JPH08212335A - フォトセンサの露光時間決定方法 - Google Patents

フォトセンサの露光時間決定方法

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JPH08212335A
JPH08212335A JP7293084A JP29308495A JPH08212335A JP H08212335 A JPH08212335 A JP H08212335A JP 7293084 A JP7293084 A JP 7293084A JP 29308495 A JP29308495 A JP 29308495A JP H08212335 A JPH08212335 A JP H08212335A
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scanning
dpi
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JP7293084A
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English (en)
Inventor
Steven L Webb
スティーヴン・エル・ウェッブ
Greg A Degi
グレッグ・エイ・デギ
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HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/73Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the exposure time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エイリアス等の画像の劣化、モアレ・パータ
ーンの発生を防止できない点と、幅広い解像度で走査を
行うイメージ・スキャナが必要である点について解消す
るフォトセンサの露光時間決定方法を提供すること。 【解決手段】 横方向の所望の解像度に基づいて初期露
光時間を決定し(ステップ52)、この初期露光時間に
基づいて走査方向の最低解像度を決定し(ステップ5
4)、走査方向の最低解像度が走査方向の所望の解像度
以下と判定すると(ステップ56)、走査掃引速度を決
定して(ステップ58)、走査を開始し、走査方向の最
低解像度が走査方向の所望の解像度より高い場合に、露
光時間が最大露光時間に等しいと判定すると(ステップ
59)、走査掃引速度を決定し(ステップ58)、露光
時間が最大露光時間よりも短い場合には、最大露光時間
になるまで露光時間を増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は広義にはイメージス
キャナ技術に関し、より詳細にはイメージスキャナの光
学サンプリングレートを変更するフォトセンサの露光時
間決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光学スキャナは物体あるいは文書の画像
をフォトセンサ・アレーに投射することによって、この
物体あるいは文書を表わすデータ信号を生成する。続い
て、かかるデータ信号をデジタル化し、格納して後に使
用することができる。たとえば、かかるデータ信号をパ
ーソナル・コンピュータに用いて走査された物体あるい
は文書の画像を適当な表示装置上で生成することができ
る。
【0003】ほとんどの光学スキャナには物体を照射
し、照射された物体の小さい領域(通常は「走査線」と
呼ばれる)をフォトセンサ・アレーに合焦する照明およ
び光学系が用いられる。次に、物体をこの照明・光学ア
ッセンブリに対して移動させるか、あるいは照明・光学
アッセンブリを物体に対して移動させて照射された走査
線を掃引することによって物体全体が走査される。
【0004】代表的なスキャナ光学系には、照射された
走査線の像をフォトセンサ・アレーの表面に合焦するレ
ンズ・アッセンブリが含まれる。設計によっては、スキ
ャナ光学系は光線の光路を「折り曲げて」、光学系を比
較的小さい匡体に収容できるようにするための複数のミ
ラーを有する場合もある。より小さいフオトセンサ・ア
レーを使用するために、ほとんどの光学系はフォトセン
サの表面に合焦される走査線の像を小さくするようにな
っている。たとえば、多くの光学系において、レンズの
縮小率は8対1であり、これによって走査線の像の大き
さは約8分の1になる。
【0005】光学センサにはさまざまな種類のフォトセ
ンサ装置を用いることができるが、通常用いられるセン
サとしては電荷結合素子すなわちCCD(以下、電荷結
合素子をCCDという)がある。周知のように、CCD
はそれぞれが光にさらされたとき電荷を収集し蓄積する
