JPH0821147B2 - 火災監視装置 - Google Patents

火災監視装置

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JPH0821147B2
JPH0821147B2 JP61129402A JP12940286A JPH0821147B2 JP H0821147 B2 JPH0821147 B2 JP H0821147B2 JP 61129402 A JP61129402 A JP 61129402A JP 12940286 A JP12940286 A JP 12940286A JP H0821147 B2 JPH0821147 B2 JP H0821147B2
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克之 吉田
一宝 小野塚
義彦 大橋
利秀 辻
謙介 宮崎
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Hochiki Corp
Takenaka Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、放射温度計とテレビカメラを用いて火災を
関する火災監視装置に関する。
(従来技術) 従来、球技場や展示会場等の大空間構造物、プラント
設備、山林火災等の比較的広い監視区域の火災や火源を
監視する方法としてテレビカメラを設置してモニタテレ
ビに監視映像を写し出し、オペレータによるモニタ画面
の監視で火災や火源の変化を発見できるようにしたもの
が考えられている。また常時画面を監視することは大変
であるため、例えば火災監視にあっては火災報知設備の
火災検出に連動してモニタテレビに画像を写し出すよう
にしたものも考えられている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、モニタ画面による火災の監視にあって
は、監視区域が広いために火源が小さい火災の初期段階
でモニタ画面の中から火災を発見することが困難であ
り、このため画面の輝度変化を検知して自動的に火災を
検出することも考えられるが画像処理が煩雑で装置コス
トが相当高くなってしまい、また輝度変化のみでは火災
か非火災かの判断が困難であるという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、簡単な装置構成によりモニタ画面を通じて簡単
且つ容易に火災の発見や位置検出及び火源の変化を識別
できるようにした火災監視装置を提供することを目的と
する。
この目的を達成するため本発明にあっては、熱源から
放射される熱エネルギーを検知する熱放射センサが内蔵
された一眼レフ型の放射温度計と、該放射温度計のファ
インダー視野像を撮影するテレビカメラと、前記熱放射
センサの検出信号が予め設定された閾値を越えた場合に
火災と判断し、火災検出信号を出力する火災検出部と、
前記放射温度計及びテレビカメラを一体に水平方向又は
水平及び垂直方向に回動し、かつ回動中に前記火災検出
部からの火災検出信号により回動を停止する回動機構
と、前記火災検出部からの火災検出信号により前記テレ
ビカメラの撮影像を写し出すモニタテレビとを備えたも
のである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示した説明図である。
まず構成を説明すると、1はセンサユニットであり、
監視区域の光学像をファインダー窓を通して見ることの
できる一眼レフ型の放射温度計2と、放射温度計2のフ
ァインダー視野像を撮影できるようにテレビカメラ3を
設置している。放射温度計2及びテレビカメラ3は回動
台4に取付けられており、回動台4はモータ5により垂
直方向に回動される。即ち、モータ5の出力軸に固定し
たギア6を回動台4の回転軸7に固定したギア8に噛み
合わせ、モータ5の回転をギア6,7を介して回動台4に
伝えて垂直方向に回動できるようにしている。モータ5
を取付けた架台9は回転ポスト10の上部に取付けられて
おり、回転ポスト10の下端は固定台11に固着した固定ポ
スト12に嵌め込まれて回動自在に支持されている。回転
ポスト10にはギア13が一体に形成され、このギア13に固
定台11側に固定したモータ14の出力軸に設けたギア15が
噛み合っており、モータ14の回転をギア15,13を介して
回転ポスト10に伝え、放射温度計2及びテレビカメラ3
を備えた回動台4を水平方向に回動できるようにしてい
る。
尚、放射温度計2及びテレビカメラ3を一体に回動さ
せる回動機構としては第1図に示す垂直及び水平方向の
回動機構の他に、監視対象によっては水平方向のみ、ま
たは垂直方向のみの回動機構であっても良い。
放射温度計2は公知のように熱源から放射される熱エ
ネルギー(赤外線)を検知するセンサを内蔵しており、
この熱放射センサの検出信号を外部に取出す外部端子を
備えていることから、この外部端子からの検出信号を火
災検出部16に入力し、火災検出部16において予め設定し
た火災と判断する閾値を越えた時に火災検出信号を外部
に出力するようにしている。
一方、モータ5に対しては垂直駆動部17から、またモ
ータ14に対しては水平駆動部18からそれぞれ制御信号が
与えられており、この実施例にあっては垂直駆動部17及
び水平駆動部18のそれぞれに予め水平及び垂直方向の駆
動パターンがセットされており、予め設定した警戒区域
の全域を走査するように水平及び垂直駆動信号がモータ
14,5のそれぞれに供給されるようになる。この垂直駆動
部17及び水平駆動部8に対しては火災検出部16より火災
検出信号が駆動停止信号として供給されており、水平及
び垂直走査中に火災を検出すると自動的に火災検出位置
で回動を停止するようにしている。
一方、センサユニット1から離れたコントロールルー
ム等の監視室19にはモニタテレビ20が設置されており、
モニタテレビ20に対しテレビカメラ3の映像信号が同軸
ケーブルにより供給されている。また、この実施例にあ
っては監視室19に警報器21及びレコーダ22が設置されて
おり、火災検出部16からの検出信号を受けて警報器21が
警報を出すと共にレコーダ22に火災検出時刻と共に検出
データを打出すようにしている。更に、火災検出部16か
らの検出信号はモニタテレビ20の電源投入信号となって
おり、定常監視状態にあってはモニタテレビ20は電源オ
フとなっているが、火災検出部16による火災検出が行な
われると自動的に電源投入が行なわれてテレビカメラ3
で写し出した放射温度計2のファインダ視野像をモニタ
テレビ20に写し出せるようにしている。
次に、第1図の実施例の動作を第2図のフローチャー
トを参照して説明する。
まず電源を投入すると、ブロック24において垂直駆動
部17及び水平駆動部18によるモータ5,14の駆動で放射温
度計2及びテレビカメラ3が一体に所定の監視区域につ
いて水平及び垂直走査され、この水平及び垂直走査によ
り放射温度計2から得られた検出信号を所定の閾値と比
較し、判別ブロック26で火災の有無をチェックしてい
る。判別ブロック26で火災が検出されるとブロック28に
進んで水平及び垂直走査を停止し、次のブロック30で監
視室19に設けている警報器21を作動して火災警報を出す
と共に、モニタテレビ20の電源を投入し、テレビカメラ
3で捕えた放射温度計2のファインダー視野像をモニタ
テレビ20に写し出す。
次の判別ブロック32においては放射温度計2による火
災検出が継続しているか否かチェックしており、火災検
出が断たれるとブロック34に進んでモニタテレビ20の電
源をオフし、再びブロック24に戻って水平及び垂直走査
を開始するようになる。
このような火災監視の制御処理によれば、放射温度計
2で火災を検出した時にのみテレビカメラ3による放射
温度計2のファインダー視野像がモニタテレビ20に写し
出され、同時に警報も出されることから常時モニタ画面
を監視する必要がなく、またモニタ画面に画像が写し出
された時には画面上の監視区域に火源が存在することか
ら、例えばテレビカメラ3のズーム制御を行なうことで
監視視野を拡大して火源を容易に捜し出すことができ
る。更に、一眼レフ型の放射温度計2のファインダー視
野には通常検出温度が数値表示され、この検出温度の数
値もテレビカメラ3による撮影でモニタテレビ20に写し
出されるため、モニタ画面から火源の温度を知って火源
の情況を適切に判断することができる。
第3図は本発明の他の実施例を示した説明図であり、
この実施例は監視室からのオペレータによる遠隔操作で
放射温度計及びテレビカメラを一体に回動制御できるよ
うにしたことを特徴とする。
即ち、回動台4に一体に設置された放射温度計2とテ
レビカメラ3の回動機構は第1図の実施例と同じであ
り、回動機構2のモータ5及び14を制御する垂直駆動部
17,水平駆動部18に対しては監視室19に設けたジョイス
ティックコントローラ35からの操作信号が供給されてお
り、ジョイスティックコントローラ35によりオペレータ
は手動で遠隔操作することができる。また、放射温度計
2の検出出力は火災検出部16に与えられており、火災検
出部16の検出出力は監視室19に設けた警報器21を作動す
るようにしており、更にテレビカメラ3の映像信号は監
視室19に設置したモニタテレビ20に供給されている。
この第3図に示すオペレータの手動操作による遠隔回
動方式にあっても、火災位置に放射温度計及びテレビカ
メラ3を一体に指向制御させると、火災検出部16からの
検出信号により警報器21が作動して火災警報を出し、火
災警報が出された時のモニタテレビ20の画面を見ること
で火源を容易に発見することができる。
尚、上記の実施例は主として警戒区域の火災監視を例
にとるものであったが、他の実施例として、例えばプラ
ント設備における排ガスの燃焼監視にそのまま適用する
ことができる。このプラント設備の排ガス燃焼監視に用
いた場合には、火災検出出力が得られていれば正常であ
ることから、火災検出部16として放射温度計2からの火
災検出信号が所定レベル以下となった時に火源停止検出
信号を出力するように構成すれば良い。
また本発明の火災監視装置は、森林火災の遠隔監視に
用いることができる。例えば放射温度計2及びテレビカ
メラ3を備えたセンサユニット1を監視区域の山頂に設
置し、同軸ケーブルまたは無線方式によりテレビカメラ
3の映像信号及び放射温度計2の検出信号を消防署等の
監視室に伝送し、放射温度計2の検出信号に基づく火災
検出警報とモニタテレビのモニタ映像により速やかに森
林火災の発生を発見することができる。特に、森林火災
にあっては、モニタ画面だけでは火源が樹木に遮られて
なかなか発見することができないが、本発明にあっては
放射温度計2を使用していることから、モニタ画像で発
見する前に火災の存在を警報することができ、森林火災
の発生を初期段階で知って適切な措置を速やかに取るこ
とができる。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、一眼レフ型
の放射温度計のファインダー視野像を撮影するようにテ
レビカメラを設置し、この放射温度計とテレビカメラを
一体に回動機構によって遠隔的に水平方向及びまたは垂
直方向に回動させるようにし、テレビカメラで撮影した
放射温度計のファインダー視野像をモニタテレビに写し
出すようにしたため、例えば火災監視にあってはモニタ
画面からは発見不可能な火災の初期段階であっても放射
温度計の検出信号から火災の存在を警報することがで
き、放射温度計に基づく火災警報に基づいてモニタ画像
を注意深く見たり、テレビカメラをズーム制御すること
で火災の初期段階で火災を発見することができる。
また、プラント設備における排ガスの燃焼監視につい
ても火源が極端に小さくなったり、消えたような場合に
は放射温度計の検出信号から火源停止警報が出され、こ
の時モニタ画面を見ることで排ガスの燃焼停止を簡単に
知ることができる。更に、森林火災の監視にあっては樹
木に遮られてモニタから火源が見えなくても放射温度計
の検出信号により火災警報が出されるため、火災の初期
段階で適切な対応策を速やかにとることができる。
更に、本発明の装置構成はセンサユニットと監視室側
のモニタテレビとの2つのユニットに分けられているた
め、監視区域の近傍にセンサユニットを設置するだけで
モニタテレビに放射温度計のファインダー視野像を写し
出すことができ、装置の設置及び取扱いが簡便である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した説明図、第2図は第
1図の制御処理を示したフローチャート、第3図は本発
明の他の実施例を示した説明図である。 1:センサユニット 2:放射温度計(一眼レフ型) 3:テレビカメラ 4:回動台 5,14:モータ 6,7,13,15:ギア 7:回転軸 9:架台 10:回転ポスト 11:固定台 12:固定ポスト 16:火災検出部 17:垂直駆動部 18:水平駆動部 19:監視室 20:モニタテレビ 21:警報器 22:レコーダ 35:ジョイスティックコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 義彦 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 辻 利秀 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 宮崎 謙介 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−284664(JP,A) 特開 昭61−94665(JP,A) 実開 昭61−80060(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源から放射される熱エネルギーを検知す
    る熱放射センサが内蔵された一眼レフ型の放射温度計
    と、 該放射温度計のファインダー視野像を撮影するテレビカ
    メラと、 前記熱放射センサの検出信号が予め設定された閾値を越
    えた場合に火災と判断し、火災検出信号を出力する火災
    検出部と、 前記放射温度計及びテレビカメラを一体に水平方向又は
    水平及び垂直方向に回動し、かつ回動中に前記火災検出
    部からの火災検出信号により回動を停止する回動機構
    と、 前記火災検出部からの火災検出信号により前記テレビカ
    メラの撮影像を写し出すモニタテレビとを備えたことを
    特徴とする火災監視装置。
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JPS62284664A (ja) * 1986-06-03 1987-12-10 株式会社竹中工務店 火災位置判定表示装置

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