JPH0821360A - 両頭ピストン型の往復動型圧縮機 - Google Patents

両頭ピストン型の往復動型圧縮機

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Publication number
JPH0821360A
JPH0821360A JP6152362A JP15236294A JPH0821360A JP H0821360 A JPH0821360 A JP H0821360A JP 6152362 A JP6152362 A JP 6152362A JP 15236294 A JP15236294 A JP 15236294A JP H0821360 A JPH0821360 A JP H0821360A
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JP
Japan
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rotary valve
double
drive shaft
compression
chamber
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Pending
Application number
JP6152362A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Fujii
俊郎 藤井
Yuichi Kato
友一 加藤
Kazuaki Iwama
和明 岩間
Katsuya Ooyama
勝矢 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Priority to US08/498,026 priority patent/US5551844A/en
Publication of JPH0821360A publication Critical patent/JPH0821360A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/10Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
    • F04B27/1009Distribution members
    • F04B27/1027Conical distribution members

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液圧縮等により圧縮室内の圧力が異常に高ま
ったとき、駆動シャフトにがたつきが生じるのを防ぐこ
とができる斜板式圧縮機を提供する。 【構成】 一対のテーパ状のロータリバルブ25,26
をそれぞれバネ28,29により収容室21,22の収
束側に向かって付勢する。予荷重付与機構42により駆
動シャフト16に対して一方向への予荷重を付与する。
液圧縮等によりシリンダボア13,14の圧縮室74,
75内の圧力が高騰したとき、ロータリバルブ25,2
6を付勢するバネ28,29のバネ力が相違するため、
一方のロータリバルブ25,26が他方のそれよりも遅
れたタイミングで、かつ小さな変位量にて後退移動され
る。このため、一方の圧縮室74,75の高圧状態が長
引き、その圧縮反力が駆動シャフト16に対して予荷重
付与方向に作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、対をなすシリンダボ
ア内において圧縮が行われるようにした両頭ピストン型
の往復動型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧縮機として、特開平6
ー101638号公報に開示されたものが提案されてい
る。
【0003】この従来の圧縮機は、図8に示すように、
シリンダブロック112に駆動シャフト101の周囲に
おいて前後方向に対をなすシリンダボア102が複数対
形成され、前後のシリンダボア102には両頭ピストン
103が収容されて、圧縮室106が形成されている。
そして、駆動シャフト101上の斜板104の回転によ
り、両頭ピストン103が往復動されて、圧縮動作が行
われる。
【0004】また、図8の圧縮機においては、前後のシ
