JP2680808B2 - 火災監視装置 - Google Patents

火災監視装置

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JP2680808B2
JP2680808B2 JP61129404A JP12940486A JP2680808B2 JP 2680808 B2 JP2680808 B2 JP 2680808B2 JP 61129404 A JP61129404 A JP 61129404A JP 12940486 A JP12940486 A JP 12940486A JP 2680808 B2 JP2680808 B2 JP 2680808B2
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克之 吉田
一宝 小野塚
義彦 大橋
利秀 辻
謙介 宮崎
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Takenaka Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、火災センサとテレビカメラにより監視区域
に発生する火災を監視するようにした火災監視装置に関
する。 (従来技術) 従来、球技場や展示会場等の大空間構造物内で火災を
監視する際には、火災による炎からの放射熱を検知する
熱放射センサ(火災センサ)を監視区域を見わたせる位
置に設置し、この熱放射センサを回動機構により水平及
び又は垂直方向に回動走査して区域全域を監視し、更に
監視区域の状況を離れた監視室等から分かるようにする
ためテレビカメラを設置し、火災検出時にテレビカメラ
を火源位置に指向させ、モニタテレビに火源位置の映像
の写し出すようにした装置が考えられている。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の熱放射センサとテレ
ビカメラとによって火災を監視する装置にあっては、テ
レビカメラを火源位置に指向させても、モニタテレビは
監視区域から離れた場所に設置されているため、モニタ
画面から火源が監視区域のどの位置であるかが分りづら
く、火源位置が把握できないと消火活動や避難誘導に手
間取るという問題があった。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、火災検出時のモニタ画面から簡単且つ容易に監
視区域における火源位置が分るようにした火災監視装置
を提供することを目的とする。 この目的を達成するため本発明にあっては、火災セン
サによる火災検出でテレビカメラを火源位置に指向させ
てモニタ画面に火源位置の映像を写し出しす際に、火災
センサからの火源位置情報に基づいてモニタ画面の片隅
に火源位置を監視区域の全体を示す平面画上にをグラフ
ィック表示するようにしたものである。 (実施例) 第1図は本発明の一実施例を示した説明図である。 まず構成を説明すると、1は監視区域に設置されるセ
ンサユニットであり、固定台2の駆動ボックス3内には
水平方向に回動するためのモータが内蔵され、この駆動
ボックス3の上部に火災センサとしての熱放射センサ4
を設置しており、更に熱放射センサ4の上部に設けた回
転台5にテレビカメラ6を設置している。 センサユニット1の機構構造は第2図の側面図(一部
断面)に示される。 第2図において、固定台2の上部には固定ポスト7が
設置され、固定ポスト7に回転ポスト8の下端がスラス
トベアリング等を間に介して回転自在に嵌め込まれてお
り、この回転ポスト8につ放射センサ4が取付けられて
いる。駆動ボックス3内の回転ポスト8にはギア9が装
着され、ギア9には固定台2側に取付けたモータ10の出
力軸に設けたギア11が噛み合っており、モータ10として
はパルスモータが使用されて、ギア11,9を介して回転ポ
スト8を水平方向に所定ステップづつ回転駆動できるよ
うにしている。熱放射センサ4を取付けた回転ポスト8
の上部には電磁クラッチ12を介してテレビカメラ6の回
転台5が装着され、電磁クラッチ12をオンすることによ
りテレビカメラ6は回転ポスト8と一体に回転させるこ
とができ、電磁クラッチ12をオフすると回転ポスト8と
の連動回転が切離されて停止するようになる。 更に、熱放射センサ4は斜め下方に位置する警戒区域
に向けて検出器13を開口しており、検出窓13の内部には
モータにより定速回転される回転ミラーが組込まれてお
り、この回転ミラーの回転による垂直方向の走査光学像
を検出素子に入射して火災を検出するようにしている。
即ち、熱放射センサ4の水平方向の回動は駆動モータ10
による回転ポスト8の回動で行なわれ、一方、垂直方向
の走査は内蔵した回転ミラーの回転で入射光像を垂直方
向に走査して行なうようになる。勿論、熱放射センサ4
としては水平及び垂直方向のそれぞれについてモータ駆
動により機械的に回動走査するものであっても良い。 再び第1図を参照するに、熱放射センサ4は水平及び
垂直走査による監視区域全域の走査で火災を検出すると
火災検出信号を出力し、熱放射センサ4からの火災検出
信号は火源位置演算部14に与えれる。火源位置演算部14
は熱放射センサ4から火災検出信号が得られた時、その
時の水平走査角と垂直走査角に基づいて予め定めた監視
区域の座標における火源位置を演算する。火源位置演算
部14で演算された火源位置座標はグラフィック映像信号
発生器15に与えられる。グラフィック映像信号発生器15
には警戒区域を平面的に見たグラフィック表示データが
予め記憶されており、火源位置演算部14からの火源位置
座標を予め記憶している監視区域のグラフィック情報に
加えて火源位置にプロット表示できるグラフィック映像
信号を発生する。また、監視区域のグラフィックデータ
にはセンサユニット1の設置位置を示す信号も含まれ
る。グラフィック映像信号発生器15の出力は編集器16に
与えられる。編集器16は火災検出が行なわれていない定
常監視状態にあっては、センサユニット1に設けたテレ
ビカメラ6からの映像信号をそのままモニタテレビ18に
出力しており、火災検出が行なわれてグラフィック映像
信号発生器15からグラフィック表示画面を表わすビデオ
信号が得られると、テレビカメラ6からの映像信号とグ
ラフイック映像信号発生器15からの映像信号とをモニタ
テレビ18のモニタ画面に分割表示できるように信号割り
振りを行ない、例えば図示のように画面18aの右隅に警
戒区域19、火源位置20、更にセンサ位置21を表す警戒区
域のグラフィック画面Aを表示すると共に、残りの画面
位置にテレビカメラ6から得られた火源画面Bを表示さ
せる編集処理を行なうようになる。 次に、第1図の実施例の制御処理を第3図のフローチ
ャートを参照して説明する。 まず装置の電源を投入すると、モータ10による回転ポ
スト8の所定水平角範囲での往復回動により熱放射セン
サ4の水平回動が行なわれ、熱放射センサ4は水平方向
の1ステップ回転毎に内蔵した回転ミラーを1回転して
垂直方向の走査を開始する。この熱放射センサ4の水平
及び垂直方向の走査と同時に、ブロック30において水平
走査を開始した熱放射センサ4の水平回転角がテレビカ
メラ6の光軸方向となるゼロ点座標位置に達したとき、
電磁クラッチ12がオンし、熱放射センサ4とテレビカメ
ラ6とが同期して水平方向に回動走査されるようにな
る。 ブロック30による熱放射センサ4とテレビカメラ6の
同期回動走査が開始されると、判別ブロック32で火災検
出の有無がチェックされており、火災を検出するとブロ
ック34に進んで電磁クラッチ12をオフし、火源方向にテ
レビカメラ6を指向させた状態で電磁クラッチ12の切離
しによりテレビカメラ6の水平回動を停止する。続いて
ブロック36に進み熱放射センサ4からの火災検出信号に
基づいて火源位置演算部13が火源位置座標を演算してグ
ラフィック映像信号発生器15に供給し、グラフィック映
像信号発生器15は予め記憶している監視区域のグラフィ
ックデータに火源位置の情報を加え合せたグラフィック
表示データを作成し、このグラフィック表示データをビ
デオ信号に変換して編集器16に出力し、第1図のモニタ
テレビ18のモニタ画面18aに示すように、画面右隅に警
戒区域19、火源位置20、及びセンサ位置21を表すグラフ
ィック画面Aを表示すると共に、残りの画面位置にテレ
ビカメラ5で捕えた比源位置の火源画面Bを表示するよ
うになる。 次の判別ブロック38では、熱放射センサ4による火災
検出の継続をチェックしており、火災検出信号がなくな
るとブロック40に進んでモニタ画面のグラフィック画面
表示を消去してテレビカメラ6による画面のみに切換
え、再びブロック30に戻って熱放射センサ4の水平走査
角が停止状態にあるテレビカメラ6の光軸方向となるゼ
ロ点位置に達したとき電磁クラッチ12を再びオンし、熱
放射センサ4とテレビカメラ6の水平方向での同期回転
を再開するようになる。 尚、上記の実施例では定常監視状態にあっても、常時
モニタテレビ18にテレビカメラ6を捕えた警戒区域の画
像を表示するようにしているが、他の実施例として熱放
射センサ4から火災検出信号が得られたときにテレビカ
メラ6及びモニタテレビ18を起動してグラフィック映像
信号発生器15からの映像信号に基づくグラフィック画面
Aと共に火源画面Bを表示するようにしても良い。勿
論、火災検出時にモニタ表示を行なわせる場合には、火
災検出信号に基づいてモニタテレビ18の設備場所に火災
検出警報を出すようになる。 (発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、監視区域の
水平及び又は垂直走査により火災を検出する火災センサ
と、この火災センサによる火源位置に指向制御されるテ
レビカメラと、テレビカメラで捕えた火源位置の映像を
表示するモニタテレビを備えた火災監視装置において、
火災検出時に火災センサからの火源位置情報に基づいて
モニタテレビ画面の片隅に監視区域の火源位置をグラフ
ィック表示するようにしたため、火災検出時にモニタ画
面を見ることでテレビカメラで捕えた火源位置の映像と
同時に警戒区域を示すグラフィック表示が行なわれ、且
つ警戒区域のグラフィック表示の中に火源位置がプロッ
ト表示されるため、警戒区域のどの位置に火災が存在す
るかを直ちに知ることができ、初期消火や避難誘導のた
めの適切な措置を迅速にとることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示した説明図、第2図は第
1図のセンサユニットの機構構造を示した側面断面図、
第3図は本発明の制御処理を示したフローチャートであ
る。 1:センサユニット 2:固定台 3:駆動ボックス 4:熱放射センサ(火災センサ) 5:回転台 6:テレビカメラ 7:固定ポスト 8:回転ポスト 9,11:ギア 10:モータ 12:電磁クラッチ 14:火源位置演算部 15:グラフィック映像信号発生器 16:編集器 18:モニタテレビ 18a:モニタ画面 19:監視区域 20:火源位置 21:センサ位置 A:グラフィック画面 B:火源画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野塚 一宝 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 大橋 義彦 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (72)発明者 辻 利秀 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (72)発明者 宮崎 謙介 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−139366(JP,A) 特開 昭49−60698(JP,A) 特開 昭58−140893(JP,A) 特開 昭59−1179(JP,A) 特開 昭59−202788(JP,A) 特開 昭55−159479(JP,A) 特開 昭62−284664(JP,A) 特開 昭61−94482(JP,A) 特開 昭59−144291(JP,A) 特開 昭59−120177(JP,A) 実開 昭61−80060(JP,U) 実開 昭60−184189(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.監視区域の水平及び垂直走査により火災を検出する
    火災センサと、定常監視時には回動動作を行い前記火災
    センサが火災を検出したときは回動動作を停止するテレ
    ビカメラと、該テレビカメラで捕えた映像を表示するモ
    ニタテレビとを備えた火災監視装置に於いて、 定常監視時にはテレビカメラからの映像信号を前記モニ
    タテレビに出力し、火災検出時には前記モニタテレビの
    モニタ画面を分割しその一方はテレビカメラからの映像
    信号を表示して他方は前記監視区域の全体を示す平面上
    に火源位置をグラフィック表示する表示手段を設けたこ
    とを特徴とする火災監視装置。
JP61129404A 1986-06-04 1986-06-04 火災監視装置 Expired - Lifetime JP2680808B2 (ja)

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JP61129404A JP2680808B2 (ja) 1986-06-04 1986-06-04 火災監視装置

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JPS62286199A JPS62286199A (ja) 1987-12-12
JP2680808B2 true JP2680808B2 (ja) 1997-11-19

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ID=15008715

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58140893A (ja) * 1982-02-17 1983-08-20 三菱電機株式会社 設備の監視装置
JPH0346776Y2 (ja) * 1984-10-31 1991-10-03
JPS62284664A (ja) * 1986-06-03 1987-12-10 株式会社竹中工務店 火災位置判定表示装置

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JPS62286199A (ja) 1987-12-12

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