JP2941713B2 - データ貯蔵機器のデータ検出方法及び装置 - Google Patents

データ貯蔵機器のデータ検出方法及び装置

Info

Publication number
JP2941713B2
JP2941713B2 JP8155903A JP15590396A JP2941713B2 JP 2941713 B2 JP2941713 B2 JP 2941713B2 JP 8155903 A JP8155903 A JP 8155903A JP 15590396 A JP15590396 A JP 15590396A JP 2941713 B2 JP2941713 B2 JP 2941713B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
output
ram
value
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8155903A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0969265A (ja
Inventor
暎秀 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansei Denshi Co Ltd
Original Assignee
Sansei Denshi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansei Denshi Co Ltd filed Critical Sansei Denshi Co Ltd
Publication of JPH0969265A publication Critical patent/JPH0969265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2941713B2 publication Critical patent/JP2941713B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M5/00Conversion of the form of the representation of individual digits
    • H03M5/02Conversion to or from representation by pulses
    • H03M5/04Conversion to or from representation by pulses the pulses having two levels
    • H03M5/14Code representation, e.g. transition, for a given bit cell depending on the information in one or more adjacent bit cells, e.g. delay modulation code, double density code
    • H03M5/145Conversion to or from block codes or representations thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ検出方法及び
装置に係り、特にデータ貯蔵機器に記録されたデータの
パターンによって変化するスレショルド値を用いて記録
されたデータを検出する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多量のデータを手軽く貯蔵しうるように
データ貯蔵機器を高速・大容量化するための研究が活発
に行われつつある。貯蔵機器で再生された信号から元に
記録されたデータを検出する一般的過程は次の通りであ
る。先ず、再生されたアナログ信号r(t)はアナログ
フィルタを通過しながら高周波雑音が取り除かれた後、
アナログ/ディジタル変換器によりディジタル信号rk
にサンプリングされる。ディジタル信号rkはディジタ
ル等化器により等化された後、貯蔵機器に記録されたシ
ンボルデータが検出器により検出される。
【0003】貯蔵機器に記録されるデータはサンプリン
グクロックのタイミング調節及び信号検出を容易に行う
ため、一般にラン・レングスリミット(Run-length Lim
ited;以下、RLLと称する)コードで符号化される。
ラン・レングス(d,k)の条件は記録された二進シン
ボル、例えば+1,−1または0,1において同一なシ
ンボルが連続的に続けられる数を限ることであり、最小
ラン・レングス(d)の条件は同一のシンボルが最小限
(d+1)個ほど続くべきであり、最大ラン・レングス
(k)の条件は同一のシンボルが最大限(k+1)個ま
で続かなければならない。
【0004】光磁気ディスク貯蔵機器の場合、レーザや
ディスクのような記録媒体の特性からデータは1又は2
以上の最小ラン・レングスを有するRLLコードで符号
化されなければ高密度でデータを記録することができな
い。HDD(Hard Disk Drive)のような磁気貯蔵機器
では、高周波のデータパターンで発生する信号の非線形
的特性がデータの検出を困難にするので、信号の非線形
性を低減するためにデータを1又は2以上の“d”を有
するRLLコードで符号化する場合もある。
【0005】貯蔵機器のチャンネル特性は一般に(1+
D)n(ここで、n=1,2,…)、あるいは(1−
D)(1+D)n(ここで、n=1,2,…)のように
簡単に表される。ここで、“D”は1ユニットのタイム
遅延を示す。高密度になるほど信号干渉が増えてさらに
大きいn値でチャンネルを示す。決定帰還等化器(Deci
sion Feedback Equalizer;以下、“DFE”と称す
る)の場合、入力信号を目標応答dk=akに変形した
後、単純なスレショルド値の検出器でデータを検出す
る。DFEは検出方法が簡単であり、クロック毎にデー
タが検出されてサンプリングクロックの調節は容易であ
るが、信号干渉の高い信号の場合、dk=akに等化する
過程で高周波雑音が共に増幅されて検出性能は劣る。
【0006】これに比して部分応答最尤(Partial Resp
onse Maximum Likelihood;以下、PRMLと称する)
方式は入力信号を目標応答dk=ak+ak-1、またはdk
=ak−ak-2に変形した後、ビタビデコーダを用いてデ
ータを検出する。チャンネルの特性がn=1である信号
干渉を有する記録密度でPRML方式は極めて優れた検
