JPH0821019B2 - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

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JPH0821019B2
JPH0821019B2 JP32259887A JP32259887A JPH0821019B2 JP H0821019 B2 JPH0821019 B2 JP H0821019B2 JP 32259887 A JP32259887 A JP 32259887A JP 32259887 A JP32259887 A JP 32259887A JP H0821019 B2 JPH0821019 B2 JP H0821019B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、各種デジタル信号処理装置などにおいて好
適に用いられるデータ転送方式に関する。
背景技術 いわゆるサラウンド再生を行うことができる音響装置
においては、左右2チヤネルの音声信号を予めデジタル
信号に変換し、この変換されたデジタル信号に対して、
各種の処理を施して4チヤネルの音声信号を作成してい
る。サラウンド再生を可能とする音響装置には、通常4
つのスピーカが設けられており、これらのスピーカは聴
取者に対して、前方右方側、前方左方側、後方右方側、
後方左方側にそれぞれ配設される。後方に配設される2
つのスピーカは、たとえば臨場感などを増大させるため
に配設されるものであつて、これら後方側のスピーカに
は、たとえば前方側のスピーカによつて音響化される音
声信号に対して、僅かに遅延された音声信号などが与え
られる。
前記4つのスピーカに対応する4チヤネルのデジタル
音声信号は、複数のデジタル信号処理装置によつて作成
される。このようなデジタル信号処理装置間では、たと
えば1チヤネルのデータに対応して16ビツトを単位と
し、4チヤネルのデータに関するシリアルデータの転送
が行われる。
デジタル信号処理装置間、および各種周辺装置とデジ
タル信号処理装置との間のデータ転送は、第4図および
第5図に示される構成によつて行われる。このようなデ
ータ転送は、シリアル信号によつて行われ、第4図はそ
の受信側の構成を示すブロツク図であり、第5図はその
送信側の構成を示すブロツク図である。第4図に示され
る受信側の構成においては、転送レジスタ1とバツフア
レジスタ2とが含まれている。転送レジスタ1はシフト
レジスタ3,4を含んでおり、バツフアレジスタ2はレジ
スタ5,6を含んで構成されている。レジスタ3〜6は、
たとえば16ビツト容量のレジスタがそれぞれ2つ直列に
接続され、全体として32ビツトの容量を有するレジスタ
である。
転送レジスタ1のシフトレジスタ3,4は、データを受
信する受信ライン7とスイツチング手段8を介して接続
され、前記スイツチング手段8が同期信号SYによつてス
イツチング動作を行うことにより、それぞれ交互に受信
ライン7に接続される。また、バツフアレジスタ2には
データバス9が接続されており、制御装置(図示せず)
などによつて、バツフアレジスタ2がその内部に保持す
るデータの読出しが行われる。
転送レジスタ1内に含まれるシフトレジスタ3,4に、
受信ライン7からスイツチング手段8を介して与えられ
るデータは、データライン10,11を介してバツフアレジ
スタ2に含まれるレジスタ5,6に与えられる。シフトレ
ジスタ3,4には、前述の同期信号SYよりもその周波数が
充分に高いクロツク信号CK0が与えられ、これによつて
それぞれのシフト動作が実現される。
第5図に示される送信側の構成は、第4図に示される
受信側の構成に類似しており、転送レジスタ21およびバ
ツフアレジスタ22を備えている。転送レジスタ21には、
シフトレジスタ23,24が設けられており、該シフトレジ
スタ23,24には、バツフアレジスタ22内に含まれるレジ
スタ25,26から、それぞれデータライン27,28を介して、
データが転送される。バツフアレジスタ22はデータバス
29に接続されており、制御装置などによつてバツフアレ
ジスタ22に対するデータの書込みが行われた後、任意の
タイミングでシフトレジスタ23,24に転送される。前記
シフトレジスタ23,24には前述のクロツク信号CK0が与え
られており、これによつてそれぞれのシフト動作が実現
される。
転送レジスタ21内のシフトレジスタ23,24は、スイツ
チング手段30を介して、データを送信する送信ライン31
に接続されている。スイツチング手段30は、前述の同期
信号SYに基づいてそのスイツチング動作を行い、これに
よつてシフトレジスタ23,24は交互に送信ライン31に接
続されることになる。
第6図は、前述の構成によるデータ転送を説明するた
めのタイミングチヤートである。第6図(1)は同期信
号SYを示しており、第6図(2)はクロツク信号CK0を
示しており、第6図(3)は受信ライン7または送信ラ
イン31を介して転送されるデータを示している。以下に
おいては、先ず第5図および第6図を参照して、送信側
の動作を説明する。
時刻t1において、同期信号SYが立下がるとスイツチン
グ手段30はこれに同期して、転送レジスタ21のシフトレ
ジスタ23側に切換わる。時刻t1以前の期間において、デ
ータバス29からバツフアレジスタ22に転送すべきデータ
,が読出され、それぞれレジスタ25,26に記憶され
ている。データは、たとえば音響装置によつて再生さ
れる音声信号のうち、前方側の2つのスピーカによつて
音響化される音声信号に対応しており、たとえばその上
位16ビツトは前方左方側の音声信号に対応し、下位16ビ
ツトは前方右方側の音声信号に対応するような32ビツト
のデータであつてもよい。同様に、データもその上位
16ビツトが後方左方側に対応し、その下位16ビツトが、
後方右方側の音声信号に対応するような32ビツトのデー
タであつてもよい。
時刻t1から次に同期信号SYが立上がる時刻t2までの期
間W1aにおいて、シフトレジスタ23の記憶内容が、クロ
ツク信号CK0の立上がりおよび立下がりに同期して、ス
イツチング手段30を介して送信ライン31に導出される。
時刻t2において、同期信号SYが立上がると、スイツチン
グ手段30はシフトレジスタ24側に切換わり、これによつ
て時刻t2から同期信号SYが立下がる時刻t3までの期間W1
bにおいては、シフトレジスタ24の記憶内容、すなわち
データが、クロツク信号CK0の立上がりおよび立下が
りに同期して1ビツトずつ読出され、スイツチング手段
30を介して送信ライン31に導出される。これによつて、
時刻t1〜t3の期間W1において、データ,の64ビツト
のデータが送信されることになる。
このようにしてシフトレジスタ23,24が空状態となる
と、バツフアレジスタ22に記憶されているデータ,
はデータライン27,28を介して転送レジスタ21のシフト
レジスタ23,24に転送される。これに引続いて、バツフ
アレジスタ22には次のデータ,が、データバス29か
ら与えられる。バツフアレジスタ22へのデータバス29か
らのデータの読出しは第6図(1)中において、上向き
の矢印によつて示されている。
次に第4図および第6図を参照して、受信側における
動作を説明する。時刻t1において、同期信号SYが立下が
るとスイツチング手段8は、転送レジスタ1のシフトレ
ジスタ3側に切換わる。転送レジスタ1の内部では、図
示しない構成によつてデータ読込みのためのクロツク信
号が生成され、このクロツク信号によつて受信ライン7
に送信されてくるシリアルデータを、1ビツトずつシフ
トレジスタ3,4に読込むことができる。シフトレジスタ
3は、時刻t1から同期信号SYが立上がる時刻t2までの期
間W1aにおいて、32ビツトのデータをその内部に読込
む。
時刻t1からの期間においてはまた、バツフアレジスタ
2に先に入力されたデータ,のデータバス9への読
出しが行われている。
時刻t2において、同期信号SYが立上がるとスイツチン
グ手段8は、シフトレジスタ4側に切換わる。これによ
つて、時刻t2から同期信号SYが立下がる時刻t3までの期
間W1bにおいて、32ビツトのデータが、シフトレジス
タ4に1ビツトずつ格納されていく。転送レジスタ1に
対するデータ,の書込みが終了すると、転送レジス
タ1からバツフアレジスタ2へ、データライン10,11を
介してデータ,が転送される。このデータ転送が完
了すると、バツフアレジスタ2に記憶されたデータ,
は、データバス9に読出される。バツフアレジスタ2
からデータバス9へのデータの読出しは、第6図(1)
中において、下向きの矢印で示されている。
第5図に示される送信側の構成において、転送レジス
タ21がその内部のデータを送信中であつても、バツフア
レジスタ22には次のデータがセツトされ、転送レジスタ
21が空状態となつた場合において、その内容がデータラ
イン27,28を介して転送レジスタ21に転送される。この
ようにすることによつて、データが連続的に送信される
ようになる。
発明が解決すべき問題点 上述した先行技術では、第4図および第5図に示すよ
うに、送信側および受信側でそれぞれ4個のレジスタが
必要となり、併せて8個のレジスタが必要とされる。こ
のような先行技術では、データ長が大きくなるに従つ
て、構成がむやみに大きくなつてしまうと言う問題点が
あつた。
本発明の目的は、上述の問題点を解決し、簡便な構成
によつてデータ転送を行えるようにしたデータ転送方式
を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明は、転送データの各群データをデータ転送用の
シフトレジスタに対し略同時に書込むデータ転送方式で
あつて、 前記群データをm(mは2以上の整数)分割した1ワ
ードデータをストアするm+1個のシフトレジスタと、 各シフトレジスタを順次選択して、前記群データを1
ワードデータずつ送信する第1のスイツチング手段と、 該第1のスイツチング手段で選択されていない他のm
個のシフトレジスタを選択して、群データの書込みを行
う第2のスイツチング手段とを含み、 前記第1のスイツチング手段により所定の群データの
最後の1ワードデータがストアされているシフトレジス
タが選択されているとき、前記第2のスイツチング手段
により残余のm個のシフトレジスタに対し、次の群デー
タの書込みを行うようにしたことを特徴とするデータ転
送方式である。
また本発明は、転送データの各群データをデータ転送
用のシフトレジスタから略同時に読出すデータ転送方式
であつて、 前記群データをm(mは2以上の整数)分割した1ワ
ードデータをストアするm+1個のシフトレジスタと、 各シフトレジスタを順次選択して、前記群データを1
ワードデータずつ受信する第1のスイツチング手段と、 該第1のスイツチング手段で選択されていない他のm
個のシフトレジスタを選択して、群データの読出しを行
う第2のスイツチング手段とを含み、 前記第1のスイツチング手段により所定の群データの
受信が所定のm個のシフトレジスタに対して行われ、次
のシフトレジスタが選択されているとき、前記第2のス
イツチング手段により前記所定のm個のシフトレジスタ
から群データの読出しを行うようにしたことを特徴とす
るデータ転送方式である。
作 用 本発明においては、転送データの各群データをm(m
は2以上の整数)分割し、m+1個のシフトレジスタの
うち所定のm個のシフトレジスタに1ワードデータ毎に
ストアする。
また第1のスイツチング手段により各シフトレジスタ
を順次選択して、群データを1ワードデータずつ送信/
受信する。
そして第1の発明では、各群データの送信時におい
て、第1のスイツチング手段により所定の群データの最
後の1ワードデータがストアされているシフトレジスタ
が選択されているとき、第2のスイツチング手段により
残余のm個のシフトレジスタを選択し、当該m個のシフ
トレジスタに対して次の群データの書込みを行う。
第2の発明では、各群データの受信時において、第1
のスイツチング手段により所定の群データが所定のm個
のシフトレジスタによつて受信され、次のシフトレジス
タ、すなわち当該所定の群データの一部がストアされな
かつた残余の1個のシフトレジスタが選択されていると
き、第2のスイツチング手段により前記m個のシフトレ
ジスタを選択し、当該m個のシフトレジスタから群デー
タの読出しを行う。
これによつて、先行技術ではmワードデータによつて
構成される群データの転送にあたつて、送信側/受信側
でそれぞれ2m個のレジスタが必要とされるけれども、本
発明においては、送信側/受信側でそれぞれm+1個の
シフトレジスタを要するにすぎず、データ転送に必要な
構成が格段に簡略化されるようになる。
実施例 第1図は本発明の一実施例に従う送信側の構成を示す
ブロツク図であり、第2図は受信側の構成を示すブロツ
ク図である。本実施例においては、2ワードデータで構
成される群データの転送が行われ、その1ワードデータ
はたとえば32ビツトのデータとされる。第1図に示され
る送信側の構成では、たとえば32ビツトの容量を有する
シフトレジスタ41,42,43を備える転送レジスタ44が含ま
れている。この転送レジスタ44は、後述するように背景
技術において説明した、バツフアレジスタ22および転送
レジスタ21の機能を併せ持つ構成とされている。
前記転送レジスタ44には、第2のスイツチング手段で
ある切換えスイツチ45,46を介してデータバス47からパ
ラレル信号が入力される。また転送レジスタ44内に含ま
れるシフトレジスタ41〜43はそれぞれ、第1のスイツチ
ング手段である切換えスイツチ48を介してシリアル信号
を送信する送信ライン49に接続されている。
前記切換えスイツチ48は、入力端子48a,48b,48cを有
しており、これらの入力端子には、それぞれシフトレジ
スタ41,42,43が接続される。切換えスイツチ48の切換え
は、後述する同期信号SY1に基づいて行われ、これによ
つて送信ライン49には、シフトレジスタ41〜43が出力す
るシリアル信号が選択的に導出されるようになる。
また切換えスイツチ45,46は、それぞれ出力端子45a,4
5b,45c;46a,46b,46cを有している。出力端子45a,46aは
シフトレジスタ41に接続され、出力端子45b,46bはシフ
トレジスタ42に接続され、出力端子45c,46cはシフトレ
ジスタ43に接続されている。切換えスイツチ45,46は、
同期信号SY1に基づいて後述のような切換え動作を行
い、これによつてデータバス47からのパラレル信号が、
シフトレジスタ41〜43に選択的に入力されるようにな
る。
次に第2図を参照して、受信側の構成について説明す
る。第2図に示される受信側の構成は、第1図に示され
る送信側の構成に類似しており、シフトレジスタ57,58,
59を備える転送レジスタ53を含んでいる。シフトレジス
タ57〜59には、シリアルデータを受信する受信ライン54
から、第1のスイツチング手段である切換えスイツチ51
を介してシリアル信号が選択的に入力される。シフトレ
ジスタ57〜59は、また第2のスイツチング手段である切
換えスイツチ55,56を介してデータバス60に接続されて
いる。
前記切換えスイツチ51は、出力端子51a,51b,51cを有
しており、これらの出力端子はそれぞれシフトレジスタ
57,58,59に接続されている。切換えスイツチ51の切換え
動作は、同期信号SY1に基づいて行われ、これによつて
受信ライン54を介するシリアルデータは、シフトレジス
タ57〜59に選択的に入力されることになる。
切換えスイツチ55,56は、入力端子55a,55b,55c;56a,5
6b,56cを有している。入力端子55a,56aはシフトレジス
タ57に接続されており、入力端子55b,56bはシフトレジ
スタ58に接続されており、入力端子55c,56cはシフトレ
ジスタ59に接続されている。切換えスイツチ55,56の切
換え動作は、同期信号SY1に基づいて行われ、これによ
つてデータバス60には、シフトレジスタ57〜59からパラ
レルデータが選択的に与えられるようになる。
前記送信側の構成におけるシフトレジスタ41,42,43お
よび受信側の構成におけるシフトレジスタ57,58,59に
は、それぞれクロツク信号CK1が与えられており、これ
によつてそのシフト動作が実現される。
第3図は、前述の構成におけるデータ転送動作を説明
するためのタイミングチヤートである。第3図(1)は
同期信号SY1を示しており、第3図(2)はそれぞれの
期間においてデータバス60に与えられるデータを示して
おり、第3図(3)〜第3図(5)はそれぞれ切換えス
イツチ45(55),46(56),48(51)の状態を示してい
る。さらに第3図(6)はクロツク信号CK1を示してお
り、第3図(7)は送信ライン49(受信ライン54)に導
出されるデータを示している。第3図(1)では、転送
レジスタ44へのデータの読込みが、上向きの矢印で示さ
れている。また、第3図(3)〜(5)では、それぞれ
の切換えスイツチにおいて選択される入力(出力)端子
が示されており、シフトレジスタ41,57に接続される入
力(出力)端子は参照符aで、シフトレジスタ42,58に
接続される入力(出力)端子は参照符bで、シフトレジ
スタ43,59に接続される入力(出力)端子は参照符cで
それぞれ示されている。
先ず第1図および第3図を参照して、送信側における
動作を説明する。時刻T1において切換えスイツチ48で
は、同期信号SY1の立下がりに同期してその入力端子
が、入力端子48bから入力端子48cに切換えられる。また
これに同期して切換えスイツチ45では、その出力端子が
出力端子45bから出力端子45aへと切換えられ、切換えス
イツチ46では、その出力端子が出力端子46cから出力端
子46bへと切換えられる。このとき、シフトレジスタ41
およびシフトレジスタ42は、データバス47に接続され
て、それぞれ32ビツトのデータD1およびデータD2が、32
ビツト並列にまたは16ビツトずつ並列に与えられる。シ
フトレジスタ43では、クロツク信号CK1に同期して、時
刻T1以前の期間に該シフトレジスタ43に読込まれたデー
タD0が、1ビツトずつ出力される。
切換えスイツチ48は、前述のようにその入力端子が入
力端子48cに選ばれているので、送信ライン49にはデー
タD0が1ビツトずつ導出されることになる。このように
して、データD0がシリアル信号として送信される。この
ようなデータ転送は、時刻T1から同期信号SY1が立上が
る時刻T2までの期間において行われ、これによつて32ビ
ツトのデータD0が、シリアル信号として転送されること
になる。
時刻T2において、同期信号SY1が立上がるとこれに同
期して切換えスイツチ48では、その入力端子が、入力端
子48cから入力端子48aに切換えられる。このとき切換え
スイツチ45,46は、いずれも切換え動作を行わないけれ
ども、データバス47からシフトレジスタ41,42には、パ
ラレルデータが与えられるため、その転送速度は速く、
時刻T2において同期信号SY1が立上がるときには、既に
シフトレジスタ41,42には、データD1,D2が記憶されてい
る。このような状態では、シフトレジスタ41からのデー
タD1の読出しに伴つて、該シフトレジスタ41にデータバ
ス47からのパラレルデータが与えられることはない。
時刻T2から同期信号SY1が立下がる時刻T3までの期間
において、送信ライン49にはデータD1が1ビツトずつ導
出される。
時刻T3において同期信号SY1が立下がると、これに同
期して切換えスイツチ48では、その入力端子が、入力端
子48aから入力端子48bへと切換えられる。また切換えス
イツチ45,46においては、それぞれの出力端子が、出力
端子45a,46bから出力端子45c,46aへと切換えられる。す
なわち切換えスイツチ45は、同期信号SY1の立下がりに
同期してその出力端子が、 …→出力端子45a→出力端子45c→出力端子45b→出力
端子45a→… のように切換わり、切換えスイツチ46では同期信号SY1
の立下がりに同期して、その出力端子が、 …→出力端子46b→出力端子46a→出力端子46c→出力
端子46b→… のように切換えられる。また切換えスイツチ48では、同
期信号SY1の立上がりおよび立下がりに同期して、その
入力端子が、 …→入力端子48c→出力端子48a→入力端子48b→入力
端子48c→… のように切換えられる。これによつて、いずれか1つの
シフトレジスタからデータの読出しが行われている期間
において、残りの2つのシフトレジスタには、データバ
ス47からデータが与えられるようにすることができ、時
刻T1から時刻T3までの期間において64ビツトのシリアル
データが、送信ライン49に導出されるようになる。
時刻T3からの期間には、データバス47からシフトレジ
スタ43,41にそれぞれデータD3,D4が並列に読込まれる。
また、シフトレジスタ42はこのとき、送信ライン49に接
続されて、その記憶内容であるデータD2が1ビツトずつ
出力される。
次に第2図および第3図を参照して、受信側における
動作を説明する。受信ライン54には、第3図(7)に示
されるようなシリアルデータが送信されてくる。このと
き切換えスイツチ51は、第3図(5)に示されるように
その出力端子が切換わり、また切換えスイツチ55,56に
おける入力端子の切換え動作は、第3図(3),(4)
に示されるような動作となる。
時刻T1から時刻T2までの期間において、切換えスイツ
チ51では、その出力端子が出力端子51cに選ばれている
ため、受信ライン54に到来するシリアルデータは、シフ
トレジスタ59に与えられる。シフトレジスタ59では、転
送レジスタ53の内部で生成されるクロツク信号によつ
て、前記入力されるシリアルデータが1ビツトずつその
内部に読込まれていく。このようにしてシフトレジスタ
59には、32ビツトのデータD0が、時刻T1から時刻T2まで
の期間において読込まれることになる。このようにして
シフトレジスタ59には、時刻T2においてはその内部にデ
ータD0が保持されている。
時刻T1から時刻T2までの期間において、シフトレジス
タ57,58はデータバス60に接続され、これによつてシフ
トレジスタ57,58に時刻T1以前の期間において入力され
たデータDa,Dbは、時刻T1から比較的短い時間の後に
は、データバス60に与えられている。
時刻T2から時刻T3までの期間において、切換えスイツ
チ51では、その出力端子が51aに選ばれるため、受信ラ
イン54に到来するシリアルデータであるデータD1は、シ
フトレジスタ57に与えられる。このとき切換えスイツチ
55において、その入力端子は入力端子55aに選ばれてお
り、シフトレジスタ57はデータバス60に接続されている
けれども、前述のように時刻T1以前に取込まれたデータ
Daは、時刻T1から比較的短い時間でデータバス60に与え
られているため、シフトレジスタ57は、次のデータの入
力が可能な状態となつている。
時刻T3においては、切換えスイツチ51では、その出力
端子が出力端子51bに切換えられ、切換えスイツチ55,56
のそれぞれの入力端子は、入力端子55c,56aに切換えら
れる。これによつて、時刻T3からの比較的短い時間にお
いてシフトレジスタ59,57が、それぞれ保持するデータD
0,D1がデータバス60に与えられる。またシフトレジスタ
58には、さらに次のデータD2が1ビツトずつ与えられ
る。
以上のように本実施例においては、送信側の転送レジ
スタ44では、シフトレジスタ41,42,43が保持するデータ
は、切換えスイツチ48の切換え動作によつて選択的に1
ビツトずつ送信ライン49に導出される。このときデータ
が出力されない残りの2つのシフトレジスタに対して
は、データバス47からパラレルデータが比較的短い時間
で与えられる。
受信側の転送レジスタ53においては、シフトレジスタ
57,58,59に対して、受信ライン54に到来するシリアルデ
ータが選択的に入力され、このとき前記シリアルデータ
が入力されていない残りの2つのシフトレジスタが保持
するデータは、データバス60にパラレルデータとして入
力される。
これによつて送信側および受信側において、それぞれ
備えられるレジスタは、背景技術の項において述べた、
バツフアレジスタおよび転送レジスタの機能を併せ持つ
ことになり、レジスタの個数が、3/4倍に減少されるよ
うになる。
また、一般に、mワードデータによつて構成される群
データの転送にあたつて、先行技術では2m個のレジスタ
が必要とされるけれども、本発明においては、m+1個
のシフトレジスタを要するにすぎず、レジスタの個数が
(m+1)/2m倍に減少される。これによつて、データ
転送に必要な構成を格段に簡単にすることができるよう
になる。
効 果 以上のように本発明に従えば、mワードデータによつ
て構成される群データを転送するに当たつて、先行技術
で必要とされる2m個のレジスタと同等の機能が、m+1
個のレジスタによつて実現され、レジスタの個数は(m
+1)/2m倍となるので、データ転送に必要な構成を格
段に簡略化することができるようになる。したがつて、
転送すべきデータのデータ長が大きくても、構成がむや
みに大きくなることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例に従う送信側お
よび受信側の基本的な構成を示すブロツク図、第3図は
第1図および第2図に示される構成によるデータ転送を
説明するためのタイミングチヤート、第4図および第5
図は先行技術における送信側および受信側の基本的な構
成を示すブロツク図、第6図は前記先行技術の動作を説
明するためのタイミングチヤートである。 41,42,43,57,58,59……シフトレジスタ、44,53……転送
レジスタ、45,46,48,51,55,56……切換えスイツチ、47,
60……データバス、SY1……同期信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転送データの各群データをデータ転送用の
    シフトレジスタに対し略同時に書込むデータ転送方式で
    あつて、 前記群データをm(mは2以上の整数)分割した1ワー
    ドデータをストアするm+1個のシフトレジスタと、 各シフトレジスタを順次選択して、前記群データを1ワ
    ードデータずつ送信する第1のスイツチング手段と、 該第1のスイツチング手段で選択されていない他のm個
    のシフトレジスタを選択して、群データの書込みを行う
    第2のスイツチング手段とを含み、 前記第1のスイツチング手段により所定の群データの最
    後の1ワードデータがストアされているシフトレジスタ
    が選択されているとき、前記第2のスイツチング手段に
    より残余のm個のシフトレジスタに対し、次の群データ
    の書込みを行うようにしたことを特徴とするデータ転送
    方式。
  2. 【請求項2】転送データの各群データをデータ転送用の
    シフトレジスタから略同時に読出すデータ転送方式であ
    つて、 前記群データをm(mは2以上の整数)分割した1ワー
    ドデータをストアするm+1個のシフトレジスタと、 各シフトレジスタを順次選択して、前記群データを1ワ
    ードデータずつ受信する第1のスイツチング手段と、 該第1のスイツチング手段で選択されていない他のm個
    のシフトレジスタを選択して、群データの読出しを行う
    第2のスイツチング手段とを含み、 前記第1のスイツチング手段により所定の群データの受
    信が所定のm個のシフトレジスタに対して行われ、次の
    シフトレジスタが選択されているとき、前記第2のスイ
    ツチング手段により前記所定のm個のシフトレジスタか
    ら群データの読出しを行うようにしたことを特徴とする
    データ転送方式。
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