JP4798104B2 - 携帯情報端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯情報端末に関するものである。
従来より、携帯情報端末の分野では、ケース内に回路基板を収容する構成が一般的に提供されている。この種の携帯情報端末は、頻繁に把持されて使用されるものであるため、落下等による衝撃が加わる可能性が高く、ケース内の回路基板を衝撃から保護することが求められる。なお、ケース内の回路基板を衝撃から保護しようとする技術としては例えば特許文献1のようなものがある。
特開2003−249991公報
ところで、携帯情報端末の分野では無線通信機能を備えた構成が提供されているが、このような携帯情報端末の場合、無線通信を行う無線通信基板と、他の回路基板とをケース内に重ねて収容する構成とすると、接続構成の簡素化や装置の小型化等を図る上で有利である。しかしながら、このように複数の回路基板をケース内に重ねて収容する構成する場合、両基板をどのように保持するかが問題となる。従来では、剛性の高いホルダに固定ねじを多用して部品固定を行う構成などが用いられているが、このように固定ねじを多用すると組立コスト、材料コスト、重量増等の問題がある。また、上述のように、携帯情報端末ではケースに衝撃が加わる可能性が高いため、衝撃の影響を受けにくい保持構造が求められる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ケースの内部に第一回路基板と第二回路基板とが重なり合って収容される携帯情報端末において、外部からの衝撃に強い構造を簡易に実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、ケースの内部に第一回路基板と第二回路基板とが重なり合って収容される携帯情報端末であって、前記第一回路基板を保持すると共に、前記ケース内において当該ケースに固定される第一フレームと、前記第二回路基板を保持すると共に、前記ケース内において前記第一フレームに装着される第二フレームと、を備え、前記第二フレームは、前記第二回路基板を保持する第二フレーム本体と、前記第一回路基板の周縁部と係合する係合爪と、前記第一フレームの所定位置と係合して位置決めされる位置決め部と、を有し、前記第二フレームが前記第一フレームに固定される固定状態において、前記第一回路基板と係合する前記係合爪が、前記第一回路基板と前記第一フレームの側壁とによって挟み込まれて保持される構成をなし、
前記第一回路基板は長手状に構成され、前記係合爪は、前記第一回路基板の短手方向両側に設けられた一対の短手方向端部とそれぞれ係合するように複数設けられ、前記第二フレームには、前記一対の短手方向端部のそれぞれと当接し、且つ前記第一フレームの前記側壁の外側に配置されるように複数のリブが形成されており、前記一対の短手方向端部がそれぞれ前記リブと当接することで、前記第一回路基板に対する前記第二フレームの前記短手方向の位置決めがなされ複数の前記リブは、前記第一フレームと当接し得るように当該第一フレームを短手方向に挟み込んで配置されており、当該第一フレームに対する前記第二フレームの相対移動を規制する構成をなすことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の携帯情報端末において、前記第二回路基板は、無線通信を行う無線通信基板であり、前記第二フレームには、前記無線通信基板と前記第一回路基板との中継を行う中継基板が前記無線通信基板と接続された状態で保持されており、前記第二フレームが前記第一フレームに固定される固定状態において、前記中継基板と前記第一回路基板とが重なり合った状態で互いに接続されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の携帯情報端末において、前記第一回路基板は基板面上において前記中継基板と接続するためのコネクタが設けられており、前記コネクタは、前記第一回路基板において前記係合爪寄りの位置に配されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の携帯情報端末において、前記第一フレームは、前記第一回路基板の周縁部に沿うように側壁部が設けられており、前記係合爪は、前記第一回路基板の前記周縁部と前記第一フレームの前記側壁部とによって挟み込まれ保持されることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の携帯情報端末において、前記位置決め部は、前記第一回路基板の周囲側に延出する延出部と、前記延出部の先端側に形成される前記第一フレームとの嵌合部と、を有してなり、前記第一フレームは、前記嵌合部と嵌合する嵌合受部を有することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の携帯情報端末において、前記第一フレームは、第一フレーム本体と、前記第一フレーム本体を前記ケースと連結させる連結部と、を備え、前記ケースに生じた衝撃が前記第一フレーム本体に伝わる際に、前記連結部が弾性変形することで前記衝撃が緩和されることを特徴とする。
請求項1の発明では、第二フレームの係合爪と位置決め部とによって第二回路基板を保持する第二フレームを第一回路基板を保持する第1フレームに装着できるため組立コストや材料コストを抑えやすくなる。また、第二フレームが第一フレームに固定される固定状態において、係合爪が、第一回路基板と第一フレームとによって挟み込まれて保持されるため接続部位が衝撃に強い構造となる。
また、第一回路基板の一対の短手方向端部と第二フレームの係合爪とをそれぞれ係合させて、第二フレームを第一回路基板に良好に装着できるようになる。また、第一回路基板の一対の短手方向端部をそれぞれリブと当接させるようにして、第一回路基板に対する第二フレームの短手方向の位置決めを行っているため、第二フレームがより安定的に第一回路基板に保持されるようになる。
更に、第一回路基板との係合等のみならず、リブによる第一フレームとの当接によっても第二フレームを位置保持できるため、衝撃時の第二フレームの安定性をより高めることができる。
請求項2の発明によれば、無線通信基板と第一回路基板との間に中継基板を介在させた状態でこれら基板を簡易かつ安定的に保持できるようになり、無線通信機能を備えた携帯情報端末を構成する上で極めて有利となる。
請求項3の発明では、第一回路基板の基板面上において中継基板と接続するためのコネクタが設けられており、このコネクタが第一回路基板において係合爪寄りの位置に配されている。即ち、係合爪と第一回路基板との係合構造がコネクタの近くに存在するため、コネクタが衝撃の影響を受けにくくなり、第一回路基板と中継基板との接続がより安定化する。
請求項4の発明では、第一フレームにおいて、第一回路基板の周縁部に沿うように側壁部が設けられており、係合爪が、第一回路基板の周縁部と第一フレームの側壁部とによって挟み込まれ保持されるようになっている。このようにすれば、第一フレームの中心付近をあまり用いずに周縁部を利用して係合爪を保持できるようになる。
請求項5の発明によれば、第一回路基板の周囲を利用した簡易な構造によって第二フレームを第一フレームに好適に位置決めできる。
請求項6の発明では、第一フレームに形成された連結部が、ケースに衝撃が生じたときに弾性変形し、ケースから第一フレーム本体に伝達される衝撃を緩和するように機能する。即ち、本発明によれば、外部衝撃から第一回路基板等を良好に保護しうる構成を、小型かつ軽量構成にて実現できる。また、第一回路基板や第一フレーム本体に対する衝撃緩和に伴い、これらに装着される第二フレームや第二回路基板に伝達される衝撃も緩和されることとなる。
[第1実施形態]
以下、本発明の携帯情報端末を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯情報端末の要部を概略的に例示する分解斜視図である。なお、図1では一部部品を省略して示している。図2は、図1の携帯情報端末の電気的構成を例示するブロック図である。図3は、図1の携帯情報端末の第一ケース部を裏側から見た斜視図であり、図4は、図1の携帯情報端末の第二ケース部を概略的に示す平面図である。図5は、図1の携帯情報端末に用いる第一フレームを示す平面図であり、図6は、図5の第一フレームの側面図である。図7は、第一フレームを図5とは反対側から見た裏面図である。図8は、連結部とケースとの接続構造を示す断面図である。
(全体構成)
まず、携帯情報端末1の全体構成について説明する。
図1等に例示する携帯情報端末1は、バーコードリーダとして構成されており、ケース102の内部に、メイン基板106(メイン基板106は第一回路基板の一例に相当する)や液晶表示器46などが収容されてなるものである。ケース102は、全体的に略長手状に構成されており、図1の例では長手方向一端側において開口する形態で読取口105が設けられている。
図2に示すように、回路部20は、公知のレーザ方式にてバーコードBをスキャンする読取モジュール30や、メモリ35、制御回路40、トリガースイッチ42等からなるマイクロコンピュータ系などによって構成されており、これらが上述のメイン基板106に実装、或いはケース102に装着される構成をなしている。
バーコードリーダの分野においてレーザ方式の読取モジュールの構成は公知であるので詳細な説明は省略するが、例えば、レーザダイオードと、このレーザダイオードからのレーザ光を反射するミラーと、受光素子とを備えた構成とし、ミラーの角度をモータ等のアクチュエータを用いて制御することでレーザ光の走査を行い、そのレーザ光がバーコードBにて反射した反射光を受光素子にて受光することで、バーコードBの画像信号を生成する構成とすることができる。
マイコン系は、増幅回路31、A/D変換回路33、メモリ35、アドレス発生回路36、同期信号発生回路38、制御回路40、トリガースイッチ42、ブザー44、液晶表示器46、通信インタフェース48等から構成されている。
読取モジュール30から出力される画像信号(アナログ信号)は、増幅回路31に入力されることで所定ゲインで増幅された後、A/D変換回路33に入力されると、アナログ信号からディジタル信号に変換される。そして、ディジタル化された画像信号、つまり画像データ(画像情報)は、メモリ35に入力されると、所定のコード像画像情報格納領域に蓄積される。なお、同期信号発生回路38は、読取モジュール30およびアドレス発生回路36に対する同期信号を発生可能に構成されており、またアドレス発生回路36は、この同期信号発生回路38から供給される同期信号に基づいて、メモリ35に格納される画像データの格納アドレスを発生可能に構成されている。
制御回路40は、携帯情報端末1全体を制御可能なマイコンで、CPU、システムバス、入出力インタフェース等からなるもので、メモリ35とともに情報処理装置を構成し得るもので情報処理機能を有する。この制御回路40は、内蔵された入出力インタフェースを介して種々の入出力装置(周辺装置)と接続可能に構成されており、本実施形態の場合、トリガースイッチ42、ブザー44、液晶表示器46、通信インタフェース48等を接続されている。これにより、例えば、トリガースイッチ42の監視や管理、ビープ音やアラーム音を発生可能なブザー44の鳴動のオンオフ、液晶表示器46の表示制御、さらには読み取ったバーコードBのコード内容を外部機器へ送信するといった通信インタフェース48の通信制御等を可能にしている。
(内部構造)
携帯情報端末1の内部構造について説明する。
なお、図9は、図7の第一フレームにメイン基板を取り付けた状態を示す説明図である。図10は、図9の構成に第二フレームを取り付けた状態を示す説明図である。図11は図10の構成の側面図である。図12は、第二フレームの構成をメイン基板との関係で説明する説明図である。図13は、第二フレームを図12とは反対側から見た図である。図14(a)は、図13の構成に無線通信基板を付加した状態を説明する説明図であり、図14(b)は、図14(a)の構成に対して中継基板を付加した状態を説明する説明図である。図15(a)は、第二フレームをメイン基板の長手方向一方側から見た正面図であり、図15(b)は、図15(a)の第二フレームと、メイン基板、中継基板、無線通信基板等との関係を説明する説明図である。図15(c)は、メイン基板、中継基板、無線通信基板の接続構成をメイン基板の長手方向一方側から見た図である。図16(a)は、第二フレームをメイン基板の短手方向一方側から見た側面図であり、図16(b)は、図16(a)の第二フレームと、メイン基板、中継基板、無線通信基板等との関係を説明する説明図である。図16(c)は、メイン基板、中継基板、無線通信基板の接続構成をメイン基板の短手方向一方側から見た図である。
図1に示すように、携帯情報端末1は、ケース102を備えると共に、このケース102の内部に、メイン基板106や液晶表示器46を保持するための第一フレーム110が設けられている。
ケース102は、樹脂材料からなる第一ケース部103と、同じく樹脂材料からなる第二ケース部104とによって構成されている。図1、図3に示すように、一方側の第一ケース部103には液晶表示器46を視認させるための表示窓107が形成されており、この表示窓107を介して外部から液晶表示器46を視認できるようになっている。表示窓107は、矩形状に開口する開口部107aとこの開口部107を閉塞する透明板107bとによって構成されており、液晶表示器46と対向して透明板107bが配されるようになっている。開口部107aの縁部には開口領域を取り囲む形態で、ゴム等の柔軟材料からなる緩衝材107cが配置されており、図1等に示す液晶表示器46の周縁部が、この緩衝材107cを介して第一ケース部103に支持されるようになっている。
図3のように、第一ケース部103には、第二ケース部104と連結するための複数の凸部184、186、188が形成されており、他方の第二ケース部104には、図4のように、各凸部184、186、188にそれぞれ対応する略筒状の締結部材挿入部185、187、189が形成されている。これらがねじ等からなる締結部材183、182、181(図8参照)によって互いに結合することで、第一ケース部103と第二ケース部104とが結合し、ケース102を構成するようになっている。なお、詳細な連結構造については後述する。
第一フレーム110は、例えば樹脂材料等によって構成されており、図5〜図7に示すように、メイン基板106を保持する第一フレーム本体111と、第一フレーム本体111から延出する複数の連結部112とを備え、第一ケース部103及び第二ケース部104に挟まれる形態でこれらに第一フレーム110が組み付けられるようになっている(図8参照)。第一フレーム本体111は、液晶表示器46を保持する高剛性構造部113と、高剛性構造部113より剛性の低い低剛性構造部114とを備えている。なお、図5では、第一フレーム110に配置される液晶表示器46を一点鎖線にて概念的に示している。
高剛性構造部113は、液晶表示器46の裏側(表示側とは反対側)を保持する板状の液晶支持部161と、液晶支持部161を取り囲む壁部162、163、164、165とを備えており、液晶支持部161を底部、壁部162、163、164、165を周壁とする形態で、枠状に構成されている。図6のように、板状の液晶支持部161は、各壁部162〜165の高さ方向(本実施形態では、メイン基板106の厚さ方向を高さ方向とする)中間位置に連結しており、若干の撓み変形が可能な構成となっている。
壁部162、163は、第一フレーム110の「側壁部」の一例に相当するものであり、互いに向かい合って配され、それぞれが液晶表示器46の側部と対向配置される。壁部164、165は、それぞれ壁部162、163とほぼ直交するように配され、液晶表示器46の長手方向端部と対向配置される。高剛性構造部113は、液晶支持部161と、ある程度の高さで構成される各壁部162、163、164、165とがほぼ直交するように配され、さらに、各壁部162、163がそれぞれ各壁部164、165とほぼ直交して配される枠状に構成されているため、低剛性構造部114と比較すると矢印F11(図6)の向きの撓みが生じにくく、高剛性構造部113全体として若干の変形(若干の撓み変形或いは若干の捩り変形)のみが許容される構成となっている。また、この高剛性構造部113は、後述する連結部112(詳しくは高剛性連結部115、117)の弾性変形に応じてケース102に対して相対変位しうる構成となっている。
低剛性構造部114は、板状の平板部171を備えており、さらに、平板部171の板面から突出するリブ172が所々に設けられている。なお、リブ172の高さは、壁部162、163、164、165の高さよりも小さく構成されている。また、平板部171は、その板面がメイン基板106(図1、図9〜図11参照)の板面と略平行に配され、リブ172を介してメイン基板106を保持する構成をなしている。本実施形態では、平板部171の裏側にメイン基板106が固定されており、平板部171の表側にも図示しない回路基板が固定されている。低剛性構造部114は、全体的にある程度の撓み(図6の矢印F2の向きの撓み)や捩り変形が許容されており、さらに後述する連結部112(詳しくは低剛性連結部116)の弾性変形に応じてケース102に対して相対変位しうる構成となっている。
メイン基板106は、図9〜図11のように、全体として長手状に構成されており、第一フレーム110において、液晶表示器46の装着側とは反対側に装着されている。第一フレーム110には、メイン基板106と係合してこのメイン基板106を保持する複数の保持爪71a,71b,72a,72b、73a,73b,74a,74bが形成されている。いずれの保持爪71a,71b,72a,72b、73a,73b,74a,74bも弾性変形可能なものであり、一対の保持爪71a,71bはメイン基板106の長手方向端部寄りの位置を当該メイン基板106の短手方向に挟み込んで保持しており、同様に、保持爪72a,72bの対、保持爪73a,73bの対もメイン基板106を短手方向に挟み込んで保持している。このような挟み込みにより第一フレーム110に対するメイン基板106の短手方向への相対移動が拘束されている。また、メイン基板106の長手方向において、保持爪71a,71bとは反対側の端部寄りの位置に、当該メイン基板106を厚さ方向に貫通する孔部124a,124bが形成されており、一対の保持爪74a,74bは、それぞれ孔部124a,124bを貫通した状態でこれら孔部124a,124bの縁部と係合している。
また、メイン基板106には、当該メイン基板106を厚さ方向に貫通する孔部125a,125b,125c,125d,125e,125fが形成されており、この孔部125a,125b,125c,125d,125e,125fに、第一フレーム110の高剛性構造部113に形成された凸部75a,75b,75c,75d,75e,75f(図7参照)がそれぞれ嵌合するようになっている。また、メイン基板106において、低剛性構造部114側にも複数の孔部126a,126b,126c,126d,126e,126f,126gが形成されており、これら孔部126a,126b,126c,126d,126e,126f,126gに低剛性構造部114に形成された凸部76a,76b,76c,76d,76e,76fがそれぞれ嵌合するようになっている。
次に、第二フレーム50について説明する。
上述したように、本実施形態の携帯情報端末1は、メイン基板106を保持する第一フレーム110が、ケース102内において当該ケース102に固定される形態で設けられているが、本実施形態ではさらに、第一フレーム110に対して無線通信基板60(無線通信基板60は、第二回路基板の一例に相当する)を保持する第二フレーム50が装着されるようになっている(図10〜図12、図15、図16参照)。
この第二フレーム50は、例えば樹脂材料などによって構成されており、図12〜図16に示すように、装着時に無線回路基板60とメイン基板106とが重なり合って配置されるように、無線通信基板60を収容しつつ第一フレーム110に装着される構成をなしており、無線通信基板60を保持する第二フレーム本体55と、メイン基板106の周縁部と係合する係合爪51a,51b,51c,51dとを有している。第二フレーム本体55は、図13のように底部に開口部57が形成された略箱状の収容部58を備えており、図14(a)のように収容部58に無線通信基板60を収容した後、図14(b)のように、この無線通信基板60に重ねて中継基板62を収容する構成となっている。なお、無線通信基板60の端部は、収容部58の端部に形成されたスリット59に挟み込まれて保持されるようになっている。無線通信基板60の一端側にはコネクタ61が板面から突出した形態で設けられている。また、無線通信基板60におけるコネクタ61とは反対側の端部寄りの板面を覆うように柔軟材料(例えば、ゴム等の弾性材料)からなる柔軟層66が設けられており、この柔軟層66は無線通信基板60と中継基板62とに挟み込まれた状態で保持されるようになっている。
図15(b)(c)及び図16(b),(c)に示すように、収容状態においては、無線通信基板60の板面に設けられたコネクタ61と、中継基板62の板面に設けられたコネクタ63とが接続されるようになっている。また、第二フレーム50を第一フレーム110に固定した固定状態においては、メイン基板106と中継基板62とが互いに対向するように重ねて配置され、中継基板62の一方の板面(メイン基板106側の板面)に形成されたコネクタ64が、メイン基板106の板面に設けられたコネクタ121と接続されるようになっている。コネクタ121は、図9のようにメイン基板106において係合爪51a,51b寄りの位置(言い換えれば切欠部129a,129b寄りの位置)に配されている。より詳しくは、メイン基板106において、短手方向中央よりも係合爪51a,51b側に寄った位置にコネクタ121が配され、中継基板62において係合爪51a,51b寄りに配されるコネクタ64(図14(b)参照)と接続されるようになっている。
さらに、本実施形態では、図10、図11のように第二フレーム50が第一フレーム110に固定される固定状態において、メイン基板106と係合する係合爪51a,51b,51c,51dが、いずれもメイン基板106と第一フレーム110とによって挟み込まれて保持されるようになっている。具体的には、図9,図10のように、メイン基板106の周縁部に沿うように壁部162,163が設けられており、一方側の係合爪51a,51bは、いずれもメイン基板106の周縁部と第一フレーム110の壁部163とによって挟み込まれ保持されるようになっている(図15(b)も参照)。また、係合爪51c,51dは、いずれもメイン基板106の周縁部と第一フレーム110の壁部162とによって挟み込まれ保持されるようになっている。
より詳しくは、図9,図12のように、メイン基板106の周縁部において複数の切欠部128a,128b,128c,128dが形成されており、これら切欠部128a,128b,128c,128dと、図13等に示す係合爪51a,51b,51c,51dとがそれぞれ係合するようになっている。図9のようにメイン基板106を第一フレーム110に取り付けた状態においては、切欠部128a,128bのそれぞれと壁部163とによって、隙間部(孔部)129a,129bがそれぞれ形成されており、この隙間部129a,129bに各係合部51a,51bが嵌まり込んだ挟持構成となっている。同様に、切欠部128c,128dのそれぞれと壁部162とによって、隙間部(孔部)129c,129dがそれぞれ形成されており、この隙間部129c,129dに各係合部51c,51dが嵌まり込んだ挟持構成となっている。
また、図12〜図16に示すように、第二フレーム50には、メイン基板106の周囲側(具体的にはメイン基板106の長手方向端部よりも外側)に延出する延出部52a,52bと、これら延出部52a,52bからそれぞれ突出する凸状の位置決めピン53a,53bとが設けられている。延出部52a,52bからそれぞれ突出する位置決めピン53a,53bは、第一フレーム110に形成された孔部78a,78b(図9等参照)と嵌合して第二フレーム50を第一フレーム110に対して所定位置関係で位置決めする機能を有しており、これら延出部52a,52b及び位置決めピン53a,53bが、「位置決め部」の一例に相当している。また、位置決めピン53a,53bは、「嵌合部」の一例に相当しており、と、孔部78a,78bは、この「嵌合部」と嵌合する「嵌合受部」の一例に相当する。
また、図12に示すように、第二フレーム50には、装着時においてメイン基板106における一対の短手方向端部131a,131bと当接するようにリブ54a,54b,54c,54dが形成されている。図12、図15(b)のように、リブ54a,54bはメイン基板106の一方の短手方向端部131aと当接するように構成され、リブ54c,54dは他方の短手方向端部131bと当接するように構成されており、これらリブ54a,54b,54c,54dによって、メイン基板106に対する第二フレーム50の短手方向の位置決めがなされている。また、リブ54a,54b,54c,54dによって、メイン基板106に対する第二フレーム50の相対移動が規制されるようになっているため、第二フレーム50に位置ずれ等が生じにくく、耐衝撃性に優れた構成となっている。
また、図11、図15(b)のように、リブ54a,54b,54c,54dは、第一フレーム110とも当接し得る配置とされており、第一フレーム110に対する第二フレーム50の相対移動を規制する機能をも有している。具体的には、リブ54a,54bが第一フレーム110の側壁163の外側に配置されており、リブ54c,54dが側壁162の外側に配置されている。リブ54aとリブ54cとで第一フレーム110を当該第一フレーム110の短手方向に挟み込む格好となっており、同様に、リブ54bとリブ54dとで第一フレーム110を挟み込む格好となっている。このようにリブ54a,54b,54c,54dを、第一フレーム110と当接し得る配置とすることで、衝撃等が生じた場合に第一フレーム110に対する第二フレーム50の相対移動が抑制されることとなる。なお、「当接し得る配置」とは、常に当接する配置であってもよく、通常時には若干の隙間があり、第一フレーム110や第二フレーム50に変位が生じた場合に当接する配置であってもよい。
また、図5〜図8に示すように、第一フレーム110に設けられた各連結部112は、弾性変形可能に構成されており、その一部がケース102に固定されることでケース102と第一フレーム本体111とを連結する役割を果たしている。図5、図6に示すように、複数の連結部112は、高剛性構造部113から延出する高剛性連結部115、117と、低剛性構造部114から延出する低剛性連結部116とからなり、高剛性構造部113よりも低剛性連結部116のほうが剛性の低い構造となっている。なお、本実施形態では、図5に示すように、高剛性構造部113は、平面視した形状が略矩形状とされており、高剛性連結部115、117は、高剛性構造部113の四隅近傍にそれぞれ設けられている。即ち、高剛性構造部113内には平面視矩形状の液晶表示器46が配される構成となっており、この液晶表示器46の四隅付近に高剛性連結部115、117が位置する構成となっている。
低剛性連結部116は、ケース102に固定される第一固定部116aと、第一固定部116aと低剛性構造部114とを連結する板状の第一変形許容部116bとを有しており、第一変形許容部116bが第一フレーム本体111に対して撓み変形及び捩り変形可能とされている。第一変形許容部116bは板状に構成され、その板面がメイン基板106の板面に対して(即ち平板部171の板面に対して)ほぼ直交する配置となっている。また、図5、図8(a)に示すように、第一固定部116aは、円筒状に構成されており、その内部には、第一ケース部103に形成された円筒状の凸部184が挿入された構成となっている。