多数のセルすなわち「画素」からなる。任意のセルすな
わち画素の蓄積電荷の大きさは露光の強度と持続時間に
比例するため、CCDを用いて合焦された像の明かるい
点と暗い点を検出することができる。典型的なスキャナ
のアプリケーションでは、それぞれのCCDセルすなわ
ち画素に蓄積された電荷が測定され、露光時間あるいは
サンプリング間隔(通常のセンサでは約5ミリ秒)とし
て知られる規則的な間隔で放電される。電荷(すなわち
像データ)は露光時間中に各CCDセルに同時に収集さ
れるため、CCDはまたCCDセルからの同時データあ
るいはパラレル・データを連続データ・ストリームある
いはシリアル・データ・ストリームに変換するためのア
ナログ・シフト・レジスタを有する。通常のアナログ・
シフト・レジスタはそれぞれが個々のセルに接続された
複数の「電荷転送バケット」からなる。露光時間の終わ
りには、それぞれのCCDセルによって収集された電荷
が電荷転送バケットに同時に転送され、これによって、
CCDセルは次の露光シーケンスに備える。次に、各C
CDセルが次の走査線に露光される期間中それぞれのバ
ケットの電荷がシフト・レジスタ内のバケット間で順次
にすなわち「バケット・ブリゲード」の態様で転送され
る。次に、各CCDセルからの順次に配列された電荷を
適当なアナログ/デジタル変換器によって1つずつデジ
タル信号に変換することができる。
【0006】多くの光学スキャナ・アプリケーションに
おいては、CCDのそれぞれの画素は一列に配置され、
これによって線形アレーが形成される。CCDアレーの
それぞれの画素はしたがって照射された走査線の関係す
る画素部分に対応する。線形のフオトセンサ・アレーの
個々の画素は「横」方向、すなわち、物体上の照射走査
線の移動方向(「走査方向」として知られる)に垂直な
方向に配列されている。したがって、線形フオトセンサ
・アレーのそれぞれの画素は横方向に測定される長さと
走査方向に測定される幅を有する。ほとんどのCCDア
レーでは、画素の長さと幅は等しく、通常それぞれ8ミ
クロン程度である。
【0007】横方向の解像度はCCDのセルの数の関数
である。たとえば、通常用いられるCCDフオトセンサ
・アレーは約600画素(またはドット)/インチ(以
下、dpiという)の横方向の解像度(ここでは「横方
向の固有解像度と呼ぶ」)を可能にするだけのセル、す
なわち画素を有する。
【0008】走査方向の解像度は走査線掃引速度とCC
D露光時間の積(すなわちサンプリング間隔)に反比例
する。したがって、走査方向解像度は走査線掃引速度、
CCD露光時間、あるいはその両方を小さくすることに
よって上げることができる。逆に、走査方向解像度は走
査線掃引速度、CCD露光時間、あるいはその両方を大
きくすることによって下げることができる。ある露光時
間に対する「最低走査方向解像度」がその露光時間に最
高走査線掃引速度で走査するときに得られる解像度であ
る。たとえば、最高走査線掃引速度を約3.33インチ
/秒、最大露光時間を約5ミリ秒とすると、走査方向の
最低解像度は約60dpiとなる。
【0009】横方向の解像度はCCDの特定のセルのデ
ータを無視するあるいはドロップするためのさまざまな
画素ドロッピング・アルゴリズムの1つを用いて横方向
の固有解像度以下に下げることができる。たとえば、6
0dpiの固有解像度を有するCCDの横方向解像度は
1つおきの画素のデータを無視するあるいはドロップす
ることによって300dpiに下げることができる。通
常用いられる画素ドロッピング技術のほとんどは画素デ
ータがアナログ/デジタル変換器によってデジタル信号
に変換された後に画素データの無視すなわちドロッピン
グを行なうものである。また、横方向の有効解像度を上
げるためのさまざまなデータ補間技術を用いて横方向の
解像度を横方向の固有解像度より高くすることができ
る。たとえば、ある種のデータ補間技術を用いて横方向
の固有解像度が600dpiであるCCDの横方向の有
効解像度を1200dpi以上にすることができる。
【0010】上述したように、走査方向解像度は走査線
掃引速度およびCCD露光時間の関数である。したがっ
て、走査方向解像度は走査線掃引速度、CCD露光時
間、あるいはその両方を変えることによって変更するこ
とができる。ある最大走査線掃引速度とCCD露光時間
に対応する走査方向解像度は一定であり、その露光時間
に対する最低の走査方向解像度を表わすことに注意しな
ければならない。しかし、走査方向解像度はデータ・ラ
イン全体を無視あるいは落とすことによってさらに下げ
ることができる。かかるライン・ドロッピング技術は上
述した画素ドロッピング技術に類似したものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】画素をドロップして横
方向解像度を下げる、あるいはラインをドロップして走
査方向解像度を下げる、あるいはその両方を行なうスキ
ャナの問題点の1つとして、画素ドロッピング処理およ
びライン・ドロッピング処理によって画像データにエイ
リアスやモアレ・パターン等のさまざまな異常や歪みが
生じることが挙げられる。
【0012】画素ドロッピングおよびライン・ドロッピ
ング処理におけるもう1つの問題点として、画素ドロッ
ピング機能およびライン・ドロッピング機能は通常個々
のCCDセルからの電荷データがデジタル形式に変換さ
れた後に実行されることである。その結果、最大サンプ
リング・レート、したがって走査速度はアナログ/デジ
タル(以下、A/Dという)変換器のデータ変換速度に
よって制限されてしまう。多くのスキャナはA/D変換
器の最大有効サンプリング・レートで動作するため、低
い解像度で走査するときの走査速度も基本的には最大解
像度で走査するときの走査速度と同じである。つまり、
低い解像度を選択しても通常走査速度は上がらない。
【0013】より高速なアナログ/デジタル変換器を用
いても、達成できる最大走査速度には限界がある。たと
えば、より高速なアナログ/デジタル変換器を用いる場
合、露光時間(すなわちサンプリング間隔)を短くした
ときにのみある所定の解像度での走査速度を上げること
ができる。しかし、あるCCDセルによって生成できる
電荷の量は露光時間に比例するため、露光時間を短くす
ればそれに比例して信号レベルが低下する。装置雑音を
一定とすると、かかる低い信号レベルは信号対雑音比の
低下につながり、かかる雑音は画像データに「スノー」
として現われる。
【0014】したがって、エイリアス等の画像の劣化の
問題や現在入手可能なスキャナに通常用いられるライン
・ドロッピング処理に起因するモアレ・パターンの発生
といった問題を生じることなく、幅広い解像度で走査を
行なうことのできるイメージ・スキャナが必要とされて
いる。低い走査解像度を選択しても、走査速度をそれに
応じて高くすることができ、しかも高価な高速アナログ
/デジタル変換器を用いたり、得られる画像データ信号
の信号対雑音比を低くしたりすることなくこれを行なう
ことが理想的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】走査方向の所望の解像度
と横方向の所望の解像度に基づいてフォトセンサの露光
時間を決める方法であって、横方向の所望の解像度に基
づいて初期露光時間を決めるステップ、初期露光時間に
基づいて走査方向の最低解像度を決めるステップ、走査
方向の最低解像度と走査方向の所望の解像度を比較する
ステップ、および走査方向の最低解像度が走査方向の所
望の解像度より高い場合、初期露光時間を長くするステ
ップからなるフォトセンサの露光時間決定方法が提供さ
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1には本発明による、要求され
た走査速度によって光学サンプリング・レートを変える
ことのできる光学スキャナ(図示せず)のデータ・サン
プリング変換回路10を示す。基本的には、このデータ
・サンプリング変換回路10はCCD14等のフォトセ
ンサに蓄積された画素電荷をデジタル・データ・ストリ
ーム16に変換するための変換回路12を有する。周知
のように、CCD14はCCDのそれぞれの画素から同
時に集められた電荷を順次転送するn個の電荷転送バケ
ットQ1 ,Q2 ,Q3 ,Qn を有する。CCD14の最
後の電荷転送バケットQ 1 に接続された電荷/電圧変換
器18は最後のバケットQ1 に蓄積された電荷を電圧に
変換し、この電圧はA/D変換器22によってデジタル
信号に変換される。ある解像度で走査が行なわれると
き、電荷/電圧変換器18はバケットQ1 〜Qn のうち
の1つからの電荷(これは単一の画素からの電荷に相当
することは明らかである)のみを電圧に変換する。しか
し、他の解像度で走査しているとき、電荷/電圧変換器
18は2つあるいはそれ以上のバケットQ1 〜Qn から
の電荷を集めてその総電荷を電圧に変換する。ホールド
回路20を電荷/電圧変換器18に接続して、データが
最後のバケットQ1 からシフト・アウトされるのがA/
D変換器22によってデジタル信号に変換されるより速
い場合のバッファとして用いることができる。CCDア
レー14、電荷/電圧変換器18、ホールド回路20、
およびA/D変換器22に接続された制御ユニット24
が各回路のタイミングと動作を制御する。ここに図示お
よび説明するデータ・サンプリング変換回路10の機能
を果たす任意の回路を用いることができるが、このデー
タ・サンプリング変換回路は1993年12月29日付
のDegi(デギィ)の米国特許出願08/174,868
号に開示する種類のものとすることができる。
【0017】横方向の「固有」解像度と走査方向の最低
解像度で走査するとき、制御ユニット24はCCDを所
定の最大露光時間(すなわちサンプリング間隔)で動作
させ、所定の最大走査線掃引速度で物体に走査線を掃引
する。最大露光時間および最大走査線掃引速度で動作す
るとき、1つの走査線はCCD14の各画素からのデー
タからなり、走査方向の解像度は走査方向の最低解像度
に対応する。しかし、他の解像度で動作するとき、制御
ユニット24は最適露光時間と走査線掃引速度を最大に
するために電荷データを組み合わせるべきCCDセルの
数を判定するが、これは信号対雑音比をほとんど低下さ
せることなく、またライン・ドロッピング技術を用いる
ことなく行なわれる。
【0018】本発明の重要な利点は画像データにエイリ
アスやモアレ・パターンを発生させる可能性のあるライ
ン・ドロッピング技術を用いることなく、幅広い解像度
で走査を行なうことができることである。さらに、デー
タ・サンプリング変換回路10はいくつかのCCD画素
からの信号をデジタル化する前にそれらの信号を結合す
ることができるため、ある解像度で走査を行なうとA/
D変換器22の行なうべきアナログ/デジタル変換の数
をそれに比例して低減することができる。この余剰の変
換容量によって、CCD露光時間(すなわちサンプリン
グ間隔)を短縮することができ、その結果ある特定の解
像度における走査掃引速度を上げることができる。従来
のスキャナと異なり、本発明によって可能な露光時間の
短縮によるCCDの信号対雑音比の低下はごくわずかに
することができる。これは、かかる短縮された露光時間
で走査するときいくつかの画素からの信号が結合される
ためである。
【0019】データ・サンプリング変換回路10の詳細
は図1に示すとおりである。上述したように、データ・
サンプリング変換回路10はCCD14のアレーの最後
の電荷転送バケットQ1 に接続された変換回路12を有
する。変換回路12は、1つあるいはそれ以上の電荷転
送バケット(したがってCCD14のアレーの個々のセ
ル)からの電荷をアナログ電圧に変換する電荷/電圧変
換器18とホールド回路20を有し、このアナログ電圧
はA/D変換器22によってデジタル信号に変換され
る。電荷/電圧変換器18は最後の電荷転送バケットQ
1 からの電荷を集めるためのコンデンサ30とコンデン
サ30を絶縁してホールド回路20からの装荷を防止す
るための緩衝増幅器26からなる。より詳細には、緩衝
増幅器26の入力線32はスイッチ28を介して最後の
バケットQ1 に接続されている。コンデンサ30は入力
線32と適当なグラウンドの間に接続されている。ま
た、第2のスイッチ34が入力線32と適当なグラウン
ドの間に接続され、この第2のスイッチ34が閉じる
と、コンデンサ30が放電され、コンデンサ30は電荷
転送バケットQ1 から次の電荷を受け取ることのできる
状態になる。
【0020】ホールド回路20は電荷/電圧変換器18
と同様であり、緩衝増幅器26からの出力電圧を蓄積す
るためのコンデンサ44を有する。ホールド回路20は
コンデンサ44を絶縁してA/D変換器22からの装荷
を防止するための緩衝増幅器36を有する。より詳細に
は、緩衝増幅器36の入力線38は第3のスイッチ40
を介して緩衝増幅器26の出力46に接続されている。
コンデンサ44は入力線38と適当なグラウンドの間に
接続されている。緩衝増幅器36の出力線42はA/D
変換器22に接続されている。
【0021】CCD14、電荷/電圧変換器18、ホー
ルド回路20、およびA/D変換器22に接続された制
御ユニット24がそれぞれの構成要素の動作を制御す
る。最初は、スイッチ28および第3のスイッチ40が
開いており、第2のスイッチ34は閉じており、これに
よってコンデンサ30の電荷が除去される。次に、制御
ユニット24はスイッチ28を閉じ、第2のスイッチ3
4を開く、そして電荷転送バケットQ1 〜Qn に蓄積さ
れた画素電荷を右に1バケット移動させる。これによっ
て、電荷転送バケットQ1 にあった電荷がコンデンサ3
0に入る。その結果コンデンサ30の電圧Vは電荷転送
バケットQ1 からの電荷Qの量をコンデンサ30のキャ
パシタンスCで割ったものに等しくなる。すなわち、V
=Q/Cである。
【0022】コンデンサ30が充電されると、制御ユニ
ット24は第3のスイッチ40を閉じる。次に、緩衝増
幅器26からの出力電圧はコンデンサ44で二倍にな
る。コンデンサ44が充電されると、制御ユニット24
は第3のスイッチ40を開き、それによって電荷/電圧
変換器18が他の電荷を受け取れるようにする。その間
に、緩衝増幅器36の出力電圧はA/D変換器22によ
ってデジタル信号に変換される。A/D変換器22から
のデジタル化れたデータに所望の処理を加えることがで
き、最終的にソース画像のデジタル表現が得られる。
【0023】次のバケットの電荷の処理は前のバケット
からの電荷がデジタル信号に変換される間に開始できる
ことに注意しなければならない。しかし、この変換処理
は第3のスイッチ40が再び閉じられる前に完了しなけ
ればならない。A/D変換器22が次のバケットからの
電荷がコンデンサ30に移動する前に電圧信号をデジタ
ル化できるだけ高速であればホールド回路20は不要で
あることはもちろんである。
【0024】低い解像度で走査するとき、制御ユニット
24は電荷/電圧変換器18を、ホールド回路20への
信号の送出の前に2つあるいはそれ以上の画素からの電
荷を結合するように制御する。たとえば、第1の画素か
らの電荷は上述したような方法でコンデンサ30にクロ
ックされる。次に、第3のスイッチ40を閉じる前に、
また第2のスイッチ34を閉じてコンデンサ30を放電
することなく、制御ユニット24は第2の画素からの電
荷をコンデンサ30にクロックする。所望の数(すなわ
ち2つあるいはそれ以上)の画素が結合されると、コン
デンサ30の出力電圧はホールド回路20で二倍にさ
れ、この電圧がA/D変換器22によってデジタル化さ
れる。
【0025】データ・サンプリング変換回路10を上述
したような態様で動作させて低い横方向解像度で走査を
行なうことができるが、かかる低い解像度では走査掃引
速度の増大はCCD14の露光時間(すなわちサンプリ
ング間隔)を短くすることによってしか達成することが
できない。しかし、短縮された露光時間の選択が適切に
行なわれないと、走査方向の解像度が走査方向の所望の
解像度に一致せず、その結果所望の解像度を得るために
ラインをドロップしなければならなくなる場合がある。
この問題を説明するために、横方向の固有解像度が60
0dpi、走査方向の最低解像度が60dpiであるス
キャナについて考察する。オペレータは横方向に30d
pi、走査方向に100dpiで走査を行ないたいもの
とする。この場合、制御ユニット24はデータ・サンプ
リング変換回路10を、2つの画素要素からの電荷が電
荷/電圧変換器18によって結合されるように制御す
る。前述したように、600dpiの横方向の固有解像
度を有するCCDの2つの画素からの電荷を結合する
と、横方向の有効解像度は300dpiとなる。走査速
度を上げるために、制御ユニット24はCCDアレーの
露光時間を最大露光時間すなわち横方向の固有解像度に
対応する露光時間の半分に短縮する。このように露光時
間を短縮すると走査方向の最低解像度60dpiから1
20dpiに倍増する効果があることはもちろんであ
る。しかし、ユーザは走査方向解像度を100dpiと
して選択しているため、画像処理回路(図示せず)はラ
イン・ドロッピング処理を行なって走査方向解像度を1
20dpiから100dpiに下げなければならない。
上述したように、かかるライン・ドロッピング処理はエ
イリアスやモアレ・パターンを発生させることがあるた
め望ましくない。
【0026】本発明は、上述したような場合に制御ユニ
ット24に図2に示す処理にしたがった動作を命じるこ
とによってライン・ドロッピング処理を実行することを
不要にする。第1のステップ50では、制御ユニットは
横方向および走査方向の所望の(すなわちユーザの選択
した)解像度を検出してこれを適当なメモリ装置(図示
せず)に格納する。ステップ52において、制御ユニッ
ト24は横方向の選択された解像度に基づいて初期露光
時間を決定しする。たとえば、横方向の選択された解像
度が横方向の固有解像度の1/2と2倍の間である場
合、制御ユニット24は初期露光時間を固有露光時間あ
るいは最大露光時間、すなわち横方向の固有解像度に対
応する露光時間に等しく設定する。横方向の選択された
解像度が横方向の固有解像度の1/3と1/2の間であ
る場合、制御ユニットは初期露光時間を最大露光時間の
1/2に設定する。選択された解像度が固有解像度の1
/3より低い場合、制御ユニット24は初期露光時間を
最大露光時間の1/3に設定する。
【0027】このように初期露光時間が決定されると、
制御ユニットはステップ54を実行して走査方向の対応
するあるいは最低解像度を決定する。ここでは「走査方
向の最低解像度」とは、ある特定の走査線掃引速度とC
CD露光時間から得られる走査方向の解像度を指す。こ
の解像度はライン・ドロッピング処理を行なうことなく
得ることのできる走査方向の最低解像度であるために
「最低」という用語を用いる。次に、制御ユニット24
はステップ56を実行して走査方向の最低解像度がユー
ザの選択した解像度以下であるかどうかを判定する。Y
ESであれば、制御ユニット24はステップ58に進ん
で走査線掃引速度を決定し、走査を開始する。走査線掃
引速度は1を走査方向の所望の解像度と露光時間の積で
割ることによって決定される。走査方向の最低解像度が
選択された解像度より高い場合、制御ユニット24はス
テップ59を実行して露光時間が最大露光時間に等しい
かどうかを判定する。YESである場合、この露光時間
はこれ以上増大させることはできず、制御ユニット24
はステップ58に進む。しかし、露光時間がまだ最大露
光時間より短い場合、制御ユニット24はステップ60
を実行して露光時間を1ステップだけ長くし、その後ス
テップ54および56を繰り返す。
【0028】ここに図示および説明した実施例では、露
光時間は3つの時間、すなわち横方向の固有解像度に対
応する露光時間(すなわち最大露光時間)、最大露光時
間の1/2、および最大露光時間の1/3のうちのいず
れかとすることができる。したがって、ステップ54で
初期露光時間が最大露光時間の1/3であると判定さ
れ、その初期露光時間によってユーザの選択した解像度
より低い走査方向の最低解像度が得られなかった場合、
ステップ60において制御ユニットは次に長い露光時間
すなわち最大露光時間の1/2を選択する。制御ユニッ
ト24は次にステップ54を実行して、1を最大走査線
掃引速度とこの新しい露光時間の積で割ることによって
走査方向の最低解像度を判定する。この最低解像度がユ
ーザの選択した解像度より低い場合、制御ユニットはこ
の新しい露光時間で走査を行なう。最低解像度がまだユ
ーザの選択した解像度より高い場合、制御ユニット24
は再度ステップ59および60を実行して露光時間を1
段階長くし、ステップ54および56を繰り返す。
【0029】たとえば、図2に示しまた上に説明した処
理によって表1に示す解像度に対応する露光時間が得ら
れる。
【0030】
【表1】
【0031】表1に示す解像度は60dpiの走査方向
の最低解像度と600dpiの横方向の固有解像度を有
するスキャナの場合の解像度である。また、このスキャ
ナは600dpiの固有解像度の1/2と1/3に相当
する解像度すなわち300dpiおよび200dpiで
走査することができる。
【0032】たとえば、ユーザが150dpiの走査方
向解像度と250dpiの横方向解像度で走査を行ない
たい場合を考える。すると、制御ユニット24はCCD
を300dpiの横方向の有効解像度で動作させる。す
なわち、変換回路12(図1)が1つおきのCCD画素
からの電荷データを結合し、制御ユニット24は露光時
間を最大露光時間の1/2に設定する。これによって横
方向の解像度は300dpi、走査方向の最低解像度は
120dpiになる。次に、画像データ処理回路(図示
せず)が必要に応じて画素を落として250dpiの所
望の横方向解像度を達成する。しかし、走査方向の最低
解像度は120dpiであるため、ラインを落とす必要
はなく、1/(所望の走査方向解像度×CCD露光時
間)に等しい新しい走査線掃引速度を判定することによ
って150dpiの所望の走査方向解像度を達成するこ
とができる。
【0033】ここに図示・説明した実施例によって3つ
の解像度すなわち600dpi、300dpiおよび2
00dpiの1つに対応するCCD露光時間を選択する
ことができるが、当業者には3つあるいはそれ以上の露
光時間からの選択を行なう他の実施例も可能であること
は明らかであろう。たとえば、データ・サンプリング変
換回路10は4つの解像度の1つに対応する4つの露光
時間からの選択を行なうように容易に適合することがで
きる。したがって、本発明は3つの解像度のみに対応す
る露光時間に限定されるものではない。
【0034】ここで説明した本発明の原理は他のさまざ
まな態様で実施することができ、特許請求の範囲には従
来技術によって限定されるものを除きかかる代替実施例
を含むものである。
【0035】以上本発明の各実施例について詳述した
が、ここで各実施例の理解を容易にするために、各実施
例ごとに要約して、以下に列挙する。
【0036】1. 走査方向の所望の解像度と横方向の
所望の解像度に基づいてフォトセンサの露光時間を決定
する方法であって、横方向の所望の解像度に基づいて初
期露光時間を決定するステップと、前記初期露光時間に
基づいて走査方向の最低解像度を決定するステップと、
前記走査方向の最低解像度を走査方向の所望の解像度と
比較するステップと、前記初期露光時間を増大し、前記
増大した露光時間に基づいて走査方向の最低解像度を再
度決定し、(a).前記走査方向の最低解像度が走査方
向の所望の解像度以下になるか、(b).前記増大した
露光時間が所定の最大露光時間に等しくなるまで前記走
査方向の最低解像度を走査方向の所望の解像度と比較す
るステップと、からなるフォトセンサの露光時間決定方
法である。
【0037】2. 前記初期露光時間に基づいて走査方
向の最低解像度を決定するステップが、前記初期露光時
間に所定の最大走査線掃引速度を掛けるステップを含む
ことを特徴とする上記1に記載のフォトセンサの露光時
間決定方法である。
【0038】3. 前記横方向の所望の解像度に基づい
て初期露光時間を決定するステップは、横方向の所望の
解像度を横方向の所定の固有解像度と比較するステップ
と、横方向の所望の解像度が横方向の所定の固有解像度
以上である場合、初期露光時間を所定の最大露光時間に
等しく設定するステップと、横方向の所望の解像度が横
方向の所定の固有解像度より低い場合、初期露光時間を
所定の最大露光時間より短く設定するステップと、から
なることを特徴とする上記1または2に記載のフォトセ
ンサの露光時間決定方法である。
【0039】4. 前記初期露光時間は所定の最大露光
時間をある整数で割った時間に設定することができるこ
とを特徴とする上記1、2または3に記載のフォトセン
サの露光時間決定方法である。
【0040】5. 初期露光時間を所定の最大露光時間
より短く設定するステップは、横方向の所望の解像度が
横方向の所定の固有解像度の1/3と1/2の間である
場合、初期露光時間を所定の最大露光時間の1/2に設
定するステップと、横方向の所望の解像度が横方向の所
定の固有解像度の1/3より低い場合、初期露光時間を
所定の最大露光時間の1/3に設定するステップと、か
らなることを特徴とする上記1、2、3または4に記載
のフォトセンサの露光時間決定方法である。
【0041】6. 所定の最大露光時間は600dpi
の横方向の固有解像度に対応することを特徴とする上記
1、2、3、4または5に記載のフォトセンサの露光時
間決定方法である。
【0042】7. 横方向の所望の解像度と走査方向の
所望の解像度は12dpiから1200dpiの間で選
択することができることを特徴とする上記1、2、3、
4、5または6に記載のフォトセンサの露光時間決定方
法である。
【0043】8. 露光時間は、走査方向の任意の所望
の解像度、301dpi以上1200dpi以下の横方
向の所望の解像度、および走査方向の所望の解像度が1
2dpi以上120dpi以下であるときの任意の所望
の横方向解像度について最大露光時間に等しいことを特
徴とする上記1、2、3、4、5、6または7に記載の
フォトセンサの露光時間決定方法である。
【0044】9. 露光時間は、201dpi以上30
0dpi以下の横方向の所望の解像度、121dpi以
上1200dpi以下の走査方向の所望の解像度、12
dpi以上200dpi以下の横方向の所望の解像度、
および179dpi以下121dpi以上の走査方向の
所望の解像度について、最大露光時間を2で割った時間
に等しいことを特徴とする上記1、2、3、4、5、
6、7または8に記載のフォトセンサの露光時間決定方
法である。
【0045】10. 露光時間は、12dpi以上20
0dpi以下の横方向の所望の解像度および180dp
i以上1200dpi以下の走査方向の所望の解像度に
ついて、最大露光時間を3で割ったものに等しいことを
特徴とする上記1、2、3、4、5、6、7、8または
9に記載のフォトセンサの露光時間決定方法である。
【0046】11. 走査方向の所望の解像度と横方向
の所望の解像度で対象を走査する方法であって、横方向
の所望の解像度に基づいてスキャナフォトセンサの初期
露光時間を決定するステップと、前記初期露光時間に基
づいて走査方向の最低解像度を決定するステップと、前
記走査方向の最低解像度を走査方向の所望の解像度と比
較するステップと、前記初期露光時間を増大し、前記増
大した露光時間に基づいて走査方向の最低解像度を再度
決定し、(a).前記走査方向の最低解像度が走査方向
の所望の解像度以下になるか、(b).前記増大した露
光時間が所定の最大露光時間に等しくなるまで前記走査
方向の最低解像度を走査方向の所望の解像度と比較する
ステップと、前記増大した露光時間に基づいて横方向の
有効解像度を決定するステップと、前記増大した露光時
間と走査方向の所望の解像度に基づいて走査線掃引速度
を決定するステップと、前記増大した露光時間と前記走
査線掃引速度で対象を走査するステップと、からなるフ
ォトセンサの露光時間決定方法に適用される対象の走査
方法である。
【0047】12. 前記初期露光時間に基づいて走査
方向の最低解像度を決定するステップが、前記初期露光
時間に所定の最大走査線掃引速度を掛けるステップを含
むことを特徴とする上記11に記載の対象の走査方法で
ある。
【0048】13. 前記横方向の所望の解像度に基づ
いて初期露光時間を決定するステップは、横方向の所望
の解像度を横方向の所定の固有解像度と比較するステッ
プと、横方向の所望の解像度が横方向の所定の固有解像
度以上である場合、初期露光時間を所定の最大露光時間
に等しく設定するステップと、横方向の所望の解像度が
横方向の所定の固有解像度より低い場合、初期露光時間
を所定の最大露光時間より短く設定するステップと、か
らなることを特徴とする上記12に記載の対象の走査方
法である。
【0049】14. 前記初期露光時間は所定の最大露
光時間をある整数で割った時間に設定することができる
ことを特徴とする上記13に記載の対象の走査方法であ
る。
【0050】15. 初期露光時間を所定の最大露光時
間より短く設定するステップは、横方向の所望の解像度
が横方向の所定の固有解像度の1/3と1/2の間であ
る場合、初期露光時間を所定の最大露光時間の1/2に
設定するステップと、横方向の所望の解像度が横方向の
所定の固有解像度の1/3より低い場合、初期露光時間
を所定の最大露光時間の1/3に設定するステップス
と、からなることを特徴とする上記14に記載の対象の
走査方法である。
【0051】16. 所定の最大露光時間は600dp
iの横方向の固有解像度に対応することを特徴とする上
記15に記載の対象の走査方法である。
【0052】17. 横方向の所望の解像度と走査方向
の所望の解像度は12dpiから1200dpiの間で
選択することができることを特徴とする上記16に記載
の対象の走査方法である。
【0053】18. 露光時間は、走査方向の任意の所
望の解像度、301dpi以上1200dpi以下の横
方向の所望の解像度、および走査方向の所望の解像度が
12dpi以上120dpi以下であるときの任意の所
望の横方向解像度について最大露光時間に等しいことを
特徴とする上記17に記載の対象の走査方法である。
【0054】19. 露光時間は、201dpi以上3
00dpi以下の横方向の所望の解像度、121dpi
以上1200dpi以下の走査方向の所望の解像度、1
2dpi以上200dpi以下の横方向の所望の解像
度、および179dpi以下121dpi以上の走査方
向の所望の解像度について、最大露光時間を2で割った
時間に等しいことを特徴とする上記18に記載の対象の
走査方法である。
【0055】20. 露光時間は、12dpi以上20
0dpi以下の横方向の所望の解像度および180dp
i以上1200dpi以下の走査方向の所望の解像度に
ついて、最大露光時間を3で割ったものに等しいことを
特徴とする上記19に記載の対象の走査方法である。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、横方向
の所望の解像度に基づいて初期露光時間を決定し、この
初期露光時間に基づいて走査方向の最低解像度を決定
し、初期露光時間を増大した露光時間に基づいて走査方
向の最低解像度を決定し、走査方向の最低解像度が走査
方向の所望の解像度以下になるか、増大した露光時間が
所望の最大露光時間に等しくなるまで走査方向の最低解
像度を走査方向の所望の解像度と比較するようにしたの
で、エイリアス等の画像の劣化や、モアレ・パターンの
発生等を防止することができるとともに、イメージ・ス
キャナを幅広い解像度で走査を行うことができ、低い走
査解像度を選択しても、走査速度をそれに応じて高くす
ることができる。しかも、使用するイメージ・スキャナ
に高価なA/D変換器を用いる必要もなく、画像データ
信号の信号対雑音比を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CCDからの画素電荷を選択的に組み合わせデ
ジタイズするデータ・サンプリング変換回路の概略図で
ある。
【図2】適当なCCD露光時間(すなわちサンプリング
レート)を決定するための図1に示す制御ユニットの実
行するステップのフローチャートである。
【符号の説明】
10 データ・サンプリング変換回路 12 変換回路 14 電荷結合素子(CCD) 16 デジタル・データ・ストリーム 18 電荷/電圧変換器 20 ホールド回路 22 アナログ/デジタル(A/D)変換器 24 制御ユニット 26,36 緩衝増幅器 28 スイッチ 30,44 コンデンサ 34 第2のスイッチ 40 第3のスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査方向の所望の解像度と横方向の所望
    の解像度に基づいてフォトセンサの露光時間を決定する
    方法であって、 横方向の所望の解像度に基づいて初期露光時間を決定す
    るステップと、 前記初期露光時間に基づいて走査方向の最低解像度を決
    定するステップと、 前記走査方向の最低解像度を走査方向の所望の解像度と
    比較するステップと、 前記初期露光時間を増大し、前記増大した露光時間に基
    づいて走査方向の最低解像度を再度決定し、(a).前
    記走査方向の最低解像度が走査方向の所望の解像度以下
    になるか、(b).前記増大した露光時間が所定の最大
    露光時間に等しくなるまで前記走査方向の最低解像度を
    走査方向の所望の解像度と比較するステップと、からな
    るフォトセンサの露光時間決定方法。
JP7293084A 1994-11-14 1995-11-10 フォトセンサの露光時間決定方法 Pending JPH08212335A (ja)

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