JPH08210614A - 家庭用生ゴミ焼却炉 - Google Patents
家庭用生ゴミ焼却炉Info
- Publication number
- JPH08210614A JPH08210614A JP5495095A JP5495095A JPH08210614A JP H08210614 A JPH08210614 A JP H08210614A JP 5495095 A JP5495095 A JP 5495095A JP 5495095 A JP5495095 A JP 5495095A JP H08210614 A JPH08210614 A JP H08210614A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- combustion chamber
- opening
- combustion
- storage chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】一般家庭で使用する生ごみを予め一旦乾燥させ
た後に、次に生ごみ乾燥物を燃焼室内に投入して生ごみ
を焼却する。 【構造】上部の一側を開口すると共に、上部の他側に排
気筒を設けた燃焼室を形成し、該燃焼室の上部周壁の一
部に開口部を形成し、該開口部に開閉蓋を開閉自在に設
け、該開閉蓋の外周部に上部を自在に密閉し得る上蓋を
設け、下部に滴下孔を設けてなる上部開口の生ごみ収納
室を形成し、更に上記生ごみ収納室の外側及び下部を包
囲するように液溜室を形成し、該液溜室の上方部に燃焼
室と連通する通気孔を形成してある。
た後に、次に生ごみ乾燥物を燃焼室内に投入して生ごみ
を焼却する。 【構造】上部の一側を開口すると共に、上部の他側に排
気筒を設けた燃焼室を形成し、該燃焼室の上部周壁の一
部に開口部を形成し、該開口部に開閉蓋を開閉自在に設
け、該開閉蓋の外周部に上部を自在に密閉し得る上蓋を
設け、下部に滴下孔を設けてなる上部開口の生ごみ収納
室を形成し、更に上記生ごみ収納室の外側及び下部を包
囲するように液溜室を形成し、該液溜室の上方部に燃焼
室と連通する通気孔を形成してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般家庭で使用する
生ごみを予め一旦乾燥させた後に、次に生ごみ乾燥物を
燃焼室内に投入して生ごみを焼却する家庭用生ゴミ焼却
炉に関する。
生ごみを予め一旦乾燥させた後に、次に生ごみ乾燥物を
燃焼室内に投入して生ごみを焼却する家庭用生ゴミ焼却
炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用生ゴミ焼却炉としては特に
微生物の醗酵によってそれを消滅しようとするものはあ
るが、生ごみを焼却手段によって処理するようしなもの
としては、燃焼室の上部に生ごみを置き、これを一旦乾
燥し、次にこれを燃焼させるようなものはある。
微生物の醗酵によってそれを消滅しようとするものはあ
るが、生ごみを焼却手段によって処理するようしなもの
としては、燃焼室の上部に生ごみを置き、これを一旦乾
燥し、次にこれを燃焼させるようなものはある。
【0003】
【発明が解決するための課題】従来、このような燃焼室
内にて生ごみを乾燥させる構造のものでは、乾燥時にお
いて生ごみから滴下する液体によって燃焼室内の燃焼が
消えたり、燃焼が円滑に進まない等の問題点がある。こ
の発明は、上記の問題点を解消するもので、その目的と
するところは、燃焼室ないの熱を生ごみ収納室ないの生
ごみを乾燥するのに使用し、充分に生ごみが乾燥した後
には燃焼室に落としてこれを燃焼させるようにしてあ
る。
内にて生ごみを乾燥させる構造のものでは、乾燥時にお
いて生ごみから滴下する液体によって燃焼室内の燃焼が
消えたり、燃焼が円滑に進まない等の問題点がある。こ
の発明は、上記の問題点を解消するもので、その目的と
するところは、燃焼室ないの熱を生ごみ収納室ないの生
ごみを乾燥するのに使用し、充分に生ごみが乾燥した後
には燃焼室に落としてこれを燃焼させるようにしてあ
る。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ために、上部の一側を開口すると共に、上部の他側に排
気筒を設けた燃焼室を形成し、該燃焼室の上部周壁の一
部に開口部を形成し、該開口部に開閉蓋を開閉自在に設
け、該開閉蓋の外周部に上部を自在に密閉し得る上蓋を
設け、下部に滴下孔を設けてなる上部開口の生ごみ収納
室を形成し、更に上記生ごみ収納室の外側及び下部を包
囲するように液溜室を形成し、該液溜室の上方部に燃焼
室と連通する通気孔を形成してある。また、燃焼室は、
その内部下方には多孔性の上げ床を設けてある。
ために、上部の一側を開口すると共に、上部の他側に排
気筒を設けた燃焼室を形成し、該燃焼室の上部周壁の一
部に開口部を形成し、該開口部に開閉蓋を開閉自在に設
