JP2741079B2 - 除雪機のオーガ高さ調整装置 - Google Patents

除雪機のオーガ高さ調整装置

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JP2741079B2 JP24565389A JP24565389A JP2741079B2 JP 2741079 B2 JP2741079 B2 JP 2741079B2 JP 24565389 A JP24565389 A JP 24565389A JP 24565389 A JP24565389 A JP 24565389A JP 2741079 B2 JP2741079 B2 JP 2741079B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は除雪機のオーガの高さ調整装置に関する。
〔従来の技術〕
除雪機は本体の前方に配置するオーガを、本体のエン
ジンによって回転させて雪を掻き集め、その雪をオーガ
の後方のブロワーによってシュータから放出する。
そして、前記オーガ高さは、雪質や路面状況などに応
じて、手動あるいは油圧によって調整できるように構成
されている(例えば特開昭63−110306号等参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のものは、構造が複雑であるもの
が多く、本発明は構造簡単で、操作ハンドルの手動操作
により操作性よく、容易に所望の高さ位置にオーガを配
置できる除雪機のオーガ高さ調整装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の構成は、前方にオーガを備える本体を前車軸
に回動自在に支持し、その本体の後部を走行部に対して
前車軸を中心に上下方向に回動させることにより前記本
体の前方のオーガの高さの調整を行う除雪機において、
前記走行部の後部の左右方向に延びる軸の両端部にそれ
ぞれロアーリンクの下端部を取り付け、これらのロアー
リンクの上端部にそれぞれアッパーリンクを回動自在に
連結し、これらのアッパーリンクの上端部の前記本体に
回動自在に支持されて左右方向に延びる回動軸に固着
し、この回動軸に固着されて回動軸を回動させるオーガ
高さ調整ハンドルを設けるとともに、前記本体に固着さ
れ複数個の係止溝を前後方向に備えた係止部材を設け、
前記オーガ高さ調整ハンドルを所望の回動位置で前記係
止部材の係止溝に係止可能としたことを特徴とする。
〔作用〕
オーガの高さを調整する場合は、オーガ高さ調整ハン
ドルを回動操作して回動軸を回動させ、所望の回動位置
でオーガ高さ調整ハンドルを係止部材の係止溝に係止さ
せる。この際、オーガ高さ調整ハンドルによって回動軸
が回動すると、これに固着したアッパーリクが回動し、
ロアーリンクとの関連で、アッパーリンクの上端部の上
下方向の位置が変わり、それにより回動軸が上下方向に
動き、結果として回動軸を支持する本体が前車軸を中心
に上下方向に回動して、本体の前方のオーガが上下に動
き、オーガの高さが変わる。
〔実施例〕
第1図において、除雪機1は、機体フレームにエンジ
ン、走行用ミッションなどを固定してなる本体2の前方
にブロワーハウジング3とオーガハウジング4を備え、
オーガハウジング4内のオーガ5を前記本体2のエンジ
ンによって回転駆動して雪を掻き集め、その雪をブロワ
ーハウジング3内のブロワーによって、ブロワーハウジ
ング3上に設けられたシュータ6から放出して除雪を行
う。
そして、前記本体2は、その前下部が走行部の駆動車
軸7に回動自在に支持されている。したがって、本体2
が走行部の駆動車軸7を中心として上下方向に回動する
と、オーガ5も一緒に回動して、オーガ5の高さ位置が
変わるようにされている。
以下、オーガ5を走行部の駆動車軸7を中心として上
下方向に回動させ、所望の高さ位置にセットする機構を
第1〜5図により詳細に説明する。
第1図において、8は本体2の左右方向に延びる駆動
車軸7の両端に取り付けられた駆動輪、9は本体2の後
方を左右方向に延びる従動車軸、10はその従動車軸9の
両端に取り付けられた従動輪で、駆動輪8と従動輪10間
にクローラ11が掛け渡されている。そして本体2のエン
ジンの動力が走行用ミッションを介して駆動車軸7に伝
達されて、駆動軸8を回転させ、クローラ11によって除
雪機1を走行させる。
そして、第1〜2図において、12は駆動車軸7と従動
車軸9間に連結された連結フレームで、本体2とクロー
ラ11の間に配置して左右一対設けられ、その後部間に支
持された固定軸13の両端部にロアーリンク14の下端が回
動自在に取り付けられ、ロアーリンク14の上端にアッパ
ーリンク15の下端が連結ピン16により回動自在に連結さ
れている。アッパーリンク15の上端は本体2の左右方向
に延びる回動軸17に固着され、その回動軸17は本体2の
後端部に後方に突出して設けられた左右一対のブラケッ
ト18間に回動可能に支持されている。そして、回動軸17
の後方から見て右側端部の後方には、オーガ高さ調整ハ
ンドル19が上下方向に配置し、そのハンドル19の下部に
おいて前方に突出する枝部19aが回動軸17に固着されて
いる。
オーガ高さ調整ハンドル19の本体19bは、第1図及び
第3〜5図に示すように、上端閉塞、下端開口の上下に
延びる棒状パイプ20内に係止棒21を挿入してなり、その
係止棒21は棒状パイプ20の上端部に挿入されたスプリン
グ22によって下方に付勢されている。そして、棒状パイ
プ20の上端部に設けられた把持部20aには操作レバー23
が支軸24を中心として前後方向に回動可能に支持されて
いる。この操作レバー23の把持部23aは支軸24から棒状
パイプ20の把持部20aの前方を下方に延び、その把持部2
3aの上端から操作部23bが後方に延びて、棒状パイプ20
の把持部20a部分に設けられた切欠部25を挿通して棒状
パイプ20内に挿入されている。そしてその操作部23b
は、係止棒21の上端部の外周に形成された係止溝26に挿
入して、係止棒21を所定位置に保持している。したがっ
て、操作レバー23を棒状パイプ20の把持部20aと一緒に
握り、操作レバー23の把持部23aを棒状パイプ20の把持
部20a側に回動させると、操作部23bが上方に回動して係
止棒21をスプリング22に抗して押し上げ、後述する係止
板27の係止溝28から離脱させる。
オーガ高さ調整ハンドル19の下方には、係止板27が配
置してなる。係止板27は本体2の後方から見て右側のブ
ラケット18に前端が固定されて後方に突出する側面円弧
状の板で、そのオーガ高さ調整ハンドル19の下方の上面
には複数個の係止溝28が形成されている。そして、オー
ガ高さ調整ハンドル19の棒状パイプ20の下端部は二股状
に形成されて、その二股内に係止板27が挿入されてお
り、その係止板27の係止溝28にスプリング22で下方に付
勢された係止棒21の下端部が挿入している。
29は本体2から後上方に延出する左右一対のハンドル
パイプで、その上端に把持部29aが設けられ、その把持
部29aの前方の左右のハンドルパイプ29間に操作パネル3
0が設けられ、その操作パネル30の上面に形成されたガ
イド孔を前記オーガ高さ調整ハンドル19が挿通して、そ
の把持部20aが操作パネル30上に突出している。
以下、オーガ5の高さ調整を説明する。
第1図において、オーガ高さ調整ハンドル19の係止棒
21が係止板27の真ん中の係止溝28に挿入して、本体2の
後端部は一対のリンク14,15とオーガ高さ調整ハンドル1
9を介して固定軸13から所定高さ位置に保持され、オー
ガ5を所定高さに配置する。
そして、図示の状態から、オーガ5の高さ位置を低く
する場合には、次のような操作を行う。先ず、オーガ高
さ調整ハンドル19の把持部20aと一緒に操作レバー23を
握り、その把持部23aを後方に回動させる。すると、把
持部23aに連結する操作部23bが上方に回動して、係止棒
21を押し上げ、係止板27の係止溝28から離脱させる。こ
れにより、オーガ高さ調整ハンドル19は前後方向に回動
可能になるので、ハンドル19を前方に倒し、所定位置で
操作レバー23の把持部23aの握りを解放すると、スプリ
ング22で係止棒21が下方に押し下げられて、その下端が
後方の係止溝28に挿入し、オーガ高さ調整ハンドル19は
その位置で保持される。この際、オーガ高さ調整ハンド
ル19が前方に倒されると、ハンドル19に固着した回動軸
17が前方に回動する。これにより、回動軸17に固着した
アッパーリンク15は回動軸17を中心に後方に回動し、ロ
アーリンク14との関連で、回動軸17は上方に押し上げら
れ、結果として本体2の後端部を駆動車軸7を中心とし
て上方に回動させる。したがって、この結果、本体2の
前方のオーガ5は下方に動き、その高さ位置は低くな
る。
また、図示の状態から、オーガ5の高さ位置を高くす
る場合には、オーガ高さ調整ハンドル19を後方に倒して
上記と同様に行えばよい。即ち、先ず、オーガ高さ調整
ハンドル19の把持部20aと一緒に操作レバー23を握り、
係止棒21を押し上げ、係止板27の係止溝28から離脱させ
る。そして、ハンドル19を後方に倒し、所定位置で操作
レバー23の把持部23aの握りを解放すると、スプリング2
2で係止棒21が下方に押し下げられて、その下端が前方
の係止溝28に挿入し、オーガ高さ調整ハンドル19はその
位置で保持される。この際、オーガ高さ調整ハンドル19
が後方に倒されると、ハンドル19に固着した回動軸17が
後方に回動する。これにより、回動軸17に固着したアッ
パーリンク15は回動軸17を中心に前方に回動し、ロアー
リンク14との関連で、回動軸17は下方に押し下げられ、
結果として本体2の後端部を駆動車軸7を中心として下
方に回動させる。したがって、この結果、本体2の前方
のオーガ5は上方に動き、その高さ位置は高くなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、オーガ高さ調整
ハンドルの回動操作によってオーガの高さ位置を容易に
調整することができ、その構造は簡単で、しかもオーガ
高さ調整ハンドルを操縦ハンドルの把持部付近に設けた
操作パネル上まで延長することにより、レバー比が大き
くとれ、本体などの重量物を上下動させるに充分な荷重
発生が可能となり、従来のフードペダル方式などと異な
り、作業中においても片手操作によるオーガの高さ調整
が可能となり、操作性が優れるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は除雪機の側面
図、第2図はその要部の後面図、第3図はオーガ高さ調
整ハンドルの把持部付近の断面図、第4図はオーガ高さ
調整ハンドルの下端部と係止板部分を示す断面図、第5
図は第4図の側断面図である。 1は除雪機、2は本体、5はオーガ、7は駆動車軸、8
は駆動輪、9は従動車側、10は従動輪、11はクローラ、
12は連結フレーム、13は固定軸、14はロアーリンク、15
はアッパーリンク、16は連結ピン、17は回動軸、18はブ
ラケット、19はオーガ高さ調整ハンドル、20は棒状パイ
プ、21は係止棒、22はスプリング、23は操作レバー、24
は支軸、26,28は係止溝、27は係止板、29はハンドルパ
イプ、30は操作パネル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方にオーガを備える本体を前車軸に回動
    自在に支持し、その本体の後部を走行部に対して前車軸
    を中心に上下方向に回動させることにより前記本体の前
    方のオーガの高さの調整を行う除雪機において、前記走
    行部の後部の左右方向に延びる軸の両端部にそれぞれロ
    アーリンクの下端部を取り付け、これらのロアーリンク
    の上端部にそれぞれアッパーリンクを回動自在に連結
    し、これらのアッパーリンクの上端部を前記本体に回動
    自在に支持されて左右方向に延びる回動軸に固着し、こ
    の回動軸に固着されて回動軸を回動させるオーガ高さ調
    整ハンドルを設けるとともに、前記本体に固着され複数
    個の係止溝を前後方向に備えた係止部材を設け、前記オ
    ーガ高さ調整ハンドルを所望の回動位置で前記係止部材
    の係止溝に係止可能としたことを特徴とする除雪機のオ
    ーガ高さ調整装置。
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