JP3984905B2 - 溝掘機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圃場で溝掘りを行なう溝掘機の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、圃場に排水、水はけ用の溝や、播種、移植用の溝を形成する歩行型の溝掘機が知られている。この溝掘機は、ロータリ溝掘装置を具備する溝掘機本体と、該溝掘機本体から延設されるハンドルとを備え、具体的には以下のように構成されている。
【0003】
特開2002−199802号公報で開示される溝掘機では、同号公報の図1及び図2に示すように、機関部4、該機関部4の動力を伝達する伝動機構部5、該伝導機構部5を通して伝達される動力により回転する左右一対の溝掘用ロータ6、機体の移動に伴って地表を従動走行する接地輪7、機体牽引ハンドル9、スタンド10、該溝掘用ロータ6の後方(接地輪7側)中央位置に設置した整形部材11、該溝掘用ロータ6の上部を被うカバー12等からなり、溝掘の際には、機体牽引ハンドル9を持ち、矢印方向に牽引する。なお、同図では、牽引ハンドル9側が機体進行方向となって前方となる。
【0004】
溝掘の際は、スタンド10による支持を解除し、機体牽引用ハンドル9を持って進行方向前方に向けて牽引すると、接地輪7が機体を支持しつつ地表を従動回転する。このとき、溝掘用ロータ6は機体の進行方向とは逆方向に回転しながら土を左右に跳ね上げて溝掘をする。次いで、整形部材11が左右の溝掘用ロータ6の間の残土を左右に均す。そして、接地輪7が作業後の土壌表面を通過し、溝が形成されていく。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−199802号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように溝掘機は構成されており、前記のように溝掘の際には、作業者は該溝掘機を牽引するのであるが、この牽引や溝掘用ロータ6により地中に食い込む力は比較的大きく、作業者への負担も大きい。そこで、本発明では、この作業者が溝掘機を牽引する労力を軽減するとともに、また、溝掘作業がし易いように、機体本体の姿勢を変えることができる溝掘機を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
ロータリ溝掘装置を具備する機体本体(2)と、該機体本体(2)から延設されるハンドル操作部(3)とを備えた溝掘機(1)において、前記機体本体(2)の下方には、ロータリ溝掘装置(4)の反ハンドル操作部である機体進行方向後側に、接地輪(7)を設け、該ハンドル操作部(3)である機体進行方向(F)側にも、尾輪(6)を設け、前記尾輪(6)は支持部材(61)の下端部に取り付け、該支持部材(61)の上端部を、前記ハンドル操作部(3)の下端部に支持軸(39)により上下回動可能に軸支し、該尾輪(6)に高さ位置調節手段を設け、該高さ位置調節手段は、該支持部材(61)の上端部の被固定部材(63)と、該被固定部材(63)に接近対向させて前記ハンドル操作部(3)の下部に付設した固定装置(62)とで構成し、前記被固定部材(63)は、前記支持部材(61)とハンドル操作部(3)との取付部を中心とした円弧面を備えて、該円弧面に沿い所定間隔を開けて複数の孔部(63b)を形成し、前記固定装置(62)は本体から出没自在な固定ピン(62b)を具備し、該固定ピン(62b)を前記複数の孔部(63b)の一つに係合させることで、尾輪(6)の高さ位置を固定し、前記ハンドル操作部(3)に固定装置(62)の手元操作レバー(65)を設け、該手元操作レバー(65)と、前記固定ピン(62b)とをワイヤー(64)を介して接続し、手元操作レバー(65)を握ってハンドル操作部(3)を上下することにより、尾輪(6)の高さ調整を可能としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は第1実施例に係る尾輪6を備えた溝掘機1の側面図、図2は同じく平面図、図3は第1実施例に係る尾輪6及び、その支持部材61の側面図である。
【0011】