出性能を有する。しかしながら、データ検出にビタビデ
コーダを用いているために、データ検出過程が根本的に
複雑でありクロック復元過程も困難である短所がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、データ貯蔵機器において1又
は2以上の最小ラン・レングスを有するコードで符号化
されたデータの再生信号を目標応答dk=ak-1+2ak
+ak+1に等化した後、スレショルド値を検出すること
により元のデータを検出するための方法を提供すること
を目的とする。本発明の他の目的はデータ貯蔵機器にお
いて前記データ検出方法を実現するための最適の装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明はデータ貯蔵機器において、一連の二進シンボ
ルak(ここで、kは整数)をチャンネルを通して伝送
または記録媒体に記録して得た信号r(t)をサンプリ
ングしてディジタル信号rkを得、前記ディジタル信号
kを等化して等化信号zkを得たとき、前記等化信号z
kからシンボルデータ^akを検出するためのデータ検出
方法は、 (a)以前のシンボルシーケンスak-1 k-Nを用いてスレ
ショルド値T[ak-1 k-N]のうち一つを選択し、前記等
化信号zkを前記選択されたスレショルド値と比べてシ
ンボルデータ^akを検出する過程と、 (b)データシーケンスak+1 k-NをアドレスとしてRA
Mに書込まれた値G[ak+1 k-N]に第1係数(1−μ)
を掛け、前記等化信号zkに第2係数μを掛けて前記掛
け算の結果の和値(1−μ)G[ak+1 k-N]+μzk
前記RAMのak+1 k-Nアドレスに書込まれた値G[a
k+1 k-N]にアップデートさせる過程と、 (c)前記過程(b)からアップデートされて出力され
るRAM値と前記データシーケンスak+1 k-Nからak-1
=ak-2の場合は次の(1)式、そうでない場合は次の
(2)式、
【数4】
【数5】 (ここで、“N”は1より大きい任意の値、シンボル ̄
k-1はシンボルak-1の反対値を有するシンボルであ
る)により前記スレショルド値T[ak-1 k-N]を計算し
てシンボルデータakの検出に用いる過程とを有するこ
とを特徴とする。前記他の目的を達成するために本発明
は、一連の二進シンボルak(ここで、kは整数)を伝
送または記録して得たチャンネル信号r(t)をサンプ
リングしてディジタル信号rkを得、前記ディジタル信
号rkを等化して等化信号zkを得たとき、前記等化信号
kからシンボルデータ^akを検出するために、データ
パターンa k+1 k-N =[a k+1 ,a k ,…,a k-N ](ここ
で、Nは過去シンボルの個数)に対応する信号z k の平
均G[a k+1 k-N ]を貯蔵するRAMと、データパターン
k+1 k-N をアドレスにして前記RAMに書き込まれた値
G[a k+1 k-N ]に第1係数1−μを掛け、前記等化信号
k に第2係数μを掛け、前記積算結果を合した値を前
記RAMのa k+1 k-N アドレスに書き込まれた値G[a
k+1 k-N ]にアップデートさせるRAMアップデート手段
と、前記RAMアップデート手段によりアップデートさ
れた前記RAMの値から最小ランレングス条件による
ータパターンに対する最適スレショルド値を計算するス
レショルド計算手段と、前記等化信号zkを前記スレシ
ョルド値の計算手段で計算されたスレショルド値と比べ
て前記シンボルデータ^ak値を検出する検出器とを具
備することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。 (1) 定義 本明細書中(1)式〜(6)式では文字“a”に対する
上つき文字と下つき文字とが並べて記載されているが、
表記の都合上、本文中では上つき文字がずらして記載さ
れている。従って、例えばak-1 k-Nは、(1)式中の左
辺に示されている括弧でくくられた記号と同義である。
また、本分中では、文字“a”の上側に記号“^”が付
されたものを“^a”と記す。つまり、“^ak”は、
図8における比較器82の右側、即ち図8の最も右側に
記載された記号と同義である。さらに、本文中では、
(1)式〜(3)式、及び(5)式〜(7)式中に記載
された棒状の記号を記号“ ̄”で表す。つまり、 ̄a
k-1は、(1)式の右辺の分子第1項中の括弧でくくら
れ、コンマで区切られた3つの記号のうち、最も左側に
記載された記号と同義である。 (2) 実施形態 図1はデータ貯蔵機器において本発明によるデータ検出
装置を示すブロック図であり、アナログフィルタ11、
アナログ/ディジタル変換器12、ディジタル等化器1
3、RAMアップデート手段14、スレショルド値の計
算手段15、及び検出器16から構成される。
【0010】図1の構成による動作を調べると次の通り
である。データ貯蔵機器から再生されたアナログ信号r
(t)はアナログフィルタ11を通過しながら高周波雑
音が取り除かれる。その後、上記信号r(t)はアナロ
グ/ディジタル変換器12を用いて与えられたクロック
信号に応じてnビットにサンプリングされた後、ディジ
タル信号rkとして出力される。このディジタル信号は
ディジタル等化器13でデータの検出に適するlビット
信号zkに変形される。
【0011】この際、ディジタル等化器13は、通常線
形横断フィルタあるいはDFEで具現される。検出器1
6ではディジタル等化器13の出力信号zkをスレショ
ルド値の計算手段15から出力されるスレショルド値と
比べてシンボル^ak+1を検出する。この際、信号の非
線形的特性とDCオフセットなどが検出性能に及ぼす影
響を低減するため、各データパターンにおける最適のス
レショルド値を用いて検出する。各データパターンにお
ける最適のスレショルド値は信号zkの平均的特性から
求める。即ち、RAMアップデート手段14は信号zk
の平均的特性をシンボル^akから求め、その特性を貯
蔵しアップデートする。
【0012】スレショルド値の計算手段15はRAMア
ップデート手段14から出力される信号zkの平均的特
性から各データパターンに対する最適のスレショルド値
を計算する。かつ、RAMアップデート手段14は等化
信号zkの代わりに等化信号zkの等化誤差ekとシンボ
ルデータ^akを入力としてRAM値をアップデートす
る。
【0013】図2は図1におけるRAMアップデート手
段14の一実施形態による回路図であり、シフトレジス
タ21、RAM22、第1,第2乗算器23,25、第
1,第2レジスタ24,27、及び加算器26から構成
される。
