JPH07298534A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH07298534A
JPH07298534A JP10911194A JP10911194A JPH07298534A JP H07298534 A JPH07298534 A JP H07298534A JP 10911194 A JP10911194 A JP 10911194A JP 10911194 A JP10911194 A JP 10911194A JP H07298534 A JPH07298534 A JP H07298534A
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JP
Japan
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lead wire
recess
coil
bobbin
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP10911194A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichirou Hamagata
潟 新 一 郎 浜
Minoru Tamaru
丸 稔 田
Katsunori Isokawa
川 勝 典 磯
Toshiharu Hayashi
敏 晴 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashi Tokei Kogyo KK
Original Assignee
Hayashi Tokei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード線とコイル端部の接続部の強度を向上
させた電動機を提供する。 【構成】 ボビン側板10の内面にリード線用凹部1
1、接続プレート用凹部13、連結溝18を形成し、接
続プレート用凹部13において接続プレート9を介して
リード線5、6、7と巻始め線30、32及び巻終り線
31、33とを接続する。リード線用凹部11にはリー
ド線係止用凸部12を設けリード線5、6、7をここに
係止する。短絡用リード線8は接続プレート用凹部13
において巻終り線31と接続すると共に巻終り線33と
直接接続し、該接続部はコイル3bの外周部に接着剤に
より固定する。短絡用リード線8は切欠19及び短絡用
切欠20に係止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電動機に関し、特に電
動機のコイル巻線とリード線の接続部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ等のゲーム機には電動機が用い
られており、近年ゲーム機器の電子化に伴って、一台当
たり数個以上の電動機が使用されるようになっている。
このようなゲーム機に使用される電動機は、振動などの
使用条件が比較的厳しい上、保守無しで長時間連続的に
運転することが要求される。図6は従来の同期電動機の
構造を示すもので、ボビン1’にコイル3’が巻き付け
られて形成されており、巻始め線30’と巻終り線3
1’はコイル3’外周において直接リード線50と接続
される構造になっている。またコイル3’とコイル3’
を連結する2本のリード線51はコイル外部で半田付け
されて絶縁処理された構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電動機
の場合、前記したようにコイルの巻線とリード線をコイ
ルの外周部において直接半田付け等で連結しているた
め、リード線の自重と稼働中の振動で、該接続部に応力
が集中し、接続部で断線する等の事故が度々発生する問
題があった。また、同期電動機では2つのコイルを連結
するためのリード線をコイル外部で連結しているため、
この連結部が振動により摺動接触して断線する事故が多
かった。本発明は上記した従来技術の問題点を解決する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、側板を備えたボビンと、該ボビンに巻き付
けられたコイルとを備えた電動機において、ボビン側板
に厚さ方向に凹部を形成し、該凹部において前記コイル
の端部とリード線とを接続し、該凹部において該リード
線を係止した、ことを特徴とする。また側板を備えた2
つのボビンと、各ボビンに巻き付けられた2つのコイル
とを備えた電動機においては、各ボビン側板に厚さ方向
にそれぞれ凹部を形成し、該凹部において前記各コイル
の端部とリード線とを接続し、該凹部において該リード
線を係止し、更に前記コイル間を連結するリード線を前
記各コイルの端部に接続し、該接続の少なくとも一方を
前記凹部に収納した、ことを特徴とする。前記ボビンの
側板と該ボビンの外側に配設されたステータヨークの外
周から中心に向かう半径方向の切欠を形成し、この切欠
に前記コイル間を連結するリード線を収納することも可
能である。
【0005】
【作用】ボビン側板に厚さ方向に凹部を形成し、該凹部
において前記コイルの端部とリード線とを接続し、該凹
部において該リード線を係止したため、コイルとリード
線の連結部の強度が向上する上、該連結部が外部に露出
することがなく連結部が他のものと接触することがな
い。請求項2の発明においては、上記に加えてコイル間
を連結するリード線を前記各コイルの端部に接続し、該
接続の少なくとも一方を前記凹部に収納してあるため、
連結するリード線とコイルとの連結部が外部に露出する
ことなく、断線などが生じる恐れがない。またリード線
を半径方向の切欠に収納すればリード線が固定されて動
くことがなく、更に強度が向上する。
【0006】
【実施例】以下本発明を同期電動機に適用した実施例を
図面に基づいて説明する。図1において、ボビン1は両
脇にボビン側板10を備えており、その中央部に線を巻
いてコイル3を形成している。ボビン1の両端部には夫
々ステータヨーク2が配設されて、これらでステータを
形成している。図1においてローター4(磁石)の図示
は省略してある。上記構成のステータは同期電動機にお
いては一対設けられており、図1に示すように同一の構
成のものが一対連結した配設されており、この2つのコ
イル3、3は短絡用リード線8により接続されるように
なっている。
【0007】この同期電動機の回路構成を図5により先
に説明しておく。一対のコイル3、3の中の一方のコイ
ル3aはその巻始め線30が巻始めリード線5と接続
し、巻終り線31が巻終りリード線6と接続している。
他方のコイル3bは巻始め線32が巻始めリード線7と
接続し、巻終り線33が短絡用リード線8と接続してい
る。この短絡用リード線8は巻終り線31とも接続し、
コイル3a、3bを連結している。リード線5、6、7
は夫々AC電源に接続している。なお、Sは回転方向制
御スイッチ、Cは回転方向維持用コンデンサである。
【0008】図2に内側のボビン側板10a、10aの
内側面を展開して示す。図3はその部分拡大図、図4は
図3におけるA−A線断面図である。ボビン側板10a
の内面にはリード線用凹部11と接続プレート用凹部1
3が形成されており、ここに前記リード線5、6、7の
端部が収納され、コイル3の端部と接続されている。リ
ード線用凹部11は図示するように扇形状に形成されて
おり、中央部に凹部になっていない一対のリード線係止
用凸部12、12が形成されている。リード線用凹部1
1の両脇には円周方向に連結溝18が形成されリード線
をリード線用凹部11から接続プレート用凹部13に導
くようになっている。ボビン側板10aの外周にはリー
ド線用延出カバー14が突出して設けられており、2つ
のボビン側板10a、10aを重ね合わせた時に、2つ
のリード線用延出カバー14により円筒形状を形成する
ようになっている。リード線用延出カバー14も同様に
中央部に溝が形成され、ここをリード線が通過するよう
になっており、且つ該溝を部分的に覆うリード線係止片
15が備えられ、リード線を覆って係止するようになっ
ている。前記一対のリード線係止用凸部12の間にリー
ド線5、6及び7が収納され、図示するように若干曲げ
られて連結溝18を通って接続プレート用凹部13に延
出するようになっている。
【0009】図3及び図4に示すように接続プレート用
凹部13には接続プレート9が設けられており、ここに
リード線5、6、7、或いは8の端部を半田付けするよ
うになっている。一方、接続プレート用凹部13の端部
にはボビン側板10aを半径方向に切り欠いた切欠19
が形成されており、ここからコイル3の巻始め線30、
巻終り線31、巻始め線32が延出し、同様に接続プレ
ート9に半田付けされている。この構成により巻始めリ
ード線5と巻始め線30が接続され、巻終りリード線6
と巻終り線31が接続され、更に巻始めリード線7と巻
始め線32とが接続されている。
【0010】短絡用リード線8の端部も同様に接続プレ
ート9に半田付けされ、巻終り線31と接続されてい
る。短絡用リード線8の他方の端部は図2に示すように
巻終り線33に直接接続して半田付けされ、且つ図1に
示すようにコイル3bの外周に接着剤等により固定され
ている。この短絡用リード線8は図1及び図2に示すよ
うにボビン側板10に係止された切欠19とステータヨ
ーク2に形成された短絡用切欠20に係止されて納まる
ようになっている。
【0011】なお、接続プレート9は接続プレート用凹
部13に接着剤などにより固定しても良いし、或いは単
に装着するだけでも良い。
【0012】以上説明した実施例の構成では、リード線
5、6、7とコイル3の巻始め線30、32及び巻終り
線31、33との接続は、接続プレート用凹部13に装
着された接続プレート9において行われており、しかも
接続プレート用凹部13が形成されたボビン側板10の
内面は組立後はステータヨーク2に対向し、完全に覆わ
れるようになっており、従来のようにコイル3の外周部
に露出していないため、切断や摩耗等による事故が生じ
る危険がない。また接続プレート9に半田付けするよう
になっているため、接続作業も容易で確実である。ま
た、リード線5、6、7はリード線係止用凸部12によ
り係止されるようになっているため、図4に示すように
リード線5、6、7に引っ張り力が働いても、直接接続
プレート9との接続部に影響を及ぼすことがなく、接続
部の保護が図られる。またコイル3aとコイル3bの連
結は短絡用リード線8により行われ、該短絡用リード線
8の一端側と巻終り線31との接続は同様に接続プレー
ト用凹部13内の接続プレート9を介して行われるた
め、接続部の保護がなされ強度が向上する。また短絡用
リード線8自体も切欠19と短絡用切欠20に係止され
て安定するため接続部に無用な力が掛かることがない。
更に短絡用リード線8の他端部は巻終り線33に直接接
続し、コイル3bの外周に接着剤などにより固定される
ため、同様に接続部の強度が向上する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、側板を備
えたボビンと、該ボビンに巻き付けられたコイルとを備
えた電動機において、ボビン側板に厚さ方向に凹部を形
成し、該凹部において前記コイルの端部とリード線とを
接続し、該凹部において該リード線を係止してあるた
め、コイルとリード線の連結部の強度が向上する上、該
連結部が外部に露出することがなく連結部が他のものと
接触することがない。また、上記に加えてコイル間を連
結するリード線を前記各コイルの端部に接続し、該接続
の少なくとも一方を前記凹部に収納した構成では、連結
するリード線とコイルとの連結部が外部に露出すること
なく、断線などが生じる恐れがない。またリード線を半
径方向の切欠に収納すればリード線が固定されて動くこ
とがなく、更に強度が向上する等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図。
【図2】本発明の一実施例におけるボビン側板10aの
内面側の構造を示す説明図。
【図3】図2の部分拡大図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】本発明の一実施例の回路構成を示す回路図。
【図6】従来例の説明図。
【符号の説明】
1:ボビン、2:ステータヨーク、3:コイル、4:ロ
ーター(磁石)、5:巻始めリード線、6:巻終りリー
ド線、7:巻始めリード線、8:短絡用リード線、9:
接続プレート、10:ボビン側板、11:リード線用凹
部、12:リード線係止用凸部、13:接続プレート用
凹部、14:リード線用延出カバー、15:リード線係
止片、18:連結溝、19:切欠、20:短絡用切欠、
30:巻始め線、31:巻終り線、32:巻始め線、3
3:巻終り線、50:リード線、51:リード線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 敏 晴 東京都豊島区北大塚1丁目28番3号 林時 計工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側板を備えたボビンと、該ボビンに巻き
    付けられたコイルとを備えた電動機において、 ボビン側板に厚さ方向に凹部を形成し、 該凹部において前記コイルの端部とリード線とを接続
    し、 該凹部において該リード線を係止した、 ことを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 側板を備えた2つのボビンと、各ボビン
    に巻き付けられた2つのコイルとを備えた電動機におい
    て、 各ボビン側板に厚さ方向にそれぞれ凹部を形成し、 該凹部において前記各コイルの端部とリード線とを接続
    し、 該凹部において該リード線を係止し、 更に前記コイル間を連結するリード線を前記各コイルの
    端部に接続し、該接続の少なくとも一方を前記凹部に収
    納した、 ことを特徴とする電動機。
  3. 【請求項3】 前記ボビンの側板と該ボビンの外側に配
    設されたステータヨークの外周から中心に向かう半径方
    向の切欠を形成し、該切欠に前記コイル間を連結するリ
    ード線を収納した、 請求項2に記載の電動機。
JP10911194A 1994-04-26 1994-04-26 電動機 Pending JPH07298534A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112514209A (zh) * 2018-08-03 2021-03-16 日本电产株式会社 定子以及电机
CN112534687A (zh) * 2018-08-03 2021-03-19 日本电产株式会社 定子以及电机
CN113557648A (zh) * 2020-12-31 2021-10-26 余仁伟 一种盘式电机定子及其绕线方法

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030929