け、該開閉蓋の外周部に上部を自在に密閉し得る上蓋を
設け、下部に滴下孔を設けてなる上部開口の生ごみ収納
室を形成し、更に上記生ごみ収納室の外側及び下部を包
囲するように液溜室を形成し、該液溜室の上方部に燃焼
室と連通する通気孔を形成してある。また、燃焼室は、
その内部下方には多孔性の上げ床を設けてある。
【0005】
【作用】生ごみのような不燃物を生ごみ収納室に入れる
と、生ごみのような不燃物に含まれている水分が生ごみ
収納室の下部に設けられた滴下孔より液溜室に滴下す
る。液溜室に生ごみ水分が溜まった状態又は、不燃物を
生ごみ収納室に入った状態で、可燃物を燃焼室で燃焼さ
せると燃焼室の周壁部の加熱が継続すれば、生ごみのよ
うな不燃物がそれにより次第に乾燥すると共に、液溜室
に生ごみ水分は蒸発して蒸気となって通気孔より燃焼室
内に入り排気筒を通じて大気中に放出される。生ごみ不
燃物が完全乾燥した段階で開閉蓋を開けて、燃焼室内に
生ごみ乾燥物を投入してこれを燃焼すせるものである。
と、生ごみのような不燃物に含まれている水分が生ごみ
収納室の下部に設けられた滴下孔より液溜室に滴下す
る。液溜室に生ごみ水分が溜まった状態又は、不燃物を
生ごみ収納室に入った状態で、可燃物を燃焼室で燃焼さ
せると燃焼室の周壁部の加熱が継続すれば、生ごみのよ
うな不燃物がそれにより次第に乾燥すると共に、液溜室
に生ごみ水分は蒸発して蒸気となって通気孔より燃焼室
内に入り排気筒を通じて大気中に放出される。生ごみ不
燃物が完全乾燥した段階で開閉蓋を開けて、燃焼室内に
生ごみ乾燥物を投入してこれを燃焼すせるものである。
【0006】
【実施例】本発明の家庭用生ゴミ焼却炉は、主として燃
焼室2と、燃焼室2の一方側上部には可燃物ごみ等を投
入する投入口1を設け、投入口1の外側に外蓋5が取外
し自在に設けてある。燃焼室2の他方側上部には排気ガ
ス等を排出し得る排気筒3が設けられる。上記燃焼室2
の周壁の上部に開口窓6を開口し、この開口窓6に隣接
するように開閉蓋7を周壁の内側に開閉自在に設けてあ
る。上記、開閉蓋7の外周側には上部に開口部4を有す
る生ごみ収納室8を形成してある。
焼室2と、燃焼室2の一方側上部には可燃物ごみ等を投
入する投入口1を設け、投入口1の外側に外蓋5が取外
し自在に設けてある。燃焼室2の他方側上部には排気ガ
ス等を排出し得る排気筒3が設けられる。上記燃焼室2
の周壁の上部に開口窓6を開口し、この開口窓6に隣接
するように開閉蓋7を周壁の内側に開閉自在に設けてあ
る。上記、開閉蓋7の外周側には上部に開口部4を有す
る生ごみ収納室8を形成してある。
【0007】生ごみ収納室8の上部開口部4には上蓋9
を自在に密閉し得ると共に、生ごみ収納室8の下部には
滴下孔10を開設してある。更に上記生ごみ収納室8の
外側及び下部を包囲するように液溜室11を形成すると
共に、該液溜室11の上方部に燃焼室2と連通する通気
孔12を形成してある。
を自在に密閉し得ると共に、生ごみ収納室8の下部には
滴下孔10を開設してある。更に上記生ごみ収納室8の
外側及び下部を包囲するように液溜室11を形成すると
共に、該液溜室11の上方部に燃焼室2と連通する通気
孔12を形成してある。
【0008】燃焼室2内の下方部には可燃物の多孔性燃
焼床13を設けてある。可燃物が完全に燃焼した後に
は、灰等の燃焼残骸物は多孔性の可燃物燃焼床13に設
けられた間隙より燃焼室2の底板14に落下するるよう
にしてある。多孔性燃焼床13と燃焼室2の底板14と
の間に対応する周壁に灰等の燃焼残骸物の取出口17を
設けてあり、且つこの取出口17の外側に隣接して開閉
戸15を開閉自在に設けてある。該開閉戸15を開放し
て燃焼室2の底板14の上に落下した灰等の燃焼残骸物
を炉外に自由に取り出すことができる。
焼床13を設けてある。可燃物が完全に燃焼した後に
は、灰等の燃焼残骸物は多孔性の可燃物燃焼床13に設
けられた間隙より燃焼室2の底板14に落下するるよう
にしてある。多孔性燃焼床13と燃焼室2の底板14と
の間に対応する周壁に灰等の燃焼残骸物の取出口17を
設けてあり、且つこの取出口17の外側に隣接して開閉
戸15を開閉自在に設けてある。該開閉戸15を開放し
て燃焼室2の底板14の上に落下した灰等の燃焼残骸物
を炉外に自由に取り出すことができる。
【0009】おな、家庭用生ゴミ焼却炉の最下部には脚
部16を設けて焼却炉を一定高さに維持するようにして
いる。更に、燃焼に必要な空気は複数箇所に開設してあ
る空気採り入れ孔18より供給される。
部16を設けて焼却炉を一定高さに維持するようにして
いる。更に、燃焼に必要な空気は複数箇所に開設してあ
る空気採り入れ孔18より供給される。
【0010】
【発明の効果】請求項1の家庭用生ゴミ焼却炉は、上部
の一側を開口すると共に、上部の他側に排気筒を設けた
燃焼室を形成し、該燃焼室の上部周壁の一部に開口部を
形成し、該開口部に開閉蓋を開閉自在に設け、該開閉蓋
の外周部に上部を自在に密閉し得る上蓋を設け、下部に
滴下孔を設けてなる上部開口の生ごみ収納室を形成し、
更に上記生ごみ収納室の外側及び下部を包囲するように
液溜室を形成し、該液溜室の上方部に燃焼室と連通する
通気孔を形成してあるので、生ごみ収納室に収納される
生ごみは燃焼室内での燃焼熱で乾燥され、該生ごみ収納
室内で充分乾燥した後に燃焼室内で燃焼させることによ
って、一般家庭により排出される生ごみが家庭で効率的
に処理できるようになる。しかも、生ごみの臭気は家庭
用生ゴミ焼却炉の外部には漏れない。請求項2の家庭用
生ゴミ焼却炉では、燃焼室は、その内部下方には多孔性
燃焼床を設けてあるので、紙、木材片のような可燃物の
燃焼は円滑に燃焼する。
の一側を開口すると共に、上部の他側に排気筒を設けた
燃焼室を形成し、該燃焼室の上部周壁の一部に開口部を
形成し、該開口部に開閉蓋を開閉自在に設け、該開閉蓋
の外周部に上部を自在に密閉し得る上蓋を設け、下部に
滴下孔を設けてなる上部開口の生ごみ収納室を形成し、
更に上記生ごみ収納室の外側及び下部を包囲するように
液溜室を形成し、該液溜室の上方部に燃焼室と連通する
通気孔を形成してあるので、生ごみ収納室に収納される
生ごみは燃焼室内での燃焼熱で乾燥され、該生ごみ収納
室内で充分乾燥した後に燃焼室内で燃焼させることによ
って、一般家庭により排出される生ごみが家庭で効率的
に処理できるようになる。しかも、生ごみの臭気は家庭
用生ゴミ焼却炉の外部には漏れない。請求項2の家庭用
生ゴミ焼却炉では、燃焼室は、その内部下方には多孔性
燃焼床を設けてあるので、紙、木材片のような可燃物の
燃焼は円滑に燃焼する。
【図1】家庭用生ゴミ焼却炉の断面図
【図2】家庭用生ゴミ焼却炉の斜視図
【図3】図1におけるA−A線断面図
1....投入口 2....燃焼室 3....排気筒 4....開口部 5....外蓋 6....開口窓 7....開閉蓋 8....生ごみ収納室 9 ...上蓋 10...滴下孔 11...液溜室 12...通気孔 13...多孔性燃焼床 14...底板 15...開閉戸 16...脚部 17...取出口 18...空気採り入れ孔
Claims (2)
- 【請求項1】上部の一側を開口すると共に、上部の他側
に排気筒を設けた燃焼室を形成し、該燃焼室の上部周壁
の一部に開口部を形成し、該開口部に開閉蓋を開閉自在
に設け、該開閉蓋の外周部に上部を自在に密閉し得る上
蓋を設け、下部に滴下孔を設けてなる上部開口の生ごみ
収納室を形成し、更に上記生ごみ収納室の外側及び下部
を包囲するように液溜室を形成し、該液溜室の上方部に
燃焼室と連通する通気孔を形成してなることを特徴とす
る家庭用生ごみ焼却炉。 - 【請求項2】燃焼室は、その内部下方には多孔性の上げ
床を設けたことを特徴とする家庭用生ゴミ焼却炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5495095A JPH08210614A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 家庭用生ゴミ焼却炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5495095A JPH08210614A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 家庭用生ゴミ焼却炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08210614A true JPH08210614A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=12984953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5495095A Pending JPH08210614A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 家庭用生ゴミ焼却炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08210614A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4115227B2 (ja) * | 2002-09-26 | 2008-07-09 | 株式会社クボタ | 草刈り機 |
-
1995
- 1995-02-06 JP JP5495095A patent/JPH08210614A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4115227B2 (ja) * | 2002-09-26 | 2008-07-09 | 株式会社クボタ | 草刈り機 |
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