JPH0821152A - 2層式金庫室 - Google Patents
2層式金庫室Info
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- JPH0821152A JPH0821152A JP15697994A JP15697994A JPH0821152A JP H0821152 A JPH0821152 A JP H0821152A JP 15697994 A JP15697994 A JP 15697994A JP 15697994 A JP15697994 A JP 15697994A JP H0821152 A JPH0821152 A JP H0821152A
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- JP
- Japan
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- storage
- storage device
- bus
- frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金庫室の室内をこの仕切り床によって上層と
下層の2層に隔てることによりスペース効率の向上を図
った2層式金庫室を提供する。 【構成】 金庫室( 1)の空間を上層(20)と下層(10)の2
層に隔てる仕切り床(3) を設け、日常利用する頻度の少
ない貴重品が収められた保管庫や棚・書架を収納する上
層(20)と、利用頻度の高い貴重品が収められ、金庫室に
出し入れされる保管庫を自動的に収納するための自動収
納装置2が設置された下層(10)とにより構成した。自動
収納装置( 2)は、ターンテーブルの上面の周縁部に保管
庫を出入自在に搭載し回転させるターンテーブル式収納
装置、走行車輪付きの台車フレームに保管庫が搭載され
る積載台(71)を回動可能に支持し、ループ状に敷設され
る案内用走行レール上を回転させる回転式収納装置ある
いは断面凹状の収納フレームに複数個の保管庫を直列に
収納する保管庫収納装置を用いる。
下層の2層に隔てることによりスペース効率の向上を図
った2層式金庫室を提供する。 【構成】 金庫室( 1)の空間を上層(20)と下層(10)の2
層に隔てる仕切り床(3) を設け、日常利用する頻度の少
ない貴重品が収められた保管庫や棚・書架を収納する上
層(20)と、利用頻度の高い貴重品が収められ、金庫室に
出し入れされる保管庫を自動的に収納するための自動収
納装置2が設置された下層(10)とにより構成した。自動
収納装置( 2)は、ターンテーブルの上面の周縁部に保管
庫を出入自在に搭載し回転させるターンテーブル式収納
装置、走行車輪付きの台車フレームに保管庫が搭載され
る積載台(71)を回動可能に支持し、ループ状に敷設され
る案内用走行レール上を回転させる回転式収納装置ある
いは断面凹状の収納フレームに複数個の保管庫を直列に
収納する保管庫収納装置を用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金融機関の内部に構
築される金庫室に係り、特に、金庫室の空間に仕切り床
を設け、室内をこの仕切り床によって上層と下層の2層
に隔てることによりスペース効率の向上を図った2層式
金庫室に関する。
築される金庫室に係り、特に、金庫室の空間に仕切り床
を設け、室内をこの仕切り床によって上層と下層の2層
に隔てることによりスペース効率の向上を図った2層式
金庫室に関する。
【0002】
【従来の技術】現金,証券,重要書類,実印,出納関係
書類,証書等の貴重品は、日常利用する頻度の少ないも
のは、金庫室の据置式の保管庫や棚あるいは移動書架等
に収納されるが、利用頻度の高いものについては、通
常、図22に示すようなキャスタ151、ケース 152およ
び引出 153等からなるバスと称される車輪付きの保管庫
に保管される。このバス7は、金融機関の営業時間中
は、図20,図21に示す店舗内のロビー 145に隣接す
る営業室 144の各机 150の側に置かれるが、営業時間外
には、火災や盗難等から防ぐために、金庫室 100内に入
れられて保管される。なお、キャスタ付きでない保管庫
や貸金庫が使用される場合もある。以下、本明細書にお
いては、個別に称する場合を別として、金庫室に出し入
れされるバス、キャスタ付きでない保管庫および貸金庫
を総称して「移動保管庫」という。
書類,証書等の貴重品は、日常利用する頻度の少ないも
のは、金庫室の据置式の保管庫や棚あるいは移動書架等
に収納されるが、利用頻度の高いものについては、通
常、図22に示すようなキャスタ151、ケース 152およ
び引出 153等からなるバスと称される車輪付きの保管庫
に保管される。このバス7は、金融機関の営業時間中
は、図20,図21に示す店舗内のロビー 145に隣接す
る営業室 144の各机 150の側に置かれるが、営業時間外
には、火災や盗難等から防ぐために、金庫室 100内に入
れられて保管される。なお、キャスタ付きでない保管庫
や貸金庫が使用される場合もある。以下、本明細書にお
いては、個別に称する場合を別として、金庫室に出し入
れされるバス、キャスタ付きでない保管庫および貸金庫
を総称して「移動保管庫」という。
【0003】図19は、従来の営業時間外における移動
保管庫6の金庫室への収納状態を示す側面断面図であ
る。金庫室 100内には、据置式の保管庫17や棚あるい
は移動書架等が壁際に並べられ、中央部に移動保管庫6
が収納される。
保管庫6の金庫室への収納状態を示す側面断面図であ
る。金庫室 100内には、据置式の保管庫17や棚あるい
は移動書架等が壁際に並べられ、中央部に移動保管庫6
が収納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の金庫室
では、据置式の保管庫17の高さ(通常 2,000mm程度)
に比較して移動保管庫6の高さは 700〜 800mmと低いも
のであるので、移動保管庫6の収納時に、その上部空間
がデッドスペースとなり、収納効率を悪くしていた。ま
た、移動保管庫6の出入作業を人手により行っていたた
め、大きな労力を必要とし、時間もかかった。さらに、
金庫室 100の入口から遠い奥の方に収納された移動保管
庫6を運び出すときに、作業者が金庫室 100の内奥部ま
で入り込んで作業しなければならず、面倒であり、人が
通るためのスペースを確保することを余儀なくされた。
では、据置式の保管庫17の高さ(通常 2,000mm程度)
に比較して移動保管庫6の高さは 700〜 800mmと低いも
のであるので、移動保管庫6の収納時に、その上部空間
がデッドスペースとなり、収納効率を悪くしていた。ま
た、移動保管庫6の出入作業を人手により行っていたた
め、大きな労力を必要とし、時間もかかった。さらに、
金庫室 100の入口から遠い奥の方に収納された移動保管
庫6を運び出すときに、作業者が金庫室 100の内奥部ま
で入り込んで作業しなければならず、面倒であり、人が
通るためのスペースを確保することを余儀なくされた。
【0005】この発明は、従来の金庫室が有する上記の
問題点を解決し、スペース効率のよい金庫室を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決し、スペース効率のよい金庫室を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、金庫室の空間を上層と下層の2層に
隔てる仕切り床2を設けた。そして、上層には、日常利
用する頻度の少ない貴重品が収められた保管庫や棚・書
架を収納し、下層には、利用頻度の高い貴重品が収めら
れた保管庫を自動的に収納するための自動収納装置を設
置して2層式金庫室を構成した。
めに、この発明は、金庫室の空間を上層と下層の2層に
隔てる仕切り床2を設けた。そして、上層には、日常利
用する頻度の少ない貴重品が収められた保管庫や棚・書
架を収納し、下層には、利用頻度の高い貴重品が収めら
れた保管庫を自動的に収納するための自動収納装置を設
置して2層式金庫室を構成した。
【0007】前記自動収納装置は、ターンテーブルの上
面の周縁部に保管庫を出入自在に搭載し回転させるター
ンテーブル式収納装置、走行車輪付きの台車フレームに
保管庫が搭載される積載台を回動可能に支持し、ループ
状に敷設される案内用走行レール上を回転させる回転式
収納装置あるいは断面凹状の収納フレームに複数個の保
管庫を直列に収納する保管庫収納装置を用いる。
面の周縁部に保管庫を出入自在に搭載し回転させるター
ンテーブル式収納装置、走行車輪付きの台車フレームに
保管庫が搭載される積載台を回動可能に支持し、ループ
状に敷設される案内用走行レール上を回転させる回転式
収納装置あるいは断面凹状の収納フレームに複数個の保
管庫を直列に収納する保管庫収納装置を用いる。
【0008】
【作用】2層に隔てられた金庫室の上層、つまり仕切り
床上には、日常利用する頻度の少ない貴重品が収められ
た据置式の保管庫や棚・書架を設置し、下層には、営業
時間中常時利用される重要書類,証券,証書等の貴重品
が収められた移動保管庫が自動的に出し入れされる。
床上には、日常利用する頻度の少ない貴重品が収められ
た据置式の保管庫や棚・書架を設置し、下層には、営業
時間中常時利用される重要書類,証券,証書等の貴重品
が収められた移動保管庫が自動的に出し入れされる。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づき説
明する。図1は、この発明に係る2層式金庫室の第1実
施例を示す側面断面図、図2は、同じく上層部分の平面
断面図、図3は、同じく下層部分の平面断面図である。
明する。図1は、この発明に係る2層式金庫室の第1実
施例を示す側面断面図、図2は、同じく上層部分の平面
断面図、図3は、同じく下層部分の平面断面図である。
【0010】図1ないし図3において、金庫室 100は、
その空間に仕切り床2を設け、上層20と下層10とに
隔てられ、階下床11と仕切り床2との間には、昇降用
の階段14を設けている。金庫室 100の上層20、つま
り仕切り床2上には、壁15に沿って日常利用する頻度
の少ない貴重品が収められた据置式の保管庫17や棚1
8が設置されており、また、中央部分には、必要により
移動できる保管庫19あるいは移動書架(手動または電
動)等が設置されている。
その空間に仕切り床2を設け、上層20と下層10とに
隔てられ、階下床11と仕切り床2との間には、昇降用
の階段14を設けている。金庫室 100の上層20、つま
り仕切り床2上には、壁15に沿って日常利用する頻度
の少ない貴重品が収められた据置式の保管庫17や棚1
8が設置されており、また、中央部分には、必要により
移動できる保管庫19あるいは移動書架(手動または電
動)等が設置されている。
【0011】金庫室 100の下層10には、自動収納装置
1としてのターンテーブル式収納装置3が設けられてい
る。壁15の一側には、扉22付きの保管庫出入口21
が開口しており、移動保管庫6の中、キャスタ付きでな
い保管庫(以下、単に「保管庫」という。)8の出し入
れ用に供される。壁15における前記保管庫出入口21
と90°方向異なる位置には、扉24付きのバス出入口2
3が開口しており、バス7が出し入れされる。また、壁
15の他側には貸金庫利用口25が開口され、貸金庫9
が出し入れされる。貸金庫9を利用していないときは扉
26により塞がれている。貸金庫利用口25の外側に
は、貸金庫利用のためのブース27が付設される。
1としてのターンテーブル式収納装置3が設けられてい
る。壁15の一側には、扉22付きの保管庫出入口21
が開口しており、移動保管庫6の中、キャスタ付きでな
い保管庫(以下、単に「保管庫」という。)8の出し入
れ用に供される。壁15における前記保管庫出入口21
と90°方向異なる位置には、扉24付きのバス出入口2
3が開口しており、バス7が出し入れされる。また、壁
15の他側には貸金庫利用口25が開口され、貸金庫9
が出し入れされる。貸金庫9を利用していないときは扉
26により塞がれている。貸金庫利用口25の外側に
は、貸金庫利用のためのブース27が付設される。
【0012】図4は、ターンテーブル式収納装置3の平
面図であり、図5は、図4の線A−A断面図である。タ
ーンテーブル式収納装置3は、円板状のターンテーブル
31と、ターンテーブル31の外周の近傍における下面
に配置されており、ターンテーブル31に支承されるサ
ポート車輪32と、ターンテーブル31の外周に沿って
エンドレスに配置される動力伝達機構33の1つである
チェーン34と、チェーン34の駆動装置36および駆
動装置36の制御装置37等からなる。
面図であり、図5は、図4の線A−A断面図である。タ
ーンテーブル式収納装置3は、円板状のターンテーブル
31と、ターンテーブル31の外周の近傍における下面
に配置されており、ターンテーブル31に支承されるサ
ポート車輪32と、ターンテーブル31の外周に沿って
エンドレスに配置される動力伝達機構33の1つである
チェーン34と、チェーン34の駆動装置36および駆
動装置36の制御装置37等からなる。
【0013】ターンテーブル31の周縁には移動保管庫
6であるバス7および保管庫8、貸金庫9が搭載され
る。保管庫8や貸金庫9はターンテーブル31上にその
まま搭載されるが、バス7は、このバス7の両側面を挾
み込む一対の板部材からなる格納フレーム40内に収納
された状態でターンテーブル31上に搭載される。
6であるバス7および保管庫8、貸金庫9が搭載され
る。保管庫8や貸金庫9はターンテーブル31上にその
まま搭載されるが、バス7は、このバス7の両側面を挾
み込む一対の板部材からなる格納フレーム40内に収納
された状態でターンテーブル31上に搭載される。
【0014】円板状のターンテーブル31の中心は床面
F上に固定されて立設するピボット軸39に軸受39a
を介して枢支される。すなわち、ターンテーブル31は
ピボット軸39を中心として円滑に回転する。ターンテ
ーブル31の外周の近傍における下面には複数個(図4
では8個)のサポート車輪32が設置される。サポート
車輪32は、ターンテーブル31の下面に固定する支持
ブラケット42と、それに枢支される車輪43からな
り、車輪43は床面Fに接し、ターンテーブル31の安
定を保持する。
F上に固定されて立設するピボット軸39に軸受39a
を介して枢支される。すなわち、ターンテーブル31は
ピボット軸39を中心として円滑に回転する。ターンテ
ーブル31の外周の近傍における下面には複数個(図4
では8個)のサポート車輪32が設置される。サポート
車輪32は、ターンテーブル31の下面に固定する支持
ブラケット42と、それに枢支される車輪43からな
り、車輪43は床面Fに接し、ターンテーブル31の安
定を保持する。
【0015】チェーン34はエンドレスのものからな
り、ターンテーブル31の外周の下面に配置される。タ
ーンテーブル31の外周に近い下面にはチェーンサポー
ト45が固定される。チェーン34は、図示しないチェ
ーンローラピンをターンテーブル31およびチェーンサ
ポート45の両方に連結し支持される。
り、ターンテーブル31の外周の下面に配置される。タ
ーンテーブル31の外周に近い下面にはチェーンサポー
ト45が固定される。チェーン34は、図示しないチェ
ーンローラピンをターンテーブル31およびチェーンサ
ポート45の両方に連結し支持される。
【0016】このチェーン34は、駆動装置36により
回転駆動される。床面F上にはモータベース47がアン
カー48等により載置される。モータベース47上には
減速機付きのギヤードモータ49が固定される。ギヤー
ドモータ49の出力軸49aにはチェーン駆動用スプロ
ケット51が連結しチェーン34に噛合する。なお、3
7は、ギヤードモータ49の回転制御を行う制御装置で
ある。
回転駆動される。床面F上にはモータベース47がアン
カー48等により載置される。モータベース47上には
減速機付きのギヤードモータ49が固定される。ギヤー
ドモータ49の出力軸49aにはチェーン駆動用スプロ
ケット51が連結しチェーン34に噛合する。なお、3
7は、ギヤードモータ49の回転制御を行う制御装置で
ある。