【0014】図2の構成による動作を調べると、次の通
りである。先ず、現在の二進シンボルakは+1または
−1値を有することがあり、1または0値を有すること
もある。図2では実際の具現において未来のシンボルa
k+1を知らないので、1ユニットタイム遅延して信号z
k-1に対するRAMアップデート過程を示している。R
AM22はデータパターンak+1 k-N=[ak+1,ak
…,ak-N]に対応する信号zkの平均を貯蔵し、その平
均はG[ak+1 k-N]で表せる。ここで、Nは、以前のシ
ンボルの数であり、この場合、RAM22のアドレスの
大きさは(N+2)である。RAM22をアップデート
する方法は次の(4)式の通りである。
【0015】
【数6】
【0016】以前のシンボルak-1値が既に与えられた
場合、三つのシンボルシーケンス[ak+1,ak
k-1]が取れる値は[ak-1,ak-1,ak-1]、[ ̄a
k-1,ak-1,ak-1]、[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1]、
[ak-1, ̄ak-1,ak-1]の四つが存在する。
【0017】ここで、 ̄akはakの反対値を示す。デー
タが(1,7)RLLコードのように最小ラン・レング
ス(d)が1であるコードで符号化されたと仮定すれ
ば、上記四つのうち最後のデータシーケンスは不可能に
なり、三つのデータシーケンスのみ存在する。
【0018】データシーケンス[ak-1,ak-1
k-1]と[ ̄ak-1,ak-1,ak-1]におけるakはa
k-1と同一であり、[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1]におけ
るakは ̄ak-1と同一である。ここで、各シーケンスに
よる信号値を考慮すると、現在のシンボルak値をak
k-1またはak= ̄ak-1に決める決定境界は[ ̄
k-1,ak-1,ak-1]と[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1
の信号値により決められる。
【0019】一方、図2に示したRAMアップデート手
段14の各構成要素の細部動作は次の通りである。シフ
トレジスタ21は検出器(図1の16)から出力される
シンボル^akを入力として(N+2)ビットのデータ
k k-N-1を出力する。RAM22は2N+2の容量を有
し、シフトレジスタ21から出力されるデータak-1
k-N-2を書込みアドレスとして第2レジスタ27の出力
を書込んだ後、ak- 1 k -N-1を読出してアドレスとしてG
[ak k-N-1]を出力する。
【0020】第1乗算器23はRAM22の出力G[a
k k-N-1]を入力し、入力値に所定の係数(1−μ)を掛
けた後、(l+m)ビット信号を出力する。同時に第1
レジスタ24はディジタル等化器(図1の13)の出力
信号zkを入力として1クロック遅れた信号zk-1を出力
する。第2乗算器25は第1レジスタ24の出力zk-1
を入力とし、入力値に所定の係数μを掛けた後、(l+
m)ビット信号を出力する。
【0021】加算器26は第1乗算器23の出力と第2
乗算器25の出力とを加算した後、lビット信号を出力
する。第2レジスタ27は加算器26の出力を入力して
1クロック遅れた信号、G[ak-1 k-N-2]を出力する。
図3は図1のスレショルド値の計算手段15の第1実施
形態による回路図であり、N=1の最も簡単な場合、最
適のスレショルド値T[ak-1]を求めるため、次の
(5)式のような関係を有する。
【0022】
【数7】
【0023】一方、図3に示したスレショルド値の計算
手段15の第1実施形態の各構成要素の細部動作は次の
通りである。加算器31はRAMアップデート手段(図
1の14)内のRAM(図2の22)から出力されるG
[ ̄ak-1,ak-1,ak-1]とG[ ̄ak-1, ̄ak-1
k-1]を加算した後、その結果値を出力する。除算器
32は加算器31の出力を2で割った後、その結果値を
出力する。
【0024】図4乃至図7は図1のスレショルド値の計
算手段15の第2実施形態乃至第5実施形態による回路
図であり、Nが1より大きい場合、RAM(図2の2
2)の入力アドレスのデータパターンが最小ラン・レン
グスd=1である条件を満足させるべきなので、次の
(6)式及び(7)式のような関係式を有する。ak-1
=ak-2の場合、
【0025】
【数8】
【0026】そうでない場合は、
【数9】
【0027】である。一方、d=1の条件を満足しない
データシーケンスak-1 k-Nの場合、RAMの値が常に0
であるので常時0となる。先ず、図4に示したスレショ
ルド値の計算手段15の第2実施形態の各構成要素の細
部動作は次の通りである。
【0028】ANDゲート41はシンボルak-1と他の
シンボルak-2とを比べてその結果を出力する。マルチ
プレクサ(MUX)42は(N+2)ビットのシンボル
シーケンス[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1 k-N]と他の(N
+2)ビットシンボルシーケンス[ ̄ak-1, ̄ak-1
k-1,ak-1 k-N+1]中で一つのシーケンスarをAND
ゲート41の出力に応じて選択的に出力する。
【0029】加算器43はマルチプレクサ42の出力を
アドレスとしてRAM(図2の22)を読み出す値G
[ar]と他のRAM(図2の22)を読み出す値G
[ ̄ak-1,ak-1,ak-1 k-N]を加算した後、その結果値
を出力する。除算器44は加算器43の出力を2で割っ
た後、その結果値を出力する。
【0030】次の図5に示したスレショルド値の計算手
段15の第3実施形態の各構成要素の細部動作は次の通
りである。ANDゲート51はシンボルak-1と他のシ
ンボルak-2を比べてその結果を出力する。マルチプレ
クサ(MUX)52はRAM(図2の22)のlビット
の出力G[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1 k-N]と他のlビッ
トの出力G[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1,ak-1 k-N+1
のうち一つをANDゲート51の出力に応じて選択的に
出力する。加算器53はマルチプレクサ52の出力とR
AM(図2の22)を読み出す値G[ ̄ak-1, ̄
k-1,ak-1 k-N]を加算した後、その結果値を出力す
る。除算器54は加算器53の出力を2で割った後、そ
