JPH08212219A - かな漢字変換装置,かな漢字変換方法,入力装置ならびに入力方法 - Google Patents
かな漢字変換装置,かな漢字変換方法,入力装置ならびに入力方法Info
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- JPH08212219A JPH08212219A JP7042347A JP4234795A JPH08212219A JP H08212219 A JPH08212219 A JP H08212219A JP 7042347 A JP7042347 A JP 7042347A JP 4234795 A JP4234795 A JP 4234795A JP H08212219 A JPH08212219 A JP H08212219A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 オペレーティングシステム上で動作するアプ
リケーションプログラムに効率よく様々なオブジェクト
を受け渡す。 【構成】 オペレーティングシステムOS上で動作する
かな漢字変換装置に、オペレーティングシステムOSが
定義するオブジェクトを扱う機能を加える。かな漢字変
換装置は、マルチ変換が指定されると、マルチ入力モジ
ュールMIMを起動し、キーボード72からキーマウス
入力部KMIを介して入力された文字列をインデックス
として、ハードディスク84に記憶された辞書を検索
し、オブジェクトを得る。このオブジェクトは、予め定
義されたデータ構造により展開され、表示制御部DCC
によりCRT76に表示される。表示されたオブジェク
トの一つが選択されたとき、マルチ入力モジュールMI
Mは、これをオペレーティングシステムOSが用意した
クリップボードCBDを介してアプリケーションプログ
ラムAPPにを介して出力する。
リケーションプログラムに効率よく様々なオブジェクト
を受け渡す。 【構成】 オペレーティングシステムOS上で動作する
かな漢字変換装置に、オペレーティングシステムOSが
定義するオブジェクトを扱う機能を加える。かな漢字変
換装置は、マルチ変換が指定されると、マルチ入力モジ
ュールMIMを起動し、キーボード72からキーマウス
入力部KMIを介して入力された文字列をインデックス
として、ハードディスク84に記憶された辞書を検索
し、オブジェクトを得る。このオブジェクトは、予め定
義されたデータ構造により展開され、表示制御部DCC
によりCRT76に表示される。表示されたオブジェク
トの一つが選択されたとき、マルチ入力モジュールMI
Mは、これをオペレーティングシステムOSが用意した
クリップボードCBDを介してアプリケーションプログ
ラムAPPにを介して出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、かな漢字変換方法およ
びその装置に関し、詳しくは文字,画像,音声,動画な
どのオブジェクトのデータ構造を定義したオペレーティ
ングシステム上で動作するかな漢字変換方法およびその
装置に関する。
びその装置に関し、詳しくは文字,画像,音声,動画な
どのオブジェクトのデータ構造を定義したオペレーティ
ングシステム上で動作するかな漢字変換方法およびその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のかな漢字変換は、キーボ
ードからかな文字列を入力し、辞書を検索して漢字混じ
り文に変換し、これをワードプロセッサ等のアプリケー
ションプログラムに出力していた。最近では、キーボー
ドに代えて手書き文字などの入力に基づいてかな漢字変
換を行なうものも知られている。
ードからかな文字列を入力し、辞書を検索して漢字混じ
り文に変換し、これをワードプロセッサ等のアプリケー
ションプログラムに出力していた。最近では、キーボー
ドに代えて手書き文字などの入力に基づいてかな漢字変
換を行なうものも知られている。
【0003】ところで、近年になってコンピュータが取
り扱うことのできるデータの種類が文字から画像,音声
さらには動画まで拡大しており、これら種々のオブジェ
クトの入力を簡易に行ないたいという要請が高まってい
る。実際、オペレーティングシステム側では、これらの
オブジェクトの取扱いがアプリケーションプログラム毎
にまちまちになってしまうことを回避すべく、各種のオ
ブジェクトのデータ構造を定義し標準化しようとする動
きが進んでいる。
り扱うことのできるデータの種類が文字から画像,音声
さらには動画まで拡大しており、これら種々のオブジェ
クトの入力を簡易に行ないたいという要請が高まってい
る。実際、オペレーティングシステム側では、これらの
オブジェクトの取扱いがアプリケーションプログラム毎
にまちまちになってしまうことを回避すべく、各種のオ
ブジェクトのデータ構造を定義し標準化しようとする動
きが進んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
構造の標準化が進み、これらのオブジェクトをアプリケ
ーションプログラムが取り扱える環境が整っても、これ
らのオブジェクトを如何に効率よくアプリケーションプ
ログラムに入力するかという問題があった。所望のオブ
ジェクトを特定する手続が複雑だったり、オブジェクト
を入力する手続がアプリケーションプログラム毎にまち
まちでは、取扱いが困難になってしまうからである。
構造の標準化が進み、これらのオブジェクトをアプリケ
ーションプログラムが取り扱える環境が整っても、これ
らのオブジェクトを如何に効率よくアプリケーションプ
ログラムに入力するかという問題があった。所望のオブ
ジェクトを特定する手続が複雑だったり、オブジェクト
を入力する手続がアプリケーションプログラム毎にまち
まちでは、取扱いが困難になってしまうからである。
【0005】本発明のかな漢字変換方法およびその装置
は、こうした問題を解決し、オペレーティングシステム
上で動作するアプリケーションプログラムに種々のオブ
ジェクトを容易に入力することを目的としてなされ、次
の構成を採った。
は、こうした問題を解決し、オペレーティングシステム
上で動作するアプリケーションプログラムに種々のオブ
ジェクトを容易に入力することを目的としてなされ、次
の構成を採った。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】本発明のかな
漢字変換方法およびその装置の構成について説明する。
請求項1に記載したかな漢字変換装置は、文字,画像,
音声,動画などのオブジェクトのデータ構造を定義した
オペレーティングシステム上で動作するかな漢字変換装
置であって、文字列を入力する文字列入力手段と、変換
対象となるオブジェクトを記憶した記憶手段と、該入力
された文字列をインデックスとして、前記記憶手段に記
憶されたオブジェクトを検索する検索手段と、該検索さ
れたオブジェクトを、前記定義されたデータ構造に従
い、選択可能に表示する選択表示手段と、該表示された
オブジェクトの一つが選択されたとき、該オブジェクト
を、前記オペレーティングシステムを介して出力する出
力手段とを備えたことを要旨とする。
漢字変換方法およびその装置の構成について説明する。
請求項1に記載したかな漢字変換装置は、文字,画像,
音声,動画などのオブジェクトのデータ構造を定義した
オペレーティングシステム上で動作するかな漢字変換装
置であって、文字列を入力する文字列入力手段と、変換
対象となるオブジェクトを記憶した記憶手段と、該入力
された文字列をインデックスとして、前記記憶手段に記
憶されたオブジェクトを検索する検索手段と、該検索さ
れたオブジェクトを、前記定義されたデータ構造に従
い、選択可能に表示する選択表示手段と、該表示された
オブジェクトの一つが選択されたとき、該オブジェクト
を、前記オペレーティングシステムを介して出力する出
力手段とを備えたことを要旨とする。
【0007】このかな漢字変換装置は、文字列入力手段
により入力された文字列をインデックスとして、検索手
段により、記憶手段に記憶されたオブジェクトを検索す
る。検索されたオブジェクトは、選択表示手段により、
予め定義されたデータ構造に従い、選択可能に表示され
る。表示されたオブジェクトの一つが選択されたとき、
出力手段が、オブジェクトを、オペレーティングシステ
ムを介して出力する。この結果、オペレーティングシス
テム上で動作しているアプリケーションプログラム(動
作しているアプリケーションプログラムが存在しない場
合にはオペレーティングシステム自体)に、かな漢字変
換装置を介してオブジェクトが出力されることになる。
により入力された文字列をインデックスとして、検索手
段により、記憶手段に記憶されたオブジェクトを検索す
る。検索されたオブジェクトは、選択表示手段により、
予め定義されたデータ構造に従い、選択可能に表示され
る。表示されたオブジェクトの一つが選択されたとき、
出力手段が、オブジェクトを、オペレーティングシステ
ムを介して出力する。この結果、オペレーティングシス
テム上で動作しているアプリケーションプログラム(動
作しているアプリケーションプログラムが存在しない場
合にはオペレーティングシステム自体)に、かな漢字変
換装置を介してオブジェクトが出力されることになる。
【0008】請求項2は、請求項1記載のかな漢字変換
装置の出力手段が、オペレーティングシステムが備える
オブジェクトの一時的な保存機能を用いて、そのオブジ
ェクトをオペレーティングシステム上で動作するアプリ
ケーションプログラムに出力する手段であることを要旨
としている。従って、オブジェクトの一時的な保存機能
を用いることで、容易にオブジェクトを出力することが
できる。
装置の出力手段が、オペレーティングシステムが備える
オブジェクトの一時的な保存機能を用いて、そのオブジ
ェクトをオペレーティングシステム上で動作するアプリ
ケーションプログラムに出力する手段であることを要旨
としている。従って、オブジェクトの一時的な保存機能
を用いることで、容易にオブジェクトを出力することが
できる。
【0009】請求項3は、請求項1記載のかな漢字変換
装置の出力手段が、オブジェクトが文字から構成されて
いる場合には、キーボードからの入力と同一のデータと
してそのオブジェクトを出力する手段であることを要旨