図8(a)に示すように、第一固定部116aに挿入された凸部184は、第一固定部116aを貫通し、第二ケース部104に設けられた締結部材挿入部185と当接し、締結部材183によって互いに固定されている。凸部184と締結部材挿入部185とが互いに固定されることで、第一固定部116aが第一ケース部103と第二ケース部104とに挟持される構成となっている。なお、図8(a)の例では、メイン基板106は第一固定部116aと第二ケース部104の締結部材挿入部185とによって挟持され、板厚方向への相対移動を拘束されている。また、メイン基板106には、凸部184を挿入する孔部106aが形成されており、この孔部106aは、凸部184よりも大きなサイズとされ、孔部106a内を凸部184が相対移動しうる構成となっている。なお、ここでは、第一固定部116aと締結部材挿入部185によってメイン基板106を挟み込む構成としたが、挟まない構成としてもよい。
また、図8(a)のように、いずれの低剛性連結部116においても、この低剛性連結部116と凸部184との間に、ケース102から第一フレーム110へ伝わろうとする衝撃を吸収する弾性リング191が配置されている。弾性リング191は、例えばゴム、エラストマー等の高分子材料などによって構成されるものであり、凸部184(軸部)の外周面を取り囲む筒状に構成され、凸部184(軸部)の外周面と孔部116cの内周面との間に配置されている。この構成により、凸部184が当該凸部184の軸方向と直交する面方向(即ち、メイン基板106の板面に沿った方向)に相対移動した場合に効果的に衝撃を吸収できることとなる。
高剛性連結部115は、図5に示すように、第一フレーム110の中間位置(第一フレーム110において長手方向両端からそれぞれある程度離れた位置)に設けられており、ケース102に固定される第二固定部115aと、第二固定部115aと高剛性構造部113とを連結する第二変形許容部115bとを有している。
図8(b)に示すように、第二固定部115aは、厚さ方向に貫通する孔部115cを備えると共に、その孔部115cの内周面が円筒面とされており、全体として略円筒形状をなしている。第二固定部115aの内部には、第一ケース部103に形成された円筒状の凸部186が挿入される構成となっている。第二固定部115aに挿入される凸部186は、第二ケース部104に設けられた締結部材挿入部187と当接し、締結部材182によって互いに固定されている。凸部186と締結部材挿入部187とが互いに固定されることで、第一固定部115aが第一ケース部103と第二ケース部104とに挟持された形態となっている。
図5、図6のように、第二変形許容部115bは、第二固定部115a及び壁部165と一体的に構成されると共に、壁部162又は壁部163と連続した構成をなしており、図6のように、厚さ(高さ)がこれら第二固定部115a、壁部165、壁部162(又は壁部162)とほぼ同一となっている。即ち、高剛性連結部115は撓み変形が生じにくく、若干の捩り変形が許容される構成となっている。
また、図8(b)のように、いずれの高剛性連結部115おいても、この高剛性連結部115と凸部186との間に、ケース102から第一フレーム110へ伝わろうとする衝撃を吸収する弾性リング192が配置されている。高剛性連結部115は、凸部186を挿入する孔部115cを備えている。弾性リング192は、弾性リング191と同様に例えばゴム、エラストマー等の高分子材料などによって構成されており、凸部186(軸部)の外周面を取り囲む筒状に構成され、凸部186(軸部)の外周面と孔部115cの内周面との間に配置されている。このように構成されているため、凸部186が孔部115c内を若干相対移動することができ、かつ凸部186が当該凸部186の軸方向と直交する面方向(即ち、メイン基板106の板面に沿った方向)に相対移動した場合に効果的に衝撃を吸収できるようになっている。
高剛性連結部117は、図5、図6に示すように、第一フレーム110における一方側の端部において一方側に突出して設けられており、ケース102に固定される第二固定部117aと、第二固定部117aと高剛性構造部113とを連結する第二変形許容部117bとを有している。
第二固定部117aは、図8(c)に示すように、第一ケース部103と第二ケース部104とによって挟まれる底部117dと、この底部117dを取り囲む環状壁117eによって構成されており、より詳しくはこの底部117dが、第一ケース部103に形成された円筒状の凸部188と、第二ケース部104に設けられた締結部材挿入部189とによって挟持され、凸部188と締結部材挿入部189とが締結部材181によって互いに固定されることで、第一固定部117aが第一ケース部103及び第二ケース部104に組み付けられるようになっている。
第二変形許容部117bは、図5、図8(c)に示すように、第二固定部117aの環状壁117eと高剛性構造部113の壁部164とを連結する構造をなしており、壁部164と連結する基端部の幅が環状壁117eの外周の径と同程度となっている。また、図6に示すように、環状壁117eよりも第二変形許容部117bの外周壁のほうが、高さが大きく構成されている。即ち、高剛性連結部117は撓み変形が生じにくく、若干の捩り変形が許容される構成となっている。
また、図8(c)のように、いずれの高剛性連結部117においても、この高剛性連結部117と凸部188との間に、ケース102から第一フレーム110へ伝わろうとする衝撃を吸収する弾性リング193が配置されている。高剛性連結部117は、凸部188を挿入する孔部117cを備えており、凸部188(軸部)の外周面と孔部117cの内周面との間に弾性リング193が配置されている。弾性リング193は、弾性リング191等と同様に例えばゴム、エラストマー等の高分子材料などによって構成されており、凸部188(軸部)の外周面を取り囲む筒状に構成され、凸部188が当該凸部188の軸方向と直交する面方向に相対移動した場合に効果的に衝撃を吸収できるようになっている。
本実施形態の構成によれば、第二フレーム50に形成された樹脂材料からなる係合爪51a,51b,51c,51dと、位置決め部(延出部52a,52b及び位置決めピン53a,53b)と、によって無線通信基板60を保持する第二フレーム50を、メイン基板106を保持する第1フレーム110に装着できるため、組立コスト、材料コスト、重量等を抑えやすくなる。また、第二フレーム50が第一フレーム110に固定される固定状態において、係合爪51a,51b,51c,51dが、メイン基板106と第一フレーム110とによって挟み込まれて保持されるため接続部位が衝撃に強い構造となる。
また、無線通信基板60とメイン基板106との間に中継基板62を介在させた状態でこれら基板を簡易かつ安定的に保持できるようになっており、無線通信機能を備えた携帯情報端末を構成する上で極めて有利となる。
また、メイン基板106の基板面上において中継基板62と接続するためのコネクタ121が設けられており、このコネクタ121がメイン基板106において係合爪寄りの位置に配されている。即ち、係合爪とメイン基板106との係合構造がコネクタ121の近くに存在するため、コネクタ121が衝撃の影響を受けにくくなり、メイン基板106と中継基板62との接続がより安定化する。
また、メイン基板106の一対の短手方向端部131a,131bと第二フレーム50の係合爪51a,51b,51c,51dとをそれぞれ係合させ、第二フレーム50をメイン基板106に良好に装着できるようになっている。さらに、メイン基板106の一対の短手方向端部131a,131bをそれぞれリブ54a,54b,54c,54dと当接させるようにして、メイン基板106に対する第二フレーム50の短手方向の位置決めを行っているため、第二フレーム50がより安定的にメイン基板106に保持されるようになる。
また、係合爪51a,51b,51c,51dによるメイン基板106(第一回路基板)との係合等のみならず、リブ54a,54b,54c,54dによる第一フレーム110との当接によっても第二フレーム50を位置保持できるため、衝撃時の第二フレーム50の安定性をより高めることができる。
また、第一フレーム110において、メイン基板106の周縁部の一部に沿うように壁部162,163(外壁部)が設けられており、係合爪51a,51b,51c,51dが、そのメイン基板106の周縁部の一部(即ち、外壁部に沿うように設けられる部分)と第一フレーム110の外壁部とによって挟み込まれて保持されるようになっている。このようにすれば、第一フレーム110の中心付近をあまり用いずに周縁部を利用して係合爪51a,51b,51c,51dを良好に保持できるようになる。
また、本実施形態ではメイン基板106の周囲を利用した簡易な構造によって第二フレーム50を第一フレーム110に好適に位置決めできるようになっている。
また、第一フレーム110に形成された連結部112が、ケース102に衝撃が生じたときに弾性変形し、ケース102から第一フレーム本体111に伝達される衝撃を緩和するように機能する。即ち、本発明によれば、外部衝撃からメイン基板106等を良好に保護しうる構成を、小型かつ軽量構成にて実現できる。また、メイン基板106や第一フレーム本体111に対する衝撃緩和に伴い、これらに装着される第二フレーム50や無線通信基板60等に伝達される衝撃も緩和されることとなり、衝撃に対する保護効果が相乗的に高められることとなる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、携帯情報端末の一例としてバーコードリーダを例示したが、二次元コードリーダ等の他の光学的情報読取装置であってもよく、これ以外の携帯情報端末であってもよい。
上記実施形態では、第二回路基板を無線通信基板60として構成したが、無線通信機能を有さない基板によって第二回路基板を構成してもよい。
上記実施形態では、無線通信基板60とメイン基板106とを中継基板62を介して接続する例を示したが、第二フレームに保持される無線通信基板が第一フレームに保持されるメイン基板に直接接続されていてもよい。
上記実施形態では、リブ54a,54b,54c,54dによってメイン基板106を支持する構成としたが、このような支持構造を用いなくてもよい。
上記実施形態では、リブ54a,54b,54c,54dを第一フレーム110と当接しうる構成とし、第一フレーム110に対する第二フレーム50の相対移動を規制できるようにしたが、このような規制構造を用いなくてもよい。
上記実施形態では、位置決め部を、延出部52a,52bと位置決めピン53a,53bとによって構成した例を示したが、このような構成でなくてもよい。例えば、延出部の先端側に孔部を設けると共に、第一フレームにおけるこの孔部と対応する位置に凸部を設け、これら孔部と凸部とを嵌合させるようにして位置決めを行うようにしてもよい。また、第2フレームに爪部を設け、この爪部を第一フレームの所定位置と係合させるようにしてもよい。
図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯情報端末の要部を概略的に例示する分解斜視図である。 図2は、図1の携帯情報端末の電気的構成を例示するブロック図である。 図3は、図1の携帯情報端末の第一ケース部を裏側から見た斜視図である。 図4は、図1の携帯情報端末の第二ケース部を概略的に示す平面図である。 図5は、図1の携帯情報端末に用いる第一フレームを示す平面図である。 図6は、図5の第一フレームの側面図である。 図7は、第一フレームを図5とは反対側から見た裏面図である。 図8は、連結部とケースとの接続構造を示す断面図である。 図9は、図7の第一フレームにメイン基板を取り付けた状態を示す説明図である。 図10は、図9の構成に第二フレームを取り付けた状態を示す説明図である。 図11は図10の構成の側面図である。 図12は、第二フレームの構成をメイン基板との関係で説明する説明図である。 図13は、第二フレームを図12とは反対側から見た図である。 図14(a)は、図13の構成に無線通信基板を取り付けた状態を説明する説明図であり、図14(b)は、図14(a)の構成に対して中継基板を加えた状態を説明する説明図である。 図15(a)は、第二フレームをメイン基板の長手方向一方側から見た正面図であり、図15(b)は、図15(a)の第二フレームと、メイン基板、中継基板、無線通信基板等との関係を説明する説明図である。図15(c)は、メイン基板、中継基板、無線通信基板の接続構成をメイン基板の長手方向一方側から見た図である。 図16(a)は、第二フレームをメイン基板の短手方向一方側から見た側面図であり、図16(b)は、図16(a)の第二フレームと、メイン基板、中継基板、無線通信基板等との関係を説明する説明図である。図16(c)は、メイン基板、中継基板、無線通信基板の接続構成をメイン基板の短手方向一方側から見た図である。
符号の説明
1…携帯情報端末
50…第二フレーム
51a,51b,51c,51d…係合爪
52a,52b…延出部(位置決め部)
53a,53b…位置決めピン(位置決め部,嵌合部)
54a,54b,54c,54d…リブ
55…第二フレーム本体
60…無線通信基板(第二回路基板)
62…中継基板
78a,78b…孔部(嵌合受部)
102…ケース
106…メイン基板(第一回路基板)
110…第一フレーム
112・・・連結部
121…コネクタ
131a,131b…短手方向端部
162,163…壁部(側壁部)

Claims (6)

  1. ケースの内部に第一回路基板と第二回路基板とが重なり合って収容される携帯情報端末であって、
    前記第一回路基板を保持すると共に、前記ケース内において当該ケースに固定される第一フレームと、
    前記第二回路基板を保持すると共に、前記ケース内において前記第一フレームに装着される第二フレームと、
    を備え、
    前記第二フレームは、
    前記第二回路基板を保持する第二フレーム本体と、
    前記第一回路基板の周縁部と係合する係合爪と、前記第一フレームの所定位置と係合して位置決めされる位置決め部と、
    を有し、
    前記第二フレームが前記第一フレームに固定される固定状態において、前記第一回路基板と係合する前記係合爪が、前記第一回路基板と前記第一フレームの側壁とによって挟み込まれて保持される構成をなし、
    前記第一回路基板は長手状に構成され、
    前記係合爪は、前記第一回路基板の短手方向両側に設けられた一対の短手方向端部とそれぞれ係合するように複数設けられ、
    前記第二フレームには、前記一対の短手方向端部のそれぞれと当接し、且つ前記第一フレームの前記側壁の外側に配置されるように複数のリブが形成されており、
    前記一対の短手方向端部がそれぞれ前記リブと当接することで、前記第一回路基板に対する前記第二フレームの前記短手方向の位置決めがなされ、
    複数の前記リブは、前記第一フレームと当接し得るように当該第一フレームを短手方向に挟み込んで配置されており、当該第一フレームに対する前記第二フレームの相対移動を規制する構成をなすことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記第二回路基板は、無線通信を行う無線通信基板であり、
    前記第二フレームには、前記無線通信基板と前記第一回路基板との中継を行う中継基板が前記無線通信基板と接続された状態で保持されており、
    前記第二フレームが前記第一フレームに固定される固定状態において、前記中継基板と前記第一回路基板とが重なり合った状態で互いに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記第一回路基板は基板面上において前記中継基板と接続するためのコネクタが設けられており、
    前記コネクタは、前記第一回路基板において前記係合爪寄りの位置に配されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯情報端末。
  4. 前記第一フレームは、前記第一回路基板の周縁部に沿うように側壁部が設けられており、
    前記係合爪は、前記第一回路基板の前記周縁部と前記第一フレームの前記側壁部とによって挟み込まれ保持されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の携帯情報端末。
  5. 前記位置決め部は、前記第一回路基板の周囲側に延出する延出部と、前記延出部の先端側に形成される前記第一フレームとの嵌合部と、を有してなり、
    前記第一フレームは、前記嵌合部と嵌合する嵌合受部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の携帯情報端末。
  6. 前記第一フレームは、第一フレーム本体と、前記第一フレーム本体を前記ケースと連結させる連結部と、を備え、
    前記ケースに生じた衝撃が前記第一フレーム本体に伝わる際に、前記連結部が弾性変形することで前記衝撃が緩和されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の携帯情報端末。
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