JP4351836B2 - グリップ式レバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業機のハンドルの把持部近傍に設けるレバー装置の操作に連動して作動する駆動スイッチ等のスイッチの作動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、歩行型作業機の後部にハンドルを設け、該ハンドル後端に設けられた把持部近傍にクラッチレバー等のレバーを設け、作業者がハンドルを握りながら該レバーを操作できる技術は広く知られている(例えば、特許文献1及び2参照。)。また、ハンドルの把持部近傍に設けられたクラッチレバー等に連結されたワイヤと連動して作動する安全装置等の技術も公知となっている(例えば、特許文献3参照。)。そして、レバー操作に連動してスイッチが作動する技術として、図5は従来のグリップ式レバーのスイッチ作動構造を示す側面図、図6は同じく一部底面図である。図5において、ハンドル100後端に設けられている把持部102の下方にレバー基部103を介して作業レバー101が配設されている。該作業レバー101の前上部に回動支点101aが設けられており、該回動支点101aで作業レバー101をレバー基部103に支持している。前記作業レバー101の前下部には係止ピン104が係止されされており、該係止ピン104に第一ワイヤ105の一端が固定されている。
【0003】
前記ハンドル100の中間部には駆動スイッチ50が取り付けられており、該駆動スイッチ50近傍におけるハンドル100の一端には取付部材107が固設されており、該取付部材107の下部には回動支点107aを設けて中継レバー108が回動自在に軸止されている。該中継レバー108先端側には柱状の係止軸112が設けられており、該係止軸112には前記第一ワイヤ105の他端と、第二ワイヤ106の一端が接続固定されている。そして、前記駆動スイッチ50は、前記係止軸112の回動範囲内に作動片52を突出し、係止軸112の揺動により作動片52が回動されて、駆動スイッチ50のON/OFFができるようにしている。一方、前記第二ワイヤ106の他端は図示せぬ主クラッチまたは作業クラッチに接続されている。
【0004】
また、前記中継レバー108の前後にはステー110・110がハンドル100下面からそれぞれ突設されており、該ステー110・110に第一ワイヤ105及び第二ワイヤ106がそれぞれ挿通支持されている。つまり、前記作業レバー101を把持部102とともに握ると、該作業レバー101が回動支点101aを中心に回動し、該作業レバー101に係止されている係止ピン104に固定された第一ワイヤ105がハンドル100の把持部102側に引っ張られる。すると、該第一ワイヤ105に連結した中継レバー108が回動支点107aを中心に回動し、該中継レバー108に固設されている係止軸112に当接された作動片52が回動され、駆動スイッチ50が作動する構造となっている。該駆動スイッチ50は安全スイッチとなっており、主電源のON/OFFができるようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−195142号公報
【特許文献2】
特開平7−310760号公報
【特許文献3】
特開平9−23701号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来のスイッチの作動構造では、該スイッチを設ける際、作業レバーはコスト等を考慮して市販品を使用しているため、別部品のスイッチ作動用の中継レバー等をハンドル中途部に設けたり、ワイヤも該中継レバーで中継させたりする必要があり、部品点数の増加や組立工程の複雑化が生じていた。また、前記中継レバーを設ける位置が構造上限定されるので、それに伴いスイッチが取付可能なハンドルの形状等も制限されていた。そこで、本発明では、上述のような作業レバーと連結するワイヤに連動してスイッチを作動するグリップ式のレバーにおいて、該スイッチを取り付けるために必要な部品点数の削減と、ハンドルの形状を選ばずに取り付けが可能で、また、該スイッチを取り付ける位置の自由度が高いグリップ式レバーを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