図4は同じく正面図、図5は参考構成例に係る尾輪6を備えた溝掘機1の側面図、図6は参考構成例に係る尾輪6及び、その支持部材68の正面図である。
【0012】
なお、溝掘機1は、図1、図5に示す矢印F方向が機体進行方向となり、よって、以下の説明では便宜的に図1、図5の矢印F方向を溝掘機1の前方として、各構造体の前後左右位置を説明し、また、その他の図面における各構造体の前後左右位置も図1又は図5に倣うものとする。
【0013】
まず、溝掘機1の全体構成について説明する。図1に示すように、溝掘機1は、ロータリ溝掘装置4を具備する機体本体2と、該機体本体2の前端部から前上方へ延出されるハンドル操作部3とを備え、該機体本体2の本体フレーム20上には駆動源たるエンジン5が載置固定されている。
【0014】
本体フレーム20の左右両側部からは、ロータリ溝掘装置4の上部を被うロータカバー29・29が垂設され、該本体フレーム20の後端部からは整地部材28が垂設されている。
【0015】
また、エンジン5下方の本体フレーム20間にはミッションケース(図示略)が支持固定されており、該ミッションケースの下端部にロータリ溝掘装置4の溝掘回転軸41が軸支されている。溝掘回転軸41はミッションケースの下端部から左右両側方へ水平に突設されて、該溝掘回転軸41の左右両側部に溝掘爪43・43・・・を具備する円筒ブラケット42・42が嵌着され、該溝掘回転軸41と該円筒ブラケット42・42とが一体的に回転するように固定されている。この溝掘用の溝掘爪43・43・・・は円筒ブラケット42の左右外側部に複数枚、放射状に植設されている。この溝掘爪43・43・・・と、円筒ブラケット42・42と、溝掘回転軸41とでロータリ溝掘装置4が構成されている。
【0016】
エンジン5の出力軸は下方に突出され、該エンジン5からの動力は、出力軸上の出力プーリから前記ミッションケースより側方に突出した入力軸上に設けた入力プーリにベルトを介して伝達され、この出力プーリと入力プーリの間にベルトテンション式主クラッチが配設されて、該ミッションケース内に配置された歯車等の動力伝達機構を介して溝掘回転軸41へ伝達されるようになっている。
【0017】
さらに、本体フレーム20の後部からは後下方へ向けて左右一対の支持アーム22・22が延設され、該支持アーム22・22の先端部(下端部)に接地輪7が回転自在に軸支されている。この接地輪7はロータリ溝掘装置4の後方に配置されており、支持アーム22・22の上端部は本体フレーム20の後部に所定の角度範囲で回動可能に取り付けられていて、該接地輪7が昇降可能に構成されている。
【0018】
なお、本実施例の溝掘機1は走行車輪は設けておらず、走行速度が遅く、遠くまで走行させながら移動することは殆どないので、溝掘爪43・43・・・と接地輪7とがその代わりの役目を果たしている。
【0019】
前記ハンドル操作部3は、ハンドル基部31と、左右一対のハンドルフレーム32・32等を備え、ハンドル基部31は本体フレーム20の前端部から前斜め上方へ向けて立設されて、該ハンドル基部31の上端部にハンドルフレーム32・32の下端部が前後回動可能に取り付けられ、ハンドルの高さを調整可能としている。ハンドルフレーム32・32は、平面視で「V」字状に配置されており、ハンドル基部31から前上方へ延設されて、該ハンドルフレーム32・32は上下中途部でハンドルステー33を介して連結され、つまり、ハンドルフレーム32・32間にハンドルステー33を横架して、ハンドル操作部3の剛性が高められている。
【0020】
ハンドルフレーム32・32の先端部は後下方へ折曲され、左右一方のハンドルフレーム32の先端部には後述する尾輪6の高さ位置調節装置60の手元操作レバー65が取り付けられ、左右他方のハンドルフレーム32の先端部には主クラッチレバー(図示略)が取り付けられている。この主クラッチレバーはワイヤー38を介して前記エンジン5の出力プーリとミッションケースの入力プーリとの間に設けられたベルトテンションクラッチと連動連結されている。作業者は該主クラッチレバーを握って上方(ハンドルフレーム32側)へ回動させることで、主クラッチが「切」状態となり、溝掘爪43・43・・・の回転が停止し、該主クラッチレバーを離すことで、主クラッチが「入」状態となり、ロータリ溝掘装置4の溝掘爪43・43・・・が回転する構成となっている。
【0021】
前記整地部材28はロータリ溝掘装置4によって除去されなかった残土(溝掘爪43により跳ね上げられなかった中央部の残土)を左右に均すとともに溝の肩を整形するものであり、前記支持アーム22に中央整地部材が上下方向に固設され、該中央整地部材は平面視V字状に構成されている。該中央整地部材の左右両側に側部整地部材が配置され、該側部整地部材の上部が本体フレーム20に固定され、下部が中央整地部材に固定されて、それぞれ高さ及び角度調整可能としている。
【0022】
さらに、本発明の溝掘機1には、ロータリ溝掘装置4の前方に尾輪6が設けられており、該尾輪6の構成について説明する。この尾輪6の構成については、1つの実施例と参考構成例があり、まず、その実施例から説明する。
【0023】
図3に示すように、実施例においては、尾輪6はハンドル基部31の下端部から支持部材61を介して前後回動可能に垂設され、高さ位置調節装置60を介して高さ変更可能に構成されている。
【0024】
図4に示すように、支持部材61は、左右一対の支持アーム61a・61aと、「門」字型の支持フレーム61bとから成り、該支持アーム61a・61aの下端から支持フレーム61bが垂設され、該支持フレーム61bの左右のフレーム間に尾輪6が軸支されている。ハンドル基部31の下端部から取付ブラケット34が垂設されており、該ブラケット34の左右両側部に支持アーム61a・61aの上端部が支持軸39により前後回動自在に取り付けられている。
【0025】
図3に示すように、左右一方の支持アーム61aの上端部には、支持アーム61a・61aとブラケット34との取付部の支持軸39を中心とした円弧面63aを備えた被固定部材63が取り付けられている。被固定部材63は円弧面63aに沿って複数の孔部63b・63b・・・が所定間隔を開けて形成されている。
【0026】
一方、ハンドル基部31の下部には被固定部材63に接近対向させて固定装置62が取り付けられている。固定装置62には本体62aから進退自在な固定ピン62bが設けられており、該固定ピン62bはバネ等の付勢手段(図示略)によって本体62aから外(前記孔部63b側)へ突出する方向に付勢され、固定ピン62bは孔部63bに挿入可能な大きさに構成している。そして、図1に示すように、左右一方のハンドルフレーム32の上端部には、固定装置62の手元操作レバー65が取り付けられており、該手元操作レバー65と、固定装置62の固定ピン62bとが操作力伝達手段たるワイヤー64を介して接続されている。
【0027】
以上のように、固定装置62と、被固定部材63と、ワイヤー64と、手元操作レバー65とから高さ位置調節装置60が構成され、該固定装置62の固定ピン62bを該被固定部材63の孔部63b・63b・・・の一つに係合させることで、尾輪6の高さ位置が固定される。
【0028】
具体的には、まず、作業者が左右一方の手で手元操作レバー65を握って上方(ハンドルフレーム32側)へ回動させることで、ワイヤー64が引っ張られて、固定装置62の固定ピン62bが本体62a内に退入し、該固定ピン62bと被固定部材63の孔部63bとの係合が解除される。この上で、作業者は左右他方の手で尾輪6の支持部材61を持ち、該支持部材61を前後(上下)に回動させて、尾輪6を所望の高さに調節する。そして、前記左右一方の手で握っている手元操作レバー65を放し、これによりワイヤー64の引っ張りが解除されて、固定装置62の固定ピン62bが本体62aから進出して、該被固定部材63の孔部63b・63b・・・の一つと係合し、尾輪6の高さ位置が固定される。
【0029】
なお、上記実施例では、固定装置62は手元操作レバー65によって操作されるが、該固定装置62の本体62aに操作部を設けて、尾輪6の直側方で操作する構成としてもよい。
【0030】
次に、尾輪6の構成の参考構成例について説明する。図5に示すように、参考構成例では、尾輪6は、本体フレーム20に取り付けられた支持フレーム67の筒状部67aに、支持部材68を介して、上下スライド可能に取り付けられ、高さ変更可能に構成されている。
【0031】
支持フレーム67は本体フレーム20の下端部に取り付けられ、その前部は本体フレーム20よりも前方へ突出されている。該支持フレーム67の筒状部67aは軸心を上下に向けた筒形状に形成されており、該筒状部67aの左右両側部には左右水平方向に固定側孔部が穿孔されている。
【0032】
図6に示すように、支持部材68は、支持ロッド68aと、「門」字型の支持フレーム68bとから成り、該支持ロッド68aの下端から支持フレーム68bの左右中央部が垂設され、該支持フレーム68bの左右のフレーム間に尾輪6が軸支されている。支持ロッド68aの上部には上下方向に所定間隔を開けて複数の被固定側孔部68c・68c・・・が左右水平方向に穿孔されている。
【0033】
以上、支持フレーム67の筒状部67aの固定側孔部67bと、支持部材68の上部の被固定側孔部68c・68c・・・と、ボルト69とナット70とから成る固定具とで、尾輪6の高さ位置調節装置が構成され、作業者は機体本体2の直後方の尾輪6のすぐ傍で、筒形状に形成された支持フレーム67の筒状部67aに支持ロッド68aの上部を挿入して、該筒状部67aの固定側孔部67bと該支持ロッド68a上部の被固定側孔部68c・68c・・・の一つとを位置合わせし、ボルト69を該固定側孔部67bと該被固定側孔部68cとに跨がらせて挿入し、該ボルト69の先端をナット70と締結することで、尾輪6の高さ位置が固定される。
【0034】
以上、溝掘機1の尾輪6の構成について、該尾輪6の構成は、上記構成に限定はしない。溝掘機1により溝掘を行なう際は、まず、土壌(表面)の状態や、掘る溝の深さに応じて、接地輪7の高さ、及び尾輪6の高さとを調整し、機体本体2の姿勢を調整する。そして、ハンドルフレーム32・32を持って進行方向前方に向けて牽引すると、接地輪7と尾輪6とが機体本体2を支持しつつ地表を従動回転し、この結果、牽引力が軽減されて作業者の労力が減る。また、このときロータリ溝掘装置4の溝掘爪43・43・・・は機体の進行方向とは逆方向に回転しながら土を左右に跳ね上げて溝掘が行され、整地部材28が左右のロータリ溝掘装置4の間の残土を左右に均す。そして、接地輪7が作業後の土壌表面を通過し、溝が形成されていく。必要に応じて上記の作業を繰り返せば深い溝を形成することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、次のような効果を奏する。
【0039】
ロータリ溝掘装置を具備する機体本体(2)と、該機体本体(2)から延設されるハンドル操作部(3)とを備えた溝掘機(1)において、前記機体本体(2)の下方には、ロータリ溝掘装置(4)の反ハンドル操作部である機体進行方向後側に、接地輪(7)を設け、該ハンドル操作部(3)である機体進行方向(F)側にも、尾輪(6)を設け、前記尾輪(6)は支持部材(61)の下端部に取り付け、該支持部材(61)の上端部を、前記ハンドル操作部(3)の下端部に支持軸(39)により上下回動可能に軸支し、該尾輪(6)に高さ位置調節手段を設け、該高さ位置調節手段は、該支持部材(61)の上端部の被固定部材(63)と、該被固定部材(63)に接近対向させて前記ハンドル操作部(3)の下部に付設した固定装置(62)とで構成し、前記被固定部材(63)は、前記支持部材(61)とハンドル操作部(3)との取付部を中心とした円弧面を備えて、該円弧面に沿い所定間隔を開けて複数の孔部(63b)を形成し、前記固定装置(62)は本体から出没自在な固定ピン(62b)を具備し、該固定ピン(62b)を前記複数の孔部( 63b)の一つに係合させることで、尾輪(6)の高さ位置を固定し、前記ハンドル操作部(3)に固定装置(62)の手元操作レバー(65)を設け、該手元操作レバー(65)と、前記固定ピン(62b)とをワイヤー(64)を介して接続し、手元操作レバー(65)を握ってハンドル操作部(3)を上下することにより、尾輪(6)の高さ調整を可能としたので、溝掘機により溝掘を行なう際や、溝掘機を移動させる際に、作業者がハンドル操作部を持って進行方向前方に向けて牽引すると、接地輪と尾輪とが機体本体を支持しつつ地表を従動回転し、この結果、牽引力が軽減されて作業者の労力が減り、作業効率が向上する。
また、土壌(表面)の状態や掘る溝の深さに応じて、尾輪の高さを変更することができ、溝掘作業がし易いように、簡単に機体本体の姿勢を傾けることができて、作業性が向上するのである。
【0036】
また、土壌(表面)の状態や掘る溝の深さに応じて、手元操作レバー(65)を握ってハンドル操作部(3)を操作し、尾輪を支持する支持部材を上下に回動させることで、尾輪の高さ位置を変更することができ、溝掘作業がし易いように、簡単に機体本体の姿勢を傾けることができて、作業性が向上するのである。
【0037】
また、土壌(表面)の状態や掘る溝の深さに応じて、尾輪の高さ位置を固定する、手元操作レバー(65)の操作で、固定手段の固定ピンと被固定手段の孔部との係合を一旦解除し、尾輪を支持する支持部材を上下に回動させて、該固定手段の固定ピンを該被固定手段の複数の孔部の一つに係合させることで、尾輪の高さ位置を変更することができ、溝掘作業がし易いように、簡単に機体本体の姿勢を傾けることができて、作業性が向上するのである。
【0038】
また、土壌(表面)の状態や掘る溝の深さに応じて、作業者は左右一方の手でハンドル操作部の手元操作部を操作することにより、尾輪の高さ位置を固定する、固定手段の固定ピンと被固定手段の孔部との係合を一旦解除し、左右他方の手で尾輪を支持する支持部材を上下に回動させて、該左右一方の手で該手元操作部を操作して該固定手段の固定ピンを該被固定手段の複数の孔部の一つに係合させることで、尾輪の高さ位置を変更することができ、溝掘作業がし易いように、簡単に機体本体の姿勢を傾けることができて、作業性が向上するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係る尾輪6を備えた溝掘機1の側面図。
【図2】 同じく平面図。
【図3】 実施例に係る尾輪6及び、その支持部材61の側面図。
【図4】 同じく正面図。
【図5】 参考構成例に係る尾輪6を備えた溝掘機1の側面図。
【図6】 参考構成例に係る尾輪6及び、その支持部材68の正面図。
【符号の説明】
1 溝掘機
2 機体本体
3 ハンドル操作部
4 ロータリ溝掘装置
6 尾輪
7 接地輪
20 本体フレーム
31 ハンドル基部
60 高さ位置調節装置
61 支持部材
61a 支持アーム
61b 支持フレーム
62 固定装置
62b 固定ピン
63 被固定部材
63b 孔部
64 ワイヤー
65 手元操作レバー
67 支持フレーム
67a 筒状部
67b 固定側孔部
68 支持部材
68a 支持ロッド
68b 支持フレーム
68c 被固定側孔部
69 ボルト
70 ナット

Claims (1)

  1. ロータリ溝掘装置を具備する機体本体(2)と、該機体本体(2)から延設されるハンドル操作部(3)とを備えた溝掘機(1)において、前記機体本体(2)の下方には、ロータリ溝掘装置(4)の反ハンドル操作部である機体進行方向後側に、接地輪(7)を設け、該ハンドル操作部(3)である機体進行方向(F)側にも、尾輪(6)を設け、前記尾輪(6)は支持部材(61)の下端部に取り付け、該支持部材(61)の上端部を、前記ハンドル操作部(3)の下端部に支持軸(39)により上下回動可能に軸支し、該尾輪(6)に高さ位置調節手段を設け、該高さ位置調節手段は、該支持部材(61)の上端部の被固定部材(63)と、該被固定部材(63)に接近対向させて前記ハンドル操作部(3)の下部に付設した固定装置(62)とで構成し、前記被固定部材(63)は、前記支持部材(61)とハンドル操作部(3)との取付部を中心とした円弧面を備えて、該円弧面に沿い所定間隔を開けて複数の孔部(63b)を形成し、前記固定装置(62)は本体から出没自在な固定ピン(62b)を具備し、該固定ピン(62b)を前記複数の孔部(63b)の一つに係合させることで、尾輪(6)の高さ位置を固定し、前記ハンドル操作部(3)に固定装置(62)の手元操作レバー(65)を設け、該手元操作レバー(65)と、前記固定ピン(62b)とをワイヤー(64)を介して接続し、手元操作レバー(65)を握ってハンドル操作部(3)を上下することにより、尾輪(6)の高さ調整を可能としたことを特徴とする溝掘機。
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