【0017】第1実施例に係るターンテーブル式収納装
置3によれば、移動保管庫を次のようにして出し入れす
ることができる。営業時間外になると、移動保管庫6で
あるバス7は、金庫室 100のバス出入口23から、スロ
ープ台54を使用してターンテーブル31上の空の保管
庫収納フレーム40内に収納された後、公知の手段によ
りこれをロックする。保管庫8は、金庫室 100の保管庫
出入口21から室内に導入され、ターンテーブル31上
に載置され収納される。また、貸金庫9の場合にはブー
ス27内での貸金庫の利用が終わった後、貸金庫用利用
口25からターンテーブル31上の空き場所に収納すれ
ばよい。
置3によれば、移動保管庫を次のようにして出し入れす
ることができる。営業時間外になると、移動保管庫6で
あるバス7は、金庫室 100のバス出入口23から、スロ
ープ台54を使用してターンテーブル31上の空の保管
庫収納フレーム40内に収納された後、公知の手段によ
りこれをロックする。保管庫8は、金庫室 100の保管庫
出入口21から室内に導入され、ターンテーブル31上
に載置され収納される。また、貸金庫9の場合にはブー
ス27内での貸金庫の利用が終わった後、貸金庫用利用
口25からターンテーブル31上の空き場所に収納すれ
ばよい。
【0018】移動保管庫6を金庫室 100内から取り出す
には、制御装置37を操作し、チェーン34の駆動装置
36の回転を制御して、ターンテーブル31上の所望の
保管庫8を保管庫出入口21に呼び出し、引き出す。バ
ス7は、同様に、バス出入口23に呼び出し、ロックを
解除することにより、容易に、かつ迅速にこれを取り出
すことができる。また、貸金庫9の場合には、貸金庫利
用口25に所望の貸金庫9を呼び出して、ブース27内
での貸金庫の利用に供する。
には、制御装置37を操作し、チェーン34の駆動装置
36の回転を制御して、ターンテーブル31上の所望の
保管庫8を保管庫出入口21に呼び出し、引き出す。バ
ス7は、同様に、バス出入口23に呼び出し、ロックを
解除することにより、容易に、かつ迅速にこれを取り出
すことができる。また、貸金庫9の場合には、貸金庫利
用口25に所望の貸金庫9を呼び出して、ブース27内
での貸金庫の利用に供する。
【0019】この第1実施例のターンテーブル式収納装
置は、ターンテーブル上に移動保管庫を搭載して収納す
る構造を採用したためコンパクトにまとめられ、省スペ
ース化が図れる。また、ターンテーブル方式のため、単
一のターンテーブル上に一種類又は多種類の移動保管庫
を搭載することができ、極めて便利である。ターンテー
ブルを割出し回動させて収納されている所望の保管庫や
バスを出入口側に呼び出すと共に、空の収納場所を出入
口側に呼び出すことにより保管庫やバスの出し入れが極
めて容易に、かつ迅速に行われる。
置は、ターンテーブル上に移動保管庫を搭載して収納す
る構造を採用したためコンパクトにまとめられ、省スペ
ース化が図れる。また、ターンテーブル方式のため、単
一のターンテーブル上に一種類又は多種類の移動保管庫
を搭載することができ、極めて便利である。ターンテー
ブルを割出し回動させて収納されている所望の保管庫や
バスを出入口側に呼び出すと共に、空の収納場所を出入
口側に呼び出すことにより保管庫やバスの出し入れが極
めて容易に、かつ迅速に行われる。
【0020】次に、図6は、この発明に係る2層式金庫
室の第2実施例を示す側面断面図、図7は、同じく上層
部分の平面断面図、図8は、同じく下層部分の平面断面
図である。
室の第2実施例を示す側面断面図、図7は、同じく上層
部分の平面断面図、図8は、同じく下層部分の平面断面
図である。
【0021】図6ないし図8において、金庫室 100は、
仕切り床2により上層20と下層10とに隔てられ、上
層20には、日常利用する頻度の少ない貴重品が収めら
れた据置式の保管庫17や棚18が設置される点は、第
1実施例と同様であるので、共通の符号を付して、詳し
い説明は省略する。
仕切り床2により上層20と下層10とに隔てられ、上
層20には、日常利用する頻度の少ない貴重品が収めら
れた据置式の保管庫17や棚18が設置される点は、第
1実施例と同様であるので、共通の符号を付して、詳し
い説明は省略する。
【0022】金庫室 100の下層10には、自動収納装置
1としての回転式収納装置4を設けている。壁15の一
側には、扉22付きの保管庫出入口21が開口してお
り、移動保管庫6である保管庫8の出し入れ用に供され
る。この保管庫出入口21に対向させて回転式収納装置
4を設置する。壁15における前記保管庫出入口21と
90°方向異なる位置には、扉24付きのバス出入口23
が開口しており、バス7が出し入れされる。また、壁1
5の他側には、貸金庫利用口25が開口され、貸金庫9
が出し入れされる。貸金庫9を利用していないときは扉
26により塞がれている。この貸金庫利用口25に対向
させて貸金庫用の回転式収納装置4′を設置している。
貸金庫利用口25の外側には、貸金庫利用のためのブー
ス27が付設される。
1としての回転式収納装置4を設けている。壁15の一
側には、扉22付きの保管庫出入口21が開口してお
り、移動保管庫6である保管庫8の出し入れ用に供され
る。この保管庫出入口21に対向させて回転式収納装置
4を設置する。壁15における前記保管庫出入口21と
90°方向異なる位置には、扉24付きのバス出入口23
が開口しており、バス7が出し入れされる。また、壁1
5の他側には、貸金庫利用口25が開口され、貸金庫9
が出し入れされる。貸金庫9を利用していないときは扉
26により塞がれている。この貸金庫利用口25に対向
させて貸金庫用の回転式収納装置4′を設置している。
貸金庫利用口25の外側には、貸金庫利用のためのブー
ス27が付設される。
【0023】図9は、回転式収納装置4の平面図であ
り、図10は、図9のE矢視正面図、図11は、図9の
線A−A断面図、図12は、図9の線B−B断面図であ
る。回転式収納装置4は、大別して、台車フレーム61
と、案内用走行レール62と、チェーンレール63と、
その駆動手段64と、一対の揺動リンク65および固定
リンク66と、安定アーム67および安定レール68等
からなる。
り、図10は、図9のE矢視正面図、図11は、図9の
線A−A断面図、図12は、図9の線B−B断面図であ
る。回転式収納装置4は、大別して、台車フレーム61
と、案内用走行レール62と、チェーンレール63と、
その駆動手段64と、一対の揺動リンク65および固定
リンク66と、安定アーム67および安定レール68等
からなる。
【0024】保管庫8は、図11に示すように、積載台
71上に搭載される。一方、バス7は、図12に示すよ
うに、積載台71に設けたバス格納フレーム72内に収
納される。収納されたバス7には、その側面にロック装
置73が当接係合してその飛び出しを防止している。積
載台71の下面には外側ガイドローラ74が枢支される
と共に、ピボット軸75の基端側が固定される。台車フ
レーム61は、軸受76を介してピボット軸75に枢着
されるボス部77と、ボス部77をその中心部に固定す
る平板部78と、平板部78の四隅に枢支される走行車
輪79等からなる。
71上に搭載される。一方、バス7は、図12に示すよ
うに、積載台71に設けたバス格納フレーム72内に収
納される。収納されたバス7には、その側面にロック装
置73が当接係合してその飛び出しを防止している。積
載台71の下面には外側ガイドローラ74が枢支される
と共に、ピボット軸75の基端側が固定される。台車フ
レーム61は、軸受76を介してピボット軸75に枢着
されるボス部77と、ボス部77をその中心部に固定す
る平板部78と、平板部78の四隅に枢支される走行車
輪79等からなる。
【0025】図9に示すように、案内用走行レール62
は、外側走行レール81と内側走行レール82からな
り、前後のコーナ部には外側安定レール83が配置され
る。外側走行レール81と内側走行レール82は、トラ
ック状に同一の間隔でループ状に配置され、台車フレー
ム61の走行車輪79を案内する。すなわち、走行車輪
79は、図12に示すように、外側走行レール81と内
側走行レール82の内側に入り込み、それ等に連続する
上面板に当接すると共に、床面F上の床面板85に接し
て走行する。外側安定レール83は、積載台71の外側
ガイドローラ74を挟持して案内するレールであり、床
面F上に固定されるチャンネル部材86に取付けられて
いる。そして、ほぼ外側走行レール81(図9)に沿う
カーブで、コーナ部にのみ部分的に配置される。
は、外側走行レール81と内側走行レール82からな
り、前後のコーナ部には外側安定レール83が配置され
る。外側走行レール81と内側走行レール82は、トラ
ック状に同一の間隔でループ状に配置され、台車フレー
ム61の走行車輪79を案内する。すなわち、走行車輪
79は、図12に示すように、外側走行レール81と内
側走行レール82の内側に入り込み、それ等に連続する
上面板に当接すると共に、床面F上の床面板85に接し
て走行する。外側安定レール83は、積載台71の外側
ガイドローラ74を挟持して案内するレールであり、床
面F上に固定されるチャンネル部材86に取付けられて
いる。そして、ほぼ外側走行レール81(図9)に沿う
カーブで、コーナ部にのみ部分的に配置される。
【0026】チェーンレール63は、図9に示すよう
に、チェーン87を前後の駆動側大スプロケット88と
従動側大スプロケット89との間に掛け回したもので、
内側走行レール82の内方側において同一の間隔でルー
プ状に配置される。図12に示すように、床面F上に
は、チェーンレール63の直線部に沿って配設したチェ
ーンガイドレール90が固定される。チェーン87のガ
イドローラピン91には、後記する揺動リンク65およ
び固定リンク66のチェーンレール63側の基端部が連
結される。そして、チェーン87のガイドローラピン9
1に、チェーンガイドローラ92が枢支される。一方、
チェーンガイドローラ92は、チェーンガイドレール9
0の内部を摺接しこれに沿って案内される。
に、チェーン87を前後の駆動側大スプロケット88と
従動側大スプロケット89との間に掛け回したもので、
内側走行レール82の内方側において同一の間隔でルー
プ状に配置される。図12に示すように、床面F上に
は、チェーンレール63の直線部に沿って配設したチェ
ーンガイドレール90が固定される。チェーン87のガ
イドローラピン91には、後記する揺動リンク65およ
び固定リンク66のチェーンレール63側の基端部が連
結される。そして、チェーン87のガイドローラピン9
1に、チェーンガイドローラ92が枢支される。一方、
チェーンガイドローラ92は、チェーンガイドレール9
0の内部を摺接しこれに沿って案内される。
【0027】次に、チェーンレール63の駆動手段64
について説明する。チェーンレール63の内輪における
床面F上には、図11に示すように、モータベース93
が載置され、その上面には減速機付きのギヤードモータ
94が固定される。ギヤードモータ94の出力軸94a
には、駆動側小スプロケット95を固定する。一方、床
面F上に載置されるスプロケット支持台97には、スプ
ロケット軸98が枢支され、スプロケット軸98には、
従動側小スプロケット96と駆動側大スプロケット88
が連結される。駆動側小スプロケット95と従動側小ス
プロケット96との間には、駆動チェーン99が掛け回
される。一方、図9に示すように、駆動側大スプロケッ
ト88と相対向するチェーンレール63の後端側には、
床面F上に支持されて従動側大スプロケット89が設け
られる。従動側大スプロケット89は、駆動側大スプロ
ケット88と同一形状のものからなり、両スプロケット
88,89間にはチェーンレール63が掛け回される。
上記の構成により、ギヤードモータ94を作動すること
によりチェーンレール63が移動する。
について説明する。チェーンレール63の内輪における
床面F上には、図11に示すように、モータベース93
が載置され、その上面には減速機付きのギヤードモータ
94が固定される。ギヤードモータ94の出力軸94a
には、駆動側小スプロケット95を固定する。一方、床
面F上に載置されるスプロケット支持台97には、スプ
ロケット軸98が枢支され、スプロケット軸98には、
従動側小スプロケット96と駆動側大スプロケット88
が連結される。駆動側小スプロケット95と従動側小ス
プロケット96との間には、駆動チェーン99が掛け回
される。一方、図9に示すように、駆動側大スプロケッ
ト88と相対向するチェーンレール63の後端側には、
床面F上に支持されて従動側大スプロケット89が設け
られる。従動側大スプロケット89は、駆動側大スプロ
ケット88と同一形状のものからなり、両スプロケット
88,89間にはチェーンレール63が掛け回される。
上記の構成により、ギヤードモータ94を作動すること
によりチェーンレール63が移動する。
【0028】揺動リンク65および固定リンク66は、
保管庫8やバス7に対応する数だけ配設される一対のリ
ンク群からなり、その基端側を図12に示すように、チ
ェーン87のガイドローラピン91に連結し、チェーン
レール63側に枢支される。揺動リンク65の他端側
は、台車フレーム61にピン 101を介して連結される。
一方、固定リンク66は、図11,図12に示すように
その他端側を台車フレーム61に固着する。
保管庫8やバス7に対応する数だけ配設される一対のリ
ンク群からなり、その基端側を図12に示すように、チ
ェーン87のガイドローラピン91に連結し、チェーン
レール63側に枢支される。揺動リンク65の他端側
は、台車フレーム61にピン 101を介して連結される。
一方、固定リンク66は、図11,図12に示すように
その他端側を台車フレーム61に固着する。
【0029】積載台71のピボット軸75の先端には、
安定アーム67の基端側が連結される。安定アーム67
の先端には安定ガイドローラ 102が枢支される。一方、
外側走行レール81と内側走行レール82の間には、安
定ガイドローラ 102をガイドする安定レール68が配置
される。安定レール68は、台車フレーム61の走行車
輪79が、外側走行レール81と内側走行レール82に
沿って移動する際に、安定アーム67を一定角度に保持
するに必要な軌跡に沿ってカーブを描くように敷設され
る。
安定アーム67の基端側が連結される。安定アーム67
の先端には安定ガイドローラ 102が枢支される。一方、
外側走行レール81と内側走行レール82の間には、安
定ガイドローラ 102をガイドする安定レール68が配置
される。安定レール68は、台車フレーム61の走行車
輪79が、外側走行レール81と内側走行レール82に
沿って移動する際に、安定アーム67を一定角度に保持
するに必要な軌跡に沿ってカーブを描くように敷設され
る。
【0030】この結果、積載台71に連結する外側ガイ
ドローラ74と安定ローラ 102が外側安定レール83と
安定レール68に沿って直線部からコーナ部にかけて移
動する間に、台車フレーム61は、揺動リンク65と固
定リンク66のリンクモーションと台車フレーム61の
走行車輪79の案内用走行レール62に沿う移動によ
り、ピボット軸75を中心として円滑に90°回動す
る。これにより保管庫8は姿勢を変えずにチェーンレー
ル63に沿って移動する。
ドローラ74と安定ローラ 102が外側安定レール83と
安定レール68に沿って直線部からコーナ部にかけて移
動する間に、台車フレーム61は、揺動リンク65と固
定リンク66のリンクモーションと台車フレーム61の
走行車輪79の案内用走行レール62に沿う移動によ
り、ピボット軸75を中心として円滑に90°回動す
る。これにより保管庫8は姿勢を変えずにチェーンレー
ル63に沿って移動する。
【0031】この第2実施例に係る回転式収納装置によ
れば、移動保管庫を次のようにして出し入れすることが
できる。保管庫8は保管庫出入口21から金庫室 100内
に入れられ、積載台71上に搭載される。一方、バス7
は、スローブ台54を介しバス出入口23(図8)から
投入され、格納フレーム72を有する積載台71上に搭
載されると共に、ロック装置73によりキャスタ7aの
転動をロックし飛び出しを防止する。駆動手段64のギ
ヤードモータ94を作動してチェーンレール63を移動
