JPH08214504A - 界磁組立体 - Google Patents
界磁組立体Info
- Publication number
- JPH08214504A JPH08214504A JP7016854A JP1685495A JPH08214504A JP H08214504 A JPH08214504 A JP H08214504A JP 7016854 A JP7016854 A JP 7016854A JP 1685495 A JP1685495 A JP 1685495A JP H08214504 A JPH08214504 A JP H08214504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- temperature protector
- field assembly
- temperature
- magnetic field
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 43
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims abstract description 30
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000000088 plastic resin Substances 0.000 claims description 2
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 claims 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 整流子電動機に使用される界磁組立体におい
て、整流子電動機の異常運転(ロック)状態において
も、巻線が焼損にいたる前に確実に温度プロテクターを
動作させる目的とする。 【構成】 巻線の焼損防止のための温度プロテクターを
巻枠上に設けられた保持部により巻線と略当接するよう
に保持固定した界磁組立体。温度プロテクターと巻線と
の温度上昇の時間的な差を小さくすることができ、巻線
が焼損にいたる前に確実に温度プロテクターを動作させ
ることができ、信頼性の高い界磁組立体とすることがで
きる。
て、整流子電動機の異常運転(ロック)状態において
も、巻線が焼損にいたる前に確実に温度プロテクターを
動作させる目的とする。 【構成】 巻線の焼損防止のための温度プロテクターを
巻枠上に設けられた保持部により巻線と略当接するよう
に保持固定した界磁組立体。温度プロテクターと巻線と
の温度上昇の時間的な差を小さくすることができ、巻線
が焼損にいたる前に確実に温度プロテクターを動作させ
ることができ、信頼性の高い界磁組立体とすることがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動工具や家庭電化機
器、たとえば電気掃除機などの整流子電動機の界磁組立
体に関するものである。
器、たとえば電気掃除機などの整流子電動機の界磁組立
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の界磁組立体は特公昭63
−48138号、または特公昭63−48139号公報
に示すような構成が一般的であった。
−48138号、または特公昭63−48139号公報
に示すような構成が一般的であった。
【0003】以下その構成について図面を参照しながら
説明する。図5,図6は従来の界磁組立体の構成を示す
外観図である。
説明する。図5,図6は従来の界磁組立体の構成を示す
外観図である。
【0004】図5,図6において、1は積層した電磁鉄
板よりなる鉄心であり、2は鉄心1のスロット部に巻き
込まれた巻線であり、3は巻線2を保持固定する可塑性
樹脂よりなる巻枠であり、4は鉄心1と巻線2の電気的
絶縁をなすスロット絶縁紙である。
板よりなる鉄心であり、2は鉄心1のスロット部に巻き
込まれた巻線であり、3は巻線2を保持固定する可塑性
樹脂よりなる巻枠であり、4は鉄心1と巻線2の電気的
絶縁をなすスロット絶縁紙である。
【0005】以上のように構成された界磁組立体を用い
た整流子電動機においては、整流子電動機の異常運転時
における巻線の焼損保護のための温度プロテクター5を
界磁組立体に直接取り付けることが難しいため、整流子
電動機6のブラケット上や最終セットメーカにて本体に
取り付けられることが主流であった。
た整流子電動機においては、整流子電動機の異常運転時
における巻線の焼損保護のための温度プロテクター5を
界磁組立体に直接取り付けることが難しいため、整流子
電動機6のブラケット上や最終セットメーカにて本体に
取り付けられることが主流であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成で、温度プロテクター5と巻線2と空間距離が離
れているため巻線2の温度上昇と温度プロテクター5の
温度上昇に時間的な差を生じることとなる。したがっ
て、整流子電動機の異常運転(ロック)状態において、
最悪の場合は温度プロテクター5が動作する時点では巻
線2が既に焼損にいたっている場合があった。
の構成で、温度プロテクター5と巻線2と空間距離が離
れているため巻線2の温度上昇と温度プロテクター5の
温度上昇に時間的な差を生じることとなる。したがっ
て、整流子電動機の異常運転(ロック)状態において、
最悪の場合は温度プロテクター5が動作する時点では巻
線2が既に焼損にいたっている場合があった。
【0007】一方、上記課題を解決するため温度プロテ
クター5を界磁組立体に直接保持固定させる場合は、縛
り糸により取り付ける必要があり作業性に問題があっ
た。
クター5を界磁組立体に直接保持固定させる場合は、縛
り糸により取り付ける必要があり作業性に問題があっ
た。
【0008】本発明は上記の問題点を解決するもので、
比較的安易な方法で温度プロテクターを巻線の近傍に保
持固定することのできる界磁組立体を提供することを目
的としたものである。
比較的安易な方法で温度プロテクターを巻線の近傍に保
持固定することのできる界磁組立体を提供することを目
的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の界磁組立体は、巻線の焼損防止のための温度
プロテクターを巻枠上に設けられた保持部により巻線と
略当接するように保持固定したことを特徴としたもので
ある。
に本発明の界磁組立体は、巻線の焼損防止のための温度
プロテクターを巻枠上に設けられた保持部により巻線と
略当接するように保持固定したことを特徴としたもので
ある。
【0010】
【作用】本発明は、上記のごとく巻枠上に設けられた保
持部により巻線と直接当接するように温度プロテクター
を保持固定することができるため、温度プロテクターと
巻線との温度上昇の時間的な差を小さくすることができ
る。したがって、整流子電動機の異常運転(ロック)状
態においても、巻線が焼損にいたる前に確実に温度プロ
テクターを動作させることができる。
持部により巻線と直接当接するように温度プロテクター
を保持固定することができるため、温度プロテクターと
巻線との温度上昇の時間的な差を小さくすることができ
る。したがって、整流子電動機の異常運転(ロック)状
態においても、巻線が焼損にいたる前に確実に温度プロ
テクターを動作させることができる。
【0011】さらには、巻枠上に設けられた保持部によ
り直接温度プロテクターを保持固定することができるた
め、従来必要であった縛り糸が不要になり作業性も大幅
に改善することができる。
り直接温度プロテクターを保持固定することができるた
め、従来必要であった縛り糸が不要になり作業性も大幅
に改善することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例における界磁組立
体の構成を示す外観図であり、図2は本発明の一実施例
における界磁組立体の巻枠保持部詳細を示す一部詳細断
面図である。図3,図4は本発明の他の実施例における
界磁組立体の構成を示す外観図ならびに一部詳細図であ
る。
体の構成を示す外観図であり、図2は本発明の一実施例
における界磁組立体の巻枠保持部詳細を示す一部詳細断
面図である。図3,図4は本発明の他の実施例における
界磁組立体の構成を示す外観図ならびに一部詳細図であ
る。
【0014】図1,図2,図3,図4において、1は鉄
心、2は巻線、4はスロット絶縁紙、5は温度プロテク
ターであり、これらは従来例と同一である。7は巻枠で
あり、巻枠上に設けられた保持部8を有し、保持部7に
より巻線2と略当接するように温度プロテクター5が保
持固定されている。
心、2は巻線、4はスロット絶縁紙、5は温度プロテク
ターであり、これらは従来例と同一である。7は巻枠で
あり、巻枠上に設けられた保持部8を有し、保持部7に
より巻線2と略当接するように温度プロテクター5が保
持固定されている。
【0015】以上のように構成された界磁組立体を用い
た整流子電動機において、従来例と同様な異常運転(ロ
ック)状態が発生したとしても、巻線と略当接するよう
に温度プロテクターを保持固定しているため、温度プロ
テクターと巻線との温度上昇の時間的な差を小さくする
ことができ、巻線が焼損にいたる前に確実に温度プロテ
クターを動作させることができる。
た整流子電動機において、従来例と同様な異常運転(ロ
ック)状態が発生したとしても、巻線と略当接するよう
に温度プロテクターを保持固定しているため、温度プロ
テクターと巻線との温度上昇の時間的な差を小さくする
ことができ、巻線が焼損にいたる前に確実に温度プロテ
クターを動作させることができる。
【0016】さらには、巻枠上に設けられた保持部によ
り直接温度プロテクターを保持固定することができるた
め、従来必要であった縛り糸が不要になり作業性も大幅
に改善することができ、安価で信頼性の高い界磁組立体
とすることができる。
り直接温度プロテクターを保持固定することができるた
め、従来必要であった縛り糸が不要になり作業性も大幅
に改善することができ、安価で信頼性の高い界磁組立体
とすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の界磁組立体は、巻
線の焼損防止のための温度プロテクターを巻枠上に設け
られた保持部により巻線と略当接するように保持固定し
たことにより、温度プロテクターと巻線との温度上昇の
時間的な差を小さくすることができ、巻線が焼損にいた
る前に確実に温度プロテクターを動作させることがで
き、信頼性の高い界磁組立体とすることができる。
線の焼損防止のための温度プロテクターを巻枠上に設け
られた保持部により巻線と略当接するように保持固定し
たことにより、温度プロテクターと巻線との温度上昇の
時間的な差を小さくすることができ、巻線が焼損にいた
る前に確実に温度プロテクターを動作させることがで
き、信頼性の高い界磁組立体とすることができる。
【0018】さらに、巻枠上に設けられた保持部により
直接温度プロテクターを保持固定することができるた
め、安価で信頼性の高い界磁組立体とすることができ
る。
直接温度プロテクターを保持固定することができるた
め、安価で信頼性の高い界磁組立体とすることができ
る。
【図1】本発明の一実施例における界磁組立体の外観斜
視図
視図
【図2】本発明の一実施例における界磁組立体の巻枠保
持部の構成を示す一部断面詳細図
持部の構成を示す一部断面詳細図
【図3】本発明の他の実施例における界磁組立体の外観
斜視図
斜視図
【図4】本発明の他の実施例における界磁組立体の巻枠
保持部の構成を示す詳細図
保持部の構成を示す詳細図
【図5】従来の界磁組立体の外観斜視図
【図6】従来の界磁組立体を用いた整流子電動機の構成
を示す平面図
を示す平面図
1 鉄心 2 巻線 3,7 巻枠 4 スロット絶縁紙 5 温度プロテクター 6 整流子電動機 8 保持部
Claims (1)
- 【請求項1】電磁鉄板を積層してなる鉄心と、鉄心のス
ロット部に巻き込まれた巻線と、前記巻線を保持固定す
る可塑性樹脂よりなる巻枠と、鉄心と巻線の電気的絶縁
をなすスロット絶縁紙と、巻線の焼損防止のための温度
プロテクターより構成され、前記温度プロテクターは巻
枠上に設けられた保持部により巻線と略当接するように
保持固定されたことを特徴とする界磁組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016854A JPH08214504A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 界磁組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016854A JPH08214504A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 界磁組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08214504A true JPH08214504A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11927811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7016854A Pending JPH08214504A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 界磁組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08214504A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006149138A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 界磁組立体 |
JP2006149089A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 界磁組立体 |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP7016854A patent/JPH08214504A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006149089A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 界磁組立体 |
JP4682594B2 (ja) * | 2004-11-19 | 2011-05-11 | パナソニック株式会社 | 界磁組立体を具備する掃除機用ブロワモータ、掃除機 |
JP2006149138A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 界磁組立体 |
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