リンダボア102とそれぞれ対応するように、シリンダ
ブロック112に収容室108が形成され、その収容室
108内に位置するように、駆動シャフト101の両端
にロータリバルブ105が固定されている。そして、吸
入位相にある圧縮室106の吸入ポート111にロータ
リバルブ105の吸入通路107が対応して、圧縮室1
06への冷媒ガスの吸入が行われる。
【0005】この圧縮機においては、各シリンダ毎に吸
入弁を設ける必要がなく、構成が簡単になる等の利点を
持っている。ところが、この構成においては、収容室1
08の内周面及びロータリバルブ105の外周面の初期
摩耗により、それらの間にシール不良が発生する。
【0006】このため、特開平6ー58252号公報に
おいては、図9に示すように、ロータリバルブ105及
び収容室108がテーパ状をなすとともに、ロータリバ
ルブ105を収容室108の収束側に付勢するバネ10
9が設けられている。そして、ロータリバルブ105の
外周面及び収容室108の内周面が初期摩耗した分だ
け、バネ109によりロータリバルブ105が収容室1
08の収束側へ押し込められ、シール不良が防止され
る。
【0007】このように、この図9の圧縮機において
は、ロータリバルブ105の外周面がテーパ状をなして
いる。従って、液圧縮等により圧縮室106内の圧力が
高騰すると、その圧力が吸入ポート111を介してロー
タリーバルブ105の外周面に対して斜めに作用する。
このため、ロータリーバルブ105にはその軸線方向へ
の分力が作用する。従って、ロータリーバルブ105は
バネ109の付勢力に抗して図9の矢印方向に移動し、
収容室108とロータリバルブ105との間が開放され
る。この開放により、圧縮室106内の圧力が吸入ポー
ト111から収容室108を介して逃がされ、両頭ピス
トン103にかかる過大な圧縮反力が、斜板104を介
して駆動シャフト101に作用することが防止される。
【0008】一方、この圧縮機においては、図示しない
予荷重付与ばねが設けられ、この予荷重付与ばねの付勢
力により、駆動シャフト101に対しその軸線方向の一
方向に向かって予荷重が付与され、運転時における駆動
シャフト101のがたつきが防止される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前後の各圧
縮室106内に残留する液状冷媒の量が均等になること
はまれであり、このため、吸入ポート111からの圧力
の逃がし量やタイミングが前後の圧縮室106において
相違する。従って、その圧縮反力が駆動シャフト101
に作用する予荷重を相殺して、駆動シャフト101がそ
の軸線方向に急激に移動されるおそれがある。このた
め、駆動シャフト101にがたつきが生じ、圧縮機の振
動や騒音が増大するとともに、駆動シャフト101を支
持する軸受の寿命が短くなるという問題があった。
【0010】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、液圧縮等によりシリンダボアの圧縮室内
の圧力が高騰したとき、駆動シャフトにがたつきが生じ
るのを防止することができて、運転時の振動及び騒音を
低減することができるとともに、駆動シャフト用の軸受
の寿命を延ばすことができる両頭ピストン型の往復動型
圧縮機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、ハウジングに
回転可能に支持された駆動シャフトと、そのハウジング
は駆動シャフトの周囲において前後方向に対をなす複数
対のシリンダボア及び前後のシリンダボア間に位置する
クランク室を有することと、同じくハウジングは駆動シ
ャフトの軸線と同一軸線上において前後のシリンダボア
と対応する2箇所の位置にテーパ状の収容室を有するこ
とと、対をなすシリンダボア内に収容された両頭ピスト
ンと、各両頭ピストンを往復動させるために、前記クラ
ンク室内において駆動シャフトに固定され、両頭ピスト
ンに係合するカム板と、各収容室内において駆動シャフ
ト上に一体回転可能及び軸線方向へ移動可能に支持さ
れ、外周面が収容室の内周面に面接触する一対のテーパ
状のロータリバルブと、そのロータリーバルブは吸入位
相にある各シリンダボア内に対して吸気を行うための吸
入通路を有することと、各ロータリバルブを収容室の収
束方向に向かって付勢する付勢手段と、駆動シャフトに
対しその軸線方向に沿う一方向に向かって予荷重を付与
するための予荷重付与手段と、液圧縮等に起因してシリ
ンダボア内の圧力が通常の圧縮動作時よりも高くなった
ときに、その圧力に基づくロータリバルブの収容室から
の後退動作を制御して、両頭ピストンにかかる圧縮反力
がカム板を介して駆動シャフトに対し予荷重付与方向に
作用するように制御する制御手段とを設けたものであ
る。
【0012】請求項2に記載の発明においては、クラン
ク室は吸入側の外部冷媒回路に接続されて吸入室を構成
し、収容室はクランク室側が拡径する向きに配置されて
いる。
【0013】請求項3に記載の発明においては、制御手
段は、一方のロータリバルブの後退量が他方のロータリ
バルブの後退量よりも小さくなるように制御する。請求
項4に記載の発明においては、制御手段は、一方のロー
タリバルブの後退タイミングを他方のロータリバルブの
後退タイミングよりも遅くなるように制御する。
【0014】請求項5に記載の発明においては、制御手
段は、一方のロータリバルブに対する付勢手段の付勢力
を、他方のロータリバルブに対する付勢手段の付勢力よ
りも大きく設定したものである。
【0015】請求項6に記載の発明においては、制御手
段は、一方のロータリバルブの移動量が、他方のロータ
リバルブの移動量よりも小さくなるように規制する規制
手段を含む。
【0016】請求項7に記載の発明においては、制御手
段は、一方のロータリバルブに対応する吸入ポートの開
口面積を、他方のロータリバルブに対応する吸入ポート
の開口面積よりも小さく設定したものである。
【0017】請求項8に記載の発明においては、制御手
段は、一方のロータリバルブのテーパ角を、他方のロー
タリバルブのテーパ角よりも小さく設定したものであ
る。
【0018】
【作 用】従って、請求項1の発明においては、シリン
ダボアの圧縮室内で液圧縮等が行われて、圧縮室内の圧
力が異常に高まったときには、圧縮室内の圧力がロータ
リバルブの外周面に作用し、そのロータリバルブが付勢
手段の付勢力に抗して収容室の内周面から離間するよう
に後退される。それにより、圧縮室内の圧力が逃がされ
る。このとき、一方のロータリバルブは他方のロータリ
バルブよりも小さな変位量で、或いは遅いタイミングで
後退される。これにより、圧縮反力が駆動シャフトに対
し予荷重付与方向に作用する。
【0019】請求項2の発明においては、圧縮室内の圧
力により、ロータリバルブがクランク室側に移動し、圧
縮室内の圧力がクランク室すなわち吸入室に逃がされ
る。請求項3の発明においては、ロータリバルブの後退
量の相違に基づいて、駆動シャフトに対して予荷重付与
方向への力が作用する。
【0020】請求項4の発明においては、ロータリバル
ブの後退タイミングの相違に基づいて、駆動シャフトに
対して予荷重付与方向への圧縮反力が作用する。請求項
5の発明においては、付勢手段の付勢力を相違させるの
みで、圧縮反力の作用する方向を制御できる。
【0021】請求項6の発明においては、突起等の簡単
な構成の規制手段を設けることにより、圧縮反力の作用
する方向を制御できる。請求項7の発明においては、吸
入ポートの開口面積を相違させるのみで、圧縮反力の作
用する方向を制御できる。
【0022】請求項8の発明においては、ロータリバル
ブのテーパ角を相違させるのみで、圧縮反力の作用する
方向を制御できる。
【0023】
【実施例】以下、この発明を両頭ピストン型の斜板式圧
縮機に具体化した第1実施例を、図1〜図3に基づいて
詳細に説明する。
【0024】図1に示すように、シリンダブロック1は
2つのブロック71,72を結合して構成されている。
フロントハウジング2はシリンダブロック1の前面にバ
ルブプレート3を介して配設され、ピン4によりそれら
の部材1,3に対して位置決めされている。リヤハウジ
ング5はシリンダブロック1の後面にバルブプレート6
を介して配設され、ピン7によりそれらの部材1,6に
対して位置決めされている。複数のボルト8はフロント
ハウジング2の前面からリヤハウジング5のネジ孔9に
螺合され、フロントハウジング2、バルブプレート3、
シリンダブロック1、バルブプレート6及びリヤハウジ
ング5を一体的に固定している。シリンダブロック1,
フロントハウジング2及びリヤハウジング5によりハウ
ジング73が構成されている。
【0025】駆動シャフト16は前記シリンダブロック
1の中心に沿って延びるように、フロント及びリヤのハ
ウジング2,5間に一対の円錐コロ軸受17を介して回
転可能に支持されている。
【0026】前後に対をなす複数対のシリンダボア1
3,14はシリンダブロック1に駆動シャフト16の軸
線を中心とした円周上で所定間隔おきに形成され、各対
のシリンダボア13,14内には両頭ピストン15がそ
れぞれ収容されている。
【0027】図1〜図3に示すように、吸入室を兼ねる
クランク室11は前記シリンダブロック1の内部におい
て前後のシリンダボア13,14間に形成され、導入口
12を介して図示しない吸入冷媒ガス管路に接続され
る。カム板としての斜板18はクランク室11内におい
て駆動シャフト16に固定され、一対の半球状のシュー
19を介して各両頭ピストン15の中間部に連結されて
いる。従って、駆動シャフト16の回転時には、斜板1
8を介して各両頭ピストン15がシリンダボア13,1
4内で往復動される。
【0028】前後一対のテーパ状の収容室21,22は
前記シリンダブロック1の中心において駆動シャフト1
6の軸線と同一軸線上に形成され、クランク室11に向
かって次第に大径となるように開口している。複数の吸
入ポート23,24は両収容室21,22と各シリンダ
ボア13,14との間に形成され、両頭ピストン15に
よってシリンダボア13,14内に形成される圧縮室7
4,75を、各収容室21,22にそれぞれ連通させ
る。
【0029】一対のテーパ状のロータリバルブ25,2
6は前記各収容室21,22内において、駆動シャフト
16上にシールリング27を介して一体回転可能及び軸
線方向へ移動可能に支持されている。両ロータリバルブ
25,26の外周面は、収容室21,22の内周面に面
接触している。付勢手段としての一対のバネ28,29
は各ロータリバルブ25,26と斜板18との間に介装
され、ロータリバルブ25,26を収容室21,22の
収束側に向かってそれぞれ付勢している。吸入通路3
0,31は各ロータリバルブ25,26の周壁に形成さ
れ、吸入ポート23,24に連通可能に対応している。
【0030】そして、前記両頭ピストン15が上死点側
から下死点側へ移動される吸入位相に際しては、ロータ
リバルブ25,26の回転に伴って、吸入通路30,3
1が吸入ポート23,24に連通される。これにより、
クランク室11内の冷媒ガスが吸入通路30,31及び
吸入ポート23,24を経由して、シリンダボア13,
14の圧縮室74,75内に吸入される。一方、両頭ピ
ストン15が下死点側から上死点側へ移動される圧縮工
程のときには、吸入通路30,31が吸入ポート23,
24との対応位置から外れて、吸入ポート23,24か
ら圧縮室74,75内への冷媒ガスの吸入が遮断され
る。
【0031】図1に示すように、複数の吐出ポート3
3,34は前記各シリンダボア13,14に対応して、
両バルブプレート3,6に形成されている。一対の吐出
室35,36はフロントハウジング2及びリヤハウジン
グ5内に形成され、吐出ポート33,34を介して各シ
リンダボア13,14の圧縮室74,75に連通され
る。そして、各吐出室35,36は図示しない導出口を
介して吐出冷媒ガス管路に連結される。
【0032】吐出バルブ37,38は前記各吐出ポート
33,34の外端部に配設され、リテーナ39,40に
よりその開放位置が規制される。そして、両頭ピストン
15が下死点側から上死点側へ移動されるときには、冷
媒ガスがシリンダボア13,14の圧縮室74,75内
で圧縮された後、この吐出バルブ37,38を開放し
て、吐出ポート33,34から吐出室35,36内に吐
出される。
【0033】図1に示すように、予荷重付与手段として
の予荷重付与機構42は、前記駆動シャフト16のリヤ
側端部に対応して配設され、駆動シャフト16に対しそ
の軸線方向に沿う前方に向かって予荷重を付与する。す
なわち、収容孔43はリヤハウジング5内の中心に形成
され、その後端が連通路44を介して吐出室36に連通
されている。押付け板45は円錐コロ軸受17の固定側
レースに係合するように収容孔43内に収容され、その
外周にはシールリング46が取り付けられている。押付
け板45は駆動シャフト16の軸線方向に沿って往復動
可能である。そして、この押付け板45によって、収容
孔43の内部が前方空間76と後方空間77とに区画さ
れている。
【0034】従って、圧縮機の運転時には、クランク室
11内の吸入冷媒ガス圧が収容室22とロータリバルブ
26との隙間及び軸受17内を通して前方空間76に導
入されるとともに、吐出室36内の吐出冷媒ガス圧が連
通路44を通して後方空間77に導入される。このた
め、押付け板45の前後に冷房負荷の値に応じた差圧が
生じ、その差圧により押付け板45が前方に押し付けら
れて、駆動シャフト16に対し軸受17を介して前方へ
の予荷重が付与される。
【0035】皿バネ47は前記収容孔43の後壁と押付
け板45との間に介装され、押付け板45を前方に向か
って付勢している。従って、圧縮機の起動時等におい
て、押付け板45の前後に圧力差が生じていないことが
あっても、この皿バネ47の付勢力により、押付け板4
5及び円錐コロ軸受17を介して、駆動シャフト16に
対し前方へある程度の予荷重が付与される。
【0036】図1に示すように、制御手段としての制御
機構49は、前記各ロータリバルブ25,26の後退量
及び後退タイミングを制御するために、それらのバルブ
25,26に連係して配設されている。すなわち、この
実施例では、前記駆動シャフト16に対する予荷重の付
与方向において、上手側に位置する後方のロータリバル
ブ26に対設したバネ29のバネ定数が、下手側に位置
する前方のロータリバルブ25に対設したバネ28のバ
ネ定数よりも大きくなっている。従って、後方のバネ2
9の付勢力が前方のバネ28の付勢力よりも大きい。な
お、前方のロータリバルブ25の内面と、斜板18の前
面との間の距離、後方のロータリバルブ26の内面と、
斜板18の後面との間の距離はそれぞれ同一であり、バ
ネ28,29の長さも同一である。
【0037】また、この構成に代えて、バネ28,29
として、同一のバネ定数で、組み付け前においてバネ長
さの異なるものを用意し、前方のロータリバルブ25に
対するバネ28として短いバネを使用するとともに、後
方のロータリバルブ26に対するバネ29として長いバ
ネを前方のものよりも圧縮して使用してもよい。従っ
て、後方のバネ29の方が前方のバネ28よりも強い付
勢力を有する。
【0038】次に、前記のように構成された斜板式圧縮
機について動作を説明する。さて、この実施例の圧縮機
において、両頭ピストン15の移動に伴い、シリンダボ
ア13,14の圧縮室74,75内で液圧縮が行われる
と、圧縮室74,75内の圧力が異常に高くなる。そし
て、この圧力が所定値を越えると、圧縮室74,75と
対応するロータリバルブ25,26が、バネ28,29
の付勢力に抗してクランク室11側に後退移動され、収
容室21,22の内周面から離間される。それにより、
吸入ポート23,24が収容室21,22側に開口さ
れ、圧縮室74,75内の圧力が吸入ポート23,24
から収容室21,22を介してクランク室11内に排出
されて、過負荷運転が防止される。
【0039】このとき、後方のバネ29の付勢力が前方
のバネ28の付勢力よりも大きいため、後方のロータリ
バルブ26は前方のロータリバルブ25よりも遅れたタ
イミングで、かつそのバルブ25よりも小さな変位量に
て後退移動される。このため、全てのシリンダボア1
3,14において、フロント側の圧縮室74内の液圧縮
状態がリヤ側よりも早期に解消される。言い替えれば、
リヤ側の圧縮室75内の液圧縮状態がフロント側よりも
若干長引く。従って、液圧縮による圧縮反力は、斜板1
8を介して駆動シャフト16に対してフロント側、すな
わち予荷重付与機構42による予荷重付与方向に向かっ
て作用する。
【0040】このため、圧縮反力により予荷重が相殺さ
れることはなく、むしろ倍加されることになり、駆動シ
ャフト16にがたつきが生じるおそれを防止することが
できる。それにより、圧縮機の運転時における振動及び
騒音を低減することができるとともに、円錐コロ軸受1
7の寿命を延ばすことができる。しかも、そのための構
成は、バネ28,29の付勢力を相違させたのみで、別
部品を設けたわけではないので、構成が簡単である。
【0041】
【別の実施例】次に、この発明を具体化した斜板式圧縮
機の別の実施例を、図4〜図7に基づいて説明する。こ
れらの各実施例においては、制御手段としての制御機構
49の構成が前述した第1実施例と相違している。
【0042】まず、図4に示す第2実施例における制御
機構49は、両ロータリバルブ25,26の内端に規制
手段としての環状の突起52,53が一体形成され、斜
板18に係合可能に対応している。そして、予荷重の付
与方向の上手側に位置する後方のロータリバルブ26の
突起53が、下手側に位置する前方のロータリバルブ2
5の突起52よりも長くなるように形成されている。こ
れにより、後方のロータリバルブ26の移動許容量M2
が、前方のロータリバルブ25の移動許容量M1よりも
小さくなるように設定されている。
【0043】従って、液圧縮等によりロータリバルブ2
5,26がバネ28,29の付勢力に抗して収容室2
1,22の内周面から離間される際には、後方のロータ
リバルブ26が前方のロータリバルブ25よりも小さな
変位量にて後退移動される。それにより、前記第1実施
例と同様に、リヤ側の液圧縮状態が若干長引いて、駆動
シャフト16にがたつきが生じるのを防止することがで
きる。また、この第2実施例においても、突起52,5
3をロータリバルブ25,26に一体形成しただけであ
るので、構成が簡単である。
【0044】次に、図5に示す第3実施例における制御
機構49は、前方のロータリバルブ25に対応する吸入
ポート23が、収容室21側に向かって開口面積を次第
に増大するようにほぼテーパ状に形成されている。これ
により、予荷重の付与方向の上手側に位置する後方のロ
ータリバルブ26に対応した吸入ポート24の開口面積
O2が、下手側に位置する前方のロータリバルブ25に
対応した吸入ポート23の開口面積O1よりも小さくな
るように設定されている。
【0045】従って、後方の圧縮室75から吸入ポート
24を通してロータリバルブ26の外周面に作用する力
が、前方の圧縮室74から吸入ポート23を通してロー
タリバルブ25の外周面に作用する力よりも小さくな
る。このため、液圧縮等によりロータリバルブ25,2
6が収容室21,22の内周面から離間される際には、
後方のロータリバルブ26が前方のロータリバルブ25
よりも遅れたタイミングで、かつそのバルブ25よりも
小さな変位量にて後退移動される。それにより、リヤ側
の液圧縮状態が若干長引いて、駆動シャフト16にがた
つきが生じるのを防止することができる。また、この第
3実施例におても、吸入ポート23,24の開口面積を
相違させただけであるから、構成が簡単である。
【0046】なお、吸入ポート23の開口面積を大きく
するために、同ポート23をテーパ状に形成するのでは
なく、吸入ポート23全体を拡径してもよいが、この第
3実施例のように構成すれば、吸入ポート23の容積が
それほど大きくならず、圧縮効率に悪影響を与えない。
勿論、吸入ポート23を収容室21側に向かって段階的
に拡径するように形成してもよい。
【0047】次に、図6及び図7に示す第4実施例にお
いては、制御機構49の外に、予荷重付与機構42の構
成が前述した第1実施例と相違している。すなわち、こ
の実施例では駆動シャフト16を支持するための一対の
円錐コロ軸受17が、バルブプレート3,6の外面に取
り付けられている。予荷重付与機構42を構成する皿バ
ネ56は前方の軸受17とフロントハウジング2との間
に圧縮状態で介装され、この皿バネ56の付勢力により
駆動シャフト16に対し、前記第1〜3実施例と逆方向
の後方に向かって予荷重が付与されている。吐出通路5
7は前後の吐出室35,36を連通させるように、駆動
シャフト16の中心に形成されている。
【0048】また、この実施例の制御機構49では、予
荷重の付与方向の上手側に位置する前方のロータリバル
ブ25のテーパ角A1が、下手側に位置する後方のロー
タリバルブ26のテーパ角A2よりも小さくなるように
設定されている。このため、吸入ポート23,24から
ロータリバルブ25,26の外周面に作用する圧力F
1,F2が、軸線方向の移動力F1a,F2aと、軸線
に直交する方向の力F1b,F2bとに分けられたと
き、前方のバルブ25に対する移動力F1aは、後方の
バルブ26に対する移動力F2aよりも小さくなる。
【0049】従って、液圧縮等によりロータリバルブ2
5,26がバネ28,29の付勢力に抗して収容室2
1,22の内周面から離間される際に、前方のロータリ
バルブ25が後方のロータリバルブ26よりも遅いタイ
ミングで、かつ小さな変位量にて後退移動される。それ
により、駆動シャフト16にがたつきが生じるのを防止
することができる。この第4実施例においても、ロータ
リバルブ25,26の外周面の角度を相違させるのみで
あるから、構成が簡単である。
【0050】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範
囲で、次のように任意に変更して具体化することも可能
である。
【0051】(1) 図1に示す第1実施例において、
皿バネ42を省略すること。従って、予荷重の付与は吐
出圧のみで行われる。 (2) 図4に示す第2実施例において、規制手段とし
ての突起52,53を斜板18の前後両面に形成するこ
と。
【0052】(3) 同じく第2実施例において、規制
手段を収容室21,22の内周面に形成すること。 (4) 同じく第2実施例及び前記(2)の実施例にお
いて、突起52,53を環状ではなく短冊状あるいは棒
状のものに変更すること。
【0053】(5) 前記各実施例の構成を組み合わせ
ること。すなわち、第1実施例に、第2、第3、第4実
施例の少なくとも一つを組み合わせること。あるいは、
第2実施例に、第3、第4実施例の少なくとも一つを組
み合わせること。また、第3実施例に第4実施例を組み
合わせること。
【0054】(6) 前記各実施例において、収容室2
1,22及びロータリバルブ25,26のテーパの向き
を逆にすること。すなわち、それらのテーパの拡径側が
外方に向かうように形成すること。この場合には、バネ
28,29はロータリバルブ25,26と円錐コロ軸受
17との間に設けられる。また、円錐コロ軸受17を収
容する室とクランク室11との間に通路を設けて、クラ
ンク室11内の冷媒ガスを吸入通路30,31に導入で
きるように構成する必要がある。
【0055】(7) 本発明を、特開昭57−1107
83号公報等で開示されるウェーブプレート式圧縮機に
おいて具体化すること。
【0056】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、次のような効果を奏する。
【0057】請求項1〜4に記載の発明によれば、液圧
縮等によりシリンダボアの圧縮室内の圧力が異常に高ま
ったとき、その圧縮反力を予荷重付与方向に作用させる
ことができて、駆動シャフトにがたつきが生じるのを防
止することができる。それにより、運転時の振動及び騒
音を低減することができるとともに、駆動シャフト用の
軸受の寿命を延ばすことができる。
【0058】請求項5に記載の発明によれば、各ロータ
リバルブに対する付勢手段の付勢力を相違させるのみ
で、請求項6に記載の発明によれば、突起等の簡単な構
成の規制手段を設けるのみで、請求項7に記載の発明に
よれば、各ロータリバルブに対する吸入ポートの開口面
積を相違させるのみで、請求項8に記載の発明によれ
ば、各ロータリバルブのテーパ角を相違させるのみで、
上記の効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した両頭ピストン型の斜板式
圧縮機の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のII−IIにおける縮小断面図である。
【図3】図1のIII −III における縮小断面図である。
【図4】この発明を具体化した両頭ピストン型の斜板式
圧縮機の第2実施例を示す部分断面図である。
【図5】この発明を具体化した両頭ピストン型の斜板式
圧縮機の第3実施例を示す部分断面図である。
【図6】この発明を具体化した両頭ピストン型の斜板式
圧縮機の第4実施例を示す縦断面図である。
【図7】図6の圧縮機において、各ロータリバルブのテ
ーパ角と、各ロータリバルブに作用する移動力との関係
を示す部分断面図である。
【図8】従来の斜板式圧縮機を示す縦断面図である。
【図9】もう1つの従来の斜板式圧縮機を示す部分断面
図である。
【符号の説明】
1…ハウジングを構成するシリンダブロック、2…ハウ
ジングを構成するフロントハウジング、5…ハウジング
を構成するリヤハウジング、11…吸入室としてのクラ
ンク室、13,14…シリンダボア、15…両頭ピスト
ン、16…駆動シャフト、18…カム板としての斜板、
21,22…収容室、23,24…吸入ポート、25,
26…ロータリバルブ、28,29…付勢手段としての
バネ、30,31…吸入通路、42…予荷重付与手段と
しての予荷重付与機構、43…収容孔、45…押付け
板、47…皿バネ、49…制御手段としての制御機構、
52,53…規制手段としての突起、56…予荷重付与
手段を構成する皿バネ、73…ハウジング、74,75
…圧縮室。
フロントページの続き (72)発明者 大山 勝矢 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに回転可能に支持された駆動
    シャフトと、 そのハウジングは駆動シャフトの周囲において前後方向
    に対をなす複数対のシリンダボア及び前後のシリンダボ
    ア間に位置するクランク室を有することと、 同じくハウジングは駆動シャフトの軸線と同一軸線上に
    おいて前後のシリンダボアと対応する2箇所の位置にテ
    ーパ状の収容室を有することと、 対をなすシリンダボア内に収容された両頭ピストンと、 各両頭ピストンを往復動させるために、前記クランク室
    内において駆動シャフトに固定され、両頭ピストンに係
    合するカム板と、 各収容室内において駆動シャフト上に一体回転可能及び
    軸線方向へ移動可能に支持され、外周面が収容室の内周
    面に面接触する一対のテーパ状のロータリバルブと、 そのロータリーバルブは吸入位相にある各シリンダボア
    内に対して吸気を行うための吸入通路を有することと、 各ロータリバルブを収容室の収束方向に向かって付勢す
    る付勢手段と、 駆動シャフトに対しその軸線方向に沿う一方向に向かっ
    て予荷重を付与するための予荷重付与手段と、 液圧縮等に起因してシリンダボア内の圧力が通常の圧縮
    動作時よりも高くなったときに、その圧力に基づくロー
    タリバルブの収容室からの後退動作を制御して、両頭ピ
    ストンにかかる圧縮反力がカム板を介して駆動シャフト
    に対し予荷重付与方向に作用するように制御する制御手
    段とを設けた両頭ピストン型の往復動型圧縮機。
  2. 【請求項2】 クランク室は吸入側の外部冷媒回路に接
    続されて吸入室を構成し、収容室はクランク室側が拡径
    する向きに配置されている請求項1に記載の両頭ピスト
    ン型の往復動型圧縮機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、一方のロータリバルブの後
    退量が他方のロータリバルブの後退量よりも小さくなる
    ように制御する請求項1または2に記載の両頭ピストン
    型の往復動型圧縮機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、一方のロータリバルブの後
    退タイミングを他方のロータリバルブの後退タイミング
    よりも遅くなるように制御する請求項1〜3のいずれか
    に記載の両頭ピストン型の往復動型圧縮機。
  5. 【請求項5】 制御手段は、一方のロータリバルブに対
    する付勢手段の付勢力を、他方のロータリバルブに対す
    る付勢手段の付勢力よりも大きく設定したものである請
    求項1〜4のいずれかに記載の両頭ピストン型の往復動
    型圧縮機。
  6. 【請求項6】 制御手段は、一方のロータリバルブの移
    動量が、他方のロータリバルブの移動量よりも小さくな
    るように規制する規制手段を含む請求項1〜3,5のい
    ずれかに記載の両頭ピストン型の往復動型圧縮機。
  7. 【請求項7】 制御手段は、一方のロータリバルブに対
    応する吸入ポートの開口面積を、他方のロータリバルブ
    に対応する吸入ポートの開口面積よりも小さく設定した
    ものである請求項1〜6のいずれかに記載の両頭ピスト
    ン型の往復動型圧縮機。
  8. 【請求項8】 制御手段は、一方のロータリバルブのテ
    ーパ角を、他方のロータリバルブのテーパ角よりも小さ
    く設定したものである請求項1〜7のいずれかに記載の
    両頭ピストン型の往復動型圧縮機。
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