することにより多数個の保管庫8およびバス7がチェー
ンレール63に沿って次々と搭載され、保管される。
れば、移動保管庫を次のようにして出し入れすることが
できる。保管庫8は保管庫出入口21から金庫室 100内
に入れられ、積載台71上に搭載される。一方、バス7
は、スローブ台54を介しバス出入口23(図8)から
投入され、格納フレーム72を有する積載台71上に搭
載されると共に、ロック装置73によりキャスタ7aの
転動をロックし飛び出しを防止する。駆動手段64のギ
ヤードモータ94を作動してチェーンレール63を移動
することにより多数個の保管庫8およびバス7がチェー
ンレール63に沿って次々と搭載され、保管される。
【0032】保管完了後、所望の保管庫8又はバス7を
取り出すには次のようにして行う。図略の制御装置の操
作盤等を作動し、必要な保管庫8又はバス7を指定する
と、ギヤードモータ94がその分だけ作動し、所望の保
管庫8又はバス7を保管庫出入口21またはバス出入口
23まで移動する。すなわち、ギヤードモータ94を作
動すると出力軸94aが回転し、駆動側小スプロケット
95,駆動チェーン99,従動側スプロケット96が回
転し、駆動側大スプロケット88と従動側大スプロケッ
ト89間でチェーンレール63が循環移動する。チェー
ンレール63のチェーン87には揺動リンク65および
固定リンク66が連結されているためチェーン87の移
動に伴って、これ等のリンク65,66が移動する。揺
動リンク65および固定リンク66は、台車フレーム6
1に連結しているため台車フレーム61が移動する。こ
れにより、所望の保管庫8又はバス7を保管庫出入口2
1またはバス出入口23まで移動することができ、出し
入れが自動的に、かつ容易に行われる。
取り出すには次のようにして行う。図略の制御装置の操
作盤等を作動し、必要な保管庫8又はバス7を指定する
と、ギヤードモータ94がその分だけ作動し、所望の保
管庫8又はバス7を保管庫出入口21またはバス出入口
23まで移動する。すなわち、ギヤードモータ94を作
動すると出力軸94aが回転し、駆動側小スプロケット
95,駆動チェーン99,従動側スプロケット96が回
転し、駆動側大スプロケット88と従動側大スプロケッ
ト89間でチェーンレール63が循環移動する。チェー
ンレール63のチェーン87には揺動リンク65および
固定リンク66が連結されているためチェーン87の移
動に伴って、これ等のリンク65,66が移動する。揺
動リンク65および固定リンク66は、台車フレーム6
1に連結しているため台車フレーム61が移動する。こ
れにより、所望の保管庫8又はバス7を保管庫出入口2
1またはバス出入口23まで移動することができ、出し
入れが自動的に、かつ容易に行われる。
【0033】台車フレーム61の走行車輪79は、外側
走行レール81と内側走行レール82にガイドされるた
め、台車フレーム61は、これ等の案内用走行レール6
2に沿って移動する。従って、チェーンレール63の直
線部からコーナ部にかけて台車フレーム61は90°回
動する。一方、積載台71は軸受76を介して台車フレ
ーム61に連結するため、積載台71は、台車フレーム
61が回動してもそのままの姿勢を保つ。すなわち、一
定角度で保持される安定アーム67が安定レール83に
沿って移動するため、積載台71は、一定の姿勢に保持
される。また、積載台71には外側ガイドローラ74が
設けられ、外側ガイドローラ74はコーナ部において安
定レール83にガイドされて移動するため、積載台71
は不動状態で走行部およびコーナ部を移動する。
走行レール81と内側走行レール82にガイドされるた
め、台車フレーム61は、これ等の案内用走行レール6
2に沿って移動する。従って、チェーンレール63の直
線部からコーナ部にかけて台車フレーム61は90°回
動する。一方、積載台71は軸受76を介して台車フレ
ーム61に連結するため、積載台71は、台車フレーム
61が回動してもそのままの姿勢を保つ。すなわち、一
定角度で保持される安定アーム67が安定レール83に
沿って移動するため、積載台71は、一定の姿勢に保持
される。また、積載台71には外側ガイドローラ74が
設けられ、外側ガイドローラ74はコーナ部において安
定レール83にガイドされて移動するため、積載台71
は不動状態で走行部およびコーナ部を移動する。
【0034】この第2実施例の回転式収納装置は、保管
庫をチェーンレールの直線部からコーナ部のすべての位
置において同一の姿勢に保持させることが出来るため、
チェーンレール間の中央空間部のスペースを小さくする
ことが出来る。また、縦長に保管庫を並べることにより
隣接する保管庫間のピッチが小さくなり、同一の長さの
チェーンレール内に多数個の保管庫を並べることが出来
る。そのため、収納効率を大巾に向上することが出来
る。また、自動出入が可能なため、保管庫の迅速な出し
入れが可能になり、出入作業効率が向上する。
庫をチェーンレールの直線部からコーナ部のすべての位
置において同一の姿勢に保持させることが出来るため、
チェーンレール間の中央空間部のスペースを小さくする
ことが出来る。また、縦長に保管庫を並べることにより
隣接する保管庫間のピッチが小さくなり、同一の長さの
チェーンレール内に多数個の保管庫を並べることが出来
る。そのため、収納効率を大巾に向上することが出来
る。また、自動出入が可能なため、保管庫の迅速な出し
入れが可能になり、出入作業効率が向上する。
【0035】次いで、図13は、この発明に係る2層式
金庫室の第3実施例を示す側面断面図、図14は、同じ
く上層部分の平面断面図、図15は、同じく下層部分の
平面断面図である。
金庫室の第3実施例を示す側面断面図、図14は、同じ
く上層部分の平面断面図、図15は、同じく下層部分の
平面断面図である。
【0036】図13ないし図15において、金庫室 100
が仕切り床2により上層20と下層10とに隔てられ、
上層20には、日常利用しない貴重品を収めた据置式の
保管庫17や棚18が設置される点は、第1実施例と同
様であるので、詳しい説明は省略する。
が仕切り床2により上層20と下層10とに隔てられ、
上層20には、日常利用しない貴重品を収めた据置式の
保管庫17や棚18が設置される点は、第1実施例と同
様であるので、詳しい説明は省略する。
【0037】金庫室 100の下層10には、自動収納装置
1としての保管庫収納装置5が2基並列して設けられて
いる。壁15の一側には、扉22付きの保管庫出入口2
1が開口しており、移動保管庫6であるバス7および保
管庫8の出し入れ用として供される。この保管庫出入口
21に対向させて保管庫収納装置5を設置している。ま
た、壁15の他側には、貸金庫利用口25が開口され、
貸金庫9が出し入れされる。貸金庫9を利用していない
ときは扉26により塞がれている。この貸金庫利用口2
5に対向させて公知の自動立体貸金庫装置 105を設置し
ている。スタッカクレーン 106は、貸金庫保管棚 107に
収納された貸金庫 108の中から所定の番地の金庫ケース
を引き出し、貸金庫利用口25に搬出する。貸金庫利用
口25の外側には、貸金庫の利用のためのブース27が
付設される。ブース27内の顧客は、貸金庫利用口25
のシャッタを開け貸金庫を利用する。
1としての保管庫収納装置5が2基並列して設けられて
いる。壁15の一側には、扉22付きの保管庫出入口2
1が開口しており、移動保管庫6であるバス7および保
管庫8の出し入れ用として供される。この保管庫出入口
21に対向させて保管庫収納装置5を設置している。ま
た、壁15の他側には、貸金庫利用口25が開口され、
貸金庫9が出し入れされる。貸金庫9を利用していない
ときは扉26により塞がれている。この貸金庫利用口2
5に対向させて公知の自動立体貸金庫装置 105を設置し
ている。スタッカクレーン 106は、貸金庫保管棚 107に
収納された貸金庫 108の中から所定の番地の金庫ケース
を引き出し、貸金庫利用口25に搬出する。貸金庫利用
口25の外側には、貸金庫の利用のためのブース27が
付設される。ブース27内の顧客は、貸金庫利用口25
のシャッタを開け貸金庫を利用する。
【0038】本実施例では、移動保管庫としてバスを用
いた場合について説明する。図16は、保管庫収納装置
にバスを収納している状態を示す側面図であり、図17
は、その平面図である。図18は、収納フレームにバス
が収納された状態を示す横断面図である。
いた場合について説明する。図16は、保管庫収納装置
にバスを収納している状態を示す側面図であり、図17
は、その平面図である。図18は、収納フレームにバス
が収納された状態を示す横断面図である。
【0039】床面F上には、バス7が収納されるべき収
納フレーム 111が設置される。収納フレーム 111は、図
18に示すように、両側壁 111aと底壁 111bとにより
横断面がほぼ凹状をなすように構成され、所定個数のバ
ス7を直列に収納するに足る長さを有する。そして、そ
の底壁 111bを床面Fに敷板 112を介してアンカーボル
ト 114により締付固定してある。収納フレーム 111の左
右の側壁 111aの上端は、収納フレーム 111の外側に向
かって逆L字型に折り曲げられ、後述する押しバー 124
を案内する一対のガイドレール 115を形成している。
納フレーム 111が設置される。収納フレーム 111は、図
18に示すように、両側壁 111aと底壁 111bとにより
横断面がほぼ凹状をなすように構成され、所定個数のバ
ス7を直列に収納するに足る長さを有する。そして、そ
の底壁 111bを床面Fに敷板 112を介してアンカーボル
ト 114により締付固定してある。収納フレーム 111の左
右の側壁 111aの上端は、収納フレーム 111の外側に向
かって逆L字型に折り曲げられ、後述する押しバー 124
を案内する一対のガイドレール 115を形成している。
【0040】この収納フレーム 111は、バス7の収納方
向に向かって所定の下り勾配θ(図16)をもって傾斜
させておくと、収納フレーム 111への収納作業に必要以
上の力を加えなくて済み、効果的である。この傾斜角度
は、大きすぎると、バス7が自重で自然に下降走行し、
保管されている貴重品に影響を与えるので、その程度を
越えない緩やかなものとする。
向に向かって所定の下り勾配θ(図16)をもって傾斜
させておくと、収納フレーム 111への収納作業に必要以
上の力を加えなくて済み、効果的である。この傾斜角度
は、大きすぎると、バス7が自重で自然に下降走行し、
保管されている貴重品に影響を与えるので、その程度を
越えない緩やかなものとする。
【0041】また、収納フレーム 111の左右の側壁 111
aからは内側に向かって上下一対のブラケット 116, 1
17をバス7の収納方向に突設し、この上下一対のブラケ
ット116, 117にガイドローラ 119を軸支する。ガイド
ローラ 119は、図16および図17に示すように、左右
の側壁 111aにおけるバス7の収納方向に所定の間隔で
複数個並設され、バス7が収納されるときに、バス7の
両外側面に摺接して円滑に収納するガイドの働きをす
る。
aからは内側に向かって上下一対のブラケット 116, 1
17をバス7の収納方向に突設し、この上下一対のブラケ
ット116, 117にガイドローラ 119を軸支する。ガイド
ローラ 119は、図16および図17に示すように、左右
の側壁 111aにおけるバス7の収納方向に所定の間隔で
複数個並設され、バス7が収納されるときに、バス7の
両外側面に摺接して円滑に収納するガイドの働きをす
る。
【0042】収納フレーム 111の左右の側壁 111aにお
ける前端部側(図16,図17の左側)には、駆動回転
軸 120が、また、後端部側には、従動回転軸 120′が軸
支されている。そして、駆動回転軸 120の両端部に、左
右一対の駆動スプロケット 121を、また、従動回転軸 1
20′の両端部にも左右一対の従動スプロケット 122を固
着してある。さらに、上記一対の駆動スプロケット 121
と一対の従動スプロケット 122との間には、それぞれチ
ェーン 123がループ状に掛け回され、床面Fに垂直な平
面内で回転できる構造となっている。ループ状のチェー
ン 123の上側部分は、収納フレーム 111の左右の側壁 1
11aの上端の近くでガイドレール 115に平行になるよう
にしてある。
ける前端部側(図16,図17の左側)には、駆動回転
軸 120が、また、後端部側には、従動回転軸 120′が軸
支されている。そして、駆動回転軸 120の両端部に、左
右一対の駆動スプロケット 121を、また、従動回転軸 1
20′の両端部にも左右一対の従動スプロケット 122を固
着してある。さらに、上記一対の駆動スプロケット 121
と一対の従動スプロケット 122との間には、それぞれチ
ェーン 123がループ状に掛け回され、床面Fに垂直な平
面内で回転できる構造となっている。ループ状のチェー
ン 123の上側部分は、収納フレーム 111の左右の側壁 1
11aの上端の近くでガイドレール 115に平行になるよう
にしてある。
【0043】収納フレーム 111の一対のガイドレール 1
15の上面には、押しバー 124を摺動可能に架け渡してあ
り、押しバー 124の両端部をチェーン 123の上側部分に
接続してある。この押しバー 124には、図18に示すよ
うに、ガイドレール 115から横方向へズレ動かないよう
に、左右両端の下部を切り欠いて段部 124aを形成して
あり、押しバー 124を架け渡したとき、この段部 124a
が左右の側壁 111aに緩く嵌入する。
15の上面には、押しバー 124を摺動可能に架け渡してあ
り、押しバー 124の両端部をチェーン 123の上側部分に
接続してある。この押しバー 124には、図18に示すよ
うに、ガイドレール 115から横方向へズレ動かないよう
に、左右両端の下部を切り欠いて段部 124aを形成して
あり、押しバー 124を架け渡したとき、この段部 124a
が左右の側壁 111aに緩く嵌入する。
【0044】収納フレーム 111の前端部の前には、ギヤ
ードモータ 127が設置され、その出力軸にピニオン 126
を取付け、このピニオン 126を、駆動回転軸 120の中央
部に固定したギヤ 125に噛合させる。この駆動手段 110
により、ギヤードモータ 127の出力は、ピニオン 126、
ギヤ 125、駆動回転軸 120、駆動スプロケット 121、従
動スプロケット 122を介してチェーン 123に伝達され
る。駆動手段 110は、チェーン 123、つまりこのチェー
ン 123に接続された押しバー 124を前方向または後方向
にバス1個の長さ分だけ間欠的に移動させるよう設定さ
れている。
ードモータ 127が設置され、その出力軸にピニオン 126
を取付け、このピニオン 126を、駆動回転軸 120の中央
部に固定したギヤ 125に噛合させる。この駆動手段 110
により、ギヤードモータ 127の出力は、ピニオン 126、
ギヤ 125、駆動回転軸 120、駆動スプロケット 121、従
動スプロケット 122を介してチェーン 123に伝達され
る。駆動手段 110は、チェーン 123、つまりこのチェー
ン 123に接続された押しバー 124を前方向または後方向
にバス1個の長さ分だけ間欠的に移動させるよう設定さ
れている。
【0045】収納フレーム 111の後端部寄りの床面Fに
は、押しバー 124を前進または後退させる指示を駆動手
段 110に与える操作盤 130を設置してある。操作盤 130
は、ギヤードモータ 127を所定の方向に回転させて押し
バー 124を前進させる前進押し釦スイッチと、ギヤード
モータ 127を上記と逆方向に回転させて押しバー 124を
後退させる後退押し釦スイッチとを備える。
は、押しバー 124を前進または後退させる指示を駆動手
段 110に与える操作盤 130を設置してある。操作盤 130
は、ギヤードモータ 127を所定の方向に回転させて押し
バー 124を前進させる前進押し釦スイッチと、ギヤード
モータ 127を上記と逆方向に回転させて押しバー 124を
後退させる後退押し釦スイッチとを備える。
【0046】なお、収納フレーム 111へのバス7の乗り
上げを円滑に行えるように、収納フレーム 111の後端部
の底壁 111bと床面Fとの間に、スロープ板 128を架け
渡してある。
上げを円滑に行えるように、収納フレーム 111の後端部
の底壁 111bと床面Fとの間に、スロープ板 128を架け
渡してある。
【0047】収納フレーム 111の前端部寄りおよび後端
部寄りのガイドレール 115の上面には、押しバー 124の
前進または後進を阻止する一対の前部ストッパ 129aお
よび後部ストッパ 129bを突設してある。
部寄りのガイドレール 115の上面には、押しバー 124の
前進または後進を阻止する一対の前部ストッパ 129aお
よび後部ストッパ 129bを突設してある。
【0048】次に、図16,図17および図18を参照
して、本実施例の保管庫収納装置5の動作を説明する。
バス7を保管庫収納装置に収納するときは、まず、押し
バー 124を収納フレーム 111の後端部側に移動してお
く。すなわち、操作盤 130の後退押し釦スイッチを押し
作動すると、ギヤードモータ 127が所定方向へ回転し、
ピニオン 126、ギヤ 125を介して、駆動回転軸 120が回
転し、さらに、駆動スプロケット 121、従動スプロケッ
ト 122を介してチェーン 123が回転し、バス1個の長さ
分だけ間欠的に移動する。これにより、押しバー 124が
収納フレーム 111の前方へ順次移動して、最後端部側に
到達する。
して、本実施例の保管庫収納装置5の動作を説明する。
バス7を保管庫収納装置に収納するときは、まず、押し
バー 124を収納フレーム 111の後端部側に移動してお
く。すなわち、操作盤 130の後退押し釦スイッチを押し
作動すると、ギヤードモータ 127が所定方向へ回転し、
ピニオン 126、ギヤ 125を介して、駆動回転軸 120が回
転し、さらに、駆動スプロケット 121、従動スプロケッ
ト 122を介してチェーン 123が回転し、バス1個の長さ
分だけ間欠的に移動する。これにより、押しバー 124が
収納フレーム 111の前方へ順次移動して、最後端部側に
到達する。
【0049】作業者は、保管庫収納装置5に収納される
べき1個目のバス71 を、手で押しながらスロープ板 1
28を渡って収納フレーム 111の後端部から、押しバー 1
24に当接するまで押し込む。この場合、収納フレーム 1
11の底壁 111bはバス7の収納方向に向かって緩やかな
下り傾斜しておくと、押し込み操作が容易である。この
状態で、操作盤 130の前進押し釦スイッチを押し、作動
させると、押しバー 124が後退するときと逆方向にギヤ
ードモータ 127が回転し、動力が伝達されてチェーン 1
23がバス1個の長さ分だけ移動する。
べき1個目のバス71 を、手で押しながらスロープ板 1
28を渡って収納フレーム 111の後端部から、押しバー 1
24に当接するまで押し込む。この場合、収納フレーム 1
11の底壁 111bはバス7の収納方向に向かって緩やかな
下り傾斜しておくと、押し込み操作が容易である。この
状態で、操作盤 130の前進押し釦スイッチを押し、作動
させると、押しバー 124が後退するときと逆方向にギヤ
ードモータ 127が回転し、動力が伝達されてチェーン 1
23がバス1個の長さ分だけ移動する。
【0050】続いて、作業者が、2個目のバス72 を1
個目のバス71 の背部に当接させ、さらに押し込む。1
個目のバス71 と2個目のバス72 は、つながって一体
的に収納フレーム 111の底壁 111b上を前進し、押しバ
ー 124に当接するまで押し込まれる。この状態で、操作
盤 130の前進押し釦スイッチを押し、作動させると、チ
ェーン 123がまたバス1個の長さ分だけ移動する。
個目のバス71 の背部に当接させ、さらに押し込む。1
個目のバス71 と2個目のバス72 は、つながって一体
的に収納フレーム 111の底壁 111b上を前進し、押しバ
ー 124に当接するまで押し込まれる。この状態で、操作
盤 130の前進押し釦スイッチを押し、作動させると、チ
ェーン 123がまたバス1個の長さ分だけ移動する。
【0051】3個目のバス73 以降も上記と同様にし
て、収納フレーム 111に順次押し込み収納することがで
き、所定の個数(本実施例では6個)を収納する。図1
6および図17は、6個目のバス76 を収納しようとし
ている状態である。このとき、押しバー 124は、最前端
部寄りに位置する。なお、押しバー 124がさらに前進し
ないように、前部ストッパ 129aを設けている。
て、収納フレーム 111に順次押し込み収納することがで
き、所定の個数(本実施例では6個)を収納する。図1
6および図17は、6個目のバス76 を収納しようとし
ている状態である。このとき、押しバー 124は、最前端
部寄りに位置する。なお、押しバー 124がさらに前進し
ないように、前部ストッパ 129aを設けている。
【0052】次に、バス7を保管庫収納装置から出すと
きには、まず、収納フレーム 111に最後に収納した6個
目のバス76 を作業者が手で引っ張り、収納フレーム 1
11の外へ引き出す。
きには、まず、収納フレーム 111に最後に収納した6個
目のバス76 を作業者が手で引っ張り、収納フレーム 1
11の外へ引き出す。
【0053】この状態で、操作盤 130の後退押し釦スイ
ッチを押し、作動させると、ギヤードモータ 127が回転
し、押しバー 124が接続されたチェーン 123を、バス1
個の長さ分だけ移動させる。押しバー 124に押されて、
1個目から5個目までのバス71 〜75 も収納フレーム
111の底壁 111b上を転動し、後端部側に後退する。続
いて作業者が5個目のバス75 を、同様に手で引っ張
り、収納フレーム 111へ引き出す。そして、操作盤30
の後退押し釦スイッチを押し、作動させると、チェーン
123がまたバス1個の長さ分だけ移動し、押しバー 124
に押されて、1個目から4個目までのバス71 〜74 が
後退する。
ッチを押し、作動させると、ギヤードモータ 127が回転
し、押しバー 124が接続されたチェーン 123を、バス1
個の長さ分だけ移動させる。押しバー 124に押されて、
1個目から5個目までのバス71 〜75 も収納フレーム
111の底壁 111b上を転動し、後端部側に後退する。続
いて作業者が5個目のバス75 を、同様に手で引っ張
り、収納フレーム 111へ引き出す。そして、操作盤30
の後退押し釦スイッチを押し、作動させると、チェーン
123がまたバス1個の長さ分だけ移動し、押しバー 124
に押されて、1個目から4個目までのバス71 〜74 が
後退する。
【0054】この動作を繰り返し、収納フレーム 111の
中に残された4個目から1個目までのバス74 〜71 も
順次引き出すことができる。この時点で、押しバー 124
は、収納フレーム 111の後端部側に移動している。な
お、押しバー 124がさらに後退しないように、後部スト
ッパ 129bを設けている。
中に残された4個目から1個目までのバス74 〜71 も
順次引き出すことができる。この時点で、押しバー 124
は、収納フレーム 111の後端部側に移動している。な
お、押しバー 124がさらに後退しないように、後部スト
ッパ 129bを設けている。
【0055】第3実施例に係る保管庫収納装置によれ
ば、バスを収納フレームに順次収納しまた引き出すこと
ができるので、金庫室内へのバスの出し入れが容易で、
迅速にできる効果がある。また、チェスト式保管庫収納
装置では、金庫室以外の営業室等に設置しても、安全な
保管ができる効果がある。この場合、収納フレームを、
バスの収納方向に向かって下り勾配としておくことによ
り、小さな力でバスを押し込むことができる。特に、バ
スを引き出すときには、押しバーがバス1個の長さ分だ
け自動的に押し出してくれるので、作業効率がきわめて
よい。
ば、バスを収納フレームに順次収納しまた引き出すこと
ができるので、金庫室内へのバスの出し入れが容易で、
迅速にできる効果がある。また、チェスト式保管庫収納
装置では、金庫室以外の営業室等に設置しても、安全な
保管ができる効果がある。この場合、収納フレームを、
バスの収納方向に向かって下り勾配としておくことによ
り、小さな力でバスを押し込むことができる。特に、バ
スを引き出すときには、押しバーがバス1個の長さ分だ
け自動的に押し出してくれるので、作業効率がきわめて
よい。
【0056】
【発明の効果】上記の構成からなるこの発明の2層式金
庫室によれば、金庫室の空間に仕切り床を設け、室内を
この仕切り床によって上層と下層の2層に隔てたので、
従来の金庫室でデッドスペースとなっていた移動保管庫
の収納時における上部空間の有効利用を図ることができ
る。したがって、作業者が通るためのスペースの確保も
不要となる。また、移動保管庫の出入作業を従来のよう
に人手によらず、自動的に行うので、金庫室内への移動
保管庫の出し入れが容易で、迅速にできる効果がある。
庫室によれば、金庫室の空間に仕切り床を設け、室内を
この仕切り床によって上層と下層の2層に隔てたので、
従来の金庫室でデッドスペースとなっていた移動保管庫
の収納時における上部空間の有効利用を図ることができ
る。したがって、作業者が通るためのスペースの確保も
不要となる。また、移動保管庫の出入作業を従来のよう
に人手によらず、自動的に行うので、金庫室内への移動
保管庫の出し入れが容易で、迅速にできる効果がある。
【図1】この発明に係る2層式金庫室の第1実施例を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図2】図1の2層式金庫室の上層部分の平面断面図で
ある。
ある。
【図3】図1の2層式金庫室の下層部分の平面断面図で
ある。
ある。
【図4】この発明に係る2層式金庫室の第1実施例を示
すターンテーブル式収納装置の平面図である。
すターンテーブル式収納装置の平面図である。
【図5】図4の線A−A断面図。
【図6】この発明に係る2層式金庫室の第2実施例を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図7】図6の2層式金庫室の上層部分の平面断面図で
ある。
ある。
【図8】図6の2層式金庫室の下層部分の平面断面図で
ある。
ある。
【図9】この発明に係る2層式金庫室の第2実施例を示
す回転式収納装置の平面図である。
す回転式収納装置の平面図である。
【図10】図9のE矢視正面図である。
【図11】図9の線A−A断面図である。
【図12】図9の線B−B断面図である。
【図13】この発明に係る2層式金庫室の第3実施例を
示す側面断面図である。
示す側面断面図である。
【図14】図13の2層式金庫室の上層部分の平面断面
図である。
図である。
【図15】図16の2層式金庫室の下層部分の平面断面
図である。
図である。
【図16】この発明に係る2層式金庫室の第3実施例を
示す保管庫収納装置の側面図である。
示す保管庫収納装置の側面図である。
【図17】図16の平面図である。
【図18】図16の正面図である。
【図19】従来の金庫室に移動保管庫を収納した状態を
示す側面断面図である。
示す側面断面図である。
【図20】従来の営業時間中における営業室内の状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図21】従来の営業時間外におけるバス等の金庫室へ
の収納状態を示す平面図である。
の収納状態を示す平面図である。
【図22】バスの斜視図である。
1 自動収納装置 2 仕切り床 3 ターンテーブル式収納装置 4 回転式収納装置 5 保管庫収納装置 6 移動保管庫 7 バス 8 保管庫 9 貸金庫 10 金庫室の下層 11 階下床 14 階段 15 壁 17 据置式の保管庫 20 金庫室の上層 31 ターンテーブル 33 動力伝達機構 36 駆動装置 37 制御装置 61 台車フレーム 62 案内用走行レール 63 チェーンレール 64 駆動手段 71 積載台 79 走行車輪 100 金庫室 110 駆動手段 111 収納フレーム 119 ガイドローラ 124 押しバー
Claims (5)
- 【請求項1】 金庫室の空間を上層と下層の2層に隔て
る仕切り床を設け、日常利用する頻度の少ない貴重品が
収められた保管庫や棚・書架を収納する上層と、利用頻
度の高い貴重品が収められ、金庫室に出し入れされる保
管庫を自動的に収納するための自動収納装置が設置され
た下層とにより構成したことを特徴とする2層式金庫
室。 - 【請求項2】 自動収納装置は、床面にその中心部を枢
支され、その上面の周縁部に保管庫を出入自在に搭載す
るターンテーブルと、このターンテーブルを駆動する動
力伝達機構の駆動装置と、この駆動装置を制御する制御
装置を備えるターンテーブル式収納装置である請求項1
に記載の2層式金庫室。 - 【請求項3】 自動収納装置は、移動保管庫が搭載され
る積載台を回動可能に支持する走行車輪付きの台車フレ
ームと、前記走行車輪を案内すべく金庫室内にループ状
に敷設される案内用走行レールと、この案内用走行レー
ルに沿ってループ状に配設されるチェーンレールと、こ
のチェーンレールの駆動手段を備える回転式収納装置で
ある請求項1に記載の2層式金庫室。 - 【請求項4】 自動収納装置は、床面上に設置され、複
数個の保管庫を直列に収納するに足る長さを有する断面
凹状の収納フレームと、この収納フレームの両側壁の内
側に枢支され、収納されるべき保管庫の両外側面に摺接
する複数のガイドローラと、前記収納フレームの両側壁
の上面に摺動可能に架設された押しバーと、この押しバ
ーを前方向または後方向に保管庫1個の長さ分だけ間欠
的に移動させる駆動手段とを備える保管庫収納装置であ
る請求項1に記載の2層式金庫室。 - 【請求項5】 収納フレームは、前記保管庫の収納方向
に向かって下り勾配を形成してなる請求項4に記載の保
管庫収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15697994A JPH0821152A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 2層式金庫室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15697994A JPH0821152A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 2層式金庫室 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0821152A true JPH0821152A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15639519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15697994A Pending JPH0821152A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 2層式金庫室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0821152A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011063997A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Sumitomo Mitsui Banking Corp | 金庫室の管理システム、金庫室の管理方法及び金庫室 |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP15697994A patent/JPH0821152A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011063997A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Sumitomo Mitsui Banking Corp | 金庫室の管理システム、金庫室の管理方法及び金庫室 |
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