の結果値を出力する。
【0031】次に、図6に示したスレショルド値の計算
手段15の第4実施形態の各構成要素の細部動作は次の
通りである。ANDゲート61はシンボルak-1と他の
シンボルak-2を比べてその結果を出力する。第1加算
器62はRAM(図2の22)のlビットの出力G[ ̄
k-1, ̄ak -1,ak-1 k-N]と他のlビットの出力G
[ak-1,ak-1,ak-1 k-N]を加算した後、その結果値
を出力する。
【0032】第2加算器63はRAM(図2の22)の
上記lビットの出力G[ ̄ak-1,ak-1,ak-1 k-N]と
さらに他のlビットの出力G[ ̄ak-1, ̄ak-1,a
k-1,ak-1 k-N+1]を加算した後、その結果値を出力す
る。マルチプレクサ64は第1加算器62の出力と第2
加算器63の出力のうち一つをANDゲート61の出力
に応じて選択的に出力する。除算器65はマルチプレク
サ64の出力を2で割ってその結果値を出力する。
【0033】次に、図7に示したスレショルド値の計算
手段15の第5実施形態の各構成要素の細部動作は次の
通りである。ANDゲート71はシンボルak-1と他の
シンボルak-2を比べてその結果を出力する。第1加算
器72はRAM(図2の22)のlビットの出力G[ ̄
k-1, ̄ak -1,ak-1 k-N]と他のlビットの出力G
[ ̄ak-1,ak-1,ak-1 k-N]を加算してその結果を出
力し、第1除算器74は第1加算器72の出力を2で割
った後、その結果値を出力する。
【0034】第2加算器73はRAM(図2の22)の
前記lビットの出力G[ ̄ak-1,ak-1,ak-1 k-N+1
と他のlビットの出力G[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1
k- 1 k -N+1]を加算してその結果値を出力し、第2除算
器75は第2加算器73の出力を2で割った後、その結
果値を出力する。マルチプレクサ76は第1除算器74
の出力と第2除算器75の出力のうち一つをANDゲー
ト71の出力に応じて選択的に出力する。
【0035】図8乃至図10は図1において検出器16
の第1実施形態乃至第3実施形態による回路図であり、
データak-1,ak-2,…が既に検出された状態で信号z
kからシンボル^akは次の(8)式により求められる。
【0036】
【数10】
【0037】まず、図8に示した検出器16の第1実施
形態の各構成要素の細部動作は次の通りである。2L×
Nの容量を有するRAM81はサーボコントローラ
(図示せず)から出力されるディスクトラック位置に対
するLビット値とNビットデータ[ak-1 k-N]を読出し
アドレスとしてT[ak-1 k-N]を出力する。比較器82
はディジタル等化器(図1の13)の出力信号zkとR
AM81の出力T[ak-1 k-N]を比べてその結果を出力
する。
【0038】次に、図9に示した検出器16の第2実施
形態の各構成要素の細部動作は次の通りである。マルチ
プレクサMUX91はデータシーケンス[ak-1 k-N]を
用いてスレショルド値の計算手段(図1の15)で計算
される全てのスレショルド値のうち一つを選択的に出力
する。比較器92はディジタル等化器(図1の13)の
出力信号zkとマルチプレクサ91の出力を比べてその
結果を出力する。
【0039】図10に示した検出器16の第3実施形態
の各構成要素の細部動作は次の通りである。第1比較器
101はディジタル等化器(図1の13)の出力信号z
kとスレショルド値T[1…1]とを比べ、その結果を
出力する。(2N−1)個の比較器102はディジタル
等化器(図1の13)の出力信号zkとスレショルド値
T[0…0]とを比べ、その結果を出力する。マルチプ
レクサ103はデータシーケンス[ak-1 k-N]を用いて
N個の比較器101,102から出力される信号のう
ち一つを選択して出力する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、データ貯蔵機器に
おいて本発明によるデータ検出方法及び装置では、デー
タパターンによる信号の平均的特性を求めた後、その信
号の検出に最適のスレショルド値を用いて信号を検出す
ることにより非線形的歪曲とDCオフセットを有する信
号を信頼性良く検出することができる。この際、スレシ
ョルド値は任意のNユニットタイム以前から現在及び1
ユニットタイム未来のシンボルまで考慮して最適の値を
求めるので、非線形的歪曲のある信号の検出に極めて効
果的である。かつ、該スレショルド値は適応的にアップ
デートし得るので、再生信号の特性が時間の経過により
徐々に変化しても常に最適の値を保つ。かつ、目標応答
k=akに等化する既存のDFE方式に比して信号干渉
の大きい高密度でもデータを充実に検出しうる上、DF
E構造を有するので、サンプリングクロックの復元がP
RML方式に比べて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ貯蔵機器における本発明によるデータ検
出装置を示すブロック図である。
【図2】図1のRAMアップデート手段の一実施形態に
よる回路図である。
【図3】図1のスレショルド値の計算手段の第1実施形
態による回路図である。
【図4】図1のスレショルド値の計算手段の第2実施形
態による回路図である。
【図5】図1のスレショルド値の計算手段の第3実施形
態による回路図である。
【図6】図1のスレショルド値の計算手段の第4実施形
態による回路図である。
【図7】図1のスレショルド値の計算手段の第5実施形
態による回路図である。
【図8】図1の検出器の第1実施形態による回路図であ
る。
【図9】図1の検出器の第2実施形態による回路図であ
る。
【図10】図1の検出器の第3実施形態による回路図で
ある。
【符号の説明】
14 RAMアップデート手段 15 スレショルド値計算手段 16 検出器(検出手段) 21 シフトレジスタ 22 RAM 23 第1乗算器 24 第1レジスタ 25 第2乗算器 26 加算器 27 第2レジスタ 31 加算器 32 除算器 41,51 ANDゲート 42,52 マルチプレクサ 43,53 加算器 44,54 除算器 61 ANDゲート 62 第1加算器 63 第2加算器 64 マルチプレクサ 65 除算器 71 ANDゲート 72 第1加算器 73 第2加算器 74 第1除算器 75 第2除算器 76 マルチプレクサ 81 RAM 82 比較器 91 マルチプレクサ 92 比較器 101 比較器(第1の比較器) 102 比較器(2n個の比較器) 103 マルチプレクサ