としている。キーボードからの入力をサポートしないア
プリケーションプログラムはほとんど存在しないので、
この場合には、かな漢字変換装置と併用するアプリケー
ションプログラムを問わず、文字のオブジェクトの出力
を行なうことができる。
装置の出力手段が、オブジェクトが文字から構成されて
いる場合には、キーボードからの入力と同一のデータと
してそのオブジェクトを出力する手段であることを要旨
としている。キーボードからの入力をサポートしないア
プリケーションプログラムはほとんど存在しないので、
この場合には、かな漢字変換装置と併用するアプリケー
ションプログラムを問わず、文字のオブジェクトの出力
を行なうことができる。
【0010】請求項4は、請求項1記載のかな漢字変換
装置の選択表示手段が、オブジェクトを予め所定のカテ
ゴリ毎に分類しておき、カテゴリによる階層構造として
該オブジェクトの存在を表示する階層表示手段を備えた
ことを要旨としている。従って、オブジェクトが多数に
のぼる場合、これを容易に検索することができる。
装置の選択表示手段が、オブジェクトを予め所定のカテ
ゴリ毎に分類しておき、カテゴリによる階層構造として
該オブジェクトの存在を表示する階層表示手段を備えた
ことを要旨としている。従って、オブジェクトが多数に
のぼる場合、これを容易に検索することができる。
【0011】請求項5は、請求項1記載のかな漢字変換
装置の選択表示手段が、前記オブジェクトが文字以外の
場合には、予め定めた表示領域に、定義されたデータ構
造に基づいて、そのオブジェクトを可視的に表示する手
段であることを要旨としている。このかな漢字変換装置
は、オブジェクトが画像や動画の場合、これを特定の表
示領域に表示するので、オブジェクトを容易に選択する
ことができる。
装置の選択表示手段が、前記オブジェクトが文字以外の
場合には、予め定めた表示領域に、定義されたデータ構
造に基づいて、そのオブジェクトを可視的に表示する手
段であることを要旨としている。このかな漢字変換装置
は、オブジェクトが画像や動画の場合、これを特定の表
示領域に表示するので、オブジェクトを容易に選択する
ことができる。
【0012】請求項6は、請求項1記載のかな漢字変換
装置の選択表示手段が、更に、オブジェクトを予め所定
のカテゴリ毎に分類しておき、カテゴリによる階層構造
として該オブジェクトの存在を表示する階層表示手段
と、オブジェクトが文字以外の場合には、予め定めた表
示領域に、定義されたデータ構造に基づいて、オブジェ
クトを可視的に表示するオブジェクト表示手段手段とを
備えたことを要旨としている。従って、このかな漢字変
換装置は、文字以外のオブジェクトを階層構造を用いて
整理しておき、かつこれを可視的に表示するから、かな
漢字変換によっては単純に特定できないオブジェクトで
あっても、容易に選択し、出力することができる。
装置の選択表示手段が、更に、オブジェクトを予め所定
のカテゴリ毎に分類しておき、カテゴリによる階層構造
として該オブジェクトの存在を表示する階層表示手段
と、オブジェクトが文字以外の場合には、予め定めた表
示領域に、定義されたデータ構造に基づいて、オブジェ
クトを可視的に表示するオブジェクト表示手段手段とを
備えたことを要旨としている。従って、このかな漢字変
換装置は、文字以外のオブジェクトを階層構造を用いて
整理しておき、かつこれを可視的に表示するから、かな
漢字変換によっては単純に特定できないオブジェクトで
あっても、容易に選択し、出力することができる。
【0013】請求項7は、請求項1記載のかな漢字変換
装置の文字列入力手段が、オペレーティングシステム上
で動作しているアプリケーションプログラムにおいて既
に入力された文字列を取り込む手段であることを要旨と
している。従って、このかな漢字変換装置は、既にアプ
リケーションプログラム上で入力済みの文字列を用い
て、所望のオブジェクトを入力することができる。
装置の文字列入力手段が、オペレーティングシステム上
で動作しているアプリケーションプログラムにおいて既
に入力された文字列を取り込む手段であることを要旨と
している。従って、このかな漢字変換装置は、既にアプ
リケーションプログラム上で入力済みの文字列を用い
て、所望のオブジェクトを入力することができる。
【0014】請求項8は、請求項1記載のかな漢字変換
装置に、更に記憶手段に記憶するオブジェクトの少なく
とも登録を含む編集処理を行なう編集手段を備えたこと
を要旨とする。従って、このかな漢字変換装置、新たな
オブジェクトの登録を含む編集処理を行なうことができ
る。
装置に、更に記憶手段に記憶するオブジェクトの少なく
とも登録を含む編集処理を行なう編集手段を備えたこと
を要旨とする。従って、このかな漢字変換装置、新たな
オブジェクトの登録を含む編集処理を行なうことができ
る。
【0015】請求項9は、請求項1記載のかな漢字変換
装置に、更に記憶手段に記憶されたオブジェクト間のリ
ンク関係を設定するリンク手段を備えると共に、選択表
示手段に、このリンク関係に沿ってオブジェクトを表示
する手段を備えたことを要旨とする。従って、このかな
漢字変換装置は、記憶手段に記憶したオブジェクト間に
リンク関係を設定すると、このリンク関係に沿ってオブ
ジェクトを表示でき、所望のオブジェクトを容易に選択
して出力することができる。
装置に、更に記憶手段に記憶されたオブジェクト間のリ
ンク関係を設定するリンク手段を備えると共に、選択表
示手段に、このリンク関係に沿ってオブジェクトを表示
する手段を備えたことを要旨とする。従って、このかな
漢字変換装置は、記憶手段に記憶したオブジェクト間に
リンク関係を設定すると、このリンク関係に沿ってオブ
ジェクトを表示でき、所望のオブジェクトを容易に選択
して出力することができる。
【0016】請求項10は、請求項1記載のかな漢字変
換装置の検索手段に、検索されたオブジェクトを介し
て、他の形態のオブジェクトを更に検索する再検索手段
を備えたことを要旨とするものである。従って、文字列
からオブジェクトを検索する変換のみならず、検索され
たオブジェクトを介した様々な変換が可能となる。
換装置の検索手段に、検索されたオブジェクトを介し
て、他の形態のオブジェクトを更に検索する再検索手段
を備えたことを要旨とするものである。従って、文字列
からオブジェクトを検索する変換のみならず、検索され
たオブジェクトを介した様々な変換が可能となる。
【0017】例えば、請求項11に記載したように、文
字列から検索された画像のオブジェクトを介して文字列
を検索する構成、あるいは請求項12に記載したよう
に、文字列から検索された音声のオブジェクトを介して
画像または動画を検索する構成などが可能である。
字列から検索された画像のオブジェクトを介して文字列
を検索する構成、あるいは請求項12に記載したよう
に、文字列から検索された音声のオブジェクトを介して
画像または動画を検索する構成などが可能である。
【0018】また、請求項13に記載のかな漢字変換方
法は、文字,画像,音声,動画などのオブジェクトのデ
ータ構造を定義したオペレーティングシステム上で動作
するかな漢字変換方法であって、変換対象となるオブジ
ェクトをインデックスと共に予め記憶し、変換のきっか
けとなる要素を入力し、該入力された要素をインデック
スとして、前記記憶されたオブジェクトを検索し、該検
索されたオブジェクトを、前記定義されたデータ構造に
従い、選択可能に表示し、該表示されたオブジェクトの
一つが選択されたとき、該オブジェクトを、前記オペレ
ーティングシステムを介して出力する各ステップからな
ることを要旨とする。
法は、文字,画像,音声,動画などのオブジェクトのデ
ータ構造を定義したオペレーティングシステム上で動作
するかな漢字変換方法であって、変換対象となるオブジ
ェクトをインデックスと共に予め記憶し、変換のきっか
けとなる要素を入力し、該入力された要素をインデック
スとして、前記記憶されたオブジェクトを検索し、該検
索されたオブジェクトを、前記定義されたデータ構造に
従い、選択可能に表示し、該表示されたオブジェクトの
一つが選択されたとき、該オブジェクトを、前記オペレ
ーティングシステムを介して出力する各ステップからな
ることを要旨とする。
【0019】更に請求項14に記載の入力装置は、文
字,画像,音声,動画などのオブジェクトのデータ構造
を定義したオペレーティングシステム上で動作し、所望
のオブジェクトを入力する入力装置であって、文字列を
入力する文字列入力手段と、変換対象となるオブジェク
トを記憶した記憶手段と、該入力された文字列をインデ
ックスとして、前記記憶手段に記憶されたオブジェクト
を検索する検索手段と、該検索されたオブジェクトを、
前記オペレーティングシステムを介して出力する出力手
段とからなり、未変換の文字列を入力してかな漢字変換
を行なうかな漢字変換装置から上記一連の手段を呼び出
す呼出手段を備えたことを要旨とする。
字,画像,音声,動画などのオブジェクトのデータ構造
を定義したオペレーティングシステム上で動作し、所望
のオブジェクトを入力する入力装置であって、文字列を
入力する文字列入力手段と、変換対象となるオブジェク
トを記憶した記憶手段と、該入力された文字列をインデ
ックスとして、前記記憶手段に記憶されたオブジェクト
を検索する検索手段と、該検索されたオブジェクトを、
前記オペレーティングシステムを介して出力する出力手
段とからなり、未変換の文字列を入力してかな漢字変換
を行なうかな漢字変換装置から上記一連の手段を呼び出
す呼出手段を備えたことを要旨とする。
【0020】この入力装置は、未変換の文字列を入力し
てかな漢字変換を行なうかな漢字変換装置から呼出手段
により呼び出されて動作し、文字列をインデックスとし
てオブジェクトを検索し、検索したオブジェクトをオペ
レーティングシステムを介して出力することができる。
従って、通常の日本語入力を行なう環境から、いつでも
様々なオブジェクトの入力が可能となる。
てかな漢字変換を行なうかな漢字変換装置から呼出手段
により呼び出されて動作し、文字列をインデックスとし
てオブジェクトを検索し、検索したオブジェクトをオペ
レーティングシステムを介して出力することができる。
従って、通常の日本語入力を行なう環境から、いつでも
様々なオブジェクトの入力が可能となる。
【0021】請求項15は、請求項14記載の入力装置
の文字列入力手段が、オペレーティングシステム上で動
作しているアプリケーションプログラムにおいて既に入
力された文字列を取り込む手段であることを要旨として
いる。従って、この入力装置は、既にアプリケーション
プログラム上で入力済みの文字列を用いて、所望のオブ
ジェクトを入力することができる。
の文字列入力手段が、オペレーティングシステム上で動
作しているアプリケーションプログラムにおいて既に入
力された文字列を取り込む手段であることを要旨として
いる。従って、この入力装置は、既にアプリケーション
プログラム上で入力済みの文字列を用いて、所望のオブ
ジェクトを入力することができる。
【0022】請求項16は、請求項14記載の入力装置
において更に複数個の入力キーを有するキーボードを備
えると共に、請求項14の呼出手段が、予め定められた
複数個の入力キーの組合わせを操作したとき、前記一連
の手段を呼び出す手段であることを要旨としている。従
って、キーボード上の予め設定された入力キーの組合わ
せを操作するだけで、一連の手段を呼び出して、入力し
た文字列から様々なオブジェクトに変換することができ
る。
において更に複数個の入力キーを有するキーボードを備
えると共に、請求項14の呼出手段が、予め定められた
複数個の入力キーの組合わせを操作したとき、前記一連
の手段を呼び出す手段であることを要旨としている。従
って、キーボード上の予め設定された入力キーの組合わ
せを操作するだけで、一連の手段を呼び出して、入力し
た文字列から様々なオブジェクトに変換することができ
る。
【0023】請求項17の入力方法は、文字,画像,音
声,動画などのオブジェクトのデータ構造を定義したオ
ペレーティングシステム上で動作し、所望のオブジェク
トを入力する入力方法であって、変換対象となるオブジ
ェクトを記憶手段に予め記憶しておき、文字列を入力
し、外入力された文字列をインデックスとして、前記記
憶手段に記憶されたオブジェクトを検索し、該検索され
たオブジェクトを、前記オペレーティングシステムを介
して出力する各ステップからなり、未変換の文字列を入
力してかな漢字変換を行なうかな漢字変換装置から上記
一連の手段を呼び出す手続を有することを要旨としてい
る。
声,動画などのオブジェクトのデータ構造を定義したオ
ペレーティングシステム上で動作し、所望のオブジェク
トを入力する入力方法であって、変換対象となるオブジ
ェクトを記憶手段に予め記憶しておき、文字列を入力
し、外入力された文字列をインデックスとして、前記記
憶手段に記憶されたオブジェクトを検索し、該検索され
たオブジェクトを、前記オペレーティングシステムを介
して出力する各ステップからなり、未変換の文字列を入
力してかな漢字変換を行なうかな漢字変換装置から上記
一連の手段を呼び出す手続を有することを要旨としてい
る。
【0024】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は、本実施例のかな漢字変換装置の構成を
概念的に示すブロック図である。このかな漢字変換装置
は、WINDOWS(マイクロソフト社の商標)等のオ
ペレーティングシステムが動作するコンピュータ上でイ
ンプットメソッドの形態で実現されるものである。図2
は、実施例のかな漢字変換装置が実現されるコンピュー
タの概略構成を示すブロック図である。
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は、本実施例のかな漢字変換装置の構成を
概念的に示すブロック図である。このかな漢字変換装置
は、WINDOWS(マイクロソフト社の商標)等のオ
ペレーティングシステムが動作するコンピュータ上でイ
ンプットメソッドの形態で実現されるものである。図2
は、実施例のかな漢字変換装置が実現されるコンピュー
タの概略構成を示すブロック図である。
【0025】説明の便宜上、まず図2に従い、実施例で
用いられたコンピュータ10の構成について説明する。
このコンピュータ10は、図示するように、ローカルバ
ス22に接続された演算処理部20、ローカルバス22
を外部バスの一つであるPCIバス32に接続するPC
Iブリッジ30、PCIバス32を介して演算処理部2
0のCPU21等によりアクセスを受けるコントローラ
部40、各種のI/O装置等を制御する機器が低速の外
部バスであるISAバス42に接続されたI/O部6
0、および周辺機器であるキーボード72,スピーカ7
4,CRT76などから構成されている。
用いられたコンピュータ10の構成について説明する。
このコンピュータ10は、図示するように、ローカルバ
ス22に接続された演算処理部20、ローカルバス22
を外部バスの一つであるPCIバス32に接続するPC
Iブリッジ30、PCIバス32を介して演算処理部2
0のCPU21等によりアクセスを受けるコントローラ
部40、各種のI/O装置等を制御する機器が低速の外
部バスであるISAバス42に接続されたI/O部6
0、および周辺機器であるキーボード72,スピーカ7
4,CRT76などから構成されている。
【0026】演算処理部20は、中央演算処理装置とし
てのCPU21、キャッシュメモリ23,そのキャッシ
ュコントローラ24およびメインメモリ25から構成さ
れている。PCIブリッジ30は、高速のPCIバス3
2を制御する機能を備えたコントローラである。CPU
21が扱うメモリ空間は、CPU21の内部に用意され
た各種レジスタにより、実際の物理アドレスより広い論
理アドレスに拡張されている。
てのCPU21、キャッシュメモリ23,そのキャッシ
ュコントローラ24およびメインメモリ25から構成さ
れている。PCIブリッジ30は、高速のPCIバス3
2を制御する機能を備えたコントローラである。CPU
21が扱うメモリ空間は、CPU21の内部に用意され
た各種レジスタにより、実際の物理アドレスより広い論
理アドレスに拡張されている。
【0027】コントローラ部40は、モニタ(CRT)
76への画像の表示を司るグラフィックスコントローラ
(以下、VGAと呼ぶ)44、接続されるSCSI機器
とのデータ転送を司るSCSIコントローラ46、PC
Iバス32と下位のISAバスとのインタフェースを司
るPCI−ISAブリッジ48から構成されている。V
GA44は、CRT76に対して、640×480ドッ
ト、16色表示が可能である。なお、表示用のフォント
を記憶したキャラクタジェネレータや所定のコマンドを
受け取って所定の図形を描画するグラフィックコントロ
ーラ、さらには描画画像を記憶するビデオメモリ等は、
このVGA44に実装されているが、これらの構成は周
知のものなので、図2では省略した。
76への画像の表示を司るグラフィックスコントローラ
(以下、VGAと呼ぶ)44、接続されるSCSI機器
とのデータ転送を司るSCSIコントローラ46、PC
Iバス32と下位のISAバスとのインタフェースを司
るPCI−ISAブリッジ48から構成されている。V
GA44は、CRT76に対して、640×480ドッ
ト、16色表示が可能である。なお、表示用のフォント
を記憶したキャラクタジェネレータや所定のコマンドを
受け取って所定の図形を描画するグラフィックコントロ
ーラ、さらには描画画像を記憶するビデオメモリ等は、
このVGA44に実装されているが、これらの構成は周
知のものなので、図2では省略した。
【0028】PCI−ISAブリッジ48を介して接続
されたISAバス42は、各種のI/O機器が接続され
る入出力制御用のバスであり、DMAコントローラ(以
下単にDMAと呼ぶ)50、リアルタイムクロック(R
TC)52、複合I/Oポート54、サウンドI/O5
6、キーボード72およびマウス73とのインタフェー
スを司るキーボードインタフェース(以下KEYと呼
ぶ)64、優先順位を有する割り込み制御を行なう割り
込みコントローラ(以下PICと呼ぶ)66、各種の時
間カウントやビープ音を発生するタイマ68等から構成
されている。なお、ISAバス42には、拡張ボードが
実装可能なISAスロット62が接続されている。
されたISAバス42は、各種のI/O機器が接続され
る入出力制御用のバスであり、DMAコントローラ(以
下単にDMAと呼ぶ)50、リアルタイムクロック(R
TC)52、複合I/Oポート54、サウンドI/O5
6、キーボード72およびマウス73とのインタフェー
スを司るキーボードインタフェース(以下KEYと呼
ぶ)64、優先順位を有する割り込み制御を行なう割り
込みコントローラ(以下PICと呼ぶ)66、各種の時
間カウントやビープ音を発生するタイマ68等から構成
されている。なお、ISAバス42には、拡張ボードが
実装可能なISAスロット62が接続されている。
【0029】複合I/Oポート54には、パラレル出
力,シリアル出力の他、フロッピディスク装置82やハ
ードディスク84を制御する信号を入出力するポートが
用意されている。また、パラレル入出力には、パラレル
ポート86を介してプリンタ88が、シリアル入出力に
は、シリアルポート90を介してモデム92が、各々接
続されている。また、サウンドI/O56には、上述し
たスピーカ74の他、マイクロフォン96が接続可能と
されている。これらの構成の他、コンピュータ10で
は、標準化されたI/Oチャンネルが用意されることも
多いが、本実施例では図示および説明は省略する。
力,シリアル出力の他、フロッピディスク装置82やハ
ードディスク84を制御する信号を入出力するポートが
用意されている。また、パラレル入出力には、パラレル
ポート86を介してプリンタ88が、シリアル入出力に
は、シリアルポート90を介してモデム92が、各々接
続されている。また、サウンドI/O56には、上述し
たスピーカ74の他、マイクロフォン96が接続可能と
されている。これらの構成の他、コンピュータ10で
は、標準化されたI/Oチャンネルが用意されることも
多いが、本実施例では図示および説明は省略する。
【0030】以上説明したコンピュータ10上で、本実
施例のかな漢字変換装置が実現されている。このかな漢
字変換装置における基本的なかな漢字変換機能を、図3
に示す。基本的なかな漢字変換機能は、周知のように、
キーボード72等の入力手段からかな文字列を入力し、
これを辞書を参照して漢字かな混じり文に変換していく
機能であって、かな漢字変換のために必要な情報をCR
T76に表示する。これらの機能の概略を機能ブロック
により説明すると、図3に示したように、ハードウェア
としてはキーボード72,KEY64などにより実現さ
れかな文字列を入力するキー入力部(マウス73を用い
た入力と併せて「キーマウス入力部」とも呼ぶ)KM
I、入力されたかな文字列に基づいて漢字への変換を制
御する変換制御部CCU、ハードディスク84内に予め
用意した辞書DIC等を参照して変換を実行する変換部
KCU、ハードウェアとしてはVGA44,CRT76
などから構成され変換制御部CCUによる変換に伴う情
報を表示する表示部DCUなどが、かな漢字変換の基本
的な構成要素として備えられている。また、本実施例の
かな漢字変換装置は、その機能の一つとしてオプション
変換という変換機能を有する。この機能は、基本的なか
な漢字変換の機能に、様々な変換機能を付加的に持たせ
るものであり、モードの処理を行なうオプションモード
処理部OMPと、オプション変換そのものの処理を行な
うオプション変換処理部OCPとが設けられている。オ
プション変換としては、例えば郵便番号に基づく変換結
果として住所を得る郵便番号−住所変換や、かなから変
換された熟語に基づいてその類語を得る類語変換などが
知られている。以下に説明するマルチ変換は、こうした
オプション変換の一つとして実現されている。
施例のかな漢字変換装置が実現されている。このかな漢
字変換装置における基本的なかな漢字変換機能を、図3
に示す。基本的なかな漢字変換機能は、周知のように、
キーボード72等の入力手段からかな文字列を入力し、
これを辞書を参照して漢字かな混じり文に変換していく
機能であって、かな漢字変換のために必要な情報をCR
T76に表示する。これらの機能の概略を機能ブロック
により説明すると、図3に示したように、ハードウェア
としてはキーボード72,KEY64などにより実現さ
れかな文字列を入力するキー入力部(マウス73を用い
た入力と併せて「キーマウス入力部」とも呼ぶ)KM
I、入力されたかな文字列に基づいて漢字への変換を制
御する変換制御部CCU、ハードディスク84内に予め
用意した辞書DIC等を参照して変換を実行する変換部
KCU、ハードウェアとしてはVGA44,CRT76
などから構成され変換制御部CCUによる変換に伴う情
報を表示する表示部DCUなどが、かな漢字変換の基本
的な構成要素として備えられている。また、本実施例の
かな漢字変換装置は、その機能の一つとしてオプション
変換という変換機能を有する。この機能は、基本的なか
な漢字変換の機能に、様々な変換機能を付加的に持たせ
るものであり、モードの処理を行なうオプションモード
処理部OMPと、オプション変換そのものの処理を行な
うオプション変換処理部OCPとが設けられている。オ
プション変換としては、例えば郵便番号に基づく変換結
果として住所を得る郵便番号−住所変換や、かなから変
換された熟語に基づいてその類語を得る類語変換などが
知られている。以下に説明するマルチ変換は、こうした
オプション変換の一つとして実現されている。
【0031】本実施例では、かな文字列を漢字に変換す
る通常のかな漢字変換機能KKCに加えて、図1,図4
に示すマルチ変換の機能を有する。この機能は、オプシ
ョン変換の一つとして次の構成により実現されている。
図1に示すように、アプリケーションプログラムAPP
は、所定のオペレーティングシステムOS上で動作す
る。このオペレーティングシステムOSは、取り扱い可
能な文字,画像,音声,動画などのオブジェクトのデー
タの構造を予め定義しており、その上で動作するアプリ
ケーションプログラムAPPもこれらのオブジェクトを
取り扱うことができるようになっている。図示するよう
に、アプリケーションプログラムAPPがオペレーティ
ングシステムOSからオブジェクトを受け取る経路は少
なくとも二つあり、一つは、キーメッセージKMSとし
て文字列を受け取るものである。もう一つの経路は、オ
ペレーティングシステムOSに用意されたクリップボー
ドCBDを経由して受け取るものである。クリップボー
ドCBDを経由して様々なオブジェクトをやり取りする
ことができるのは、オペレーティングシステムOSがオ
ブジェクトのデータ構造を予め定義して標準化してお
り、その上で動作するアプリケーションプログラムAP
Pがそのデータ構造を用いてオブジェクトを扱える構成
となっているからである。
る通常のかな漢字変換機能KKCに加えて、図1,図4
に示すマルチ変換の機能を有する。この機能は、オプシ
ョン変換の一つとして次の構成により実現されている。
図1に示すように、アプリケーションプログラムAPP
は、所定のオペレーティングシステムOS上で動作す
る。このオペレーティングシステムOSは、取り扱い可
能な文字,画像,音声,動画などのオブジェクトのデー
タの構造を予め定義しており、その上で動作するアプリ
ケーションプログラムAPPもこれらのオブジェクトを
取り扱うことができるようになっている。図示するよう
に、アプリケーションプログラムAPPがオペレーティ
ングシステムOSからオブジェクトを受け取る経路は少
なくとも二つあり、一つは、キーメッセージKMSとし
て文字列を受け取るものである。もう一つの経路は、オ
ペレーティングシステムOSに用意されたクリップボー
ドCBDを経由して受け取るものである。クリップボー
ドCBDを経由して様々なオブジェクトをやり取りする
ことができるのは、オペレーティングシステムOSがオ
ブジェクトのデータ構造を予め定義して標準化してお
り、その上で動作するアプリケーションプログラムAP
Pがそのデータ構造を用いてオブジェクトを扱える構成
となっているからである。
【0032】また、オペレーティングシステムOSは、
キーボード72やマウス73からのデータの入力も司
り、キー,マウス入力部KMIを介して読み込んだデー
タを現在動作しているタスクに引き渡す。かな漢字変換
装置が動作している状態では、総てのキー入力およびマ
ウスデータは、まずインプットメソッドであるかな漢字
変換装置に引き渡される。引き渡されたキーデータ等
は、かな漢字変換本体KKCが受け取り、キーデータ等
からマルチ変換の起動の指示であると判断した場合に
は、かな漢字変換本体KKCは、図3に示したオプショ
ンモード処理部OMPがこれを判断して、マルチ入力モ
ジュールMIMを起動する。マルチ入力モジュールMI
Mでは、キーボード72から文字列を入力し、入力され
た文字列やマウスデータなどに基づいて、後述するマル
チ変換を行ない、その結果を表示制御部DCCに出力
し、CRT76に表示する。この表示制御部DCCとハ
ードウェアとしてのVGA44,CRT76とからなる
構成が、図3の表示部DCUに相当する。マルチ入力モ
ジュールMIMは、変換の結果を、キーメッセージKM
SもしくはクリップボードCBDのデータとしてアプリ
ケーションプログラムAPPに出力する。なお、既に入
力された文字列に対してマルチ変換を起動する場合に
は、かな漢字変換本体KKC内のオプションモード処理
部OMPがマルチ変換起動モジュールMCMに処理を引
き渡す。マルチ変換起動モジュールMCMは、マルチ入
力モジュールMIMを起動し、これに既入力の文字列を
渡す。マルチ入力モジュールMIMは、改めて文字列の
入力を行なうことなく、受け取った文字列に対して直ち
にマルチ変換を実行する。
キーボード72やマウス73からのデータの入力も司
り、キー,マウス入力部KMIを介して読み込んだデー
タを現在動作しているタスクに引き渡す。かな漢字変換
装置が動作している状態では、総てのキー入力およびマ
ウスデータは、まずインプットメソッドであるかな漢字
変換装置に引き渡される。引き渡されたキーデータ等
は、かな漢字変換本体KKCが受け取り、キーデータ等
からマルチ変換の起動の指示であると判断した場合に
は、かな漢字変換本体KKCは、図3に示したオプショ
ンモード処理部OMPがこれを判断して、マルチ入力モ
ジュールMIMを起動する。マルチ入力モジュールMI
Mでは、キーボード72から文字列を入力し、入力され
た文字列やマウスデータなどに基づいて、後述するマル
チ変換を行ない、その結果を表示制御部DCCに出力
し、CRT76に表示する。この表示制御部DCCとハ
ードウェアとしてのVGA44,CRT76とからなる
構成が、図3の表示部DCUに相当する。マルチ入力モ
ジュールMIMは、変換の結果を、キーメッセージKM
SもしくはクリップボードCBDのデータとしてアプリ
ケーションプログラムAPPに出力する。なお、既に入
力された文字列に対してマルチ変換を起動する場合に
は、かな漢字変換本体KKC内のオプションモード処理
部OMPがマルチ変換起動モジュールMCMに処理を引
き渡す。マルチ変換起動モジュールMCMは、マルチ入
力モジュールMIMを起動し、これに既入力の文字列を
渡す。マルチ入力モジュールMIMは、改めて文字列の
入力を行なうことなく、受け取った文字列に対して直ち
にマルチ変換を実行する。
【0033】次にマルチ入力モジュールMIMの詳細な
構成について説明する。マルチ入力モジュールMIM
は、図4に示すように、キーマウス入力部KMIからの
キーデータやマウスデータを受け取り、所定の処理を行
なう入力処理部IPU、入力したデータをインデックス
として辞書検索を行なう辞書検索部DSU、検索結果に
基づいて検索ウィンドウ100等に候補表示を行なう候
補表示制御部EDC、候補が選択され確定されたときこ
の確定データを出力する確定データ送出部DDOから構
成されている。なお、検索される辞書DICは、ハード
ディスク84内に記憶されており、この辞書には、通常
のかな漢字変換データの他、種々のオブジェクトOBJ
を示すデータファイルとのリンク情報が記憶されてい
る。もとより、オプション変換において専用の辞書を使
用することは容易なので、マルチ変換用の辞書を通常の
かな漢字変換用辞書と別体に構成することも差し支えな
い。
構成について説明する。マルチ入力モジュールMIM
は、図4に示すように、キーマウス入力部KMIからの
キーデータやマウスデータを受け取り、所定の処理を行
なう入力処理部IPU、入力したデータをインデックス
として辞書検索を行なう辞書検索部DSU、検索結果に
基づいて検索ウィンドウ100等に候補表示を行なう候
補表示制御部EDC、候補が選択され確定されたときこ
の確定データを出力する確定データ送出部DDOから構
成されている。なお、検索される辞書DICは、ハード
