JP3539841B2 - 軸受磨耗検知用ボビン状コイル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばキャンドモータ等の固定子の端部に設けられて、回転子を支承する軸受の磨耗を検知するための軸受磨耗検知用ボビン状コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
キャンドモータはポンプ用モータとして、例えばプラントに使用されて高い信頼性が要求されているため、その回転子を支承する軸受の磨耗を外部から監視する装置が不可欠なものとなっている。従来、この軸受の磨耗を監視する装置には、図7〜図9に示すような、軸受磨耗検知用コイル(以下サーチコイルという)が使用されている。
【0003】
このサーチコイル51は、検出感度を上げるために数十ターン以上の巻回数が必要であり、コイルスペースからみて細い銅線を使用せざるを得ない。したがって、サーチコイル51のリング状のコイル部52は、細線を所定回数巻回した構成となり、このコイル部52から引き出された両端末52a、52bに、リード線53、54が例えば半田付け接続されることによって構成されている。そして、サーチコイル51は、固定子55の固定子鉄心歯部56の長手方向の端部に設けた切欠溝57を利用し、図7の矢印ハの如く、コイル部52が隣り合う固定子鉄心歯部56間に設けられたスロット状の主コイル巻回部58内に挿入される。
【0004】
このサーチコイル51は、主コイル巻回部58に巻回されている主コイル59(図9参照)の上部に配置され、この状態で、断面コ字状のサーチコイル固定用及び絶縁用のウェッジ60を、図7の矢印ニの如く主コイル巻回部58内にはめ込む。これにより、サーチコイル51のコイル部52がウェッジ60内に位置した状態で固定子鉄心歯部56の端部と切欠溝57部との間に取り付けられ、軸受の磨耗に伴うサーチコイル51の磁束変化が、リード線53、54に接続され外部に設けられた図示しない処理回路で処理されることによって、キャンドモータの軸受の磨耗が外部から監視されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このサーチコイル51にあっては、固定子55への取り付け作業が面倒であると共に、サーチコイル51自体の強度が劣るという問題点があった。すなわち、サーチコイル51の固定子55への取り付けは、サーチコイル51のコイル部52を固定子鉄心歯部56の端部と切欠溝57部間に挿入した後に、2個のウェッジ60を2個所の主コイル巻回部58にそれぞれはめ込むことによって行われるため、取付工程が多くなると共に、サーチコイル51のコイルエンドの一方が切欠溝57を横切るため、切欠溝57部分の絶縁が必要となる等、取付作業の作業性が低下することになる。
【0006】
特に、一般的なキャンドモータの場合、固定子55の長手方向(固定子鉄心歯56の鉄心の積層方向)の両端部に複数個のサーチコイル51が取り付けられるため、その取付個数が多くなると共に、サーチコイル51自体が後述する如く強度的に劣ることから、その取り付け時に細心の注意を払う必要が生じ、取付作業が一層面倒になる。
【0007】
また、コイル部52の端末52a、52bとリード線53、54の接続が、細線からなる電線の両端末を互いに絡げて半田付け等しているのみであるため、その接続部位が強度的に劣ると共に、コイル部52の巻線が外部に露出しているため、固定子鉄心歯部56への取り付け時に、外側の巻線が固定子鉄心歯部56の角部に接触して巻線の絶縁被膜が損傷する場合があり、コイル部52の絶縁性能が低下する等、サーチコイル51自体の機械的及び電気的な強度が劣ることになる。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、固定子への取付作業を容易に行うことができると共に、コイル自体に十分な強度が得られる軸受磨耗検知用ボビン状コイルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、電動機固定子鉄心歯の両端部より鉄心の積層方向に向かって検出に必要な長さを隔てた個所に切欠溝部を設け、切欠溝部と固定子鉄心歯端部との間に取り付けられて回転子を支承する軸受の磨耗を検知するコイルであって、中心に開口を有するコイル部と該コイル部の一端側に一対の足部が形成された扁平なボビンを有し、ボビンのコイル部に巻線を巻回して、巻線の両端末を足部に絡げつつ巻線の端末にリード線をそれぞれ接続することによりボビン状コイルを形成し、このボビン状コイルのコイル部を固定子鉄心歯端部と切欠溝部との間に取り付けることを特徴とする。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、ボビンが固定子鉄心歯端部に係止され得る鍔部を有することを特徴とする。
【0011】
このように構成することにより、例えば細い銅線等からなる巻線は、扁平なボビンのコイル部に所定回数巻回され、その両端末がボビンの足部に絡げられると共にリード線が接続されてボビン状コイルが形成される。このボビン状コイルは、そのコイル部を固定子鉄心歯端部と切欠溝部間に挿入し、ボビンの鍔部を固定子鉄心歯端部に係止させることによって取り付けられ、その際、完成された固定子巻線に何ら手をかけることなく取り付けできて、取付作業が容易となる。
【0012】
また、巻線の両端末とリード線の端末は、ボビンの足部に絡げられて半田付け等で接続されるため、機械的な接続強度が向上すると共に、巻線がボビンで保護されているため巻線の絶縁被膜の損傷等が防止されて電気的な強度も向上し、コイル自体に十分な強度を持たせることができる。
【0013】
また、請求項3記載の発明は、ボビンの開口部の長さが、固定子鉄心歯の端部より切欠溝部までの検出コイル用鉄心幅と、ボビンの開口部の足部側の端面から鍔部先端までの長さの和より大きいことを特徴とする。
【0014】
このように構成することにより、ボビンの中心の開口部の長さが、固定子鉄心歯の検出コイル用鉄心幅とボビンの鍔部の必要長の和以上に作られており、ボビンのコイル部は、固定子鉄心歯端部と切欠溝部との間の挿入箇所に、ボビンの鍔部を避けて挿入される。そして、このボビンは切欠溝部方向に押し込まれることにより、鍔部がスロット内に挿入され固定子鉄心歯端部に係止されて固定子に取り付けられる。ボビンは、固定子巻線の通常のスペースファクターであれば、上記の手順で固定子鉄心歯端部と切欠溝部との間に容易に挿入でき、取り付けが極めて容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は、本発明に係わる軸受摩耗検知用ボビン状コイルの一実施例を示し、図1がその平面図、図2が図1のA−A線矢視断面図、図3が固定子への取付方法を示す斜視図、図4がその取り付けた状態の要部平面図、図5が図4のB−B線矢視断面図である。
【0016】
図1及び図2において、サーチコイルとしてのボビン状コイル1は、扁平に形成されたボビン2と、このボビン2に巻回された巻線3とで形成されている。ボビン2は、一端側4aが幅狭で他端側4bが幅広に形成された板体4を有し、この板体4の一端側4aには連結板6により所定の間隔を有して板体5が対向配置されてコイル部7が形成されている。この板体5と板体4との間で、連結板6の内側には長方形状の開口8が形成され、連結板6の外側には巻線3が巻回される凹部9が形成されている。
【0017】
また、ボビン2の板体4の他端側4bには、一対の足部10a、10bが突出して形成されると共に、幅方向の両側に板体5の幅より広い鍔部11a、11bが形成されている。
【0018】
そして、ボビンの凹部9には、絶縁被膜で被覆された細い銅線等からなる上記巻線3が所定回数(例えば数十回)巻回され、この巻線3の両端末3a、3bは、ボビン2の足部10a、10b方向に引き出されて足部10a、10bの基端側に絡げられている。
【0019】
また、巻線3の端末3a、3bは、足部10a、10bの先端側に絡げられたリード線12、13の端末12a、13aと、例えば半田付け接続されて、リード線12、13に電気的に接続されている。この巻線3とリード線12、13の接続部位である足部10a、10bには、必要に応じて接続部位を保護するために例えばガラス製のスリーブ14が嵌装される。
【0020】
なお、リード線12、13の反端末12a、13a側の他端は、図示しないキャンドモータの外部に設けられた軸受磨耗監視装置(図示せず)に接続されている。また、ボビン2は、例えば絶縁性プラスチックによって足部10a、10b及び鍔部11a、11bを有する板体4と連結板6及び板体5が一体成形され、このボビン2の開口8等の各寸法は、次の如く設定されている。
【0021】
すなわち、図4に示すように、開口8の長さLは、開口8の足部10a、10b側端面と鍔部11a、11b先端までの寸法l1と、検出コイル用鉄心幅となる後述する検出用鉄心部16bの幅l2(図4参照)との和より大きく(L>l1+l2)設定されている。また、開口8の幅Wは、検出コイル用鉄心部16bの幅w3より大きく設定され、ボビン2のコイル部7の幅w1は、固定子鉄心歯17、18間の幅w4より小さく、さらに、鍔部11a、11bの幅w2は幅w4より大きく設定されている。
【0022】
次に、このボビン状コイル1のキャンドモータの固定子15への取り付け方法の一例を図3〜図5に基づいて説明する。先ず、固定子15の各固定子鉄心歯部16〜18間のスロット状の主コイル巻回部19、20に、固定子巻線としての主コイル21(図5参照)を巻回する。そして、リード線12、13が接続されたボビン状コイル1を、図3に示すように、そのコイル部7を固定子鉄心歯部16に設けられた切欠溝22部に、矢印イの如く移動させて、コイル部7の開口8内に、固定子鉄心歯部16の切欠溝22から端部16a方向に形成されている検出コイル用鉄心部16bを位置させる。
【0023】
この時、ボビン状コイル1の鍔部11a、11bが、図3及び図4の二点鎖線で示すように、固定子鉄心歯部16〜18の端部16a〜18aの外側(図3の手前側)に位置するようにして上方(矢印イ方向)から挿入する。この挿入の際、前述した如く開口8の長さLが、寸法l1と検出コイル用鉄心部16bの幅l2の和より大きく設定されているため、鍔部11a、11bが固定子鉄心歯17、18の端部17a、18a上面に接触しない状態で挿入し得ると共に、開口8の幅Wやコイル部7及び鍔部11a、11bの幅w1、w2が、上述した如く設定されているため、ボビン2が固定子鉄心歯16〜18に接触しない状態で挿入し得る。
【0024】
この上方から挿入した状態で、ボビン状コイル1のボビン2を矢印ロ方向(固定子鉄心歯16〜18の鉄心の積層方向)に押し込むと、図4及び図5に示すように、ボビン2の鍔部11a、11bが主コイル巻回部19、20の上縁に係止され、ボビン状コイル1の固定子15からの上方への抜けが防止される。なお、ボビン状コイル1と主コイル21間には、必要に応じて絶縁紙23(図5参照)が介装される。
【0025】
これにより、1個のボビン状コイル1が固定子鉄心歯部16の端部16aと切欠溝22部との間に取り付けられ、この取り付けは、ボビン状コイル1を上方から検出コイル用鉄心部16bに挿入し、後方(切欠溝22方向)に押し込むという連続した作業によって、完成されている主コイル21(固定子巻線)等に何ら手をかけることなく行うことができる。
【0026】
そして、固定子15の長手方向の両端部に4個ずつボビン状コイル1をそれぞれ取り付け、合計8個のボビン状コイル1のリード線12、13をキャンドモータの外部にそれぞれ引き出して軸受磨耗監視装置に接続することによって、軸受摩耗検知用のボビン状コイル1がキャンドモータに取り付けられる。このボビン状コイル1が、キャンドモータの軸受の摩耗による回転子15のラジアル及びスラスト方向の変位を磁束変化によって検知し、これが軸受磨耗監視装置のモニターに表示されることにより、軸受の摩耗度合いをキャンドモータの外部から監視することができる。
【0027】
このように、上記実施例のボビン状コイル1によれば、巻線3が巻回され鍔部11a、11bを有する扁平なボビン2を、そのコイル部7の開口8を、固定子鉄心歯部16の検出コイル用鉄心部16bに上方から挿入して後方に押し込むだけで、ボビン状コイル1を固定子15に取り付けることができるため、取り付け作業を略ワンタッチ操作で行うことができ、従来のように一対のウェッジ60を主コイル巻回部19、20に一々はめ込む必要がなくなる。
【0028】
また、細い巻線3がボビン2の凹部9内に位置して板体4、5で保護されると共に、巻線3の端末3a、3bとリード線12、13の端末12a、13aがボビン2の足部10a、10bに絡げられて接続されているため、接続強度が高まると共に、ボビン状コイル1の固定子15への取り付け時に、ボビン状コイル1と固定子鉄心歯部16〜18の端縁との接触による絶縁被膜の損傷等に気を使う必要がなくなる。これらのことから、ボビン状コイル1の固定子15への取付作業を極めて簡単に行うことができ、特に、キャンドモータのように、固定子15に8個のボビン状コイル1を取り付ける場合にあって大きな効果が期待できる。
【0029】
さらに、上述した如く、巻線3がボビン2の板体4、5で保護されているため、固定子15への取り付け時に巻線3の絶縁被膜の損傷を確実に防止することができると共に、絶縁性のボビン2を用いることにより、コイル部7における巻線3の絶縁性能を確実に確保することができる等、ボビン状コイル1の電気的な強度を向上させることができる。
【0030】
また、巻線3の端末3a、3bとリード線12、13の端末12a、13aのボビン2の足部10a、10bを利用した接続によって、機械的な接続強度が高まるため、リード線12、13の配線時に、接続部位が外れる等の接続不良の発生をなくすことができると共に、キャンドモータの振動等によって接続状態が変化することもない。これらにより、ボビン状コイル1自体に十分な機械的及び電気的強度が得られると共にその信頼性を向上させることが可能になる。
【0031】
また、ボビン2は絶縁性プラスチックの一体成形によって形成することができるため、部品コストの増加を極力抑えることができ、組付性向上によるコストの低減と合わせ、従来の構造に比較して、製造コストを低減させることが可能になる。またさらに、キャンドモータは、一般的にその容量等により固定子15の全長が異なる場合があるが、上記のボビン状コイル1にあっては、固定子15の全長に関係なく取り付けることができるため、各種容量(形態)のキャンドモータに容易に取り付けることができて、汎用性の優れたサーチコイルが得られる。
【0032】
なお、上記実施例におけるボビン2の形状は一例であって、例えば図6に示すように形成することもできる。上記実施例のボビン2と同一部位には同一符号を付して説明する。このボビン24は、一方の板体5に足部10a、10bを設け、他方の板体4に鍔部11a、11bを設け、この両板体4、5を連結板6で連結することにより、連結板6の内側に長方形状の開口8を有し、外側に凹部9を有するようにしたものである。このボビン24においても、上記実施例のボビン2と全く同様の作用効果が得られる。
【0033】
また、上記実施例におけるボビンの足部10a、10bの位置、鍔部11a、11bの形状等も一例であって、固定子15の端部形状に合わせて適宜に設定することができる。さらに、上記実施例においては、ボビン状コイル1をキャンドモータの軸受磨耗検知用に使用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでもなく、軸受部の摩耗を検知する必要がある他の適宜の電動機にも適用し得る。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1または2記載の発明によれば、巻線をボビンに巻回することにより、ボビン状コイルの固定子への取り付けを略ワンタッチ操作で行うことができて、取付作業を極めて容易に行うことができる。また、巻線を絶縁性のボビンに巻回しその端末を足部に絡げることにより、リード線との接続部位の強度を高めることができると共に、絶縁性能の低下が防止される等、コイル自体に十分な強度を持たせることができる。
【0035】
また、請求項3記載の発明によれば、請求項1、2記載の発明の効果に加え、ボビンの中心の開口部の長さが、固定子鉄心歯の検出コイル用鉄心幅とボビンの鍔部の必要長の和以上に作られており、ボビン状コイルの固定子への取付作業を一層容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる軸受磨耗検知用ボビン状コイルの平面図
【図2】同図1のA−A線矢視断面図
【図3】同固定子への取付方法を示す斜視図
【図4】同その取り付けた状態の要部平面図
【図5】同図5のB−B線矢視断面図
【図6】本発明に係わる軸受磨耗検知用ボビン状コイルのボビンの他の実施例を示す斜視図
【図7】従来の検知用コイルの取付方法を示す斜視図
【図8】同その取付状態の要部平面図
【図9】同図8のC−C線矢視断面図
【符号の説明】
1 ボビン状コイル
2 ボビン
3 巻線
3a、3b 端末
4、5 板体
7 コイル部
8 開口
9 凹部
10a、10b 足部
11a、11b 鍔部
12、13 リード線
12a、13a 端末
15 固定子
16〜18 固定子鉄心歯部
16a〜18a 端部
16b 検出コイル用鉄心部
19、20 主コイル巻回部
21 主コイル
22 切欠溝
24 ボビン
Claims (3)
- 電動機固定子鉄心歯の両端部より鉄心の積層方向に向かって検出に必要な長さを隔てた個所に切欠溝部を設け、該切欠溝部と固定子鉄心歯端部との間に取り付けられて回転子を支承する軸受の磨耗を検知するコイルであって、
中心に開口を有するコイル部と該コイル部の一端側に一対の足部が形成された扁平なボビンを有し、該ボビンのコイル部に巻線を巻回して、該巻線の両端末を前記足部に絡げつつ巻線の端末にリード線をそれぞれ接続することによりボビン状コイルを形成し、該ボビン状コイルのコイル部を前記固定子鉄心歯端部と切欠溝部との間に取り付けることを特徴とする軸受磨耗検知用ボビン状コイル。 - 前記ボビンが固定子鉄心歯端部に係止され得る鍔部を有することを特徴とする請求項1記載の軸受磨耗検知用ボビン状コイル。
- 前記ボビンの開口部の長さが、固定子鉄心歯の端部より切欠溝部までの検出コイル用鉄心幅と、ボビンの開口部の足部側の端面から鍔部先端までの長さの和より大きいことを特徴とする請求項1または2記載の軸受磨耗検知用ボビン状コイル。
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JP16065397A JP3539841B2 (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 軸受磨耗検知用ボビン状コイル |
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