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の二進シンボルak(ここで、kは
    整数)をチャンネルを通して伝送または記録媒体に記録
    して得た信号r(t)をサンプリングしてディジタル信
    号rkを得、前記ディジタル信号rkを等化して等化信号
    kを得たとき、前記等化信号zkからシンボルデータ^
    kを検出するためのデータ貯蔵機器のデータ検出方法
    において、 (a)以前のシンボルシーケンスak-1 k-Nを用いてスレ
    ショルド値T[ak-1 k -N]のうち一つを選択し、前記等
    化信号zkを前記選択されたスレショルド値と比べてシ
    ンボルデータ^akを検出する過程と、 (b)データシーケンスak k-N-1をアドレスとしてRA
    Mに書込まれた値G[ak k-N-1]に第1係数(1−μ)
    を掛け、前記等化信号zk-1に第2係数μを掛けて前記
    掛け算の結果の和値(1−μ)G[ak k-N-1]+μz
    k-1を前記RAMのak k-N-1アドレスに書込まれた値G
    [ak k-N-1]にアップデートさせる過程と、 (c)前
    記過程(b)からアップデートされて出力されるRAM
    値と前記データシーケンスak k-N-1からak-1=ak-2
    場合は次の(1)式、そうでない場合は(2)式 【数1】 【数2】 (ここで、“N”は1より大きい任意の値、シンボル ̄
    k-1はシンボルak-1の反対値を有するシンボルであ
    る)により前記スレショルド値T[ak-1 k-N]を計算し
    てシンボルデータ^akの検出に用いる過程とを有する
    ことを特徴とするデータ貯蔵機器のデータ検出方法。
  2. 【請求項2】 前記過程(a)ではN個のシンボルシー
    ケンスが取れる全ての可能な2N個のスレショルド値と
    前記等化信号zkを比べた後、比較結果のうち一つを前
    記以前のシンボルシーケンスak-1 k-Nとして選択してシ
    ンボルデータ^ak値を検出することを特徴とする請求
    項1記載のデータ貯蔵機器のデータ検出方法。
  3. 【請求項3】 前記過程(b)ではデータシーケンスa
    k k-N-1をアドレスとするRAM値G[ak k-N-1]に第1
    係数(1−μ)を掛け、等化信号zk-1の等化誤差ek-1
    に第2係数μを掛け、該掛け算の結果の和値(1−μ)
    G[ak k-N- 1]+μek-1を前記RAMのak k-N-1アド
    レスの値G[ak k-N-1]にアップデートさせることを特
    徴とする請求項1記載のデータ貯蔵機器のデータ検出方
    法。
  4. 【請求項4】 前記過程(c)ではNが1の場合には次
    の(3)式、 【数3】 によりスレショルド値T[ak-1]を求めることを特徴
    とする請求項1記載のデータ貯蔵機器のデータ検出方
    法。
  5. 【請求項5】 前記過程(c)ではデータ貯蔵ディスク
    のトラックを任意の2L個の領域に分けた後、各領域で
    前記等化信号zkの平均的特性を求め、各領域で前記以
    前のシンボルシーケンスak-1 k-Nに対する2N個の最適
    スレショルド値を求めて2L×2N個のスレショルド値を
    前記RAMに貯蔵した後、現在のディスクに対して適合
    なスレショルド値2N個を選択することを特徴とする請
    求項1記載のデータ貯蔵機器のデータ検出方法。
  6. 【請求項6】 前記2L×2N個のスレショルド値のうち
    現在のディスク位置に対して2N個を選択した後、2N
    のスレショルド値と前記等化信号zkを比べてその比較
    結果2N個のうち一つを以前のシンボルシーケンスak-1
    k-Nとして選択してシンボルデータを検出することを特
    徴とする請求項5記載のデータ貯蔵機器のデータ検出方
    法。
  7. 【請求項7】 前記等化信号zkの代わりに前記等化信
    号zkの誤差ekに対する平均的特性により得られたスレ
    ショルド値を用いることを特徴とする請求項5記載のデ
    ータ貯蔵機器のデータ検出方法。
  8. 【請求項8】 一連の二進シンボルak(ここで、kは
    整数)を伝送または記録して得たチャンネル信号r
    (t)をサンプリングしてディジタル信号rkを得、前
    記ディジタル信号rkを等化して等化信号zkを得たと
    き、前記等化信号zkからシンボルデータ^akを検出す
    るために、データパターンa k+1 k-N =[a k+1 ,a k ,…,a k-N
    (ここで、Nは過去シンボルの個数)に対応する信号z
    k の平均G[a k+1 k-N ]を貯蔵するRAMと、 データパターンa k+1 k-N をアドレスにして前記RAMに
    書き込まれた値G[a k+1 k-N ]に第1係数1−μを掛
    け、前記等化信号z k に第2係数μを掛け、前記積算結
    果を合した値を前記RAMのa k+1 k-N アドレスに書き込
    まれた値G[a k+1 k-N ]にアップデートさせるRAMア
    ップデート手段と、 前記RAMアップデート手段によりアップデートされた
    前記RAMの値から最小ランレングス条件による データ
    パターンに対する最適スレショルド値を計算するスレシ
    ョルド計算手段と、 前記等化信号zkを前記スレショルド値の計算手段で計
    算されたスレショルド値と比べて前記シンボルデータ^
    k値を検出する検出器とを具備することを特徴とする
    データ貯蔵機器のデータ検出装置。
  9. 【請求項9】 前記RAMアップデート手段は、 シンボルデータ^akを入力してN+2ビットデータak
    k-N-1を出力するシフトレジスタと、 2N+2の容量を有し、前記シフトレジスタから出力され
    るデータak-1 k-N-2を書込みアドレスとしてG[ak-1
    k-N-1]を書込んだ後、ak-1 k-N-2を読出しアドレスと
    してG[ak-1 k-N-1]を出力するRAMと、 前記RAMの出力G[ak-1 k-N-1]を入力して第1係数
    (1−μ)を掛けた後、(l+m)ビット信号を出力す
    る第1乗算器と、 前記等化信号zkを入力して1クロック遅れた信号zk-1
    を出力する第1レジスタと、 前記第1レジスタの出力zk-1を入力して第2係数μを
    掛けた後、(l+m)ビットの信号を出力する第2乗算
    器と、 前記第1乗算器の出力と前記第2乗算器の出力とを加算
    した後、lビットの信号を出力する加算器と、 前記加算器の出力を入力して1クロック遅れた信号G
    [ak-1 k-N-2]を前記RAMに出力する第2レジスタと
    を具備することを特徴とする請求項8記載のデータ貯蔵
    機器のデータ検出装置。
  10. 【請求項10】 前記スレショルド値の計算手段はNが
    1の場合、 前記RAMアップデート手段から出力されるG[ ̄a
    k-1,ak-1,ak-1]と前記RAMアップデート手段の
    他の出力G[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1]とを加算した
    後、その結果値を出力する加算器と、 前記加算器の出力を2で割った後、その結果値をスレシ
    ョルド値T[ak-1]として出力する除算器とを具備す
    ることを特徴とする請求項8記載のデータ貯蔵器のデー
    タ検出装置。
  11. 【請求項11】 前記スレショルド値の計算手段はNが
    1より大きい場合、 シンボルak-1と他のシンボルak-2とを比べてその結果
    を出力するANDゲートと、 (N+2)ビットのシンボルシーケンス[ ̄ak-1, ̄
    k-1,ak-1 k-N]と他の(N+2)ビットのシンボル
    シーケンス[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1,ak-1 k- N+1
    のうち一つを前記ANDゲートの出力に応じて選択的に
    出力するマルチプレクサと、 前記マルチプレクサの出力をアドレスとして前記RAM
    アップデート手段のRAMから読み出した値G[ar
    と前記RAMから読み出した他の値G[ ̄ak-1
    k-1,ak-1 k-N]とを加算した後、その結果値を出力
    する加算器と、 前記加算器の出力を2で割った後、その結果値を出力す
    る除算器とを具備することを特徴とする請求項8記載の
    データ貯蔵機器のデータ検出装置。
  12. 【請求項12】 前記スレショルド値の計算手段はNが
    1より大きい場合、 シンボルak-1と他のシンボルak-2とを比べてその結果
    を出力するANDゲートと、 前記RAMアップデート手段内のRAMのlビット出力
    G[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1 k-N]とRAMの他のlビ
    ット出力G[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1,ak-1 k- N+1
    中で一つを前記ANDゲートの出力に応じて選択的に出
    力するマルチプレクサと、 前記マルチプレクサの出力とRAMから読み出したさら
    に他の値G[ ̄ak-1,ak-1,ak-1 k-N]を加えた後、
    その結果値を出力する加算器と、 前記加算器の出力を2で割った後、その結果値を出力す
    る除算器とを具備することを特徴とする請求項8記載の
    データ貯蔵機器のデータ検出装置。
  13. 【請求項13】 前記スレショルド値の計算手段はNが
    1より大きい場合、 シンボルak-1と他のシンボルak-2とを比べてその結果
    を出力するANDゲートと、 前記RAMアップデート手段内のRAMのlビット出力
    G[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1 k-N]とRAMの他のlビ
    ット出力G[ ̄ak-1,ak-1,ak-1 k-N]とを加算した
    後、その結果値を出力する第1加算器と、 RAMの他のlビット出力G[ ̄ak-1,ak-1,ak-1
    k-N]とさらに他のlビット出力G[ ̄ak-1, ̄
    k-1,ak-1,ak-1 k-N+1]とを加算した後、その結果
    値を出力する第2加算器と、 前記第1加算器の出力と前記第2加算器の出力のうち一
    つを前記ANDゲートの出力に応じて選択的に出力する
    マルチプレクサと、 前記マルチプレクサの出力を2で割った後、その結果値
    を出力する除算器とを具備することを特徴とする請求項
    8記載のデータ貯蔵機器のデータ検出装置。
  14. 【請求項14】 前記スレショルド値の計算手段はNが
    1より大きい場合、 シンボルak-1と他のシンボルak-2とを比べてその結果
    を出力するANDゲートと、 前記RAMアップデート手段内のRAMのlビット出力
    G[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1 k-N]とRAMの他のlビ
    ット出力G[ ̄ak-1,ak-1,ak-1 k-N]とを加算した
    後、その結果値を出力する第1加算器と、 前記第1加算器の出力を2で割った後、その結果値を出
    力する第1除算器と、 前記RAMアップデート手段内の他のlビット出力、G
    [ ̄ak-1,ak-1,ak-1 k-N+1]とRAMのさらに他の
    lビット出力、G[ ̄ak-1, ̄ak-1,ak-1,ak-1
    k-N+1]とを加算した後、その出力値を出力する第2加
    算器と、 前記第2加算器の出力を2で割った後、その結果値を出
    力する第2除算器と、 前記第1除算器の出力と前記第2除算器の出力のうち一
    つを前記ANDゲートの出力に応じて選択的に出力する
    マルチプレクサとを具備することを特徴とする請求項8
    記載のデータ貯蔵機器のデータ検出装置。
  15. 【請求項15】 前記検出器は、 2L×2Nの容量を有し、サーボコントローラから出力さ
    れるディスクトラック位置に対するLビット値とNビッ
    トデータ[ak-1 k-N]とを読み出しアドレスとしてT
    [ak-1 k-N]を出力するRAMと、 前記等化信号zkと前記RAMの出力T[ak-1 k-N]と
    を比べてその結果を出力する比較器とを具備することを
    特徴とする請求項8記載のデータ貯蔵機器のデータ検出
    装置。
  16. 【請求項16】 前記検出器は、 [ak-1 k-N]を用いて前記スレショルド値の計算手段で
    計算される全てのスレショルド値のうち一つを選択的に