ディスク84内に記憶されており、この辞書には、通常
のかな漢字変換データの他、種々のオブジェクトOBJ
を示すデータファイルとのリンク情報が記憶されてい
る。もとより、オプション変換において専用の辞書を使
用することは容易なので、マルチ変換用の辞書を通常の
かな漢字変換用辞書と別体に構成することも差し支えな
い。
【0034】以上の構成を備えたマルチ入力モジュール
MIMの動作について説明する。まず、かな漢字変換装
置がオペレーティングシステムOSに組み込まれて動作
している状態で、予め定められたキーの組合わせ(例え
ば「CTRL」キー+「f7」キー等)が操作される
と、オプションモード処理部OMPがこのキーの組合わ
せを認識して、オプションモードの一つとしてマルチ変
換を起動する。マルチ変換が起動されると、以後の通常
のキー入力等は、すべてマルチ入力モジュールMIMに
出力され、マルチ入力モジュールMIMの入力処理部I
PUによって処理される。
MIMの動作について説明する。まず、かな漢字変換装
置がオペレーティングシステムOSに組み込まれて動作
している状態で、予め定められたキーの組合わせ(例え
ば「CTRL」キー+「f7」キー等)が操作される
と、オプションモード処理部OMPがこのキーの組合わ
せを認識して、オプションモードの一つとしてマルチ変
換を起動する。マルチ変換が起動されると、以後の通常
のキー入力等は、すべてマルチ入力モジュールMIMに
出力され、マルチ入力モジュールMIMの入力処理部I
PUによって処理される。
【0035】マルチ入力モジュールMIMは、受け取っ
たキーデータ(通常は文字列)から辞書検索部DSUを
起動し、その文字列をインデックスとして該当するデー
タファイルを検索する。検索結果の一例を図5に示す。
オプション変換の一つとしてのマルチ変換での検索条件
に該当するデータファイルが、検索ウィンドウ100に
表示される。検索ウィンドウ100には、編集処理用の
メニュー101の下に、該当するデータファイルを見出
し語(インデックス)と内容を示す説明とファイル名と
で示す選択欄104が表示される。キーボード72のカ
ーソルキーやマウス73を操作することにより、選択欄
104に示されたデータのいずれか一つを選択状態に表
示することができる。この状態で本実施例のマルチ変換
が行なわれるが、変換についての説明に先だって、検索
ウィンドウ100,候補表示ウィンドウ102の構成と
働きについてまず説明する。
たキーデータ(通常は文字列)から辞書検索部DSUを
起動し、その文字列をインデックスとして該当するデー
タファイルを検索する。検索結果の一例を図5に示す。
オプション変換の一つとしてのマルチ変換での検索条件
に該当するデータファイルが、検索ウィンドウ100に
表示される。検索ウィンドウ100には、編集処理用の
メニュー101の下に、該当するデータファイルを見出
し語(インデックス)と内容を示す説明とファイル名と
で示す選択欄104が表示される。キーボード72のカ
ーソルキーやマウス73を操作することにより、選択欄
104に示されたデータのいずれか一つを選択状態に表
示することができる。この状態で本実施例のマルチ変換
が行なわれるが、変換についての説明に先だって、検索
ウィンドウ100,候補表示ウィンドウ102の構成と
働きについてまず説明する。
【0036】検索ウィンドウ100のメニュー101の
各項目は、マウス73を用いてプルダウンされ、以下の
処理を実行可能とする。「ファイル」メニューは、辞書
ファイルの操作を行なうメニューであり、このメニュー
に含まれる項目「新規」は新たな辞書ファイルを作成す
る処理を指示する。また、「オープン」は既存の他の辞
書を使用可能に開く。この他、「ファイル」メニューか
らは、現在開いている辞書を閉じる「クローズ」や、後
述する辞書編集の結果をハードディスク84に保存する
「保存」、辞書の名称を変えて保存する「名前を付けて
保存」、ハードディスク84に記憶された複数の辞書フ
ァイルから所望の辞書を検索する「ファイル検索」、マ
ルチ変換の処理を終了する「終了」などの処理を選択す
ることができる。
各項目は、マウス73を用いてプルダウンされ、以下の
処理を実行可能とする。「ファイル」メニューは、辞書
ファイルの操作を行なうメニューであり、このメニュー
に含まれる項目「新規」は新たな辞書ファイルを作成す
る処理を指示する。また、「オープン」は既存の他の辞
書を使用可能に開く。この他、「ファイル」メニューか
らは、現在開いている辞書を閉じる「クローズ」や、後
述する辞書編集の結果をハードディスク84に保存する
「保存」、辞書の名称を変えて保存する「名前を付けて
保存」、ハードディスク84に記憶された複数の辞書フ
ァイルから所望の辞書を検索する「ファイル検索」、マ
ルチ変換の処理を終了する「終了」などの処理を選択す
ることができる。
【0037】また、この検索ウィンドウ100の隣には
前述した候補表示ウィンドウ102が表示される。この
候補表示ウィンドウ102には、実際に候補データが表
示される候補表示欄106、検索を実行させる検索ボタ
ン108、検索結果である該当データ件数とその内の何
番目のデータかを示す件数表示部110が表示されてい
る。なお、マルチ変換起動モジュールMCMによりマル
チ入力モジュールMIMが直接起動された場合には、か
な漢字変換本体KKCを経由して見出し語を直接受け取
るので、検索ウィンドウ100を表示することなく、候
補表示ウィンドウ102のみが表示される。
前述した候補表示ウィンドウ102が表示される。この
候補表示ウィンドウ102には、実際に候補データが表
示される候補表示欄106、検索を実行させる検索ボタ
ン108、検索結果である該当データ件数とその内の何
番目のデータかを示す件数表示部110が表示されてい
る。なお、マルチ変換起動モジュールMCMによりマル
チ入力モジュールMIMが直接起動された場合には、か
な漢字変換本体KKCを経由して見出し語を直接受け取
るので、検索ウィンドウ100を表示することなく、候
補表示ウィンドウ102のみが表示される。
【0038】検索ウィンドウ100の選択欄104の見
出し語を選択すると、これに応じて候補表示ウィンドウ
102の表示も対応する候補データに切り換えられる。
なお、候補データが音声などの場合には、候補表示欄1
06には、「演奏(PLAY)」などのボタンが表示さ
れ、マウス73でこれを操作すると、スピーカ74から
音声が出力される。また、いずれか一つの候補データに
対応する見出し語が反転表示されたされた状態で、リタ
ーンキーを操作するかマウス73のボタンをクリックす
ると、対応する候補データファイルを選択することがで
きる。選択された候補データは、キーメッセージKMS
としてもしくはクリップボードCBDを介して、アプリ
ケーションプログラムAPPに出力される。
出し語を選択すると、これに応じて候補表示ウィンドウ
102の表示も対応する候補データに切り換えられる。
なお、候補データが音声などの場合には、候補表示欄1
06には、「演奏(PLAY)」などのボタンが表示さ
れ、マウス73でこれを操作すると、スピーカ74から
音声が出力される。また、いずれか一つの候補データに
対応する見出し語が反転表示されたされた状態で、リタ
ーンキーを操作するかマウス73のボタンをクリックす
ると、対応する候補データファイルを選択することがで
きる。選択された候補データは、キーメッセージKMS
としてもしくはクリップボードCBDを介して、アプリ
ケーションプログラムAPPに出力される。
【0039】検索ウィンドウ100は、例えば図6に示
すように、階層構造にファイルを示す選択欄114と、
該当するデータを複数個一括して示す候補表示欄116
とから構成することも好適である。この場合には、キー
ボード72上のカーソルキーを操作することで、階層構
造で示された候補データを、その構造を辿るようにして
選択することができる。選択された候補データがその下
位に複数の候補を持つ場合、それらの候補を一括して候
補表示欄116に表示すれば、所望の候補データを容易
に選択することができる。なお、候補データが音声の場
合には、図示するように、音声データであることを示す
音声表示用のアイコン118と音声を実際に出させるボ
タン(PLAY)120を表示しておけば良い。
すように、階層構造にファイルを示す選択欄114と、
該当するデータを複数個一括して示す候補表示欄116
とから構成することも好適である。この場合には、キー
ボード72上のカーソルキーを操作することで、階層構
造で示された候補データを、その構造を辿るようにして
選択することができる。選択された候補データがその下
位に複数の候補を持つ場合、それらの候補を一括して候
補表示欄116に表示すれば、所望の候補データを容易
に選択することができる。なお、候補データが音声の場
合には、図示するように、音声データであることを示す
音声表示用のアイコン118と音声を実際に出させるボ
タン(PLAY)120を表示しておけば良い。
【0040】「ファイル」メニューの隣に配置された
「編集」メニューは、辞書ファイルに登録されている候
補データの編集を行なうための処理を起動する項目が配
置されている。例えば、選択されている候補データを辞
書から削除すると同時にクリップボードCBDにコピー
する「切り取り」や、現在選択されている候補データを
クリップボードCBDにコピーする「コピー」、現在選
択状態にあるデータのしたにクリップボードCBDのデ
ータを挿入する「貼り付け」、辞書ファイルに登録され
ている候補データを検索する「検索」、オブジェクトを
追加する「追加」、現在選択されている候補データを辞
書から削除する「削除」、現在選択されている候補デー
タをその態様に従って表示する「表示」、候補データの
見出しなどを変更する「変更」、候補データ同士の関係
を設定する「リンク」、オブジェクトの内容を修正する
「修正」などの処理項目が、このメニューには登録され
ている。
「編集」メニューは、辞書ファイルに登録されている候
補データの編集を行なうための処理を起動する項目が配
置されている。例えば、選択されている候補データを辞
書から削除すると同時にクリップボードCBDにコピー
する「切り取り」や、現在選択されている候補データを
クリップボードCBDにコピーする「コピー」、現在選
択状態にあるデータのしたにクリップボードCBDのデ