ロータリ耕耘装置(4)を備えた管理機本体(2)と、該管理機本体(2)の後端部から後上方へ延出されるハンドル操作部(3)とを具備し、該管理機本体(2)を構成する本体フレーム(20)上に、電動式駆動源たる電動モータ(5)を固定し、バッテリ(6)を着脱自在に搭載し、該本体フレーム(20)の下面にミッションケース(7)を取り付けた管理機(1)において、前記ハンドル操作部(3)のハンドル(9)の把持部(12)近傍に、グリップ式の作業レバー(10)を揺動可能に取り付け、該作業レバー(10)は、レバー基部(10b)とレバー回動部(10c)により構成し、該作業レバー(10)に連結したワイヤ(15)の他端は、管理機本体(2)上のコントロールボックス(19)部に設けた変速アームと接続し、該変速アームを回動することで、前記電動モータ(5)の回転数を変更可能とし、該レバー基部(10b)に、前記電動モータ(5)の電源の「入」「切」を行う駆動スイッチ(50)を付設し、該駆動スイッチ(50)の作動片(52)を、前記レバー回動部(10c)に設けた凸部と当接するように配置し、前記凸部は、前記ワイヤ(15)の一端を、レバー回動部(10c)に連結固定する係止ピン(14)と兼用したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
【0010】
図1は本発明の一実施例に係る管理機の全体側面図、図2は同じく正面図、図3は本発明のグリップ式レバーのスイッチ作動構造を示す側面図、図4は同じく底面図である。
【0011】
本発明のグリップ式レバーにスイッチを具備する作業機の一実施例として管理機1を用いて説明する。なお、本発明のスイッチ作動構造は、ハンドルに、安全装置や主クラッチや作業クラッチ等をグリップ式のレバーで操作する作業機であれば、本実施例の管理機に限定されるものではない。まず、管理機1の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。管理機1は、ロータリ耕耘装置4を具備する管理機本体2と、該管理機本体2の後端部から後上方へ延出されるハンドル操作部3とを備え、該管理機本体2の本体フレーム20上には、前部に電動式駆動源たる電動モータ5が載置固定され、後部にバッテリ6が着脱自在に搭載されて、該本体フレーム20の下面にミッションケース7が取り付けられている。前記本体フレーム20上の電動モータ5とバッテリ6は左右中央に配置して、ミッションケース7上方に位置して、前後左右のバランスがとれるようにして、できるだけ操向や作業に必要な力が小さくなるようにしている。この電動モータ5を搭載した管理機1は、エンジンを搭載した管理機に比べて軽量となり、持ち運びやすくなって、使い勝手がよくなる。
【0012】
ミッションケース7は正面視(側面視)「T」字型の構造体で、該ミッションケース7の垂下部7bは下方に突出して、該垂下部7bの下端部にロータリ耕耘装置4の耕耘軸41が軸支されている。耕耘軸41は垂下部7bから左右両側方へ水平に突設されて、該耕耘軸41の左右両側部に耕耘爪43・43・・・を具備する円筒ブラケット42・42が嵌着され、該耕耘軸41と該円筒ブラケット42・42とが一体的に回転するように固定されている。前記耕耘爪43・43・・・は円筒ブラケット42の左右中央部と外側部とに配置されて、それぞれの箇所で複数の耕耘爪43・43・・・が所定間隔をあけて放射状に植設されている。該耕耘爪43・43・・・と、円筒ブラケット42・42と、耕耘軸41とでロータリ耕耘装置4が構成されている。なお、本実施例の管理機には走行車輪は設けておらず、走行速度が遅く、遠くまで走行させながら移動することは殆どないので、耕耘爪43・43・・・がその代わりの役目を果たしている。
【0013】
また、本体フレーム20の後下端部には支持ブラケット22が取り付けられている。支持ブラケット22は本体フレーム20よりも後方へ突出されていて、該支持ブラケット22の後端に耕深調節部材23が装着されている。この耕深調節部材23は鋼棒等で構成されて、その上部が支持ブラケット22後端の筒部に挿入され、ボルト等で固定されて上下位置調節可能に取り付けられており、該耕深調節部材23の高さを変更することにより耕深を変更可能としている。この耕深調節部材23を土中に没入しておけば、耕耘作業中に耕耘爪43・43・・・が土中に食い込むように抵抗を与えることができるので機体姿勢が安定する。
【0014】
前記本体フレーム20上の電動モータ5の駆動軸51は、下方へ向けて突設されており、該駆動軸51はミッションケース7内に挿入されている。前記ミッションケース7の垂下部7bは筒状に延出されていて、該垂下部7b内に中間軸71が軸心を上下鉛直方向に向けて軸受を介して回転自在に支持され、該中間軸71の直下方で、前記ロータリ耕耘装置4の耕耘軸41が左右水平方向に配置されている。すなわち、中間軸71と駆動軸51とは平行に配置され、中間軸71と耕耘軸41とは直交する向きに配置される。そして、ミッションケース7内における駆動軸51には第一平歯車72が取り付けられるとともに、該中間軸71の上端部には該第一平歯車72と噛合する第二平歯車73が取り付けられ、垂下部7bの下部内における該中間軸71の他端部に第一傘歯車74が取り付けられるとともに、該耕耘軸41の左右中央部には該第一傘歯車74と噛合する第二傘歯車75が取り付けられている。
【0015】
つまり、駆動軸51からの回転動力は、平歯車72・73によって回転速度の減速及び回転トルクの増幅がなされた後中間軸71へ伝達され、該中間軸71の回転動力は、傘歯車74・75によりさらに回転速度の減速及び回転トルクの増幅がなされた後、耕耘軸41へと伝達され、円筒ブラケット42・42を介して耕耘爪43・43・・・が駆動する構造となっている。
【0016】
前記ハンドル操作部3は、ハンドル基部31と、左右一対のハンドルフレーム32L・32R等を備え、ハンドル基部31は本体フレーム20の後端部から後上方へ向けて立設されて、該ハンドル基部31の上端部にハンドルフレーム32L・32Rの下端部が前後回動可能に取り付けられ、ハンドルの高さを調節可能としている。ハンドルフレーム32L・32Rは、正面視で「V」字状に配置されており、ハンドル基部31から後上方へ延設されて、その先端部は後方へ折曲されハンドル9とし、該ハンドル9の後部には動力源となる電動モータ5の駆動スイッチ50が設けられている。本実施例においては、ハンドルフレーム32Lの後部に前記駆動スイッチ50と後述する作業レバー10が配置され、該駆動スイッチ50は主電源スイッチまたは安全スイッチを兼ねており、また、前記作業レバー10は変速装置を操作する変速レバーを兼ねており、該作業レバー10に連結したワイヤ15の他端は管理機本体2上に設けたコントロールボックス19内に設けた変速アームと接続され、該変速アームを回動することで、前記電動モータ5の回転数を変更できるようにしている。この回転数の変更は供給電圧を変更したり、インバータで周波数を変更したりすることで、変速できるように制御することが可能である。但し、コントロールボックス19の配設位置は限定するものではない。また、変速操作は作業レバー10ではなくボリュームで変速することもでき、作業レバー10は主クラッチやサイドクラッチ等とすることもできる。
【0017】
続いて、本発明に係る、前記ハンドル9に設けられる駆動スイッチ50の取付位置及び作動構造について図3及び図4を用いて説明する。なお、本発明は、左側に配設しているが、右側に配置することも可能である。前記ハンドル9は、該ハンドル9後端の把持部12の近傍に作業レバー10が配置され、該作業レバー10はレバー基部10bとレバー回動部10cより構成され、ボルト11等によって取付具18とレバー基部10bを下向きに取り付け、該レバー基部10bの前下端部にアウターチューブ16の一端を、ナット17・17により固定し、該アウターチューブ16に収納されたワイヤ15の一端を、係止ピン14を介してレバー回動部10cの前下部に取り付けている。そして、前記レバー基部10bに動力または電源の「入」「切」を行う駆動スイッチ50を設け、該スイッチ10の作動片52をレバー回動部10cに設けた凸部となる係止ピン14に当接するように配置している。つまり、前記レバー回動部10cの前上部に回動支点10aが設けられており、該回動支点10aでレバー回動部10cをレバー基部10bに回転自在に支持している。また、該レバー回動部10cは、前記レバー基部10b内部に係止されている図示せぬリターンスプリングにより通常ニュートラル状態(図の位置)に付勢されている。前記レバー回動部10cの前下部には、円柱状の部材である係止ピン14がレバー回動部10cと一体的に、ハンドル9長手方向に対して垂直に係止されており、該係止ピン14の左右方向略中央部にワイヤ15の一端が固定されている。
【0018】
前記レバー基部10b近傍には、前記駆動スイッチ50が取り付けられており、該駆動スイッチ50の作動片52が前記係止ピン14と当接され、前記レバー回動部10cを把持部12の側に引き寄せることにより、前記係止ピン14が回動されて作動片52が回動されて駆動スイッチ50がONされる。
【0019】
前記駆動スイッチ50は通常、作動片52を閉じた状態、即ち、「切」(OFF)状態であり、バッテリ6から電動モータ5へ電力が供給されない。そして、作業レバー10を握った時、つまり、レバー回動部10cを把持部12とともに握り、該レバー回動部10cを把持部12側へ引き寄せると、レバー回動部10cが回動支点10aを中心に回動するとともに、該レバー回動部10cと一体的に設けられている係止ピン14も連動し、該係止ピン14によって作動片52も開かれ、駆動スイッチ50「入」(ON)の状態となり、バッテリ6よりコントロールボックス19を介して電動モータ5に電力が供給される。また、前記係止ピン14に一端が固定されているワイヤ15が引っ張られることによって、該ワイヤ15他端に連結されている変速アームが回動されて、電動モータ5の出力回転数を増加させる。つまり、レバー回動部10cを把持部12側に引き寄せると、駆動スイッチ50が「入」の状態になり、同時に、変速されて作業ができる状態(作業クラッチが「入」の状態)となる。
【0020】
このように、駆動スイッチ50を把持部12とレバー回動部10cとをともに握り、該レバー回動部10cを把持部側に引き寄せることにより、レバー回動部10cに設けられた係止ピン14により直接前記駆動スイッチ50を入切させる構造にすることによって、図5に示す従来ハンドル9に取付部材107等を介して設けられていた中継レバー108やステー110等を別途設ける必要がなくなり、ワイヤも途中で中継する必要がなくなる。つまり、駆動スイッチ50をハンドル9に設ける際に必要な部品点数の削減が図れる。また、必要に応じて駆動スイッチ50を後から取り付ける場合や、追加する場合等も、別途に部品を用いることなく、駆動スイッチ50をレバー回動部10cと連動して作動するように、ハンドル9に設けることが可能となる。
【0021】
また、前記係止ピン14の代わりに凸状体を設けて、駆動スイッチ50の作動片52を作動させるスイッチ作動部材をワイヤ15に設け、ワイヤ15の動きによって駆動スイッチ50を入切させる構造にすることによって、該駆動スイッチ50を設ける位置の自由度の向上が図れる。さらに、除雪機やモア等上述したような通常用いられている把持部と、ワイヤが連結されたグリップ式のレバーを具備したハンドルを有する歩行型の作業機であれば、ハンドルの形状や長さ等に関係なく本発明は適用できるので、他の作業機等との互換性の向上も図ることができる。なお、スイッチを取り付ける場所を調節することによって、該スイッチの入切をレバーの握り具合に対応させて行うことも可能となる。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0023】
ロータリ耕耘装置(4)を備えた管理機本体(2)と、該管理機本体(2)の後端部から後上方へ延出されるハンドル操作部(3)とを具備し、該管理機本体(2)を構成する本体フレーム(20)上に、電動式駆動源たる電動モータ(5)を固定し、バッテリ(6)を着脱自在に搭載し、該本体フレーム(20)の下面にミッションケース(7)を取り付けた管理機(1)において、前記ハンドル操作部(3)のハンドル(9)の把持部(12)近傍に、グリップ式の作業レバー(10)を揺動可能に取り付け、該作業レバー(10)は、レバー基部(10b)とレバー回動部(10c)により構成し、該作業レバー(10)に連結したワイヤ(15)の他端は、管理機本体(2)上のコントロールボックス(19)部に設けた変速アームと接続し、該変速アームを回動することで、前記電動モータ(5)の回転数を変更可能とし、該レバー基部(10b)に、前記電動モータ(5)の電源の「入」「切」を行う駆動スイッチ(50)を付設し、該駆動スイッチ(50)の作動片(52)を、前記レバー回動部(10c)に設けた凸部と当接するように配置し、前記凸部は、前記ワイヤ(15)の一端を、レバー回動部(10c)に連結固定する係止ピン(14)と兼用したので、作業レバー10を握った時、つまり、レバー回動部10cを把持部12とともに握り、該レバー回動部10cを把持部12側へ引き寄せると、レバー回動部10cが回動支点10aを中心に回動するとともに、該レバー回動部10cと一体的に設けられている係止ピン14も連動し、該係止ピン14によって作動片52も開かれ、駆動スイッチ50「入」(ON)の状態となり、バッテリ6よりコントロールボックス19を介して電動モータ5に電力が供給される。
また、前記係止ピン14に一端が固定されているワイヤ15が引っ張られることによって、該ワイヤ15他端に連結されている変速アームが回動されて、電動モータ5の出力回転数を増加させる。
つまり、レバー回動部10cを把持部12側に引き寄せると、駆動スイッチ50が「入」の状態になり、同時に、変速されて作業ができる状態(作業クラッチが「入」の状態)となる。
このように、駆動スイッチ50を把持部12とレバー回動部10cとをともに握り、該レバー回動部10cを把持部12側に引き寄せることにより、レバー回動部10cに設けられた係止ピン14により直接前記駆動スイッチ50を「入」「切」させる構造にすることによって、図5に示す従来ハンドル9に取付部材107等を介して設けられていた中継レバー108やステー110等を別途設ける必要がなくなり、ワイヤも途中で中継する必要がなくなるのである。
また、必要に応じてスイッチを後から取り付ける場合や、追加する場合等も、別途に部品を用いることなく、スイッチをレバーと連動して作動するようにハンドルに設けることが可能となる。よって、コスト低減化が図れ、他の歩行型作業機のハンドルに容易に取り付けることができて、部品の共通化が図れる。
【0024】
また、前記凸部を本機側のクラッチまたは変速装置に連結するワイヤの一端と連結固定する係止ピンとしたので、スイッチを入切りするために、レバーに凸部を形成したり、取り付けたりする必要がなく、ワイヤの係止ピンを利用して、スイッチをON/OFFできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る管理機の全体側面図。
【図2】 同じく正面図。
【図3】 本発明のグリップ式レバーのスイッチ作動構造を示す側面図。
【図4】 同じく底面図。
【図5】 従来のグリップ式レバーのスイッチ作動構造を示す側面図。
【図6】 同じく一部底面図。
【符号の説明】
9 ハンドル
10 作業レバー
10b レバー基部
10c レバー回動部
12 把持部
14 係止ピン
15 ワイヤ
50 駆動スイッチ
Claims (1)
- ロータリ耕耘装置(4)を備えた管理機本体(2)と、該管理機本体(2)の後端部から後上方へ延出されるハンドル操作部(3)とを具備し、該管理機本体(2)を構成する本体フレーム(20)上に、電動式駆動源たる電動モータ(5)を固定し、バッテリ(6)を着脱自在に搭載し、該本体フレーム(20)の下面にミッションケース(7)を取り付けた管理機(1)において、前記ハンドル操作部(3)のハンドル(9)の把持部(12)近傍に、グリップ式の作業レバー(10)を揺動可能に取り付け、該作業レバー(10)は、レバー基部(10b)とレバー回動部(10c)により構成し、該作業レバー(10)に連結したワイヤ(15)の他端は、管理機本体(2)上のコントロールボックス(19)部に設けた変速アームと接続し、該変速アームを回動することで、前記電動モータ(5)の回転数を変更可能とし、該レバー基部(10b)に、前記電動モータ(5)の電源の「入」「切」を行う駆動スイッチ(50)を付設し、該駆動スイッチ(50)の作動片(52)を、前記レバー回動部(10c)に設けた凸部と当接するように配置し、前記凸部は、前記ワイヤ(15)の一端を、レバー回動部(10c)に連結固定する係止ピン(14)と兼用したことを特徴とするグリップ式レバー。
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