JPH0820924A - 動力作業機の作業部高さ調整装置 - Google Patents

動力作業機の作業部高さ調整装置

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JPH0820924A
JPH0820924A JP32005794A JP32005794A JPH0820924A JP H0820924 A JPH0820924 A JP H0820924A JP 32005794 A JP32005794 A JP 32005794A JP 32005794 A JP32005794 A JP 32005794A JP H0820924 A JPH0820924 A JP H0820924A
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Japan
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height
pin
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JP32005794A
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Toshihiko Yamane
敏彦 山根
Kinichi Fujiwara
金一 藤原
Isao Akazawa
勲 赤澤
Makoto Yabuki
矢吹  誠
Hiroshi Mukushiro
弘 椋代
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作が容易で確実になされるとともに、機体
に上下の衝撃荷重が作用しても、作業部を所定の高さに
確実に保持することができる動力作業機の作業部高さ調
整装置を提供すること。 【構成】 ハンドルの上下操作によって、除雪部(作業
部)を含む本体を軸を中心に回動せしめる動力作業機の
作業部高さ調整装置において、後方軸10を中心に回動
するフートペダル14にガイド板15を設け、該ガイド
板15の中に係止孔15bを穿設し、本体側に設けられ
たピン(係止部)20を前記係止孔15bに係合せしめ
る。本発明によれば、本体側のピン20が係合すべき係
止孔15bはガイド板15の中に穿設されているため、
該係止孔15bにピン20が確実に係止され、たとえ機
体に上下の衝撃荷重が作用しても、ピン20が係止孔1
5bから外れることがなく、除雪部は所定の高さに確実
に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンドルの上下操作に
よって、作業部を含む本体を軸を中心に回動せしめる動
力作業機の作業部高さ調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、除雪機による除雪作業におい
て、除雪部で雪を切り込む場合、雪が硬いときには除雪
部が雪に食い込まないため、手動にて機体全体を持ち上
げて除雪部の高さを高くする必要があるが、このとき要
する力は操作ハンドル部で約80kgであり、オペレー
タの負担が大きかった。
【0003】そこで、除雪部を含む本体を駆動軸を中心
に上下回動自在に支持し、後方軸を中心に回動するフー
トペダルの踏み操作によって該フートペダルと本体との
係合を解除し、本体を駆動軸を中心に回動せしめること
によって除雪部の高さを調整するようにした高さ調整装
置が提案されている(例えば、実開昭48−38630
号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の高さ調整装
置にあっては、高さ調整時以外は、フートペダル側に形
成された係止部が機体側に形成された凹状の孔に係止さ
れることによって作業部が所定の高さに保持されている
が、機体側に形成された孔は外方に向かって開放された
切り欠き状の孔であるため、該孔とフートペダル側の係
止部との係止状態が完全ではなく、特に機体に上下の衝
撃荷重が加わるような場合には両者が外れ易いという問
題があった。
【0005】又、上記係止部と孔との摩擦のために両者
の係合、解除には大きな力を要し、操作が容易ではなか
った。
【0006】本発明は上記従来の問題に鑑みてなされた
もので、その目的とする処は、操作が容易で確実になさ
れるとともに、機体に上下の衝撃荷重が作用しても、作
業部を所定の高さに確実に保持することができる動力作
業機の作業部高さ調整装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、ハンドルの上下操作によって、作業部を含む本
体を軸を中心に回動せしめる動力作業機の作業部高さ調
整装置において、後方軸を中心に回動するフートペダル
にガイド板を設け、該ガイド板の中に係止孔を穿設し、
本体側に設けられた係止部を前記係止孔に係合せしめる
ことをその特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、本体側の係止部が係合すべき
係止孔はガイド板の中に穿設されているため、該係止孔
に本体側の係止部が確実に係止され、たとえ機体に上下
の衝撃荷重が作用しても、係止部が係止孔から外れるこ
とがなく、作業部は所定の高さに確実に保持される。
【0009】又、高さ調節時において係止部と係止孔の
係合状態を解除するときには、係止部は係止孔内でスム
ーズに動くため、調整操作が容易、且つ、確実になされ
る。
【0010】
【実施例】以下に本発明を除雪機に適用した実施例につ
いて添付図面に基づき説明する。
【0011】先ず、除雪機の構成の概要を図4に基づい
て説明すると、本体1は左右一対のクローラ走行装置
2,2によって走行せしめられるが、この本体1の前方
には作業部たる除雪部3が設けられている。尚、除雪部
3はケーシング4、オーガ5、シュータ6等にて構成さ
れている。
【0012】又、本体1の内部には駆動源たるエンジ
ン、走行用ミッション等の動力伝達系(何れも図示せ
ず)が内蔵されており、同本体1の後方にはパイプ状の
操作ハンドル7が延設されている。
【0013】更に、本体1はその中間部が駆動軸8を中
心に回動自在に枢着されており、駆動軸8の両端には前
記クローラ走行装置2,2の駆動輪9,9が結着されて
いる。そして、駆動軸8の後方には、これと平行に後方
軸(アイドラ軸)10が配設されており、該後方軸10
の両端にはアイドラ11,11が回転自在に支承されて
いる。
【0014】上記各駆動輪9とアイドラ11とはトラッ
クフレーム12にて連結されており、これら駆動輪9と
アイドラ11間には無端状のクローラ13が巻き掛けら
れている。
【0015】ところで、除雪機後部の破断背面図を図1
に、図1のA−A線断面図を図2にそれぞれ示すが、こ
れらの図に示すように、前記後方軸10には側面くの字
状に折曲された枠状のフートペダル14がその中間部を
回動自在に枢着されて前記クローラ13,13の内幅に
近接するまで延設されており、該フートペダル14の両
端部にはガイド板15,15が一体的に設けられてい
る。そして、各ガイド板15の中には円弧状のガイド溝
15a及び複数(図示例では、3個)の半円状の係止孔
15b…が穿設されている。尚、フートペダル14の後
端部には足を載せて踏み操作すべきペダル部16が横架
されている。
【0016】一方、本体1側のシャーシー17には回動
軸18が後方軸10と平行に貫設されており、該回動軸
18のシャーシー17から突出する両端部には上下調節
アーム19,19が結着されている。そして、各上下調
整アーム19の内側には係止部を構成するピン20が水
平に突設されており、該ピン20は前記フートペダル1
4のガイド板15に形成された係止孔15b…の1つに
係合している。
【0017】又、前記回動軸18はリンク機構21を介
して操作パネル31に設けられた手動リフトレバー23
に連結されており、上記リンク機構21は回動軸18の
中央部にジョイント24を介して結着されたリフトアー
ム25と、該リフトアーム25にピン26にて連結され
たロッド27とで構成されている。そして、ロッド27
の上端部は軸28に連結具29を介して回動自在に枢着
されており、連結具29には軸30が結着されており、
該軸30には前記手動リフトレバー23が回動自在に枢
着されている。尚、上記ロッド27の中間には長さ調節
用のターンバックル34が介設されている。
【0018】ところで、上記手動リフトレバー23は図
3に示すように操作パネル31の中央位置に配されてお
り、軸28を中心に前後方向に回動して操作パネル31
に形成されたガイド溝32に沿って移動し、又、軸30
を中心に横方向(図2の紙面垂直方向)に回動してガイ
ド溝32に形成された複数(図示例では、6つ)のノッ
チ33…の1つに係合している。尚、上述のように手動
リフトレバー23を操作パネル31の中央位置に配すれ
ば、作業者が機体の左右何れの側で作業していても、該
手動リフトレバー23を操作することができ、作業者の
操作範囲が広がるという利点が得られる。
【0019】次に、本除雪部高さ調節装置の作用を説明
する。
【0020】図2に示す如く、各ピン20がフートペダ
ル14のガイド板15に形成された係止孔15bに係合
しているときは、本体1は図4に実線にて示す姿勢を保
っており、従って、該本体1の先部に設けられた除雪部
3の高さも図示実線位置にセットされている。
【0021】而して、フートペダル14を足で踏めば、
これの各ガイド板15は後方軸10を中心に図2の矢印
a方向に回動し、この結果、ピン20の係止孔15bと
の係合が解除され、本体1は駆動軸8を中心に回動自在
となる。
【0022】従って、例えば操作ハンドル7を押し下げ
れば、本体1は図4に鎖線で示すように駆動軸8を中心
に矢印b方向に回動し、この結果、除雪部3(特に、オ
ーガー5)の高さが高く調整され、逆に操作ハンドル7
を押し上げれば、除雪部3の高さは低く調整される。
尚、このとき、ピン20はガイド板15のガイド溝15
aに沿って摺動する。
【0023】一方、フートペダル14を操作することな
く、即ち、ピン20をガイド板15の係止孔15bに係
合させたままの状態で、操作パネル31部に設けられた
前記手動シフトレバー23を操作してロッド27を上下
動せしめれば、該ロッド27の下端に連結されたリフト
アーム25はジョイント24を介して回動軸18を回動
せしめるとともに、この回動軸18の両端に結着された
上下調節アーム19,19の内方に突設されたピン2
0,20を起点として当該回動軸18を上下動せしめ
る。そして、回動軸18が上下動すれば、該回動軸18
を支承するシャーシー17を含む本体1が駆動軸8を中
心に回動し、該本体1の先部に設けられた除雪部3の高
さが前記と同様に調整される。
【0024】以上において、本実施例では、本体1側の
係止部であるピン20,20が係合すべき係止孔15b
…はガイド板15の中に穿設されているため、該係止孔
15b,15bに本体1側のピン20,20が確実に係
止され、たとえ機体に上下の衝撃荷重が作用しても、ピ
ン20,20が係止孔15b,15bから外れることが
なく、除雪部3は所定の高さに確実に保持される。
【0025】又、高さ調節時においてピン20,20と
係止孔15b,15bとの係合状態を解除するときに
は、ピン20,20は係止孔15b,15b内でスムー
ズに動くため、調整操作が容易、且つ、確実になされ
る。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、作業部の高さ調整操作が容易で確実になされると
ともに、機体に上下の衝撃荷重が作用しても、作業部を
所定の高さに確実に保持することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除雪部高さ調整装置を示す除雪機
後部の破断背面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】除雪機の操作パネル部の平面図である。
【図4】除雪機の全体側面図である。
【符号の説明】
1 本体 3 除雪部(作業部) 7 ハンドル 8 駆動軸(軸) 10 後方軸 14 フートペダル 15 ガイド板 15b 係止孔 20 ピン(係止部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢吹 誠 岡山県岡山市江並428番地セイレイ工業株 式会社内 (72)発明者 椋代 弘 岡山県岡山市江並428番地セイレイ工業株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル(7)の上下操作によって、作
    業部(3)を含む本体(1)を軸(8)を中心に回動せ
    しめる動力作業機の作業部高さ調整装置において、後方
    軸(10)を中心に回動するフートペダル(14)にガ
    イド板(15)を設け、該ガイド板(15)の中に係止
    孔(15b)を穿設し、本体(1)側に設けられた係止
    部(20)を前記係止孔(15b)に係合せしめること
    を特徴とする動力作業機の作業部高さ調整装置。
JP6320057A 1994-12-22 1994-12-22 動力作業機の作業部高さ調整装置 Expired - Lifetime JP2583207B2 (ja)

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