帯情報端末であってもよい。
上記実施形態では、表示パネルの例として液晶表示器を例示したが、ELパネル等の他のフラットパネルディスプレイであってもよい。
図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯情報端末の要部を概略的に例示する分解斜視図である。 図2は、図1の携帯情報端末の電気的構成を例示するブロック図である。 図3は、図1の携帯情報端末の第一ケース部を裏側から見た斜視図である。 図4は、図1の携帯情報端末の第二ケース部を概略的に示す平面図である。 図5は、図1の携帯情報端末に用いる内部フレームを示す平面図である。 図6は、図5の内部フレームの側面図である。 図7は、液晶表示器が組み付けられた内部フレームと緩衝リブ等との関係を示す側面図である。 図8は、第二ケース部内に内部フレームが配された状態を示す平面図である。 図9は、緩衝リブによって内部フレームを支持する様子を説明する斜視図である。 図10は、図4の緩衝リブ付近を拡大して示す拡大図である。 図11は、連結部とケースとの接続構造を示す断面図である。 図12は、第2実施形態の携帯情報端末に用いる第二ケース部を概略的に示す平面図である。 図13は、第2実施形態の携帯情報端末における、液晶表示器が組み付けられた内部フレームと緩衝リブ等との関係を示す側面図である。
符号の説明
100…携帯情報端末
102…ケース
107…表示窓
108,109…緩衝リブ
108a,109a…第一壁部(板状部)
108b,109b…第二壁部(板状部)
110…内部フレーム
146…液晶表示器(表示パネル)
190,191・・・吸収材

Claims (3)

  1. ケースの内部に少なくとも表示パネル及び回路基板が収容されてなる携帯情報端末であって、
    前記表示パネルを保持すると共に、前記ケースの内部に収容される内部フレームを備え、
    前記ケースは、前記内部フレームを覆う一方側において前記表示パネルを視認させるための表示窓が形成され、前記表示窓とは反対側を覆う他方側において前記内部フレームを前記回路基板を介して間接的に支持する弾性変形可能な緩衝リブが、当該ケースの短手方向両側の外周壁にそれぞれ複数連結された構成で形成されており、
    前記回路基板は、前記内部フレームと前記緩衝リブとの間に介在しており、
    前記緩衝リブは、前記内部フレームの周縁部を支持する形態で配置され、かつ、前記表示パネルの前記パネル面方向と交差する方向の壁面を備えた板状の第一壁部と、前記パネル面方向及び前記第一壁部の壁面方向と交差する方向の壁面を備え、前記第一壁部と一体的に構成される第二壁部と、を備え、前記第一壁部及び前記第二壁部の端部によって前記内部フレームを支持する構成をなし、
    前記第一壁部は、一端部が前記ケースの外周壁と連結し、前記外周壁との連結側とは反対側の端部が前記第二壁部と連結されており、前記第一壁部及び前記第二壁部において内部フレームを支持する側とは反対側の端部が前記ケースの底壁に連結されており、
    前記ケースの外部から前記表示パネルを前記緩衝リブ側へ押し出す衝撃が加えられた際に、前記緩衝リブが弾性変形することで前記内部フレームが退避し、前記表示パネルへの前記衝撃が吸収されることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記緩衝リブと前記内部フレームとの間に、前記内部フレームから前記緩衝リブに伝わる力を吸収する吸収材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記表示窓は、開口部と、この開口部を閉塞する透明板と、を有してなり、
    前記表示パネルの表示側の面が、前記表示窓の前記開口部の縁部に支持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯情報端末。
JP2007231184A 2007-09-06 2007-09-06 携帯情報端末 Expired - Fee Related JP5092632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007231184A JP5092632B2 (ja) 2007-09-06 2007-09-06 携帯情報端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007231184A JP5092632B2 (ja) 2007-09-06 2007-09-06 携帯情報端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009063802A JP2009063802A (ja) 2009-03-26
JP5092632B2 true JP5092632B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=40558428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007231184A Expired - Fee Related JP5092632B2 (ja) 2007-09-06 2007-09-06 携帯情報端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5092632B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101025793B1 (ko) 2009-06-18 2011-04-04 (주)블루버드 소프트 바코드 리더모듈이 구비된 모바일 단말기
JP5321539B2 (ja) * 2010-06-16 2013-10-23 株式会社デンソーウェーブ 携帯端末

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10145056A (ja) * 1996-11-14 1998-05-29 Pfu Ltd 携帯端末装置の内部緩衝構造
JP2000151132A (ja) * 1998-11-13 2000-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末用樹脂金属一体型筐体
JP2001027752A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Sony Corp 液晶表示パネル固定構造及びそれを用いた液晶表示装置
JP2005123743A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Sanyo Electric Co Ltd 通信装置
JPWO2005069711A1 (ja) * 2004-01-16 2007-07-26 三菱電機株式会社 携帯機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009063802A (ja) 2009-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7446276B2 (en) Button actuation assembly
JP5034628B2 (ja) 携帯情報機器
JP5092632B2 (ja) 携帯情報端末
JP4674600B2 (ja) 携帯情報端末
US20120155035A1 (en) Display device
JP5522732B2 (ja) 液晶ディスプレイの支持構造及び電子機器
JP2018045601A (ja) 携帯機器
JP4957733B2 (ja) 携帯情報端末
JP2014115371A (ja) 光走査装置
US10895650B2 (en) Radiation detection device
JP5278339B2 (ja) 携帯端末
JP3606893B2 (ja) Lcdユニット
US10803267B2 (en) Illuminator for a barcode scanner
US10061118B2 (en) Beam shaping system and scanner
JP4798104B2 (ja) 携帯情報端末
JP5396992B2 (ja) 光学的情報読取装置
JP4803144B2 (ja) 携帯端末
KR102052253B1 (ko) 휴대형 전자 기기
JP5093128B2 (ja) コネクタの支持構造
JP2013088953A (ja) バーコードハンディターミナル
JP5809013B2 (ja) 光学情報読取装置
US20110261281A1 (en) Lcd assembly and portable electronic device utilizing same
JP5321539B2 (ja) 携帯端末
JP6786924B2 (ja) 携帯端末
JP2002236871A (ja) ガンタイプ光学スキャナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5092632

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees