JP2010055361A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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孝三 高橋
Takehiko Tsutsumi
岳彦 堤
Hiroki Watanabe
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Abstract

【課題】堅牢性と薄型化とを両立する携帯型電子機器を提供すること。
【解決手段】表示器が第1の凹部に収容され、バッテリが第2の凹部に収容されるので、表示器及びバッテリが5面で支持される。これにより、表示器及びに対する堅牢性が向上する。アルミダイカストで基体を形成するため、軽量及び薄型でありながらも剛性の高い基体を形成できるとともに、高精度の平面度を達成できるので、基体と表示器及びバッテリとの間にクリアランスが生じ難い。これにより、基体と表示器及びバッテリとが密接するので、剛性を向上させるとともに薄型の携帯型電子機器を提供可能である。
【選択図】図6

Description

本発明は、堅牢性と薄型化とを両立する携帯型電子機器に関する。
携帯型音楽再生装置や携帯電話等の携帯型電子機器において、外観性及び操作性当を向上させるため、薄型化が要求されるとともに、表示部の表示面等の破損を防止するため、堅牢性が要求されている。そこで近年、この要求に対応した携帯型電子機器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載された携帯型電子機器は、マグネシウムダイカストからなるフレーム部を有する。このフレーム部は、略矩形板状に形成されたフレーム面と、フレーム面を包囲するフレーム枠とを有する箱型構造を有する。フレーム面の表裏には、それぞれ液晶表示部と基板とが装着される。フレーム面は湾曲して形成されており、表示部の中央部がフレーム面に接触せず、周縁でフレーム面に接触している。
上記構成によれば、マグネシウムダイカストからなるフレーム部が有する箱型構造により、携帯型電子機器の堅牢性を向上させている。また、液晶表示部の中央部がフレーム面に接触しない構成であるため、携帯型電子機器に衝撃が加わった場合等であっても、衝撃が表示部に伝わりにくい構成とされている。
特開2007−226285号公報(段落[0034]〜[0036]、図6)
しかしながら、マグネシウムダイカストは、薄肉に形成すると剛性が低下するため、携帯型音楽再生装置の堅牢性が低下してしまう。そこで、堅牢性を向上させるためにフレーム部を厚肉に形成すると、携帯型電子機器の厚みが増加するおそれが生じる。また、堅牢性を向上させるためにフレーム面が湾曲して形成されているため、部品同士の間にクリアランスが生じる結果、携帯型電子機器の厚みが増加するおそれがある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、堅牢性と薄型化とを両立する携帯型電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯型電子機器は、表示器と、基体と、外装部とを具備する。表示器は、表示画面を有する。基体は、前記表示器を収容する第1の凹部を有し、アルミダイカストからなる。外装部は、前記基体を収容し、前記表示器の前記表示画面に対応する窓部を有する。
本発明によれば、表示器が第1の凹部に収容されるので、表示器が5面で支持される。これにより、表示器に対する堅牢性が向上する。アルミダイカストで基体を形成するため、軽量及び薄型でありながらも剛性の高い基体を形成できるとともに、高精度の平面度を達成できるので、基体と表示器との間にクリアランスが生じ難い。これにより、基体と表示器とが密接するので、剛性を向上させるとともにさらに薄型の携帯型電子機器を提供可能である。
本発明において、前記携帯型電子機器に電源供給可能なバッテリをさらに具備する。前記基体は、前記第1の凹部に表裏対応して、前記バッテリを収容する第2の凹部を有する。
本発明によれば、バッテリが第2の凹部に収容されるので、バッテリが5面で支持される。これにより、バッテリに対する堅牢性が向上する。ここでもバッテリと表示器との間にクリアランスが生じ難く、バッテリと表示器とが密接するので、剛性を向上させるとともにさらに薄型の携帯型電子機器を提供可能である。
本発明において、前記外装部は、第1の外装部材と、第2の外装部材と、環状の連結外装部材とを有する。第1の外装部材は、前記基体の前記第1の凹部を含む第1の主面に対応する。第2の外装部材は、前記基体の前記第2の凹部を含む第2の主面に対応する。連結外装部材は、前記第1の外装部材と前記第2の外装部材とを前記基体の前記各主面に対する側面で連続的に連結する。
本発明によれば、外装部材は環状であり、第1の外装部材と第2の外装部材とを連続的に連結する。すなわち、外装部材が間断のない一体的な部材であるため、第1の外装部材と第2の外装部材とが強固に連結される。これにより、携帯型電子機器の堅牢性を向上させることができる。
本発明において、前記第1の外装部材は前記側面に沿った第1の折り曲げ部を有する。前記第2の外装部材は前記側面に沿った第2の折り曲げ部を有する。前記連結外装部材は、膨出部と、位置決め部と、第1の係合部と、第2の係合部とを有する。膨出部は、前記第1の外装部材の前記第1の主面に対応する面の外形より突出する。位置決め部は、前記膨出部より前記膨出部の内周側に突出して設けられ、前記基体の側面に当接して前記基材の位置決めを行う。第1の係合部は、前記膨出部の内周面と前記位置決め部とで構成され、前記第1の外装部材の前記第1の折り曲げ部が係合される。第2の係合部は、前記膨出部の内周面と前記位置決め部とで構成され、前記第2の外装部材の前記第2の折り曲げ部が係合される。
本発明によれば、前記膨出部の内周面と前記位置決め部とで構成される第1の係合部及び第2の係合部を設けることで位置決め部が断面視略H形状を有する。これにより、連結外装部材自体に加えられたねじれ等の衝撃に強い構造となり、携帯型電子機器の堅牢性を向上させることができる。膨出部が第1の主面に対応する面の外形より突出するため、ユーザは携帯型電子機器を実際の表面積より小さく、実際の厚みよりも小さいものと認識するとともに、ユーザの保持性が向上する。
本発明において、電子機器は、断面が略長方形状の音声出力ジャックと、保持部材とをさらに具備する。保持部材は、前記第1の外装部材と前記第2の外装部材との間に挟持され、前記音声出力ジャックの断面外形に対応する断面外形を有し、前記音声出力ジャックの前記長方形の一方の長辺に対応する一面を露出しつつ保持する。前記音声出力ジャックの前記一面は、前記第1の外装部材及び前記第2の外装部材のいずれか一方に当接する。
本発明によれば、音声出力ジャックの一面は、第1の外装部材及び第2の外装部材のいずれか一方に支持される。これにより、音声出力ジャックを4面方向から包囲する必要が無くなり、電子機器の厚みを小さくすることができる。具体的には、電子機器の厚みは、第1の外装部材の厚み、第2の外装部材の厚み及び音声出力ジャックを保持する保持部材の厚みの合計とすることができ、電子機器の厚みを極めて小さくすることができる。
本発明において、電子機器は、第1の回路基板と、第2の回路基板と、第1のスペーサ部材と、第2のスペーサ部材とをさらに具備する。第1の回路基板は、互いに表裏対応する第1の部品実装面及び第2の部品実装面を有する。第2の回路基板は、第3の部品実装面を有し、前記第1の回路基板と電気的に接続される。第1のスペーサ部材は、前記第1の回路基板の前記第1の部品実装面の凹凸に対応する第1の凹凸面を有し、前記第2の外装部材と前記第1の回路基板との間に介在する。第2のスペーサ部材は、前記第1の回路基板の前記第2の部品実装面の凹凸に対応する第2の凹凸面と、前記第2の回路基板の前記第3の部品実装面の凹凸に対応する第3の凹凸面を有し、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板との間に介在する。
本発明によれば、第1の外装部材又は第2の外装部材に外部から圧力が加わった場合であっても、スペーサ部材により第1の回路基板及び第2の回路基板の位置関係にずれが生じ難く、各回路基板が損傷することを防止することが可能となる。
本発明において、電子機器は、コネクタと、スライド式の第1のスイッチと、第1の操作部と、押下式の第2のスイッチと、第2の操作部と、コネクタ保護部と、支持部とをさらに具備する。前記コネクタ保護部、前記支持部及び前記第2の操作部は、一体成形される。コネクタは、前記第1の回路基板又は前記第2の回路基板に設けられ、外部機器が接続可能である。第1のスイッチは、前記第1の回路基板又は前記第2の回路基板に設けられる。第1の操作部は、前記第1のスイッチをユーザにより操作させるためのものである。第2のスイッチは、前記第1の回路基板又は前記第2の回路基板に設けられる。第2の操作部は、前記第2のスイッチをユーザにより操作させるためのものである。コネクタ保護部は、前記コネクタの先端を保護する。支持部は、前記第1の操作部をスライド可能に支持する。
本発明によれば、コネクタ保護部、支持部及び第2の操作部が一体成形されるため、部品点数を削減することが可能となるとともに組立作業が簡略化することができ、それらに伴うコストを削減することも可能となる。
以上のように、本発明に係る電子機器によれば、堅牢性と薄型化とを両立することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
[携帯型電子機器の構成]
図1は、本実施形態に係る携帯型電子機器を示す表面斜視図である。図2は、図1に示す携帯型電子機器を示す裏面斜視図である。
図1及び図2に示すように、デジタルオーディオプレーヤ(以下、DAP(Dital Audio Player)と言う。)100(携帯型電子機器)は、外装部110に覆われている。外装部110には、窓部101と、入力部102と、音声出力ジャック103と、マルチコネクタ104と、ノイズキャンセリングスイッチレバー105と、ボリュームスイッチ106と、ホールドスイッチ107と、リセットスイッチ108とが設けられる。
DAP100は、不揮発性半導体メモリに対して情報の読み書きを行うことで音声データ、画像データ及び映像データ等を記録/再生可能な電子機器である。
窓部101は、例えばプラスチックからなる透明プレート部材203が、外装部110に設けられた開口から露出することで構成される。窓部101からは、後述する表示部の表示画面が光学的に露出する。
入力部102は、複数のスイッチ部材が、外装部110に設けられた開口から露出することで構成される。入力部102の内側には、後述するスイッチ基板とメイン基板とが設けられる。複数のスイッチ部材は、例えば、BACK/HOMEスイッチ、OPTION/PWR OFFスイッチ、再生/一時停止スイッチ、4方向スイッチ、ホールドスイッチ、ボリュームスイッチ及びリセットスイッチ等である。BACK/HOMEスイッチは、表示部に表示されていた画面を再度表示させる等のためのスイッチである。OPTION/PWR OFFスイッチは、オプションメニューを表示部に表示させたり、DAP100を再生待機状態にさせる等のためのスイッチである。再生/一時停止スイッチは、音声データ等を再生及び一時停止させる等のためのスイッチである。4方向スイッチは,表示部に表示された項目を選択的に実行させる等のためのスイッチである。
音声出力ジャック103には、ヘッドホン等を接続可能である。マルチコネクタ104には、USB(Universal Serial Bus)等(外部機器)を接続可能である。ノイズキャンセリングスイッチレバー105は、スライド式スイッチの操作部であり、ノイズキャンセリング機能を有効/無効とするためのスイッチである。ボリュームスイッチ106は、音量を調節する等のためのスイッチである。ホールドスイッチ107は、各種スイッチの誤押下による誤作動を防止する等のためのスイッチである。リセットスイッチ108は、DAP100のリセット操作を行うためのスイッチである。
以上のような外部構成を有するDAP100の内部構成について説明する。
図3は、DAP100の内部構成を示す分解斜視図である。図4は、図3に示す分解斜視図の部分拡大図である。図5は、図3に示す分解斜視図の別の部分拡大図である。
図3〜図5に示すように、DAP100は、互いに重ね合わせられるようにして設けられた複数の部材からなる。具体的には、DAP100は、第1の外装部材200と、透明プレート部材203と、連結部材300と、表示器400と、基体500と、バッテリ450と、スイッチ基板600と、メイン基板650と、第2の外装部材700とを有する。上記各部材は、この順に互いに重ね合わせられるようにして設けられている。
第1の外装部材200は、例えばアルミニウムからなる。第1の外装部材200は、主面部201と、主面部201の外周部に設けられた折り曲げ部202(第1の折り曲げ部)とを有する。主面部201には、上述の透明プレート部材203により構成される窓部101と、入力部102とが設けられる。折り曲げ部202は、音声出力ジャック103が設けられる領域を除いた全域に連続的に設けられている。折り曲げ部202は、マルチコネクタ104等が外装部110から露出するように設けられる領域近傍では主面部201からの長さが短く設計されている。一方、その他の領域では主面部201からの長さが長く設計されている箇所もあり、一部には後述する連結部材300に対する装着に使用する開口204が設けられている。
第2の外装部材700は、例えばアルミニウムからなる。第2の外装部材700は、主面部201と略同一の輪郭形状を有する主面部701と、主面部701の外周部に設けられた折り曲げ部702(第2の折り曲げ部)とを有する。主面部701には、リセットスイッチ108のための開口703と、後述の連結部材300の図示しない螺子孔に螺子止めを行うためのボス穴705とが設けられる。折り曲げ部702は、音声出力ジャック103が設けられる領域を除いた全域に連続的に設けられている。折り曲げ部702は、マルチコネクタ104等が外装部110から露出するように設けられる領域近傍では主面部701からの長さが短く設計されている。一方、その他の領域では主面部701からの長さが長く設計されている箇所もあり、一部には後述する連結部材300に対する装着に使用する開口704が設けられている。
連結部材300は、例えば樹脂からなり、表面に露出する領域は例えばアルミニウムでメッキされている。連結部材300は、連結外装部310と、スイッチプレート部350とを有する。連結外装部310は、環状であり、連結外装部310は、第1の外装部材200と第2の外装部材700とを連続的に連結する。この連結については、後に詳述する。連結外装部310には、上記各種スイッチ105、106、107と、音声出力ジャック103と、マルチコネクタ104とが露出する開口が設けられる。スイッチプレート部350は、第1の外装部材200の主面部201の窓部101が設けられていない領域に対応して設けられる。スイッチプレート部350には、入力部102としての複数のスイッチ部材が設けられている。複数のスイッチ部材は、後述するスイッチ基板600に設けられたスイッチ端子をそれぞれ押下可能に構成される。連結部材300と、第1の外装部材200と、第2の外装部材700とが、外装部110を構成する。
表示器400は、例えば矩形状の液晶ディスプレイであり、一面に表示面401を有する。表示面401は、窓部101よりわずかに大きく、透明プレート部材203を介して窓部101から光学的に露出する。表示器400の一端部例えば矩形の一短辺部には、フレキシブルプリント基板402が設けられる。フレキシブルプリント基板402には、開口403が設けられている。フレキシブルプリント基板402は、後述するメイン基板650に設けられたコネクタに接続される。
バッテリ450は、DAP100に電源を供給するためのバッテリである。バッテリ450は、表示器400と同様の矩形状を有するが、若干寸法を異にする。例えば、バッテリ450の矩形の短辺は、表示器400の矩形の短辺よりも短く、バッテリ450の厚さは、表示器400の厚さより大きくてもよい。バッテリ450は、図示しない接続ケーブルにより、基板に接続される。
基体500は、アルミダイカストからなる。基体500の側面501には、ボリュームスイッチ106とホールドスイッチ107のためのスイッチ端子502が設けられたフレキシブルプリント基板503が設けられる。フレキシブルプリント基板503は、後述するメイン基板650に設けられたコネクタに接続される。基体500には、連結部材300の図示しない螺子孔に対して螺子止めするための開口504が設けられる。基体500は、表裏に第1の主面511と第2の主面521とを有する主面部510を有する。第1の主面511は、第1の外装部材200と対向する側の面である。第2の主面521は、第2の外装部材700と対向する側の面である。第1の主面511側には、表示器400が設けられる。第1の主面511の矩形の一短辺部には、突出部514が設けられる。突出部514は、フレキシブルプリント基板402に設けられた開口403に挿入され、フレキシブルプリント基板402を支持する。第2の主面521側には、バッテリ450が設けられる。なお、基体500の構成及び基体500に対する表示器400及びバッテリ450の装着に関しては、後に詳述する。
スイッチ基板600は、表裏に部品実装面(第3の部品実装面)を有し、複数のスイッチ端子601と、ノイズキャンセリングスイッチ端子602(第1のスイッチ)とが設けられる。複数のスイッチ端子601は、入力部102としての複数のスイッチ部材に対応して設けられる。スイッチ端子601は、入力部102を介して押下される。ノイズキャンセリングスイッチ端子602には、ノイズキャンセリングスイッチレバー105を構成する後述のノイズキャンセリングスイッチ部材が装着される。スイッチ基板600の、スイッチ端子601が設けられた面と反対側の面には、図示しないチップと複数のコネクタとが設けられる。一方のコネクタには、音声出力ジャック103に設けられた図示しないフレキシブル基板が接続される。もう一方のコネクタには、後述するメイン基板に設けられたコネクタが接続される。音声出力ジャック103は、例えば亜鉛ダイカストからなるジャック保持部材800に保持される。ジャック保持部材800及びこの保持構造に関しては、後に詳述する。
メイン基板650は、表裏に部品実装面(第1の部品実装面、第2の部品実装面)を有し、は、マルチコネクタ104と、基板接続コネクタ651と、図示しないチップとが設けられる。マルチコネクタ104は、連結部材300に設けられた開口からDAP100の外部へ露出する。マルチコネクタ104は、コネクタ保持部材900に保持される。コネクタ保持部材900及びこの保持構造に関しては、後に詳述する。基板接続コネクタ651は、スイッチ基板600に設けられた図示しないコネクタと接続される。メイン基板650の、マルチコネクタ104等が設けられた面と反対側の面には、後述のリセットスイッチ端子と、複数のコネクタとが設けられる。リセットスイッチ端子は、第2の外装部材700に設けられた開口703を介して押下可能である。一方のコネクタには、表示器400に設けられたフレキシブルプリント基板402が接続される。もう一方のコネクタには、基体500に設けられたフレキシブルプリント基板503が接続される。
スイッチ基板600とメイン基板650との間には、スペーサ部材670(第2のスペーサ部材)が設けられる。スペーサ部材670は、スイッチ基板600とメイン基板650の対向する2面にそれぞれ設けられたコネクタやチップの凹凸により生じるスイッチ基板600とメイン基板650との間隔の差を埋めるための部材である。具体的には、スペーサ部材670の表裏面に、チップやコネクタの表面形状に対応した凹凸が設けている(第2の凹凸面、第3の凹凸面)。すなわち、スイッチ基板600と、スペーサ部材670と、メイン基板650とをこの順に重ね合わせると、それぞれの対向しあう隙間が極めて微細なものとなる。これにより、例えば入力部102を押下したときやその他衝撃がDAP100に加わったときであっても、スイッチ基板600とメイン基板650との位置関係にずれが生じ難く、スイッチ基板600及びメイン基板650等が損傷しにくい構造となっている。
メイン基板650と第2の外装部材700との間にも、同様の機能を有するスペーサ部材680(第1のスペーサ部材)が設けられる。具体的には、スペーサ部材670のメイン基板650に対向する面には、チップやコネクタの表面形状に対応した凹凸が設けている(第1の凹凸面)。
すなわち、メイン基板650と、スペーサ部材680と、第2の外装部材700とをこの順に重ね合わせると、それぞれの対向しあう隙間が極めて微細なものとなる。これにより、例えば入力部102を押下したときやその他衝撃がDAP100に加わったときであっても、メイン基板650と第2の外装部材700との位置関係にずれが生じ難く、メイン基板650等が損傷しにくい構造となっている。
以上のようにして、DAP100が構成される。次に、DAP100を構成する各部材同士のより詳細な構造について説明する。
[表示部及びバッテリの基板に対する装着構造]
先ず、基体500の構成及び基体500に対して表示器400とバッテリ450とを装着する構造について説明する。図6は、図1に示すA−A断面から見たDAP100を示す断面図である。図7は、図6に示す基体500を示す断面図である。
図7に示すように、第1の主面511には、第1の主面511が凹形の底面となるように第1の側面512が設けられる。すなわち、第1の主面511と第1の側面512の内周面515とで、第1の凹部513が形成される。第1の凹部513の底面形状すなわち第1の主面511の形状は、表示器400の平面視形状と略等しく、表示器400を第1の凹部513に嵌装可能である。第1の側面512の第1の主面511からの長さL1は、表示器400の厚みよりわずかに大きい。
第2の主面521には、第2の主面521が凹形の底面となるように第2の側面522が設けられる。すなわち、第2の主面521と第2の側面522の内周面524とで、第2の凹部523が形成される。第2の凹部523の底面形状すなわち第2の主面521の形状は、バッテリ450の平面視形状と略等しく、バッテリ450を第2の凹部523に嵌装可能である。522の第2の主面521からの長さL2は、バッテリ450の厚みと略等しい。
基体500の主面部510の厚みT1はおよそ0.5〜1.0mmであり、具体的には0.5mmである。
図6に示すように、第1の凹部513には、表示器400が装着される。第1の側面512の第1の主面511からの長さL1は、表示器400の厚みよりわずかに大きいため、表示器400を第1の凹部513に嵌装したとき、表示器400の表示画面404が第1の側面512の端部より低く位置する。この第1の側面512の端部には、透明プレート部材203が載置される。この結果、表示画面404と、透明プレート部材203との間にクリアランスC1が生じる。透明プレート部材203は、第1の外装部材200の主面部201と、基体500の第1の側面512の端部とによって挟持されている。
第2の凹部523には、バッテリ450が装着される。第2の側面522の第2の主面521からの長さL2は、バッテリ450の厚みと略等しいため、バッテリ450を第2の凹部523に嵌装したとき、バッテリ450の第2の外装部材700と対向する面451と第2の側面522の端部とが略平面上に位置する。バッテリ450の面451と第2の側面522の端部とは、第2の外装部材700の主面部701に当接する。
ここで、基体500の材料であるアルミダイカストについて説明する。特許文献1で使用されるマグネシウムダイカストは、軽量であるという利点を有するものの(マグネシウムの比重はおよそ1.8である。)、薄肉に形成すると剛性が低下する。そこで、堅牢性を向上させるために基体の主面部を厚肉に形成すると、DAPの厚みが増加するおそれが生じる。また、亜鉛ダイカストを使用することもある。亜鉛ダイカストは、薄肉に形成することが可能であり薄肉であっても高精度が得られるという利点を有するものの、比重が大きく(亜鉛の比重はおよそ6.9である。)、体積の大きい基体に使用すると、DAPが重量化してしまう。一方、アルミダイカストは比重が比較的小さく軽量である上(アルミニウムの比重はおよそ2.7である。)、基体の主面部を薄肉例えば0.5mmに形成したとしても剛性を保つことができるという利点を有する。ダイカストは、例えば板金と比較して、成形品の平面度を高くすることができる。さらに、成形品に角度を持たせたいとき、例えば板金の場合は折り曲げることで角度を持たせるため、精度が低くなってしまう。一方、ダイカストでは成形品に高い精度で所望の角度を形成することが可能である。
上記特徴を有するアルミダイキャストからなる基体500により、DAP100は、以下の利点を有する。先ず、バッテリ450に着目する。バッテリ450は、外周側面において第2の側面522の内周面524に包囲されており、高い剛性が得られる。一方、バッテリ450は、基体500の第2の主面521と第2の外装部材700によっても当接されている。すなわち、バッテリ450は6面から剛的に指示されている。ここで、アルミダイカストの高平面度により、バッテリ450と基体500との間にクリアランスが生じず、DAP100の薄型化に寄与するとともに、剛性を高めることができる。また、ダイカストの性質上、成形品に所望の形状のだ肉を設けられるので、バッテリ450のサイズに対応した基体500を精度よく形成することができる。
次に、表示器400及び透明プレート部材203に着目する。表示器400は、外周側面において第1の側面512の内周面515に包囲されており、高い剛性が得られる。一方、表示器400は、基体500の第1の主面511と第1の外装部材200によっても当接されている。すなわち、表示器400は5面から剛的に指示されている。ここで、アルミダイカストの高平面度により、表示器400と第1の主面511との間にクリアランスが生じず、DAP100の薄型化に寄与するとともに、剛性を高めることができる。第1の側面512の端部は、透明プレート部材203を介して第1の外装部材200と対向する。これにより、表示器400が直接透明プレート部材203及び第1の外装部材200と接触しないため、表示器400が外部からの衝撃を直接受けることがなく、安全性が高い。
以上の構成によれば、第1の外装部材200及び透明プレート部材203と第2の外装部材700との間で、基体500が柱としての役割を持つ。例えばアルミニウムからなる第1の外装部材200及び第2の外装部材700と例えばプラスチックからなる透明プレート部材203とは、外部からの衝撃を受けやすい。しかしながら、仮に衝撃を受けた場合であっても、基体500が主面部510の面方向及び主面部510に対して垂直な方向において柱の役割を果たすため、薄型でありながらも衝撃に強い構造となっている。
例えば、透明プレート部材203からなる窓部101に外部から衝撃が加わった場合を仮定する。透明プレート部材203と表示画面404との間にはクリアランスC1があるため、透明プレート部材203が撓む等すると、表示画面404に物理的衝撃が加わるおそれがある。しかしながら、表示器400の表示画面404と反対側の面は高平面度及び剛性を有する基体500と当接しているため、衝撃が表示器400を介して基体500に吸収され、表示器400自体が破損等するおそれが低減する。
[第1の外装部材及び第2の外装部材と連結部材との連結構造]
次に、第1の外装部材200及び第2の外装部材700と連結部材300との連結構造について説明する。図8は、図6に示す連結部材300の連結外装部310を示す断面図である。図9は、図4の鎖線円に示す領域の部分拡大図である。
図8及び図9に示すように、連結部材300の連結外装部310は、内壁面に幅狭長尺の突出部311が設けられる。突出部311の端部に接して、DAP100の内部側に、プレート状の位置決め部312が設けられる。位置決め部312には、DAP100の高さ方向に複数の爪部313が設けられている。突出部311及び位置決め部312は、途中間隔をあけながらも、基体500が設けられる領域全域に設けられる。位置決め部312と連結外装部310の内壁面との間には、突出部311のほかに、位置決め部312を連結外装部310に対して支持する複数の支持部318が設けられる。一方、連結外装部310の外周面には、外周方向に膨出した膨出部314が設けられている。膨出部314と位置決め部312及び爪部313とにより、溝部315、316(第1の係合部、第2の係合部)が構成される。すなわち、連結外装部310は略H形状の断面を有する。
図6に示すように、DAP100が構成されるとき、第1の外装部材200の折り曲げ部202が連結外装部310の溝部315に係合するとともに、第2の外装部材700の折り曲げ部702が連結外装部310の溝部316に係合する。位置決め部312は、基体500の外周面に当接する。これにより、DAP100の面方向に剛性を有する構造を得ることができる。また、連結部材300は断面形状が略H形状であるため、連結部材300自体に加えられたねじれ等の衝撃に強い構造となる。さらに、連結部材300は上述のように間断のない一体的な部材であるため、第1の外装部材200と第2の外装部材700とが強固に連結される。これにより、DAP100の堅牢性を向上させることができる。
連結外装部310に設けられるボリュームスイッチ106とホールドスイッチ107との間や音声出力ジャック103を設ける領域には、爪部317が設けられる。爪部317には、第1の外装部材200の開口204及び第2の外装部材700の開口704が係合される。これにより、外部からの衝撃等の影響を受けやすいスイッチ106、107及び音声出力ジャック103近傍において、溝部315、316における係合よりもさらに剛性の高い係合関係が達成できる。
膨出部314は、第1の外装部材200の主面部201及び第2の外装部材700の主面部701の端部から膨出しており、断面略く字形状を有する。このような形状とすることで、ユーザはDAP100を実際の表面積より小さく、実際の厚みよりも薄く認識するとともに、ユーザの保持性が向上する。
[ジャック保持部材による音声出力ジャックの保持構造]
次に、音声出力ジャック103がジャック保持部材800に保持される保持構造に関して説明する。
図10は、ジャック保持部材800を示す6面図である。図11は、図1に示すB−B断面から見たDAP100を示す断面図である。
図10に示すように、ジャック保持部材800は、断面略凹字形状の筒形状を有する。ジャック保持部材800は、互いに略平行に形成された側面801、802と、側面801、802を連結する連結面803とを有する。連結面803は、側面801、802と比較して薄肉に形成されている。この面801、802、803により凹部804が構成される。側面801には、連結外装部310の内周面に対応した凹凸が設けられている。側面802には、開口を有する取付け部805が設けられる。取付け部805は、ジャック保持部材800をスイッチプレート部350の図示しないボス穴に取り付けるための部材である。凹部804は、音声出力ジャック103を保持可能なサイズに形成されている。すなわち、音声出力ジャック103の外径は、凹部804の内径と略等しい。ジャック保持部材800が音声出力ジャック103を保持するとき、音声出力ジャック103はジャック保持部材800から露出する側面103aと、側面801、802の端部806、807が段差なく略同一平面上に位置するよう構成されている。
図11に示すように、音声出力ジャック103を保持するジャック保持部材800は、第1の外装部材200と第2の外装部材700との間に挟持される。ここで、連結面803は第1の外装部材200に当接する。一方、側面801は、凹凸を対応させつつ連結外装部310と当接する。さらに、側面801、802の端部806、807と音声出力ジャック103の側面103aとは、第2の外装部材700に当接する。
この構成により、側面801、802と、第1の外装部材200に当接される薄肉の連結面803と、第2の外装部材700とにより4面方向から音声出力ジャック103が保持される。すなわち、ジャック保持部材800だけでなく、第1の外装部材200及び第2の外装部材700によっても音声出力ジャック103が保持される。これにより、ジャック保持部材800に4面を持たせ、さらに外装部材200、700を設ける場合に比べてDAP100を薄型化することが可能となる。具体的には、DAP100の厚さが、音声出力ジャック103の厚さに加えて、薄肉の連結面803と、第1の外装部材200と、第2の外装部材700との厚さだけからなるので、極めて薄型のDAP100を構成することができる。
[コネクタ保持部材の構造]
図12は、コネクタ保持部材900を示す斜視図である。図13は、レバー部材950(第1の操作部)を2方向から示す斜視図である。図14は、スイッチ基板600とメイン基板650とにコネクタ保持部材900とレバー部材950とを設けた様子を示す表面斜視図である。図15は、スイッチ基板600とメイン基板650とにコネクタ保持部材900とレバー部材950とを設けた様子を示す裏面斜視図である。
図12に示すように、コネクタ保持部材900は、マルチコネクタ104を保持する部材であり、プレート状のベース部901を有する。ベース部901には、ベース部901から立ち上がるようにして設けられたコネクタ保持部902と、スライド部903と、ベース部901と平行に設けられた弾性部904(第2の操作部)とが設けられる。ベース部901には、螺子止め等に使用される複数の開口905が設けられる。コネクタ保持部902は、マルチコネクタ104を包囲可能なサイズを有する。
図13に示すように、レバー部材950は、プレート状のベース部951を有する。ベース部951には、一方の面にユーザに操作されるノイズキャンセリングスイッチレバー105と、もう一方の面にスライド支持部952とが設けられる。スライド支持部952は、凹部953を有する。言い換えれば、スライド支持部952は断面凹字形状を有する。
図14及び図15に示すように、メイン基板650に設けられたマルチコネクタ104にコネクタ保持部材900を装着する。具体的には、コネクタ保持部902のベース部901からの立ち上がりがメイン基板650の端部と当接するように配置され、コネクタ保持部902がマルチコネクタ104を包囲する。ここで、ベース部901に設けられた開口905は、メイン基板650に設けられた開口に対応し、螺子止めが行われる。
コネクタ保持部材900のスライド部903には、レバー部材950が設けられる。レバー部材950のスライド支持部952がスライド部903と当接するとともに、凹部953がノイズキャンセリングスイッチ端子602に嵌装される。これにより、レバー部材950のコネクタ保持部材900のスライド部903をスライドさせることで、ノイズキャンセリングスイッチ端子602が操作される。
メイン基板650の裏面すなわち第2の外装部材700と対向する面にはリセットスイッチ端子652(第2のスイッチ)が設けられる。上述のようにコネクタ保持部材900をメイン基板650に装着したとき、メイン基板650に設けられた弾性部904がリセットスイッチ端子652に対応して位置する。弾性部904は、第2の外装部材に設けられた開口703を介して弾性部904を押下可能である。
すなわち、コネクタ保持部材900は、マルチコネクタ104を保持するとともに、レバー部材950のスライド部及びリセットスイッチとしての機能も有する。すなわち、これらの機能を1つの部材で達成することができ、部品点数の削減を図ることができる。
本発明に係る実施形態は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態が考えられる。
例えば、ジャック保持部材800の連結面803は、第1の外装部材200に当接された。しかし、これに限定されず、第2の外装部材700に当接されるよう配置してもよい。
本発明に係る携帯型電子機器として、デジタルオーディオプレーヤを例に挙げた。しかし、これに限定されず、携帯型電子機器としては、携帯電話、携帯型ゲーム機器及びPDA(Personal Digital Assistant;携帯情報端末)等であってもよい。
本実施形態に係る携帯型電子機器を示す表面斜視図である。 図1に示す携帯型電子機器を示す裏面斜視図である。 デジタルオーディオプレーヤ(DAP)の内部構成を示す分解斜視図である。 図3に示す分解斜視図の部分拡大図である。 図3に示す分解斜視図の別の部分拡大図である。 図1に示すA−A断面から見たDAPを示す断面図である。 図6に示す基体を示す断面図である。 図6に示す連結部材の連結外装部を示す断面図である。 図4の鎖線円に示す領域の部分拡大図である。 ジャック保持部材を示す6面図である。 図1に示すB−B断面から見たDAPを示す断面図である。 コネクタ保持部材を示す斜視図である。 ノイズキャンセリングスイッチ部材を2方向から示す斜視図である。 スイッチ基板とメイン基板とにコネクタ保持部材とノイズキャンセリングスイッチ部材とを設けた様子を示す表面斜視図である。 スイッチ基板とメイン基板とにコネクタ保持部材とノイズキャンセリングスイッチ部材とを設けた様子を示す裏面斜視図である。
符号の説明
100…デジタルオーディオプレーヤ(DAP)
101…窓部
102…入力部
103…音声出力ジャック
104…マルチコネクタ
110…外装部
200…第1の外装部材
201、701…主面部
203…透明プレート部材
300…連結部材
311…突出部
314…膨出部
318…支持部
400…表示器
404…表示画面
450…バッテリ
500…基体
510…主面部
511…第1の主面
513…第1の凹部
521…第2の主面
523…第2の凹部
700…第2の外装部材

Claims (7)

  1. 表示画面を有する表示器と、
    前記表示器を収容する第1の凹部を有する、アルミダイカストからなる基体と、
    前記基体を収容し、前記表示器の前記表示画面に対応する窓部を有する外装部と
    を具備する携帯型電子機器。
  2. 請求項1に記載の携帯型電子機器であって、
    前記携帯型電子機器に電源供給可能なバッテリをさらに具備し、
    前記基体は、前記第1の凹部に表裏対応して、前記バッテリを収容する第2の凹部を有する
    携帯型電子機器。
  3. 請求項2に記載の携帯型電子機器であって、
    前記外装部は、
    前記基体の前記第1の凹部を含む第1の主面に対応する第1の外装部材と、
    前記基体の前記第2の凹部を含む第2の主面に対応する第2の外装部材と、
    前記第1の外装部材と前記第2の外装部材とを前記基体の前記各主面に対する側面で連続的に連結する環状の連結外装部材とを有する
    携帯型電子機器。
  4. 請求項3に記載の携帯型電子機器であって、
    前記第1の外装部材は、前記側面に沿った第1の折り曲げ部を有し、
    前記第2の外装部材は、前記側面に沿った第2の折り曲げ部を有し、
    前記連結外装部材は、
    前記第1の外装部材の前記第1の主面に対応する面の外形より突出した膨出部と、
    前記膨出部より前記膨出部の内周側に突出して設けられ、前記基体の側面に当接して前記基材の位置決めを行う位置決め部と、
    前記膨出部の内周面と前記位置決め部とで構成され、前記第1の外装部材の前記第1の折り曲げ部が係合される第1の係合部と、
    前記膨出部の内周面と前記位置決め部とで構成され、前記第2の外装部材の前記第2の折り曲げ部が係合される第2の係合部とを有する
    携帯型電子機器。
  5. 請求項4に記載の携帯型電子機器であって、
    断面が略長方形状の音声出力ジャックと、
    前記第1の外装部材と前記第2の外装部材との間に挟持され、前記音声出力ジャックの断面外形に対応する断面外形を有し、前記音声出力ジャックの前記長方形の一方の長辺に対応する一面を露出しつつ保持する保持部材とをさらに具備し、
    前記音声出力ジャックの前記一面は、前記第1の外装部材及び前記第2の外装部材のいずれか一方に当接する
    携帯型電子機器。
  6. 請求項5に記載の携帯型電子機器であって、
    互いに表裏対応する第1の部品実装面及び第2の部品実装面を有する第1の回路基板と、
    第3の部品実装面を有し、前記第1の回路基板と電気的に接続される第2の回路基板と、
    前記第1の回路基板の前記第1の部品実装面の凹凸に対応する第1の凹凸面を有し、前記第2の外装部材と前記第1の回路基板との間に介在する第1のスペーサ部材と、
    前記第1の回路基板の前記第2の部品実装面の凹凸に対応する第2の凹凸面と、前記第2の回路基板の前記第3の部品実装面の凹凸に対応する第3の凹凸面を有し、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板との間に介在する第2のスペーサ部材と、
    をさらに具備する携帯型電子機器。
  7. 請求項6に記載の携帯型電子機器であって、
    前記第1の回路基板又は前記第2の回路基板に設けられ、外部機器が接続可能なコネクタと、
    前記第1の回路基板又は前記第2の回路基板に設けられたスライド式の第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチをユーザにより操作させるための第1の操作部と、
    前記第1の回路基板又は前記第2の回路基板に設けられた押下式の第2のスイッチと、
    前記第2のスイッチをユーザにより操作させるための第2の操作部と、
    前記コネクタの先端を保護するコネクタ保護部と、
    前記第1の操作部をスライド可能に支持する支持部とをさらに具備し、
    前記コネクタ保護部、前記支持部及び前記第2の操作部は、一体成形される
    携帯型電子機器。
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