    出力するマルチプレクサと、 前記等化信号zkと前記マルチプレクサの出力とを比べ
    てその結果を出力する比較器とを具備することを特徴と
    する請求項8記載のデータ貯蔵機器のデータ検出装置。
  17. 【請求項17】 前記検出器は、 前記等化信号zkとスレショルド値T[1…1]とを比
    べてその結果を出力する第1比較器と、 前記等化信号zkとスレショルド値T[0…0]とを比
    べてその結果を出力する2N個の比較器と、 [ak-1 k-N]を用いて前記2N個の比較器から出力され
    る信号のうち一つを選択するマルチプレクサとを具備す
    ることを特徴とする請求項8記載のデータ貯蔵機器のデ
    ータ検出装置。
  18. 【請求項18】 前記RAMアップデート手段は前記等
    化信号zkの代わりに前記等化信号zkの等化誤差ek
    シンボルデータ^akとを入力して前記RAM値をアッ
    プデートすることを特徴とする請求項8記載のデータ貯
    蔵機器のデータ検出装置。
  19. 【請求項19】 一連の二進シンボルak(ここで、k
    は整数)をチャンネルを通して伝送または記録媒体に記
    録して得た信号r(t)をサンプリングしてディジタル
    信号rkを得、前記ディジタル信号rkを等化して等化信
    号zkを得たとき、前記等化信号zkからシンボルデータ
    ^akを検出するためのデータ貯蔵機器のデータ検出方
    法において、(a)データパターンa k+1 k-N =[a k+1 ,a k ,…,a
    k-N ](ここで、Nは過去シンボルの個数)に対応する
    信号z k の平均G[a k+1 k-N ]をRAMに貯蔵する過程
    と、 (b)データパターンa k+1 k-N をアドレスにして前記R
    AMに書き込まれた値G[a k+1 k-N ]に第1係数1−μ
    を掛け、前記等化信号z k に第2係数μを掛け、前記積
    算結果を合した値を前記RAMのa k+1 k-N アドレスに書
    き込まれた値G[a k+1 k-N ]にアップデートさせる過程
    と、 (c)前記過程(b)でアップデートされた前記RAM
    の値から最小ランレングス条件による データパターンに
    対する最適のスレショルド値を計算する過程と、(d) 前記等化信号zkと前記過程(c)で算出された
    スレショルド値とを比べて前記シンボルデータ^ak
    を検出する過程とを有することを特徴とするデータ貯蔵
    機器のデータ検出方法。
JP8155903A 1995-06-17 1996-06-17 データ貯蔵機器のデータ検出方法及び装置 Expired - Fee Related JP2941713B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR199516156 1995-06-17
KR1019950016156A KR970002572A (ko) 1995-06-17 1995-06-17 데이타 저장기기의 데이타 검출방법 및 장치

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0969265A JPH0969265A (ja) 1997-03-11
JP2941713B2 true JP2941713B2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=19417405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8155903A Expired - Fee Related JP2941713B2 (ja) 1995-06-17 1996-06-17 データ貯蔵機器のデータ検出方法及び装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5805478A (ja)
JP (1) JP2941713B2 (ja)
KR (1) KR970002572A (ja)
DE (1) DE19624110A1 (ja)
FR (1) FR2735633B1 (ja)
GB (1) GB2302465B (ja)
NL (1) NL1003355C2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI101919B (fi) * 1996-11-21 1998-09-15 Nokia Telecommunications Oy Menetelmä impulssivasteen laskemiseksi ja vastaanotin
US5966262A (en) * 1997-03-31 1999-10-12 Regents Of University Of Mn Method and apparatus for high data rate detection for three dimensional 110 channels
US5956195A (en) * 1997-03-31 1999-09-21 Regents Of The University Of Minnesota Method and apparatus for three dimensional sequence estimation in partially constrained binary channels
EP0912020A3 (de) * 1997-10-25 2002-07-03 Alcatel Entscheidungsverfahren mit adaptiven Schwellwerten
DE19961440A1 (de) * 1999-12-20 2001-06-21 Thomson Brandt Gmbh Gerät zum Lesen und/oder Schreiben optischer Aufzeichnungsträger
JP2002230917A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Fujitsu Ltd 磁気記録/再生装置
US6999537B2 (en) * 2002-10-25 2006-02-14 Qualcomm Incorporated Method of removing DC offset for a ZIF-based GSM radio solution with digital frequency correlation
KR100689078B1 (ko) * 2005-03-18 2007-03-08 주식회사 오륙개발 인공벽을 조성하는 공법
KR20150134473A (ko) * 2014-05-21 2015-12-02 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 장치 및 그 동작 방법
US10140728B1 (en) * 2016-08-11 2018-11-27 Citrix Systems, Inc. Encoder with image filtering and associated methods

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59117718A (ja) * 1982-12-24 1984-07-07 Victor Co Of Japan Ltd デイジタル信号の再生装置
US4644564A (en) * 1983-08-05 1987-02-17 International Business Machines Corporation Decoding the output signal of a partial-response class-IV communication or recording device channel
US4571734A (en) * 1983-08-05 1986-02-18 International Business Machines Corporation Method and apparatus for decoding the output signal of a partial-response class-IV communication or recording-device channel
US5375143A (en) * 1990-11-14 1994-12-20 Motorola, Inc. Method for channel adaptive detecting/equalizing
US5132988A (en) * 1990-12-03 1992-07-21 Board Of Trustees, Leland Stanford Jr. University Adaptive decision feedback equalizer apparatus for processing information stored on digital storage media
JPH0677767A (ja) * 1992-08-26 1994-03-18 Sony Corp ノンリニアキャンセラー
EP0615369B1 (en) * 1993-03-11 1999-10-27 Koninklijke Philips Electronics N.V. Receiver for multi-level digital signals

Also Published As

Publication number Publication date
NL1003355A1 (nl) 1996-12-17
KR970002572A (ko) 1997-01-28
FR2735633B1 (fr) 2000-01-14
NL1003355C2 (nl) 1999-01-19
GB2302465B (en) 2000-02-02
JPH0969265A (ja) 1997-03-11
DE19624110A1 (de) 1996-12-19
US5805478A (en) 1998-09-08
GB2302465A (en) 1997-01-15
GB9612624D0 (en) 1996-08-21
FR2735633A1 (fr) 1996-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5917855A (en) Method and apparatus for detecting an original signal from a data storage device
EP0585095A2 (en) Signal processing system having intersymbol-interference cancelling means and method of same
JP2005302130A (ja) 適応等化装置及び方法
US6791776B2 (en) Apparatus for information recording and reproducing
JP2941713B2 (ja) データ貯蔵機器のデータ検出方法及び装置
US5970091A (en) Equalizer having a processing unit for selecting a coefficient out of a coefficient table
WO2007010993A1 (ja) 波形等化制御装置
JP2006286188A (ja) データ貯蔵機器のデータ検出方法及び装置
JP4100814B2 (ja) 非線形信号受信機
JPH08287608A (ja) 情報再生装置及び最尤等化検出方法
JP3033238B2 (ja) 適応的最尤復号装置および復号方法
JP3591902B2 (ja) 磁気記録再生装置の復調回路
JP2855717B2 (ja) 符号間干渉除去装置
KR100459877B1 (ko) 비선형 등화 장치
JP3858362B2 (ja) 復号化装置とその方法、および、データ再生装置
JPH09306102A (ja) ディジタル信号復号装置
Almustapha et al. Performance of Concatenated 2D MAP for Multi-track Signal Detection
KR100253735B1 (ko) 디지탈 자기 기록/재생 시스템의 동기식 부분 응답 채널 데이터 검출기
JP2888161B2 (ja) 情報再生装置
JP3301691B2 (ja) デジタル情報再生装置
JP4318028B2 (ja) 信号処理装置
JP3994987B2 (ja) 再生装置
JPH10198913A (ja) 判定帰還等化方法及び判定帰還等化器
JPH11273256A (ja) 自動等化回路
JP2007273016A (ja) 再生信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990518

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees