JPH08212717A - 磁気記録再生装置の復調回路 - Google Patents

磁気記録再生装置の復調回路

Info

Publication number
JPH08212717A
JPH08212717A JP7019217A JP1921795A JPH08212717A JP H08212717 A JPH08212717 A JP H08212717A JP 7019217 A JP7019217 A JP 7019217A JP 1921795 A JP1921795 A JP 1921795A JP H08212717 A JPH08212717 A JP H08212717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
equalizer
magnetic recording
signal
reproducing apparatus
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7019217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3591902B2 (ja
Inventor
Hiroshi Muto
弘 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP01921795A priority Critical patent/JP3591902B2/ja
Priority to US08/595,599 priority patent/US5923708A/en
Publication of JPH08212717A publication Critical patent/JPH08212717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3591902B2 publication Critical patent/JP3591902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10046Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10018Improvement or modification of read or write signals analog processing for digital recording or reproduction
    • G11B20/10027Improvement or modification of read or write signals analog processing for digital recording or reproduction adjusting the signal strength during recording or reproduction, e.g. variable gain amplifiers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10046Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
    • G11B20/10055Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter using partial response filtering when writing the signal to the medium or reading it therefrom
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10046Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
    • G11B20/10055Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter using partial response filtering when writing the signal to the medium or reading it therefrom
    • G11B20/10175PR4, PR(1,0,-1), i.e. partial response class 4, polynomial (1+D)(1-D)=(1-D2)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構成でAGCループが実現可能
で、クロック抽出を容易にかつ高速に実現可能な磁気記
録再生装置の復調回路の提供を目的とする。 【構成】 磁気記録再生装置の復調回路における"1" と
なる信号のレベル設定系を、可変利得増幅器1と、PR
4の等化目標波形に等化可能な伝達特性を持つPR4等
化器2と、出力信号を利得制御用のAGCループ制御信
号として利得可変増幅器1にフィードバックするレベル
検出器3とから構成し、検出系をシステムクロックfsを
生成するVFO4と、PR4等化器2の出力に出現する
データ列を復調する判定部にツリーサーチを用いた判定
帰還型の復調手段5とから構成して磁気記録再生装置の
復調回路を構成する。このとき、判定帰還型の復調手段
5を、偶数データ列用の復調手段5Aと、奇数データ列用
の復調手段5Bとから構成すれば、システムクロックがfs
/2で済み、復調の高速化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置の復調
回路に関し、特に、磁気ディスク装置のヘッドの再生信
号からデータパルスを復調する磁気記録再生装置の復調
回路に関するものである。コンピュータシステムの高速
化、小型化に伴い、磁気ディスク装置に対しても高速、
高密度化が要求されてきている。このため、磁気ディス
ク装置の復調回路が扱う信号は周波数が高くなり、記録
媒体上の記録密度も上昇することから品質が劣化してし
まう。従って、低品質信号の復調を信頼性良く行うため
の磁気記録再生装置の復調回路が望まれている。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置において、信号品質が
劣化した再生信号を信頼性良く復調する手段として、パ
ーシャルレスポンスと最尤検出都を組み合わせた、いわ
ゆる、PRML(Partial Response Maximum Liklihood)
復調回路が提案されている。このPRML復調回路にお
ける技術は、そのパーシャル等化の形式により分類さ
れ、PR4MLや、拡張(Extended)されたPR4MLで
あるEPR4ML、及びEEPR4ML等の方式があ
る。
【0003】これらのPRML復調方式は、従来の再生
信号のピークを検出して復調する方式と比較すると、よ
り低い信号S/Nでも同程度のエラーレイトを達成でき
る復調方式であり、PR4MLよりはEPR4ML、E
PR4MLよりはEEPR4MLがより高密度記録時に
有効であると言われている。ところが、高密度記録に有
効な拡張されたPR4ML方式(Eが多い方式)ほどそ
の回路規模が大きくなり、消費電力の点からも高速動作
が非常に難しくなるという問題がある。
【0004】一方、高密度記録された磁気ディスクから
