JP2016021227A - 検出装置及び入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検出体を検出するための光が長時間眼に入らないよう安全性の向上が図られた検出装置を提供する。【解決手段】検出装置10は赤外LD31を含むとともに被検出体を検出するための所定領域である空中画像Pに対して赤外LD31の赤外線レーザ光を照射する照射部20と、空中画像Pで反射した赤外線レーザ光の反射光R2を受光する受光部11と、受光部11が受光した反射光R2に対する所定基準に基づき照射部20の動作を制御する主制御部12と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は検出装置、及びこれを備える入力装置に関する。
従来、非接触式の操作パネルや3次元型の入力装置などにおいて、空間上の手指などの指示体(被検出体)を検出するための検出装置が提案されている。このような検出装置に係る従来技術が例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された従来の検出装置は撮像素子や赤外線センサを用いて操作パネル上の空中で指示された手指などの被検出体を検出している。これにより、非接触で操作パネルの入力操作を行うことができ、入力操作による装置の汚染等を防止している。
特開2010−12158号公報
しかしながら、上記従来の検出装置に用いられた撮像素子は応答性が悪く、操作パネルに接触する可能性がある。赤外線センサは複数の発光部及び受光部を必要とし、さらにそれらを並べるためのフレームを必要とし、センサやフレームに手指等が接触する可能性がある。
一方、これら応答性や設置上の問題への対策として、赤外線レーザを利用することが考えられる。しかしながら、赤外線レーザを利用する場合、赤外線は眼に入っても安全なレベルであるものの、レーザ光が長時間眼に入らないような安全対策が必要になる。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、被検出体を検出するための光が長時間眼に入らないよう安全性の向上が図られた検出装置、及びこれを備えた入力装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の検出装置は、第1光源を含むとともに所定領域に対して第1光源の光を照射する照射部と、前記所定領域で反射した光を受光する受光部と、前記受光部が受光した光に対する所定基準に基づき前記照射部の動作を制御する制御部と、を備える。
例えば、本発明の検出装置は、発光する第1光源と、被検出体を検出するための空中の所定の検出領域に対して第1光源の光を照射する照射部と、前記検出領域に進入した被検出体で反射した第1光源の光を受光する受光部と、第1光源及び前記照射部の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記受光部の、連続して受光する第1光源の光の受光時間が予め定めた所定時間を超えた場合に前記照射部による光の照射を制限する。
この構成によれば、検出装置は、連続して受光する第1光源の光の受光時間が予め定めた所定時間以下である場合、手指などのような比較的小さい指示体を被検出体として検出する。なおここで、前記所定時間としては、例えば手指や指示棒などの指示体と比較して大きい握りこぶし程度の大きさの物体を検知するに要する時間が設定される。そして、検出装置は、受光時間が所定時間を超えた場合、比較的大きい物体、すなわち例えばユーザの頭部が検出領域に進入したことを検出して例えば光の照射を停止させるといった照射部による光の照射の制限を行う。したがって、ユーザの頭部が検出領域に進入した場合、検出装置は迅速に光の照射を停止する。その結果、第1光源の光が長時間眼に入ることが抑制される。
また、上記構成の検出装置において、前記照射部は第1光源の光を用いて前記所定領域に対して光走査を行い、前記制御部は前記照射部による複数本分の光走査において前記受光部が受光した光に対する所定基準を満たした場合に前記照射部の動作を制御する。
例えば、前記照射部が第1光源の光を用いて前記検出領域に対して光走査を行い、前記制御部が、前記照射部による複数本分の光走査において前記受光部の前記受光時間が前記所定時間を超えた場合に前記照射部による光の照射を制限する。
この構成によれば、検出装置の検出精度が向上する。したがって、誤検知が抑制され、ユーザの頭部が検出領域に進入したことがより正確に検出される。
また、上記構成の検出装置において、前記制御部は前記所定領域より狭い範囲で前記照射部に光を照射させる。
そして、上記構成の検出装置において、前記制御部は前記受光部が受光した光に対する所定基準を満たした場合に前記照射部の動作の制御を解除する。
例えば、前記制御部が、前記照射部による光の照射を制限する際に通常の前記検出領域より狭い範囲で前記照射部に光を照射させ、前記受光部の前記受光時間が前記所定時間以下になった場合に前記照射部による通常の光の照射を再開させる。
この構成によれば、検出装置はユーザの頭部が検出領域に進入したことを検出して例えば光の照射を停止するといった照射部による光の照射の制限を行った後、その頭部が検出領域から退避することを待って、照射部による通常の光の照射を再開する。したがって、安全性が高められるとともに、迅速に通常の検出動作が再開される。
また、上記構成の検出装置において、前記受光部に入射するよう前記所定領域に向けて光を照射する第2光源を備え、前記制御部は前記照射部の動作を制御する場合に第2光源を点灯し、前記受光部が受光した第1光源の光の受光量に差異が生じた場合に前記照射部の動作の制御を解除して第2光源を消灯する。
そして、上記構成の検出装置において、第2光源は前記照明部の外側であって、第1光源と異なる位置に配置される。
また、上記構成の検出装置において、第2光源を前記検出領域を挟んで前記受光部と対向させて配置した。
これらの構成によれば、検出装置は照射部による通常の光の照射を再開するために、別光源である第2光源を利用して例えばユーザの頭部が検出領域から退避することを検出する。したがって、より一層迅速に通常の検出動作が再開される。
また、上記構成の検出装置において、前記照射部の動作の制御には前記照射部が照射する光量を減少させることを含む。
また、上記構成の検出装置において、前記照射部の動作の制御には前記照射部による光の照射を停止させることを含む。
また、上記構成の検出装置において、前記照射部の動作の制御には前記照射部が照射する光量を減少させた後に前記照射部による光の照射を停止させることを含む。
また、上記構成の検出装置において、前記受光部が受光した光に対する所定基準には前記受光部の受光時間を含む。
また、上記構成の検出装置において、前記受光部が受光した光に対する所定基準には積算した前記受光部の受光量を含む。
また、上記構成の検出装置において、前記所定領域で反射した光が複数ある場合に、前記制御部は前記受光部が受光する複数の光のうち所定基準を満たした光に基づき前記照射部の動作を制御する。
また、上記構成の検出装置において、前記所定領域で反射した光を受光する第1受光部と、前記所定領域以外の領域で反射した光を受光する第2受光部と、を備える。
また、本発明は、上記の検出装置を入力装置に搭載した。
この構成によれば、入力装置において、第1光源の光が長時間眼に入ることが抑制される。さらに、第1光源の光を入力操作のためにも用いることができるので、光源を効率よく利用することが可能である。
本発明の構成によれば、被検出体を検出するための光が長時間眼に入らないよう安全性の向上が図られた検出装置、及びこれを備えた入力装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の入力装置の概略構成図である。 本発明の第1実施形態の検出装置による検出動作の説明図である。 本発明の第1実施形態の検出装置による検出信号を示すグラフである。 本発明の第1実施形態の検出装置による検出動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態の検出装置による検出動作の説明図にして、異常検知状態を示すものである。 本発明の第1実施形態の検出装置による検出信号を示すグラフにして、異常検知状態を示すものである。 本発明の第2実施形態の検出装置による検出動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態の検出装置による検出動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態の入力装置の概略構成図である。 本発明の第4実施形態の検出装置による検出動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態の検出装置による検出動作の説明図である。 本発明の第4実施形態の検出装置による検出信号を示すグラフである。 本発明の第5実施形態の入力装置の概略構成図である。 本発明の第5実施形態の検出装置による検出動作の説明図である。 本発明の第5実施形態の検出装置による検出信号を示すグラフである。 本発明の第6実施形態の検出装置のレーザ光量及び検出信号を示すグラフである。 本発明の第7実施形態の検出装置による検出信号を示すグラフにして、異常検知状態を示すものである。 本発明の第8実施形態の検出装置による検出信号を示すグラフにして、異常検知状態を示すものである。 本発明の第9実施形態の検出装置による検出動作の説明図である。 本発明の第10実施形態の入力装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1実施形態>
最初に、本発明の第1実施形態の検出装置及び入力装置について、図1〜図3を用いて説明する。図1は入力装置の概略構成図である。図2及び図3は入力装置の検出装置による検出動作の説明図及び検出信号を示すグラフである。
入力装置1は、図1に示すように映像表示部2、空中投影パネル3及び検出装置10を備える。入力装置1は3次元型の入力装置であって、空中のある所定領域に操作パネルを含む空中画像Pを投影する。さらに、入力装置1はその操作パネルに対して指示された手指などの被検出体を検出して入力操作を受け付ける。
映像表示部2は入力操作を受け付けるアプリケーションに応じて、空中に表示させる操作パネルを含む空中画像Pの元となる画像を表示する。空中画像Pの元となる画像は後述する主制御部12、或いは不図示の映像処理部で生成される。空中投影パネル3は映像表示部2が表示する画像を空中の所定領域に向けて投影して空中画像Pを生成する。なお、図1の白抜き矢印は空中画像Pの投影経路を示す。
検出装置10は照射部20、受光部11及び主制御部12を備える。検出装置10は検出領域である空中画像Pの操作パネルに対して指示された手指などの指示体を被検出体として検出する。
照射部20は発光部30、光学部40及び走査部50を備える。発光部30は第1光源である赤外線レーザダイオード(以下赤外LDと称する)31、LDドライバ32及びLD制御部33を備える。光学部40は光学系41、光学系駆動部42及び光学系制御部43を備える。走査部50は走査ミラー51、ミラードライバ52及びミラー制御部53を備える。
赤外LD31は赤外線レーザ光を放つ発光素子である。この発光素子は「日本工業規格C6802:2014 レーザ製品の安全基準」に記載された例えばクラス1Mレーザ製品の条件を満たすものであり、そのレーザ光の波長域は302.5nm〜4000nmである。クラス1Mレーザ製品の人の眼への影響に係る時間基準は100秒とされている。このように、赤外LD31が放つ赤外線レーザ光は人の眼に入っても安全なレベルの光であるが、長時間眼に入ることは好ましくなく、万が一眼に入った場合でも100秒未満が望ましい。なお、赤外LD31を構成する発光素子はクラス1Mレーザ製品に限定されるわけではなく、他の規格の発光素子を用いても良い。
LDドライバ32は赤外LD31の発光のON/OFFや出力等に関する駆動制御を行うことができる。LD制御部33は赤外LD31の光制御信号を生成し、LDドライバ32に出力する。
光学系41は、例えばコリメートレンズなどといった光学部材を含む。光学系駆動部42は、例えばコリメートレンズを光軸方向に移動させて空中画像Pに至る赤外線レーザ光の収束及び発散の度合い、照射位置などを調節することができる。光学系制御部43は光学系41の動作を制御するための駆動制御信号を生成し、光学系駆動部42に出力する。
走査ミラー51は赤外線レーザ光の反射方向を2軸方向に変化させることができる。走査ミラー51が赤外線レーザ光の反射方向を変化させることにより、照射部20から検出領域である空中画像Pに向けて走査レーザ光R1が照射される。
ミラードライバ52は走査ミラー51を制御する駆動制御部である。ミラードライバ52はミラー制御部53からの水平同期信号及び垂直同期信号に応じて走査ミラー51を駆動し、走査ミラー51によるレーザ光の反射方向を水平方向及び垂直方向に偏向させる。
ミラー制御部53は走査ミラー51の方向を制御するための制御信号を生成し、ミラードライバ52に出力する。ミラー制御部53は空中画像Pに対応して定められた走査領域、走査線数、フレームレートに応じて走査ミラー51の駆動波形を生成し、走査ミラー51の走査位置を示す同期信号を出力する。
受光部11は入力装置1が設置された環境の自然光と、照射部20から空中画像Pに向けて出射された走査レーザ光R1の反射光R2とを受光する。なお、ここで述べる「自然光」には、太陽光や月光などといった自然に由来する光に加えて、入力装置1が発する光以外のその環境に存在する人工光(例えば室内照明の光)を含む。そして、受光部11は入射した光を電気信号に光電変換して出力する。受光部11が出力した電気信号は主制御部12に送られる。
なお、照射部20及び受光部11は、照射部20から出射される走査レーザ光R1が直接受光部11に入射しない位置関係で配置される。
主制御部12は不図示の記憶部等に格納されたプログラムや制御情報などを用いて、検出装置1の各構成要素を制御する。主制御部12はLD制御部33、光学系制御部43及びミラー制御部53各々に対して制御信号を出力する。
図2は入力装置1の通常の動作状態を示す。ユーザはその手指Fを空中画像Pの操作パネルに差し出して入力操作を行う。照射部20から空中画像Pに向けて出射された走査レーザ光R1は手指Fに当たり、反射する。受光部11は入力装置1が設置された環境の自然光と、走査レーザ光R1の反射光R2とを受光する。
図3は併記した光走査の水平同期信号に対する受光部11の通常の検出信号を示す。空中画像Pの垂直方向に関して手指Fの箇所に対応する光走査の水平同期信号に対して、受光部11の検出信号はそのほぼ中央部に突出したピークを示している。受光部11の検出信号のL0は自然光に由来する成分であり、L2は手指Fを含む被検出体で反射した反射光R2に由来する成分である。
入力装置1は検出装置10による被検出体の検出に関して、受光部11の受光量に対する閾値Thを不図示の記憶部等に予め記憶している。主制御部12は受光部11の受光量がこの閾値Thを超えると、手指Fなどの被検出体が検出領域である空中画像Pに差し出されたことを識別する。また、主制御部12は手指Fなどの被検出体の存在に基づく受光部11の検出信号のピークの水平方向の位置を、その検出タイミングを光走査の水平同期信号に対応付けて識別する。
このようにして、入力装置1はユーザが手指Fなどで空中画像Pの操作パネルに対して入力操作を行ったことと、その手指Fなどによる指示位置と、を識別する。
続いて、検出装置10による被検出体の検出動作について、図4に示すフローに沿って図5及び図6を用いて説明する。図4は検出装置10による検出動作を示すフローチャートである。図5及び図6は検出装置10による検出動作の説明図及び検出信号を示すグラフにして、異常検知状態を示すものである。
入力装置1による入力操作の受け付けが開始されると(図4のスタート)、検出装置10による被検出体の検出動作が開始される(ステップ#101)。そして、主制御部12は被検出体の検出に際し、受光部11の受光量が閾値Thを超え、その光の受光時間が予め定めた所定時間t0(図6参照)を超えるか否かを判別する(ステップ#102)。
通常、入力操作に際し、ユーザが手指Fやその他の指示棒等を利用した場合の受光部11により連続して受光する走査レーザ光R1の反射光R2の受光時間は比較的短い。したがって、主制御部12は手指Fや指示棒などの指示体と比較して大きい握りこぶし程度の大きさの物体を検知するに要する時間を所定時間t0として設定して被検出体を識別する。なお、所定時間t0は不図示の記憶部等に予め記憶され、適宜変更することができる。また、赤外線レーザ光が例えばクラス1Mレーザ光である場合、眼に入る虞があることを考慮して、所定時間t0は100秒未満とすることが好ましい。
したがって、手指Fや指示棒などの指示体を利用した場合、受光時間が所定時間t0を超過することはなく(ステップ#102のNo)、ステップ#101に戻って通常の検出動作が継続される。
一方、例えば図5に示すようにユーザの頭部Hが検出領域である空中画像Pに進入した場合、図6に示すように受光部11の、受光量が閾値Thを超えて連続して受光する反射光R2の受光時間は握りこぶし程度を想定した所定時間t0を超過する可能性が高い。これにより、受光時間が所定時間t0を超過した場合(ステップ#102のYes)、主制御部12は照射部20に赤外線レーザ光の照射を停止させるという光の照射の制限を行う(ステップ#103)。そして、検出装置10による被検出体の検出動作が終了される(図4のエンド)。
なお、検出装置10が光の照射を停止するときに、音声や映像によって空中画像Pに頭部Hが進入したユーザに対して警告を発するようにしても良い。
上記のように、本発明の実施形態の検出装置10は第1光源である赤外LD31を含むとともに所定領域(空中画像P)に対して赤外LD31の赤外線レーザ光を照射する照射部20と、所定領域(空中画像P)で反射した赤外線レーザ光の反射光R2を受光する受光部11と、受光部11が受光した反射光R2に対する所定基準に基づき照射部20の動作を制御する主制御部12と、を備える。
例えば、検出装置10は発光する赤外LD31と、被検出体を検出するための空中の所定の検出領域である空中画像Pに対して赤外LD31の赤外線レーザ光を照射する照射部20と、空中画像Pに進入した被検出体で反射した赤外線レーザ光の反射光R2を受光する受光部11と、赤外LD31及び照射部20の動作を制御する主制御部12と、を備える。そして、主制御部12は、受光部11の、連続して受光する赤外LD31の赤外線レーザ光の受光時間が予め定めた所定時間t0を超えた場合に照射部20に赤外線レーザ光の照射を停止させるという光の照射の制限を行う。
この構成によれば、検出装置10は、連続して受光する赤外LD31の赤外線レーザ光の受光時間が予め定めた所定時間t0以下である場合、手指Fなどのような比較的小さい指示体を被検出体として検出する。そして、検出装置10は、受光時間が所定時間t0を超えた場合、比較的大きい物体、すなわち例えばユーザの頭部Hが空中画像Pに進入したことを検出して照射部20に赤外線レーザ光の照射を停止させる。したがって、ユーザの頭部Hが検出領域である空中画像Pに進入した場合、検出装置10は迅速に赤外線レーザ光の照射を停止することができる。その結果、赤外線レーザ光が長時間眼に入ることを抑制することが可能である。
また、検出装置10において、主制御部12による照射部20の動作の制御には、照射部20による光の照射を停止させることを含む。この構成によれば、赤外線レーザ光が長時間ユーザの眼に入ることを抑制する作用を向上させることができる。
また、検出装置10において、受光部11が受光した赤外線レーザ光の反射光R2に対する所定基準には受光部11の反射光R2の受光時間(所定時間t0)を含む。この構成によれば、受光部11による反射光R2の受光時間に基づいてユーザの頭部Hが空中画像Pに進入したことを検出することができ、迅速に赤外線レーザ光の照射を停止することが可能である。
また、上記構成の検出装置10を入力装置1に搭載することにより、入力装置1において赤外LD31の赤外線レーザ光が長時間眼に入ることを抑制することができる。さらに、赤外LD31の赤外線レーザ光を入力操作のためにも用いることができるので、光源を効率良く利用することが可能である。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態の検出装置について、図7を用いてその構成を説明する。図7は検出装置による検出動作を示すフローチャートである。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第2実施形態の検出装置10は、図7に示すように受光部11による赤外線レーザ光の受光時間が所定時間t0を超過した場合(ステップ#202のYes)、主制御部12は予め0(ゼロ)に設定された光走査カウンタを1加算する(ステップ#203)。
続いて、主制御部12は光走査カウンタが予め定めた所定値を超過したか否かを判別する(ステップ#204)。この光走査カウンタに係る所定値は走査部50による複数本分の水平方向の光走査の走査線数が予め設定され、不図示の記憶部等に記憶される。
そして、光走査カウンタが所定値を超過していない場合(ステップ#204のNo)、検出動作処理はステップ#202に戻る。続くステップ#202において受光部11による受光時間が所定時間t0を超過しない場合(ステップ#202のNo)、検出動作処理がステップ#201に戻るとともに、これまで計数した光走査カウンタが0(ゼロ)にリセットされる。
すなわち、ここでは複数本分の走査線の領域において受光部11による赤外線レーザ光の受光時間が所定時間t0を超過していないので、ユーザの頭部Hが空中画像Pに進入していないと判断される。
一方、連続して受光する受光部11の受光時間が所定時間t0を超過し、加算された光走査カウンタが所定値を超過した場合(ステップ#204のYes)、主制御部12は照射部20に赤外線レーザ光の照射を停止させる(ステップ#205)。そして、検出装置10による被検出体の検出動作が終了される(図7のエンド)。
上記のように、検出装置10において、照射部20は赤外LD31の赤外線レーザ光を用いて所定領域(空中画像P)に対して光走査を行い、主制御部12は照射部20による複数本分の光走査において受光部11が受光した赤外線レーザ光の反射光に対する所定基準を満たした場合に照射部20の動作を制御する。
例えば、主制御部12は照射部20の走査部50による複数本分の光走査において受光部11の受光時間が所定時間t0を超えた場合に照射部20に赤外線レーザ光の照射を停止させる。この構成によれば、検出装置10の検出精度を向上させることができる。したがって、誤検知を抑制することができ、ユーザの頭部Hが検出領域である空中画像Pに進入したことをより正確に検出することが可能になる。
なお、光走査の数フレーム(画面)分にわたって受光部11による赤外線レーザ光の受光時間が所定時間t0を超えた場合に赤外線レーザ光の照射を停止させるようにしても良い。また、光走査のフレームごとに時系列で受光部11の受光時間を監視し、受光部11の受光時間が徐々に所定時間t0に近づく場合に、早めに赤外線レーザ光の照射を停止させるようにしても良い。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態の検出装置について、図8を用いてその構成を説明する。図8は検出装置による検出動作を示すフローチャートである。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。このことに関して、赤外線レーザ光の照射を停止する過程については第1及び第2実施形態と同様であるので、ここではその説明を省略する。
第3実施形態の検出装置10は、例えばユーザの頭部Hが空中画像Pに進入したことを検出して照射部20による赤外線レーザ光の照射を停止させた後の、通常の検出動作に復帰する構成に独特の特徴がある。
照射部20による赤外線レーザ光の照射が停止されると(図8のスタート)、主制御部12は通常の検出領域より狭い範囲で照射部20に赤外線レーザ光を照射させる(ステップ#301)。このとき、主制御部12は走査部50を制御して、例えばユーザの頭部Hを検出した領域に対応する複数本分の走査線の領域において赤外線レーザ光で走査させる。また、フレーム(画面)単位や点状に赤外線レーザ光を照射させても良い。
なお、赤外線レーザ光を照射させる範囲についての通常の検出領域より狭い範囲としては、例えばユーザの眼に影響が及ばないように通常の検出領域のうち上側領域への赤外線レーザ光の照射を停止させ、下側領域のみ赤外線レーザ光を照射させるといったことを含む。また逆に、通常の検出領域のうち上側領域のみ赤外線レーザ光を照射させ、下側領域への赤外線レーザ光の照射を停止させるようにしても良い。
続いて、主制御部12は受光部11による赤外線レーザ光の受光時間が所定時間t0を超過したか否かを判別する(ステップ#302)。ユーザの頭部Hが空中画像Pに存在し続けると、受光部11による赤外線レーザ光の受光時間は図6に示す状態から変化しない。したがって、受光時間が所定時間t0を超過した場合(ステップ#302のYes)、ステップ#301に戻って、主制御部12は再度赤外線レーザ光を照射させる。このとき、待機時間を設けて、再度赤外線レーザ光を照射させるようにしても良い。
一方、ユーザの頭部Hが空中画像Pから退避すると、受光部11は赤外線レーザ光を受光しなくなる。すなわち、受光部11による赤外線レーザ光の受光時間が所定時間t0を超過していない場合(ステップ#302のNo)、主制御部12は照射部20による通常の赤外線レーザ光の照射を開始させる(ステップ#303)。
そして、例えばユーザの頭部Hが空中画像Pに進入して赤外線レーザ光の照射を停止した後の、通常の検出動作への復帰に係る動作が終了される(図8のエンド)。
上記のように、主制御部12は照射部20による赤外線レーザ光の照射を停止させた後、通常の検出領域より狭い範囲で照射部20に赤外線レーザ光を照射させ、受光部11の連続して受光する赤外線レーザ光の受光時間が所定時間t0以下になった場合に照射部20に赤外線レーザ光の照射の停止を解除させて、通常の赤外線レーザ光の照射を再開させる。この構成によれば、検出装置10はユーザの頭部Hが所定の検出領域である空中画像Pから退避することを待って、照射部20による通常の赤外線レーザ光の照射を再開する。したがって、安全性を高めることができるとともに、迅速に通常の検出動作を再開することが可能である。
なお、第1、第2及び第3実施形態では、受光部11の、連続して受光する赤外LD31の赤外線レーザ光の受光時間が予め定めた所定時間t0を超えた場合の照射部20による赤外線レーザ光の照射の制限について、赤外線レーザ光の照射を停止させることとして説明した。しかしながら、第3実施形態の変形例としては、受光部11の、連続して受光する赤外LD31の赤外線レーザ光の受光時間が予め定めた所定時間t0を超えた後、照射部20による赤外線レーザ光の照射を一時的に停止させることなく、直接通常の検出領域より狭い範囲で照射部20に赤外線レーザ光を照射させるように制御しても良い。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態の検出装置及び入力装置について、図9〜図12を用いてその構成を説明する。図9は入力装置の概略構成図であり、図10は検出装置による検出動作を示すフローチャートである。図11及び図12は検出装置による検出動作の説明図及び検出信号を示すグラフであって、異常検知状態を示すものである。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第4実施形態の検出装置10は、図9に示すように第2光源であるLED光源13を備える。この光源はLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)に限定されるわけではなく、他の種類の光源であっても良い。また、この光源は赤外光や可視光など、いずれの光を出射するものであっても構わない。LED光源13はLED制御部14を介して主制御部12が出力する制御信号に基づき発光のON/OFFや出力等に関する駆動制御がなされる。
なお、第2光源であるLED光源13は照明部20の外側であって、第1光源である赤外LD31と異なる位置に配置される。
LED光源13は検出領域である空中画像Pに向けてLED光R3を照射する。LED光源13は受光部11に対してLED光R3が直接受光部11に入射しない位置関係であって、空中画像Pに進入した被検出体に当たって反射したLED光R3の反射光R4(図11参照)が受光部11に入射するよう配置される。LED光源13は、例えばユーザの頭部Hが空中画像Pに進入したことを検出して照射部20による赤外線レーザ光の照射を停止させた後の、通常の検出動作に復帰する際に使用される。
続いて、検出装置10による被検出体の検出動作について、図10に示すフローに沿って図11及び図12を用いて説明する。
なおここで、検出装置10はLED光源13を点灯させて、ユーザの頭部Hのような比較的大きな被検出体が空中画像Pに存在していないとき、すなわち被検出体の未検出時の受光部11の受光量(図12参照)を不図示の記憶部等に予め記憶させている。例えば、図11に示すようにユーザの頭部Hが空中画像Pに進入すると、頭部Hに当たって反射したLED光R3の反射光R4を受光部11が受光する。すなわち、ユーザの頭部Hを検出すると、図12に示すように受光部11の受光量が増加する。
そして、照射部20による赤外線レーザ光の照射が停止されると(図10のスタート)、主制御部12はLED光源13を点灯させる(ステップ#401)。ユーザの頭部Hを検出したことにより赤外線レーザ光の照射が停止されているので、ステップ#401でLED光源13を点灯させると、受光部11の受光量は図12に示す増加した状態になる。
続いて、主制御部12は受光部11の受光量に差異が生じたか否かを判別する(ステップ#402)。ユーザの頭部Hが空中画像Pに存在し続けると、受光部11の受光量は図12に示す増加した状態から変化しない。したがって、受光部11の受光量に差異が生じていない場合(ステップ#402のNo)、主制御部12はLED光源13を点灯させ続けた状態で受光部11の受光量に差異が生じるかどうか監視を続ける。
一方、ユーザの頭部Hが空中画像Pから退避すると、受光部11の受光量は図12に示す頭部H等の被検出体の未検出時の状態に変化する。したがって、受光部11の受光量に差異が生じた場合(ステップ#402のYes)、主制御部12は照射部20による通常の赤外線レーザ光の照射を開始させる(ステップ#403)。さらに、主制御部12はLED光源13を消灯させる(ステップ#404)。
そして、例えばユーザの頭部Hが空中画像Pに進入して赤外線レーザ光の照射を停止した後の、通常の検出動作への復帰に係る動作が終了される(図10のエンド)。
上記のように、検出装置10は反射光R4が受光部11に入射するよう検出領域である空中画像Pに向けてLED光R3を照射するLED光源13を備える。そして、主制御部12は照射部20の動作を制御する場合、すなわち照射部20による赤外線レーザ光の照射を停止した後、LED光源13を点灯し、受光部11が受光したLED光R3の反射光R4の受光量に差異が生じた場合に照射部20の動作の制御を解除して、すなわち照射部20による通常の赤外線レーザ光の照射を再開してLED光源13を消灯する。そして、第2光源であるLED光源13を照明部20の外側であって、第1光源である赤外LD31と異なる位置に配置している。
これらの構成によれば、検出装置10は照射部20による赤外線レーザ光の照射を再開するために、別光源であるLED光源13を利用して例えばユーザの頭部Hが所定の検出領域である空中画像Pから退避することを検出することができる。したがって、より一層迅速に通常の検出動作を再開することが可能である。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態の検出装置及び入力装置について、図13〜図15を用いてその構成を説明する。図13は入力装置の概略構成図である。図14及び図15は検出装置による検出動作の説明図及び検出信号を示すグラフであって、異常検知状態を示すものである。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1及び第4実施形態と同じであるので、それらの実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第5実施形態の検出装置10は、図13に示すように第2光源であるLED光源15を備える。LED光源15は検出領域である空中画像Pに向けてLED光R5を照射する。LED光源15は空中画像Pを挟んで受光部11と対向するよう配置される。これにより、空中画像Pに遮蔽物がない場合、LED光源15が照射するLED光R5が直接受光部11に入射する。LED光源15は、例えばユーザの頭部Hが空中画像Pに進入したことを検出して照射部20による赤外線レーザ光の照射を停止させた後の、通常の検出動作に復帰する際に使用される。
検出装置10はLED光源15を点灯させて、ユーザの頭部Hのような比較的大きな被検出体が空中画像Pに存在していないとき、すなわち被検出体の未検出時の受光部11の受光量(図15参照)を不図示の記憶部等に予め記憶させている。例えば、図14に示すようにユーザの頭部Hが空中画像Pに進入すると、受光部11が受光するLED光R5が頭部Hによって遮蔽される。すなわち、ユーザの頭部Hを検出すると、図15に示すように受光部11の受光量が減少する。
一方、ユーザの頭部Hが空中画像Pから退避すると、受光部11の受光量は図15に示す頭部H等の被検出体の未検出時の状態に変化する。したがって、受光部11の受光量に差異が生じた場合、主制御部12は照射部20による通常の赤外線レーザ光の照射を開始させる。さらに、主制御部12はLED光源15を消灯させる。
上記のように、検出装置10はLED光源15を、所定の検出領域である空中画像Pを挟んで受光部11と対向させて配置している。この構成によれば、検出装置10は照射部20による通常の赤外線レーザ光の照射を再開するために、別光源であるLED光源15を利用して例えばユーザの頭部Hが検出領域である空中画像Pから退避することを検出することができる。したがって、より一層迅速に通常の検出動作を再開することが可能である。
なお、第4及び第5実施形態において第2光源であるLED光源13、15に可視光を照射する光源を用いると、空中画像Pに頭部Hが進入したユーザに対してLED光源13、15の光によって警告を発することができる。
<第6実施形態>
次に、本発明の第6実施形態の検出装置について、図16を用いてその構成を説明する。図16は検出装置のレーザ光量及び検出信号を示すグラフである。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第6実施形態の検出装置10は、例えばユーザの頭部Hが所定領域である空中画像Pに進入し(図5参照)、図16に示すように受光部11の、受光量が閾値Thを超えて連続して受光する反射光R2の受光時間が所定時間t0を超過した場合、主制御部12は照射部20に赤外LD31が照射するレーザ光量を減少させるという制御を行う。
すなわち、入力装置1による入力操作の検出のために赤外LD31が照射するレーザ光量の割合が1.0であるとすると、閾値Thを超えた反射光R2の受光時間が所定時間t0を超過した場合に、主制御部12は赤外LD31のレーザ光量の割合を例えば半減させて0.5とする。さらにその後、閾値Thを超えた反射光R2の受光時間が所定時間t1を経過した場合、主制御部12は照射部20に赤外線レーザ光の照射を停止させる(レーザ光量の割合=0)という制御を行う。
赤外LD31のレーザ光量の割合を半減させて0.5とした後、所定時間t1を経過するまでに受光部11の受光量が閾値Thよりも減少した場合、主制御部12は赤外LD31が照射するレーザ光量を半減させるという制御を解除して、元のレーザ光量に戻す制御を行う。
上記のように、検出装置10において、主制御部12による照射部20の動作の制御には、照射部20が照射する光量を減少させることを含む。さらに、主制御部12による照射部20の動作の制御には、照射部20が照射する光量を減少させた後に照射部20による光の照射を停止させることを含む。これらの構成によれば、例えば閾値Thを超えた反射光R2の受光時間が所定時間t0を超過した後、直ちにユーザの頭部Hが空中画像Pから退避した場合に、検出装置10の通常の稼働状態に迅速に戻すことが可能である。そして、ユーザの眼への影響を緩和しながら、赤外LD31のオンオフ時の過負荷を低減することができる。
なお、赤外LD31が照射するレーザ光量の割合を1.0から0.5、0と2段階に減少させることとしたが、減少させるステップは2段階に限定されるわけではなく、3段階以上のステップで減少させても良い。また、レーザ光量の割合を減少させるタイミングを計るための所定時間t1は所定時間t0と異なる期間であっても良いし、同じ期間であっても良い。
<第7実施形態>
次に、本発明の第7実施形態の検出装置について、図17を用いてその構成を説明する。図17は検出装置による検出信号を示すグラフにして、異常検知状態を示すものである。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第7実施形態の検出装置10は被検出体の検出に際し、主制御部12が受光部11の検出信号に関して、適宜自然光L0を超過する受光量を積算する演算を行う。そして、主制御部12は、図17に示すように受光部11の受光量が閾値Thを超えた場合に、その後の積算受光量LE1が予め定めた所定量を超えるか否かを判別する。
主制御部12は手指Fや指示棒などの指示体と比較して大きい握りこぶし程度の大きさの物体を検知するのに対応した積算受光量LE1の所定量に基づいて被検出体を識別する。なお、この積算受光量LE1の所定量は不図示の記憶部等に予め記憶され、適宜変更することができる。
そして、例えばユーザの頭部Hが検出領域である空中画像Pに進入し(図5参照)、受光部11の、受光量が閾値Thを超えて連続して受光する反射光R2の積算受光量LE1が所定量を超過した場合、主制御部12は照射部20に赤外LD31による赤外線レーザ光の照射を停止させる、或いは赤外LD31が照射するレーザ光量を減少させるという制御を行う。
上記のように、検出装置10において、受光部11が受光した赤外線レーザ光の反射光R2に対する所定基準には積算した受光部11の受光量である積算受光量LE1を含む。この構成によれば、受光部11の積算受光量LE1に基づいてユーザの頭部Hが空中画像Pに進入したことを検出することができ、迅速に赤外線レーザ光の照射を停止することが可能である。
<第8実施形態>
次に、本発明の第8実施形態の検出装置について、図18を用いてその構成を説明する。図18は検出装置による検出信号を示すグラフにして、異常検知状態を示すものである。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第8実施形態の検出装置10は所定領域(空中画像P)で反射した反射光R2が複数ある場合に、主制御部12が、受光部11が受光する複数の反射光R2のうち所定基準を満たした反射光R2に基づき照射部20の動作を制御する。
例えば、空中画像Pで反射して受光部11が受光する反射光R2が2つある場合、図18に示す状態となる。図18の上側の検出信号は手指Fのものであり、下側の検出信号は頭部Hのものである。この場合、主制御部12は受光部11の、受光量が閾値Thを超えて連続して受光する2つの反射光R2の受光時間t3、t4のうち、より長い時間検出されている被検出体である頭部Hに基づいて照射部20に赤外LD31による赤外線レーザ光の照射を停止させる、或いは赤外LD31が照射するレーザ光量を減少させるという制御を行う。
上記のように、所定領域である空中画像Pで反射した赤外線レーザ光の反射光R2が複数ある場合に、主制御部12は受光部11が受光する複数の反射光R2のうち所定基準を満たした反射光R2、すなわち受光時間(t4)が比較的長い反射光R2に基づき照射部20の動作を制御する。この構成によれば、空中画像Pで反射した反射光R2が複数ある場合であっても、ユーザの頭部Hが空中画像Pに進入したときにはそれを検出することができる。したがって、検出装置10は迅速に赤外線レーザ光の照射を停止する、或いはレーザ光量を減少することができる。その結果、赤外線レーザ光が長時間眼に入ることを抑制することが可能である。
なお、受光部11が受光した光に対する所定基準としては、第7実施形態のように受光部11の積算受光量を用いても良い。
<第9実施形態>
次に、本発明の第9実施形態の検出装置について、図19を用いてその構成を説明する。図19は検出装置による検出動作の説明図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1及び第4実施形態と同じであるので、これらの実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第9実施形態の検出装置10は、図19に示すように第2光源であるLED光源16を備える。LED光源16は第4実施形態の第2光源であるLED光源13や第5実施形態の第2光源であるLED光源15とは異なる位置に配置され、さらに図19に示す位置とは異なる位置に配置されていても良い。
LED光源16は所定の検出領域である空中画像Pに向けてLED光R6を照射する。そして、LED光源16のLED光R6は空中画像Pのうち一部の領域P2に対してのみ照射される。空中画像Pに進入した被検出体(例えば頭部H)に対して、領域P2で被検出体に当たって反射したLED光R6の反射光R7が受光部11に入射する。
この構成によれば、第2光源であるLED光源16を様々な箇所に配置することができ、所定領域である空中画像Pに進入した被検出体の検出精度を向上させることが可能である。さらに、ユーザの眼に影響が及ばないように、例えば領域P2を空中画像Pの下側領域に設定することが可能である。
<第10実施形態>
次に、本発明の第10実施形態の検出装置及び入力装置について、図20を用いてその構成を説明する。図20は入力装置の概略構成図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第10実施形態の検出装置10は、図20に示すように第1受光部17及び第2受光部18を備える。第1受光部17は入力装置1が設置された環境の自然光と、照射部20から空中画像Pに向けて出射された走査レーザ光R1の空中画像Pにおける反射光R2とを受光する。第2受光部18は入力装置1が設置された環境の自然光と、照射部20から空中画像Pに向けて出射された走査レーザ光R1の領域Qにおける反射光R8とを受光する。領域Qは所定領域である空中画像P以外の領域として設定される。
第1受光部17及び第2受光部18は入射した光を電気信号に光電変換して出力する。第1受光部17及び第2受光部18が出力した電気信号は主制御部12に送られる。
上記のように、検出装置10は所定領域である空中画像Pで反射した赤外線レーザ光の反射光R2を受光する第1受光部17と、空中画像P以外の領域である領域Qで反射した赤外線レーザ光の反射光R8を受光する第2受光部18とを備える。この構成によれば、空中画像P以外の領域に被検出体が進入した場合、すなわち空中画像P以外の領域である領域Qに頭部Hが進入した場合にこれを検出することができる。したがって、被検出体を検出するための光が長時間ユーザの眼に入らないようにする安全性をより一層向上させることが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、検出装置10を適用することができる対象が入力装置1のような形態の装置に限定されるわけではなく、検出装置10は他の形態の入力装置等にも適用することが可能である。
本発明は検出装置、及びこれを備える入力装置において利用可能である。
1 入力装置
10 検出装置
11 受光部
12 主制御部(制御部)
13、15、16 LED光源(第2光源)
17 第1受光部
18 第2受光部
20 照射部
30 発光部
31 赤外線レーザダイオード(第1光源)
40 光学部
50 走査部
P 空中画像(所定領域)

Claims (16)

  1. 第1光源を含むとともに所定領域に対して第1光源の光を照射する照射部と、
    前記所定領域で反射した光を受光する受光部と、
    前記受光部が受光した光に対する所定基準に基づき前記照射部の動作を制御する制御部と、
    を備える検出装置。
  2. 前記照射部は第1光源の光を用いて前記所定領域に対して光走査を行い、
    前記制御部は前記照射部による複数本分の光走査において前記受光部が受光した光に対する所定基準を満たした場合に前記照射部の動作を制御する請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記制御部は前記受光部が受光した光に対する所定基準を満たした場合に前記照射部の動作の制御を解除する請求項1または請求項2に記載の検出装置。
  4. 前記受光部に入射するよう前記所定領域に向けて光を照射する第2光源を備え、
    前記制御部は前記照射部の動作を制御する場合に第2光源を点灯し、前記受光部が受光した第1光源の光の受光量に差異が生じた場合に前記照射部の動作の制御を解除して第2光源を消灯する請求項1または請求項2に記載の検出装置。
  5. 第2光源は前記照明部の外側であって、第1光源と異なる位置に配置される請求項4に記載の検出装置。
  6. 第2光源を前記所定領域を挟んで前記受光部と対向させて配置した請求項4または請求項5に記載の検出装置。
  7. 前記照射部の動作の制御には前記照射部が照射する光量を減少させることを含む請求項1〜請求項6のいずれかに記載の検出装置。
  8. 前記照射部の動作の制御には前記照射部による光の照射を停止させることを含む請求項1〜請求項6のいずれかに記載の検出装置。
  9. 前記照射部の動作の制御には前記照射部が照射する光量を減少させた後に前記照射部による光の照射を停止させることを含む請求項1〜請求項6のいずれかに記載の検出装置。
  10. 前記受光部が受光した光に対する所定基準には前記受光部の受光時間を含む請求項1〜請求項9のいずれかに記載の検出装置。
  11. 前記受光部が受光した光に対する所定基準には積算した前記受光部の受光量を含む請求項1〜請求項9のいずれかに記載の検出装置。
  12. 前記所定領域で反射した光が複数ある場合に、前記制御部は前記受光部が受光する複数の光のうち所定基準を満たした光に基づき前記照射部の動作を制御する請求項1〜請求項11のいずれかに記載の検出装置。
  13. 前記制御部は前記所定領域より狭い範囲で前記照射部に光を照射させる請求項1〜請求項12のいずれかに記載の検出装置。
  14. 前記所定領域で反射した光を受光する第1受光部と、
    前記所定領域以外の領域で反射した光を受光する第2受光部と、
    を備える請求項1〜請求項13のいずれかに記載の検出装置。
  15. 発光する第1光源と、
    被検出体を検出するための空中の所定の検出領域に対して第1光源の光を照射する照射部と、
    前記検出領域に進入した被検出体で反射した第1光源の光を受光する受光部と、
    第1光源及び前記照射部の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記受光部の、連続して受光する第1光源の光の受光時間が予め定めた所定時間を超えた場合に前記照射部による光の照射を制限する検出装置。
  16. 請求項1〜請求項15のいずれかに記載の検出装置を備える入力装置。
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