ータを挿入する「貼り付け」、辞書ファイルに登録され
ている候補データを検索する「検索」、オブジェクトを
追加する「追加」、現在選択されている候補データを辞
書から削除する「削除」、現在選択されている候補デー
タをその態様に従って表示する「表示」、候補データの
見出しなどを変更する「変更」、候補データ同士の関係
を設定する「リンク」、オブジェクトの内容を修正する
「修正」などの処理項目が、このメニューには登録され
ている。
【0041】「編集」メニュー中の「検索」処理を選択
すると、図7に示す検索ダイアローグボックスが表示さ
れる。検索項目としては、見出し、分類、データ種別の
3つが指定できるものとしたが、見出しだけでも差し支
えないし、更に複数の検索項目を指定する構成とするこ
とも可能である。「分類」は候補データのデータの種類
を示すものであり、図7に示したように、ビットマッ
プ、テキスト、音声、動画、ベクトルデータなどを指定
することができる。
すると、図7に示す検索ダイアローグボックスが表示さ
れる。検索項目としては、見出し、分類、データ種別の
3つが指定できるものとしたが、見出しだけでも差し支
えないし、更に複数の検索項目を指定する構成とするこ
とも可能である。「分類」は候補データのデータの種類
を示すものであり、図7に示したように、ビットマッ
プ、テキスト、音声、動画、ベクトルデータなどを指定
することができる。
【0042】また、「編集」メニュー中の「追加」処理
を選択すると、図8に示す追加ダイアローグボックスが
表示される。追加できる候補データとしては、実施例で
は、オブジェクト(OLEデータ)、ファイル(リンク
あり)、ファイル(リンクなし)の3種類があり、デー
タ種別のボックスをマウス73で操作することにより切
り換えることができる。なお、「変更」の場合は、図8
と同様の変更ダイアローグボックスが開かれ、このボッ
クス内の各項目を直接編集することにより、候補データ
の見出し等を変更することができる。
を選択すると、図8に示す追加ダイアローグボックスが
表示される。追加できる候補データとしては、実施例で
は、オブジェクト(OLEデータ)、ファイル(リンク
あり)、ファイル(リンクなし)の3種類があり、デー
タ種別のボックスをマウス73で操作することにより切
り換えることができる。なお、「変更」の場合は、図8
と同様の変更ダイアローグボックスが開かれ、このボッ
クス内の各項目を直接編集することにより、候補データ
の見出し等を変更することができる。
【0043】「編集」メニューの隣には、「オプショ
ン」メニューが配置されている。この「オプション」メ
ニューは、マルチ変換に関するその他の処理を集めたも
のであり、環境設定のダイアローグボックスを表示する
「環境設定」、その他必要なメニュー項目を備えてい
る。「環境設定」の処理が選択されると、図9に示す環
境設定のためのダイアローグボックスが開かれ、辞書フ
ァイルの設定や検索時の各種処理の設定等を行なうこと
ができる。なお、「オプション」メニューの更に隣に
は、「ヘルプ」メニューが設けられており、マルチ入力
の操作方法等に関する的確なヘルプ情報を引き出すこと
が可能となっている。
ン」メニューが配置されている。この「オプション」メ
ニューは、マルチ変換に関するその他の処理を集めたも
のであり、環境設定のダイアローグボックスを表示する
「環境設定」、その他必要なメニュー項目を備えてい
る。「環境設定」の処理が選択されると、図9に示す環
境設定のためのダイアローグボックスが開かれ、辞書フ
ァイルの設定や検索時の各種処理の設定等を行なうこと
ができる。なお、「オプション」メニューの更に隣に
は、「ヘルプ」メニューが設けられており、マルチ入力
の操作方法等に関する的確なヘルプ情報を引き出すこと
が可能となっている。
【0044】以上説明した各部の構成およびマンマシン
インタフェースのために使われるダイアローグボックス
等を用いて、本実施例のマルチ変換が行なわれる。通
常、ワードプロセッサ等のアプリケーションプログラム
APPを使用し、本実施例のかな漢字変換装置を用いて
いる場合を考える。文字列の入力の途中で、文字列とは
別に画像などをアプリケーションプログラムAPPに入
力し配置しようとした場合、上述したホットキー(「C
TRL」キー+「f7」キー等)を操作すると、このキ
ーの組合わせをオプションモード処理部OMPがとらえ
て、マルチ入力モジュールMIMを起動する。マルチ入
力モジュールMIMは、図5もしくは図6の検索ウィン
ドウ100,100Aを表示し、かな文字列の入力を受
け付ける状態となる。この状態でかな文字列を入力する
と、該当する候補データの情報が選択欄104に表示さ
れる。該当する候補データの情報の一つをマウス73等
で選択すると、候補表示ウィンドウ102に候補データ
がその態様で表示される。即ち、画像データであれば絵
として表示され、動画であれば動画が表示され、音声で
あれば演奏ボタンが表示される。もとより、所望の候補
データが存在する辞書を指定し、「編集」メニューから
「検索」処理を選択することにより、所望の候補データ
を検索することでも、検索結果を、図5もしくは図6に
示すように、選択された候補データや実際のデータによ
り表示することができる。
インタフェースのために使われるダイアローグボックス
等を用いて、本実施例のマルチ変換が行なわれる。通
常、ワードプロセッサ等のアプリケーションプログラム
APPを使用し、本実施例のかな漢字変換装置を用いて
いる場合を考える。文字列の入力の途中で、文字列とは
別に画像などをアプリケーションプログラムAPPに入
力し配置しようとした場合、上述したホットキー(「C
TRL」キー+「f7」キー等)を操作すると、このキ
ーの組合わせをオプションモード処理部OMPがとらえ
て、マルチ入力モジュールMIMを起動する。マルチ入
力モジュールMIMは、図5もしくは図6の検索ウィン
ドウ100,100Aを表示し、かな文字列の入力を受
け付ける状態となる。この状態でかな文字列を入力する
と、該当する候補データの情報が選択欄104に表示さ
れる。該当する候補データの情報の一つをマウス73等
で選択すると、候補表示ウィンドウ102に候補データ
がその態様で表示される。即ち、画像データであれば絵
として表示され、動画であれば動画が表示され、音声で
あれば演奏ボタンが表示される。もとより、所望の候補
データが存在する辞書を指定し、「編集」メニューから
「検索」処理を選択することにより、所望の候補データ
を検索することでも、検索結果を、図5もしくは図6に
示すように、選択された候補データや実際のデータによ
り表示することができる。
【0045】他方、アプリケーションプログラムAPP
で文字列を既に入力した状態で特定のキーの組合わせが
操作されると、オプションモード処理部OMPはこれを
認識して、マルチ入力モジュールMIMを起動する代わ
りにマルチ変換起動モジュールMCMに処理を引き渡
す。マルチ変換起動モジュールMCMは、現在かな漢字
変換装置で入力中のかな文字列を取得し、マルチ入力モ
ジュールMIMを起動すると同時に、このかな文字列を
マルチ入力モジュールMIMに渡す。この場合には、マ
ルチ変換の元となる文字列は、マルチ入力モジュールM
IMの起動と同時に入力されるから、改めて文字列を入
力する必要はない。
で文字列を既に入力した状態で特定のキーの組合わせが
操作されると、オプションモード処理部OMPはこれを
認識して、マルチ入力モジュールMIMを起動する代わ
りにマルチ変換起動モジュールMCMに処理を引き渡
す。マルチ変換起動モジュールMCMは、現在かな漢字
変換装置で入力中のかな文字列を取得し、マルチ入力モ
ジュールMIMを起動すると同時に、このかな文字列を
マルチ入力モジュールMIMに渡す。この場合には、マ
ルチ変換の元となる文字列は、マルチ入力モジュールM
IMの起動と同時に入力されるから、改めて文字列を入
力する必要はない。
【0046】こうして文字から画像,音声,動画などの
所望のオブジェクトにたどりついた後、確定動作(オブ
ジェクトを選択状態としてマルチ変換を終了する動作)
を行なうと、テキストについてはキーメッセージKMS
の形態で、それ以外のオブジェクトについてはクリップ
ボードCBDを介して、選択されたデータがアプリケー
ションプログラムAPPに引き渡される。オペレーティ
ングシステムOS上で動作するアプリケーションプログ
ラムAPPは、オペレーティングシステムOSが定義す
る程度のオブジェクトは取り扱うことができるので、こ
れらのオブジェクトをアプリケーションプログラムAP
P側で利用することは容易である。なお、テキストデー
タであっても、クリップボードCBDを介して出力する
構成としても差し支えない。
所望のオブジェクトにたどりついた後、確定動作(オブ
ジェクトを選択状態としてマルチ変換を終了する動作)
を行なうと、テキストについてはキーメッセージKMS
の形態で、それ以外のオブジェクトについてはクリップ
ボードCBDを介して、選択されたデータがアプリケー
ションプログラムAPPに引き渡される。オペレーティ
ングシステムOS上で動作するアプリケーションプログ
ラムAPPは、オペレーティングシステムOSが定義す
る程度のオブジェクトは取り扱うことができるので、こ
れらのオブジェクトをアプリケーションプログラムAP
P側で利用することは容易である。なお、テキストデー
タであっても、クリップボードCBDを介して出力する
構成としても差し支えない。
【0047】以上、本実施例のかな漢字変換装置につい
て説明したが、このかな漢字変換装置によってテキスト
以外のオブジェクトを容易にアプリケーションプログラ
ムAPPに入力することができる。従来は、アプリケー
ションプログラムAPPが様々なオブジェクトを取り扱
うことができるようになっていても、そのオブジェクト
を入力するために、いちいち専用のアプリケーションプ
ログラムを立ち上げ、そのアプリケーションプログラム
の中でデータをクリップボードなどに保存し、改めて元
のアプリケーションプログラムAPPに戻り、そのデー
タを受け入れるといった煩雑な手間を要した。これに対
して本実施例のかな漢字変換装置では、かな漢字変換と
いう基本的な操作環境の中で、文字列からこれらのオブ
ジェクトを検索してアプリケーションプログラムAPP
に引き渡すことができるので、処理が極めて容易であ
り、かつ使用中のアプリケーションプログラムAPPの
種類によらず統一的にオブジェクトを扱うことができる
という優れた効果を奏する。
て説明したが、このかな漢字変換装置によってテキスト
以外のオブジェクトを容易にアプリケーションプログラ
ムAPPに入力することができる。従来は、アプリケー
ションプログラムAPPが様々なオブジェクトを取り扱
うことができるようになっていても、そのオブジェクト
を入力するために、いちいち専用のアプリケーションプ
ログラムを立ち上げ、そのアプリケーションプログラム
の中でデータをクリップボードなどに保存し、改めて元
のアプリケーションプログラムAPPに戻り、そのデー
タを受け入れるといった煩雑な手間を要した。これに対
して本実施例のかな漢字変換装置では、かな漢字変換と
いう基本的な操作環境の中で、文字列からこれらのオブ
ジェクトを検索してアプリケーションプログラムAPP
に引き渡すことができるので、処理が極めて容易であ
り、かつ使用中のアプリケーションプログラムAPPの
種類によらず統一的にオブジェクトを扱うことができる
という優れた効果を奏する。
【0048】更に本実施例では、単に文字列から所望の
データやファイルを呼び出すだけではなく、「変換」と
いう操作を通し、例えば「のりもの」という文字列から
「じどうしゃ(自動車)」や「でんしゃ(電車)」とい
う下位概念を呼び出し、これらの概念から直接「じどう
しゃ(自動車)」の画像を呼び出すこともできる。該当
する画像が複数ある場合には、変換キーを操作する度
に、かな漢字変換同様、順次「じどうしゃ(自動車)」
の画像が切り換えられて行くから、所望の画像に至った
とき、確定動作をするだけで、これをアプリケーション
プログラムAPPに取り込むことができる。なお、「じ
どうしゃ(自動車)」の画像を表示して行くとき、自動
車にも更に乗用車やトラック、特殊車両等の種別が存在
するから、画像を見て、文字への変換を行なうことも可
能である。この場合には、文字→画像→文字という変換
を行なうことになり、例えば形状は分かっているが言葉
が分からない場合などでも所望の文字にたどりつくこと
ができる。こうした機能は、日本語を学習している学習
者にとっては有用である。
データやファイルを呼び出すだけではなく、「変換」と
いう操作を通し、例えば「のりもの」という文字列から
「じどうしゃ(自動車)」や「でんしゃ(電車)」とい
う下位概念を呼び出し、これらの概念から直接「じどう
しゃ(自動車)」の画像を呼び出すこともできる。該当
する画像が複数ある場合には、変換キーを操作する度
に、かな漢字変換同様、順次「じどうしゃ(自動車)」
の画像が切り換えられて行くから、所望の画像に至った
とき、確定動作をするだけで、これをアプリケーション
プログラムAPPに取り込むことができる。なお、「じ
どうしゃ(自動車)」の画像を表示して行くとき、自動
車にも更に乗用車やトラック、特殊車両等の種別が存在
するから、画像を見て、文字への変換を行なうことも可
能である。この場合には、文字→画像→文字という変換
を行なうことになり、例えば形状は分かっているが言葉
が分からない場合などでも所望の文字にたどりつくこと
ができる。こうした機能は、日本語を学習している学習
者にとっては有用である。
【0049】同様に、文字列「なきごえ」から「小動物
の声」「家畜の声」などの音声情報に変換し、「演奏」
ボタンなどで音声を聞いてから、再変換を指示すること
により、その動物の画像や動画を得るという変換も可能
である。この場合には、文字→音声→画像あるいは動画
という変換を行なうことになり、鳴き声を通して特定の
画像にたどりつくことができる。即ち、本実施例のかな
漢字変換装置は、形態の異なる様々オブジェクト間で変
換を行なうものである。
の声」「家畜の声」などの音声情報に変換し、「演奏」
ボタンなどで音声を聞いてから、再変換を指示すること
により、その動物の画像や動画を得るという変換も可能
である。この場合には、文字→音声→画像あるいは動画
という変換を行なうことになり、鳴き声を通して特定の
画像にたどりつくことができる。即ち、本実施例のかな
漢字変換装置は、形態の異なる様々オブジェクト間で変
換を行なうものである。
【0050】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えば変換できるオブジェクトが文字,画像に限ら
れるもの、文字,音声,画像に限られるものであっても
差し支えない。また、マルチ変換を起動したとき、特定
のウィンドウを表示する代わりに、アプリケーションプ
ログラムAPPにおけるカーソルの位置に変換対象とな
るオブジェクトを直接表示する構成など、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において、種々なる態様で実施し得
ることは勿論である。
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えば変換できるオブジェクトが文字,画像に限ら
れるもの、文字,音声,画像に限られるものであっても
差し支えない。また、マルチ変換を起動したとき、特定
のウィンドウを表示する代わりに、アプリケーションプ
ログラムAPPにおけるカーソルの位置に変換対象とな
るオブジェクトを直接表示する構成など、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において、種々なる態様で実施し得
ることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明のかな漢字変
換方法およびその装置では、オペレーティングシステム
がデータ構造を定義したオブジェクト間で自由に変換を
行なうことができ、その結果を出力することができると
いう優れた効果を奏する。オペレーティングシステム上
で動作するかな漢字変換装置は、オペレーティングシス
テムを含む様々なプログラムに対して、日本語を入力す
るために統一されたインタフェースを用意するから、か
な漢字変換装置によりこれらのオブジェクトを自由に入
力できることは、使用者にとって極めて有用である。
換方法およびその装置では、オペレーティングシステム
がデータ構造を定義したオブジェクト間で自由に変換を
行なうことができ、その結果を出力することができると
いう優れた効果を奏する。オペレーティングシステム上
で動作するかな漢字変換装置は、オペレーティングシス
テムを含む様々なプログラムに対して、日本語を入力す
るために統一されたインタフェースを用意するから、か
な漢字変換装置によりこれらのオブジェクトを自由に入
力できることは、使用者にとって極めて有用である。
【0052】また、このかな漢字変換装置はオペレーテ
ィングシステム上で動作するので、オブジェクトの出力
をオペレーティングシステムが標準で用意するものを用
いて、汎用性を一層高めたり、オブジェクトの表示方法
や検索の方法を様々に工夫し、利便性を高めることも容
易である。
ィングシステム上で動作するので、オブジェクトの出力
をオペレーティングシステムが標準で用意するものを用
いて、汎用性を一層高めたり、オブジェクトの表示方法
や検索の方法を様々に工夫し、利便性を高めることも容
易である。
【0053】また、本発明の入力方法およびその装置で
は、かな漢字変換方法もしくはかな漢字変換装置からこ
れを起動して、入力した文字列をインデックスとしてオ
ブジェクトを検索するから、容易にオブジェクトを出力
することができる。
は、かな漢字変換方法もしくはかな漢字変換装置からこ
れを起動して、入力した文字列をインデックスとしてオ
ブジェクトを検索するから、容易にオブジェクトを出力
することができる。
【図1】本発明の一実施例であるかな漢字変換方法およ
びその装置の概略構成図である。
びその装置の概略構成図である。
【図2】実施例のかな漢字変換装置が実現されるハード
ウェアの一例を示すブロック図である。
ウェアの一例を示すブロック図である。
【図3】一般的なかな漢字変換装置の概略構成を示す説
明図である。
明図である。
【図4】マルチ入力モジュールMIMの概略構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】マルチ入力モジュールMIMによって表示制御
部DCCを介して表示される検索ウィンドウ100,候
補表示ウィンドウ102の一例を示す説明図である。
部DCCを介して表示される検索ウィンドウ100,候
補表示ウィンドウ102の一例を示す説明図である。
【図6】検索ウィンドウの他の構成例を示す説明図であ
る。
る。
【図7】検索用のダイアローグボックスの一例を示す説
明図である。
明図である。
【図8】追加用のダイアローグボックスの一例を示す説
明図である。
明図である。
【図9】環境設定用のダイアローグボックスの一例を示
す説明図である。
す説明図である。
10…コンピュータ 20…演算処理部 21…CPU 22…ローカルバス 23…キャッシュメモリ 24…キャッシュコントローラ 25…メインメモリ 30…PCIブリッジ 32…PCIバス 40…コントローラ部 42…ISAバス 44…VGA 46…SCSIコントローラ 48…ISAブリッジ 50…DMA50 52…RTC52 54…複合I/Oポート 56…サウンドI/O 60…I/O部 62…ISAスロット 64…KEY 68…タイマ 72…キーボード 73…マウス 74…スピーカ 76…CRT 82…フロッピディスク装置 84…ハードディスク 86…パラレルポート 88…プリンタ 90…シリアルポート 92…モデム 96…マイクロフォン 100…検索ウィンドウ 101…メニュー 102…候補表示ウィンドウ 104…選択欄 106…候補表示欄 108…検索ボタン 110…件数表示部 APP…アプリケーションプログラム CBD…クリップボード CCU…変換制御部 DCC…表示制御部 DDO…確定データ送出部 DIC…辞書 DSU…辞書検索部 EDC…候補表示制御部 IPU…入力処理部 KCU…変換部 KEY…以下 KKC…漢字変換本体 KMI…キーマウス入力部 KMS…キーメッセージ MCM…マルチ変換起動モジュール MIM…マルチ入力モジュール OBJ…オブジェクト OCP…オプション変換処理部 OMP…オプションモード処理部 OS…オペレーティングシステム
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9288−5L 528 Z 9288−5L 534 Z 9288−5L 546 Z
Claims (17)
- 【請求項1】 文字,画像,音声,動画などのオブジェ
クトのデータ構造を定義したオペレーティングシステム
上で動作するかな漢字変換装置であって、 文字列を入力する文字列入力手段と、 変換対象となるオブジェクトを記憶した記憶手段と、 該入力された文字列をインデックスとして、前記記憶手
段に記憶されたオブジェクトを検索する検索手段と、 該検索されたオブジェクトを、前記定義されたデータ構
造に従い、選択可能に表示する選択表示手段と、 該表示されたオブジェクトの一つが選択されたとき、該
オブジェクトを、前記オペレーティングシステムを介し
て出力する出力手段とを備えたかな漢字変換装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のかな漢字変換装置であっ
て、 前記出力手段は、前記オペレーティングシステムが備え
る前記オブジェクトの一時的な保存機能を用いて、該オ
ブジェクトを前記オペレーティングシステム上で動作す
るアプリケーションプログラムに出力する手段であるか
な漢字変換装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のかな漢字変換装置であっ
て、 前記出力手段は、前記オブジェクトが前記文字から構成
されている場合には、キーボードからの入力と同一のデ
ータとして前記オブジェクトを出力する手段であるかな
漢字変換装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のかな漢字変換装置であっ
て、 前記選択表示手段は、前記オブジェクトを予め所定のカ
テゴリ毎に分類しておき、該カテゴリによる階層構造と
して該オブジェクトの存在を表示する階層表示手段を備
えたかな漢字変換装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のかな漢字変換装置であっ
て、 前記選択表示手段は、前記オブジェクトが文字以外の場
合には、予め定めた表示領域に、前記定義されたデータ
構造に基づいて該オブジェクトを可視的に表示する手段
であるかな漢字変換装置。 - 【請求項6】 請求項1記載のかな漢字変換装置であっ
て、 前記選択表示手段は、 前記オブジェクトを予め所定のカテゴリ毎に分類してお
き、該カテゴリによる階層構造として該オブジェクトの
存在を表示する階層表示手段と、 前記オブジェクトが文字以外の場合には、予め定めた表
示領域に、前記定義されたデータ構造に基づいて該オブ
ジェクトを可視的に表示するオブジェクト表示手段とを
備えるかな漢字変換装置。 - 【請求項7】 請求項1記載のかな漢字変換装置であっ
て、 前記文字列入力手段は、前記オペレーティングシステム
上で動作しているアプリケーションプログラムにおいて
既に入力された文字列を取り込む手段であるかな漢字変
換装置。 - 【請求項8】 請求項1記載のかな漢字変換装置であっ
て、 前記記憶手段に記憶するオブジェクトの少なくとも登録
を含む編集処理を行なう編集手段を備えたかな漢字変換
装置。 - 【請求項9】 請求項1記載のかな漢字変換装置であっ
て、 前記記憶手段に記憶されたオブジェクト間のリンク関係
を設定するリンク手段を備えると共に、 前記選択表示手段は、前記リンク関係に沿って前記オブ
ジェクトを表示する手段を備えたかな漢字変換装置。 - 【請求項10】 前記検索手段は、該検索されたオブジ
ェクトを介して、他の形態のオブジェクトを更に検索す
る再検索手段を備える請求項1記載のかな漢字変換装
置。 - 【請求項11】 前記再検索手段は、文字列から検索さ
れた画像のオブジェクトを介して文字列を検索する手段
である請求項10記載のかな漢字変換装置。 - 【請求項12】 前記再検索手段は、文字列から検索さ
れた音声のオブジェクトを介して画像または動画を検索
する手段である請求項10記載のかな漢字変換装置。 - 【請求項13】 文字,画像,音声,動画などのオブジ
ェクトのデータ構造を定義したオペレーティングシステ
ム上で動作するかな漢字変換方法であって、 変換対象となるオブジェクトをインデックスと共に予め
記憶し、 変換のきっかけとなる要素を入力し、 該入力された要素をインデックスとして、前記記憶され
たオブジェクトを検索し、 該検索されたオブジェクトを、前記定義されたデータ構
造に従い、選択可能に表示し、 該表示されたオブジェクトの一つが選択されたとき、該
オブジェクトを、前記オペレーティングシステムを介し
て出力する各ステップからなるかな漢字変換方法。 - 【請求項14】 文字,画像,音声,動画などのオブジ
ェクトのデータ構造を定義したオペレーティングシステ
ム上で動作し、所望のオブジェクトを入力する入力装置
であって、 文字列を入力する文字列入力手段と、 変換対象となるオブジェクトを記憶した記憶手段と、 該入力された文字列をインデックスとして、前記記憶手
段に記憶されたオブジェクトを検索する検索手段と、 該検索されたオブジェクトを、前記定義されたデータ構
造に従い、選択可能に表示する選択表示手段と、 該表示されたオブジェクトの一つが選択されたとき、該
オブジェクトを、前記オペレーティングシステムを介し
て出力する出力手段と該検索されたオブジェクトを、前
記オペレーティングシステムを介して出力する出力手段
とからなり、未変換の文字列を入力してかな漢字変換を
行なうかな漢字変換装置から上記一連の手段を呼び出す
呼出手段を備えた入力装置。 - 【請求項15】 請求項14記載の入力装置であって、 前記文字列入力手段は、前記オペレーティングシステム
上で動作しているアプリケーションプログラムにおいて
既に入力された文字列を取り込む手段である入力装置。 - 【請求項16】 請求項14記載の入力装置であって、 複数個の入力キーを備えたキーボードを備え、 前記呼出手段は、予め定められた複数個の入力キーの組
合わせを操作したとき、前記一連の手段を呼び出す手段
である入力装置。 - 【請求項17】 文字,画像,音声,動画などのオブジ
ェクトのデータ構造を定義したオペレーティングシステ
ム上で動作し、所望のオブジェクトを入力する入力方法
であって、 変換対象となるオブジェクトを記憶手段に予め記憶して
おき、 文字列を入力し、 外入力された文字列をインデックスとして、前記記憶手
段に記憶されたオブジェクトを検索し、 該検索されたオブジェクトを、前記オペレーティングシ
ステムを介して出力する各ステップからなり、未変換の
文字列を入力してかな漢字変換を行なうかな漢字変換装
置から上記一連の手段を呼び出す手続を有する入力方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7042347A JPH08212219A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | かな漢字変換装置,かな漢字変換方法,入力装置ならびに入力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7042347A JPH08212219A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | かな漢字変換装置,かな漢字変換方法,入力装置ならびに入力方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08212219A true JPH08212219A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=12633503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7042347A Pending JPH08212219A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | かな漢字変換装置,かな漢字変換方法,入力装置ならびに入力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08212219A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001229203A (ja) * | 1999-12-07 | 2001-08-24 | Nec Corp | マルチメディア検索サーバーおよび画像音声混合文章生成装置 |
CN105045412A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-11-11 | 百度在线网络技术(北京)有限公司 | 一种生成输入法候选项的方法及系统 |
CN106909232A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-30 | 百度在线网络技术(北京)有限公司 | 用于展示候选词条的方法和装置 |
-
1995
- 1995-02-06 JP JP7042347A patent/JPH08212219A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001229203A (ja) * | 1999-12-07 | 2001-08-24 | Nec Corp | マルチメディア検索サーバーおよび画像音声混合文章生成装置 |
CN105045412A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-11-11 | 百度在线网络技术(北京)有限公司 | 一种生成输入法候选项的方法及系统 |
CN106909232A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-30 | 百度在线网络技术(北京)有限公司 | 用于展示候选词条的方法和装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041012 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20041015 |