の再生信号を復調するに際し、前述のPRML方式とほ
ぼ同程度の復調性能を持つ復調方式として判定部にツリ
ーサーチを用いた判定帰還型の復調器(FDTS/D
F:Fixed Delay Tree Search/ Decision Feedback )
が、例えば、ジェキュン・ムーンとL・リチャード・カ
ーレイ(Jaekyun Moon and L. Richard Carley)著の下記
に示す文献『磁気記録における検出方法の性能比較』に
提案されている。
【0005】"Performance Comparison of Detecting M
ethods in Magnetic Recording ",(IEEE Trans. on Mg
n., vol. 26, No. 6, pp. 3155-3172, Nov. 1990.) 図21(b) は従来の磁気記録再生装置の全体構成を示す
ブロック図である。磁気ディスク30の上には環状に複
数本のトラックが形成されており、このトラックにデー
タが書き込まれる。ヘッド31はこのトラックへのデー
タの書き込み、およびトラックからのデータの読み出し
を行うものであり、サーボ回路35によって磁気ディス
ク30上の位置決めが行われると共に、データを書き込
む際の書き込み回路と読み出したデータ信号を増幅する
増幅器を備えたヘッドIC32に接続されている。この
ヘッドIC32にはトラック情報、ゾーン情報、ヘッド
情報を扱う読み書き回路33が接続されている。そし
て、サーボ回路35と読み書き回路33は制御回路34
によってその動作が制御されるようになっている。ま
た、制御回路34はインタフェース回路36を通じて外
部装置(外部装置がパーソナル・コンピュータの場合は
SCSIインタフェースが用いられる)とデータの遣り
取りを行うようになっている。
【0006】図21(a) は以上のように構成される従来
の磁気ディスク装置に用いられている復調回路の構成例
を示すものである。この復調回路はアナログ信号を増幅
する手段の出力に接続されており、利得可変増幅器1、
レベル検出器3、可変周波数発振器(VFO)4、前置
等化器9、および等化器10とを備えている。この磁気
記録再生装置の復調回路では、前置等化器9の出力はレ
ベル検出器3とVFO4と等化器10に入力される。そ
して、前置等化器9の出力はレベル検出器3によって利
得可変増幅器1にフィードバックされると共に、VFO
4に入力されてシステムクロックが生成される。また、
等化器10は減算器11、ツリーサーチ型の復調器1
2、および帰還等化気13を備えて構成され、VFO4
で生成されたシステムクロックが供給される。
【0007】この復調方式では、PRML方式とは異な
り、等化器の目標等化波形が自由に選択できるため、入
力信号のS/N、分解能等に有利な伝達関数を等化器と
して設定できる。また、判定部のアルゴリズムが簡潔で
あるため、PRML方式に対して動作速度の点で有利で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図21
(b) に示す従来の磁気記録再生装置の復調回路では、等
化目標波形が任意に設定できる反面、この方式における
AGCループを用いたゲイン制御方法と、PLLループ
を用いたクロック抽出方法が確立されておらず、また、
任意の等化目標波形に対するゲイン制御及びクロック抽
出は非常に困難であるという問題点がある。
【0009】また、ツリーサーチを用いた判定帰還型の
復調器を用いた検出部の動作速度がシステムクロックに
依存するため、処理時間がこのシステムクロックの1周
期以内に完了していなければならず、高速動作が困難で
あるという問題があった。そこで、本発明は従来のツリ
ーサーチを用いた判定帰還型の復調器にPR4の等化を
組み合わせることにより、任意の等化波形を取り扱うツ
リーサーチを用いた判定帰還型の復調方式においても比
較的簡単な構成でAGCループを実現することができ、
クロックの抽出を容易に行うことができる磁気記録再生
装置の復調回路を提供することを目的としている。ま
た、これに加え、データ列の偶数列、奇数列を独立に処
理できるPR4等化波形を用いることにより、磁気記録
再生装置の復調回路の復調動作を高速化することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の形態の磁気記録再生装置の復調回路の原理構
成が図1(a) に示される。この図1(a) に示す本発明の
第1の形態の磁気記録再生装置の復調回路は、磁気記録
媒体より再生されたアナログ信号から"1" または"0" の
ディジタル情報を得るために、アナログ信号を増幅する
手段の出力に接続された磁気記録再生装置の復調回路で
あって、"1" となる信号のレベルを予め設定するレベル
設定系と検出系とから構成されている。このレベル設定
系は可変利得増幅器1、PR4等化器2、およびレベル
検出器3とを備えている。利得増幅器1は、レベル検出
器3から入力される信号によって利得が変更できる。P
R4等化器2は利得可変増幅器1の出力に接続されてお
り、入力波形をパーシャル・レスポンス・クラス4の等
化目標波形に等化するための伝達特性を持っている。レ
ベル検出器3はこのPR4等化器2の出力を入力信号と
し、出力信号を、利得可変増幅器1の利得を制御するた
めのAGCループ制御信号として、利得可変増幅器1に
フィードバックする。一方、検出系はVFO(可変周波
数発振器)4と判定帰還型の復調手段5とから構成され
る。VFO4はPR4等化器2の出力に接続され、シス
テムクロックfsを生成する。判定帰還型の復調手段5は
VFO4とPR4等化器2の出力に接続され、PR4等
化器2の出力に出現するデータ列を復調するものであ
り、判定部でツリーサーチが行われる。
【0011】また、前記目的を達成する本発明の第2の
形態の磁気記録再生装置の復調回路の原理構成が図1
(b) に示される。この図1(b) に示す本発明の第2の形
態の磁気記録再生装置の復調回路では、第1の形態の復
調回路において、判定帰還型の復調手段5が、データ列
の偶数列のみを対象として復調を行う偶数列の復調手段
5Aと、データ列の奇数列のみを対象として復調を行う
復調手段5Bと、これら2つの復調手段5A,5Bに供
給するクロックをシステムクロックfsの1/2に分周
するクロック分周手段6とを備えることを特徴としてい
る。
【0012】以上の形態では、レベル設定系において、
"1" となる信号のレベルを予め設定しているが、このレ
ベル設定系の代わりに、"1" となる信号のレベルを検出
して基準レベル信号を出力する基準レベル生成系を設け
ても本発明は実現できる。この場合、基準レベル生成系
は、バッファ8と、バッファ8の出力に接続されて入力
波形をパーシャル・レスポンス・クラス4の等化目標波
形に等化するための伝達特性を持つPR4等化器2、お
よび、このPR4等化器2の出力を入力信号として振幅
を検出し、基準レベル信号を出力するレベル検出器3と
から構成することができる。検出系の構成は第1の形態
および第2の形態と変わらない。
【0013】
【作用】本発明の第1の形態によれば、利得可変増幅器
とクロック抽出器の入力部においてPR4の等化が完了
している。このため、任意の等化波形を取り扱うツリー
サーチを用いた判定帰還型の復調方式において、比較的
簡単な構成でAGCループが実現でき、クロック抽出が
容易に行える。また、第2の形態によれば、ツリーサー
チを用いた判定帰還型の復調回路を、データ列の偶数
列、奇数列を独立に処理できるようにしたことにより、
ツリーサーチを用いた判定帰還型の復調回路の動作クロ
ックがシステムクロックの1/2となり、復調動作に余
裕が生じるため高速に復調動作が行われる。
【0014】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の第1の実施例の磁気記録再
生装置の復調回路の構成を示すブロック構成図であり、
この構成は、図21(b) で説明した読み書き回路33内
の構成である。従って、この復調回路の前段には、図2
1(b) に示したように、磁気記録媒体、例えば磁気ディ
スク30、トランスジューサとしてのヘッド31、およ
びヘッドIC32があるものとする。そして、磁気ディ
スク30上に磁化として記録された情報は、MRヘッド
等のヘッド31により電気信号として取り出され、ヘッ
ド近傍に設置されたヘッドIC32内のヘッドアンプに
よって増幅された後にこの復調回路に再生信号として入
力される。
【0015】復調回路には、信号振幅を一定にするため
の利得可変増幅器(GCA)1、等化器2、およびレベ
ル検出器3により構成されるAGCループ(自動利得調
整回路)があり、レベル検出器3の入力部の信号振幅
が、ヘッド−媒体の組み合わせ、磁気ディスクの周速の
違い、及び温度変動等による各増幅段のゲインの変動等
に依存せず、常に一定に保たれるようになっている。こ
のAGCループの後段には、可変周波数発振器(以後V
FOという)4と、ツリーサーチを用いた判定帰還型の
復調器(以後FDTS/DF復調器という)5がある。
また、第1の形態では、AGCループ内の等化器2の伝
達関数としてPR4等化用の伝達関数を用いており、等
化器2がPR4等化器2となっている。
【0016】PR4等化器2は、この実施例では前置ア
ナログフィルタ21と自己適応型のコサイン型等化器2
3で構成されており、コサイン型等化器23の出力は、
等化誤差検出及び等化定数設定回路22を通じてコサイ
ン型等化器23にフィードバックされるようになってい
る。自己適応型のコサイン型等化器23はその出力がP
R4の目標波形との誤差が最小となるように動作する。
【0017】また、FDTS/DF復調器5は、前置等
化器(フォワード・イコライザ)51、減算器52、F
DTS(ツリーサーチ部)及び帰還等化器(フィードバ
ック・イコライザ)54を備えており、FDTS53の
出力は帰還等化器54を通じて減算器52にフィードバ
ックされ、前置等化器51の出力から減算される。以上
のように構成された磁気記録再生装置の復調回路では、
入力再生信号は利得可変増幅器1において、後段のレベ
ル検出器3による振幅情報によりバイナリデータの"1"
に相当するサンプル点の振幅が一定にされ、PR4等化
器2へ入力される。
【0018】次に、前置アナログフィルタ21、コサン
イン型等化器23、及び等化誤差検出及び等化定数設定
回路22を備えたPR4等化器2により等化された信号
はレベル検出器3、クロック抽出のためのVFO4、及
びFDTS/DF5に入力される。このFDTS/DF
5の入出力特性が図3に示される。この例では、PR4
等化された信号波形のサンプルポイント列(データ列)
のバイナリー(2進数)の"1" に相当する1つのサンプ
ル入力に対して、前置等化器51によってM個のサンプ
ル点(但し、Mは3以上の整数)に渡ってその振幅が設
定でき、この前置等化器51によって設定されたM個の
サンプル列に相当するサンプル列の最後からN個(Nは
正の整数でM>Nの条件を満たす数)が帰還等化器54
から出力されるものとする。
【0019】PR4等化された信号波形のサンプルポイ
ント列(データ列)のバイナリーの"1" に相当する1つ
のサンプル入力により前置等化器51は7個のサンプル
よりなるサンプル列を出力する。このとき、FDTS判
定部53の出力であるバイナリーの"1" に対応した4個
のサンプルよりなるサンプル列が帰還等化器54より出
力され、前述の前置等化器51の出力サンプル列に対し
て、減算器52において減算処理が行われる。この帰還
等化器54の出力の4個のサンプル列は、前置等化器5
1の出力サンプル列の最後から4個目までと同一の振幅
を持つように前置等化器51及び帰還等化器54が相互
に等化定数が設定される。
【0020】もちろん、片方が固定の定数をもち、もう
一方が前述の条件を満たすように等化定数が設定されて
も良い。このFDTS/DF5内では、前置等化器51
によってPR4等化後の信号波形が等化され、FDTS
判定部53までの伝達関数を入力信号のS/N、分解能
等に有利な伝達関数として設定できる。なお、前述の実
施例では、レベル検出器3の入力部での信号波形がPR
4等化のものと同一であるため、レベル検出器3につい
ても、また、後段のクロック抽出器(VFO4)につい
ても、従来のPR4等化方式のものと同様の技術を使用
することができる。
【0021】そして、この第1の実施例の磁気記録再生
装置の復調回路によれば、利得可変増幅器1とクロック
抽出器であるVFO4の入力部において、PR4等化器
2によってPR4の等化が完了している。このため、任
意の等化波形を取り扱う磁気記録再生装置の復調回路に
おいて、比較的簡単な構成でAGCループが実現でき、
クロック抽出が容易に行える。
【0022】図4は本発明の第2の実施例の磁気記録再
生装置の復調回路の構成を示すブロック構成図であり、
図2に示した第1の実施例の磁気記録再生装置の復調回
路とは、FDTS/DF5の構成のみが異なっている。
従って、図2の構成部材と同じ構成部材には同じ符号を
付してその説明を省略する。第2の実施例では、FDT
S/DF5は、PR4等化後のデータ列のうち偶数列を
扱うFDTS/DF回路5Aと、奇数列を扱うFDTS
/DF回路5Bの2組により構成される。偶数列を扱う
FDTS/DF回路5Aと奇数列を扱うFDTS/DF
回路5Bとは並列に配置されており、それぞれの入力側
と出力側には連動してFDTS/DF回路5AかFDT
S/DF回路5Bの何れか一方のみを動作させるスイッ
チS1,S2が設けられている。偶数列及び奇数列をそ
れぞれ独立に復調した結果は、図示しない部分で後に合
成され復調出力として出力される。
【0023】また、第2の実施例では、偶数列を扱うF
DTS/DF回路5Aと奇数列を扱うFDTS/DF回
路5Bには、VFO4から出力されるシステムクロック
fsが1/2分周器6によって2分周された後に入力さ
れる。この第2の実施例では、図3に示すFDTS/D
F5は、PR4等化された信号波形のサンプルポイント
列(データ列)の偶数番目、または奇数番目のサブデー
タ列のバイナリーの"1" に相当する1つのサンプル入力
により前置等化器51は7個のサンプルよりなるサンプ
ル列を出力する。このとき、FDTS判定部53の出力
であるバイナリーの"1" に対応した4個のサンプルより
なるサンプル列が帰還等化器54より出力され、先の前
置等化器51の出力サンプル列に対して減算処理が行わ
れる。この帰還等化器54の出力の4個のサンプル列は
前置等化器51の出力サンプル列の最後から4個目まで
と同一の振幅を持つように、前置等化器51及び帰還等
化器54に対して相互に等化定数が設定される。第2の
実施例においても、片方が固定の定数をもち、もう一方
が上記の条件を満たす様に等化定数が設定される場合も
ある。第2の実施例のFDTS/DF5A,5B内では
前置等化器51によってPR4等化後の信号波形が等化
され、FDTS判定部53までの伝達関数が、入力信号
のS/N、分解能等に有利な伝達関数として設定され
る。
【0024】そして、第2の実施例では、PR4等化方
式の1つの利点である、信号データ列における偶数列、
及び奇数列をお互いに独立に処理できるという特性を生
かすことができる。更に、FDTS/DF5を、データ
列の偶数列、奇数列を独立に処理できるようにしたこと
により、ツリーサーチを用いた判定帰還型の復調回路の
動作クロックがシステムクロックfsの1/2となり、
復調動作に余裕が生じるため高速に復調動作が行われ
る。
【0025】図5は本発明の第3の実施例の磁気記録再
生装置の復調回路の構成を示すブロック回路図であり、
図2に示した第1の実施例の磁気記録再生装置の復調回
路とは、A/D変換器7が追加された点のみが異なって
いる。また、図6は本発明の第4の実施例の磁気記録再
生装置の復調回路の構成を示すブロック回路図であり、
図4に示した第2の実施例の磁気記録再生装置の復調回
路とは、A/D変換器7が追加された点のみが異なって
いる。従って、既出の構成部材と同じ構成部材には同じ
符号を付してその説明を省略する。
【0026】第3、及び第4の実施例の磁気記録再生装
置の復調回路では、入力再生信号は利得可変増幅器1に
おいて後段のレベル検出器による振幅情報によりバイナ
リデータの"1" に相当するサンプル点の振幅が一定にさ
れ、PR4等化器2に入力される。PR4等化器2では
前置アナログフィルタ21、等化誤差検出及び等化定数
設定回路22、及び自己適応型のコサイン型等化器23
によって、その出力がPR4の目標波形との誤差が最小
となるようにされる。
【0027】第3、及び第4の実施例では、PR4等化
器2により等化された信号出力は、A/D変換器7によ
ってアナログ信号からディジタル信号に変換された後
に、レベル検出器3、クロック抽出のためのVFO4、
及びFDTS/DF5に入力される。第3、及び第4の
実施例では、A/D変換器7以降の回路において、全て
ディジタル的な処理が行われる。
【0028】FDTS/DF5は第3の実施例では第1
の実施例と同様にPR4等化後のデータ列を1系統で扱
われ、第4の実施例では第2の実施例と同様にPR4等
化後のデータ列のうち偶数列を扱うものと奇数列を扱う
ものの2組のFDTS/DF回路5A,5Bにより2系
統で扱われる。図7は本発明の第5の実施例の磁気記録
再生装置の復調回路の構成を示すブロック回路図であ
り、図2に示した第1の実施例の磁気記録再生装置の復
調回路とは、A/D変換器7がPR4等化器2の中に追
加された点のみが異なっている。また、図8は本発明の
第6の実施例の磁気記録再生装置の復調回路の構成を示
すブロック回路図であり、図4に示した第2の実施例の
磁気記録再生装置の復調回路とは、A/D変換器7がP
R4等化器2の中に追加された点のみが異なっている。
従って、既出の構成部材と同じ構成部材には同じ符号を
付してその説明を省略する。
【0029】第5及び第6の実施例において、入力再生
信号は利得可変増幅器1において後段のレベル検出器3
による振幅情報によりバイナリデータの"1" に相当する
サンプル点の振幅が一定にされ、PR4等化器2へ入力
される。第5及び第6の実施例では、PR4等化器2が
前置アナログフィルタ21と、この出力信号をディジタ
ル化するA/D変換器7、等化誤差検出及び等化定数設
定回路22、及び自己適応型のコサイン型等化器23で
構成されている。第5及び第6の実施例では、A/D変
換器7以降の全て回路においてディジタル的な処理が行
われる。自己適応型のコサイン型等化器23はその出力
がPR4の目標波形との誤差が最小となる様に動作す
る。このように構成されたPR4等化器2により等化さ
れた信号は、レベル検出器3、クロック抽出のためのV
FO4、及びFDTS/DF5に入力される。
【0030】FDTS/DF5は第5の実施例では第1
の実施例と同様にPR4等化後のデータ列を1系統で扱
われ、第6の実施例では第2の実施例と同様にPR4等
化後のデータ列のうち偶数列を扱うものと奇数列を扱う
ものの2組のFDTS/DF回路5A,5Bにより2系
統で扱われる。図9は本発明の第7の実施例の磁気記録
再生装置の復調回路の構成を示すブロック回路図であ
り、図2に示した第1の実施例の磁気記録再生装置の復
調回路とは、A/D変換器7がPR4等化器2の前段に
追加された点と、このA/D変換器7の追加によるPR
4等化器2の内部構成のみが異なっている。また、図1
0は本発明の第8の実施例の磁気記録再生装置の復調回
路の構成を示すブロック回路図であり、図4に示した第
2の実施例の磁気記録再生装置の復調回路とは、A/D
変換器7がPR4等化器2の前段に追加された点と、こ
のA/D変換器7の追加によるPR4等化器2の内部構
成のみが異なっている。従って、既出の構成部材と同じ
構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0031】第7及び第8の実施例において、入力再生
信号は利得可変増幅器1において後段のレベル検出器3
による振幅情報によりバイナリデータの"1" に相当する
サンプル点の振幅が一定にされる。そして、利得可変増
幅器1の出力はA/D変換器7によりディジタル化され
た後にPR4等化器2へ入力される。第7及び第8の実
施例では、PR4等化器2にはディジタル化された信号
が入力されるので、前置アナログフィルタは設けられて
おらず、自己適応型のディジタル等化器、例えば、トラ
ンスバーサル型フィルタ24と、等化誤差検出及び等化
定数設定回路22が設けられている。トランスバーサル
型フィルタ24はその出力がPR4の目標波形との誤差
が最小となる様に動作する。
【0032】以上のように構成されたPR4等化器2に
より等化された信号は、レベル検出器3、クロック抽出
のためのVFO4、及びFDTS/DF5に入力され
る。FDTS/DF5は第7の実施例では第1の実施例
と同様にPR4等化後のデータ列を1系統で扱われ、第
8の実施例では第2の実施例と同様にPR4等化後のデ
ータ列のうち偶数列を扱うものと奇数列を扱うものの2
組のFDTS/DF回路5A,5Bにより2系統で扱わ
れる。
【0033】以上説明した第1から第8の実施例では、
利得可変増幅器1、PR4等化器2、及びレベル検出器
3からなるAGCループを持つレベル設定系において、
検出系で"1" であるべき信号のレベルを所定値に決め、
決めたレベルに従って検出系において検出を行ってい
た。一方、検出系で"1" に相当する信号のレベルの値を
基準レベル生成系で作り、この基準レベルを予め情報と
して検出系に与えることによっても、検出系において検
出を行うことができる。図11から図18はこの後者の
方法によって検出を行う第9〜第16の実施例を示して
おり、検出系における"1" に相当する信号の基準レベル
を与える構成に関する構成を除いた部分の構成は、第9
〜第16の実施例がそれぞれ前述の第1〜第8の実施例
に対応している。
【0034】図11は本発明の第9の実施例の磁気記録
再生装置の復調回路の構成を示すブロック回路図であ
り、図2に示した第1の実施例の磁気記録再生装置の復
調回路に対応するものである。また、図12は本発明の
第10の実施例の磁気記録再生装置の復調回路の構成を
示すブロック回路図であり、図4に示した第2の実施例
の磁気記録再生装置の復調回路に対応するものである。
第9、第10の実施例では入力再生信号はバッファ8を
介してPR4等化器2に入力される。PR4等化器2の
構成は第1の実施例と同じであり、前置アナログフィル
タ21、等化誤差検出及び等化定数設定回路22と、自
己適応型のコサイン型等化器23で構成されている。P
R4等化器2の動作は第1、第2の実施例と同じであ
る。
【0035】PR4等化器2により等化された信号はレ
ベル検出器3、クロック抽出のためのVFO4、及びF
DTS/DF5に入力される。そして、レベル検出器3
において検出されたバイナリデータの"1" に相当する信
号のレベルの情報であるサンプル点の振幅は、基準レベ
ルとしてVFO4とFDTS/DF5に入力される。V
FO4とFDTS/DF5ではこのレベル検出器3から
基準レベルの情報によって復調が行われる。
【0036】FDTS/DF5は第9の実施例では第1
の実施例と同様にPR4等化後のデータ列を1系統で扱
われ、第10の実施例では第2の実施例と同様にPR4
等化後のデータ列のうち偶数列を扱うものと奇数列を扱
うものの2組のFDTS/DF回路5A,5Bにより2
系統で扱われる。図13は本発明の第11の実施例の磁
気記録再生装置の復調回路の構成を示すブロック回路図
であり、図11に示した第9の実施例の磁気記録再生装
置の復調回路とは、A/D変換器7が追加された点のみ
が異なっている。また、図14は本発明の第12の実施
例の磁気記録再生装置の復調回路の構成を示すブロック
回路図であり、図12に示した第10の実施例の磁気記
録再生装置の復調回路とは、A/D変換器7が追加され
た点のみが異なっている。従って、既出の構成部材と同
じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0037】第11、及び第12の実施例の磁気記録再
生装置の復調回路では、入力再生信号はバッファ8を通
じてPR4等化器2に入力される。PR4等化器2では
前置アナログフィルタ21、等化誤差検出及び等化定数
設定回路22、及び自己適応型のコサイン型等化器23
によって、その出力がPR4の目標波形との誤差が最小
となるようにされる。
【0038】第11、及び第12の実施例では、PR4
等化器2により等化された信号出力は、A/D変換器7
によってアナログ信号からディジタル信号に変換された
後に、レベル検出器3、クロック抽出のためのVFO
4、及びFDTS/DF5に入力される。第11、及び
第12の実施例では、A/D変換器7以降の回路におい
て、全てディジタル的な処理が行われ、そして、第9、
及び第10の実施例と同様にこれらの実施例でも一般的
なAGCループは構成されておらず、PR4等化後のバ
イナリデータの"1" に相当するサンプル点の振幅が基準
レベルとしてレベル検出器3からVFO4とFDTS/
DF5へ入力される。
【0039】FDTS/DF5は第11の実施例では第
9の実施例と同様にPR4等化後のデータ列を1系統で
扱われ、第12の実施例では第10の実施例と同様にP
R4等化後のデータ列のうち偶数列を扱うものと奇数列
を扱うものの2組のFDTS/DF回路5A,5Bによ
り2系統で扱われる。図15は本発明の第13の実施例
の磁気記録再生装置の復調回路の構成を示すブロック回
路図であり、図11に示した第9の実施例の磁気記録再
生装置の復調回路とは、A/D変換器7がPR4等化器
2の中に追加された点のみが異なっている。また、図1
6は本発明の第14の実施例の磁気記録再生装置の復調
回路の構成を示すブロック回路図であり、図12に示し
た第10の実施例の磁気記録再生装置の復調回路とは、
A/D変換器7がPR4等化器2の中に追加された点の
みが異なっている。従って、既出の構成部材と同じ構成
部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0040】第13及び第14の実施例において、入力
再生信号はバッファ8を通じてPR4等化器2へ入力さ
れる。第13及び第14の実施例では、PR4等化器2
が前置アナログフィルタ21と、この出力信号をディジ
タル化するA/D変換器7、等化誤差検出及び等化定数
設定回路22、及び自己適応型のコサイン型等化器23
で構成されている。第13及び第14の実施例では、A
/D変換器7以降の全て回路においてディジタル的な処
理が行われる。自己適応型のコサイン型等化器23はそ
の出力がPR4の目標波形との誤差が最小となる様に動
作する。このように構成されたPR4等化器2により等
化された信号は、レベル検出器3、クロック抽出のため
のVFO4、及びFDTS/DF5に入力される。そし
て、第9、及び第10の実施例と同様にこれらの実施例
でも一般的なAGCループは構成されておらず、PR4
等化後のバイナリデータの"1" に相当するサンプル点の
振幅が基準レベルとしてレベル検出器3からVFO4と
FDTS/DF5へ入力される。
【0041】FDTS/DF5は第13の実施例では第
9の実施例と同様にPR4等化後のデータ列を1系統で
扱われ、第14の実施例では第10の実施例と同様にP
R4等化後のデータ列のうち偶数列を扱うものと奇数列
を扱うものの2組のFDTS/DF回路5A,5Bによ
り2系統で扱われる。図17は本発明の第15の実施例
の磁気記録再生装置の復調回路の構成を示すブロック回
路図であり、図11に示した第9の実施例の磁気記録再
生装置の復調回路とは、A/D変換器7がPR4等化器
2の前段に追加された点と、このA/D変換器7の追加
によるPR4等化器2の内部構成のみが異なっている。
また、図18は本発明の第16の実施例の磁気記録再生
装置の復調回路の構成を示すブロック回路図であり、図
12に示した第10の実施例の磁気記録再生装置の復調
回路とは、A/D変換器7がPR4等化器2の前段に追
加された点と、このA/D変換器7の追加によるPR4
等化器2の内部構成のみが異なっている。従って、既出
の構成部材と同じ構成部材には同じ符号を付してその説
明を省略する。
【0042】第15及び第16の実施例において、入力
再生信号はバッファ8を通じてA/D変換器7入力さ
れ、A/D変換器7によりディジタル化された後にPR
4等化器2へ入力される。第15及び第16の実施例で
は、PR4等化器2にはディジタル化された信号が入力
されるので、前置アナログフィルタは設けられておら
ず、自己適応型のディジタル等化器、例えば、トランス
バーサル型フィルタ24と、等化誤差検出及び等化定数
設定回路22が設けられている。トランスバーサル型フ
ィルタ24はその出力がPR4の目標波形との誤差が最
小となる様に動作する。
【0043】以上のように構成されたPR4等化器2に
より等化された信号は、レベル検出器3、クロック抽出
のためのVFO4、及びFDTS/DF5に入力され
る。そして、第9、及び第10の実施例と同様にこれら
の実施例でも一般的なAGCループは構成されておら
ず、PR4等化後のバイナリデータの"1" に相当するサ
ンプル点の振幅が基準レベルとしてレベル検出器3から
VFO4とFDTS/DF5へ入力される。また、FD
TS/DF5は第15の実施例では第9の実施例と同様
にPR4等化後のデータ列を1系統で扱われ、第16の
実施例では第10の実施例と同様にPR4等化後のデー
タ列のうち偶数列を扱うものと奇数列を扱うものの2組
のFDTS/DF回路5A,5Bにより2系統で扱われ
る。
【0044】以上説明したように、検出系で"1" に相当
する信号の基準レベルの値を予め情報として検出系に与
えることによっても、検出系において検出を行うことが
できる。なお、前述の全ての実施例において、PR4等
化器2、前置等化器51、および帰還等化器54の等化
定数は、図19にその例を示すように、図21(b) で説
明した制御回路34の送信するデータ転送速度等に基づ
いて等化定数設定器14が設定した等化定数設定定数に
より設定される。図19にはFDTS/DF5が1系統
の場合を示したが、2系統の場合も同様である。
【0045】また、前述の実施例において、AGCルー
プを形成する利得可変増幅器1、PR4等化器2、レベ
ル検出器3、VFO4、及びVFO4の出力であるシス
テムクロックによって動作するFDTS/DF5は、図
20に示すように、同一半導体チップ15上に形成する
ことが可能である。このように、AGCループを形成す
る回路部品とVFO4およびFDTS/DF5を同一半
導体チップ15上に形成することにより、安定なAGC
動作が可能となり、且つ、高い周波数のシステムクロッ
クの安定な供給が可能となり、復調回路全体の信頼性が
向上する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ツリーサーチを用いた判定帰還型の復調器にPR4の等
化を組み合わせることにより、任意の等化波形を取り扱
うツリーサーチを用いた判定帰還型の復調回路において
も比較的簡単な構成でAGCループを実現することがで
き、クロックの抽出を容易に行うことができるという効
果がある。また、これに加え、データ列の偶数列、奇数
列を独立に処理できるPR4等化波形を用いることによ
り、磁気記録再生装置の復調回路の復調動作を高速化す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明の磁気記録再生装置の復調回路の
第1の形態の原理構成図、(b)は本発明の磁気記録再生
装置の復調回路の第2の形態の原理構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例のブロック構成図であ
る。
【図3】FDTS/DFの入出力特性を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例のブロック構成図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施例のブロック構成図であ
る。
【図6】本発明の第4の実施例のブロック構成図であ
る。
【図7】本発明の第5の実施例のブロック構成図であ
る。
【図8】本発明の第6の実施例のブロック構成図であ
る。
【図9】本発明の第7の実施例のブロック構成図であ
る。
【図10】本発明の第8の実施例のブロック構成図であ
る。
【図11】本発明の第9の実施例のブロック構成図であ
る。
【図12】本発明の第10の実施例のブロック構成図で
ある。
【図13】本発明の第11の実施例のブロック構成図で
ある。
【図14】本発明の第12の実施例のブロック構成図で
ある。
【図15】本発明の第13の実施例のブロック構成図で
ある。
【図16】本発明の第14の実施例のブロック構成図で
ある。
【図17】本発明の第15の実施例のブロック構成図で
ある。
【図18】本発明の第16の実施例のブロック構成図で
ある。
【図19】本発明における等化器の等化定数を読み書き
回路の外部から設定できる実施例を示すブロック構成図
である。
【図20】本発明の読み書き回路の復調回路を同一半導
体チップ上に構成する実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図21】(a) は従来の磁気記録再生装置の復調回路の
ブロック構成図、(b) は従来の磁気記録再生装置の全体
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…利得可変増幅器(GCA) 2…PR4等化器 3…レベル検出器 4…可変周波数発振器(VFO) 5…判定帰還型復調手段(FDTS/DF) 5A…奇数列の判定帰還型復調手段 5B…偶数列の判定帰還型復調手段 6…クロック分周手段(1/2分周器) 7…A/D変換器 8…バッファ 9…前置等化器 10…等化器 11…減算器 12…判定帰還型復調器(FDTS) 13…帰還等化器 14…等化定数設定器 15…半導体チップ 21…前置アナログフィルタ 22…等化誤差検出及び等化定数設定回路 23…コサイン型等化器 24…トランスパーサル型フィルタ 30…磁気ディスク 31…ヘッド 32…ヘッドIC 33…読み書き回路 51…前置等化器 52…減算器 53…可変周波数発振器(VFO) 54…帰還等化器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体より再生されたアナログ信
    号から"1" または"0" のディジタル情報を得るために、
    アナログ信号を増幅する手段の出力に接続された磁気記
    録再生装置の復調回路であって、"1" となる信号のレベ
    ルを予め設定するレベル設定系と検出系とから構成さ
    れ、 このレベル設定系が、利得を変更できる可変利得増幅器
    (1) と、この利得可変増幅器(1) の出力に接続され、入
    力波形をパーシャル・レスポンス・クラス4の等化目標
    波形に等化するための伝達特性を持つPR4等化器(2)
    、および、このPR4等化器(2) の出力を入力信号と
    し、出力信号を、前記利得可変増幅器(1)の利得を制御
    するためのAGCループ制御信号として、前記利得可変
    増幅器(1)にフィードバックするレベル検出器(3) と、
    から構成され、 前記検出系が、前記PR4等化器(2) の出力に接続さ
    れ、システムクロック(fs)を生成する可変周波数発振器
    (4) 、および、前記PR4等化器(2) の出力に接続さ
    れ、この等化器出力に出現するデータ列を復調する、判
    定部にツリーサーチを用いた判定帰還型の復調手段(5)
    と、から構成されることを特徴とする磁気記録再生装置
    の復調回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気記録再生装置の復
    調回路であって、 前記判定帰還型の復調手段(5) が、データ列の偶数列の
    みを対象として復調を行う偶数列の復調手段(5A)と、デ
    ータ列の奇数列のみを対象として復調を行う復調手段(5
    B)と、これら2つの復調手段(5A, 5B)に供給するクロッ
    クを前記システムクロック(fs)の1/2に分周するクロ
    ック分周手段(6) と、を備えることを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】 磁気記録媒体より再生されたアナログ信
    号から"1" または"0" のディジタル情報を得るために、
    アナログ信号を増幅する手段の出力に接続された磁気記
    録再生装置の復調回路であって、"1" となる信号のレベ
    ルを検出して基準レベル信号を出力する基準レベル生成
    系と検出系とから構成され、 この基準レベル生成系が、バッファ(8) と、このバッフ
    ァ(8) の出力に接続され、入力波形をパーシャル・レス
    ポンス・クラス4の等化目標波形に等化するための伝達
    特性を持つPR4等化器(2) 、および、このPR4等化
    器(2) の出力を入力信号として振幅を検出し、基準レベ
    ル信号を出力するレベル検出器(3) と、から構成され、 前記検出系が、前記PR4等化器(2) の出力と前記レベ
    ル検出器(3) の出力に接続され、システムクロック(fs)
    を生成する可変周波数発振器(4) 、および、前記PR4
    等化器(2) の出力と前記レベル検出器(3) の出力に接続
    され、この等化器出力に出現するデータ列を復調する、
    判定部にツリーサーチを用いた判定帰還型の復調手段
    (5) と、から構成されることを特徴とする磁気記録再生
    装置の復調回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の磁気記録再生装置の復
    調回路であって、 前記判定帰還型の復調手段(5) が、データ列の偶数列の
    みを対象として復調を行う偶数列の復調手段(5A)と、デ
    ータ列の奇数列のみを対象として復調を行う復調手段(5
    B)と、これら2つの復調手段(5A, 5B)に供給するクロッ
    クを前記システムクロック(fs)の1/2に分周するクロ
    ック分周手段(6) と、を備えることを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】 請求項1または3に記載の磁気記録再生
    装置の復調回路であって、 前記判定帰還型の復調手段(5) が、PR4等化された信
    号波形のサンプルポイント列であるデータ列のバイナリ
    ーの"1" に相当する1つのサンプル入力に対して、Mを
    3以上の整数として、M個のサンプル点に渡ってその振
    幅が設定できる前置等化器(51)を備えることを特徴とす
    るもの。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の磁気記録再生装置の復
    調回路であって、 前記前置等化器(51)によって設定されたM個のサンプル
    列に相当するサンプル列の最後から、Nを正の整数でM
    >Nの条件を満たすものとして、N個をツリーサーチを
    用いた前記判定部からのバイナリーの"1" 信号に従って
    出力する帰還等化器(54)を備えることを特徴とするも
    の。
  7. 【請求項7】 請求項2または4に記載の磁気記録再生
    装置の復調回路であって、 前記判定帰還型の復調手段(5) が、PR4等化された信
    号波形のサンプルポイント列であるデータ列の偶数番
    目、または奇数番目のサブデータ列のバイナリーの"1"
    に相当する1つのサンプル入力に対して、Mを3以上の
    整数として、M個のサンプル点に渡ってその振幅が設定
    できる奇数列用、及び奇数列用の前置等化器(51)を備え
    ることを特徴とするもの。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の磁気記録再生装置の復
    調回路であって、 前記前置等化器(51)によって設定されたM個のサンプル
    列に相当するサンプル列の最後から、Nを正の整数でM
    >Nの条件を満たすものとして、N個をツリーサーチを
    用いた前記判定部からのバイナリーの"1" 信号に従って
    出力する偶数列用、及び奇数列用の帰還等化器(54)を備
    えることを特徴とするもの。
  9. 【請求項9】 請求項1から8の何れか1項に記載の磁
    気記録再生装置の復調回路であって、 前記PR4等化器(2) が、アナログ処理による前置フィ
    ルタ(21)とその後段に設けられた3タップ相当のコサイ
    ン等化器(23)とを備えており、PR4等化器(2) 以後の
    処理をアナログ的に行うことを特徴とするもの。
  10. 【請求項10】 請求項1から8の何れか1項に記載の
    磁気記録再生装置の復調回路であって、 前記PR4等化器(2) が、アナログ処理による前置フィ
    ルタ(21)とその後段に設けられた3タップ相当のコサイ
    ン等化器(23)とを備えて構成され、 このPR4等化器(2) の後段にはアナログ信号をディジ
    タル信号に変換するA/D変換器(7) が設けられてお
    り、このA/D変換器(7) 以後の処理をディジタル的に
    行うことを特徴とするもの。
  11. 【請求項11】 請求項1から8の何れか1項に記載の
    磁気記録再生装置の復調回路であって、 前記PR4等化器(2) が、アナログ処理による前置フィ
    ルタ(21)とその後段に設けられたA/D変換器(7) 、お
    よびこのA/D変換器(7) からのディジタル信号を処理
    する3タップ相当のディジタル式コサイン等化器(23)と
    を備えていることを特徴とするもの。
  12. 【請求項12】 請求項1から8の何れか1項に記載の
    磁気記録再生装置の復調回路であって、 前記PR4等化器(2) の前段にA/D変換器(7) が設け
    られており、PR4等化器(2) はA/D変換器(7) から
    のディジタル信号を処理するディジタル方式のトランス
    バーサルフィルタを備えていることを特徴とするもの。
  13. 【請求項13】 請求項1から12の何れか1項に記載
    の磁気記録再生装置の復調回路であって、 前記PR4等化器(2) が、入力信号品質の変化にかかわ
    らず常にPR4の等化を行うことができる自己適応型の
    等化器であることを特徴とするもの。
  14. 【請求項14】 請求項1から13の何れか1項に記載
    の磁気記録再生装置の復調回路であって、 前記PR4等化器(2) 、前置等化器(51)、および帰還等
    化器(54)が、装置の動作速度であるデータ転送速度に応
    じて等化定数を外部から任意に設定できるプログラマブ
    ル構成であることを特徴とするもの。
  15. 【請求項15】 請求項1から14の何れか1項に記載
    の磁気記録再生装置の復調回路であって、 少なくとも前記利得可変増幅器(1) 、PR4等化器(2)
    、レベル検出器(3) 、VFO(4) 、及び判定帰還型復
    調手段(5, 5A, 5B) が、同一半導体チップ上に形成され
    ることを特徴とするもの。
JP01921795A 1995-02-07 1995-02-07 磁気記録再生装置の復調回路 Expired - Fee Related JP3591902B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01921795A JP3591902B2 (ja) 1995-02-07 1995-02-07 磁気記録再生装置の復調回路
US08/595,599 US5923708A (en) 1995-02-07 1996-02-02 Decoding circuit for a read signal from a magnetic recording and reading system using partial response

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01921795A JP3591902B2 (ja) 1995-02-07 1995-02-07 磁気記録再生装置の復調回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08212717A true JPH08212717A (ja) 1996-08-20
JP3591902B2 JP3591902B2 (ja) 2004-11-24

Family

ID=11993210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01921795A Expired - Fee Related JP3591902B2 (ja) 1995-02-07 1995-02-07 磁気記録再生装置の復調回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5923708A (ja)
JP (1) JP3591902B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393198B1 (ko) * 1996-12-13 2003-11-28 삼성전자주식회사 E2pr4ml방식의등화기를이용한타이밍복원장치,그에따른타이밍복원방법및최종데이터판정장치
CN1308956C (zh) * 2003-01-20 2007-04-04 三星电子株式会社 用于光记录/再现装置的均衡器及其均衡方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6047024A (en) * 1997-08-22 2000-04-04 Alcatel Internetworking, Inc. Device for equalizing channel-distorted signals
US6678105B2 (en) 2001-05-17 2004-01-13 International Business Machines Corporation Nonlinear equalizer and decoding circuit and method using same
JP4456928B2 (ja) * 2004-05-14 2010-04-28 株式会社日立製作所 光ディスク装置
KR100688510B1 (ko) * 2004-12-20 2007-03-02 삼성전자주식회사 계수 갱신 회로, 이를 포함하는 적응 등화기, 및 적응등화기의 계수 갱신 방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03166839A (ja) * 1989-11-27 1991-07-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル情報検出装置
ATE172052T1 (de) * 1992-08-06 1998-10-15 Koninkl Philips Electronics Nv Empfangsanordnung zum empfang eines digitalen signals von einem übertragungsmedium mit variablen entzerrungsmitteln
US5321559A (en) * 1992-08-27 1994-06-14 Quantum Corporation Asynchronous peak detection of information embedded within PRML class IV sampling data detection channel
CA2124709C (en) * 1993-08-24 1998-06-09 Lee-Fang Wei Reduced speed equalizer
JPH07220398A (ja) * 1994-02-03 1995-08-18 Fujitsu Ltd 記録信号再生方法及びその装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393198B1 (ko) * 1996-12-13 2003-11-28 삼성전자주식회사 E2pr4ml방식의등화기를이용한타이밍복원장치,그에따른타이밍복원방법및최종데이터판정장치
CN1308956C (zh) * 2003-01-20 2007-04-04 三星电子株式会社 用于光记录/再现装置的均衡器及其均衡方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3591902B2 (ja) 2004-11-24
US5923708A (en) 1999-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100555277B1 (ko) 동기서보복조를위한서보복조기및방법
US5987562A (en) Waveform sampler and method for sampling a signal from a read channel
JP5524968B2 (ja) 磁気記憶装置における低周波損失を低減するためのシステムおよび方法
TW476935B (en) A processing device for digitally re-producing signal
KR100545592B1 (ko) 대용량기억시스템의자기매체내의결함검출기및검출방법
JPH06162680A (ja) クロック再生装置及びrllチャネルクロック再生方法
JPH08130470A (ja) アナログ信号を受信しながらdcオフセットをキャンセルする方法およびdcオフセット制御ループ
JPH08115503A (ja) 書込予補償を最適化する方法、書込予補償最適化回路およびディスクドライブ
JP2011014196A (ja) 適応等化器、情報再生装置、及び適応等化方法
JPH08147887A (ja) 復号回路および再生装置
JP2001256728A (ja) 半導体装置
JPH1055620A (ja) 自動利得制御回路および全利得再始動方法
JP3591902B2 (ja) 磁気記録再生装置の復調回路
JP2941713B2 (ja) データ貯蔵機器のデータ検出方法及び装置
JP2002025203A (ja) 復調方法および復調装置
CN1181472C (zh) 信息再现装置
JP2002230904A (ja) 情報再生装置
JP2763454B2 (ja) データ検出装置
JP2785210B2 (ja) 記録媒体の再生装置
JPH04372774A (ja) ディジタルデータ再生方法
JP3006683B2 (ja) Mrヘッド用の再生信号波形制御装置
JPH08255306A (ja) データ記録再生システム
JP3225588B2 (ja) ディジタル信号再生回路
JP2000516010A (ja) データ読出しチャンネル特性制御
JPH10162509A (ja) データ再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040727

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees